JP2003271573A - マルチプロセッサ、マルチプロセッサコア及びその制御方法 - Google Patents

マルチプロセッサ、マルチプロセッサコア及びその制御方法

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JP2003271573A JP2002072563A JP2002072563A JP2003271573A JP 2003271573 A JP2003271573 A JP 2003271573A JP 2002072563 A JP2002072563 A JP 2002072563A JP 2002072563 A JP2002072563 A JP 2002072563A JP 2003271573 A JP2003271573 A JP 2003271573A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1チップ上にプロセッサコア100,200と該プ
ロセッサコア100,200からアクセス可能な共有メモリ30
0 とを持つマルチプロセッサ1 において、共有メモリ30
0 での競合を生じないようにする。 【解決手段】 メモリ選択フラグ信号170,270を格納す
る記憶回路130,230と、メモリ選択フラグ信号170,270
と外部フラグ信号150,250とを切り替え出力する切り替
え手段140,240と、該出力をデータバス110,210に送出
する制御付きドライバ190,191,290,291と、切り替え
手段140,240の出力とメモリアクセスアドレスとを入力
として外部へメモリアクセス信号120,220を出力するメ
モリ制御部180,280とを有し、データバス110,210に接
続されて外部フラグ信号150,250と切り替え手段140,2
40を制御する選択信号160,260とを外部から受け取るプ
ロセッサコア100,200と、メモリアクセス信号120,220
を入力し、データバス110,210で接続される共有メモリ
300とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1チップ上に複数
のプロセッサコアと、前記プロセッサコアからアクセス
可能な共有メモリとからなるマルチプロセッサ、マルチ
プロセッサコア及びその制御方法に関する技術分野に属
する。
【0002】
【従来の技術】近年、プロセスの微細化が進んでいるこ
と及びLSIへの更なる高性能化の要求から、1チップ
上に複数のプロセッサコアが搭載されたマルチプロセッ
サが多く開発されるようになっている。また、コストの
面からも、従来複数のチップで構成していたシステムを
1チップ上で実現できるマルチプロセッサが脚光を浴び
ている。
【0003】このようなマルチプロセッサにおいて、そ
れぞれのプロセッサが独立に動作できる場合は容易に最
高性能を達成することが可能であるが、1チップ上のプ
ロセッサコア間でデータのやり取りが必要な場合、一旦
チップ外にデータを送出し、それを他方のプロセッサコ
アで受け取ろうとすると、同じ1チップ上に搭載されて
いる効果が出せないことになる。すなわち、データの授
受に関して従来の別チップ構成の場合と同等になってし
まうからである。
【0004】そこで、従来、例えば特開平7−1051
46号又は特開平5−210640号の各公報に示され
るように、1チップ上に複数のプロセッサコアからアク
セス可能な共有メモリを設けることで前記問題を解決す
ることが提案されている。すなわち、あるプロセッサコ
アで作成されたデータを共有メモリに格納し、その後に
このデータを必要とするプロセッサコアが共有メモリに
アクセスする。このようにすれば、一般に内蔵されるメ
モリは高速であるから、データ授受に関して従来に比べ
飛躍的に転送効率を向上させることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来のも
のでは、互いに独立に動くプロセッサコアからのアクセ
ス要求を適切に行なうには、調停回路が別途必要とさ
れ、又は複数のアクセスが許されるデュアルポートメモ
リを共有メモリとして使用する必要があるという問題が
あった。
【0006】また、デュアルポートメモリ又は複雑な競
合を回避する調停回路は大規模になりがちで、プロセッ
