JP2003261830A - プライマー及びこれを用いた硬化層の形成方法 - Google Patents

プライマー及びこれを用いた硬化層の形成方法

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JP2003261830A
JP2003261830A JP2002066525A JP2002066525A JP2003261830A JP 2003261830 A JP2003261830 A JP 2003261830A JP 2002066525 A JP2002066525 A JP 2002066525A JP 2002066525 A JP2002066525 A JP 2002066525A JP 2003261830 A JP2003261830 A JP 2003261830A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソシアネート基含有プレポリマーからなる
主剤と接触させることにより低温でも優れた(湿気)速
硬化性と耐水接着性を発現し、例えば常温での高速のラ
イン生産における接着、塗装、シーリングなどに適し
た、かつ、貯蔵安定性が良好で環境問題なども生じない
プライマー、及びこれを用いた硬化層の形成方法を提供
する。 【解決手段】 水と反応して第一級及び/又は第二級ア
ミノ基を生成する基を有するウレア系化合物を少なくと
も含有するプライマー、及びこれを用いた硬化層の形成
方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温でも優れた
(湿気)速硬化性を実現するプライマー、及びこれを用
いた硬化層の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築、土木、自動車などの分野
で、鋼板、スレート板、コンクリート板、レジンコンク
リート板、木質板、プラスチック板などの各種ボードや
部材を接着する工程を含む高速の生産ラインにおいて
は、例えば、イソシアネート基含有ポリウレタン系樹脂
を主剤とし、低分子のアミンを硬化剤とする二液型のポ
リウレタン系接着剤が使用されている。また、溶融粘度
が低く、接着性が良好で初期硬度発現の速い、イソシア
ネート基を含有するポリウレタン系の無溶剤型プライマ
ー組成物も知られている(特開平9−78028号公報
参照)。このプライマー組成物は、2種類のウレタンプ
レポリマーと潜在性硬化剤とからなり、潜在性硬化剤と
はN−ヒドロキシエチル−2−イソペンチルオキサゾリ
ジンおよびそのXDI付加体やその他のオキサゾリジン
等である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来公知の二液型ポリウレタン系接着剤には、主剤と硬化
剤を混合する手間がかかり、高速の生産ラインにおける
低温での接着には接着力の発現が遅く、低分子量のアミ
ンは毒性が高い等の問題がある。また、前記無溶剤型プ
ライマー組成物には、貯蔵安定性、接着強さ発現性、耐
水接着性などが不十分であるという問題がある。
【0004】本発明は、イソシアネート基含有プレポリ
マーからなる主剤と接触させることにより低温でも優れ
た(湿気)速硬化性と耐水接着性を発現し、例えば常温
での高速のライン生産における接着、塗装、シーリング
などに適した、かつ、貯蔵安定性が良好で環境問題など
も生じないプライマー、及びこれを用いた硬化層の形成
方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、水と反応して第一級及び/又は第二級ア
ミノ基を生成する基を有するウレア系化合物を含有する
こと、を特徴とするプライマーである。
【0006】本発明は、水と反応して第一級及び/又は
第二級アミノ基を生成する基を有するウレア系化合物
と、第一級及び/又は第二級アミノ基と反応する基を有
する化合物とを含有すること、を特徴とするプライマー
である。
【0007】本発明は、水と反応して第一級及び/又は
第二級アミノ基を生成する基を有するウレア系化合物
と、第一級及び/又は第二級アミノ基と反応する基を有
