JP2004215481A - 省エネ制御端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象となる電気機器が稼動時のみ省エネ制御端末装置に通電し、無駄な電力消費のない省エネ制御端末装置を実現することを目的とする。
【解決手段】商用電源に接続する電気機器と並列に接続される制御手段を備え、前記電気機器への電源供給状態を判断して前記制御手段への電源供給をコントロ−ルする省エネ制御端末装置を提供する。さらに、電気機器への電源供給状態が前記電気機器がオフ状態にあると判断した時に前記制御手段への電源供給を停止する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気機器と商用電源間にアダプタのように外付けして電気機器の省エネを実施する省エネ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球温暖化防止、CO増加抑制制など環境問題への関心が高まりつつあるが、依然としてエネルギー消費量は増加しつつある。特に家庭用エネルギー消費は産業用に比べて増加率が大きく、省エネの重要性が認識されつつある。一方、電気機器単体の消費電力の省エネについてはほぼ限界に近づきつつ有る。従って今後はシステムとして省エネを図るなど新たな展開が必要となってくる。
【0003】
その為に、対象となる電気機器と商用電源との間に設けた省エネ制御端末装置で、省エネ制御を行う従来例を図18に示す。省エネ制御端末装置1は電気機器2と商用電源3の間に取り付けられ、人感センサ6で人の不在を検出すると、適当な遅延時間を置いて、リレースイッチ5をオフし、対象となる電気機器の電源をオフする。そして電気機器2の電源を投入する場合は通信で省エネ制御端末装置にリレースイッチ5のオン指令を送信し、電気機器2の電源を投入する。以上により、消し忘れた電気機器を自動的にオフし、省エネを図ることができる。
【0004】
また、計測対象物への入力電流から電流を計測し、計測した電流が所定した時間、所定値以下の場合に省電力状態に移行する計測装置は知られている(例えば特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−139526号公報(請求項1、図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の省エネ制御端末装置は電気機器がオフ状態即ち時も常時通電しておく必要があり、特に電気機器など稼動時間よりも不使用時間の長い電気機器については、省エネ制御端末装置は無駄な電力を消費していることとなる。
【0007】
本発明は上記従来の課題に鑑み、対象となる電気機器が稼動時のみ省エネ制御端末装置に通電し、無駄な電力消費のない省エネ制御端末装置を実現することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の省エネ制御端末装置は、商用電源に接続する電気機器に接続される制御手段を備え、前記商用電源から前記電気機器への電源供給状態を判断して前記制御手段への電源供給をコントロ−ルするものである。さらに、本発明の省エネ制御端末装置は、電気機器への電源供給状態が前記電気機器がオフ状態にあると判断した時に前記制御手段への電源供給を停止するものである。
【0009】
また、本発明の省エネ制御端末装置は、商用電源に接続する電気機器に接続される制御手段と、前記商用電源から電気機器および制御手段の電力線に設けられ使用者によって前記電気機器および前記制御手段の電源をオンされる第1のスイッチと、前記第1のスイッチと並列接続され前記制御手段によってオンオフ制御される第2のスイッチとを備えたものである。
【0010】
さらに、本発明の省エネ制御端末装置は、商用電源に接続する電気機器に接続される制御手段と、前記商用電源から電気機器に投入する電流を検出する投入電流検出回路と、制御手段の電力線に設けられ、前記投入電流検出回路よってオン制御され、前記制御手段によってオフ制御される第3のスイッチとを備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1を示すもので、AC100Vの商用電源3にはまず省エネ制御端末装置1が入力される。さらに、省エネ制御端末装置1には入力用の受け側コンセントが設けられており、電気機器2のプラグを差し込むことで、電気機器2に商用電源を供給することができる。
【0013】
また、省エネ制御端末装置1には、商用電源に接続する電気機器の電力線9に設けられ使用者によって前記電気機器の電源をオンされる第1のスイッチ4が接続されている。この第1のスイッチ4は、使用者が操作してオンされるものであり、使用者が操作した時のみオンするスイッチである。
