JP2003276721A - 紙カップと紙カップ胴部の貼り合わせ方法。 - Google Patents

紙カップと紙カップ胴部の貼り合わせ方法。

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JP2003276721A JP2002082731A JP2002082731A JP2003276721A JP 2003276721 A JP2003276721 A JP 2003276721A JP 2002082731 A JP2002082731 A JP 2002082731A JP 2002082731 A JP2002082731 A JP 2002082731A JP 2003276721 A JP2003276721 A JP 2003276721A
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Masayuki Taniguchi
谷口  正幸
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業工程の短縮をはかり、収率や能率の向上を
はかった端面処理を行った紙カップと該紙カップの胴部
の貼り合わせ方法を提供すること。 【解決手段】胴紙(10)並びに底紙(15)は、少な
くとも内層(2)に熱可塑性樹脂層を積層した紙を基材
とする複合シート(1)からなり、胴部貼り合わせ部
(13)が一方の端縁(11)がもう一方の端縁(1
2)より突出するように一方の端縁内面ともう一方の端
縁内面とを対向させて該内面同士を熱融着させ、その熱
融着部分(19)をもう一方の端縁が隠れるように片側
に倒して胴部に重ねた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙の端面が直接内
容物に触れないように端面処理を施した紙カップと該紙
カップの胴部貼り合わせ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ジュース等の浸透性の強い液体を
充填する紙カップは、胴部の紙端面からの内容液の浸透
を防止するため、内容物が接触する方の端縁の紙端面を
処理して浸透性を防止している。
【0003】この端面処理の方法としては、例えば、紙
カップの胴部の胴部貼り合わせ部の内側は、先端から所
定長さだけ胴部の厚みの半分を削除し、削り取った残り
の半分を削除面が内側になるように折り返して紙端面保
護としていた。
【0004】そして、一般の紙端面処理をしていない紙
カップと同一の成形機を用いて、例えば、図6に示すよ
うな胴部材の貼り合わせ方法により紙カップに成形して
いる。すなわち、紙端面保護処理を施した胴紙(10)
を胴部材成形用の成形マンドレル(50)にセットし、
下部クランプ(51)で押さえ、ウイング部材(52)
により胴紙の一方の端縁(11)をもう一方の端縁(1
2)に重ね合わせて、もう一方の端縁(12)の内側と
一方の端縁(11)の外側をホットエア(55)で加熱
して、最後に重ね合わせ部分を上からシームクランプ
(53)で圧着し、円筒形状の胴部材としている。
【0005】しかしながら、この端面処理の方法は、紙
カップを成形する前に、前もって紙カップ胴部材のブラ
ンク毎に紙端面処理を行わねばならず、作業工程が長
く、また、収率や能率の面で問題のある端面処理方法で
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、端面処理を
行った紙カップと該紙カップの作製方法に関する以上の
ような問題点を解決するためになされたもので、作業工
程の短縮を図り、収率や能率の向上を図った端面処理を
行った紙カップと該紙カップの作製方法を提供すること
を課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、胴紙の一方の端縁をもう一方の端縁に重ね合わせて
胴部貼り合わせ部を形成させて円筒形状の胴部材とし、
ほぼ円形状の底紙を外周縁部を下向きに起立させて底部
材とし、前記胴部材の下部内面に底部材の外周縁部の内
面を接合させ、さらに外周縁部を覆うように胴部材の下
端縁部を内方に折り曲げ、底部材の外周縁部外面に接合
させて環状脚部を形成させた紙カップにおいて、前記胴
紙並びに底紙は、少なくとも内層に熱可塑性樹脂層を積
層した紙を基材とする複合シートからなり、前記胴部貼
り合わせ部が、一方の端縁がもう一方の端縁より突出す
るように一方の端縁内面ともう一方の端縁内面とを対向
させて該内面同士を熱融着させ、その熱融着部分をもう
一方の端縁が隠れるように片側に倒し胴部に重ねてなる
ことを特徴とする、紙カップである。
【0008】このように請求項1の発明によれば、胴部
