JP2003260207A - 遊技機、制御プログラム及びサーバ - Google Patents

遊技機、制御プログラム及びサーバ

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JP2003260207A
JP2003260207A JP2002065715A JP2002065715A JP2003260207A JP 2003260207 A JP2003260207 A JP 2003260207A JP 2002065715 A JP2002065715 A JP 2002065715A JP 2002065715 A JP2002065715 A JP 2002065715A JP 2003260207 A JP2003260207 A JP 2003260207A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤に打ち出された遊技球に意外性のある
動きを与え、遊技者に対して、遊技球の動きに意外感や
面白みを感じさせることができ、さらに、遊技球の行方
に目を離すことができないほどの興味を抱かせるととも
に、始動口に遊技球が入るか否かについての期待感を与
えることができ、遊技球が始動口に入ったときには、遊
技者の充実感や達成感を高揚させ、興趣の飛躍的な向上
を図ることができる遊技機を提供すること。 【解決手段】 始動口の上部に、その中央部に設けられ
た支持部材を軸に所定の角度範囲で遊動可能なように設
定された棒状部材が設けられていることを特徴とする遊
技機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ遊技装置
等の遊技機、制御プログラム及びサーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、遊技盤上に遊技球を打ち出し
て遊技を行う遊技機として、パチンコ遊技装置が知られ
ている。このようなパチンコ遊技装置は、遊技盤上に、
入賞口、大入賞口、始動口等(以下、入賞口等ともい
う)が設けられており、遊技盤上に打ち出された遊技球
が入賞口等に入ると、予め定められた数の遊技球が払い
出されたり、所定の遊技が開始されたりすること等によ
り、遊技者に対して所定の利益や有利な状態が提供され
るように構成されている。また、この遊技盤の下側に
は、アウト口が設けられており、入賞口等に入らなかっ
た遊技球は、このアウト口から排出されることになる。
【0003】このような遊技盤には、さらに、複数の障
害釘や、風車を模した転動誘導部材等が設けられてお
り、遊技盤上に打ち出された遊技球は、障害釘や転動誘
導部材等との衝突により、その進行方向を変えながら、
遊技盤の下側に落下していく。従って、遊技者は、障害
釘や転動誘導部材等の配置を考慮しながら、発射ハンド
ルを操作し、入賞口等に遊技球が入るように、遊技盤上
に遊技球を打ち出して遊技を行うのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、パチ
ンコ遊技装置は、複数の障害釘や転動誘導部材等が設け
られることにより、遊技盤上に打ち出された遊技球が、
それらに衝突しながら落下するように構成されているの
で、遊技者は、落下していく遊技球の行方を追い、入賞
口等に遊技球が入ることを期待しながら遊技を行ってい
る。
【0005】また、上記遊技盤に設けられた始動口に遊
技球が入るか否かは、遊技者にとっての重要な関心事項
の一つである。何故ならば、上記始動口に遊技球が入る
と、通常、遊技盤上に設けられたCRTや液晶モニター
などを有する表示装置において、所謂可変表示ゲームが
開始され、数値等からなる複数の識別情報を有する変動
図柄が変動表示されるとともに、一定の物語性を有する
動画等の背景画像を表示する演出表現が行われる。そし
て、上記可変表示ゲームが終了し、変動図柄が停止表示
となり所定の組み合わせとなると、所謂大当たり状態と
なり、遊技者に所定の利益又は有利な状態が提供され
る。
【0006】しかしながら、遊技盤上に打ち出された遊
技球は、障害釘や転動誘導部材等との衝突によって多少
の跳ね返りがあるとはいえ、原則として、重力に従い下
方へ落下していくため、遊技球の動きは、意外性に欠け
るものであり、遊技に熟練した遊技熟練者であれば比較
的容易に予測することができるものであった。また、始
動口の横を落下していく遊技球も、以外な方向に移動す
ることは少ないため、始動口に入る可能性は薄く、その
まま遊技盤の下まで落下し、アウト口に吸い込まれてい
た。そのため、遊技者は、遊技球の動きに意外感や面白
みを感じることがなく、長時間にわたって遊技を行って
いる場合等においては、遊技球の行方に興味や期待感を
抱くことができなくなり、遊技に飽きてしまうという問
題があった。
【0007】本発明は、上述した課題に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、遊技盤に打ち出された遊技球
に意外性のある動きを与え、遊技者に対して、遊技球の
動きに意外感や面白みを感じさせることができ、さら
に、遊技球の行方に目を離すことができないほどの興味
を抱かせるとともに、始動口に遊技球が入るか否かにつ
いての期待感を与えることができ、遊技球が始動口に入
ったときには、遊技者の充実感や達成感を高揚させ、興
趣の飛躍的な向上を図ることができる遊技機、制御プロ
グラム及びサーバを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上のような目的を達成
するために、第一の本発明の遊技機は、始動口の上部に
中央部が支持部材により支持された棒状部材が設けられ
るとともに、上記棒状部材は、所定の角度範囲で遊動可
能なように設定されていることを特徴とする。
【0009】また、第二の本発明の遊技機は、始動口の
上部には、中央部が支持部材により支持されるととも
に、上記遊技盤に設置されたソレノイドにより、上記中
央部を軸として往復運動を行うように構成された棒状部
材が設けられていることを特徴とする。
【0010】上述のように、本発明において、棒状部材
が、所定の角度範囲で遊動可能なように設定されている
ものを「第一の本発明の遊技機」といい、棒状部材が、
ソレノイドによりその中央部を軸として往復運動を行う
ように構成されているものを「第二の本発明の遊技機」
といい、両者を特に区別しない場合には単に「本発明の
遊技機」ということとする。
【0011】より具体的には、第一の本発明は、以下の
ようなものを提供する。 (1)遊技盤に設けられ、少なくとも、遊技球が入った
ときに所定の遊技が開始される始動口を備えた遊技機で
あって、上記始動口の上部には、中央部が支持部材によ
り支持された棒状部材が設けられるとともに、上記棒状