サコア間でのデータ授受が完全にランダムに発生する場
合以外は却ってオーバースペックになっていると言う問
題があった。
【0007】さらに、既に開発しているプロセッサコア
を複数搭載するという一般的な開発手法では、新たに調
停回路等の設計追加が必須であり、設計期間が長くなる
というがあった。
【0008】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、従来のプロセッサコアをほぼそのまま用い、簡
易な構成であるにも関わらず、共有メモリでの競合を生
じないマルチプロセッサを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、1チップ上に複数のプロセ
ッサコアと、前記プロセッサコアからアクセス可能な共
有メモリとを持つマルチプロセッサにおいて、プログラ
ムによりライト可能なメモリ選択フラグ信号を格納する
記憶手段と、前記記憶手段からのメモリ選択フラグ信号
と外部フラグ信号とを切り替え出力する切り替え手段
と、前記記憶手段をプログラムによりリードした場合に
前記切り換え手段の出力をデータバスに送出する制御付
きドライバと、前記切り替え手段の出力とメモリアクセ
スアドレスとを入力として外部へメモリアクセス信号を
出力するメモリ制御部とを有し、前記データバスに接続
され、前記外部フラグ信号と、前記切り替え手段を制御
する選択信号とを外部から受け取る複数のプロセッサコ
アと、複数のメモリアクセス信号を入力し、前記メモリ
アクセス信号に関連して複数の前記データバスで接続さ
れる共有メモリとを備える。
【0010】前記の構成によると、リセット直後は、プ
ロセッサコア内のメモリ制御回路は共有メモリに対し、
メモリアクセス信号を同時にはアクティブ状態にするこ
とはなく、競合を避けることができる。従って、複数の
プロセッサコアをチップ上で接続する際に、簡易に共有
メモリへの排他制御を実現することができ、かつ各プロ
セッサコアは共有メモリへのアクセスが許可されている
かどうかを内部プログラムで容易に知ることができる。
【0011】請求項2の発明では、1チップ上に複数設
けられ、共通メモリにアクセス可能なプロセッサコアで
あって、プログラムによりライト可能なメモリ選択フラ
グ信号を格納する記憶手段と、前記記憶手段からのメモ
リ選択フラグ信号と外部フラグ信号とを切り替え出力す
る切り替え手段と、前記記憶手段をプログラムによりリ
ードした場合に前記切り換え手段の出力をデータバスに
送出する制御付きドライバと、前記切り替え手段の出力
とメモリアクセスアドレスとを入力として外部へメモリ
アクセス信号を出力するメモリ制御部とを有し、前記デ
ータバスに接続されて前記外部フラグ信号と、前記切り
替え手段を制御する選択信号とを外部から受け取る一
方、前記メモリ選択フラグ信号をプログラムによりリー
ドした場合、前記メモリ選択フラグ信号を前記データバ
スに送出するようにする。
【0012】前記の構成によると、プロセッサコアは1
チップ上で複数接続される際に、簡易に共有メモリへの
排他制御を実現することができ、かつ共有メモリへのア
クセスが許可されているかどうかを内部プログラムで容
易に知ることができる。
【0013】請求項3の発明では、請求項2のマルチプ
ロセッサコアを用いるマルチプロセッサであって、第1
のプロセッサコアと第2のプロセッサコアとを搭載し、
前記第1のプロセッサコアの選択信号を固定し、前記第
1のプロセッサコアの切り替え手段出力信号を論理反転
して前記第2のプロセッサコアの外部フラグ信号として
印加し、前記第1のプロセッサコアのメモリアクセス信
号を前記共有メモリに接続し、前記第1のプロセッサコ
アのデータバスを前記共有メモリに接続し、前記第1の
プロセッサコアの外部フラグ信号を固定し、前記第2の
プロセッサコアの選択信号を、前記第1のプロセッサコ
アの選択信号を論理反転した値で固定し、前記第2のプ
ロセッサコアの切り替え手段出力信号をオープンとし、
前記第2のプロセッサコアのメモリアクセス信号を前記
共有メモリに接続し、前記第2のプロセッサコアのデー
タバスを前記共有メモリに接続するように構成する。
【0014】前記の構成によると、リセット直後は、第
2プロセッサコアから共有メモリにアクセスできる状態
