JP2003275821A - 変形可能なボディの永久曲げ加工方法 - Google Patents

変形可能なボディの永久曲げ加工方法

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JP2003275821A
JP2003275821A JP2003082826A JP2003082826A JP2003275821A JP 2003275821 A JP2003275821 A JP 2003275821A JP 2003082826 A JP2003082826 A JP 2003082826A JP 2003082826 A JP2003082826 A JP 2003082826A JP 2003275821 A JP2003275821 A JP 2003275821A
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angular displacement
bending
displacement
bent
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JP2003082826A
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English (en)
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Bernhard Lilie Dietmar Erich
デイートマール・エリツヒ・ベルンハール・リリー
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Empresa Brasileira de Compressores SA
Original Assignee
Empresa Brasileira de Compressores SA
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D11/00Bending not restricted to forms of material mentioned in only one of groups B21D5/00, B21D7/00, B21D9/00; Bending not provided for in groups B21D5/00 - B21D9/00; Twisting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D5/00Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves
    • B21D5/04Bending sheet metal along straight lines, e.g. to form simple curves on brakes making use of clamping means on one side of the work
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    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
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    • B21D7/14Bending rods, profiles, or tubes combined with measuring of bends or lengths

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  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 変形可能なボディの望ましい公称値に関して
ミクロ構造や分子構造および外形寸法で起こり得る変動
値にもかかわらず、そのボディの高速自動操作による塑
性変形において非常に厳密な度合いを保証する自動的か
つ永久的な曲げ加工方法を提供する。 【解決手段】 曲げ加工が施されるボディの型における
「角変位×塑性変形」標準曲線の公式を、経験的に設定
するステップと、ボディの非固定部分に与えられた前記
角変位によって得られた塑性変形の程度を計測するため
ステップと、前記塑性変形の程度に基づいて、各曲げ加
工位相に対してボディに特定である「角変位×塑性変
形」曲線の新たな公式を設定し、望ましい塑性変形を達
成するために、数学的に、ボディの非固定部分に与えら
れた付加角変位を決定するステップと、ボディの非固定
部分に、前ステップで決定された角度に相当する新たな
角変位を与えるステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定のミクロ構造
