JP2003278051A - 複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面状体 - Google Patents

複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面状体

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JP2003278051A JP2002075320A JP2002075320A JP2003278051A JP 2003278051 A JP2003278051 A JP 2003278051A JP 2002075320 A JP2002075320 A JP 2002075320A JP 2002075320 A JP2002075320 A JP 2002075320A JP 2003278051 A JP2003278051 A JP 2003278051A
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memory wires
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Osamu Matsumoto
修 松本
Hiroshi Matsuda
宏 松田
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Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】隣接する形状記憶ワイヤーの間隔保持のために
ゲル状物質を用いることなく各種大きさのものを簡単に
得ることができる複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面
状体の提供。 【解決手段】並列した複数本の形状記憶ワイヤー2に、
これらワイヤー2と交差する複数本の並列した筋材3を
交錯して、ワイヤー2,2の間隔Wを保持した布状の面
状体とし、形状記憶ワイヤー2に絶縁被覆が施され及び
/又は絶縁性の筋材3が用いられていること。筋材3に
は、ポリエステル等の合成樹脂製であって、フイラメン
ト糸、撚糸又は細いテープ等に成形された可撓性のもの
が用いられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通電させる複数本
の形状記憶ワイヤーを取り扱い易くするための面状体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】形状記憶ワイヤーには、通電をON/O
FFして伸縮させるものがある。この形状記憶ワイヤー
は、一本では収縮力が小さいため、複数本を集めて大き
な収縮力を発揮させてアクチュエーター等に用いること
がある。ところで、複数本の形状記憶ワイヤーを集める
には、ワイヤーが何らかのアクシデエントで切断して隣
接するどうしが接触して短絡しないように、工夫せねば
ならない。工夫の一つとして、特開平6−126681
号公報には、並行な複数本の形状記憶ワイヤーの間隙に
ゲル状物質を充填する技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、形状記憶ワイ
ヤーの間隙にゲル状物質を充填する技術では、所定形状
の充填用型等を必要とするために、各種大きさのものを
簡単に得ることが難しく汎用性に欠ける問題点がある。
また、充填したゲル状物質が多くなると、重くなる問題
点も生じるそこで、本発明は、上記問題を解決するため
に、隣接する形状記憶ワイヤーの間隔保持のためにゲル
状物質を用いることなく各種大きさのものを簡単に得る
ことができる複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面状体
を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明が
採用した手段は、並列した複数本の形状記憶ワイヤー
に、これらワイヤーと交差する複数本の並列した筋材を
交錯して、ワイヤーの間隔を保持した布状の面状体と
し、形状記憶ワイヤーに絶縁被覆が施され及び/又は絶
縁性の筋材が用いられていることを特徴とする複数本の
形状記憶ワイヤーを備えた面状体である。筋材には、ポ
リエステル等の合成樹脂製であって、フイラメント糸、
撚糸又は細いテープ等に成形された可撓性のものが用い
られる。
【0005】請求項1の本発明にあっては、形状記憶ワ
イヤーに筋材を交錯した布状の面状体となるため、隣接
する形状記憶ワイヤーの間隔が筋材で保持され、また、
大きく形成した面状体を所望の大きさに裁断することで
各種大きさのものに対応させることができる。筋材とし
て、フイラメント糸、撚糸又は細いテープ等の軽いもの
を用いることができるため、面状体の軽量化が図れる。
また、可撓性の筋材を用いたときには、筋材を曲げて棒