部材は、所定の角度範囲で遊動可能なように設定されて
いることを特徴とする。
【0012】(1)の発明によれば、その中央部が支持
部材により支持され、上記中央部を軸に所定の角度範囲
で遊動可能なように設定された棒状部材が始動口の上部
に設けられており、上記棒状部材は、遊技球が衝突する
と所定の角度範囲で動き、所謂シーソーのように動作す
るため、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行
方向が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上
方に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対し
て、遊技者も予測することができないような意外性のあ
る複雑な動きを与えることができる。従って、遊技者に
対して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせるこ
とができ、さらに、遊技球の行方に目を離すことができ
ないほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が
入るか否かについての期待感を与えることができ、遊技
球が始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感
を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることができる。
また、遊技者に対して、可変表示ゲーム等が行われる表
示装置以外の部分に注目できる楽しさを提供することが
できることからも興趣性の向上を図ることができる。
【0013】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が動く角度や向き等によっては、上記棒状部材に
遊技球が衝突し、該棒状部材が一定の傾斜角となること
により、上記棒状部材に衝突した遊技球を始動口に誘導
するようにすることができる。このようにすることによ
り、遊技球が始動口に入る確率を高めることができ、遊
技者に対して、大当たりが発生するのではないかという
期待感を高めることができるとともに、始動口から離れ
た位置に落下しそうになった遊技球を始動口に誘導する
ことができるため、遊技者に対して、一旦、諦めかけて
いた遊技球の行方に再び期待感を抱かせることができ
る。
【0014】第一の本発明は、さらに、以下のようなも
のを提供する。 (2)上記(1)に記載の遊技機であって、障害部材に
より上記棒状部材の遊動が所定の角度範囲に制限される
か、又は、上記棒状部材が所定角度範囲を超えるとソレ
ノイドが稼動し、水平位置に戻すことを特徴とする。
【0015】(2)の発明によれば、例えば、遊技盤上
に多数設けられた障害釘等を用いた障害部材を棒状部材
の下方両端部付近に設けて、上記棒状部材の遊動する範
囲を所定の角度範囲に制限するか、又は、従来から遊技
機の入賞口等に用いられているソレノイドを用いて、所
定角度範囲を超えた棒状部材を水平位置に戻すことがで
きるため、複雑な機構を有する装置等を用いることなく
棒状部材を備えた第一の本発明の遊技機を得ることがで
きる。従って、遊技機の製造コストを抑えることが可能
となる。
【0016】第二の本発明は、以下のようなものを提供
する。 (3)遊技盤に設けられ、少なくとも、遊技球が入った
ときに所定の遊技が開始される始動口を備えた遊技機で
あって、上記始動口の上部には、中央部が支持部材によ
り支持されるとともに、上記遊技盤に設置されたソレノ
イドにより、上記中央部を軸として往復運動を行うよう
に構成された棒状部材が設けられていることを特徴とす
る。
【0017】(3)の発明によれば、始動口の上部に設
けられ、中央部が支持部材により支持された棒状部材
が、遊技盤に設置されたソレノイドにより、上記中央部
を軸として往復運動を行い、所謂シーソーのように動作
し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行方向
が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上方に
上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対して、遊
技者も予測することができないような意外性のある複雑
な動きを与えることができる。従って、遊技者に対し
て、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせることが
でき、さらに、遊技球の行方に目を離すことができない
ほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が入る
か否かについての期待感を与えることができ、遊技球が
始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感を高
揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることができる。ま
た、遊技者に対して、可変表示ゲームが行われる表示装
置以外の部分に注目できる楽しさを提供することができ
ることからも興趣性の向上を図ることができる。
【0018】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0019】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0020】第一の本発明は、さらに、以下のようなも
のを提供する。なお、以下の制御プログラム及びサーバ
においては、端末機の画面に表示される遊技機を構成す
る各部材や遊技球等の画像は、実際の遊技機を構成する
各部材や遊技球等と同様に動作するように構成されてい
る。従って、これらの発明の効果については、分り易い
ように、画像という言葉を除いて説明することとする。 (4)端末機に、遊技機の遊技状況に応じて適宜、動画
像、静画像又はこれらを組み合わせた画像からなる画面
画像を表示させる制御プログラムであって、少なくと
も、遊技盤画像と、遊技球に相当する遊技球画像と、上
記遊技球画像がその画像と重なったとき、その画像内に
上記遊技球画像が入ったと判断して所定の遊技を開始さ
せる始動口画像とを、上記画面画像として表示させ、さ
らに、上記始動口画像の上部に、中央部が支持部材によ
り支持され、所定の角度範囲で遊動する態様で動作する
棒状部材に相当する画像を表示させることを特徴とす
る。
【0021】(4)の発明によれば、その中央部が支持
部材により支持され、上記中央部を軸に所定の角度範囲
で遊動可能なように設定された棒状部材が始動口の上部
に設けられており、上記棒状部材は、遊技球が衝突する