や分子構造および/または異なるボディに対してあらか
じめ決められている各公称値からの寸法の偏差に依存し
ない、正確な塑性変形または永久変形を達成するため
の、一般的には金属ロッドやブレードのような異なった
ボディの自動曲げ加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に細長いロッドおよびブレードの
形態のボディの自動曲げ加工は、長手方向の延長部の一
端部が通常固定されているボディに所望の塑性変形方向
における角変位を介してただ一度だけの曲げ加工を非固
定端部に適用する操作を介して達成され、前記変位は、
曲げ加工が施されるボディの非固定部分に力を加える単
一の塑性変形操作の中で達成された。前記変位は、同じ
構造的特性および操作特性を持つ複数のボディの曲げ加
工から得られた値を考慮し、曲げ加工が施されるボディ
の分子および物理的構造と寸法の公称値に基づき、前記
ボディの一定の塑性変形を保証するように計算される。
【0003】いくつかの技術の適用において、ボディの
固定されていない部位に一定の方向へ単一の角変位を与
える従来の自動曲げ加工方法は、曲げ加工が施されるボ
ディに対する望ましい技術の適用を必要とする厳密な基
準内の変形をボディ内に引き起こすのに十分なものであ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、非常に
厳密な制限以内の曲げ加工または塑性変形を達成するこ
とが基本となるケースでは、これらの従来の自動曲げ加
工方法の技術は、複数で同型の各ボディ塑性変形中の、
前記ボディの寸法とミクロ構造および分子構造によって
標準的に起きる許容偏差を、相対的なパラメータとして
考慮していない。この課題は、最終的に望ましい正確な
結果が得られるまで、曲げ加工が施される各ボディに関
して累積的に行われる曲げ加工のシーケンシャルな操作
によって解決され得る。しかしながら、工業製品におい
て、例えば、小型の冷凍システムに使用される密閉圧縮
機のリード弁の製造においては、各リード弁に与えられ
るシーケンシャルな変形ステップの、実際的に人手の操
作によってリード弁の正確な曲げ加工を達成することは
不可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】現在知られている自動曲
げ加工方法では、最終的に望ましい塑性変形を達成する
ために曲げ加工が施されるボディの非固定部分に適用さ
れる角変位は、曲げ加工が施される複数のボディに対し
て公称特性を持つただ一つのボディを考慮して計算され
ている。特殊な例を除けば、曲げ加工が施される複数の
ボディから選択されたボディは、相互に相対的に所定の
外形寸法およびミクロ構造的な変動値を呈しているのが
現実である。従って、前述の密閉圧縮機のリード弁によ
って決定された時点で、前記ボディに設定されている厳
密で正確な制限からはずれることなしに、前記複数のボ
ディから選択された全てのボディに対して自動的な均一
度の塑性変形を達成することは不可能である。
【0006】従って、本発明の目的は、前記変形可能な
ボディの望ましい公称値に関してミクロ構造や分子構造
および外形寸法で起こり得る変動値にもかかわらず、そ
のボディの高速自動操作による塑性変形において非常に
厳密な度合いを保証する自動的かつ永久的な曲げ加工方
法を提供することにある。
【0007】本発明の更なる目的は、前記自動曲げ加工
方法を提供することであるが、その方法は、前記ボディ
と無関係であって様々な値を取り得る各々のボディに関
係のある所定の外形寸法パラメータの関数として、ボデ
ィの塑性角変形の角度を決定することもまた可能であ
り、その結果、所定のボディの塑性変形が前記ボディと
は無関係な前記外形寸法パラメータ関数として達成され
る。本方法はこの状況の下で、曲げ加工が施されるピー
スが、他のボディまたはピースの様々な寸法部分によっ
て組み立てられる場合に適合しており、それによって、
寸法的に適合するピースの対を選択しグループ分けする
過程を避けることができる。
【0008】本発明によれば、ボディの長手方向軸に対
して少なくとも実質的に横方向である曲げ加工線によっ
て前記ボディにおいて相互に接合されている二面角であ
る二つの部分を決定するための、塑性的に変形可能かつ
細長いボディの自動曲げ加工方法であって、 a) 塑性変形を起こす同型のボディの長手方向部分の
一部に対して、曲げ加工線のまわりに適用された異なる
角度の変位の関係を経験的に設定し、曲げ加工が施され
るボディの型における「角変位×塑性変形」標準曲線の
公式を定義するステップと、 b) 各ボディの他方の長手方向部を曲げ加工線から固
定装置に固定するステップと、 c) 参照固定点に関連するボディの非固定部分の基本
位置の少なくとも1点を計測し、この相対位置の初期値
を記録するステップと、 d) 曲げ加工線のまわりにかつ望ましい塑性変形の方
向に、1回のインターバルにつき60% から90% の間、お
