JP2003275902A - 曲面切削加工方法 - Google Patents

曲面切削加工方法

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JP2003275902A JP2002083916A JP2002083916A JP2003275902A JP 2003275902 A JP2003275902 A JP 2003275902A JP 2002083916 A JP2002083916 A JP 2002083916A JP 2002083916 A JP2002083916 A JP 2002083916A JP 2003275902 A JP2003275902 A JP 2003275902A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バイト刃先の偏摩耗を防止してバイト寿命を
延ばすことのできる曲面切削加工方法を提案すること。 【解決手段】 バイト4の刃先40の形状を両端に角4
2、43を持つ平坦形状とし、このバイト4の刃先稜線
(45)が仕上げ面としての設計曲面に引いた接線に対
して平行となるように保持して、素材20の表面に旋盤
加工を施して、1本の輪帯状切削加工面を形成し、バイ
トを半径方向にずらして部分的に重なる状態で2本目の
輪帯状切削加工面を形成する。これを繰り返して、素材
20の表面を、実質的に設計曲線に沿った同心状の複数
本の輪帯状切削加工面から形成される仕上げ面とする。
加工対象の曲面形状に関係なくバイト刃先の全体が切削
領域として使用されるので刃先の偏摩耗を防止してバイ
ト寿命を延ばすことができ、刃先稜線が曲線に引いた接
線に平行に保持されるので、バイト刃先の位置制御など
が簡単になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンズ面や、レン
ズ成形用金型におけるレンズ面成形用金型成形面などの
曲面を切削加工により形成する場合に適した曲面切削加
工方法に関するものである。また、切削加工により曲面
が形成されたレンズおよびレンズ成形用金型に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】光ピックアップ装置などに用いられてい
る対物レンズのレンズ面加工、あるいはその金型の成形
面加工は、旋盤による倣い加工により行われている。旋
盤加工に用いられているバイトは、その刃先が円弧形状
をしており、所望のレンズ形状に倣って当該刃先を移動
させるようにしている。また、レンズ面にブレーズ形状
が付加されている場合には、円弧形状の刃先の角を可能
な限り尖らせた形状のバイトを用いて、レンズ面および
ブレーズの段差形状の切削を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円弧状の刃先を備えた
バイトを用いてレンズ面を切削する場合には、切削加工
中において、レンズ素材の表面に当たっている刃先領域
がレンズ形状に沿って移動する。このため、旋盤による
切削に当たっては、バイトの刃先半径とレンズ形状とに
基づいて形状補正を行うことが必要になる。
【0004】また、レンズ形状に応じて、円弧状の刃先
における切削領域が移動するので、一般的に用いられて
いる形状測定装置による測定結果をそのままフィードバ
ックして補正データを作成することが困難である。
【0005】さらに、円弧状の刃先はレンズ素材の表面
に対して点接触状態で押し付けられて切削動作を行うの
で、レンズ形状によっては円弧状の刃先において切削に
用いられている領域に偏りが生じやすく、すなわち、円
弧状の刃先における各部分の使用頻度に偏りが生じやす
い。刃先の各部分の使用頻度に偏りが生ずると、使用頻
度の高い部分が早く摩耗するので、摩耗にも偏りが生
じ、バイトの寿命の低下を招いてしまう。
【0006】さらには、レンズ面にブレーズ部分を切削
する場合には、部分的に円弧の曲率半径を可能な限り小
さくした角を持つ円弧状の刃先を備えたバイトが使用さ
れるが、レンズ面の切削時においては角に近い円弧状の
刃先部分が主に使用される。このために、角および当該
角に隣接した円弧状の刃先部分における摩耗の進行が早
い。刃先の角および隣接部分の摩耗が増加すると、形成
されたブレーズ段差の隅などにダレが生じた状態にな
り、精度良く段差を切削できなくなってしまう。
【0007】本発明の課題は、バイト刃先の偏摩耗を防
止することによりバイトの寿命低下を防止でき、切削時
のバイドの位置決め制御も簡単に行うことができる曲面
切削加工方法を提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、素材の表面をバイトにより切削して所