と所定の角度範囲で動き、所謂シーソーのように動作す
るため、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行
方向が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上
方に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対し
て、遊技者も予測することができないような意外性のあ
る複雑な動きを与えることができる。従って、遊技者に
対して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせるこ
とができ、さらに、遊技球の行方に目を離すことができ
ないほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が
入るか否かについての期待感を与えることができ、遊技
球が始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感
を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが可能な制
御プログラムを提供することができる。また、遊技者に
対して、可変表示ゲーム等が行われる表示装置以外の部
分に注目できる楽しさを提供することができることから
も興趣性の向上を図ることが可能な制御プログラムを提
供することができる。
【0022】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が動く角度や向き等によっては、上記棒状部材に
遊技球が衝突し、該棒状部材が一定の傾斜角となること
により、上記棒状部材に衝突した遊技球を始動口に誘導
するようにすることができる。このようにすることによ
り、遊技球が始動口に入る確率を高めることができ、遊
技者に対して、大当たりが発生するのではないかという
期待感を高めることができるとともに、始動口から離れ
た位置に落下しそうになった遊技球を始動口に誘導する
ことができるため、遊技者に対して、一旦、諦めかけて
いた遊技球の行方に再び期待感を抱かせることができ
る。
【0023】第一の本発明は、さらに、以下のようなも
のを提供する。 (5)各端末機に遊技機の遊技状態を示す画像を画面画
像として表示させるサーバであって、少なくとも、遊技
盤画像と、遊技球に相当する遊技球画像と、上記遊技球
画像がその画像と重なったとき、その画像内に上記遊技
球画像が入ったと判断し、所定の遊技を開始させる始動
口画像とを、上記画面画像として表示させ、さらに、上
記始動口画像の上部に、中央部が支持部材により支持さ
れ、所定の角度範囲で遊動する態様で動作する棒状部材
に相当する画像を表示させる制御を端末機に対して行う
ことを特徴とする。
【0024】(5)の発明によれば、その中央部が支持
部材により支持され、上記中央部を軸に所定の角度範囲
で遊動可能なように設定された棒状部材が始動口の上部
に設けられており、上記棒状部材は、遊技球が衝突する
と所定の角度範囲で動き、所謂シーソーのように動作す
るため、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行
方向が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上
方に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対し
て、遊技者も予測することができないような意外性のあ
る複雑な動きを与えることができる。従って、遊技者に
対して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせるこ
とができ、さらに、遊技球の行方に目を離すことができ
ないほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が
入るか否かについての期待感を与えることができ、遊技
球が始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感
を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが可能なサ
ーバを提供することができる。また、遊技者に対して、
可変表示ゲーム等が行われる表示装置以外の部分に注目
できる楽しさを提供することができることからも興趣性
の向上を図ることが可能なサーバを提供することができ
る。
【0025】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が動く角度や向き等によっては、上記棒状部材に
遊技球が衝突し、該棒状部材が一定の傾斜角となること
により、上記棒状部材に衝突した遊技球を始動口に誘導
するようにすることができる。このようにすることによ
り、遊技球が始動口に入る確率を高めることができ、遊
技者に対して、大当たりが発生するのではないかという
期待感を高めることができるとともに、始動口から離れ
た位置に落下しそうになった遊技球を始動口に誘導する
ことができるため、遊技者に対して、一旦、諦めかけて
いた遊技球の行方に再び期待感を抱かせることができ
る。
【0026】第二の本発明は、さらに、以下のようなも
のを提供する。 (6)端末機に、遊技機の遊技状況に応じて適宜、動画
像、静画像又はこれらを組み合わせた画像からなる画面
画像を表示させる制御プログラムであって、少なくと
も、遊技盤画像と、遊技球に相当する遊技球画像と、上
記遊技球画像がその画像と重なったとき、その画像内に
上記遊技球画像が入ったと判断して所定の遊技を開始さ
せる始動口画像とを、上記画面画像として表示させ、さ
らに、上記始動口画像の上部に、中央部が支持部材によ
り支持されるとともに、ソレノイドにより上記中央部を
軸として往復運動を行うような態様で動作する棒状部材
に相当する画像を表示させることを特徴とする。
【0027】(6)の発明によれば、始動口の上部に設
けられ、中央部が支持部材により支持された棒状部材
が、遊技盤に設置されたソレノイドにより、上記中央部
を軸として往復運動を行い、所謂シーソーのように動作
し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行方向
が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上方に
上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対して、遊
技者も予測することができないような意外性のある複雑
な動きを与えることができる。従って、遊技者に対し