になっており、選択信号をリードすることで、プログラ
ムによりマスタ側として動作しているか、又はスレーブ
側として動作しているか判断することが可能である。ま
た、通常動作時では、第1プロセッサコア側で共有メモ
リにアクセスする必要がある場合、データバスを通じ
て、メモリ制御回路をアクティブにする。同時に、第2
プロセッサコア側では、メモリ制御回路はディスエーブ
ルされる。従って、共有メモリは第1プロセッサコア側
に接続されることになり、競合を避けることができる。
また、内部レジスタをリードすることで、選択信号の値
を知ることができ、さらにそれらがマスタ側なのか、又
はスレーブ側なのかを知ることができる。同様に、内部
レジスタをリードすることで、マルチプロセッサコアが
自身で設定した又は他方の影響からのものかのいずれに
しても、共有メモリにアクセスできるか否かを知ること
が可能である。従って、わずかの論理回路を考慮するこ
とで、本発明の作用効果が有効に得られる好適なマルチ
プロセッサが得られる。
【0015】請求項4の発明のマルチプロセッサ制御方
法では、請求項3のマルチプロセッサを用いて、第1及
び第2のプロセッサコアに同時に割り込みをかけ、前記
共有メモリにアクセス権を持たないプロセッサコア側は
割り込みルーチン中で前記共有メモリに対するアクセス
を禁止し、他方のプロセッサコア側で記憶手段をプログ
ラムにより切り替えることで前記共有メモリの接続先を
変更するステップを含むようにする。また、請求項5の
発明のマルチプロセッサ制御方法では、請求項3のマル
チプロセッサを用いて、マルチプロセッサ上のプロセッ
サコアでメモリ選択フラグ信号を切り替え手段の出力と
する方をマスタ側とし、前記マスタ側プロセッサコアで
前記共有メモリをアクセスしようとするときのみ、プロ
グラムによりメモリ選択フラグ信号を更新して前記共有
メモリへのアクセスを制御するステップを含むようにす
る。
【0016】前記の構成によると、第2プロセッサコア
が共有メモリをアクセスしている最中に、第1プロセッ
サコアが記憶手段を書き換えて、共有メモリが第1プロ
セッサコア側に属しようとするのを避けることができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明の実施形態に係るマル
チプロセッサ1の全体構成を示し、このマルチプロセッ
サ1中には1チップ上に全く同一の第1プロセッサコア
100と第2プロセッサコア200とが設けられてい
る。
【0018】前記プロセッサコア100,200はそれ
ぞれのデータバス110,210により、共有メモリ3
00に接続されている。尚、図示しないが、この他に実
際にはアクセスアドレスや制御信号がそれぞれのプロセ
ッサコア100,200から出力されている。
【0019】前記共有メモリ300は、第1プロセッサ
コア100から来るメモリアクセス信号120がアクテ
ィブ(="1")の時に、前記データバス110を通じて第
1プロセッサコア100とデータ転送を行なう。同様
に、この共有メモリ300は、第2プロセッサコア20
0から来るメモリアクセス信号220がアクティブ(="
1")の時に、データバス210を通じて第2プロセッサ
コア200とデータ転送を行なう。
【0020】前記プロセッサコア100,200内の記
憶回路130,230は、それぞれのプロセッサコア1
00,200内のプログラムによりライト可能なメモリ
選択フラグ信号170,270を格納する記憶手段で、
このメモリ選択フラグ信号170,270が"1"のと
き、それぞれ共有メモリ300を選択する。
【0021】前記プロセッサコア100,200内の切
り替え手段140,240は、前記記憶回路130,2
30のメモリ選択フラグ信号170,270信号と、外
部から入力される外部フラグ信号150,250とを切
り換え出力する。そして、外部から前記切り替え手段1
40,240を制御する選択信号160,260を受け
取り、この選択信号160が"1"の時、記憶回路130
の出力をメモリ選択フラグ信号170として採用する一
方、選択信号260が"1"の時、記憶回路230の出力
をメモリ選択フラグ信号270として採用する。
【0022】また、制御付き出力ドライバとしてのメモ
リ選択フラグバス出力ドライバ190,290は、プロ
