JP2003279120A - 燃焼制御装置 - Google Patents

燃焼制御装置

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JP2003279120A
JP2003279120A JP2002083054A JP2002083054A JP2003279120A JP 2003279120 A JP2003279120 A JP 2003279120A JP 2002083054 A JP2002083054 A JP 2002083054A JP 2002083054 A JP2002083054 A JP 2002083054A JP 2003279120 A JP2003279120 A JP 2003279120A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費を抑えることを目的とする。 【解決手段】 風呂用リモコン20が操作されると、風
呂用リモコン20のRC主電源入/切制御部26がオン
出力して、RC主電源23がオンになり、RC制御部2
1等が起動する。それに伴ってメインコン10のMCキ
ャリア検出部15が風呂用リモコン20からのキャリア
を検出し、MC電源入/切制御部16がオン出力して、
MC主電源13,MC制御部11が起動する。これによ
り、各リモコン20,40への供給電圧が上がり、操作
されていない台所用リモコン40においても、この電圧
変化を受けて自身のRC制御部41が起動し、追焚機能
付給湯器の通信システム全体が起動して通常モードにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリモコンにてメイン
コントローラの燃焼制御部を遠隔制御する燃焼制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から燃焼制御システム、例えば給湯
システムにおいては、台所,浴室といった給湯使用場所
にリモコンを設置し、リモコンからの操作指令を給湯器
本体に設けられたメインコントローラ(以下、メインコ
ンと呼ぶ)で受信して給湯制御を行うような構成がとら
れている。
【0003】こうしたリモコンおよびメインコンは、使
用者からの操作指令に対していつでも動作できるように
通信回路,燃焼制御回路等の負荷に常時電源が供給され
ているが、最近では、給湯動作を行っていない時の各負
荷での消費電力を抑えるために、電力供給を特定の負荷
のみ絞ってスタンバイし(待機モード)、リモコンの操
作を検出して通常モードに復帰するシステムも考えられ
ている。
【0004】この通信システムは、図6に示すように、
給湯器本体内に設けられるメインコン110(以下、必
要に応じてMCと呼ぶ)と、メインコン110に通信線
160を介して電力供給を受けると共にデータ通信を行
う風呂用リモコン120,台所用リモコン140(以
下、これらを区別しない場合には単にリモコンと呼び、
必要に応じてRCと呼ぶ)とから構成される。
【0005】メインコン110は、燃焼制御を行うMC
マイコン111と、MCマイコン111からの指令に基
づいてリモコンと通信を行うMC通信IC112と、そ
の通信ドライバーとなるMCドライバー119と、商用
電源を直流電圧に変換してMCマイコン111,MC通
信IC112へ電力を供給する主電源113と、主電源
113への電力供給ラインに設けられる主電源用スイッ
チ114と、各リモコン120,140からの通信信号
(キャリア)を検出するMCキャリア検出部115と、
キャリアの検出の有無に応じて主電源用スイッチ114
を制御するMC主電源入/切制御部116と、主電源用
スイッチ114を介さずに商用電源をMCマイコン11
1とは異なった電圧に変換してMCキャリア検出部11
5,MC主電源入/切制御部116へ電力を供給する副
電源117とからなる。メインコン110は、通常モー
ド時においては主電源用スイッチ114を閉じており、
全ての負荷に電源供給され、待機モード時においては主
電源用スイッチ114を開いて、MCキャリア検出部1
15,MC主電源入/切制御部116(図6中、*の付
いたもの)のみ副電源117から電源供給される。図中
における符号162は、主電源113と副電源117と
からなる電源部である。
【0006】リモコン120は、リモコン120の表示
や通信の制御を司るRCマイコン121と、RCマイコ
ン121からの指令に基づいてメインコン110と通信
を行うRC通信IC122と、その通信ドライバーとな
るRCドライバー132と、メインコン110から通信
線160を介して得た副電源117からの電力を所望の
電圧に変えてRCマイコン121およびRC通信IC1