定の曲面となるように加工する曲面切削加工方法におい
て、前記バイトの刃先形状を両端に角を持つ平坦形状と
なるようにし、このバイトの刃先稜線が前記曲面に引い
た接線に対して平行になるように、当該バイトの刃先の
姿勢を決め、この姿勢に保持された前記バイトの刃先に
より、前記素材の表面に対して切り込みながら一定方向
に送り動作を行って、バイト刃先の幅に対応する幅の帯
状の切削加工面を前記素材の表面に形成し、一つの帯状
の前記切削加工面を形成する毎に、前記バイトの刃先を
前記素材の表面から離し、当該切削加工面に対して、前
記バイトの送り方向に直交する方向に向けて、前記バイ
ト刃先の幅よりも少ない距離だけ当該バイト刃先を移動
させ、当該切削加工面の隣接位置に新たな帯状の前記切
削加工面を形成することを特徴としている。
【0009】本発明の曲面切削加工方法では、直線状の
バイトの刃先全体が用いられて切削が行われる。よっ
て、刃先形状が円弧状のもののように点接触状態で切削
を行う場合とは異なり、刃先の摩耗が少なく、偏った摩
耗も発生しないので、バイトの寿命を延ばすことができ
る。
【0010】また、加工対象の曲面形状に関係なくバイ
ト刃先の全体が切削領域として使用されると共に、刃先
稜線が曲線に引いた接線に平行となるように保持される
ので、バイト刃先の位置制御などが簡単になる。例え
ば、バイト刃先を位置決め制御するために、当該バイト
刃先の位置座標として刃先稜線の中心位置を採用すれ
ば、形成された切削加工面の形状ずれを、そのままバイ
ト刃先の位置決め制御用の位置座標(切り込み補正量)
として取り込むことができる。
【0011】さらに、1回の切削工程によって形成され
た一つの切削加工面に対して、隣接位置に形成される新
たな切削加工面を部分的に重なるように形成しているの
で、バイト刃先の両端側の部分が摩耗した場合において
も、削り残りができることがなく、摩耗による切削加工
誤差が増加してしまうことも防止できる。
【0012】ここで、回転対称の曲面を切削加工する場
合には、旋盤削りを採用すればよい。すなわち、前記素
材の表面を前記バイトによって旋削することにより、当
該素材の表面に、同心状に複数の輪帯状の前記切削加工
面を形成すればよい。
【0013】また、隣接する新たな帯状の前記切削加工
面を形成する際には、前記バイトを、当該バイト刃先幅
の10%から50%の範囲内の距離だけ移動させること
が望ましい。この程度、重ね合わせた状態で切削加工を
行えば、バイト刃先の摩耗に起因する削り残しや切削加
工誤差の増加を確実に防止できる。
【0014】さらに、本発明の切削加工方法では、微視
的には、平坦な前記切削加工面によって曲面を近似した
状態の仕上面が得られる。しかしながら、加工対象の前
記曲面の曲率半径がR、当該曲面の設計寸法に対する許
容誤差がaである場合に、前記バイト刃先幅を、2√
(2aR−a2)以下にすれば、許容誤差範囲内の誤差
で曲面形状を切削加工できる。勿論、この幅を狭くすれ
ばするほど、高精度の曲面を切削加工できる。
【0015】次に、本発明の曲面切削加工方法では、前
記バイト刃先の前記角を用いて前記素材の表面を切削す
ることにより、当該表面に段差部を形成することも可能
である。
【0016】この場合、前記バイト刃先の前記角の角度
は90度とすることが望ましいが、バイトの製造容易性
などの実用面を考慮すると90度から120度までの範
囲内の値なるようにすればよい。
【0017】本発明の方法では、両端に角のある平坦形
状のバイト刃先を用いて曲面切削加工および段差部の切
削を行っている。円弧状のバイト刃先の角を用いて段差
部を切削する場合に比べて、バイト刃先の摩耗を低減で
き、また、両端の角を利用することにより、いずれの向
きの段差部も切削加工できる。
【0018】また、平坦形状のバイト刃先の角の曲率半
径は非常に小さく、非常に鋭い形状となっており、円弧
状のバイト刃先の角を用いる場合より非常に急峻な段差
形状が得られる。
【0019】ここで、刃先の幅を10μm以上とする
と、製作しやすく、寿命および強度的にも好ましく、ま
た、加工にも問題がないので実用的である。
【0020】また、刃先の幅をより狭くすれば、より微
細な切削が可能になるが、製作上の問題および強度上の
問題などを考慮すると、5μmから10μmの範囲のも
のが実用的である。この程度の幅であれば、強度的には
若干劣るものの、寿命の点では問題がないからである。
【0021】次に、本発明の曲面切削加工方法は、光ピ
ックアップ装置の対物レンズなどのレンズ面の切削加工
に用いるのに適している。
【0022】この場合、レンズ凸曲面あるいは凹曲面に