グラムによりメモリ選択フラグ信号170,270の値
をリードする場合に、データをデータバス110,21
0に送出する。同時に同じく制御付き出力ドライバとし
ての選択信号バス出力ドライバ191,291は選択信
号160,260の値をリードする場合にデータをデー
タバス110,210を通じて送出する。
【0023】そして、メモリ制御部としてのメモリ制御
回路180,280は、前記切り替え手段140,24
0の出力であるメモリ選択フラグ信号170,270と
メモリアクセスアドレスとを入力として外部へメモリア
クセス信号120,220を出力するメモリ制御部であ
って、前記メモリ選択フラグ信号170,270がアク
ティブ(="1")でかつメモリアクセスアドレスが共有メ
モリ300を指し示すアドレスである場合、メモリアク
セス信号120,220を出力する。そして、前記共有
メモリ300にこのメモリアクセス信号120,220
が入力される。
【0024】以上のように説明した前記プロセッサコア
100,200を以下のように接続する。すなわち、第
1プロセッサコア100の出力信号であるメモリ選択フ
ラグ信号170を論理反転し、第2プロセッサコア20
0の外部フラグ信号250として入力する。
【0025】また、前記第1プロセッサコア100の選
択信号160は"1"に固定し、同様に第2プロセッサコ
ア200の選択信号260は"0"に固定する。第1プロ
セッサコア100の外部フラグ信号150は外部で固定
値にしておく。この信号は前記切り替え手段140で選
択されないので、固定値であれば何でもよい。前記第2
プロセッサコア200のメモリ選択フラグ信号270は
外部でオープンにしておく。
【0026】前記メモリ制御回路180,280は、メ
モリ選択フラグ信号170,270がアクティブ(="
1")の時で、かつメモリアクセスアドレス(図示せず)が
共有メモリ300を指し示す範囲である時、メモリアク
セス信号120,220をアクティブ(="1")とする。
【0027】前記共有メモリ300はプロセッサコア1
00,200から来るリード/ライト信号(図示せず)に
応じて、データバス110,210を通じてデータ転送
を行なう。尚、プロセッサコア100,200は通常の
プロセッサコアが一般的に持つ、例外処理の機能等は備
えているとする。
【0028】以上のように構成された本発明の実施形態
に係るマルチプロセッサ1の作動を説明する。プロセッ
サコア100,200のメモリ空間は例えば64Kワー
ド空間とし、共有メモリ300はその中のE000番地
からFFFF番地に割り当てられているとする。
【0029】リセット直後では、記憶回路130は"0"
に初期化される。選択信号160は固定(="1")なの
で、メモリ選択フラグ信号170は"0"となる。従っ
て、第1プロセッサコア100でメモリ選択フラグ信号
170をリードすると、メモリ選択フラグ信号170
は"0"となり、共有メモリ300は選択できない。
【0030】同様に第2プロセッサコア200でメモリ
選択フラグ信号270をリードすると、選択信号260
は固定(="0")なので、記憶回路230の値に関わら
ず、メモリ選択フラグ信号270の値は"1"となり、メ
モリアクセスとしてアクセスアドレスがE000番地か
らFFFF番地の間であると、共有メモリ300に対
し、メモリ制御回路280はメモリアクセス信号220
(="1")を出力する。
【0031】すなわち、リセット直後は、第2プロセッ
サコア200から共有メモリ300にアクセスできる状
態になっている。そして、選択信号160,260をリ
ードすることで、プログラムにより、マスタ側として動
作しているか、又はスレーブ側として動作しているか判
断することが可能である。
【0032】通常動作時では、第1プロセッサコア10
0側で共有メモリ300にアクセスする必要がある場
合、データバス110を通じて、記憶回路130に対し
て"1"をライトする。選択信号160が"1"であるの
で、メモリ選択フラグ信号170は"1"となり、メモリ
制御回路180をアクティブにする。同時に、第2プロ
セッサコア200側では、メモリ選択フラグ信号270
が"0"となるので、メモリ制御回路280はディスエー
ブルされる。従って、共有メモリ300は第1プロセッ
サコア100側に接続されることになる。