よび110%から120%の間にある変形値の達成に対応する角
度で、ステップaに定義された公式を考慮して、曲げ加
工が施されるボディの非固定部分に第1の角変位を与え
るステップと、 e) ボディの非固定部分に与えられた前記角変位によ
って得られた塑性変形の程度を決定するために、前記ボ
ディの非固定部分の新たな角度における点を計測し、前
記角変位を与える前の位置とその点とを比較するステッ
プと、 f) ステップeで得られた塑性変形の程度に基づい
て、各曲げ加工位相に対してボディに特定である「角変
位×塑性変形」曲線の新たな公式を設定し、望ましい塑
性変形を達成するために、数学的かつ新たな特定の曲線
公式としてボディの非固定部分に与えられた付加角変位
を決定するステップと、 g) 曲げ加工が施されるボディの非固定部分に、前記
曲げ加工線のまわりにステップfで決定された角度に相
当する新たな角変位を与えるステップと、 h) 最終的に望ましい塑性変形を達成するために、曲
げ加工が施されるボディにステップe、ステップf、お
よびステップgの少なくとも1シーケンスを適用するス
テップと、 i) 最終的に望ましい塑性変形を呈しているボディを
固定装置からはずすステップ とを含んでいる。
【0009】前記操作シーケンスには、考慮されている
適用について要求される許容内のボディの曲げ加工を達
成するために、第二回目の塑性変形角変位を一回だけ含
む。しかしながら、前記に定義したように、ステップ
e、ステップf、およびステップgは、曲げ加工される
ボディの望ましい精密な塑性角変形が達成されるまで、
シーケンシャルに繰り返してもよい。
【0010】前記曲げ加工方法は、更に、操作的に前記
ボディが合わせなくてはならない他の要素の様々な値を
とる外形寸法パラメータの関数として、ボディに与えら
れる塑性変形の自動的な程度決定を可能にしている。
【0011】本発明のもう1つの可能性は、曲げ加工が
施されるボディにおいて、必要に応じて残留張力弛緩効
果を得るための、部分リバース曲げ方法技術の使用が
(初期曲げ加工の後は)可能であり、その場合でも、最
終的に高精度の曲げ加工を達成できることである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の曲げ加工方法を添
付図を参照しながら説明する。
【0013】図1は、本発明の永久曲げ加工を実施する
装置のブロック図である。
【0014】図2は、金属ブレードの形の複数のボディ
における長手方向部の「角変位×塑性変形」の公称基準
曲線を示す。この金属ブレードは、小型の密閉圧縮機用
のリード弁の製造に用いられ、ボディの基本位置である
基準固定点は変形方向の基本位置から間隔があけられて
いる。
【0015】図3は、永久曲げ加工を実施する装置の概
略正面図である。
【0016】前述したように本発明の目的は密閉圧縮機
用のリード弁製造に使用される金属ブレードの特に正確
で自動的な曲げ加工(工業製品規格)に有効である。よ
り特殊な利用法としては、本方法は本発明の出願人と同
一出願人による発明である英国特許出願番号BR 9002967
(U.S. Serial No.715,818/91 に対応)に記載の吸気弁
および吐出弁のためのブレード推進手段として機能する
金属ブレードの正確な塑性変形方法である。
【0017】添付図によれば、本発明の方法は、一方の
端部を曲げ加工することによって、ブレード10の長手方
向軸に対して横向きである曲げ加工線のまわりに金属ブ
レードまたはロッド10の正確な塑性変形を達成するため
に利用される。本実施例では、前記特許出願番号BR 900
2967に記載されているように、ブレード10は小型密閉圧
縮機のリード弁用の弾性推進手段として使用される小型
のロッドを意味している。外形寸法、分子構造およびミ
クロ構造に関して同型である複数のブレード10のあらか
じめ決められた塑性変形の処理を始めるには、経験的
に、角変位の異なる角度間の関係の設定が必要である。
角変位は、ブレード10の長手方向部の一部および前述の
一部に発生した塑性変形において曲げ加工線のまわりに
適用される。
【0018】この設定は、曲げ加工が施される同型の複
数のブレード10の「角変位×塑性変形」関係のサンプリ
ングの決定を許容するどんなに適切な方法によってもな
され得る。
【0019】この実験過程は、曲げ加工が施されるブレ
ード10の型に応じた「角変位×塑性変形」標準曲線の方
程式の決定を可能とする。このタイプの曲線の例は図2
に示されている。同図において、横座標軸はピースから
得られた塑性変形または永久変形を表し、縦座標軸はこ
の変形を達成すべくそのピースに与えられた角変位を表
す。この曲線は、曲げ加工が施されるブレードまたはピ
ースの型から予測される望ましい公称塑性変形または永
久変形を示している。
【0020】曲線または塑性変形は縦座標軸の所定の初
期変位の後で始まることが認められる。この軸方向の変