する化合物と、ポリウレタン系樹脂とを含有すること、
を特徴とするプライマーである。
【0008】本発明は、前記の第一級及び/又は第二級
アミノ基と反応する基を有する化合物がエポキシ樹脂で
ある、前記第2又は第3のプライマー。
【0009】本発明は、更に触媒を含有する前記の各プ
ライマーである。
【0010】本発明は、第1の基材と第2の基材との間
に、プライマー層と、イソシアネート基含有プレポリマ
ーからなる主剤層とを設け、次いで第1の基材と第2の
基材とを互いに押圧してプライマーと主剤とを反応させ
る硬化層の形成方法であって、前記プライマー層が、前
記の各プライマーからなる層であること、を特徴とする
前記方法である。
【0011】また本発明は、第1の基材と第2の基材の
対向するそれぞれの面にプライマー層を設け、いずれか
一方又は双方の該プライマー層上にイソシアネート基含
有プレポリマーからなる主剤層を設け、次いで第1の基
材と第2の基材とを互いに押圧してプライマーと主剤と
を反応させる硬化層の形成方法であって、前記プライマ
ー層が、前記の各プライマーからなる層であること、を
特徴とする前記方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明を詳しく説明する。
本発明における水(湿気)と反応して第一級及び/又は
第二級アミノ基を生成する基を有するウレア系化合物
は、具体的には、水と反応して第一級及び/又は第二級
アミノ基を生成する基と第一級及び/又は第二級アミノ
基とを有する化合物と、有機ポリイソシアネートとを反
応させて得られる化合物が好ましい。
【0013】水と反応して第一級及び/又は第二級アミ
ノ基を生成する基と第一級及び/又は第二級アミノ基と
を有する化合物としては、具体的には、原料入手の容易
性、水との反応性などの点から、第一級及び/又は第二
級アミノ基を有する化合物のケチミン化合物、エナミン
化合物、アルジミン化合物、又はこれらの任意の混合物
であって、分子内にフリーの第一級及び/又は第二級ア
ミノ基を1個以上(好ましくは1個)含有するものを好
適に例示することができる。これらのケチミン化合物、
エナミン化合物、アルジミン化合物などはそれぞれ、ケ
トン類、アルデヒオド類のカルボニル基(ケト基、アル
デヒド基)と、第一級及び/又は第二級アミノ基を合計
2個以上有する化合物の第一級及び/又は第二級アミノ
基を1個以上残すようにその一部との脱水反応により得
ることができる。これらのうち、製造のし易さと、使用
したときに水と反応して生成するものが第一級及び/又
は第二級アミノ基を有するウレア系化合物と毒性の低い
ケトン系化合物である点から、第一級及び/又は第二級
アミノ基を有するケチミン化合物が好ましい。
【0014】第一級及び/又は第二級アミノ基を合計2
個以上有する化合物としては、エチレンジアミン、1,
3−ジアミノプロパン、1,2−ジアミノプロパン、
1,4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、
1,7−ジアミノへプタン、トリメチルヘキサメチレン
ジアミン、1,8−ジアミノオクタン、1,9−ジアミ
ノノナン、1,10−ジアミノデカン、1,11−ジア
ミノウンデカン、1,12−ジアミノドデカン、1,1
3−ジアミノトリデカン、1,14−ジアミノテトラデ
カン、1,15−ジアミノペンタデカン、1,16−ジ
アミノヘキサデカン、1,17−ジアミノヘプタデカ
ン、1,18−ジアミノオクタデカン、1,19−ジア
ミノノナデカン、1,20−ジアミノエイコサン、1,
21−ジアミノヘンティコサン、1,22−ジアミノド
コサン、1,23−ジアミノトリコサン、1,24−ジ
アミノテトラコサン、イソホロンジアミン、ジアミノジ
シクロへキシルメタン、3,9−ビス(3−アミノプロ
ピル)−2,4,8,10−テトラオキサスピロ(5,
5)ウンデカン、キシレンジアミン、フェニレンジアミ
ン、ジアミノジフェニルメタン、ジアミノジエチルフェ
ニルメタン、ポリオキシエチレンジアミン、ポリオキシ
プロピレンジアミン、トリ(メチルアミノ)へキサン、