同心状の段差部がついているレンズ面については、前記
バイト刃先の前記角を用いて前記素材の表面を切削する
ことにより、当該表面に前記段差部を形成することがで
きる。
【0023】同様に、本発明の曲面切削加工方法は、レ
ンズ成形用の金型におけるレンズ面成形用の金型成形面
の切削加工に用いるのに適している。この場合において
も、前記バイト刃先の前記角を用いて前記素材の表面を
切削することにより、当該表面に、レンズ面に付ける段
差部に対応する前記段差部を形成することができる。
【0024】また、本発明の曲面切削加工方法によって
製作したレンズ成形用金型を用いて成形されたレンズ
は、段差部などが精度良く成形されたものとなる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
の方法を適用したレンズ金型におけるレンズ面を形成す
るための金型成形面の切削加工例を説明する。
【0026】(レンズ金型)まず、図1を参照して、本
例の切削加工により得られたレンズ金型について説明す
る。図1において、(a)はレンズ金型におけるレンズ
面成形面を示す部分平面図であり、(b)はその部分断
面図であり、(c)はそのレンズ面成形面の一部を拡大
して示す部分拡大断面図であり、(d)は成形されるレ
ンズの断面図である。
【0027】本例のレンズ金型1は、例えば光ピックア
ップの光学系を構成している対物レンズ、コリメートレ
ンズ、センサレンズ等のレンズ5を成形するためのもの
であり、型本体2と、この型本体2の上面21の中央に
形成されたレンズ面成形面31によって規定されるキャ
ビティを備えている。レンズ面形成面31によってレン
ズ5の一方のレンズ凸曲面6が形成される。
【0028】このレンズ面成形面31は実質的には円弧
状の凹曲面であるが、微視的には、その回転対称の中心
である中心軸線Lに対して同心円状に形成された一定幅
の輪帯状切削加工面32(32(1)、32(2)・・
・)によって規定されている。各輪帯状切削加工面32
は、その幅方向に切断して見た場合に、平坦な面となっ
ている。従って、中心軸線Lを含む平面で切断した場合
には、図1(c)に示すように、目標とするレンズ曲面
を規定している想像線で示す曲線Kを、多数の同一長さ
の直線32aからなる多角形で近似したものとなってい
る。
【0029】ここで、曲線Kに対する各輪帯状切削加工
面32の直線32aの最大誤差Aは、当該レンズ曲線の
設計寸法に対する最大許容誤差以内に設定されている。
例えば、波長650nmのレーザ光を用いる光ピックア
ップ装置のレンズの場合、許容誤差aは一般に20nm
以下に設定される。輪帯状切削加工面32の幅を後述の
ように狭くすることにより、直線32aの曲線Kに対す
る最大誤差を許容誤差以内の値に抑制することができ、
従って、実用上支障のないレンズ面成形面31を、複数
の輪帯状切削加工面32によって形成することができ
る。
【0030】(レンズ面成形面の切削加工方法)図1、
2を参照して、上記構成のレンズ金型1におけるレンズ
面成形面31の切削加工方法を説明する。図2(a)お
よび(b)は、バイトの刃先形状を示す説明図およびレ
ンズ面成形面の切削加工動作を示す説明図である。
【0031】まず、本例において使用するバイト4は、
図2(a)に示すように、バイト送り方向40の側から
見た場合の刃先41の形状が、両端に角42、43を持
つ平坦形状とされている。詳細に説明すると、バイト切
り込み方向44に直交する方向に直線状に延びる一定幅
の主切れ刃45と、この主切れ刃45の両端から左右に
同一角度θで傾斜して延びる左右の副切れ刃46、47
とを備えている。本例における角42、43の角度θは
90度から120度までの範囲内の値とされている。
【0032】次に、切削加工は旋盤加工により行う。不
図示の旋盤に、加工対象の金型素材20とバイト4を取
り付け、回転軸にチャッキングした金型素材20をその
中心軸線Lを中心に回転させながら、バイト4の切り込
みおよび送り動作を行って当該金型素材20の表面に切
削加工を施す。
【0033】ここで、図1(c)を参照して説明する
と、バイト4の刃先稜線、すなわち主切れ刃45の中心
を通るように、レンズ面成形面31を規定している設計
曲線Kに法線Vを引く。この法線Vが交差する曲線Kの
位置に当該曲線の接線T(1)を引く。本例では、この
接線(1)に対して刃先稜線が平行になるように、バイ
ト4の刃先40の姿勢を決める。この姿勢を保持したま
まで、バイト4の刃先40により、金型素材20の表面
に対して、曲線Kの法線Vの方向に切り込みを行う。金
型素材20はその中心軸線Lを中心に回転しているの
で、換言すると、バイトの刃先40は円周方向に送られ
