JP2003263917A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2003263917A
JP2003263917A JP2002064285A JP2002064285A JP2003263917A JP 2003263917 A JP2003263917 A JP 2003263917A JP 2002064285 A JP2002064285 A JP 2002064285A JP 2002064285 A JP2002064285 A JP 2002064285A JP 2003263917 A JP2003263917 A JP 2003263917A
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Asahi Matsushita Electric Works Ltd
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】定格ランプ電力に応じて器具本体の全長を変更
することなしに、適合しない直管形ランプとソケットの
組み合わせで誤使用されることを防止する。 【解決手段】両端部に口金2を有する直管形ランプ1
と、直管形ランプ1の軸方向に沿って口金2と嵌合する
受金13を具備した一対のソケット10,10’と、両
ソケット10,10’を保持する器具本体20とを備え
る。直管形ランプ1の口金2に一対の凸部5が設けられ
るとともに各凸部5と嵌合する一対の凹部13cが受金
13に設けられている。したがって、適合する直管形ラ
ンプ1の口金2とソケット10,10’の受金13のみ
が嵌合可能となり、定格ランプ電力に応じて器具本体2
0の全長を変更することなしに、適合しない直管形ラン
プとソケットの組み合わせで誤使用されることを防止で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直管形ランプを光
源とする照明器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンパクト型蛍光ランプのように
一端側にのみ口金を有する片口金のランプを光源とする
照明器具においては、定格ランプ電力が異なる複数種の
ランプのうちで適合するランプ(適合ランプ)以外のラ
ンプ(非適合ランプ)が誤って装着されることがないよ
うに、適合ランプ及び非適合ランプの口金にそれぞれ異
なる形状及び位置に凸部又は凹部が設けられ、適合ラン
プの凸部とのみ嵌合する凹部又は適合ランプの凹部との
み嵌合する凸部がソケットの受金に設けられていた(例
えば、実開昭61−103887号公報参照)。すなわ
ち、非適合ランプと適合ランプとで凸部又は凹部の形状
や位置が異なっているため、非適合ランプを装着しよう
としても凸部又は凹部がソケットの外郭に干渉して装着
できず、使用者に非適合ランプを装着しようとしている
ことを認識させることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一方、両端部に口金を
有する直管形ランプを光源とする照明器具においては、
一般に定格ランプ電力毎に直管形ランプ及び器具本体の
全長を異ならせることで非適合ランプの誤装着を防止し
ていた。
【0004】しかしながら、上記従来の誤装着防止構造
では、器具本体の全長も適合ランプの全長に合わせて変
更しなければならないため、全長が異なる多種類の器具
本体を設計及び製造する必要があった。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、定格ランプ電力に応じて器具本体の
全長を変更することなしに、適合しない直管形ランプと
ソケットの組み合わせで誤使用されることを防止できる
照明器具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、両端部に口金を有する直管形ラ
ンプと、直管形ランプの軸方向に沿って口金と嵌合する
受金を具備する一対のソケットと、両ソケットを保持す
る器具本体とを備え、口金との嵌合方向に受金を移動自
在とし且つ口金と嵌合する向きに受金を付勢する移動機
構が少なくとも一方のソケットに設けられた照明器具に
おいて、全長が略同一で定格ランプ電力が異なる複数種
の直管形ランプのうちで適合する直管形ランプの口金に
凹部又は凸部が設けられ、直管形ランプの凹部と嵌合す
る凸部又は直管形ランプの凸部と嵌合する凹部が受金に
設けられたことを特徴とし、適合する直管形ランプの口
金とソケットの受金のみが嵌合可能となり、定格ランプ
電力に応じて器具本体の全長を変更することなしに、適