貼り合わせ部が、一方の端縁内面ともう一方の端縁内面
とを対向させて該内面同士を熱融着させ、その熱融着部
分を短い方の端縁が隠れるように片側に倒して胴部に重
ねる方法を採用しているので、内容物に直接接触する紙
端面は存在せず、十分なバリア性を有する紙カップであ
る。
【0009】また、請求項2の発明は、胴紙の胴部貼り
合わせ部となる熱融着部分を山折りする仮折り工程、仮
折りされた胴紙を成形マンドレルに巻き付けると共に、
巻き付けた胴紙の両端縁の仮折り部分の内面をホットエ
アで加熱溶融する巻き付け溶融工程、加熱溶融した胴紙
端縁内面同士を加圧融着させて熱融着部分を形成させる
熱融着部分形成工程、出来上がった熱融着部分を片側に
倒して胴紙に重ねる熱融着部分折り込み工程、前記各工
程がこの順序で処理されることを特徴とする、紙カップ
胴部の貼り合わせ方法である。
【0010】このように請求項2の発明によれば、胴紙
の胴部貼り合わせ部となる熱融着部分を山折りする仮折
り工程、仮折りされた胴紙を成形マンドレルに巻き付け
ると共に、巻き付けた胴紙の両端縁の仮折り部分の内面
をホットエアで加熱溶融する巻き付け溶融工程、加熱溶
融した胴紙端縁内面同士を加圧融着させて熱融着部分を
形成させる熱融着部分形成工程、出来上がった熱融着部
分を片側に倒して胴紙に重ねる熱融着部分折り込み工
程、前記各工程がこの順序で処理されているので、あら
かじめ、胴紙の紙端面保護をすることなく紙カップ胴部
の貼り合わせが行われる。従って、作業工程の短縮を図
ることができる。
【0011】また、請求項3の発明は、胴紙の胴部貼り
合わせ部となる熱融着部分を山折りする仮折り工程、仮
折りされた胴紙の仮折り部分の内面をホットエアで加熱
溶融する熱溶融工程、仮折りされた胴紙を成形マンドレ
ルに巻き付け、加熱溶融した胴紙端面同士を加圧融着さ
せて熱融着部分を形成させる熱融着部分形成工程、出来
上がった熱融着部分を片側に倒して胴紙に重ねる熱融着
部分折り込み工程、前記各工程がこの順序で処理される
ことを特徴とする、紙カップ胴部の貼り合わせ方法であ
る。
【0012】このように請求項3の発明によれば、胴紙
の胴部貼り合わせ部となる熱融着部分を山折りする仮折
り工程、仮折りされた熱融着部分の内面をホットエアで
加熱溶融する熱溶融工程、仮折りされた胴紙の仮折り部
分の内面をホットエアで加熱溶融すると共に、仮折りさ
れた胴紙を成形マンドレルに巻き付け、加熱溶融した胴
紙端面同士を加圧融着させて熱融着部分を形成させる熱
融着部分形成工程、出来上がった熱融着部分を片側に倒
して胴紙に重ねる熱融着部分折り込み工程、前記各工程
がこの順序で処理されているので、あらかじめ、胴紙の
紙端面保護をすることなく紙カップ胴部の貼り合わせが
行われる。従って、作業工程の短縮を図ることができ
る。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項2又は3
記載の発明において、前記胴部貼り合わせ部が周囲から
突出しないように熱融着部分を埋め込むような溝が彫ら
れた成形マンドレルを使用して熱融着部分形成工程を行
うことを特徴とする、紙カップ胴部の貼り合わせ方法で
ある。
【0014】このように請求項4の発明によれば、熱融
着折り込み部が周囲から突出しないように熱融着部分を
埋め込むような溝が彫られた成形マンドレルを使用して
熱融着部分形成工程を行うことにより、出来上がった紙
カップの胴部貼り合わせ部分は周囲と略同一平面上に存
在することになり見栄えが良い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の紙カップを一実施形態に
基づいて以下に詳細に説明する。本発明の紙カップは、
例えば、図1、図2に示すように、胴紙(10)の一方
の端縁(11)をもう一方の端縁(12)に重ね合わせ
て胴部貼り合わせ部(13)を形成させて円筒形状の胴
部材(14)とし、ほぼ円形状の底紙(15)を外周縁
部(16)を下向きに起立させて底部材(17)とし、
前記胴部材の下部内面に底部材の外周縁部の内面を接合
させ、さらに外周縁部を覆うように胴部材の下端縁部を
内方に折り曲げ、底部材の外周縁部外面に接合させて環
状脚部(18)を形成させた紙カップ(20)である。
【0016】そして、胴紙(10)並びに底紙(15)
は、少なくとも内層(2)に熱可塑性樹脂層を積層した
紙を基材とする複合シート(1)からなり、前記胴部貼
り合わせ部(13)が、一方の端縁(11)がもう一方
の端縁(12)より突出するように一方の端縁内面とも
う一方の端縁内面とを対向させて該内面同士を熱融着さ
せ、その熱融着部分(19)をもう一方の端縁が隠れる
ように片側に倒し胴部に重ねてなることを特徴としてい
る。