22へ供給するRC電源123と、RC電源123への
電力供給ラインに設けられるRC用スイッチ124と、
メインコン110からのキャリアを検出するRCキャリ
ア検出部125と、キャリアの検出の有無に応じてRC
用スイッチ124を制御するRC電源入/切制御部12
6と、運転スイッチ130aおよび給湯温度の設定等を
行う設定スイッチを備えた操作キー130と、運転スイ
ッチ130aの操作の有無を検出するキー検出部131
と、設定給湯温度等を表示する表示部129とからな
る。リモコン120は、通常モード時においてはRC用
スイッチ124を閉じており、全ての負荷に電源供給さ
れ、待機モード時においてはRC用スイッチ124を開
いて、キー検出部131,RC電源入/切制御部12
6,RCキャリア検出部125のみメインコン110か
ら電源供給される。尚、台所用リモコン140は、風呂
用リモコン120と同様の構成であるため、説明を省略
する。
【0007】次に、起動時のシーケンスについて図7を
用いて説明する。メインコン110,リモコン120,
140が待機モードにある時に、ある1台のリモコン
(ここでは風呂用リモコン120)の運転スイッチ13
0aが操作されると、キー検出部131がオン信号を出
力し、それを受けてRC電源入/切制御部126がRC
用スイッチ124を閉じ、メインコン110から通信線
160,RC電源123を介してRCマイコン121,
RC通信IC122,表示部129,RCドライバー1
32に電力が供給されてこれらが起動する。こうして、
RCマイコン121は、システム全体を通常モードに戻
すため、RC通信IC122,RCドライバー132を
介してキャリア(ここでは、通常モードへの復帰信号)
を通信線160へ送信する。
【0008】そして、メインコン110では、MCキャ
リア検出部115が通信線160からのキャリアを検出
して、MC主電源入/切制御部116が主電源用スイッ
チ114を閉じて、主電源113からMCマイコン11
1とMC通信IC112に電力が供給されてこれらが起
動復帰する。こうして、MCマイコン111が通常コマ
ンドを通信線160へ送信する。一方、操作されていな
い台所用リモコン140では、RCキャリア検出部14
5が通信線160を介して風呂用リモコン120からの
キャリアを検出して、風呂用リモコン120と同様に、
RC電源入/切制御部146がRC用スイッチ144を
閉じ、メインコン110から通信線160,RC電源1
43を介してRCマイコン141とRC通信IC142
に電力が供給されてこれらが起動する。このようにし
て、操作された風呂用リモコン120に加えて、操作さ
れていない台所用リモコン140およびメインコン11
0が、待機モードから通常モードに切り替わり、メイン
コン110は、通常指令を各リモコン120,140に
それぞれ割り当てたタイミングで送信して通信を開始す
る。具体的には、メインコン110は、風呂用リモコン
120へデータを送信して風呂用リモコン120からの
応答を受信した後で、台所用リモコン140へデータを
送信して台所用リモコン140からの応答を受信するこ
とを繰り返す。
【0009】通常モードでの動作中に、1台のリモコン
の運転スイッチがオフ操作されると共に他のリモコンが
所定時間制御操作されていない等の、待機モードへ移行
する条件が揃うと、MCマイコン111は、各リモコン
120,140へ待機モード移行の指令を送信する。こ
れを受けて各リモコン120,140のRCマイコン1
21,141は、所定のタイミングでそれぞれ各自のR
C電源入/切制御部126,146にオフ信号を出力し
てRC電源123,143からの電力供給を停止し、待
機モードへ移る。そして、メインコン110のMCマイ
コン111は、所定時期にMC主電源入/切制御部11
6へオフ信号を出力し、主電源113を切って、MCマ
イコン111およびMC通信IC112へ電力を供給す
ることを停止し、待機モードへ移行する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この通
信システムでは、各リモコン120,140に、メイン
コン110からの復帰指令信号(キャリア)を受信する
ための専用回路(キャリア検出部125,145)をわ
ざわざ設けなければならず、待機時にも動作しているこ
のキャリア検出部125,145での電力消費が大きか
った。また、このキャリア検出部125,145は、通
信データの周波数を弁別するフィルター回路を必要とし
て構成が複雑になるため高価であった。本発明の燃焼制
御装置は上記課題を解決し、電力消費を抑えることを目
