JP2003270987A - ベルト定着装置 - Google Patents

ベルト定着装置

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JP2003270987A
JP2003270987A JP2002076793A JP2002076793A JP2003270987A JP 2003270987 A JP2003270987 A JP 2003270987A JP 2002076793 A JP2002076793 A JP 2002076793A JP 2002076793 A JP2002076793 A JP 2002076793A JP 2003270987 A JP2003270987 A JP 2003270987A
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roll
belt
fixing
drive
fixing belt
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JP2002076793A
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English (en)
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Sadao Okano
貞夫 岡野
Yutaka Nogami
豊 野上
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のロールに張架された定着ベルトに巻き
付けぐせが付くのを防止するとともに、加熱・冷却に伴
う熱収縮でおきるベルトのシワを抑えることができ、ベ
ルトから記録媒体を剥離したときにムラのない光沢性に
優れたカラー画像を得ることができるベルト定着装置を
提供する。 【解決手段】 回転駆動される第一及び第二の駆動ロー
ル71、72と、これら第一及び第二の駆動ロールを含
む複数の回転ロール71、72、73に架け渡されて回
転する無端状の定着ベルト70と、第一の駆動ロール7
1と当該第一の駆動ロール71から定着ベルト70の回
転方向下流側に隣接する一の回転ロール72との間に設
けられ当該定着ベルト70をその内側から冷却する冷却
部材76とを有するベルト定着装置において、当該第二
の駆動ロール72の周速度を、当該第一の駆動ロール7
1の周速度に比べて速くなるように設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、これらの複合機等の電子写真方式を
用いた画像形成装置の定着装置に関し、より詳しくは、
定着ベルトを用いる定着装置の改良に係る。
【0002】
【従来の技術】近年のフルカラー複写機やプリンターの
普及に伴い、より高画質、高光沢な画像が求められてい
る。このような要求から、たとえば特開昭64-35452号公
報、特開平5-216322号公報には、熱可塑性樹脂からなる
透明樹脂層を設けた記録媒体表面に、同質の熱可塑性樹
脂からなるカラートナーを転写し、加熱、溶融してカラ
ー画像を形成する方法が開示されている。
【0003】そして、上記のような高光沢の画像形成方
法に適する定着方法として、ベルト定着方式が提案され
ている。このような定着装置では、未定着トナー像を担
持した記録媒体に耐熱フィルムを加熱ロールと加圧ロー
ルとで押圧加熱し、ベルトと密着状態で搬送し、冷却部
材で冷却した後に、記録媒体を剥離する構成を取ってい
る。これにより、トナー像は透明樹脂層中に埋め込ま
れ、記録媒体表面の透明樹脂層及びトナー像は、ベルト
表面形状にならって凝固するので、記録媒体表面全体が
平滑な面となり、光沢性に優れたカラー画像を得る事が
できる。
【0004】従来、このようなベルト定着装置として
は、無端状定着ベルトを張架している複数のロールのう
ち、一つのロールをモータ等の駆動源によって回転駆動
し、この駆動ロールに巻き回されている定着ベルト裏面
との摩擦力によって定着ベルトを周回駆動する。したが
って、定着ベルトを安定した状態で駆動するためには、
定着ベルトに所定の張力を導入し、駆動ロールとの圧接
力を高める必要がある。特に二つのロール間に定着ベル
ト及び記録媒体を挟持して搬送する場合、ベルト駆動に
対する負荷が大きくなり、このため定着に付与される張
力は大きくする必要がある。