N−ラウリルプロピレンジアミン、N−ステアリルプロ
ピレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、メチルアミノプロピルアミン、3,3′−
ジアミノジプロピルアミンなどのポリアミンが挙げら
れ、これらは単独で或いは2種以上を混合して使用する
ことができる。これらのうち、カルボニル基と第一級ア
ミノ基、第二級アミノ基との反応性の差を利用して製造
しやすい、第一級アミノ基と第二級アミノ基を有するポ
リアミンが好ましく、特にジエチレントリアミンが好ま
しい。
【0015】ケトン類としては、例えば、メチルエチル
ケトン、メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチル
ケトン、メチル−tert−ブチルケトン、2−ペンタ
ノン、3−ペンタノン、2−ヘキサノン、4−メチル−
2−ペンタノン、2−ヘプタノン、4−ヘプタノン、ジ
イソプロピルケトン、ジイソブチルケトン等の脂肪族ケ
トン類、プロピオフェノン、ベンゾフェノン等の芳香族
ケトン類、シクロペンタノン、シクロヘキサノン、メチ
ルシクロヘキサノン等の環状ケトン類、アセト酢酸エチ
ル等のβ−ジカルボニル化合物、又はこれらの任意の混
合物が挙げられる。これらのうち、製造のし易さと使用
したときに水と反応して生成するものの毒性が低い点か
ら、脂肪族ケトン類が好ましく、特にメチルイソブチル
ケトンが好ましい。アルデヒド類としては、例えば、ブ
チルアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ヘキシルアル
デヒド、又はこれらの任意の混合物が挙げられる。
【0016】有機ポリイソシアネートとしては、フェニ
レンジイソシアネート、ジフェニルジイソシアネート、
ナフタレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、トリレンジイソシアネート、ジフェニルエ
ーテルジイソシアネートなどの芳香族ジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネートなどの芳香脂肪族ジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、ペン
タメチレンジイソシアネート、プロピレンジイソシアネ
ート、ブチレンジイソシアネートなどの脂肪族ジイソシ
アネート、シクロヘキサンジイソシアネート、メチレン
ビス(シクロヘキシルイソシアネート)、イソホロンジ
イソシアネート(IPDI)などの脂環族ジイソシアネ
ート等が挙げられる。また、これら有機ジイソシアネー
トのビュレット変性体、イソシアヌレート(三量化)変
性体、ウレトンイミン変性体、ウレトジオン変性体、カ
ルボジイミド変性体等のいわゆる変性イソシアネートも
挙げられる。更に、ポリフェニレンポリメチレンポリイ
ソシアネート、クルードトルエンポリイソシアネート等
のような、いわゆるポリメリック体といわれるポリイソ
シアネートも挙げられる。また、前記の有機ポリイソシ
アネートと後述の高分子ポリオールや鎖延長剤とを、活
性水素基に対してイソシアネート基過剰の条件で反応さ
せて得られる、イソシアネート基含有ウレタン樹脂も挙
げられる。これらは単独で或いは2種以上を混合して使
用できる。
【0017】水と反応して第一級及び/又は第二級アミ
ノ基を生成する基を有するウレア系化合物は、好適に
は、前記の水と反応して第一級及び/又は第二級アミノ
基を生成する基と第一級及び/又は第二級アミノ基とを
有する化合物と前記有機ポリイソシアネートとを、好適
には、第一級、第二級アミノ基/イソシアネート基の当
量比が0.5〜2.0/1.0、更に0.9〜1.1/
1.0の範囲で反応させて得ることができる。このよう
にして得られる、水と反応して第一級及び/又は第二級
アミノ基を生成する基を有するウレア系化合物は、ま
ず、湿気により第一級及び/又は第二級アミノ基を生成
する基が分解して第一級及び/又は第二級アミノ基を生
成し、次いで、これらの生成した第一級及び/又は第二
級アミノ基が(後述する)主剤としてのイソシアネート