的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明の請求項1記載の燃焼制御装置は、通常モードにおい
てのみ動作する主電源および該主電源とは出力電圧が異
なり少なくとも待機モードにおいて動作する副電源を有
する電源部と、該主電源から電力供給されバーナの燃焼
制御を行う燃焼制御部と、該副電源から電力供給され通
常モードと待機モードとの切替を行うモード切替部とを
備えたメインコントローラと、上記メインコントローラ
の電源部から電力供給されると共に上記燃焼制御部と通
信を行う複数のリモコンとを備えた燃焼制御装置におい
て、上記リモコンは、上記メインコントローラの電源部
から供給される電源電圧に基づいて、リモコン自身の動
作モードを待機モードから通常モードに切り替えるリモ
コン側モード切替手段を備えたことを要旨とする。
【0012】また、本発明の請求項2記載の燃焼制御装
置は、上記請求項1記載の燃焼制御装置において、上記
リモコンは、上記リモコンの待機モード中においてリモ
コン操作の有無を判定する操作判定部を備え、該リモコ
ン操作が行われたことを検出して自身を通常モードに切
り替えると共に、上記メインコントローラのモード切替
部にモード切替指令を出力して該メインコントローラを
通常モードにすることにより、他のリモコンを待機モー
ドから通常モードに切り替えることを要旨とする。
【0013】また、本発明の請求項3記載の燃焼制御装
置は、上記請求項1または2記載の燃焼制御装置におい
て、上記主電源の設定電圧を上記副電源の設定電圧より
高くしたことを要旨とする。
【0014】上記構成を有する本発明の請求項1記載の
燃焼制御装置は、メインコントローラ(以下、メインコ
ンと呼ぶ)が燃焼制御を行う通常モードでは主電源から
燃焼制御部およびリモコンに電力が供給され、節電用の
待機モードにあるリモコンがそれぞれメインコンの主電
源の電源電圧を検出して各自のリモコンの動作モードを
通常モードに切り替える。このように、キャリアを用い
ず元々メインコンに備えていた主電源と副電源の電圧の
違いを利用してリモコンの動作モードを切り替えるた
め、消費電力量の多い復帰指令受信用の専用回路(キャ
リア検出回路)をわざわざ各リモコンに設けなくてもよ
く、待機中におけるリモコンの消費電力を抑えることが
できる。
【0015】また、本発明の請求項2記載の燃焼制御装
置は、メインコンおよび各リモコンの待機時において1
台のリモコンが操作されると、そのリモコンは、リモコ
ン操作が行われたことを検出して自身を通常モードに切
り替えると共に、メインコンのモード切替部にモード切
替指令を出力してメインコンを通常モードにして主電源
からリモコンへ電力を供給する。他のリモコンは、この
主電源の電圧を検出して各自の動作モードを通常モード
に切り替える。つまり、1台のリモコンを操作するだけ
で、通信キャリアを使わずに自動的に他のリモコンを待
機モードから通常モードへ切り替えることができる。
【0016】また、本発明の請求項3記載の燃焼制御装
置は、主電源の設定電圧の方が副電源より高く、しか
も、電源部からの電力が主電源と副電源との区別なく各
リモコンへ供給されるため、通常モードでは、電圧の高
い主電源が自動的に副電源より優先されて各リモコンへ
供給される。
【0017】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の燃焼制御装置
の好適な実施形態について説明する。
【0018】本発明の一実施形態としての追焚機能付給
湯器について図1〜図4を用いて説明する。追焚機能付
給湯器の通信システムは、図1に示すように、給湯器本
体内に設けられるメインコントローラ10(以下、メイ
ンコンあるいはMCと呼ぶ)と、メインコン10に通信
線60を介して電力供給を受けると共にデータ通信を行
う風呂用リモコン20,台所用リモコン40(以下、こ
れらを区別しない場合には単にリモコンと呼び、必要に
応じてRCと呼ぶ)とから構成される。尚、この追焚機
能付給湯器では、最大4台までリモコンを接続できるよ
うになっているが、本実施形態では、リモコンを2台備
えている。
【0019】メインコン10は、給湯器本体のセンサ,
アクチュエータと入出力インターフェースを介して接続
され図示しない給湯バーナ,風呂バーナの燃焼制御を行
うマイコンを要部とするMC制御部11(燃焼制御部)
と、MC制御部11からの指令に基づいてリモコン2
0,40へ通信を行うMC送受信回路12と、MC制御
部11の暴走を監視するウォッチドッグ回路19と、商
用電源を直流電圧に変換してMC制御部11,MC送受
信回路12,ウォッチドッグ回路19へ電力を供給する
MC主電源13と、MC主電源13への電力供給ライン
に設けられるMC主電源用スイッチ14と、各リモコン