【0014】
さらに、省エネ制御端末装置1の内部には第1のスイッチ4と並列接続された第2のスイッチ5が設けられており、第1のスイッチがオフであっても、この第2のスイッチ5をオンオフすることで、電気機器2および制御手段15の電源を入り切りすることができる。なお、この第2のスイッチ5は制御手段15で制御されるものであり例えばリレーなどで構成される。また、本実施の形態では、制御手段15に電源供給される構成としているが、制御手段15に供給される電源は省エネ制御端末装置1全体の電源用として用いられるものである。
【0015】
また、商用電源3と電気機器2とを接続する電力線9には第1の電流計測手段11が設置され、その出力は制御手段15に入力されるようになっている。また、電気機器2には、機器の動作をオンオフできるローカルスイッチ2aが設けられており、このローカルスイッチ2aは、主電源がオフの状態からオンの状態になる時は、常にオンになるスイッチである。
【0016】
次に省エネ動作について図2のタイミングチャートも参考にしながら説明する。
【0017】
まず、電気機器2の電源投入手順について、以下に説明する。使用者の電源投入前は、スイッチ4、5は共にオフ状態である。最初に使用者が第1のスイッチ4を操作し、スイッチをオンすることにより電気機器2と制御手段15の両方に同時に電源が供給される。そして制御手段15は、電源が立ち上がるとその直後に第2のスイッチ5をオンにする。これにより、使用者が第1のスイッチ4の操作を解除し、スイッチがオフとなっても、電気機器2と制御手段15への電力供給が維持される。なお第1のスイッチ4は、上記したように使用者が操作しているときのみオンになるスイッチであり、使用者が操作を止めると、第1のスイッチ4は開状態となる。
【0018】
そして、電源供給されている間、制御手段15は第1の電流計測手段11で計測した電気機器2へ入力する電流値を検出し、その値が第1の所定値より大きい場合は電気機器2がオン状態であると判断して、第2のスイッチ5のオン状態を保持する。なおこの第1の所定値は、制御手段に内蔵または周辺回路に設けたメモリなどの記憶手段にあらかじめ記憶させておく。
【0019】
次に、使用者が電気機器の電源を切るために、電気機器2のローカルスイッチ2aをオフすると、電気機器2へ供給される電流は待機電流のみとなり、電流値は小さくなる。そして、第1の電流計測手段11で検出する電気機器2の入力電流が上述した第1の所定値以下になった場合、制御手段15は第2のスイッチ5をオフする。このようにすることにより、省エネ制御端末装置1は装置自体の電源をオフするとともに電気機器2も商用電源から切り離すので、電気機器2に待機電力がある場合でもその消費電流をゼロにし、合わせて省エネ制御端末装置1の消費電力も完全にゼロにすることができる。
【0020】
また、電源立上がり時の別のシーケンスとして、図3に示すように、次のようなことも可能である。すなわち、使用者が第1のスイッチ4をオンにすると、電気機器2がオンとなって電気機器2の消費電流が流れる。これを第1の電流計測手段11で検出し、それが第1の所定値より大きい場合に制御手段15で第2のスイッチ5をオンにするというシーケンスである。
【0021】
なお、本実施の形態では、第1のスイッチ4は、使用者の操作した時のみオンするスイッチを用いたが、オン状態及びオフ状態を保持するスイッチを用いた場合でも、使用者はオン操作をした後第1のスイッチ4をオフ状態に戻すように義務付けることで本実施の形態を適用できる。
【0022】
また、電気機器2のローカルスイッチ2aは、主電源投入時は常にオン状態となるスイッチとしたが、常にオンとなるとは限らないスイッチであっても、リモコン等を用いることにより、使用者が第1のスイッチ4をオンにしながらローカルスイッチ2aをオンするようにすることで、本実施の形態を適用できる。
【0023】
以上のように本実施の形態によれば、電気機器2の電源オン時の投入電流を検出して省エネ制御端末装置1の電源を自動的に立ち上げることができる。また、電気機器2をオフした時に省エネ制御端末装置1自体の電源もオフするので、電力ロスを無くすことができる。
【0024】
(実施の形態2)
図4は本発明の実施の形態2を示すものであり、実施の形態1の構成に対し、人感センサ6が新たに設けられている。そして本実施の形態は、人感センサ6を用いて使用者が近辺にいなくなれば自動的に電気機器の主電源をオフするものであり、電気機器2のオンオフ動作を行なうために使用者が操作する第1のスイッチ4などその他の構成については、実施の形態1と同じであるので重複する説明を省略する。
