JP2003267504A - 医療用品の廃棄物用容器 - Google Patents

医療用品の廃棄物用容器

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JP2003267504A
JP2003267504A JP2002068448A JP2002068448A JP2003267504A JP 2003267504 A JP2003267504 A JP 2003267504A JP 2002068448 A JP2002068448 A JP 2002068448A JP 2002068448 A JP2002068448 A JP 2002068448A JP 2003267504 A JP2003267504 A JP 2003267504A
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flaps
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pieces
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JP2002068448A
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Saburo Uehara
三郎 上原
Koji Hayashi
晃司 林
Toshiaki Sakamoto
敏昭 坂本
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EMUTEKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な強度を有するとともに、医療用品の過
剰投入を防止しうるようにする。 【解決手段】 上面が開口し、内面に防水処理が施され
た有底角筒状をなす箱体1における開口端の互いに対向
する2辺に、それぞれ、開口部よりも小さい投入口7を
有する第1の上蓋2と、第2の上蓋4を連設するととも
に、開口端の他方の2辺に、遊端に把手片を有するフラ
ップ3,3をそれぞれ連設し、かつ箱体1の四隅に、互
いに隣接する側板1bと連続して該側板1bの幅のほぼ
半分の長さだけ外向に延出する2枚重ねの補強片5を連
設し、隣接する2個の補強片を、箱体1のフラップ3形
成側の互いに対向する側板1bの外面に固着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院等の医療機関
において使用済となった注射針やガーゼ、脱脂綿、包
帯、その他の医療用品を廃棄する際に使用される廃棄物
用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、使用済の医療用品を、使用直後か
ら廃棄処分に至るまでの間に全く人間の手に触れること
なく廃棄しうるようにした安全な廃棄物用容器として、
例えばプラスチック製、金属製等の種々のものが案出さ
れている。特に近年においては、プラスチック製、金属
製よりも安価に製造できる廃棄物用容器として、例えば
実公平6−20723号公報に開示されているもの等が
提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した公報
に記載の廃棄物用容器は、有底角筒状の外枠体と、その
内部に収納される軟質合成樹脂(ビニール)製の袋体
と、この袋体の内部に収容される角筒状の内枠体とから
なっているため、積み重ねの時の強度が高くなる反面、
部品点数が多くなるといった問題を有していた。
【0004】また、容器の上端が大きく開口しているの
で、使用済みの医療用品が過剰に投入され易く、上蓋が
閉じられなくなったり、盛り上がるなどして、積み重ね
た際に不安定となることがある。
【0005】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、十分な強度を有しながら、部品点数を最
小限とすることができ、かつ医療用品の過剰投入を防止
しうるようにした医療用品の廃棄物用容器を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の医療用品の廃棄物用容器は上面が開口し、