20,40からの通信信号(キャリア)を検出するMC
キャリア検出部15と、キャリアの検出の有無に応じて
MC主電源用スイッチ14を制御するMC電源入/切制
御部16(モード切替部)と、商用電源をMC制御部1
1とは異なった電圧に変換してMCキャリア検出部15
およびMC電源入/切制御部16へ電力を供給するMC
副電源17と、各リモコン20,40からのキャリアを
MC主電源13やMC副電源17へ送らないようにする
MCフィルター18とからなる。MC副電源17への電
力供給ラインにスイッチを設けていないため、MC副電
源17は常時商用電源から電力供給を受ける。メインコ
ン10は、通常モード時においてはMC主電源用スイッ
チ14を閉じており、全ての負荷に電源供給され、待機
モード時においてはMC主電源用スイッチ14を開い
て、MCキャリア検出部15,MC電源入/切制御部1
6,MC副電源17(図1中において*の付いたもの)
のみMC副電源17から電源供給される。図中における
符号62は、MC主電源13とMC副電源17とからな
る電源部であり、電力供給線を兼用した通信線60と接
続されている。
【0020】次に、風呂用リモコン20の主な構成要素
について説明する。尚、台所用リモコン40(図2参
照)については、同様の構成要素を備えているため説明
を省略する。風呂用リモコン20は、設定給湯温度等を
表示したりブザーを鳴らす表示部29と、メインコン1
0と通信制御を行うと共に表示部29を駆動制御するR
C制御部21と、メインコン10と通信するRC送受信
回路22と、メインコン10から通信線60を介して得
た電力を所望の電圧に変えてRC制御部21,RC送受
信回路22,表示部29へ電力を供給するRC主電源2
3と、RC主電源23への電力供給ラインに設けられる
RC主電源用スイッチ24と、メインコン10から供給
される電力の電圧を検出する電圧検出部25と、電圧検
出値に応じてRC主電源用スイッチ24を制御するRC
主電源入/切制御部26(リモコン側モード切替手段)
と、運転スイッチ30aおよび給湯温度の設定等を行う
設定スイッチを備えた操作キー30と、運転スイッチ3
0aの操作の有無を検出するキー検出部31(操作判定
部)と、メインコン10から通信線60を介して得た電
力を所望の電圧に変えて電圧検出部25,RC主電源入
/切制御部26,操作キー30,キー検出部31へ電力
を供給するRC副電源27と、RC送受信回路22から
メインコン10への通信信号(キャリア)を電圧検出部
25やRC副電源27へ送らないようにするRCフィル
ター28とを備える。風呂用リモコン20は、通常モー
ド時においてはRC主電源用スイッチ24を閉じてお
り、全ての負荷に電源供給され、待機モード時において
はRC主電源用スイッチ24を開いて、電圧検出部2
5,RC電源入/切制御部26,RC副電源27,キー
検出部31のみメインコン10から電源供給される。
【0021】この風呂用リモコン20は、メインコン1
0から送信されるリモコン制御情報に含まれる信号であ
る応答要求1(図示略)に対してデータを送信するもの
で、一方、台所用リモコン40は、メインコン10から
の送信信号である応答要求2に対してデータを送信する
ものである。つまり、各リモコン20,40は、メイン
コン10と通信するタイミングがそれぞれ割り当てられ
ている。
【0022】次に、起動時のシーケンスについて図3を
用いて説明する。メインコン10が待機モードにある時
に、リモコン20,40は、メインコン10のMC副電
源17からその設定電圧で電力が通信線60を介して供
給されて待機モードを維持する。この状態から、ある1
台のリモコン(ここでは、風呂用リモコン20)の運転
スイッチ30aが操作されると、キー検出部31がオン
信号を出力し、それを受けてRC電源入/切制御部26
がRC主電源用スイッチ24を閉じて、メインコン10
から通信線60を介してRC制御部21,RC送受信回
路22,表示部29に電力が供給されてこれらが起動
し、RC制御部21が通信データをRC送受信回路2
2,通信線60を介してメインコン10へ送信する。
【0023】そして、メインコン10では、MCキャリ
ア検出部15が通信線60からのキャリアを検出して、
MC電源入/切制御部16がMC主電源用スイッチ14
を閉じて、MC主電源13からMC制御部11,MC送
受信回路12,ウォッチドッグ回路19に電力が供給さ
れてこれらが起動し、各リモコン20,40にはMC主
電源13の設定電圧が印加される。
【0024】自身の運転スイッチが操作されていないリ
モコン(ここでは台所用リモコン40)は、電圧検出部
45で主電源の電圧を検出して、それを受けてRC電源