位は、曲げ加工が施されないブレードと曲げ加工が施さ
れる方向に間隔をとった参照点との間の初期距離D0、お
よび曲げ加工が施されるピースの初期弾性変形量EDeに
起因する。
【0021】曲げ加工が施されるピースの型の「角変位
×塑性変形」標準曲線を決定する段階を終えれば、複数
のブレード10の効果的曲げ加工が可能である。
【0022】この目的のために、曲げ加工が施されるブ
レード10のそれぞれは長手方向延長部位を有しており、
この延長部位はその横曲げ加工線の両側に位置している
と共に固定装置20に取り付けられている。固定装置20は
図3において二つのブロックまたは硬質合金でできたパ
ッド21からなる。パッド21の一つは他のパッドに対し
て、自動的であろうがなかろうが、適切な手段によって
移動および圧縮が可能である。固定装置20のこの二つの
ブロック21は、固定装置20に保持されたブレード10の固
定部分11の正確かつ完璧な固定化を可能にするように作
られていなければならない。固定部分11はピースの曲げ
加工線に対する長手方向部最短部分と通常一致する。
【0023】固定装置20での各ブレード10の位置決め
は、ブレードが固定装置20に供給されるときに、複数の
ブレード10の固定装置20に対する等しい位置決めを保証
できる好ましくは自動装置によって行われるべきである
ことが理解される。
【0024】各ブレード10が固定された後は、ブレード
10の非固定部分12に与えられる最終角変位を決定するパ
ラメータとして受け取るために、曲げ加工が施される非
固定部分12の元の位置を記録する必要がある。
【0025】ブレード10の基本位置を記録する方法の一
つに、固定装置20について固定されている参照点と、ブ
レードの非固定部分12の点の間の、ブレードの曲げ方向
に平行な面に沿った距離を測る方法がある。
【0026】図1から図3においては、感知装置30が概
略的に示されている。感知装置30は固定装置20に固定さ
れていると共に、ブレード10の非固定部分12の点に接触
するまで前記参照点に対応する引き込み位置から移動が
可能である測定子31を備えている。測定子31はブレード
10の曲げ方向に応じて動き、すなわち非固定部分12に対
する直交平面の中で動く。測定子31がブレード10に接触
したときは、感知装置30が参照固定点とブレードの非固
定部分の基本位置との間の距離D0に対応する新しい情報
を検知することが可能である。
【0027】これらの初期段階の後で、ブレード10の非
固定部分12は曲げ加工線のまわりに角変位を受ける可能
性があり、それは、横方向またはほぼ横方向に、ブレー
ドの固定部分11および非固定部分12の連結部において、
固定装置20そのものによって決定される可能性がある。
非固定部分12の角変位は、達成されるべき曲げ方向にお
いて、たとえば円筒ロッド40によって得ることができ
る。この円筒ロッド40は曲げ加工線に対して平行に配置
されており、ステップモータ42(たとえば巻き0.5 ステ
ップ)によって駆動されるマイクロメータテーブル41
(たとえば巻き0.5ステップ)に効果的に連結されてい
る。
【0028】ブレード10の非固定部分12の初期角変位
は、ステップモータ42を動かすことによってなされ、そ
の結果、円筒ロッド40が曲げ加工線のまわりに、かつ塑
性変形が得られるような方向に、複数のブレードに対す
る図2に示された標準式を考慮した望ましい塑性角変形
の値の60% から90% に相当する角度αで非固定部分12を
曲げる。非固定部分12の塑性変形に起因する角度αより
小さい塑性角変形とするために、図3に示されている角
度αは、非固定部分12に与えられた角変位に対応してい
ることが観察される。前記変形は複数の曲げ加工が施さ
れるピースの「角変位×塑性変形」標準曲線の設定にお
いて既に考慮されている。
【0029】ステップモータ42への動作指令は、オペレ
ータによるアクセスが可能で、ステップモータ42に対す
る特殊な制御部を内蔵したデジタルインターフェース51
を経てステップモータ42に指令を与える、たとえば、図
1のマイクロコンピュータとして表されている、中央処
理装置50において作成される。
【0030】このように、角度αがブレード10の非固定
部分12の初期角変位に到達すると、円筒ロッド40は、テ
ーブルモータを構成する41および42によって引き込ま
れ、その結果、非固定部分12は図3に表された各塑性変
形の第1ポジションP1に戻り得る。
【0031】次に、中央処理装置50は、測定子31が再び
ブレード10の非固定部分12に接触するまで動くように感
知装置30の測定子31に指令を与え、その結果、感知装置
30は、測定子信号調節器52およびデジタルインターフェ
ース51を介して、得られた第1の塑性変形量D1の情報を
中央処理装置50に送ることができる。中央処理装置50
は、曲げ加工が施されるピースの新たな標準曲線を確立
し、数学的かつ新たな規定関数曲線として、ブレード10
の非固定部分12に与えられる第2の付加角変位βを定義