少なくとも内面に防水処理が施された有底角筒状をなす
箱体における開口端の互いに対向する2辺に、それぞ
れ、箱体の開口部を覆いうる大きさをなし、かつ前記開
口部よりも小さい投入口を有する第1の上蓋と、該第1
の上蓋の上方に重合可能であるとともに中央部にスリッ
トを有する第2の上蓋を連設するとともに、前記開口端
の互いに対向する他方の2辺に、前記第1の上蓋の上面
に重合され、かつ遊端に、前記スリットを挿通して上向
きに折曲可能な把手片を有する1対のフラップをそれぞ
れ連設し、さらに前記箱体における四隅に、互いに隣接
する側板と連続して該側板の幅のほぼ半分の長さだけ外
向に延出する2枚重ねの補強片を連設し、隣接する2個
の補強片を、箱体におけるフラップ形成側の互いに対向
する側板側に折曲してその外面に固着したことを特徴と
している。上記構成の廃棄物用容器によると、箱体の対
向する両側板の外面には、2枚重ねの補強片が固着さ
れ、その部分の側板は三重構造となっているため、単一
の箱体でありながら、座屈強度が高く、医療用品の収容
された容器を複数積み重ねるなどしても、つぶれたりす
ることはない。また、第1の上蓋には、箱体の開口部よ
りも小さい投入口が形成されているため、使用済みの医
療用品が過剰に投入されるのが防止される。
【0007】上記廃棄物用容器において、各フラップに
おける把手片の両側端に係止片を設けるとともに、各補
強片に、各フラップの下向き折曲時において両係止片が
差し込み可能な係合孔を穿設するのが好ましい。このよ
うにすると、使用時に両フラップを下向きに折り曲げた
状態に保持しておけるので、フラップが邪魔になること
はない。
【0008】上記廃棄物用容器において、2枚重ねの補
強片の内方の係合孔の大きさを、外方の係合孔よりも大
とするのが好ましい。このようにすると、側板と補強片
との間に隙間が形成されるので、係止片が差し込み易く
なる。
【0009】上記廃棄物用容器において、両フラップが
形成された基端部に、第1の上蓋の両側部下面を支持し
うる1対の支持片を設けるのが好ましい。このようにす
ると、使用時に第1の上蓋が箱体の中に入り込み、医療
用品投入の妨げとなるのが防止される。
【0010】上記廃棄物用容器において、前記2枚重ね
の補強片の下端辺は、それぞれの補強片同士が連設され
る折り返し部となっており、該折り返し部は前記箱体に
おける四隅下端から斜め上向きに延びるように形成され
ているのが好ましい。このようにすると、箱体の下部に
継ぎ目や隙間等が形成されることがないので、防水性が
高まる。
【0011】上記廃棄物用容器において、組立て前の展
開形において、箱体の底板、該底板と連続する2側板及
び第1,第2の上蓋と、両フラップとそれらに連続する
側板及び補強片とを別体とし、それらを接着代部におい
て接着したのち組立てるようにするのが好ましい。この
ようにすると、一体構造の容器に比して、段ボール材や
厚板紙等の素材打ち抜き時の歩留まりが向上し、コスト
低減となる。
【0012】上記廃棄物用容器において、両フラップ、
それと連続する両側板、及び底板の中央と、底板の対角
線方向とに折り線を形成することにより、箱体を扁平状
態に折り畳み可能とするのが好ましい。このようにする
と、不使用時に扁平状に折り畳んでおけるので、運搬や
保管時に嵩張ることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0014】図1は、本発明の医療用品の廃棄物用容器
の組立図、図2は同じく展開図を示すもので、段ボール
材又は厚板紙等を打ち抜いて形成され、全ての内外面に
は、防水処理又は、防水フィルムが貼着されている。な
お、段ボール材又は厚板紙の製造時において予め防水材
等を含浸させてもよい。
【0015】廃棄物用容器Aは、底板1aと4面の側板
1bとからなる有底角筒状の箱体1と、この箱体1にお
ける上部開口端の一辺に連設された第1の上蓋2と、こ
の上蓋2と隣接するように対向する2辺の上端縁に連設
された1対のフラップ3,3と、第1の上蓋2と対向す
る上端縁に連設された第2の上蓋4と、互いに隣接する
側板1bの四隅と底板1aの四隅に連続するように外向
きに重ねて延出され、フラップ3側の側板1bに折り曲
げて貼着された、横幅が側板1bの幅寸法を2分する長