【0017】つぎに、胴部材(14)の作製方法を図3
に基づいて詳述する。すなわち、先ず、胴紙(10)を
セットして胴部貼り合わせ部(13)となる胴紙の一方
の端縁(11)ともう一方の端縁(12)とを仮折りす
る(仮折り工程、図3(a)参照)。ついで、仮折りさ
れた胴紙を下部クランプ(51)で押さえてウイング部
材(52)により成形マンドレル(50)に巻き付ける
と共に、巻き付けた胴紙の両端縁の仮折り部分の内側を
ホットエア(55)で加熱溶融する(巻き付け溶融工
程、図3(b))。加熱溶融した胴紙の仮折り部分(端
縁内面同士)を圧着板(54)により圧着して熱融着部
分(19)を形成させる(熱融着部形成工程、図3
(c))。つぎに熱融着部分(19)を折り曲げるよう
に片側に倒して上からシームクランプ(53)で圧着
し、円筒形状の胴部材(14)とする(熱融着部折り込
み工程、図3(d))。
【0018】この方法により胴部材(14)を作製した
場合、胴部貼り合わせ部(13)は、胴紙の重なり部分
の厚さ(胴紙2枚分)だけ、胴部材から盛り上がった状
態になる。
【0019】この胴部貼り合わせ部(13)の盛り上が
りを防止するためには、成形マンドレルにあらかじめ、
胴部貼り合わせ部を埋め込むような溝(61)を彫って
おき、この溝付きの成形マンドレル(60)を用いて同
様に胴部材を作製するようにすれば良い(図5参照)。
【0020】なお、胴部貼り合わせ部(13)は、図4
に示す方法によって作製しても良い。すなわち、先ず、
胴紙(10)をセットして胴部貼り合わせ部(13)と
なる胴紙の一方の端縁(11)ともう一方の端縁(1
2)とを仮折りする(仮折り工程、図4(a)参照)。
ついで、仮折りされた胴紙の仮折り部分の内面をホット
エアで加熱溶融する(熱溶融工程、図4(b)参照)。
つぎに、仮折りされた胴紙を下部クランプ(51)で押
さえてウイング部材(52)により成形マンドレル(5
0)に巻き付け、加熱溶融した胴紙端面同士を加圧融着
させて熱融着部分(19)を形成させる(熱融着部分形
成工程、図4(c)参照)。最後に熱融着部分(19)
を折り曲げるようにして片側に倒して上からシームクラ
ンプ(53)で圧着し、円筒形状の胴部材(14)とす
る(熱融着部分折り込み工程、図4(d)参照)。
【0021】胴部材(14)の作製以降は、従来の紙カ
ップ成形方法に準じて、例えば、底部材用ロールからほ
ぼ円形状に打ち抜かれた底紙を外周縁部を下向きに起立
させて底部材とし、胴部材の下部内面に底部材の外周縁
部の内面を接合させ、さらに外周縁部を覆うように胴部
材の下端縁部を内方に折り曲げ、底部材の外周縁部の外
面に接合させて環状脚部を形成させ、最後に胴部材の上
部周縁を外方に向けて巻き込み、口縁部を形成させて本
発明の紙カップとする。
【0022】胴紙(10)を扇形にして下方に向けて先
細る円筒形状の紙カップとしても、また、胴紙(10)
を方形にして円柱状の紙カップとしてもいずれにしても
構わない。
【0023】胴部材の上部周縁は、口縁部を形成させず
に、例えば、蓋材を被せて、周縁部を熱融着させるなど
の方法で密封した形状としても良い。
【0024】つぎに、紙カップを構成する複合シート
(1)について説明する。図2(b)において、(1)
は、少なくとも内層(2)に熱可塑性樹脂層を積層した
紙を基材とする複合シートである。内層(2)は、シー
ラント層で、紙カップの胴紙を構成する胴部材の一方の
端縁(11)ともう一方の端縁(12)の内面同士を重
ねて接合したり、胴部材と底部材を接合する際の接着層
の役割を担う。そのため、熱融着性が必要で、一般的に
は低密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン
(L−LDPE)樹脂などが好適に使用できる。内層
(2)の厚さは、15〜40μm程度とすることが一般
的である。
【0025】紙は、カップの保形性を維持するための層
で、成形適性を考慮するとカップ原紙が好適に使用でき
る。紙カップの大きさに応じて坪量を変えている。一般
的には、100〜450g/m2 程度の坪量のカップ原
紙が使用される。必要に応じて印刷層を設けることがで
きる。
【0026】紙カップの用途によりガスバリア性、水蒸
気バリア性を必要とする場合には、紙と内層の間に、ア
ルミニウム箔、ポリアミドフィルム、ポリエチレンテレ
フタレートフィルム、エチレンビニルアルコール共重合
樹脂(EVOH)フィルム等のプラスチックフィルム単
体、あるいは前記の材料を適宜に貼り合わせた複合フィ
ルムをバリア層(図示せず)として使用する。
【0027】バリア層として、一軸ないし二軸延伸され
たポリエチレンテレフタレートフィルム、ポリアミドフ
ィルム、ポリオレフィンフィルムなどの延伸フィルム上