て、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせることが
でき、さらに、遊技球の行方に目を離すことができない
ほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が入る
か否かについての期待感を与えることができ、遊技球が
始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感を高
揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが可能な制御プ
ログラムを提供することができる。また、遊技者に対し
て、可変表示ゲームが行われる表示装置以外の部分に注
目できる楽しさを提供することができることからも興趣
性の向上を図ることが可能な制御プログラムを提供する
ことができる。
【0028】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0029】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0030】第二の本発明は、さらに、以下のようなも
のを提供する。 (7)各端末機に遊技機の遊技状態を示す画像を画面画
像として表示させるサーバであって、少なくとも、遊技
盤画像と、遊技球に相当する遊技球画像と、上記遊技球
画像がその画像と重なったとき、その画像内に上記遊技
球画像が入ったと判断し、所定の遊技を開始させる始動
口画像とを、上記画面画像として表示させ、さらに、上
記始動口画像の上部に、中央部が支持部材により支持さ
れるとともに、ソレノイドにより上記中央部を軸として
往復運動を行うような態様で動作する棒状部材に相当す
る画像を表示させる制御を端末機に対して行うことを特
徴とする。
【0031】(7)の発明によれば、始動口の上部に設
けられ、中央部が支持部材により支持された棒状部材
が、遊技盤に設置されたソレノイドにより、上記中央部
を軸として往復運動を行い、所謂シーソーのように動作
し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行方向
が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上方に
上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対して、遊
技者も予測することができないような意外性のある複雑
な動きを与えることができる。従って、遊技者に対し
て、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせることが
でき、さらに、遊技球の行方に目を離すことができない
ほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が入る
か否かについての期待感を与えることができ、遊技球が
始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感を高
揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが可能なサーバ
を提供することができる。また、遊技者に対して、可変
表示ゲームが行われる表示装置以外の部分に注目できる
楽しさを提供することができることからも興趣性の向上
を図ることが可能なサーバを提供することができる。
【0032】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0033】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0034】[用語の定義等]本発明において、「始動
口」とは、遊技盤上に設けられ、かつ、その上側に遊技
球を受け入れるための開口が形成された球受けであり、
通常、上記遊技盤には、上記始動口が設けられた箇所
に、該始動口に入った遊技球を遊技盤上から排出するた
めの開口が設けられている。また、上記始動口には、該
始動口に遊技球が入ったことを検出する検出手段(例え
ば、センサ等)が設けられており、上記検出手段が、該
始動口に遊技球が入ったことを検出したときには、予め
定められた数(例えば、5球)の遊技球が払い出される
とともに、表示装置において変動図柄が変動表示し、可
変表示ゲームが開始される。また、上記始動口は、可動
部分(例えば、球受けの周囲に設けられた可動片等)を
有さないその大きさが固定されたものであってもよく、
例えば、球受けの左右の両側に可動部分を有し、所定条
件下で断続的に開放状態となるものであってもよい。な
お、上述した球受けの左右の両側に可動片が設けられて
いる始動口では、通常、該可動片にソレノイドが接続さ
れている。そして、所定条件下において、該ソレノイド
に電力が供給されることにより、始動口に遊技球が入り
やすくなるように可動片が動作して始動口が開放状態と
なったり、始動口に遊技球が入りにくくなるように可動
片が動作して始動口が閉鎖状態となったりする。
【0035】本発明において、「支持部材」とは、棒状
部材を遊技盤に遊動可能な状態で取り付けるための部材
であり、このような支持部材としては、例えば、ピン、
棒状体等を挙げることができる。
【0036】本発明において、「棒状部材」とは、遊技
盤上を落下する遊技球が衝突することにより、該遊技球
の進行方向を変化させることができる部材であり、上記
棒状部材としては、例えば、板状体を挙げることができ
る。なお、上記板状体の表面は、平坦な平面であっても
よく、波状や屈曲状の非平坦な面であってもよい。さら
に、上記板状体の表面には、遊技球を案内するような溝
が形成されていてもよい。また、衝突した遊技球を跳ね
返すことが可能な弾性体を備えた棒状部材や衝突した遊
技球を跳ね返さず、そのまま移動させることが可能な衝
撃吸収体を備えた棒状部材を用いることも可能である。
なお、上記棒状部材の個数は、特に限定されるものでは
なく、上記始動口の上部に一つだけ設けられていてもよ
く、複数個設けられていてもよい。
【0037】本発明において、「中央部が支持部材によ
り支持された棒状部材」とは、上記支持部材が上記棒状
部材の中心付近を支持していることをいう。すなわち、
上記支持部材は、必ずしも、丁度、上記棒状部材の中心
点となる部分を支持している必要はなく、上記棒状部材
の中心点から若干外れた部分を支持していてもよい。な
お、上記支持部材が上記棒状部材の中心点から若干外れ
た部分を支持することで、上記棒状部材を始動口側に傾
きやすいような状態や、上記棒状部材を始動口と反対側
に傾きやすいような状態とすることができ、遊技の難易
度を容易に調整することが可能となる。また、このよう
な状態で遊技盤上に設けられた棒状部材は、その一面が