ているので、1回の切り込み動作によって、バイト刃先
幅Wと同一幅の1本の輪帯状切削加工面32(1)が形
成される。図示の例では、レンズ面成形面31における
最も外周側の部分から切削を開始している。
【0034】1本の輪帯状切削加工面32(1)を形成
した後は、図2(b)において矢印で示すように、バイ
ト4の刃先40を金型素材20の表面から一旦離し、当
該切削加工面32(1)に対して、バイトの送り方向4
4に直交する方向(本例では半径方向の内側)に向け
て、バイト刃先40の幅Wよりも少ない距離だけ当該バ
イト刃先40を移動させる。移動量は、バイト刃先幅W
の10%〜50%の範囲内とすればよい。この後は、バ
イト刃先40を金型素材20の表面に押し付けて、すな
わち切り込んで2本目の輪帯状切削加工面32(2)を
隣接部分に形成する。
【0035】かかる切削動作を繰り返すことにより、図
1に示すような同心状に形成された多数本の一定幅の輪
帯状切削加工面32が形成され、これらによって全体と
して凹曲面状のレンズ面成形面31が形成される。
【0036】次に、図3に示すように、本例の切削加工
方法では、レンズ設計曲線Kを同一長さの直線32aを
結んで形成した多角形によって近似した断面形状の切削
加工面になる。従って、曲線Kに直線32aが交差する
ように切り込みを行った場合に発生する曲線Kに対する
最大誤差は、曲線Kに直線32aの両端が交わった場
合、あるいは曲線Kに直線32aが接した場合に発生す
る。
【0037】すなわち、曲率半径Rのレンズ設計曲線K
に引いた接線Tに平行に刃先40を押し当てて、刃先の
幅方向の両端42、43がちょうど曲線Kに接する位置
まで切り込んだ状態、あるいは、刃先40が接線Tに一
致するまで切り込んだ状態において、最大誤差Aが発生
する。従って、この最大誤差Aが設計許容誤差a以内に
なるようにすればよい。このためには、刃先幅Wを次式
のように設定すればよい。
【0038】W<2√(2aR−a2) 例えば、光ピックアップ装置用のレンズにおいて、その
レンズ面の曲率半径Rが2mm、許容誤差aが20nm
の場合には、刃先41の幅Wを17μm以下にすればよ
い。また、レンズの曲率半径Rが2mm、許容誤差aが
10nmの場合には、刃先41の幅Wを12μm以下に
すればよい。なお、刃先の幅は、10μm以上とする
と、製作しやすく、寿命および強度的にも好ましく、ま
た、加工にも問題がないので実用的である。また、刃先
の幅をより狭くすれば、より微細な切削が可能になる
が、製作上の問題および強度上の問題などを考慮する
と、5μmから10μmの範囲のものが望ましい。この
程度の幅であれば、強度的には若干劣るものの、寿命の
点では問題がないからである。
【0039】このようにして刃先の幅を決めていくと、
バイトの刃先の幅Wを5μmとすれば、現状の光ピック
アップ用レンズとして一般に使用されている曲率半径R
がミリメートルオーダのレンズであれば、本発明の切削
加工方法によってレンズ面形状を切削加工できる。
【0040】(ブレーズ形状および段差形状の切削方
法)次に、本例のバイト4の刃先40はその両端に角4
2、43がついているので、これらを用いて、ブレーズ
付きレンズを成形するためのレンズ金型の切削加工も行
うことができる。
【0041】図4(a)、(b)、(c)および(d)
は、レンズ面成形面にブレーズ形状および段差形状を備
えたレンズ金型を示す部分断面図、その段差部分の切削
状態を示す説明図、別の段差部分の切削状態を示す説明
図、および当該レンズ金型で成形されたレンズの断面図
である。
【0042】これらの図に示すように、レンズ金型1A
は、型本体2に形成されたレンズ面成形用凹部3を備
え、レンズ面成形用凹部3の内周面には、外周側から内
周側に段差部分34とブレーズ部分35が形成されてい
る。段差部分34は、平面部分34aの両端のうち、金
型本体2を加工する時のワークの回転軸となる中心軸線
Lに対して外側の端部34bが立ち上がり、ブレーズ部
分35は、平面部分35bの両端のうち、中心軸Lに対
して内側の端部35bが立ち上がっている。
【0043】これらの段差部分34およびブレーズ部分
35を形成する際は、バイト4における主切れ刃45に
より平面部分34a、35aを切削し、角42、43を
用いて端部34b、35bを切削する。バイト4は、主
切れ刃45に対して、副切れ刃46、47が90度から
120度の角度で立ちあがっている。このため、バイト
4をワークに押付けることで、副切れ刃46、47によ
り段差部分34およびブレーズ部分35における端部3
4a、35aの立ち上り形状を形成することができる。
【0044】また、バイト4の一方の角を用いて、段差
部分34における中心軸線Lに対して外側から立ち上が