に、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などの無機化合物の
薄膜を物理蒸着あるいは化学蒸着などの蒸着法により2
0〜100μm程度の厚さに設けた無機化合物蒸着プラ
スチックフィルムを用いることもできる。
【0028】なお、胴部材同士等の熱融着強度を増すな
どの目的で、複合シート(1)の最外層に低密度ポリエ
チレン樹脂などの内層と同じ系統の熱融着性を有する層
(図示せず)を設けても良い。
【0029】
【発明の効果】上記のように、本発明によれば、あらか
じめ、端縁に端面保護加工を施さない胴紙を使用して紙
カップ成形ができるので、作業工程の短縮、収率の改
善、効率の改善が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙カップの作製手順の一例を示す、模
式工程説明図である。
【図2】本発明の紙カップの一実施例を示す、(a)は
部分断面説明図であり、(b)は(a)のA部拡大説明
図であり、(c)は(a)のB部拡大説明図である。
【図3】本発明の紙カップに使用する胴部材の作製手順
を示す、模式工程説明図である。
【図4】本発明の紙カップに使用する胴部材の別の作製
手順を示す、模式工程説明図である。
【図5】本発明の紙カップを作製する際に使用する成形
マンドレルの一例を示す、斜視説明図である。
【図6】従来の紙カップ胴部材の貼り合わせ工程を示
す、模式説明図である。
【符号の説明】
1‥‥複合シート 2‥‥内層、熱可塑性樹脂層 10‥‥胴紙 11‥‥一方の端縁 12‥‥もう一方の端縁 13‥‥胴部貼り合わせ部 14‥‥円筒形状の胴部材 15‥‥底紙 16‥‥外周縁部 17‥‥底部材 18‥‥環状脚部 19‥‥熱融着部分 20‥‥紙カップ 50‥‥成形用マンドレル 51‥‥下部クランプ 52‥‥ウイング部材 53‥‥シールクランプ 54‥‥クランプ板 55‥‥ホットエア 60‥‥溝付き成形マンドレル 61‥‥溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 3/22 B65D 3/22 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴紙の一方の端縁をもう一方の端縁に重ね
    合わせて胴部貼り合わせ部を形成させて円筒形状の胴部
    材とし、ほぼ円形状の底紙を外周縁部を下向きに起立さ
    せて底部材とし、前記胴部材の下部内面に底部材の外周
    縁部の内面を接合させ、さらに外周縁部を覆うように胴
    部材の下端縁部を内方に折り曲げ、底部材の外周縁部外
    面に接合させて環状脚部を形成させた紙カップにおい
    て、 前記胴紙並びに底紙は、少なくとも内層に熱可塑性樹脂
    層を積層した紙を基材とする複合シートからなり、前記
    胴部貼り合わせ部が、一方の端縁がもう一方の端縁より
    突出するように一方の端縁内面ともう一方の端縁内面と
    を対向させて該内面同士を熱融着させ、その熱融着部分
    をもう一方の端縁が隠れるように片側に倒し胴部に重ね
    てなることを特徴とする、紙カップ。
  2. 【請求項2】胴紙の胴部貼り合わせ部となる熱融着部分
    を山折りする仮折り工程、 仮折りされた胴紙を成形マンドレルに巻き付けると共
    に、巻き付けた胴紙の両端縁の仮折り部分の内面をホッ
    トエアで加熱溶融する巻き付け溶融工程、 加熱溶融した胴紙端縁内面同士を加圧融着させて熱融着
    部分を形成させる熱融着部分形成工程、 出来上がった熱融着部分を片側に倒して胴紙に重ねる熱
    融着部分折り込み工程、 前記各工程がこの順序で処理されることを特徴とする、
    紙カップ胴部の貼り合わせ方法。
  3. 【請求項3】胴紙の胴部貼り合わせ部となる熱融着部分
    を山折りする仮折り工程、 仮折りされた胴紙の仮折り部分内面をホットエアで加熱
    溶融する熱溶融工程、 仮折りされた胴紙を成形マンドレルに巻き付け、加熱溶
    融した胴紙端面同士を加圧融着させて熱融着部分を形成
    させる熱融着部分形成工程、 出来上がった熱融着部分を片側に倒して胴紙に重ねる熱
    融着部分折り込み工程、 前記各工程がこの順序で処理されることを特徴とする、
    紙カップ胴部の貼り合わせ方法。
  4. 【請求項4】前記胴部貼り合わせ部が周囲から突出しな
    いように熱融着部分を埋め込むような溝が彫られた成形
    マンドレルを使用して熱融着部分形成工程を行うことを
    特徴とする、請求項2又は3記載の紙カップ胴部の貼り
    合わせ方法。
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