【0005】更に、定着ベルトを加熱ロールと加圧ロー
ルとのニップ部で加熱・加圧し、冷却部で冷却するベル
ト定着装置では、定着ニップ部で加熱された定着ベルト
が、冷却部材で急激に冷却されるために、定着ベルトが
収縮し、シワが発生するという問題がある。図6はこの
シワの状態を示す概略図である。このシワの発生は、定
着部の下流側に位置する冷却部材とベルトとの密着性を
弱め、ベルト及びベルトと密着している記録媒体の冷却
効率を悪化させる原因となり、ベルトから記録媒体を剥
離したときに十分に冷却されていないために面内に光沢
ムラが発生するという問題がある。
【0006】よって、定着ベルトを安定した状態で駆動
するために、定着ベルトに大きな張力を導入し、ベルト
と駆動ロールとの圧接力を更に高めるか、定着ベルトを
駆動ローラに巻き回す角度を大きくし、接触面積を大き
くする等の手段が採用されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベルト定着装置では、動作を休止している時も、ベ
ルトに大きな張力がかかった状態となっていると、ロー
ルに巻き回されている部分で巻付けぐせがついてしま
う。つまり、ベルトに変形した湾曲が残留する。このよ
うな変形があるとベルトの安定した駆動やトナー像の定
着を阻害する事になる。記録媒体表面の透明樹脂層及び
トナー像は、ベルト表面形状にならって凝固するので、
ベルトに変形した湾曲が残留すると、そのままレプリカ
として記録媒体表面に写るおそれがある。
【0008】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、複数のロールに張架された定着ベ
ルトに巻き付けぐせが付くのを防止するとともに、シワ
や波うち等のでない安定した状態で定着ベルトを駆動さ
せ、色ムラや光沢ムラのない定着画像を提供する事であ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、回転
駆動される第一及び第二の駆動ロールと、これら第一及
び第二の駆動ロールを含む複数の回転ロールに架け渡さ
れて回転する無端状の定着ベルトと、第一の駆動ロール
と当該第一の駆動ロールから定着ベルトの回転方向下流
側に隣接する一の回転ロールとの間に設けられ当該定着
ベルトをその内側に接して冷却する冷却部材とを有する
ベルト定着装置において、当該第二の駆動ロールの周速
度を、当該第一の駆動ロールの周速度に比べて速くなる
ように設定するものである。なお、前記第一の駆動ロー
ルと第二の駆動ロールとの周速度差は、0%より大きけ
ればよく(例えば、1%以上)、特に3%以上であるこ
とが好ましく、また10%未満であることが好ましい。
【0010】また、このように第一の駆動ロールと第二
の駆動ロールとに周速度差を与えるための構成として
は、第一の駆動ロールと第二の駆動ロールとがそれぞれ
独立の駆動源から回転駆動力を伝達されるものでもよい
が、第一の駆動ロールと第二の駆動ロールとが同一の駆
動源から回転駆動力を伝達され、当該駆動源から第一の
駆動ロールに至る第一の駆動伝達系と、当該駆動源から
第二の駆動ロールに至る第二の駆動伝達系とを調整する
ことにより、当該周速度差を生じさせるものでもよい。
例えば、駆動伝達系が複数の回転ギアで構成され、各ギ
アの歯数を調整することでギア比を変更し、当該周速度
差を生じさせることができる。
【0011】また、前記第一の駆動ロールから定着ベル
トの回転方向下流側に隣接する一の回転ロールが第二の
駆動ロールであってもよいし、なくてもよい。さらに、
前記複数の回転ロールのうち少なくとも一の回転ロール
は、前記定着ベルトに張力を与えるテンションロールと
することができる。なお、前記テンションロールは、駆
動ロールではない。
【0012】また、前記第一の駆動ロールに対峙し前記
定着ベルトを挟んで圧接する圧接ロールを有し、記録シ
ートを当該定着ベルトと圧接ロールとの圧接部分におい
て記録シート画像面を定着ベルトに付着させ、前記第一
の駆動ロールから定着ベルトの回転方向下流側に隣接す
る一の回転ロール部分において定着ベルトから記録シー
トを剥離するよう構成することことができる。また、前
記記録シートは、その画像面側に熱可塑性樹脂層を有す
るものである。
【0013】また、前記第二の駆動ロールと前記定着ベ
ルトとの摩擦力(動摩擦力及び/又は静摩擦力)は、前
記第一の駆動ロールと前記定着ベルトとの摩擦力(動摩