遊技盤と接していてもよく、非接触の状態であってもよ
い。
【0038】第一の本発明において、「所定の角度範囲
で遊動可能なように設定されている」とは、上記棒状部
材が、遊技盤上で、所謂シーソーのように動作すること
が可能なように設定されていることをいい、上記所定の
角度範囲としては、上記棒状部材の始動口に対する位置
等を考慮して適宜設定すればよいのであるが、上記棒状
部材が上記始動口側に傾いた際、該棒状部材の延長線上
に上記始動口が存在するような角度に設定することが望
ましい。上記棒状部材に衝突した遊技球の進行方向を始
動口に向けることができるからである。
【0039】第一の本発明において、「障害部材」と
は、棒状部材が遊動する角度範囲を制限する部材のこと
をいい、上記障害部材としては、例えば、障害釘、棒状
体、板状体等の部材を挙げることができる。また、第一
の本発明において、上記障害部材により上記棒状部材の
遊動が所定の角度範囲に制限されることが望ましい。遊
技盤上に上述したような障害部材を、例えば、上記棒状
部材の下側や上側の両側付近に設けることで、上記棒状
部材の遊動する角度範囲を制限することができるため、
複雑な機構を有する装置等を用いることなく、棒状部材
が所定の角度範囲で遊動可能なように設定されている第
一の本発明の遊技機を得ることができるからであり、遊
技機の製造コストを抑えることができるからである。以
下、「障害部材により遊動が所定の角度範囲に制限され
た棒状部材」について、図1を用いて説明する。なお、
図1において、白抜きの矢印は、棒状部材の動作する方
向を示している。
【0040】図1(a)〜(b)は、第一の本発明の遊
技機に備えられた遊技盤の一部を模式的に示す斜視図で
ある。図1(a)に示すように、遊技機に備えられた遊
技盤114の表面には、棒状部材159が設けられてい
る。また、棒状部材159は、この棒状部材159の中
央部に回動自在に挿通された支持部材159aが遊技盤
114に嵌合、固定されることで、棒状部材159の左
端が始動口144の右側上方に遊動可能なように設けら
れている。さらに、棒状部材159の両端部付近の下方
には、棒状の障害部材159bが二つ設けられており、
支持部材159aを軸として傾いた棒状部材159の底
面の端部付近が障害部材159bに衝突することで、棒
状部材159が所定の角度範囲で遊動可能となるように
設定されている。
【0041】棒状部材159は、上述したように、支持
部材159aにより所定の角度範囲で遊動可能なように
支持されており、遊技盤114上に打ち出された遊技球
が、棒状部材159の上面の左側部分に衝突すると、図
1(a)に示すように、棒状部材159は反時計回りに
回転し、その下面左側端部付近が左側に設けられた障害
部材159bと衝突して左下がりの状態となる。する
と、上記遊技球は棒状部材159の上面を左側に転が
り、遊技球の進行方向が左方向へ変化されることとな
る。
【0042】一方、遊技盤114上に打ち出された遊技
球が、棒状部材159の上面の右側半分に衝突すると、
図1(b)に示すように、棒状部材159は時計回りに
回転し、その下面右側端部付近が右側に設けられた障害
部材159bと衝突して右下がりの状態となる。する
と、上記遊技球は棒状部材159の上面を右側に転が
り、遊技球の進行方向が右方向へ変化されることとな
る。
【0043】棒状部材の形状は、当該棒状部材に衝突し
た遊技球の進行方向を左方向や右方向に変化させること
ができる形状であれば、図1に示す形状に限定されるも
のではない。また、例えば、外形を滑らかな曲線状とす
る等して、装飾美を有する形状のものとしてもよい。
【0044】上述したように、遊技盤114上に打ち出
された遊技球が、棒状部材159の上面に衝突する位置
によって、棒状部材159が左下がりや右下がりの状態
となり、所謂シーソーのような動作を行うため、上記衝
突した遊技球の進行方向が、左方向へ変化されたり、右
方向へ変化されたりし、遊技者に対して、遊技球の動き
に意外感や面白みを感じさせることができるという本発
明の効果を充分に得ることができるのである。
【0045】また、棒状部材に遊技球が衝突し、該棒状
部材が所定の角度だけ傾斜した際、上記衝突した遊技球
を始動口に誘導するように障害部材の位置が設定されて
いることが望ましい。すなわち、例えば、棒状部材が図
1に示すように、左下がりの状態となった場合、上記棒
状部材の左端の延長線上に始動口が存在するように、障
害部材の位置を設定することが望ましい。このようにす
ることにより、遊技球が始動口に入る確率を高めること
ができ、遊技者に対して、遊技が大当たり状態となるの
ではないかという期待感を高めることができるととも
に、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊技球
を始動口に誘導することができるため、遊技者に対し
て、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感を
抱かせることができる。
【0046】本明細書において、「ソレノイド」とは、
電磁コイルの磁気作用によって、電気的エネルギーを機
械的直線運動に変換し、その対象となる部分に対して力
と変位量を提供することができるアクチュエータ(作動
装置)をいう。第一の本発明の遊技機に用いることがで
きるソレノイドとしては、例えば、プッシュ・プル型ソ
レノイド、ヒンジ型ソレノイド、ラッチング型ソレノイ
ド等を挙げることができる。また、機械的直線運動をさ
らに回転運動に変換する機構を有するロータリーソレノ
イドも、第一の本発明の遊技機に用いることが可能であ
る。なお、第一の本発明において、棒状部材が所定角度
範囲を超えた場合に、該棒状部材を水平位置に戻す装置
は特に限定されるものではないが、上述したソレノイド
により、上記棒状部材を水平位置に戻すことが望まし
い。従来から遊技機の入賞口等に用いられているソレノ
イドを用いることにより、所定の角度範囲を超えた棒状
部材を水平位置に戻すことができるため、複雑な機構を
有する装置等を用いることなく、所定の角度範囲で遊動
可能な棒状部材が設けられている第一の本発明の遊技機
を得ることができるからであり、遊技機の製造コストを
抑えることが可能となるからである。以下、「所定角度
範囲を超えるとソレノイドが稼動し、水平位置に戻され
る棒状部材」について、図2を用いて説明する。なお、
図2において、白抜きの矢印は、棒状部材又はソレノイ
ドの動作する方向を示している。
【0047】図2は、プッシュ・プル型ソレノイドが設
けられた第一の本発明の遊技機の一例を示し、図2
(a)は、第一の本発明の遊技機に備えられた遊技盤の
一部を模式的に示す背面図であり、(b)は、上記遊技
盤の斜視図である。図2(a)〜(b)は、上記遊技盤
に設けられたソレノイドが励磁された状態を示してい