る端部34aを形成し、他方の角を用いて、ブレーズ部
分35における中心軸線L側に立ち上がる端部35aを
形成することができる。従って、段差部分34およびブ
レーズ部分34の立ち上りの方向が逆の場合でも、バイ
ト4を付け替えること無く、加工が可能である。
【0045】(その他の実施の形態)なお、上記の各例
は、本発明の曲面切削加工方法を、光ピックアップ装置
のレンズ金型1、1Aにおけるレンズ面成形面の切削加
工に適用したものである。しかしながら、本発明は、レ
ンズ面を直接に切削加工する場合にも同様に適用可能で
ある。また、レンズ以外の光学素子における曲面を切削
加工する場合にも適用できる。さらには、光学素子以外
の素材における曲面切削加工に対しても同様に適用可能
である。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の曲面加工
方法では、バイト送り方向から見た場合のバイト刃先形
状を両端に角が付いた平坦形状とし、加工対象の素材表
面に対して、そこに形成すべき曲面の接線方向にバイト
刃先稜線が平行となる状態で、当該バイドの刃先を押し
当てて一定方向に送り動作を行い、これによって、一定
幅の切削加工面を形成している。また、かかる切削加工
面の隣接位置に一部重なった状態で新たな切削加工面を
形成するという動作を繰り返すことにより、素材表面に
一定幅の切削加工面によって近似された曲面を形成する
ようにしている。
【0047】従って、本発明の方法によれば、バイト刃
先の全体により切削が行われるので、バイト刃先を有効
に利用でき、また、円弧形状の刃先のように刃先に偏っ
た摩耗が発生することがないので、バイト寿命を延ばす
ことができる。さらに、円弧状刃先のように切削位置が
変動することが無いのでバイト刃先の位置決め制御も容
易となり、形状誤差の補正制御も容易になる。
【0048】さらにまた、隣接して形成される切削加工
面を相互に重なるように形成しているので、バイト刃先
の摩耗に起因する削り残りの発生や、形状誤差の増加を
防止あるいは抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明を適用した切削方法により切削
加工されたレンズ金型におけるレンズ面成形面を示す部
分平面図であり、(b)はその部分断面図であり、
(c)はそのレンズ面成形面の一部を拡大して示す部分
拡大断面図であり、(d)は当該レンズ金型によって成
形されるレンズの断面図である。
【図2】図1に示すレンズ金型の切削加工に用いるバイ
ト刃先形状を示す説明図、およびこのバイトを用いた切
削加工動作を示す説明図である。
【図3】バイトの刃先の幅の決め方を示す説明図であ
る。
【図4】(a)は本発明を適用した切削方法により切削
加工されたレンズ金型におけるレンズ面形成面を示す部
分断面図、(b)はその段差部分の切削状態を示す説明
図、(c)は別の段差部分の切削状態を示す説明図であ
り、(d)は当該レンズ金型で成形されたレンズの断面
図である。
【符号の説明】
1 レンズ金型 2 型本体 20 金型素材 21 上面 31 レンズ面成形面 32、32(1)、32(2) 一定幅の切削加工面 32a 直線 4 バイト 40 送り方向 41 刃先 42、43 角 44 切り込み方向 45 主切れ刃 46、47 副切れ刃 5 レンズ 6 レンズ面 L レンズ面成形面の中心軸線 K レンズ設計曲線 V レンズ設計曲線に引いた法線 T、T(1)、T(2) レンズ設計曲線に引いた接線 A 最大誤差 W バイトの刃先幅

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材の表面をバイトにより切削して所定
    の曲面となるように加工する曲面切削加工方法におい
    て、 前記バイトを、その刃先形状が両端に角を持つ平坦形状
    のものとし、 このバイトの刃先稜線が前記曲面に引いた接線に対して
    平行になるように、当該バイトの刃先の姿勢を決め、 この姿勢に保持された前記バイトの刃先により、前記素
    材の表面に対して切り込みながら一定方向に送り動作を
    行って、バイト刃先の幅に対応する幅の帯状の切削加工
    面を前記素材の表面に形成し、 一つの帯状の前記切削加工面を形成する毎に、前記バイ
    トの刃先を前記素材の表面から離し、当該切削加工面に
    対して、前記バイトの送り方向に直交する方向に向け
    て、前記バイト刃先の幅よりも少ない距離だけ当該バイ
    ト刃先を移動させ、当該切削加工面の隣接位置に新たな
    帯状の前記切削加工面を形成することを特徴とする曲面