入/切制御部46がRC主電源用スイッチ44を閉じ
て、メインコン10から通信線60を介して供給される
電源をRC主電源43で所定電圧に変換して、表示部4
9,RC制御部41,RC送受信回路42に電力が供給
されてこれらが起動し、待機モードから通常モードに移
行してメインコン10と通信できるようになる。つま
り、あるリモコンが操作されると、そのリモコンのRC
制御部等が起動し、それに伴ってメインコン10のMC
主電源13,MC制御部11が起動して各リモコンへの
供給電圧が変更され、操作されていないリモコンにおい
ても、この電圧変化を受けて自身のRC制御部が起動
し、追焚機能付給湯器の通信システム全体が起動して通
常モードになる。
【0025】通常モードになったメインコン10は、起
動したMC制御部11からリモコン制御情報を送信する
と共に、所定間隔をあけて各リモコンへ応答要求信号を
送信する。この情報を受けて風呂用リモコン20は、操
作情報をメインコン10へ送信する。一方、台所用リモ
コン40は、応答要求2の信号を受けて、メインコン1
0と接続しているというデータをメインコン10へ送信
する。但し、このメインコン10には2台のリモコンし
か接続されていないので、応答要求3,4の信号に対す
る返信は来ない。このようにして、メインコン10とリ
モコン20,40との通信が繰り返される。
【0026】次に、通常モードから待機モードへ移行す
るシーケンスについて図4を用いて説明する。風呂用リ
モコン20は、通常モードでの動作中に運転スイッチ3
0aでオフ操作されると、メインコン10から送信され
たリモコン制御情報に応答して、メインコン10にオフ
操作データを送信する。メインコン10のMC制御部1
1は、待機モードへ移行する条件(オフ操作されていな
いリモコンが所定時間制御操作されていないこと等)が
揃うと、MC電源入/切制御部16へ主電源停止信号を
出力して、MC主電源用スイッチ14を開き、各リモコ
ン20,40へ供給する電力をMC主電源13からMC
副電源17に切り替える。
【0027】これにより、リモコン20,40は、待機
時の電圧を検出してRC主電源用スイッチ24,44を
開き、RC主電源23,43をオフして、そこから電力
を得ていたRC制御部21,41,RC送受信回路2
2,42,表示部29,49の動作が停止して、待機モ
ードになる。メインコン10においても、MC主電源1
3のオフにより、そこから電力を得ていたMC制御部1
1,MC送受信回路12,ウォッチドッグ回路19の動
作が停止して、待機モードへ移行する。
【0028】以上説明したように、本実施形態の追焚機
能付給湯器の通信システムでは、各リモコンに復帰移行
指令信号を受信するための専用回路(キャリア検出部)
を設けなくても、電圧検知という簡単な方法で各リモコ
ンを起動させることができ、待機中の電力消費を抑える
ことができる。しかも、待機・通常切替のための回路が
安価になる。
【0029】以上本発明の実施形態について説明した
が、本発明はこうした実施形態に何等限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。例えば、MC
副電源17は、常に動作させる代わりに、図5に示すよ
うに、MC副電源17への電力供給ラインにMC副電源
用スイッチ61を設けてMC電源入/切制御部16での
制御により、通常モードでは動作させず待機モードのみ
動作させるようにしても構わない。
【0030】また、各リモコン20,40の電圧検出部
25,45は、MC主電源13の設定電圧とMC副電源
17の設定電圧との中間値をしきい値として電圧を検出
してもよい。つまり、8V(MC副電源17)や12V
(MC主電源13)といった正確な電圧値が検出されな
くても、その中間値の10V以上,10V未満の何れか
を検出して、RC主電源入/切制御部26,46をオン
・オフさせて、待機・通常モードの切替を行ってもよ
い。また、MC副電源17の設定電圧をMC主電源13
の設定電圧より高くして検出電圧の違いからRC主電源
入/切制御部26,46を制御してもよい。
【0031】また、通常モードから待機モードへの移行
は、MC副電源17の設定電圧の検出に基づいて行う代
わりに、通信データにより行ってもよい。この場合に
は、MC副電源17に切り替えるタイミングを、キャリ
ア送信によりリモコン20,40を待機モードにしてか
ら所定時間後にすればよい。また、メインコンとリモコ
ン間の通信を電力供給線を用いず他の専用通信線を用い
てもよいし、また、有線でなく無線で通信を行ってもよ
い。また、キー検出部31が操作の有無を検出するキー
は、運転スイッチ30aに限定されず、他の操作キー3
0(例えば、設定給湯温度を増減するアップキー,ダウ