合しない直管形ランプとソケットの組み合わせで誤使用
されることを防止できる。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、直管形ランプの口金に一対の凸部が設けられるとと
もに各凸部と嵌合する一対の凹部が受金に設けられたこ
とを特徴とし、請求項1の発明と同様の作用を奏する。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、凸部は、移動機構により受金が移動したときに適合
しないソケットの外郭と干渉する位置に設けられたこと
を特徴とし、口金の凸部が適合しないソケットの外郭に
干渉することで口金を受金に装着しようとする力に対し
て充分な強度が確保できる。
【0009】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、直管形ランプの軸を挟んで対向する位置に凸
部が設けられ、器具本体の取付面と略直交する方向に沿
って凹部が並設されたことを特徴とし、直管形ランプの
装着時に凸部及び凹部によりガイドされて装着性が向上
する。
【0010】請求項5の発明は、請求項2又は3の発明
において、直管形ランプの軸を挟んで対向する位置に凸
部が設けられ、器具本体の取付面と略平行に凹部が並設
されたことを特徴とし、凸部と凹部の嵌合が外れ難くな
り耐振動性やランプの保持性が向上する。
【0011】
【発明の実施の形態】本実施形態の照明器具は、図1及
び図4に示すように両端部に口金2を有する直管形ラン
プ1と、直管形ランプ1の軸方向に沿って口金2と嵌合
する受金13を具備した一対のソケット(可動形ソケッ
ト10及び固定形ソケット10’)と、両ソケット1
0,10’を保持する器具本体20とを備える。
【0012】直管形ランプ1は、図2に示すように両端
部にR17d(JIS C 7709−1参照)と呼ば
れる口金2を有する高出力タイプの蛍光ランプである。
この口金2は、アルミニウムなどの金属で形成された皿
状のシェル3に合成樹脂製の絶縁体4が一体成形され、
絶縁体4の中央に楕円筒形の嵌合部4aが突設されると
ともに、図示しないフィラメントの両端にそれぞれ電気
的に接続されている略L字形の一対の接触片6が嵌合部
4a内側における長径方向に対向配置されて構成され
る。また、嵌合部4aには短径方向の外側面中央にそれ
ぞれ凸部5が形成されている。凸部5は平面視矩形状で
あって、嵌合部4aの突出方向に沿って突設されてい
る。
【0013】可動形ソケット(以下、「ソケット」と略
す)10は、図3に示すように背面が開口する箱形のボ
ディ11、ボディ11の開口面に被着されるカバー12
で構成される外郭を備え、この外郭内に受金13が納装
される。ボディ11は、器具本体20に固定される固定
部11aと、固定部11aの前面より突出する略山形の
突出部11bとが一体に形成された合成樹脂成型品から
なり、突出部11bの先端部分には移動体14が進退自
在に挿通する挿通孔11cが開口する。カバー12は合
成樹脂成型品からなり、ボディ11の固定部11a並び
に突出部11bの開口面を塞ぐ形状に形成され、先端部
分の内底面には後述するコイルばね17の端部を固定す
る一対のばね固定部12aが設けられ、基端部分の内底
面にはボディ11の固定部11a内に進出する一対の突
台部12bが突設されている。
【0014】移動体14は合成樹脂成型品からなり、筒
状の主部14aと、主部14aの一端側に形成された外
鍔部14bとを有し、主部14aの内側に受金13が設
けられている。受金13は、前面に開口し直管形ランプ
1の口金2の嵌合部4aが嵌合する嵌合凹所13aと、
嵌合凹所13aの底面中央より前方へ突設された平面視
略エ字形のガイド部13bと、平面視略楕円形の嵌合凹
所13aの短軸方向に沿って外側へ窪み、口金2の凸部
5と嵌合する一対の凹部13cと、嵌合凹所13aの底
面に設けられた挿通孔(図示せず)に後方から挿通され
る接触端子15とを具備する。接触端子15は金属部材
により略十字形に形成され、上記挿通孔から嵌合凹所1
3a内に挿入されるコンタクト部15aが、それぞれガ
イド部13bの両側面の縦溝13dに収納保持される。
【0015】一方、上記挿通孔より移動体14の後方へ
突出する接触端子15の後端部15bは導電板16に取
り付けられる。この導電板16は帯状の金属板が折曲さ
れてなり、略く字形のばね片16aと、ばね片16aの
一端部に設けられた平板状の取付片16bと、ばね片1
6aの他端部に設けられて外部電線が接続される接続部
16cとを有する。取付片16bには略H字形の溝16
dが形成されており、この溝16dに接触端子15の後
端部15bが挿入係止されて接触端子15と導電板16