状又は管状として用いることができる。
【0006】請求項2記載の本発明が採用した手段は、
並列した複数本の形状記憶ワイヤーに、これらワイヤー
と交差する並列した複数本の筋材を接合して、ワイヤー
の間隔を保持した面状体とし、形状記憶ワイヤーに絶縁
被覆が施され及び/又は絶縁性の筋材が用いられている
ことを特徴とする複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面
状体である。筋材には、ポリエステル等の合成樹脂製で
あって、フイラメント糸、撚糸又は細いテープ等に成形
された可撓性のものが用いられる。接合は、接着剤によ
る接着、粘着剤若しくは粘着テープによる粘着、または
筋材自身の溶融による接着で行われる。
【0007】請求項2の本発明にあっては、隣接する形
状記憶ワイヤーの間隔が接合した筋材で保持され、ま
た、大きく形成した面状体を裁断することで各種大きさ
のものに対応させることができる。筋材として、フイラ
メント糸、撚糸又は細いテープ等の軽いものを用いるこ
とができるため、面状体の軽量化が図れる。また、可撓
性の筋材を用いたときには、筋材を曲げて棒状又は管状
として用いることができる。
【0008】請求項3記載の本発明が採用した手段は、
並列して縦方向へ長い複数本の形状記憶ワイヤーと、縦
方向へ伸縮自在な面状基材とからなり、ワイヤーの伸縮
を確保するように両者を接合して、ワイヤーの間隔を保
持した面状体とし、形状記憶ワイヤーに絶縁被覆が施さ
れ及び/又は絶縁性の面状基材が用いられていることを
特徴とする複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面状体で
ある。面状基材としては、ポリエステル等の合成樹脂繊
維からなる編み布、織布若しくは不織布等の布、または
薄肉ゴムシート等の可撓性のものが用いられる。両者を
接合させ方法としては、接着剤による接着または粘着剤
若しくは粘着テープによる粘着があり、ワイヤーの伸縮
を確保するために接着または粘着は点在させている。
【0009】請求項3の本発明にあっては、隣接する形
状記憶ワイヤーの間隔が接合した面状基材で保持され、
また、大きく形成した面状体を裁断することで各種大き
さのものに対応させることができる。面状基材として、
布またはシート等の軽いものを用いることができるた
め、面状体の軽量化が図れる。また、可撓性の面状基材
を用いたときには、丸める等して棒状又は管状にして用
いることができる。
【0010】請求項4記載の本発明が採用した手段は、
前記並列した複数本の形状記憶ワイヤーの両端の各々が
通電用端子で連結され、これら端子間に引張力を負荷で
きる請求項1乃至3のいずれか1項に記載の複数本の形
状記憶ワイヤーを備えた面状体である。通電用端子を、
複数本の形状記憶ワイヤーと交差する方向に沿って曲げ
ることができる可撓性とすることもある。
【0011】請求項4記載の本発明にあっては、端子間
に引張力を負荷できるため、引張力を発揮するアクチュ
エーターに用いることが可能である。通電用端子を可撓
性としたとき、面状体を棒状又は管状に曲げるのと並行
して、通電用端子も曲げることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る複数本の形状
記憶ワイヤーを備えた面状体(以下、「本発明面状体」
という)を図面に示す実施の形態に基づいて説明する。
【0013】(第1の実施の形態)図1は本発明面状体
の第1の実施の形態を示すものであり、(A)は全体を
示す斜視図、(B)は(A)のI−I線で断面して拡大
した断面図である。本実施の形態の面状体1は、並列し
た複数本の形状記憶ワイヤー2に、これらワイヤー2と
交差する複数本の並列した筋材3を交錯して、隣接する
ワイヤー2,2の間隔Wを保持した布状となっている。
形状記憶ワイヤー2及び/又は筋材3には、隣接するワ
イヤー2,2が短絡しないように、絶縁が施されてい
る。形状記憶ワイヤー2の絶縁は、絶縁材を被覆して行
われる。筋材3の絶縁は、筋材3自体をポリエステル等
の絶縁性の合成樹脂若しくはガラス繊維で成形するか、
または、絶縁材を被覆して行われる。
【0014】前記形状記憶ワイヤー2は、組成比が適宜
に設定されたNi−Ti系合金またはCu系合金等であ
って、通電のON/FFで伸縮するものが選択される。
形状記憶ワイヤー2の太さとしては、外径が10〜50
0μmのものが選択される。
【0015】前記筋材3は、合成樹脂のモノフイラメン
ト又はマルチフイラメントからなる繊度が50〜300
デイニールのフイラメント糸若しくは撚糸又は細いテー
プ(厚みが15〜100μmの合成樹脂フイルムを1〜
2mm程度の幅でスリットしたもの)であって、曲げる
ことができる可撓性のものが選択される。筋材3は、合
成樹脂製の糸や細いテープ以外に、モノフイラメント又
はマルチフイラメントからなるガラス繊維を用いること
も可能である。