【0033】従って、本発明の実施形態に係るマルチプ
ロセッサ1によると、プロセッサコア100,200内
のメモリ制御回路180,280は共有メモリ300に
対し、メモリアクセス信号120,220を同時にはア
クティブ状態することはなく、競合を避けることができ
る。
【0034】また、内部レジスタをリードすることで、
選択信号160,260の値を知ることができ、さらに
それらがマスタ側なのか、又はスレーブ側なのかを知る
ことができる。同様に、内部レジスタをリードすること
で、各プロセッサコア100,200が自身で設定した
又は他方の影響からのものかのいずれにしても、共有メ
モリ300にアクセスできるか否かを知ることが可能で
ある。
【0035】尚、前記実施形態では、排他制御の原則を
記述したが、実際的には、第2プロセッサコア200が
共有メモリ300をアクセスしている最中に、第1プロ
セッサコア100が記憶回路130を書き換えてしま
い、共有メモリ300が第1プロセッサコア100側に
属してしまうことも考え得る。
【0036】このような場合、図2に示すように、第1
及び第2プロセッサコア100,200に同時に割り込
みをかけ、前記共有メモリ300にアクセス権を持たな
い第2プロセッサコア200側は割り込みルーチン中で
前記共有メモリ300に対するアクセスを禁止し、他方
の第1プロセッサコア100側で記憶回路130をプロ
グラムにより切り替えることで前記共有メモリ300の
接続先を変更するステップを含むマルチプロセッサ制御
方法をとればよい。
【0037】又は、図3に示すように、マルチプロセッ
サ1上の記憶回路130へのライトアクセスが生じた時
に、それを示す信号出力を出力とする第1プロセッサコ
ア100をマスタ側とし、そのメモリ選択フラグ信号1
70を受けて、第2プロセッサコア200側をストール
させ、第1プロセッサコア100で共有メモリ300を
アクセスしようとするときのみ、プログラムによりメモ
リ選択フラグ信号170を更新して前記共有メモリ30
0へのアクセスを制御するステップを含むマルチプロセ
ッサ制御方法をとればよい。
【0038】尚、本発明は、アクセスタイミングが調整
できるようなシステムにおいては、ある程度タイミング
を考慮することで、ランダムに2つのプロセッサコアか
らアクセスがある共有メモリに対しても十分に適用する
ことが可能である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、複数の
プロセッサコアをチップ上で接続する際に、僅かの論理
回路を考慮することで、簡易に共有メモリへの排他制御
を実現することができ、かつ各プロセッサコアは共有メ
モリへのアクセスが許可されているかどうかを内部プロ
グラムで容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るマルチプロセッサの全
体構成を示す図である。
【図2】マルチプロセッサ上のプロセッサコアの制御流
れを示す図である。
【図3】その他のマルチプロセッサ上のプロセッサコア
の制御流れを示す図2相当図である。
【符号の説明】
1 マルチプロセッサ 100,200 プロセッサコア 110,210 データバス 120,220 メモリアクセス信号 130,230 記憶回路(記憶手段) 140,240 切り替え手段 150,250 外部フラグ信号 160,260 選択信号 170,270 メモリ選択フラグ信号 180,280 メモリ制御回路(メモリ制御部) 190,290 メモリ選択フラグバス出力ドライバ
(制御付きドライバ) 191,291 選択信号バス出力ドライバ(制御付き
ドライバ) 300 共有メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/78 510 G06F 15/78 510A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チップ上に複数のプロセッサコアと、
    前記プロセッサコアからアクセス可能な共有メモリとを
    持つマルチプロセッサにおいて、 プログラムによりライト可能なメモリ選択フラグ信号を
    格納する記憶手段と、前記記憶手段からのメモリ選択フ
    ラグ信号と外部フラグ信号とを切り替え出力する切り替