とが機械的及び電気的に接続される。また、接続部16
cはカバー12の突台部12bの先端に設けられた保持
部12cに保持される。さらに、取付片16bの端縁に
は略L字形の係止片16eが後方(カバー12側)に折
曲形成されており、この係止片16eにコイルばね17
の一端部が係止固定されるとともにカバー12のばね固
定部12aにコイルばね17の他端部が固定される。
【0016】而して、移動体14の主部14aをボディ
11の挿通孔11cに後方から挿通し、接触端子15、
導電板16並びにコイルばね17を内部に納装してボデ
ィ11の開口面にカバー12を被着し、一対の組立ねじ
18によりボディ11とカバー12を結合することでソ
ケット10が組み立てられる。ここで、圧縮状態で外郭
内に納装されるコイルばね17のばね力により導電板1
6及び接触端子15を介して移動体14が前方へ弾性付
勢され、挿通孔11cの周縁に外鍔部14bが当接する
ことによって移動体14が挿通孔11cから抜け止めさ
れた状態で挿通孔11cから進退自在に保持される。す
なわち、移動体14及びコイルばね17により、口金2
との嵌合方向に受金13を移動自在とし且つ口金2と嵌
合する向きに受金13を付勢する移動機構が構成され
る。なお、固定形ソケット10’は上記移動機構を備え
ておらず外郭に対して受金が固定されている点が相違す
るが、これ以外の構成についてはほぼ共通であるから詳
細な説明は省略する。
【0017】器具本体20は、図4に示すように長尺の
筒状に形成されて長手方向の両端部にそれぞれソケット
10,10’が取り付けられ、内部には外部電線をソケ
ット10,10’と接続するための端子台や直管形ラン
プ1を点灯するための安定器などが収納され、取付面
(図4における上面)には天井面等への取付構造が設け
られている。
【0018】上述のように構成される本実施形態の照明
器具において直管形ランプ1を装着する手順を説明す
る。まず、可動形のソケット10に対して、口金2の一
対の凸部5を受金13の一対の凹部13cにそれぞれ嵌
合させるように口金2の嵌合部4aを受金13の嵌合凹
所13aに挿入すると、受金13のガイド部13bが嵌
合部4a内に進入して一対の接触片6がそれぞれガイド
部13bに支持された接触端子15のコンタクト部15
aと接触する。このとき、直管形ランプ1がソケット1
0の方へ押されることでコイルばね17のばね力に抗し
て移動体14が器具本体20の長手方向(口金2と受金
13の嵌合方向)の後方、すなわちソケット10の挿通
孔11c内に進入する向きに移動し、口金2の嵌合部4
a及び凸部5が受金13の嵌合凹所13a並びに凹部1
3cとそれぞれ嵌合した状態で移動体14とともに口金
2がソケット10の挿通孔11c内に進入する(図4
(b)参照)。ここで、図4に示すように一対のソケッ
ト10,10’間の距離Lが、直管形ランプ1の全長A
よりも短く且つ全長Aと口金2の嵌合部4aの突出寸法
Fとの差(=A−F)よりも大きい値に設定されている
ため、口金2がソケット10の挿通孔11c内に進入す
ることで外郭の外にある直管形ランプ1の長さ(≒A−
F)がソケット10,10’間の距離Lよりも短くな
り、ソケット10,10’間に直管形ランプ1を挿入す
ることができる。そして、直管形ランプ1を固定形のソ
ケット10’の向きに押すことで他方の口金2をソケッ
ト10’の受金に接続することができる。このとき、コ
イルばね17のばね力により移動体14がソケット10
の挿通孔11cから退出する向きに移動し、移動体14
がソケット10の挿通孔11cから突出した状態で直管
形ランプ1が両ソケット10,10’に装着される(図
4(a)参照)。なお、本実施形態では直管形ランプ1
の軸を挟んで対向する位置に凸部5が設けられ、器具本
体20の取付面と略直交する方向(図4における上下方
向)に沿って凹部13cが並設されているので、図4
(b)に示すように直管形ランプ1を傾けて下方からソ
ケット10に装着する際に凸部5及び凹部13cにより
口金2がガイドされて装着性が向上するという利点があ
る。
【0019】ところで、現在市販されている直管形ラン
プの中には全長が同一で定格ランプ電力が異なる複数種
類のもの(例えばFLR110HとHFH86)が存在
し、それぞれを適合ランプとする照明器具が提供されて
いる。上記HFH86は定格ランプ電力を86Wとする
高周波点灯専用形蛍光ランプであって、定格ランプ電力
を110Wとする蛍光ランプ(FLR110H)に比較
して同程度の明るさでありながら定格ランプ電力を減少
させて省エネを実現したものである。ここで、FLR1
10HとHFH86の2種類のランプは同じR17d形