さより若干短寸の2枚重ねの4個の補強片5とからなっ
ている。
【0016】図2の展開図に示すように、上記各補強片
5は、互いに隣接する側板1bの両側縁に、平面視L字
状をなして連設され、組立て時において点線で示す折り
線6に沿って外向きに重ねて折り曲げることにより形成
される。なお、各補強片5の重合面は、接着剤や樹脂に
よるホットメルト法により接着するのがよい。
【0017】図3は、組立時に補強片5を折り曲げ、互
いの重合面を接着した状態を示すもので、下端は斜上向
きの折返し部5aとなっている。側板1bの外面に貼着
するには、補強片5の接合面に接着剤を塗布するか、ホ
ットメルト法により溶着すればよい。このように、各補
強片5を側板1bに貼着した後の箱体1は、その四隅部
は隙間なく完全に密閉され、液漏れ等が生じるのが防止
される。
【0018】上記第1の上蓋2の中央部には、箱体1の
開口部よりもやや小さい方形の投入口7が形成され、そ
の開口縁には、下向きに折り曲げ可能な4個の誘導片8
が連設されている。また、第1の上蓋2の遊端には、下
向きに折曲することにより、箱体1の開口部内に若干入
り込む保持片9が形成されている。
【0019】上記各フラップ3の遊端には、門型の把手
片10が、切込片11を残して上向きに折曲しうるよう
に形成されている。また、各把手片10の幅方向の両端
には、係止片12,12が連設されている。
【0020】上記係止片12は、フラップ3を下向きに
折り曲げて側板1bの外面に重合させた際に、両補強片
5に穿設された係合孔13と係合しうるようになってい
る(図5参照)。なお、係止片13は、図2及び図4の
断面図に示すように、2枚重ねの補強片5において内側
に位置する補強片の方が、外側のものよりも大とされ、
係止片12を差し込み易くしてある。
【0021】両フラップ3の基部中央には、箱体1の開
口部に向かって水平に折り曲げ可能な切込支持片14が
形成され、第1の上蓋2の対向する両側部下面を支持し
うるようになっている。
【0022】上記第2の上蓋4は、両フラップ3の上面
に重合されるもので、その中央部には、上向きに折曲し
た両フラップ3の把手片10が挿通可能なスリット15
が形成されている。また、第2の上蓋4の遊端には、こ
れを閉じた際、下向きに折曲して第1の上蓋2の基部中
央に形成したスリット16に挿入して係止可能な係止片
17が連設されている。
【0023】上記実施形態の廃棄物用容器Aを使用状態
にするには、まず図2の展開図の状態から図1のように
組立てる。各補強片5は、内向きに折り曲げてフラップ
3側の側板1bに貼着する。
【0024】次いで、箱体1の開口部を第1の上蓋2に
より覆ったのち、両フラップ3を下向きに折り曲げ、そ
の把手片10に形成した両係止片12を補強片5の係合
孔13に挿入して係止する。
【0025】図5はこの使用状態を示すもので、両フラ
ップ3は側板1bと重なるようにして係止保持されてい
るので、それが邪魔になることはない。また、第2の上
蓋4も下向きに折り曲げて、部屋の壁面等に押し当てて
おけば邪魔になることはない。
【0026】図5に示す使用状態において、第1の上蓋
2に形成された投入口7は、箱体1の開口部より小さく
してあるため、使用済みの注射針やガーゼ、脱脂綿等の
医療用品が、箱体1よりあふれる程過剰に投入されるこ
とはなく、フラップ3や第2の上蓋4が閉じられなくな
るという恐れはなくなる。また、第1の上蓋2の下面の
両側部が、切込支持片14により支持されているため、
投入時に上蓋2が沈み込むことはない。
【0027】箱体1内に使用済みの医療用品が適度に投
入されたら、まず両フラップ3の係止片12を係合孔1
3より外して第1の上蓋2の上面に被せる。
【0028】次いで、両フラップ3の上面に第2の上蓋
4を被せ、かつ同時に、両把手片10を上向きに折曲し
て第2の上蓋4のスリット15より上方に突出させる。
図6はこの状態を示しており、両把手片10の切欠孔1
8に手を差し入れて運搬することができる。
【0029】また、複数積み重ねて保管する際は、両把
手片10を外向きに水平に折り曲げればよい。複数積み
重ねた際でも、箱体1の対向する両側板1bには、二重
構造の補強片5が貼着されており、対向する両側板1b
は三重構造となっているため、座屈強度が高く、箱体1