擦力及び/又は静摩擦力)以上とすることができる。ま
た、前記第二の駆動ロールと前記定着ベルトとの接触面
積は、前記第一の駆動ロールと前記定着ベルトとの接触
面積よりも小さく構成することができ、具体的には、前
記第二の駆動ロールの径は、前記第一の駆動ロールの径
よりも小さく構成することができる。
【0014】このような構成を採用することにより、当
該周速度差により、第一の駆動ロールと第二の駆動ロー
ルとの間の定着ベルトに張力を付与する事になり、定着
ベルトのシワや波うちの発生を防止するとともに、定着
ベルトの停止状態では駆動ロールの周速度差による張力
はベルトにかからないので、ベルトの巻き付けぐせが防
止される。
【0015】
【発明の実施による形態】図1は、本発明に係る定着装
置が適用される画像形成システムの断面概略図である。
同図に示すように、この画像形成システムは、大きく分
けて画像形成装置1と二次定着ユニット2とで構成され
る。
【0016】以下、これらの画像形成装置1と二次定着
ユニット2との構成及び動作を詳細に説明する。
【0017】この画像形成装置1は、大きく分けて画像
形成部、二次転写部、用紙搬送部、一次定着部により構
成されている。画像形成部としては、感光体ドラム1
0、帯電装置11、露光ユニット12、ロータリー現像
ユニット13、一次転写ロール、感光体クリーニングユ
ニット16の他、ロータリー現像ユニット13の各色ご
との現像ユニットにトナーを供給するためのトナー収容
部14、感光体クリーニングユニット16により回収さ
れる廃トナーを貯めるトナー回収ボックス17などを備
えている。
【0018】二次転写部としては、中間転写ベルト2
0、ドライブステアリングロール21、アイドルロール
22、バックアップロール23、二次転写ロール24、
ベルトクリーニングユニット25などを備えている。用
紙搬送部としては、用紙トレイ30、ピックアップロー
ル31、フィードロール対32、搬送ロール対33、レ
ジストレーションロール対34、搬送ベルト35、用紙
シュート36、排出ロール対37を備えている。なお、
図中点線は用紙Pの搬送経路を示している。一次定着部
としては、加熱ロール41、加圧ロール42を備えてい
る。
【0019】ここで、トナー収容部14やロータリー現
像ユニット13に収容されるトナーとしては、結着樹
脂、着色剤、離型剤を有機溶媒中に溶解分散させた油性
成分を、水性媒体中に分散させ、造粒して得られるトナ
ーであり、そのトナー内部に無機微粒子を含むものであ
る。より具体的には、結着樹脂としては平均粒径が5μ
m程度のスチレンアクリルを使用し、離型剤としては5
重量%程度のカルナバワックスを使用し、無機微粒子と
しては平均粒径が40nm、3重量%程度の酸化ケイ素
粒子を使用しているが、これらの限定されるものではな
い。また、用紙トレイ30に収容される用紙(記録シー
ト)Pが収容されている。
【0020】二次定着ユニット2は、用紙搬送部と二次
定着装置7により構成される。用紙搬送部としては、可
動シュート50、第一排出ロール対51、第一排出トレ
イ61、搬送ロール対52、55、第二排出ロール対5
6、第二排出トレイ62を備えている。二次定着装置7
の構成については、後述する。
【0021】次に、この図1に示す画像形成システムの
動作を説明する。ここで、この画像形成システムにおい
ては、光沢度の高い画像が要求される場合には二次定着
装置7による二次定着処理を施し、光沢度がそれ程要求
されない場合には二次定着装置7による二次定着処理を
行わないものである。以下、光沢度がそれほど要求され
ない画像の一例として白黒文字画像を、光沢度の高い画
像が望まれる一例としてフルカラー写真画像をそれぞれ
用紙P上に形成する際の動作をそれぞれ説明する。
【0022】○白黒文字画像形成 まず白黒文字画像形成動作について説明する。
【0023】図中矢印の方向に回転駆動される感光体ド
ラム10は、帯電装置11によりその表面が一様に帯電
される。そして、図示しないコンピュータなどから文字
としての画像信号に基づき(必要に応じて画像処理を施
して)、露光ユニット12からレーザー光が感光体ドラ
ム10表面へと照射される。すると、感光体ドラム10
の表面には、露光部分と非露光部分において電位差が生
じ、その電位差により静電潜像が形成される。そして、
その感光体ドラム10表面の静電潜像がロータリー現像
ユニット13に対峙すると、ブラックに対応する現像装