する。第2の付加角変位βをブレード10の非固定部分12
に与えるために、マイクロメータテーブル41を介して円
筒ロッド40の変形を引き起こすように、対応する指令が
ステップモータ42に与えられ、円筒ロッド40は、特定曲
線の対応補正と共に特定の適用に必要な値の中にある第
2の塑性変形位置P2を、第1の曲げ加工アプローチ関数
として、非固定部分12に仮定せしめるように、非活性状
態になる。
【0032】これより後は、ブレード10は固定装置20か
らはずされてもよい。
【0033】参照点とブレード10の基本位置との間の初
期距離D0は、ブレード10の第1の塑性角変形の後に計測
される距離D1から引き算するために、感知装置30によっ
て決定されると共に、中央処理装置50に登録されること
が同様にわかる。
【0034】図1に示したように、中央処理装置50はア
ナログインターフェース60を介してもう一つの感知装置
70に効果的に接続されることができる。感知装置70は、
たとえば、各々の特定のブレードと結合しているピース
や要素における少なくとも一次関数の変動値として、ブ
レード10にそれぞれ与えられる塑性変形の値を決定する
ために、曲げ加工が施される各ブレードごとに特定のシ
ート部の深さを計測するように設置されている。
【0035】その他の可能実施例においては、両薄層体
の反対側の面から受け取る情報を用いて、ブレードのど
の部分が曲げ加工されるかの決定がなされる。両薄層体
の反対側の面から得られた計測値は二つの感知装置によ
って直接的に得ることができ、光学式感知装置の場合は
反射によって間接的に得ることができる。
【0036】変形される薄層体を固定する固定装置の自
動的起動は、中央処理装置に信号を送り、その周辺にあ
るピースの存在を明らかにし、その後曲げ加工の処理を
始める常在の感知装置によって行われる。可能実施例の
中においては、中央処理装置は曲げ加工処理を始めて、
前記ボディの非固定部分の反対側に位置する両薄層体の
長手方向部分を固定する命令を固定装置に送り返す。別
の実施例では前記固定装置の隣でその存在が感知される
と自動的に薄層体を固定する固定装置を備えている。両
方の実施例において、曲げ加工の各推進手段が終了する
と、すでに曲げ加工が施されたピースは自動的に中央処
理装置によって処理される。
【0037】薄層体上の変形装置の起動は、曲げ加工の
過程で提供されるが、それはその荷重表面上に薄層体上
で前方にも後方にも等しく動く、変形装置と感知装置の
両方を備えているマイクロメータテーブルの動きに関連
している。それとは対照的な状況で、マイクロメータテ
ーブルが曲げ加工が施される薄層体を備えている場合
は、前記ボディは位置感知装置および変形装置の動きに
関連して、前方または後方に動く。
【0038】ここには、本発明の実施例が一つしか述べ
られていないが、その実施例では1回につき2段階の最
初の角変位と同方向の塑性変形による角変位が行われ、
それはこの曲げ加工処理が、第1次変形に加えて、 −全ての付加変位が同方向で、第一次変位と同方向であ
る、 −全ての付加変位が同方向で、第一次変位と反対方向で
ある、 −いくつかの付加変位が第一次変位と同方向で、その他
の付加変位は第一次変位と反対方向であり、最後の変位
はどちらでもかまわない、複数の付加的変位を含んでい
ると理解される。
【0039】更に、反対方向の二つの角変位によってこ
こにある過程を実行することもでき、その場合、最初の
角変位は最終的に望ましい角変形値の110%から120%の
範囲になるようにする。このケースでは、最低一つの付
加角変位がある他の全てのケースと同様に、第一次変位
または付加変位である可能性がある前方変位に対して反
対の方向において、前記反対方向における角変位は、そ
の前の変位の残留張力の解放を可能にする。
【図面の簡単な説明】
【図1】永久曲げ加工方法を実施する装置のブロック図
である。
【図2】金属ブレードの形の、複数のボディにおける長
手方向部の「角変位×塑性変形」の公称基準曲線を示
す。この金属ブレードは、小型の密閉圧縮機用のリード
弁の製造に用いられ、ボディの基本位置である基準固定
点は変形方向の基本位置から間隔があけられている。
【図3】永久曲げ加工を実施する装置の概略正面図であ
る。
【符号の説明】
10 ブレード 11 固定部分 12 非固定部分 20 固定装置 21 パッド 30 感知装置 31 測定子 40 円筒ロッド 41 マイクロメータテーブル 42 ステップモータ 50 中央処理装置 51 デジタルインターフェース 52 測定子信号調節器 60 アナログインターフェース
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年4月24日(2003.4.2
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディの長手方向軸に対して少なくとも