の口金を備えており、FLR110Hを適合ランプとす
る照明器具のソケット10”は、図5に示すように口金
2の凸部6と嵌合する凹部13cが設けられていない点
を除けば本実施形態のソケット10とほぼ同一の構造を
有しているので、HFH86の口金をソケット10”の
受金13”に接続することができる。しかしながら、全
長が同一であるためにFLR110Hを適合ランプとす
る照明器具に非適合ランプであるHFH86を誤装着し
た場合には、過剰な電力が供給されることで非適合ラン
プ(HFH86)が異常発熱を起こす虞がある。
【0020】そこで、HFH86及びこれを適合ランプ
とする照明器具に本発明の技術思想を適用して本実施形
態のように構成すれば、図6(a)に示すように直管形
ランプ1(HFH86)をFLR110Hを適合ランプ
とする照明器具Xのソケット(可動形ソケット)10”
に装着しようとしても、直管形ランプ1の口金2に凸部
5が設けられているために嵌合部4aを受金13”の嵌
合凹所13a”に嵌合させることができず、適合しない
組み合わせである直管形ランプ1と照明器具Xの誤使用
を防止することができる。また、口金2をソケット1
0”に装着しようとした場合、移動体14”が移動して
ソケット10”の挿通孔に進入しても口金2の一方の凸
部5(図6における下側の凸部5)が挿通孔周縁でソケ
ット10”の外郭と干渉するために口金2が挿通孔内に
進入することがないから、口金2の凸部5が適合しない
ソケット10”の外郭に干渉することで口金2を受金に
装着しようとする力に対して充分な強度が確保できると
いう利点がある(図6(b)参照)。
【0021】ところで、FLR110H並びにFLR1
10Hを適合ランプとする照明器具Xのソケット10”
には従来通り凹部及び凸部が設けられていないので、本
実施形態のソケット10,10’に非適合ランプである
FLR110Hの口金が装着できてしまうが、この組み
合わせにおいては非適合ランプ(FLR110H)に過
剰な電力が供給されることがないために特に安全上の不
具合が生じる虞が無いものである。但し、FLR110
HとFHF86とでは管径が異なり、FHF86の方が
FLR110Hよりも管径が小さいので、ソケット1
0,10’の高さ寸法(ボディ11の突出部11bの突
出寸法)を管径に合わせてソケット10”の高さ寸法よ
りも低くしておけば、ソケット10,10’にFLR1
10Hの口金を装着できなくすることができて望ましい
ものである。
【0022】なお、本実施形態では嵌合部4aの短径方
向における外側面中央に一対の凸部5をほぼ直線上に並
ぶように形成しているが、これに限定されるものではな
く、例えば、図8に示すように一対の凸部5及び凹部1
3cをそれぞれ直線上に並ばないようにずらして形成し
たり、あるいは、図9に示すように一対の凸部5及び凹
部13cを嵌合部4a並びに嵌合凹所13aの長径方向
における外側面中央にほぼ直線上に並べて形成するよう
にしてもよい。特に後者の構成においては、器具本体2
0の取付面と略平行に凹部13cが並設されることにな
るので、凸部5と凹部13cの嵌合が外れ難くなり、耐
振動性やランプの保持性が向上するという利点がある。
また、本実施形態では全長が等しく且つ定格ランプ電力
が異なる照明器具としてFLR110HとFHF86の
直管形ランプを光源とする照明器具を例示したが、これ
ら以外の直管形ランプを光源とする照明器具に本発明の
技術思想が適用可能であることはいうまでもない。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明は、両端部に口金を有す
る直管形ランプと、直管形ランプの軸方向に沿って口金
と嵌合する受金を具備する一対のソケットと、両ソケッ
トを保持する器具本体とを備え、口金との嵌合方向に受
金を移動自在とし且つ口金と嵌合する向きに受金を付勢
する移動機構が少なくとも一方のソケットに設けられた
照明器具において、全長が略同一で定格ランプ電力が異
なる複数種の直管形ランプのうちで適合する直管形ラン
プの口金に凹部又は凸部が設けられ、直管形ランプの凹
部と嵌合する凸部又は直管形ランプの凸部と嵌合する凹
部が受金に設けられたので、適合する直管形ランプの口
金とソケットの受金のみが嵌合可能となり、定格ランプ
電力に応じて器具本体の全長を変更することなしに、適
合しない直管形ランプとソケットの組み合わせで誤使用
されることを防止できるという効果がある。
【0024】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、直管形ランプの口金に一対の凸部が設けられるとと
もに各凸部と嵌合する一対の凹部が受金に設けられたの