置の現像ロールに保持される磁気ブラシがその静電潜像
を摺擦して、静電潜像部分にトナーを選択的に付着させ
る。
【0024】このようにして感光体ドラム10表面に
は、ブラックトナーによる顕像、すなわちトナー像T
(Bk)が形成される。このトナー像T(Bk)が感光
体ドラム10の回転と共に、一次転写ロール15に対峙
する位置に達すると、一次転写ロール15が形成する一
次転写電界により、中間転写ベルト20上に静電的に転
写される。なお、一次転写されずに感光体ドラム10表
面に残留した僅かなトナーは、感光体クリーニングユニ
ット16により感光体ドラム10表面から除去され、最
終的にはトナー回収ボックス17内に回収される。
【0025】中間転写ベルト20上に一次転写されたト
ナー像T(Bk)は、図中矢印の方向に回転駆動される
中間転写ベルト20の回転とともに移動し、二次転写ロ
ール24と対峙する。この際、二次転写ロール24は中
間転写ベルト20に圧接している。
【0026】一方、用紙トレイ30に収容されていた用
紙Pは、ピックアップロール31、フィードロール対3
2、搬送ロール33を介して一枚ずつ搬送され、レジス
トレーションロール対34により一旦保持(停止)され
る。そして、中間転写ベルト20上のトナー像T(B
k)が二次転写ロール24と対峙するタイミングに同期
させて、レジストレーションロール対34が回転し、そ
れまで保持していた用紙Pを二次転写ロール24と中間
転写ベルト20との圧接部分に送り込む。
【0027】すると、中間転写ベルト20上のトナー像
T(Bk)は、二次転写ロール24が形成する二次転写
電界により、用紙P上に二次転写される。この際、トナ
ー像T(Bk)は、用紙Pの透明樹脂層P2上に転写さ
れる。なお、二次転写されずに中間転写ベルト20表面
に残留した僅かなトナーは、ベルトクリーニングユニッ
ト25により除去される。
【0028】トナー像T(Bk)をその表面に保持する
用紙Pは、搬送ベルト35、用紙シュート36を介し
て、一次定着部に達する。そして、互いに圧接して回転
する加熱ロール41と加圧ロール42と圧接部分を通過
する際に、その熱と圧力との作用により、トナー像T
(Bk)は用紙P上に永久像として定着される。一次定
着後の用紙Pは、排出ロール対37により画像形成装置
1外へと搬送され、二次定着ユニット2内に搬送され
る。
【0029】二次定着ユニット2内に搬送された用紙P
は、可動シュート50により図中点線で示す一方の搬送
経路が選択され、第一排出ロール51により第一排出ト
レイ61へと排出され、一の白黒文字画像の画像形成動
作が終了する。
【0030】○フルカラー写真画像形成 次に、フルカラー写真画像形成の動作について説明す
る。
【0031】図中矢印の方向に回転駆動される感光体ド
ラム10は、帯電装置11によりその表面が一様に帯電
される。そして、図示しないコンピュータなどから写真
としての画像信号に基づき(必要に応じて画像処理を施
して)、露光ユニット12からまずイエローに対応する
レーザー光が感光体ドラム10表面へと照射される。す
ると、感光体ドラム10の表面には、露光部分と非露光
部分において電位差が生じ、その電位差により静電潜像
が形成される。そして、その感光体ドラム10表面の静
電潜像がロータリー現像ユニット13に対峙すると、イ
エローに対応する現像装置の現像ロールに保持される磁
気ブラシがその静電潜像を摺擦して、静電潜像部分にト
ナーを選択的に付着させる。
【0032】このようにして感光体ドラム10表面に
は、イエロートナーによる顕像、すなわちトナー像T
(Y)が形成される。このトナー像T(Y)が感光体ド
ラム10の回転と共に、一次転写ロール15に対峙する
位置に達すると、一次転写ロール15が形成する一次転
写電界により、中間転写ベルト20上に静電的に転写さ
れる。中間転写ベルト20上に一次転写されたトナー像
T(Y)は、図中矢印の方向に回転駆動される中間転写
ベルト20の回転とともに移動し、再び一次転写ロール
15に対峙する位置に達する。なお、この際、二次転写
ロール24とベルトクリーニングユニット25は中間転
写ベルト20に対して離間されている。
【0033】一方、同様の動作により感光体ドラム10
表面には、マゼンタトナーによる顕像、すなわちトナー
像T(M)が形成される。そして、中間転写ベルト20
上に既に一次転写されたトナー像T(Y)が再び一次転
写ロール15に対峙する位置に達するタイミングで、感