    実質的に横方向である曲げ加工線を介して相互に接合さ
    れていると共に二面角である二つの部分を細長いボディ
    において決定するための、変形可能なボディの曲げ加工
    方法であって、 a) 塑性変形を起こす同型のボディの長手方向部分の
    一部に対して、曲げ加工線のまわりに適用された異なる
    角度の変位の関係を経験的に設定し、曲げ加工が施され
    るボディの型における「角変位×塑性変形」標準曲線の
    公式を定義するステップと、 b) 各ボディの他方の長手方向部を曲げ加工線から固
    定装置に固定するステップと、 c) 参照固定点に関連するボディの非固定部分の基本
    位置の少なくとも1点を計測し、この相対位置の初期値
    を記録するステップと、 d) 曲げ加工線のまわりにかつ望ましい塑性変形の方
    向に、1回のインターバルにつき60% から90% の間、お
    よび110%から120%の間にある変形値の達成に対応する角
    度で、ステップaに定義された公式を考慮して、曲げ加
    工が施されるボディの非固定部分に第1の角変位を与え
    るステップと、 e) ボディの非固定部分に与えられた前記角変位によ
    って得られた塑性変形の程度を決定するために、前記ボ
    ディの非固定部分の新たな角度における点を計測し、前
    記角変位を与える前の位置とその点とを比較するステッ
    プと、 f) ステップeで得られた塑性変形の程度に基づい
    て、各曲げ加工位相に対してボディに特定である「角変
    位×塑性変形」曲線の新たな公式を設定し、望ましい塑
    性変形を達成するために、数学的かつ新たな特定の曲線
    公式としてボディの非固定部分に与えられた付加角変位
    を決定するステップと、 g) 曲げ加工が施されるボディの非固定部分に、前記
    曲げ加工線のまわりにステップfで決定された角度に相
    当する新たな角変位を与えるステップと、 h) 最終的に望ましい塑性変形を達成するために、曲
    げ加工が施されるボディにステップe、ステップf、お
    よびステップgの少なくとも1シーケンスを適用するス
    テップと、 i) 最終的に望ましい塑性変形を呈しているボディを
    固定装置からはずすステップ とを含むことを特徴とする、変形可能なボディの永久的
    曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 少なくとも一つの付加角変位が最終的に
    望ましい塑性変形の方向にあり、当該変位は最終的に望
    ましい塑性変形に最も近くその前段階の塑性変形に関連
    する各々の塑性変形を引き起こす請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 複数の付加角変位が最終的に望ましい塑
    性変形の方向にあり、その変位は最終的に望ましい塑性
    変形に累積的に最も近い各々の塑性変形を引き起こす請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記付加角変位がシーケンシャルに起き
    る請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記付加角変位が全て同じ方向である請
    求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記付加角変位が最終的に望ましい塑性
    変形の方向と全て同じ方向である請求項5に記載の方
    法。
  7. 【請求項7】 少なくとも最後の付加角変位が前段階の
    変位に対して反対方向に起きる請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 少なくとも最後の付加角変位が第1段階
    の変位に対して反対方向に起きる請求項7に記載の方
    法。
  9. 【請求項9】 少なくとも一つの付加角変位が最後の塑
    性変形の方向にあり、結果として、反対方向にある少な
    くとも一つの補正角変位に対応する請求項1に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 少なくとも一つの付加角変位が、最終
    的に望ましい塑性変形の方向と反対方向に起こる請求項
    1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 細長いボディの非固定部分点の新たな
    位置角度をボディをはずす前に計測し、その点と望まし
    い塑性変形状態を呈しているべき点とをピースの受け入
    れ可能性を決定するために比較するステップを更に含む
    請求項1に記載の方法。
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