【0025】
そして、本実施の形態の制御手段15は人感センサ6で電気機器2の近くに人がいるかどうかを検出することで、電気機器2が使用されているかどうかを判定し、使用されていない場合は電気機器2および省エネ制御端末装置1自体の電源をオフすることで省エネ制御を行うものである。
【0026】
この具体的な動作を図5のタイミングチャートを使って説明する。なお図5において人感センサ6は検出エリア内に人をいる時はHを出力,いない時はLを出力することを示す。また図5では、電気機器2に既に電源が入っている状態を示している。
【0027】
図5において、人がいなくなり、人感センサ6の出力がHからLになると、制御手段15は経過時間を計測し、所定の遅延時間経過後に第2のスイッチ5をオフする。これにより、電気機器2及び省エネ制御端末装置1自体の入力電流をゼロにして省エネを図る。
【0028】
なおこの時、使用者の意に反して電気機器がオフとならないように、上述した所定の遅延時間の経過前に人が戻って来て人感センサの出力が再びHとなると、経過時間の計測をクリアする。そして、再度人が不在になったら計測をスタートする。
【0029】
なお、このような処理によれば、人感センサ6として例えば焦電型赤外線センサなど人体の移動,動作を検出した時のみパルスを出力するセンサを使用した安価なセンサを用いた場合でも、問題無く省エネ制御を実現できる。
【0030】
以上のように本実施の形態によれば、使用者が電気機器を切り忘れて、退出した時も省エネ制御端末装置1自体の電源もオフするので、電力ロスを無くすことができる。
【0031】
(実施の形態3)
図6は本発明の実施の形態3を示すものであり、実施の形態2の構成に対して、スイッチ4、5が、制御手段15の接続点より電気機器2側に設置されている点と、制御手段15のみをオンオフする第3のスイッチ8と電気機器2の投入電流を検出する第2の電流計測手段10と第3のスイッチ8をオンする投入電流検出回路12とが設けられている点が異なる。
【0032】
そして本実施の形態は、電気機器2のオンオフ動作を行なうために使用者が操作する第1のスイッチ4などその他の構成については、実施の形態1と同じであるので重複する説明を省略する。
【0033】
次に、本実施の形態の動作について図7を使用して説明する。まず、初期状態は電気機器2に電源が入っていない状態である。次に、使用者が第1のスイッチ4を投入すると電気機器2の電源がオンとなり、電気機器入力電流は図7に示すように電気機器2の電源オン直後に大きな投入電流が流れる。さらに投入電流検出回路12は、この投入電流を第2の電流計測手段10で検出すると、第3のスイッチ8をオンにする。そしてこれにより、制御手段15に電源が供給される。続いて制御手段15は、第2のスイッチ5をオンにする。これにより使用者が第1のスイッチ4の操作を止めても引き続き電気機器2の電源を保持することができる。
【0034】
次に、使用者により、電気機器2がリモコン或いは直接家電機器本体のローカルスイッチ2aをオフした場合、制御手段15は、電気機器2の電源電流が小さくなったことを第1の電流計測手段11で検出する。すると制御手段15は、第2のスイッチ5をオフした後第3のスイッチ8もオフして、電気機器2の待機電力と省エネ制御端末装置1自身の電源もオフして省エネを図る。
【0035】
なお、本実施の形態においては、実施の形態2で説明したのと同様、使用者の操作によらず、電気機器2を使用している状態で人感センサが人の不在を検出することで電源をオフにすることができる。その動作については、図8のタイミングチャートで示すように、制御手段15は不在検出した直後或いは所定時間経過後に第2のスイッチ5をオフにして電気機器2をオフし、省エネを図る。この後、第3のスイッチ8もオフし、省エネ制御端末装置1自体の電源もオフしてさらに省エネを図る。
【0036】
なお、第3のスイッチ8をオフする処理は第2のスイッチ5をオフした後に行なう単純なシーケンス制御で行ってもよいし、第1の電流計測手段11で電気機器の入力電流が小さくなったことを検出した結果で行ってもよい。
【0037】
以上のように本実施の形態によれば、省エネ制御端末装置の人感センサで不在を検出し省エネ制御を行う際に電気機器をオフした時に省エネ制御端末装置自体の電源もオフするので、電力ロスを無くすことができる。
【0038】
(実施の形態4)