基含有プレポリマーのイソシアネート基、場合により更
に(後述する)ポリウレタン系樹脂や第一級及び/又は
第二級アミノ基と反応する基を有する化合物と反応し
て、硬化層を形成する。
【0018】本発明における第一級及び/第二級アミノ
基と反応する基を有する化合物としては、具体的には、
エポキシ化合物、前記の有機ポリイソシアネート、(メ
タ)アクリロイル基含有化合物などが挙げられるが、こ
れらのうちエポキシ化合物が好ましい。これらは単独で
或いは2種以上を混合して使用できる。エポキシ化合物
としては、エポキシ樹脂、エポキシ基含有ウレタン樹
脂、エポキシ系シランカップリング剤などが挙げられ
る。具体的には、エポキシ樹脂としては、エピクロルヒ
ドリン−ビスフェノールA型エポキシ樹脂、エピクロル
ヒドリン−ビスフェノールF型エポキシ樹脂,テトラブ
ロモビスフェノールAのグリシジルエーテル等の難燃型
エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、水素添加ビ
スフェノールA型エポキシ樹脂、ビスフェノールAプロ
ピレンオキシド付加物のグリシジルエーテル型エポキシ
樹脂、p−オキシ安息香酸グリシジルエーテルエステル
型エポキシ樹脂、m−アミノフェノール系エポキシ樹
脂、ジアミノジフェニルメタン系エポキシ樹脂、ウレタ
ン変性エポキシ樹脂、各種脂環式エポキシ樹脂、N,N
−ジグリシジルアニリン、N,N−ジグリシジル−o−
トルイジン、トリグリシジルイソシアヌレート、ポリア
ルキレングリコールジグリシジルエーテル、グリセリン
等の多価アルコールのグリシジルエーテル、ヒダントイ
ン型エポキシ樹脂、石油樹脂等の不飽和重合体のエポキ
シ化物などが挙げられる。エポキシ基含有ウレタン樹脂
としては、前述の有機ポリイソシアネートと後述の高分
子ポリオールや鎖延長剤とを、活性水素基に対してイソ
シアネート基過剰の条件で反応させて得られるイソシア
ネート基含有ウレタン樹脂のイソシアネート基に対し
て、グリシジルアルコールなどのエポキシ基と水酸基を
含有する化合物とをイソシアネート基に対して活性水素
基をほぼ当量の条件で反応させて、ウレタン樹脂にエポ
キシ基を導入した樹脂などが挙げられる。エポキシ系シ
ランカップリング剤としては、3−グリシドキシプロピ
ルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチ
ルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチル
ジイソプロペノキシシランなどが挙げられる。(メタ)
アクリロイル基含有化合物としては、(メタ)アクリル
酸エチルエステルなどの単官能の(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル、トリメチロールプロパントリ(メタ)
アクリレートなどの多官能の(メタ)アクリル酸エステ
ルなどが挙げられる。これらのうち、接着後の耐水接着
性が良好な点から、エポキシ樹脂が好ましく、特にエピ
クロルヒドリン−ビスフェノールA型エポキシ樹脂が好
ましい。
【0019】本発明のプライマーにおいて、第一級及び
/第二級アミノ基と反応する基を有する化合物は、水と
反応して第一級及び/又は第二級アミノ基を生成する基
を有するウレア系化合物100重量部に対して1〜50
0重量部、更には5〜50重量部の割合で配合するのが
好ましい。
【0020】本発明におけるポリウレタン系樹脂は、前
記の有機ポリイソシアネートと、高分子ポリオールと、
場合により更に鎖延長剤とを、イソシアネート基に対し
て活性水素基をほぼ当量の条件で反応させて得られるも
のである。
【0021】高分子ポリオールとしては、ポリエステル
ポリオール、ポリエステルアミドポリオール、ポリエー
テルポリオール、ポリエーテル・エステルポリオール、
ポリカーボネートポリオール、アクリルポリオール等が
挙げられ、これらは単独で或いは2種以上を混合して使
用できる。このうち、ポリエステルポリオールが好まし
い。これらは、数平均分子量500以上、更に1,00
0〜30,000のものが、作業性や接着強度発現性な
どの点から好ましい。ポリエステルポリオール、ポリエ