る。図2(c)は、第一の本発明の遊技機に備えられた
遊技盤の一部を模式的に示す背面図であり、(d)は、
上記遊技盤の斜視図である。ただし、図2(c)〜
(d)は、図2(a)〜(b)と異なり、上記遊技盤に
設けられたソレノイドが消磁された状態を示している。
【0048】図2(a)に示すように、遊技機に備えら
れた遊技盤214の背面には、ソレノイド260が設け
られている。なお、ソレノイド260は、ソレノイド2
60の内部に配置されたプランジャ261が、鉛直方向
を向くように、かつ、遊技盤214と平行となるように
配置されている。また、プランジャ261の先端には、
プランジャ261と垂直方向を向くように配置された板
状体262が取り付けられており、プランジャ261と
板状体262とはT字状となっている。
【0049】また、図2(b)に示すように、遊技盤2
14の表面には、その中央部に挿通された支持部材25
9aにより、遊動可能なように支持された棒状部材25
9が、始動口214の右側上方に設けられている。図2
(a)及び(b)に示すように、支持部材259aは、
遊技盤214の背面に突出するように設けられており、
遊技盤214の背面には、支持部材259aにより支持
され、棒状部材259とその動作が連動するように設定
された棒状体263が設けられている。遊技盤214の
背面において、棒状体263の下方には、上述したソレ
ノイド260が設けられており、棒状体263の両端部
付近の上方には二つのセンサ264が設けられている。
センサ264は、棒状部材259が所定の角度範囲を超
えた場合、棒状部材259と連動して動作する棒状体2
63の端部付近が接触するような位置に設けられてい
る。例えば、このセンサ264は、圧電体よりなり、棒
状部材263の端部が当たると僅かに歪み、電圧が発生
する。この電圧を検出することにより、棒状部材263
のが接触したことを検知するのである。なお、図2にお
いて、棒状体263の下方にソレノイド260、及び、
上方にセンサ264が設けられているが、第一の本発明
の遊技機では、例えば、ソレノイド260とセンサ26
4との設置箇所が上下逆になっていてもよい。
【0050】ソレノイド260の内部には、コイルバネ
等からなる付勢部材(図示せず)が設けられている。ソ
レノイド260が励磁されていない状態においては、プ
ランジャ261は、該付勢部材の付勢力により、上方向
に突出するように付勢されるのであるが、ソレノイド2
60は励磁されているため、図2(a)に示すように、
上記付勢部材の付勢力に抗して、プランジャ261が下
方向に移動している。
【0051】このとき、図2(b)に示すように、棒状
部材259の上面の左側部分に遊技球が衝突すると、棒
状部材259は、支持部材259aを軸にして左下がり
の状態に傾斜する。すると、遊技盤214の背面におい
て、棒状体263も棒状部材259と連動して傾斜す
る。そして、棒状部材259が所定の角度範囲を超える
ことで、棒状体263の端部がセンサ264に接触する
と、直ちにその情報が図示しない制御部へ送られる。
【0052】上記制御部は、センサ264に棒状体26
3が接触した情報を受け取ると、直ちに、ソレノイド2
60を消磁する制御を行う。すると、図2(c)に示す
ように、上記付勢部材の付勢力により、プランジャ26
1が上方向に突出するとともに、棒状体263が水平位
置となるように、板状体262が棒状体263の端部付
近を上方へ押し上げる。すると、図2(d)に示すよう
に、棒状体263の動きに連動して、遊技盤の214の
表面において、棒状部材259も水平位置となる。な
お、棒状部材259が反対向きに傾いた場合も同様であ
る。
【0053】また、上記棒状部材の形状は、当該棒状部
材に衝突した遊技球の進行方向を左方向や右方向に変化
させることができる形状であれば、図2に示す形状に限
定されるものではない。また、例えば、外形を滑らかな
曲線状とする等して、装飾美を有する形状のものとして
もよい。
【0054】上述したように、遊技盤214に打ち出さ
れた遊技球が、棒状部材259の上面に衝突する位置に
よって、棒状部材259が左下がりや右下がりの状態と
なり、所謂シーソーのような動作を行うため、上記衝突
した遊技球の進行方向が、左右方向へ変化したり、強く
衝突した場合には上方に上がる等、遊技者に対して、遊
技球の動きに意外感や面白みを感じさせることができる
という本発明の効果を充分に得ることができるのであ
る。そして、一定角度範囲を超えた棒状部材259は、
ソレノイドが稼動することにより水平位置に戻されるの
である。
【0055】また、棒状部材に遊技球が衝突し、該棒状
部材が一定の角度で傾斜することにより、上記衝突した
遊技球を始動口に誘導するように障害部材の位置が設定
されていることが望ましい。すなわち、例えば、棒状部
材が左下がりの状態となった場合、上記棒状部材の左端
の延長線上に始動口が存在するようにすることが望まし
い。このようにすることにより、遊技球が始動口に入る
確率を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが
発生するのではないかという期待感を高めることができ
るとともに、始動口から離れた位置に落下しそうになっ
た遊技球を始動口に誘導することができるため、遊技者
に対して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期
待感を抱かせることができる。
【0056】第二の本発明において、「中央部を軸とし
て往復運動を行うように構成された棒状部材」とは、棒
状部材が、所謂シーソーのように、所定の周期で往復運
動を繰り返すことをいう。なお、中央部を軸として往復
運動を行う棒状部材は、その一面が遊技盤と接していて
もよく、非接触の状態であってもよい。また、上記軸
は、必ずしも、丁度、棒状部材の中心点となる部分に設
けられている必要はなく、棒状部材の中心から若干外れ
た部分であってもよい。なお、第二の本発明において、
棒状部材はソレノイドによりシーソーのような往復運動
を繰り返すのであるが、上記ソレノイドとしては、上述
したものと同様のものを挙げることができる。以下、
「中央部を軸として往復運動を行うように構成された棒
状部材」を、遊技盤に設置された「ソレノイド」により
動作させる方法について、図3を用いて説明する。な
お、図3において、白抜きの矢印は、ソレノイド又は棒
状部材の動作する方向を示している。
【0057】図3は、ロータリーソレノイドが設けられ
た第二の本発明の遊技機の一例を示し、図3(a)〜
(b)は、本発明の遊技機に備えられた遊技盤の一部を
模式的に示す斜視図である。なお、図3(a)は、上記
遊技盤に設けられたソレノイドが励磁された状態を示し
ており、図3(b)は、上記ソレノイドが消磁された状
態を示している。