ンキー)であってもよい。
【0032】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
の燃焼制御装置によれば、待機モードの各リモコンは、
メインコントローラに元々備えられている2種類の電源
の電圧を確認するだけで通常モードに切り替えることが
できるため、キャリアを検出する専用回路を各リモコン
に設ける必要が無く、リモコンの動作モード切替のため
の回路で消費される電力を抑えることができる。しか
も、このモード切替用回路の構成が簡単になるため、製
造コストが安価となる。
【0033】更に、本発明の請求項2の燃焼制御装置に
よれば、1台のリモコンを操作してメインコンの動作電
源を主電源にすることにより、通信キャリアを使わずに
全てのリモコンを起動させることができる。
【0034】更に、本発明の請求項3の燃焼制御装置に
よれば、主電源の設定電圧の方が副電源より高いため、
通常モード時に主電源からの電力を優先してリモコンへ
供給するための回路が不要であり、製造コストを抑える
ことができる。しかも、待機時に動作する電源の電圧の
方が低いため、消費電力を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態としての追焚機能付給湯器の通信シ
ステムのブロック図である。
【図2】一実施形態としての追焚機能付給湯器の通信シ
ステムのブロック図の一部である。
【図3】一実施形態としての通信システムの起動時のタ
イミングチャートである。
【図4】一実施形態としての通信システムの待機移行の
タイミングチャートである。
【図5】変更例としての追焚機能付給湯器の通信システ
ムのブロック図である。
【図6】従来例としての追焚機能付給湯器の通信システ
ムのブロック図である。
【図7】従来例としての通信システムの起動時および待
機移行のタイミングチャートである。
【符号の説明】
10…メインコン、11…MC制御部、12…MC送受
信回路、13…MC主電源、14…MC主電源用スイッ
チ、15…MCキャリア検出部、16…MC電源入/切
制御部、17…MC副電源、20…風呂用リモコン、2
1,41…RC制御部、22,42…RC送受信回路、
23,43…RC主電源、24,44…RC主電源用ス
イッチ、25,45…電圧検出部、26,46…RC主
電源入/切制御部、27…RC副電源、30,50…操
作キー、30a,50a…運転スイッチ、31,51…
キー検出部、40…台所用リモコン、61…MC副電源
用スイッチ、62…電源部、125…RCキャリア検出
部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常モードにおいてのみ動作する主電源
    および該主電源とは出力電圧が異なり少なくとも待機モ
    ードにおいて動作する副電源を有する電源部と、該主電
    源から電力供給されバーナの燃焼制御を行う燃焼制御部
    と、該副電源から電力供給され通常モードと待機モード
    との切替を行うモード切替部とを備えたメインコントロ
    ーラと、 上記メインコントローラの電源部から電力供給されると
    共に上記燃焼制御部と通信を行う複数のリモコンとを備
    えた燃焼制御装置において、 上記リモコンは、上記メインコントローラの電源部から
    供給される電源電圧に基づいて、リモコン自身の動作モ
    ードを待機モードから通常モードに切り替えるリモコン
    側モード切替手段を備えたことを特徴とする燃焼制御装
    置。
  2. 【請求項2】 上記リモコンは、上記リモコンの待機モ
    ード中においてリモコン操作の有無を判定する操作判定
    部を備え、該リモコン操作が行われたことを検出して自
    身を通常モードに切り替えると共に、上記メインコント
    ローラのモード切替部にモード切替指令を出力して該メ
    インコントローラを通常モードにすることにより、他の
    リモコンを待機モードから通常モードに切り替えること
    を特徴とする請求項1記載の燃焼制御装置。
  3. 【請求項3】 上記主電源の設定電圧を上記副電源の設
    定電圧より高くしたことを特徴とする請求項1または2
    記載の燃焼制御装置。
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JP2011047577A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Noritz Corp 給湯システム
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