ステルアミドポリオールとしては、例えば、公知のコハ
ク酸、アジピン酸、テレフタル酸等のジカルボン酸、こ
れらの酸エステル、酸無水物等と、エチレングリコー
ル、プロパンジオール、ブタンジオール、ペンタンジオ
ール、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ト
リメチロールプロパン、グリセリン、クオドロール、ビ
スフェノールAのエチレンオキサイド或いはプロピレン
オキサイド付加物等の低分子ポリオール、エチレンジア
ミン、ジエチレントリアミン等の低分子ポリアミン、モ
ノエタノールアミン等のアミノアルコール等の単独、又
はこれらの混合物との脱水縮合反応で得られる化合物が
挙げられる。さらに、ε−カプロラクトン等の環状エス
テル(すなわちラクトン)モノマーの開裂重合により得
られるラクトン系ポリエステルポリオール等が挙げられ
る。ポリエーテルポリオールとしては、例えば、ポリオ
キシエチレンポリオール、ポリオキシプロピレンポリオ
ール等が挙げられる。ポリエーテル・エステルポリオー
ルとしては、例えば、前記のポリエーテルポリオールと
前記のジカルボン酸、酸エステル、酸無水物等とから製
造される化合物が挙げられる。ポリカーボネートポリオ
ールとしては、例えば、前記のポリエステルポリオール
の製造に用いる低分子ポリオールとジエチルカーボネー
ト、ジフェニルカーボネート等との反応から得られる化
合物が挙げられる。アクリルポリオールとしては、例え
ば、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒド
ロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、
メタクリル酸ヒドロキシプロピル等の水酸基を含有する
アクリル酸系化合物のモノマー及び/又は水酸基を含有
するメタクリル酸系化合物のモノマーを、(場合により
更にこれら以外のエチレン性不飽和化合物の1種以上と
を、)ラジカル重合開始剤の存在下又は不存在下に、そ
して溶剤の存在下又は不存在下にバッチ式重合又は連続
重合等の公知のラジカル重合の方法により反応させて得
られるものが挙げられる。また、一般にポリウレタン工
業において公知の活性水素基を含有する、数平均分子量
500以上の、ポリアミド樹脂、ポリエステル樹脂等も
挙げられる。
【0022】鎖延長剤としては、前記のポリエステルポ
リオールの合成に用いられる低分子ポリオール、低分子
ポリアミン、アミノアルコール類等のうち分子量500
未満のもの、又はこれらの混合物等が挙げられる。
【0023】ポリウレタン系樹脂は、ワンショット法、
ツーショット法のいずれでも合成できる。有機ポリイソ
シアネートのイソシアネート基と高分子ポリオール(と
場合により更に鎖延長剤)の活性水素基との(活性水素
基/イソシアネート基の)当量比は、0.9〜1.1が
好ましい。ポリウレタン系樹脂の数平均分子量は1,0
00〜1,000,000、更に3,000〜200,
000であることが好ましい。数平均分子量が1,00
0未満であると接着強度の発現性が悪くなり、1,00
0,000を超えると粘度が増大して作業性が低下す
る。
【0024】本発明のプライマーにおいて、ポリウレタ
ン系樹脂は、水と反応して第一級及び/又は第二級アミ
ノ基を生成する基を有するウレア系化合物100重量部
に対して1〜500重量部、更には10〜50重量部の
割合で配合するのが好ましい。
【0025】本発明における触媒としては、ジブチル錫
ジラウレート、ジオクチル錫ジラウレート、オクチル酸
錫等の有機金属化合物、トリエチレンジアミン、トリエ
チルアミン、トリ−n−ブチルアミン等の有機アミンや
その塩等の公知のウレタン化触媒が挙げられる。
【0026】本発明のプライマーにおいて、触媒は、水
と反応して第一級及び/又は第二級アミノ基を生成する
基を有するウレア系化合物100重量部に対して0.0
1〜20重量部、更には0.1〜10重量部の割合で配
合するのが好ましい。
【0027】本発明における主剤成分としてのイソシア
ネート基含有プレポリマーは、それぞれ前記の、有機ポ