【0058】図3(a)に示すように、遊技機に備えら
れた遊技盤314の背面には、ソレノイド360が、そ
の内部に配置されたシャフト361が遊技盤314と垂
直になるように固定されており、このシャフト361
は、遊技盤314に形成されたシャフト挿通孔314a
を挿通するとともに、その先端に棒状部材359を遊動
可能な状態で支持している支持部材359aが固定され
ている。
【0059】また、ソレノイド360の内部には、付勢
部材(図示せず)が設けられている。ソレノイド360
が励磁されていない状態においては、シャフト361
は、該付勢部材の付勢力により、右方向に回転するよう
に付勢されるのであるが、ソレノイド360は励磁され
ているため、図3(a)に示すように、上記付勢部材の
付勢力に抗して、シャフト361が左方向に回転してい
る。それに伴い、棒状部材359は、支持部材359a
を軸に、左下がりに傾斜した状態となる。このとき、棒
状部材359の上面に遊技球が衝突すると、該遊技球
は、棒状部材359の左端に向かって転がり、その進行
方向が左向きに変化されることとなる。
【0060】また、ソレノイド360が消磁されると、
図3(b)に示すように、上記付勢部材の付勢力によ
り、支持部材359aが時計方向に回転するとともに、
棒状部材359も、支持部材359aを軸に時計方向に
回転し、右下がりに傾斜した状態となる。このとき、棒
状部材359の上面に遊技球が衝突すると、該遊技球
は、棒状部材359の右端に向かって転がり、その進行
方向が右向きに変化されることとなる。
【0061】上述したようにソレノイド360の励磁と
消磁とが繰り返されることにより、図3(a)及び
(b)に示すように、棒状部材359は、支持部材35
9aを軸に、左下がりに傾斜したり、右下がりに傾斜し
たりして、所謂シーソーのような往復運動を行うことに
なるのである。
【0062】第二の本発明の遊技機において、棒状部材
が往復運動を行う角度は、特に限定されるものではな
く、棒状部材が往復運動を行う速度も、特に限定される
ものではない。また、往復運動を行う角度や速度は、常
に一定である必要はなく、所定のタイミングで変化する
こととしてもよい。また、往復運動の途中で一旦止まっ
た後、再び動き出すように、その運動態様を設定しても
よい。
【0063】また、棒状部材が往復運動を行うタイミン
グは、特に限定されるものではなく、遊技が行われてい
る間、常に往復運動を行うこととしてもよく、また、例
えば、所定の入賞口に遊技球が入ってから一定期間だけ
往復運動を行う等、往復運動が行われるための条件を設
定することも可能である。さらに、始動口の左右に可動
片が設けられている場合、該可動片が開放状態となった
ときに、棒状体に落下した遊技球が入りやすい角度とな
るように棒状部材が傾斜するようなタイミングで往復運
動を行うように、その往復運動のタイミングを設定して
もよい。
【0064】さらに、上記棒状部材の形状は、当該棒状
部材に衝突した遊技球の進行方向を左方向や右方向に変
化させることができる形状であれば、図3に示す形状に
限定されるものではない。また、例えば、外形を滑らか
な曲線状とする等して、装飾美を有する形状のものとし
てもよい。
【0065】上述したように、ソレノイドにより棒状部
材は支持部材を軸に左下がりや右下がりの状態となり、
所謂シーソーのような往復運動を行うため、上記棒状部
材に衝突した遊技球の進行方向が、左右方向へ変化した
り、強く衝突した場合には上方に上がる等、遊技者に対
して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせること
ができるという本発明の効果を充分に得ることができる
のである。
【0066】また、上記棒状部材が往復運動の途中で一
定の傾斜角となることにより、遊技球を始動口に誘導す
ることが望ましい。例えば、上記棒状部材の略延長線上
に始動口が存在するように、上記棒状部材を一定の角度
で傾斜させた状態で停止させることにより、該棒状部材
に衝突した遊技球が始動口に誘導され、該遊技球が始動
口に入る確率を高めることができ、遊技者に対して、大
当たりが発生するのではないかという期待感を高めるこ
とができるとともに、始動口から離れた位置に落下しそ
うになった遊技球を始動口に誘導することができるた
め、遊技者に対して、一旦、諦めかけていた遊技球の行
方に再び期待感を抱かせることができる。ただし、一定
の傾斜角となることによりとは、必ずしも、一定の傾斜
角で停止することをいうものではない。従って、棒状部
材が支持部材を軸に往復運動を行っているときに遊技球
を始動口に誘導する角度となるように、上記棒状部材が
設けられる位置や、該棒状部材が往復運動を行う角度等
が設定された遊技機も、棒状部材が往復運動の途中で一
定の傾斜角となることにより、遊技球を始動口に誘導す
る本発明の遊技機に該当する。
【0067】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0068】
【発明の実施の形態】本発明の実施例として第二の本発
明の遊技機について図面に基づいて説明する。なお、以
下の説明においては、第二の本発明の実施例として、遊
技盤にロータリーソレノイド、表示部及び入賞口を備
え、さらに、始動口の左右に可動片を備えた遊技機につ
いて説明することとする。
【0069】図4は、第二の本発明の遊技機を模式的に
示す正面図である。なお、以下に説明する実施例におい
ては、本発明に係る遊技機の好適な実施例として、本発
明をパチンコ遊技装置に適用した場合を示す。
【0070】パチンコ遊技装置10には、本体枠12
と、本体枠12に組み込まれた遊技盤14と、遊技盤1
4の前面に設けられた本体枠12の窓枠16と、窓枠1
6の下側で本体枠12の前面に設けられた上皿20及び
下皿22と、下皿22の右側に設けられた発射ハンドル
26と、が配置されている。
【0071】また、遊技盤14の前面には複数の障害釘
(図示せず)が打ちこまれている。なお、釘を打ち込む
ような構成とせず、遊技盤14を樹脂素材で成形し、こ
の樹脂素材の遊技盤14に金属製の金属棒状体を遊技盤
14の前方向に突出するように植設する構成としてもよ
く、上述したようなパチンコ遊技装置10(パチコン
機)にも本発明を適用することができる。なお、本明細
書において、パチンコ遊技装置10とは、パチコン機を
も含む概念である。
【0072】さらに、発射ハンドル26は本体枠12に
対して回動自在に設けられており、遊技者は発射ハンド
ル26を操作することによりパチンコ遊技を進めること
ができるのである。発射ハンドル26の裏側には、発射
モータ28が設けられている。発射ハンドル26が遊技
者によって時計回り方向へ回動操作されたときには、発
射モータ28に電力が供給され、上皿20に貯留された