図9は本発明の実施の形態4を示すものであり、実施の形態3の構成に対して赤外線出力を用いる信号出力手段7が追加になっている。なお赤外線出力を用いる信号出力手段7は通信手段の一実施例であり、電気機器2の通信インターフェースに合わせて選択される。また、本実施の形態は電気機器2の主電源をオンオフするスイッチが設けられておらず、電気機器2の通電中のみ省エネ制御端末装置1に通電し、省エネ制御端末装置1の省エネを行うものである。すなわち本実施の形態は、電気機器2の稼動時のみ省エネ制御端末装置1の電源が入り、電気機器2オフ時は省エネ制御端末装置1の消費電流がゼロとなるものである。
【0039】
図10にそのタイミングチャートを示す。なおここでリモコン出力とは使用者が操作する電気機器のリモコンのことである。
【0040】
まず、初期状態は電気機器2も省エネ制御端末装置1もオフ状態である。ここで、人がリモコンで電気機器2をオンすると、電気機器2に投入電流が流れ込む。これを第2の電流計測手段10で検出し、投入電流検出回路12で直流電圧に変換し、第3のスイッチ8をオンにする。すると、省エネ制御端末装置1に電源が供給され、省エネ制御端末装置1の電源が立ち上がり、電気機器2および省エネ制御端末装置1への電源供給が共に維持される。
【0041】
さらに、人がリモコンで電気機器をオフすると、電気機器の入力電流は待機時電流のみとなる。これを第1の電流計測手段11で検出し、検出した電流値が第1の所定レベル以下であると、制御手段15は、電気機器2がオフされていると判断して、第3のスイッチ8をリセットして、省エネ制御端末装置1自体の電源電流をゼロにする。
【0042】
以上のように省エネ制御端末装置1は対象となる電気機器2が稼動状態にある時のみ通電し、無駄な電力を削減することができる。
【0043】
また、上記説明は電気機器2のローカルスイッチ2aのオンオフ操作をリモコンで実施した例であるが、電気機器2のローカルスイッチの操作を直接行っても、本省エネ制御端末装置1は上記と同じ動作をし、電気機器2の待機電力もゼロにすることができる。
【0044】
なお、本実施の形態においては、使用者のリモコンまたは直接の操作によらず、電気機器2を使用している状態で人感センサが人の不在を検出することで電源をオフにすることができる。その動作については、図11のタイミングチャートで示すように、人が電気機器のそばから離れた場合、人感センサが不在出力し、制御手段15はそれを受けて、所定の遅延時間後電気機器2に赤外線でオフ指令を出力し、電気機器2をオフする。その後、制御手段15は第1の電流計測手段11で電気機器電流が所定レベル以下になっていることを検出したら、第3のスイッチ8をオフし、省エネ制御端末装置1の電源の供給をストップする。
【0045】
以上のように不在制御では対象となる家電機器の省エネはもちろん、省エネ制御端末装置の待機電力をゼロにすることができる。
【0046】
また図12は、本実施の形態をさらに発展させた実施例を示したものであり、図8で示した構成に対し、第2の電流計測手段10と第1の電流計測手段11の2個の電流計測手段の代わりに1個の第1の電流計測手段11で兼用するものであり、その他の構成は同一である。そして、このような構成とすることで電流計測手段の数を減らすことができ、安価な構成で、同様の作用、効果が得られる。
【0047】
また図13も本実施の形態を発展させたものであり、図8で示した構成に対し、新たに通信手段14を有し、外部の通信端末16からの指令を受けて、各所定時間および各所定値の変更や電気機器の遠隔制御などを行うようにしたものである。なお、ここでいう各所定時間および各所定値は、上記各実施に形態で説明した、人感センサからの出力信号の受信後スイッチをオフするまでの遅延時間や、電気機器の電源オンオフを判定するための電流値の大きさを指す。なお、図13では電灯線通信の例で説明してあるが、専用の通信線や無線通信などでも実現できる。
【0048】
また、図14も本発明の実施の形態を発展させたものであり、電気機器2のローカルスイッチ2aをオフにする信号出力手段7および人感センサ6をいずれもケーブル20で伸ばしたものである。例えば電気機器2がテレビなどの家電機器である場合、人感センサ6は電気機器の真上近辺に置くのが最も理想的であるし、信号出力手段7も電気機器2のそばに置くのが良い。また、このように分離型にしておけば、省エネ制御端末装置1自体は頻繁に操作するものではないので、屋内の目立たない所に収納することも可能である。
【0049】
さらに図15は、上記各実施の形態における投入電流検出回路12の一実施例を示すものである。そして、図15において、電気機器2の投入電流により第2の電流計測手段10の2次側にも電流が流れ、ダイオードブリッジ17で整流されて電解コンデンサ18に充電される。ラッチリレースイッチを用いた第3のスイッチ8のセットコイル20に電流が流れ、このラッチリレーがセットされ、制御手段15に電源が供給される。