リイソシアネートと、高分子ポリオールと、場合により
更に鎖延長剤とを、活性水素基に対してイソシアネート
基過剰の条件で反応させて得られるものであり、これは
単独で或いは2種以上を混合して使用することができ
る。
【0028】本発明のプライマー、主剤には、酸化防止
剤(ヒンダードアミン系、ヒンダードフェノール系な
ど)、カップリング剤、各種無機フィラーや有機フィラ
ー、揺変剤、保存安定性改良剤、可塑剤、着色剤などの
各種添加剤を配合することができる。これらの添加剤
は、プライマー側と主剤側のいずれか一方或いは双方に
配合することができる。
【0029】本発明の硬化層の形成方法は、まず、第1
の基材と第2の基材との間に、プライマー層と、イソシ
アネート基含有プレポリマーからなる主剤層とを設け、
次いで第1の基材と第2の基材とを互いに押圧してプラ
イマーと主剤とを反応させる方法である。また、第1の
基材と第2の基材の対向するそれぞれの面にプライマー
層を設け、いずれか一方又は双方の該プライマー層上に
イソシアネート基含有プレポリマーからなる主剤層を設
け、次いで第1の基材と第2の基材とを互いに押圧して
プライマーと主剤とを反応させる方法である。本発明の
方法は、例えば、工場の生産ラインにおいて、鋼板、ス
レート板、コンクリート板、レジンコンクリート板、木
質板、プラスチック板などのボード類や部材の表面に主
剤層とプライマー層を別々に形成し、万力類、重し、ロ
ールなどにより室温で接着面(主剤層の面とプライマー
層の面)を対向させて押圧させる高速接着に適してい
る。それぞれの基材にプライマー層と主剤層をそれぞれ
形成した後、それぞれの層が対向するように接触接着さ
せる前に、任意の時間、それぞれの層の表面を大気中の
湿気に暴露する工程(オープンタイム)を入れても良い
し入れなくても良い。オープンタイムは30分以内の短
時間で十分であるが、30分を超えても良い。
【0030】本発明のプライマーは室内の温度、湿度条
件で塗布、主剤層と反応して硬化できるため特別の加熱
装置等を使用しなくても良い点があるが、硬化作業をよ
り高速化させるため必要に応じて加熱や加湿をすること
もできる。また、具体的な塗布方法としては、ハケ類、
クシ目ゴテ等のコテ類、ヘラ、ロールコーター等を使用
して塗布する方法、或いは、スプレー塗布する方法等の
従来公知の方法がある。
【0031】
〔ケチミン化合物の合成〕
合成例1 加熱装置及びエステル管付き攪拌容器に、ジエチレント
リアミンを103.2g(1モル)入れた後、攪拌しな
がらメチルイソブチルケトンを260.4g(2.6モ
ル)加えた。この中に更にトルエン64.2gを加えた
のち、加温して100〜130℃で6〜7 時間攪拌を
続けて、エステル管により水34.2gを脱水した。次
いで減圧して、トルエンを除去して、分子内に約1個の
第二級アミノ基を有するジエチレントリアミンのケチミ
ン化合物を得た。これをケチミン化合物Aと称する。
【0032】合成例2 加熱装置及びエステル管付き攪拌容器に、エチレンジア
ミンを60.1g(1モル)入れた後、攪拌しながらメ
チルイソブチルケトンを260.4g(2.6モル)加
えた。この中に更にn−へキサン64.2gを加えたの
ち、加温して100〜130℃で6〜7時間攪拌を続け
て、エステル管により水34.2gを脱水した。次いで
減圧して、n−へキサンを除去して、エチレンジアミン
のケチミン化合物を得た。これをケチミン化合物Bと称
する。
【0033】〔プライマーの調製〕 実施例1 加温装置、攪拌機、温度計、窒素シール管及び冷却器の
付いた反応容器に、酢酸エチル300.0gとトルエン
230.0gを加え、この中に更にイソホロンジイソシ
アネート(IPDI)の三量化ポリイソシアネート(V
ESTANATT−1890、ヒュルスジャパン社製)
70.0gを加えて溶解後、攪拌しながら合成例1で得
たケチミン化合物A84.0gを加え、30〜40℃で
1時間攪拌し反応させて、ケチミン基含有ウレア系化合
物を合成した。得られた反応溶液はFTIRによりイソ
シアネート基のピークの消失が確認された。この溶液を
プライマーとした。
【0034】実施例2 実施例1と同様にして得られた反応溶液(プライマー)