    え手段と、前記記憶手段をプログラムによりリードした
    場合に前記切り換え手段の出力をデータバスに送出する
    制御付きドライバと、前記切り替え手段の出力とメモリ
    アクセスアドレスとを入力として外部へメモリアクセス
    信号を出力するメモリ制御部とを有し、前記データバス
    に接続され、前記外部フラグ信号と、前記切り替え手段
    を制御する選択信号とを外部から受け取る複数のプロセ
    ッサコアと、 複数のメモリアクセス信号を入力し、前記メモリアクセ
    ス信号に関連して複数の前記データバスで接続される共
    有メモリとを備えたことを特徴とするマルチプロセッ
    サ。
  2. 【請求項2】 1チップ上に複数設けられ、共通メモリ
    にアクセス可能なプロセッサコアであって、 プログラムによりライト可能なメモリ選択フラグ信号を
    格納する記憶手段と、前記記憶手段からのメモリ選択フ
    ラグ信号と外部フラグ信号とを切り替え出力する切り替
    え手段と、 前記記憶手段をプログラムによりリードした場合に前記
    切り換え手段の出力をデータバスに送出する制御付きド
    ライバと、 前記切り替え手段の出力とメモリアクセスアドレスとを
    入力として外部へメモリアクセス信号を出力するメモリ
    制御部とを有し、 前記データバスに接続されて前記外部フラグ信号と、前
    記切り替え手段を制御する選択信号とを外部から受け取
    る一方、 前記メモリ選択フラグ信号をプログラムによりリードし
    た場合、前記メモリ選択フラグ信号を前記データバスに
    送出することを特徴とするマルチプロセッサコア。
  3. 【請求項3】 請求項2のマルチプロセッサコアを用い
    るマルチプロセッサであって、 第1のプロセッサコアと第2のプロセッサコアとを搭載
    し、 前記第1のプロセッサコアの選択信号を固定し、 前記第1のプロセッサコアの切り替え手段出力信号を論
    理反転して前記第2のプロセッサコアの外部フラグ信号
    として印加し、 前記第1のプロセッサコアのメモリアクセス信号を前記
    共有メモリに接続し、 前記第1のプロセッサコアのデータバスを前記共有メモ
    リに接続し、 前記第1のプロセッサコアの外部フラグ信号を固定し、 前記第2のプロセッサコアの選択信号を、前記第1のプ
    ロセッサコアの選択信号を論理反転した値で固定し、 前記第2のプロセッサコアの切り替え手段出力信号をオ
    ープンとし、 前記第2のプロセッサコアのメモリアクセス信号を前記
    共有メモリに接続し、 前記第2のプロセッサコアのデータバスを前記共有メモ
    リに接続するように構成したことを特徴とするマルチプ
    ロセッサ。
  4. 【請求項4】 請求項3のマルチプロセッサを用いて共
    有メモリでの競合を避けるマルチプロセッサ制御方法で
    あって、 第1及び第2のプロセッサコアに同時に割り込みをか
    け、 前記共有メモリにアクセス権を持たないプロセッサコア
    側は割り込みルーチン中で前記共有メモリに対するアク
    セスを禁止し、 他方のプロセッサコア側で記憶手段をプログラムにより
    切り替えることで前記共有メモリの接続先を変更するス
    テップを含むマルチプロセッサ制御方法。
  5. 【請求項5】 請求項3のマルチプロセッサを用いて共
    有メモリでの競合を避けるマルチプロセッサ制御方法で
    あって、 マルチプロセッサ上のプロセッサコアでメモリ選択フラ
    グ信号を切り替え手段の出力とする側をマスタ側とし、 前記マスタ側プロセッサコアで前記共有メモリをアクセ
    スしようとするときのみ、プログラムによりメモリ選択
    フラグ信号を更新して前記共有メモリへのアクセスを制
    御するステップを含むマルチプロセッサ制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110187891A (zh) * 2019-03-18 2019-08-30 杭州电子科技大学 一种用于多核可编程控制器的程序开发方法及***

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