光体ドラム10上のトナー像T(M)も一次転写ロール
15に対峙する位置に達し、一次転写ロール15が形成
する一次転写電界により、中間転写ベルト20上のトナ
ー像T(Y)にトナー像T(M)が重ね合わされる。同
様に、シアントナーによるトナー像T(C)、ブラック
トナーによるトナー像T(Bk)が次々に重ね合わさ
れ、最終的にフルカラーのトナー像T(F)が中間転写
ベルト20表面に形成される。なお、トナー像が重ね合
わされた後、二次転写ロール24とベルトクリーニング
ユニット25は中間転写ベルト20に対して当接され
る。
【0034】そして、用紙トレイ30に収容されていた
用紙Pは、ピックアップロール31、フィードロール対
32、搬送ロール33を介して一枚ずつ搬送され、レジ
ストレーションロール対34により一旦保持(停止)さ
れる。そして、中間転写ベルト20上のトナー像T
(F)が二次転写ロール24と対峙するタイミングに同
期させて、レジストレーションロール対34が回転し、
それまで保持していた用紙Pを二次転写ロール24と中
間転写ベルト20との圧接部分に送り込む。
【0035】すると、中間転写ベルト20上のトナー像
T(F)は、二次転写ロール24が形成する二次転写電
界により、用紙P上に二次転写される。この際、トナー
像T(F)は、用紙Pの透明樹脂層P2上に転写され
る。なお、二次転写されずに中間転写ベルト20表面に
残留した僅かなトナーは、ベルトクリーニングユニット
25により除去される。
【0036】トナー像T(F)をその表面に保持する用
紙Pは、搬送ベルト35、用紙シュート36を介して、
一次定着部に達する。そして、互いに圧接して回転する
加熱ロール41と加圧ロール42と圧接部分を通過する
際に、その熱と圧力との作用により、トナー像T(F)
は用紙P上に永久像として定着される。一次定着後の用
紙Pは、排出ロール対37により画像形成装置1外へと
搬送され、二次定着ユニット2内に搬送される。
【0037】二次定着ユニット2内に搬送された用紙P
は、可動シュート50により図中点線で示す他方の搬送
経路が選択され、搬送ロール対52、55により二次定
着装置7に搬送される。そして用紙Pは、二次定着装置
7での定着処理(後述する)を施され、その表面に保持
される画像は一層高い光沢を得る。そして、二次定着装
置7から排出された用紙Pは、第二排出ロール56によ
り第二排出トレイ62へと排出され、一のフルカラー写
真画像の画像形成動作が終了する。
【0038】以下、二次定着装置(ベルト定着装置)7
の構成及びその動作を実施例1〜3として説明する。
【0039】◎実施例1 本実施例に係る二次定着装置7は、定着ロール(回転ロ
ール:第一の駆動ロール)71、剥離ロール(回転ロー
ル:第二の駆動ロール)72、テンションロール(回転
ロール)73と、これらのロール71、72、73に架
け渡されて回転する定着ベルト70と、定着ロール71
と剥離ロール72との間に設けられ定着ベルト70をそ
の内側から冷却する冷却部材76と、定着ロール71と
対峙して定着ベルト70を挟んで圧接する加圧ロール7
5とを備えている。なお、冷却部材76は、ヒートシン
クと呼ばれるもので、内部に熱伝導性の良い金属のフィ
ンを立てた構成を持つ箱状の冷却装置である。
【0040】定着ベルト70の断面は、図示するよう
に、ベース層70Aと離型性の表面層70Bからなる。
また、ベース層70Aと表面層70Bとの間に接着層を設
けてもよい。
【0041】前記ベース層70Aは、耐熱性及び機械的
強度が要求され、ニッケル、アルミニウム、ステンレス
等の金属シートや、PET、PBT、ポリエステル、ポリイミ
ド、ポリイミドアミド等の樹脂フィルムを用いることが
できる。前記樹脂はカーボンブラックなどの導電性粉体
などを添加分散して、体積抵抗率を制御してもよい。
【0042】前記ベース層70Aの厚みは、30〜200μm
の範囲が好ましく、より好ましくは40〜150μmの範囲、
さらに好ましくは50〜130μmの範囲が適している。ベー
ス層70Aの厚みが30μmより薄いと、加熱冷却時の寸
法安定性や、強度が不足する。一方、ベース層70Aの
厚みが200μmを越えると、定着ベルト70の比熱が増大
して熱移動量が低下し、定着速度やサイクルタイムの低
下につながる。
【0043】前記表面層70Bは、耐熱性、トナーや透
明樹脂との離型性と安定性等が要求され、シリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、フッ素系樹脂などが挙げられる。前記