中に、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
(A−187、日本ユニカー社製)13.0gを加え
て、常温で30分間攪拌して、プライマーを調製した。
【0035】実施例3 実施例1と同様にして得られた反応溶液(プライマー)
中に、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
(A−187、日本ユニカー社製)13.0gと、オク
チル酸錫(スタノクト、吉富ファインケミカル社製)
4.1gとを加えて、常温で30分間攪拌して、プライ
マーを調製した。
【0036】実施例4 実施例1と同様にして得られた反応溶液(プライマー)
中に、ポリエステル系ポリウレタン樹脂(ニッポラン3
022、日本ポリウレタン工業社製)36.0gと、3
−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(A−18
7、日本ユニカー社製)13.0gと、オクチル酸錫
(スタノクト、吉富ファインケミカル社製)4.1gと
を加えて、常温で30 分間攪拌して、プライマーを
調製した。
【0037】実施例5 実施例1と同様にして得られた反応溶液(プライマー)
中に、エポキシ樹脂(エピコート828、油化シェルエ
ポキシ社製)36.0gと、ポリエステル系ポリウレタ
ン樹脂(ニッポラン3022、日本ポリウレタン工業社
製)36.0gと、3−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン(A−187、日本ユニカー社製)13.0
gと、オクチル酸錫(スタノクト、吉富ファインケミカ
ル社製)4.1gとを加えて、常温で30分間攪拌し
て、プライマーを調製した。
【0038】比較例1 加温装置、攪拌機、温度計、窒素シール管及び冷却器の
付いた反応容器に、酢酸エチル300.0gとトルエン
230.0gを加え、この中に更にイソホロンジイソシ
アネート(IPDI)の三量化ポリイソシアネート(V
ESTANATT−1890、ヒュルスジャパン社製)
70.0gを加えて溶解後、攪拌しながら合成例2で得
たケチミン化合物B70.0gを加えて混合した。次い
で、この混合液中に、オクチル酸錫(スタノクト、吉富
ファインケミカル社製)4.1gを加えて、常温で30
分間攪拌して、プライマーを調製した。
【0039】比較例2 比較例1において、ケチミン化合物Bを使用しない以外
は同様にして、プライマーを調製した。
【0040】〔貯蔵安定性〕実施例1〜5及び比較例
1、2で得た各プライマーを50℃で10日間保存した
ときの外観を目視により判定した。 判定基準 ○:変化なし(透明) ×:白濁
【0041】〔性能試験〕実施例1〜5及び比較例1、
2で得た各プライマーとウレタン系シーリング材を用い
て、次のようにして接着テストを行った。5℃、40%
RHの環境で、10mm×35mm×25mmのFRP
板の貼り合わせ面積25mm×25mm両面にプライマ
ーをハケにて塗布し、直ちにイソシアネート基含有プレ
ポリマーからなるウレタン系シーリング材(オートシー
ラー101R、オート化学工業社製)をカートリッジか
ら片面のみ塗布量約0.5g/cm2 となるように打設
して貼り合わせ、クリップで圧締した。それぞれ1時間
後、2時間後、6時間後に取り出し、圧縮速度2.0m
m/minで圧縮せん断接着強さを測定した(JIS
K6852準拠)。また、前記と同様にして貼り合わ
せ、クリップで圧締した接着試験体を23℃、50%相
対湿度の条件で7日間養生したものを、クリップを外し
て50℃の温水中に7日間浸漬した後、圧縮して破壊
し、耐水接着性を試験した。破壊した界面の状態を目視
により観察して判定した。 判定基準 ◎:シーリング材の凝集破壊が100% ○:シーリング材の凝集破壊が50%以上100%未満
(残りは被着体の界面でのはく離) ×:シーリング材の凝集破壊が50%未満(残りは被着
体の界面でのはく離) これらの結果をまとめて表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明により、イソ