がつぶれるという恐れはない。
【0030】また、上記実施形態の廃棄物用容器Aにお
いては、打ち抜き形成された単一の部材、特に紙材を折
曲げ形成することにより構成されているので、プラスチ
ック製の容器に比べて安価に形成できるとともに、箱体
の内面には接着代等による突部が形成されないので、注
射針等が引っ掛かることもない。また、紙材にて構成す
ることにより、使用後において焼却処分することが出来
るため、環境に悪影響を及ぼすことがない。
【0031】また、補強片5の下端片となる折り返し部
5aが、箱体1の四隅下端から斜め上向きに延びるよう
に形成されているため、箱体の下部に継ぎ目(接着代)
や隙間等が形成されることがないので、防水性が高ま
る。
【0032】また、各補強片5は、内向きに折り曲げて
フラップ3側の側板1bに貼着されるため、第1の上蓋
2及び第2の上蓋4側の側板1b外面が補強片5等によ
り覆われることがないので、第1の上蓋2及び第2の上
蓋4側の側板1b外面を種々の印刷等を施す印刷面とし
て有効に利用することが出来る。
【0033】なお、上記実施形態の廃棄物用容器Aにお
いては、図2の展開図に示すように、両フラップ3、そ
れと連続する両側板1b,1b,及び底板1aを2分す
る折り線19と、底板1aに、補強片5の折り線6と同
方向のほぼ対角線方向を向く折り線20とを形成し、図
2の組立て後において上記折り線19を谷折り、折り線
20を山折りすることにより、図7に示すように扁平状
に折り畳んでおくことができるため、運搬性や収納性が
高まる。
【0034】図8は、本発明の変形例を示す展開図で、
上記実施形態と異なるのは、底板1a,それに連続する
2側板1b,1b及び第1、第2の上蓋2,4と、両フ
ラップ3,それらに連続する側板1b及び補強片5とを
別体とし、両フラップ3側の側板1bと補強片5との内
端部に接着代21を形成した点である。
【0035】組立てる際は、接着代21を、第1,第2
の上蓋2,4側の側板1bの両側端部上面に、接着剤や
ホットメルト法により接着したのち、上述と同じ要領で
行うことができる。
【0036】このような分割構造とすると、上記一体構
造の容器に比して、段ボール材や厚板紙の素材打ち抜き
時の歩留まりが向上し、コスト低減が図れる。
【0037】なお、廃棄物用容器を構成する部材である
段ボールや厚紙等は、少なくとも廃棄された注射針の先
端が側板を通して外部に貫通することがないような厚み
や強度を有していることが好ましいが、例えば部材の表
面処理等により強度を持たせるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば次のような効果を奏す
る。
【0039】(a)請求項1に記載の発明によれば、箱
体の互いに対向する両側板が、2枚重ねの補強片により
補強されているので、医療用品を収容した容器を積み重
ねるなどしても、つぶれたりする恐れはない。さらに、
第1の上蓋には、箱体の開口部よりも小さい投入口が形
成されているので、使用済みの医療用品が過剰に投入さ
れるのが防止され、上蓋が閉じられなくなるなどの問題
の生じる恐れはない。
【0040】(b)請求項2に記載の発明によれば、使
用時に両フラップを下向きに折り曲げた状態に保持して
おけるので、フラップが邪魔になることはない。
【0041】(c)請求項3に記載の発明によれば、側
板と補強片との間に隙間が形成されるので、係止片が差
し込み易くなる。
【0042】(d)請求項4に記載の発明によれば、使
用時に第1の上蓋が箱体の中に入り込むのが防止される
ので、医療用品の投入の妨げとなることはない。
【0043】(e)請求項5に記載の発明によれば、箱
体の下部に継ぎ目や隙間等が形成されることがないの
で、防水性が高まる。
【0044】(f)請求項6に記載の発明によれば、段
ボール材や厚板紙等の素材を、容器の展開形に打ち抜く
際の歩留まりが向上するので、コスト低減が図れる。
【0045】(g)請求項7に記載の発明によれば、不
使用時に扁平状に折り畳んでおけるので、運搬や保管時
等に嵩張ることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の廃棄物用容器の組立時の斜視図であ
る。
【図2】同じく、展開図である。