【0050】
なお、図15においては、電気機器2のオンオフ状態の検出を第2の電流計測手段10で検出し、電気機器2の電源電流で行っているが、図16および図17に示すように、新たに電圧を計測するVT13を設けて電圧も検出し、演算によって電力を計算し電力値で行ってもよい。また、第2のスイッチ5または第3のスイッチ8の素子としてリレー,ラッチリレー、半導体などで構成することもできる。
【0051】
また第1および第2の電流計測手段はCTを用いることで安価でかつ容易に電流計測ができ、電流値検出できる。
【0052】
以上のように本実施の形態によれば、商用電源に接続する電気機器と並列に接続される制御手段を備え、前記電気機器への電源供給状態を判断して前記制御手段への電源供給をコントロ−ルするものであり、特に電気機器への電源供給状態が前記電気機器がオフ状態にあると判断した時に前記制御手段への電源供給を停止する形態としたので、電力ロスを無くすことができる。
【0053】
また、電気機器の電源オン時の投入電流を検出して省エネ制御端末装置の電源を自動的に立ち上げることができ、且つ人感センサによって不在であると判断された時に赤外線出力で電気機器をオフするために、使用者が電気機器をオンする際に赤外線リモコンを利用できるので使い勝手が良くなる。また、電気機器の電源オン状態を検出するためのCTと省エネ制御端末装置の電源を自動的に立ち上げるためのCTとを共用化できるので、コスト的にもスペース的にもメリットがある。
【0054】
さらに、省エネ制御端末装置のパラメータ(各所定時間、各所定値)の変更や電気機器の遠隔制御を通信手段を利用して行え、また、省エネ制御端末装置の人感センサや赤外線出力部がケーブルで延長されているので、人感センサや赤外線出力部を最適な場所に設置可能で、より精度の高い不在検出,赤外線出力を行うことができる。さらには、省エネ制御端末装置の電源を立ち上げる投入電流検出回路を簡単な回路構成で実現することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電気機器を省エネ制御する省エネ制御端末装置において、電気機器をオフした時に省エネ制御端末装置自体の電源もオフするので、不要な電力ロスを無くすことができ、また、省エネ制御端末装置の人感センサで不在を検出し省エネ制御を行う際に電気機器をオフした時に省エネ制御端末装置自体の電源もオフするので、電力ロスを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1における全体構成を示す図
【図2】本発明の実施の形態1の動作を示す図
【図3】本発明の実施の形態1の第2の動作を示す図
【図4】本発明の実施の形態2における全体構成を示す図
【図5】本発明の実施の形態2の動作を示す図
【図6】本発明の実施の形態3における全体構成を示す図
【図7】本発明の実施の形態3の動作を示す図
【図8】本発明の実施の形態3の第2の動作を示す図
【図9】本発明の実施の形態4における全体構成を示す図
【図10】本発明の実施の形態4の動作を説明する図
【図11】本発明の実施の形態4の第2の動作を説明する図
【図12】本発明の実施の形態4を発展させた第2の実施例の全体構成を示す図
【図13】本発明の実施の形態4を発展させた第3の実施例の全体構成を示す図
【図14】本発明の実施の形態4を発展させた第4の実施例の全体構成を示す図
【図15】本発明の投入電流検出回路の実施例を示す図
【図16】本発明の電気機器のオンオフ状態検出の別の方法を示す図
【図17】本発明の電気機器のオンオフ状態検出の別の第2の方法を示す図
【図18】従来例の全体構成を示す図
【符号の説明】
1 省エネ制御端末装置
2 電気機器
2a ローカルスイッチ
3 商用電源
4 第1のスイッチ
5 第2のスイッチ
6 人感センサ
7 信号出力手段
8 第3のスイッチ
9、19 電力線
10 第2の電流計測手段
11 第1の電流計測手段
12 投入電流検出回路
14 通信手段
15 制御手段
16 通信端末
17 ブリッジダイオード
18 コンデンサ
20 ケーブル

Claims (18)

  1. 商用電源に接続する電気機器と接続される制御手段を有し、前記商用電源から前記電気機器への電源供給状態を判断して前記制御手段への電源供給をコントロ−ルする省エネ制御端末装置。
  2. 電気機器への電源供給状態が前記電気機器がオフ状態にあると判断した時に前記制御手段への電源供給を停止する請求項1記載の省エネ制御端末装置。