シアネート基含有プレポリマーからなる主剤と接触させ
ることにより、低温でも優れた(湿気)速硬化性と耐水
接着性を発現し、例えば常温での高速のライン生産にお
ける接着、塗装、シーリングなどに適した、かつ、貯蔵
安定性が良好で環境問題なども生じないプライマー、及
びこれを用いた硬化層の形成方法を提供することが可能
となった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 175/04 C09D 175/04 C09J 5/02 C09J 5/02 5/04 5/04 175/04 175/04 // C08L 101:00 C08L 101:00 Fターム(参考) 4F071 AA01 AA53A CA01 CB02 CC05 CD01 4J038 DB001 DB021 DB061 DB071 DB481 DG001 DG111 DG121 DG131 DG271 DG281 GA09 JA32 JB23 JB24 KA03 PA07 4J040 EF101 EF281 MA02 MA06 MA08 MA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水と反応して第一級及び/又は第二級ア
    ミノ基を生成する基を有するウレア系化合物を含有する
    こと、を特徴とするプライマー。
  2. 【請求項2】 水と反応して第一級及び/又は第二級ア
    ミノ基を生成する基を有するウレア系化合物と、第一級
    及び/又は第二級アミノ基と反応する基を有する化合物
    とを含有すること、を特徴とするプライマー。
  3. 【請求項3】 水と反応して第一級及び/又は第二級ア
    ミノ基を生成する基を有するウレア系化合物と、第一級
    及び/又は第二級アミノ基と反応する基を有する化合物
    と、ポリウレタン系樹脂とを含有すること、を特徴とす
    るプライマー。
  4. 【請求項4】 前記の第一級及び/又は第二級アミノ基
    と反応する基を有する化合物がエポキシ樹脂である、請
    求項2又は3に記載のプライマー。
  5. 【請求項5】 更に触媒を含有する、請求項1〜4のい
    ずれか一項に記載のプライマー。
  6. 【請求項6】 第1の基材と第2の基材との間に、プラ
    イマー層と、イソシアネート基含有プレポリマーからな
    る主剤層とを設け、次いで第1の基材と第2の基材とを
    互いに押圧してプライマーと主剤とを反応させる硬化層
    の形成方法であって、 前記プライマー層が、請求項1〜5のいずれか一項に記
    載のプライマーからなる層であること、を特徴とする前
    記方法。
  7. 【請求項7】 第1の基材と第2の基材の対向するそれ
    ぞれの面にプライマー層を設け、いずれか一方又は双方
    の該プライマー層上にイソシアネート基含有プレポリマ
    ーからなる主剤層を設け、次いで第1の基材と第2の基
    材とを互いに押圧してプライマーと主剤とを反応させる
    硬化層の形成方法であって、 前記プライマー層が、請求項1〜5のいずれか一項に記
    載のプライマーからなる層であること、を特徴とする前
    記方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005213844A (ja) * 2004-01-29 2005-08-11 Mitsui Kagaku Sanshi Kk コンクリート表面構造体及びその構築方法
JP2006335948A (ja) * 2005-06-03 2006-12-14 Yokohama Rubber Co Ltd:The プライマー組成物
JP2012502166A (ja) * 2008-09-10 2012-01-26 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 反応性接着剤を基材に結合させるための改良されたプロセス

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