【図3】同じく、補強片の拡大図とその側板への貼着要
領を示す部分斜視図である。
【図4】同じく、補強片における係合孔穿設部の拡大横
断平面図である。
【図5】同じく、使用時の斜視図である。
【図6】同じく、医療用品収納後において第2の上蓋を
閉じ、運搬可能状態とした斜視図である。
【図7】同じく、容器を折り畳んだ状態の斜視図であ
る。
【図8】本発明の変形例を示す容器の展開図である。
【符号の説明】
1 箱体 1a 底板 1b 側板 2 第1の上蓋 3 フラップ 4 第2の上蓋 5 補強片 5a 折返し部 6 折り線 7 投入口 8 誘導片 9 保持片 10 把手片 11 切込片 12 係止片 13 係合孔 14 切込支持片 15,16 スリット 17 係止片 18 切欠孔 19,20 折り線 21 接着代 A 廃棄物用容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B65D 5/56 B65D 5/56 D Fターム(参考) 3E023 AA03 AA04 AA13 MC02 3E060 AA03 AB15 AB33 BA06 BA08 BB01 BC02 BC04 BC08 CA01 CA13 CA25 CD04 CD12 DA01 DA06 DA07 DA12 DA21 EA06 EA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面が開口し、少なくとも内面に防水処
    理が施された有底角筒状をなす箱体における開口端の互
    いに対向する2辺に、それぞれ、箱体の開口部を覆いう
    る大きさをなし、かつ前記開口部よりも小さい投入口を
    有する第1の上蓋と、該第1の上蓋の上方に重合可能で
    あるとともに中央部にスリットを有する第2の上蓋を連
    設するとともに、前記開口端の互いに対向する他方の2
    辺に、前記第1の上蓋の上面に重合され、かつ遊端に、
    前記スリットを挿通して上向きに折曲可能な把手片を有
    する1対のフラップをそれぞれ連設し、さらに前記箱体
    における四隅に、互いに隣接する側板と連続して該側板
    の幅のほぼ半分の長さだけ外向に延出する2枚重ねの補
    強片を連設し、隣接する2個の補強片を、箱体における
    フラップ形成側の互いに対向する側板側に折曲してその
    外面に固着したことを特徴とする医療用品の廃棄物用容
    器。
  2. 【請求項2】 各フラップにおける把手片の両側端に係
    止片を設けるとともに、各補強片に、各フラップの下向
    き折曲時において両係止片が差し込み可能な係合孔を穿
    設した請求項1に記載の医療用品の廃棄物用容器。
  3. 【請求項3】 2枚重ねの補強片の内方の係合孔の大き
    さを、外方の係合孔よりも大とした請求項2に記載の医
    療用品の廃棄物用容器。
  4. 【請求項4】 両フラップが形成された基端部に、第1
    の上蓋の両側部下面を支持しうる1対の支持片を設けた
    請求項1ないし3のいずれかに記載の医療用品の廃棄物
    用容器。
  5. 【請求項5】 前記2枚重ねの補強片の下端辺は、それ
    ぞれの補強片同士が連設される折り返し部となってお
    り、該折り返し部は前記箱体における四隅下端から斜め
    上向きに延びるように形成されている請求項1ないし4
    のいずれかに記載の医療用品の廃棄物用容器。
  6. 【請求項6】 組立て前の展開形において、箱体の底
    板、該底板と連続する2側板及び第1,第2の上蓋と、
    両フラップとそれらに連続する側板及び補強片とを別体
    とし、それらを接着代部において接着したのち組立てる
    ようにした請求項1ないし5のいずれかに記載の医療用
    品の廃棄物用容器。
  7. 【請求項7】 両フラップ、それと連続する両側板、及
    び底板の中央と、底板の対角線方向とに折り線を形成す
    ることにより、箱体を扁平状態に折り畳み可能とした請
    求項1ないし6のいずれかに記載の医療用品の廃棄物用
    容器。
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