表面層70Bの厚さは、1〜3000μmの範囲が好ましく、
より好ましくは5〜300μmの範囲、さらに好ましくは10
〜100μmの範囲が適している。1μmより薄いと、弾性が
不足して定着性に問題が生じたり、耐久性が不足したり
する。3000μmを越えると、定着ベルト70の比熱が増
大して熱移動量が低下し、定着速度やサイクルタイムの
低下につながる。
【0044】本実施例では、定着ベルト70として、周
長164mmφ×幅320mm×厚さ80μmのポリイミド製の
ベース層上にシリコーンゴムをドクターブレードでコー
ティングし、35μmの層厚の定着ベルトを作成した。
【0045】定着ロール71は、金属芯金上にシリコー
ンゴムなどの弾性体層を有する構成を取っている。金属
芯金は熱伝導性や強度など目的に応じてアルミあるいは
SUSなど材料を選択する。ベルト内周面との摩耗を考
えてPFAなどのフッ素樹脂で離型層をチュービングま
たはコーティングするのが望ましい。加圧ロール75
も、内部に加熱用ハロゲンランプを配置し、定着ロール
71と同様の層構成を取っている。加圧ロール75は定
着ロール71の駆動モータと連結ギアで駆動するように
なっており、カムの回転により定着ロール71とのラッ
チ/アンラッチを切替える構成を採用している。
【0046】剥離ロール72表面には、定着ベルト70
内面との摩擦力を持たせるために、シリコーンゴムを被
覆してある。定着ロール71と剥離ロール72には、そ
れぞれ駆動ギア(不図示)が接続されており、それぞれの
ギアは駆動ギアには別個の駆動モータ(不図示)が接続さ
れている。個々のモータにより、定着ロール71と剥離
ロール72は周速度を別個に設定できるようになってい
る。
【0047】本実施例に係るベルト定着装置7では、テ
ンションロール73を、バネによって定着ベルト70の
内面に押圧することで、定着ベルト70に所定の張力が
付与され、定着ロール71及び剥離ロール72を駆動し
て、定着ベルト70を周回駆動させている。
【0048】またフルカラー写真画像形成時に使用され
る用紙Pは、次のような専用光沢紙が使用される。この
用紙Pは、基材PAと熱可塑性樹脂からなる受像層PBとで
構成される。印画紙写真と同等の質感を得るために、基
材PAの厚さは150〜200μmの範囲が好ましい。受像層PB
の厚さは5〜50μmの範囲が好ましく、より好ましくは1
0〜30μmの範囲が適している。受像層PBが薄すぎる
と、トナーが十分に埋め込みにくくなり、レリーフ感が
目立つ。50μmより厚くすると、定着した後に基材PAと
受像層PBとの応力ひずみ(曲げひずみ)で受像層PBが割
れやすくなる。更に、受像層PBには、離型剤としてワッ
クスを添加しても良い。
【0049】本実施例では、用紙Pとして、坪量170g/m
2、厚さが150μmの基紙の表面及び裏面に、TiO2、ZnO
等の白色顔料を分散した塗工層を塗布、乾燥し、厚さ15
μmのコート層を設け基材PAとし、さらに表面にポリエ
ステル樹脂およびカルナバワックスからなる塗布液を塗
布、乾燥して厚さ15μmの透明樹脂層PBを設けた。
【0050】そして、フルカラーのトナー像T(F)トナー
を担持した専用光沢紙Pが搬送されると、用紙Pは定着ロ
ール71と加圧ロール75のニップ部で、定着ベルト7
0を介して加熱・加圧され、定着ベルト70の表面に密
着したまま冷却部材76で冷却固化した後、剥離ロール
72部において用紙Pの腰(剛性)で定着ベルト70か
ら剥離され、定着画像が作成される。
【0051】ところで、本実施例に係る二次定着装置7
は、定着ベルト70に巻き付けぐせが付くのを防止する
とともに、加熱・冷却に伴う熱収縮でおきる定着ベルト
70のシワを抑えることができ、ベルトから記録媒体を
剥離したときにムラのない光沢性に優れたカラー定着画
像を得ることができる。このような二次定着装置7に想
到するために、発明者らが行った実験を一部紹介する。
【0052】
【表1】 表1は、テンションロール73へのバネ荷重と、定着ベ
ルト70のまきぐせによる画質への影響をまとめたもの
である。本発明者らは、テンションロール73に付勢す
るバネ荷重を変えて、定着ベルト70に張力を負荷した
まま、24時間放置し、巻き付けぐせの程度を確認した。
その後、用紙P上に均一なハーフトーン画像を形成し、
放置後の定着ベルト70を使って定着を行ない、巻き付