【0016】前記形状記憶ワイヤー2と筋材3の交錯
は、ワイヤー2の直線性を保持させて、筋材3が、並列
するワイヤー2の横断方向(矢符A方向)に沿ってワイ
ヤー2の下に沈み又は上に浮くことを交互に繰り返して
絡み合うようにして、平織りに類似する組織を形成する
ようにしてある。
【0017】本実施の形態の面状体1は、形状記憶ワイ
ヤー2に筋材3を交錯した布状であるため、隣接する形
状記憶ワイヤー2,2の間隔Wが筋材3,3,…で保持
される。また、大きく形成した面状体1は、所望の大き
さに裁断することで各種大きさのものに対応させること
ができる。更に、面状体1は、筋材3として、フイラメ
ント糸、撚糸又は細いテープ等の軽いものを用いること
ができるため、軽量化が図れる。更にまた、面状体1
は、可撓性の筋材3を用いたときには、筋材3,3,…
を曲げるようにして棒状(図示略)又は管状として用い
ることができる。
【0018】本実施の形態の布状とした面状体1の引張
強度を確認するための試験を行い、次の結果を得た。用
いた形状記憶ワイヤー2は、外径が0.058mmで長
さを100mmとした。比較テストピースは、1本の形
状記憶ワイヤーの両端の各々に、銅製の補助パイプを介
して圧着端子を接合したものである。本発明面状体1
は、9本の状記憶ワイヤー2とガラス繊維からなる筋材
3を交錯して布状とし、9本の形状記憶ワイヤーの両端
を集め、集めた各々に、銅製の補助パイプを介して圧着
端子を接合したものである。比較テストピースは、破壊
の限界まで電流を流したときの引張力が、約100gf
である。これに対して、本発明面状体1は、安定して5
00gfの引張力を発揮させることができた。この試験
から明らかなように、本発明面状体1は、安定して大き
な引張力を発揮させるアクチュエータとして用いること
ができる。
【0019】(第2の実施の形態)図2は本発明面状体
の第2の実施の形態を示すものであり、(A)は全体を
示す斜視図、(B)は(A)のII−II線で断面して
拡大した断面図である。本実施の形態の面状体11は、
並列した複数本の形状記憶ワイヤー2に、これらワイヤ
ーと交差する並列した複数本の筋材3を接合6して、隣
接するワイヤー2,2の間隔Wを保持したものである。
隣接するワイヤー2,2が短絡しないように、形状記憶
ワイヤー2及び/又は筋材3には、前記第1の実施の形
態と同様に絶縁が施されている。
【0020】前記形状記憶ワイヤー2及び前記筋材3に
は、前記第1の実施の形態と同様なものが選択される。
【0021】前記形状記憶ワイヤー2と筋材3の接合6
は、接着剤による接着、粘着剤若しくは粘着テープによ
る粘着、または筋材3自身の溶融による接着で行われ
る。また、この接合6は、ワイヤー2の伸縮を阻害しな
いように小さいな接合面積で行われ、軟質合成樹脂また
は軟質ゴム等からなる軟質の接着剤または粘着剤が用い
られる。
【0022】本実施の形態の面状体11は、並列した複
数本の形状記憶ワイヤー2からなるワイヤー群と、交差
して並列した複数本の筋材3からなる筋材群との接合6
で面状となるため、隣接する形状記憶ワイヤー2,2の
間隔Wが筋材3,3,…で保持される。また、大きく形
成した面状体11は、所望の大きさに裁断することで各
種大きさのものに対応させることができる。更に、面状
体11は、前記第1の実施の形態と同様に、軽量化が図
れ、可撓性の筋材3を曲げるようにして棒状(図示略)
又は管状として用いることができる。
【0023】(第3の実施の形態)図3は本発明面状体
の第3の実施の形態を示すものであり、(A)は全体を
示す斜視図、(B)は(A)のIII−III線で断面
して拡大した断面図である。本実施の形態の面状体21
は、並列して縦方向(矢符B方向)へ長い複数本の形状
記憶ワイヤー2と、縦方向へ伸縮自在な面状基材4とか
らなり、ワイヤー2の伸縮を確保するように両者2,4
を接合6して、隣接するワイヤー2,2の間隔Wを保持
したものである。
【0024】隣接するワイヤー2,2が短絡しないよう
に、形状記憶ワイヤー2及び/又は面状基材4には、絶
縁が施されている。形状記憶ワイヤー2の絶縁は、絶縁
材を被覆して行われる。面状基材4の絶縁は、面状基材
4自体をポリエステル等の絶縁性の合成樹脂で成形して
行われる。
【0025】前記形状記憶ワイヤー2は、前記第1の実
施の形態と同様なものが選択される。前記面状基材4
は、ポリエステル等の合成樹脂繊維からなる目付が5〜
200gr/m2 の編み布、織布若しくは不織布等の
布、または厚みが10〜500μmの薄肉ゴムシート等
の可撓性のものが用いられる。
【0026】前記形状記憶ワイヤー2と面状基材4の接
合6は、接着剤による接着または粘着剤若しくは粘着テ
ープによる粘着で行われる。また、この接合は、ワイヤ
ー2の伸縮を確保するために接着または粘着の箇所を点
在させ、軟質合成樹脂または軟質ゴム等からなる軟質の
接着剤または粘着剤が用いられる。
【0027】本実施の形態の面状体21は、並列した複