    切削加工方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記素材の表面を前記バイトによって旋削することによ
    り、当該素材の表面に、同心状に複数本の輪帯状の前記
    切削加工面を形成することを特徴とする曲面切削加工方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 隣接する新たな前記切削加工面を形成する際には、前記
    バイトを、当該バイト刃先幅の10%から50%の範囲
    内の距離だけ移動させることを特徴とする曲面切削加工
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、 前記曲面の曲率半径がR、当該曲面の設計寸法に対する
    許容誤差がaである場合に、前記バイト刃先幅を、2√
    (2aR−a2)以下にしたことを特徴とする曲面切削
    加工方法。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記バイト刃先の前記角を用いて前記素材の表面を切削
    することにより、当該表面に段差部を形成することを特
    徴とする曲面切削加工方法。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記バイト刃先の前記角の角度を、90度から120度
    までの範囲内の値としたことを特徴とする曲面切削加工
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記素材はレンズ素材であり、 前記曲面は、レンズ凸曲面あるいは凹曲面であることを
    特徴とする曲面切削加工方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、 前記レンズ凸曲面あるいは凹曲面には同心状の段差部が
    ついており、 前記バイト刃先の前記角を用いて前記素材の表面を切削
    することにより、当該表面に前記段差部を形成すること
    を特徴とする曲面切削加工方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記バイト刃先の前記角の角度を、90度から120度
    までの範囲内の値としたことを特徴とする曲面切削加工
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし4のうちのいずれかの
    項において、 前記素材はレンズ成形用金型素材であり、 前記曲面は、当該レンズ成形用金型素材におけるレンズ
    凸曲面あるいは凹曲面を成形するための金型成形面であ
    ることを特徴とする曲面切削加工方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記金型成形面には、前記レンズ凸曲面あるいは凹曲面
    に同心状の段差部を一体成形するための同心状の段差部
    成形部が付いており、 前記バイト刃先の前記角を用いて前記素材の表面を切削
    することにより、当該表面に前記段差部を形成すること
    を特徴とする曲面切削加工方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 前記バイト刃先の前記角の角度を、90度から120度
    までの範囲内の値としたことを特徴とする曲面切削加工
    方法。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のうちのいずれか
    の項において、 前記バイトの刃先幅は、10μm以上であることを特徴
    とする曲面切削加工方法。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のうちのいずれか
    の項において、 前記前記バイトの刃先幅は5μmから10μmまでの範
    囲内の値であることを特徴とする曲面切削加工方法。
  15. 【請求項15】 請求項7、8または9に記載の曲面切
    削加工方法によってレンズ凸曲面あるいは凹曲面が切削
    加工されていることを特徴とするレンズ。
  16. 【請求項16】 請求項10、11または12に記載の
    曲面切削加工方法によって金型成形面が切削加工されて
    いることを特徴とするレンズ成形用金型。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のレンズ成形用金型
    によって成形されたレンズ。
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