けぐせの画像への写りこみ(レプリカ)を観察した(実験
1)。
【0053】次いで、定着ベルト70の走行性の確認を
おこなった。定着ベルト70の走行性は定着ロール71
と加圧ロール75を所定の温度に制御して、ニップした
まま定着ベルト70を周回駆動させ、定着ロール71の
周速度60mm/secにたいし、剥離ロール72の周速度を変
化させたときの、ニップ下流側から冷却部出口までのベ
ルトのシワや波うちの発生状況を観察するとともに、用
紙P上に均一なハーフトーン画像を形成し、二次定着装
置7で定着し、画像の光沢度を測定した(実験2)。
【0054】剥離ロール72の周速度が定着ロール71
と同速度か遅い速度にすると、図6に示したようなシワ
が顕著に発生し、画像上にもシワの痕が光沢の差として
見える。剥離ロール72の周速度を定着ロール71より
速くすると、シワの発生レベルが急激に少なくなり、3
%以上の周速度差をつけると、シワは殆ど無くなる。10
%以上に周速度差を上げていくと、今度は定着ロールと
定着ベルトとのスリップが起き始め、ベルトの走行性が
不規則になり、画像の定着性にムラがでるようになっ
た。
【0055】こうして周速度差毎に得られた定着画像の
面内の光沢ムラに関して、図3のグラフに示す実験結果
を得た。なお光沢度はMicro-Gloss カタログNo.4512(B
YK-Gardner GmbH社製)を使用し、入射角/受光角とも2
0°で測定した。このグラフで、左の縦軸は画像の光沢
度を20箇所測定した値の最大と最小値に差を示してい
る。
【0056】テンションロール73へのバネ荷重を大き
くし、定着ベルト70の張力が十分大きいときは2個の
駆動ロールの周速度を変えなくても、ベルト70の走行
性は安定しているが、前記の如く、停止時の巻き付けぐ
せによるベルト70の変形を生じ、画像への写りこみが
起きる。テンションロール73へのバネ荷重を小さく
し、ベルト70の張力を低く抑えた場合でも、剥離ロー
ル72の周速度を定着ロール71より速くする事で2個
の駆動ロール71、72間でのベルト張力が高まり、シ
ワや波うちが抑えられる。本実施例では、剥離ロール7
2の周速度を定着ロール71の周速度より3〜10%早く
する事で、光沢ムラが少なく安定した画像を得ることに
成功した。
【0057】◎実施例2 本実施例に係る二次定着装置7は、定着ロール(回転ロ
ール:第一の駆動ロール)71、剥離ロール(回転ロー
ル)72、テンションロール(回転ロール)73、駆動
ロール(回転ロール:第二の駆動ロール)74、これら
のロール71、72、73、74に架け渡されて回転す
る定着ベルト70と、定着ロール71と剥離ロール72
との間に設けられ定着ベルト70をその内側から冷却す
る冷却部材76と、定着ロール71と対峙して定着ベル
ト70を挟んで圧接する加圧ロール75とを備えてい
る。
【0058】定着ロール71と駆動ロール74には、そ
れぞれ駆動ギアと駆動モータが接続されており、それぞ
れ別個に設定できるようになっている。この二次定着装
置7を図1の画像形成装置に装着し、ベルトシワと光沢
ムラを観察したところ、本実施例に係る二次定着装置7
でも、駆動ロール74の周速度を定着ロール71の周速
度より3〜10%早くする事で、光沢ムラが少なく安定し
た画像を得ることに成功した。
【0059】◎実施例3 実施例1及び2では、第一の駆動ロール(定着ロール7
1)と第二の駆動ロール(剥離ロール72(実施例
1)、駆動ロール74(実施例2)を、別個の駆動モー
タで独立に駆動するようにしたが、一つの駆動モータで
定着ロール71の回転駆動させ、歯数を所定の関係に設
定したギア列で第二の駆動ロールに駆動力を伝達する構
成を採用することもできる。
【0060】図5は本実施例に係る二次定着装置7のギ
ア列を示す図である。図5において、81は定着ロール7
1に接続されている駆動ギアであり、第1ギア82、第2ギ
ア83、第3ギア84を介して、第2の駆動ロール(剥離ロー
ル72(実施例1)、駆動ロール74(実施例2)に接
続されている従動ロールギア85に駆動力が伝達される。
駆動ギア81には駆動モータ(不図示)が接続されてい
る。
【0061】本実施例では、定着ロールの外径は50mm
に、第2の駆動ロールの外径は25mmに構成されてい
る。駆動ギア81、第1ギア82、第2ギア83、第3ギア84、
従動ロールギア85のギア数(歯数)を所定のギア数(歯数)
にする事によって、第二の駆動ロールの周速度は定着ロ