数本の形状記憶ワイヤー2からなるワイヤー群と、伸縮
自在な面状基材4との接合6で面状となるため、隣接す
る形状記憶ワイヤー2,2の間隔Wが接合した面状基材
4で保持される。また、大きく形成した面状体21は、
所望の大きさに裁断することで各種大きさのものに対応
させることができる。更に、面状体21は、前記第1の
実施の形態と同様に、軽量化が図れ、棒状(図示略)又
は管状として用いることができる。
【0028】(第4の実施の形態)図4は本発明面状体
の第4の実施の形態を示す平面図である。本実施の形態
の面状体31は、前記第1〜3の実施の形態に係る面状
体1,11,21を任意の大きさに裁断したものを用
い、並列した複数本の形状記憶ワイヤー2,2,…の両
端の各々が通電用端子5,5で連結され、これら端子
5,5間に引張力を負荷できるようにしてある。
【0029】前記通電用端子5は、複数本の形状記憶ワ
イヤー2,2,…と交差する方向(矢符A方向)に沿っ
て曲げることができるように、軟質の銅等で成形した可
撓性とすることもある。
【0030】本実施の形態の面状体31は、端子間に引
張力を負荷できるため、引張力を発揮するアクチュエー
ターに用いることが可能である。通電用端子5を可撓性
としたとき、面状体を棒状又は管状に曲げるのと並行し
て、通電用端子5も曲げることができる。
【0031】本実施の形態の面状体31の複数枚を積層
して出力が大きくなるように使用する場合には、面状体
31,31の間に、絶縁性のセパレート用シートを挟む
とよい。
【0032】
【発明の効果】請求項1〜3記載の本発明面状体は、次
のような効果を発揮する。 (1)形状記憶ワイヤーの間隔が保持されているため、
形状記憶ワイヤーが切断しても隣接する形状記憶ワイヤ
ーに接触して短絡することがなく、安定した使用を確保
できる。 (2)筋材または面状基材に軽いものを用いることが可
能なため、面状体の軽量化が図れる。 (3)大きく形成した面状体を裁断することで各種大き
さのものに対応させることができ、利用範囲の拡大が図
れる。
【0033】請求項4記載の本発明面状体は、引張力を
発揮する軽量のアクチュエーターを得ることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明面状体の第1の実施の形態を示すもので
あり、(A)は全体を示す斜視図、(B)は(A)のI
−I線で断面して拡大した断面図である。
【図2】本発明面状体の第2の実施の形態を示すもので
あり、(A)は全体を示す斜視図、(B)は(A)のI
I−II線で断面して拡大した断面図である。
【図3】本発明面状体の第3の実施の形態を示すもので
あり、(A)は全体を示す斜視図、(B)は(A)のI
II−III線で断面して拡大した断面図である。
【図4】本発明面状体の第4の実施の形態を示す平面図
である。
【符号の説明】 2…形状記憶ワイヤー,3…筋材,5…通電用端子,6
…接合,W…間隔
フロントページの続き Fターム(参考) 4L048 AA03 AA04 AA21 AB07 AB10 AB28 AB34 AC00 BA01 BA02 CA04 CA05 DA24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】並列した複数本の形状記憶ワイヤーに、こ
    れらワイヤーと交差する複数本の並列した筋材を交錯し
    て、ワイヤーの間隔を保持した布状の面状体とし、形状
    記憶ワイヤーに絶縁被覆が施され及び/又は絶縁性の筋
    材が用いられていることを特徴とする複数本の形状記憶
    ワイヤーを備えた面状体。
  2. 【請求項2】並列した複数本の形状記憶ワイヤーに、こ
    れらワイヤーと交差する並列した複数本の筋材を接合し
    て、ワイヤーの間隔を保持した面状体とし、形状記憶ワ
    イヤーに絶縁被覆が施され及び/又は絶縁性の筋材が用
    いられていることを特徴とする複数本の形状記憶ワイヤ
    ーを備えた面状体。
  3. 【請求項3】並列した縦方向へ長い複数本の形状記憶ワ
    イヤーと、縦方向へ伸縮自在な面状基材とからなり、ワ
    イヤーの伸縮を確保するように両者を接合して、ワイヤ
    ーの間隔を保持した面状体とし、形状記憶ワイヤーに絶
    縁被覆が施され及び/又は絶縁性の面状基材が用いられ
    ていることを特徴とする複数本の形状記憶ワイヤーを備
    えた面状体。
  4. 【請求項4】前記並列した複数本の形状記憶ワイヤーの
    両端の各々が通電用端子で連結され、これら端子間に引
    張力を負荷できる請求項1乃至3のいずれか1項に記載
    の複数本の形状記憶ワイヤーを備えた面状体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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