で、請求項1の発明と同様の効果を奏する。
【0025】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、凸部は、移動機構により受金が移動したときに適合
しないソケットの外郭と干渉する位置に設けられたの
で、口金の凸部が適合しないソケットの外郭に干渉する
ことで口金を受金に装着しようとする力に対して充分な
強度が確保できるという効果がある。
【0026】請求項4の発明は、請求項2又は3の発明
において、直管形ランプの軸を挟んで対向する位置に凸
部が設けられ、器具本体の取付面と略直交する方向に沿
って凹部が並設されたので、直管形ランプの装着時に凸
部及び凹部によりガイドされて装着性が向上するという
効果がある。
【0027】請求項5の発明は、請求項2又は3の発明
において、直管形ランプの軸を挟んで対向する位置に凸
部が設けられ、器具本体の取付面と略平行に凹部が並設
されたので、凸部と凹部の嵌合が外れ難くなり耐振動性
やランプの保持性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示し、(a)は直管形ラン
プの口金の正面図、(b)は可動形のソケットの正面図
である。
【図2】同上における直管形ランプを示し、(a)は正
面図、(b)は下面図、(c)は右側面図である。
【図3】同上における可動形ソケットの分解斜視図であ
る。
【図4】同上の直管形ランプをソケットに装着する手順
を説明する説明図である。
【図5】定格ランプ電力が異なる非適合ランプに対応し
たソケットの斜視図である。
【図6】同上における直管形ランプが適合しないソケッ
トに装着されないことを説明する説明図である。
【図7】同上における直管形ランプが適合しないソケッ
トに装着されないことを説明する説明図である。
【図8】同上における口金及び受金の他の構成を示し、
(a)は直管形ランプの口金の正面図、(b)は可動形
のソケットの正面図である。
【図9】同上における口金及び受金のさらに他の構成を
示し、(a)は直管形ランプの口金の正面図、(b)は
可動形のソケットの正面図である。
【符号の説明】
1 直管形ランプ 2 口金 4a 嵌合部 5 凸部 10 ソケット 13 受金 13a 嵌合凹所 13c 凹部 14 移動体 20 器具本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 智 三重県上野市ゆめが丘7丁目7番6号 朝 日ナショナル照明株式会社内 Fターム(参考) 3K013 BA02 CA02 CA18 DA02 DA09 EA03 5E024 BB06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端部に口金を有する直管形ランプと、
    直管形ランプの軸方向に沿って口金と嵌合する受金を具
    備する一対のソケットと、両ソケットを保持する器具本
    体とを備え、口金との嵌合方向に受金を移動自在とし且
    つ口金と嵌合する向きに受金を付勢する移動機構が少な
    くとも一方のソケットに設けられた照明器具において、
    全長が略同一で定格ランプ電力が異なる複数種の直管形
    ランプのうちで適合する直管形ランプの口金に凹部又は
    凸部が設けられ、直管形ランプの凹部と嵌合する凸部又
    は直管形ランプの凸部と嵌合する凹部が受金に設けられ
    たことを特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 直管形ランプの口金に一対の凸部が設け
    られるとともに各凸部と嵌合する一対の凹部が受金に設
    けられたことを特徴とする請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 凸部は、移動機構により受金が移動した
    ときに適合しないソケットの外郭と干渉する位置に設け
    られたことを特徴とする請求項2記載の照明器具。
  4. 【請求項4】 直管形ランプの軸を挟んで対向する位置
    に凸部が設けられ、器具本体の取付面と略直交する方向
    に沿って凹部が並設されたことを特徴とする請求項2又
    は3記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 直管形ランプの軸を挟んで対向する位置
    に凸部が設けられ、器具本体の取付面と略平行に凹部が
    並設されたことを特徴とする請求項2又は3記載の照明
    器具。
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