ールの周速度よりも早くすることができた。
【0062】
【表2】
【0063】表2は、各ギアの歯数とその際の、定着ロ
ールと第二の駆動ロールとの周速度差とをまとめたもの
である。なお、本実施例は、上記したギア列及びギア数
(歯数)に限定されることなく、第2の駆動ロールの周速
度を定着ロールの周速度よりも早くするように、任意に
設定する事ができる。表2の及びのギア列で構成し
た時は、実施例1と同様に、光沢ムラが少ない安定した
画像が得られた。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のロールに張架された定着ベルトに巻き付けぐせが
付くのを防止するとともに、加熱・冷却に伴う熱収縮で
おきるベルトのシワを抑えることができ、ベルトから記
録媒体を剥離したときにムラのない光沢性に優れたカラ
ー画像を得ることができる。このような効果は、特に、
記録媒体として基材上に熱可塑性の透明樹脂層を形成し
たものを適用し、その透明樹脂内にトナーを定着させる
定着方式において最も顕著に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るベルト定着装置を適用可
能な画像形成システムを説明する断面概略図である。
【図2】図2は、実施例1に係るベルト定着装置の断面
概略図である。
【図3】図3は、周速度差と光沢度との関係を説明する
グラフである。
【図4】図4は、実施例1に係るベルト定着装置の断面
概略図である。
【図5】図5は、実施例3に係るベルト定着装置の駆動
伝達系を説明するものである。
【図6】図6は、従来のベルト定着装置の定着ベルトに
生じるしわを説明するものである。
【符号の説明】
7…二次定着装置(ベルト定着装置)、70…定着ベル
ト、71…定着ロール、72…剥離ロール、73…テン
ションロール、74…駆動ロール、75…加圧ロール、
76…冷却部材、81…駆動ギア、82…第1ギア、8
3…第2ギア、84…第3ギア、85…従動ロールギア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H033 AA01 BA11 BA12 BA19 BA20 BA22 BA29 BA43 BB01 BB06 BB18 BB29 BB30 BB37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動される第一及び第二の駆動ロー
    ルと、これら第一及び第二の駆動ロールを含む複数の回
    転ロールに架け渡されて回転する無端状の定着ベルト
    と、第一の駆動ロールと当該第一の駆動ロールから定着
    ベルトの回転方向下流側に隣接する一の回転ロールとの
    間に設けられ当該定着ベルトをその内側から冷却する冷
    却部材とを有するベルト定着装置において、 当該第二の駆動ロールの周速度を、当該第一の駆動ロー
    ルの周速度に比べて速くなるように設定することを特徴
    とするベルト定着装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の駆動ロールと第二の駆動ロー
    ルとの周速度差は、3%以上である請求項1に記載のベ
    ルト定着装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の駆動ロールと第二の駆動ロー
    ルとの周速度差は、10%未満である請求項1又は2に
    記載のベルト定着装置。
  4. 【請求項4】 前記第一の駆動ロールに対峙し前記定着
    ベルトを挟んで圧接する圧接ロールを有し、記録シート
    を当該定着ベルトと圧接ロールとの圧接部分において記
    録シート画像面を定着ベルトに付着させ、前記第一の駆
    動ロールから定着ベルトの回転方向下流側に隣接する一
    の回転ロール部分において定着ベルトから記録シートを
    剥離する請求項1〜3のいずれかに記載のベルト定着装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第二の駆動ロールと前記定着ベルト
    との摩擦力は、前記第一の駆動ロールと前記定着ベルト
    との摩擦力以上である請求項1〜4のいずれかに記載の
    ベルト定着装置。
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