  3. 商用電源に接続する電気機器と接続される制御手段と、前記電気機器の電力線に設けられる第1の電流計測手段と、前記電気機器および前記制御手段の電力線に設けられ使用者によって前記電気機器および前記制御手段の電源をオンされる第1のスイッチと、前記第1のスイッチと並列接続され前記制御手段によってオンオフ制御される第2のスイッチとを備えた省エネ制御端末装置。
  4. 商用電源に接続する電気機器に接続される制御手段と、前記電気機器の電力線に設けられる第2の電流計測手段と、前記第2の電流計測手段により前記電気機器に電源投入する電流を検出する投入電流検出回路と、前記制御手段の電力線に設けられ、前記投入電流検出回路によってオン制御され、前記制御手段によってオフ制御される第3のスイッチとを備えた省エネ制御端末装置。
  5. 商用電源に接続する電気機器と接続される制御手段と、前記電気機器の電力線に設けられる第1および第2の電流計測手段と、前記電気機器の電力線に設けられ使用者によって前記電気機器の電源をオンされる第1のスイッチと、前記第1のスイッチと並列接続され前記制御手段によってオンオフ制御される第2のスイッチと、前記第2の電流計測手段により前記電気機器に電源投入する電流を検出する投入電流検出回路と、前記制御手段の電力線に設けられ、前記投入電流検出回路によってオン制御され、前記制御手段によってオフ制御される第3のスイッチとを備えた省エネ制御端末装置。
  6. 第1の電流計測手段を、投入電流検出回路および制御手段に接続し、第2の電流計測手段を第1の電流計測手段と共用して一つの電流計測手段とした請求項5記載の省エネ制御端末装置。
  7. 投入電流検出回路は、検出した電流をブリッジダイオードとコンデンサで全波整流し、その全波整流出力で第3のスイッチをオン制御する請求項4または5記載の省エネ制御端末装置。
  8. 制御手段は、第1の電流計測手段により検出する電流値の大きさにより第2のスイッチをオンオフ制御する請求項3、5および6のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  9. 制御手段は、第1の電流計測手段により検出する電流値の大きさにより第3のスイッチをオフ制御する請求項4、5、6および7のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  10. 制御手段は、人感センサと接続し、前記人感センサの出力信号から不在であると判断した直後或いは所定時間以上継続した場合に第2のスイッチをオフ制御する請求項3、5、6、7および8のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  11. 制御手段は、電気機器のローカルスイッチをオフにする信号出力手段および人感センサと接続し、前記人感センサの出力信号から不在であると判断した直後或いは所定時間以上継続した場合に前記信号出力手段から出力することで、前記電気機器のローカルスイッチをオフする請求項3から10のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  12. 信号出力手段は赤外線を用いる請求項11記載の省エネ制御端末装置。
  13. 信号出力通信手段がケーブルを用いて制御手段に接続される請求項11または12記載の省エネ制御端末装置。
  14. 人感センサがケーブルを用いて制御手段に接続される請求項10から13のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  15. 商用電源と並列に接続し電力線に外部と通信したデータを付加する通信端末と、制御手段と接続し前記通信端末からの指令を受信する通信手段とを備え、前記制御手段は、前記指令に基づき、所定時間や所定レベル等の設定または電気機器の制御を行う請求項1から14のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  16. 通信手段は電灯線通信を用いたものである請求項15記載の省エネ制御端末装置。
  17. 電流計測手段のうち少なくとも1つはCTを用いる請求項3から16のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
  18. 第2のスイッチまたは第3のスイッチのうち少なくとも1つはリレースイッチを用いる請求項3から17のいずれかに記載の省エネ制御端末装置。
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