遊技球が遊技盤14に順次発射される。
【0073】発射された遊技球は、遊技盤14上に設け
られたガイドレール30に案内されて遊技盤14の上部
に移動し、その後、上述した複数の障害釘との衝突によ
りその進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かっ
て落下する。また、遊技盤14には、2つの棒状部材5
9(59a〜59b)が設けられている。なお、棒状部
材については、図5を用いて遊技盤を説明する際に合わ
せて詳述することにする。
【0074】図5は、遊技盤14を模式的に示す拡大正
面図である。なお、上述した図4に示した構成要素と対
応する構成要素には同一の符号を付した。また、図5
は、上述した障害釘について省略したものを示した。
【0075】遊技盤14の前面の略中央には、後述する
如き表示部である表示装置32が設けられている。この
表示装置32の上部の中央には、表示装置52が設けら
れている。この表示装置52は、例えば、7セグメント
表示器で構成されており、表示情報である普通図柄が、
変動と停止とを繰り返すように可変表示される。表示装
置32の左右の側部には、球通過検出器55a及び55
bが設けられている。この球通過検出器55a又は55
bは、その近傍を遊技球が通過したことを検出したとき
には、上述した表示装置52において、普通図柄の変動
表示が開始され、所定の時間経過した後、普通図柄の変
動表示を停止する。この普通図柄は、数字や記号等から
なる情報であり、例えば、「0」から「9」までの数字
や「☆」等の記号である。この普通図柄が所定の図柄、
例えば、「7」となって停止して表示されたときには、
後述する始動口44の左右の両側に設けられている可動
片58a及び58bを駆動するためのソレノイド57
(図示せず)に電流を供給し、始動口44に遊技球が入
りやすくなるように可動片58a及び58bを駆動し、
始動口44を開放状態となるようにする。なお、始動口
44を開放状態とした後、所定の時間が経過したときに
は、可動片を駆動し始動口44を閉鎖状態として、遊技
球が入りにくくなるようにするのである。
【0076】上述した表示装置52の左右の両側には4
つの保留ランプ34a〜34dが設けられている。さら
に、表示装置52の上部には一般入賞口50が設けられ
ている。また、遊技盤14の下部には、遊技球の大入賞
口38が設けられている。この入賞口38の近傍には、
シャッタ40が開閉自在に設けられている。シャッタ4
0は可変表示ゲームが大当たり状態になったときには開
放状態となるようにソレノイド48(図示せず)により
駆動される。また、大入賞口38の下側には、アウト口
(図示せず)が設けられており、入賞口等に入らなかっ
た遊技球は、アウト口から排出されることになる。
【0077】上述した表示装置32の左右の両側には特
別入賞口54a及び54bが設けられている。また、遊
技盤14の左右の端部には、一般入賞口56a及び56
bが設けられ、大入賞口38の左右の両側には、一般入
賞口56c及び56dが設けられている。
【0078】また、後述する可変表示ゲームが開始され
て表示装置32に表示される複数、例えば、3つの識別
情報である図柄を変動表示状態に移行する契機となる球
検知センサ42を有する始動口44が設けられている。
上述した大入賞口38、始動口44、特別入賞口54a
〜54b、並びに、一般入賞口50及び56a〜56f
に遊技球が入賞したときには、入賞口の種類に応じて予
め設定されている数の遊技球が下皿22に払い出される
ようになされている。
【0079】さらにまた、表示装置32の左右の両側に
は、遊技球の経路を所定の方向に誘導するための転動誘
導部材60a及び60bも設けられている。また、遊技
盤14の外側の上左側と上右側とには装飾ランプ36a
及び36bが設けられている。
【0080】また、上述した始動口44の上部の左右の
両側に棒状部材59a及び59bが設けられている。棒
状部材59(59a〜59b)は、それぞれソレノイド
71(図示せず)により中央部を軸とした所謂シーソー
のような往復運動を行い、衝突した遊技球の進行方向を
左右方向に変化させることができるように構成されてい
る。なお、上記棒状部材の動作については、既に図3を
用いて説明済であるので、ここでの説明は省略する。
【0081】また、棒状部材59a及び59bを設ける
位置としては特に限定されないが、図4及び図5に示す
ように、その中央部を軸とした往復運動の途中で一定の
傾斜角となることにより、遊技球を始動口44に誘導す
ることができるように設置されていることが望ましい。
すなわち、棒状部材59aが右下がりの状態に傾斜する
ことにより、棒状部材59aの略延長線上に始動口44
が存在することになって、棒状部材59aに衝突した遊
技球が始動口44に入りやすくなるように、棒状部材5
9aが設置されていることが望ましい。棒状部材59b
についても、その傾斜方向が逆となるほかは同様であ
る。
【0082】なお、パチンコ遊技装置10には、2つの
棒状部材59(59a〜59b)が設けられているが、
本発明において、棒状体の個数は、特に限定されず、1
個であってもよく、3個以上であってもよい。棒状部材
の形状や、大きさや、遊技盤の面積等に応じて適宜設定
することができる。
【0083】なお、上述した表示装置32において後述
する演出画像を表示する部分は、液晶ディスプレイパネ
ルからなるものであってもブラウン管からなるものであ
ってもよい。また、上述した例においては、表示装置3
2は、遊技機であるパチンコ遊技装置10の遊技盤14
において、前面の略中央に設けられている場合を示した
が、遊技者が見ることができるような位置であれば遊技
機の何処の位置に表示装置32を設けることとしてもよ
い。
【0084】さらに、近年パチスロ遊技装置において
も、図柄を表示する図柄表示手段の他に液晶画面を備え
たものも存在し、このようなパチスロ遊技装置は、その
液晶画面内でパチンコ遊技装置と同様の遊技演出画面を
表示せしめて趣向性を向上させようとするものである。
従って、本発明をこのような液晶画面を有するパチスロ
遊技装置においても適用することとする。
【0085】図6は、本発明の実施例であるパチンコ遊
技装置の制御回路を示すブロック図である。
【0086】上述した発射ハンドル26は、制御回路6
0のインターフェイス回路群62に接続され、インター
フェイス回路群62は、入出力バス64に接続されてい
る。発射ハンドル26の回動角度を示す角度信号は、イ
ンターフェイス回路群62により所定の信号に変換され
た後、入出力バス64に供給される。入出力バス64
は、中央処理回路(以下、CPUと称する)66にデー
タ信号又はアドレス信号が入出力されるようになされて
いる。また、上述したインターフェイス回路群62に
は、球検知センサ42及び43も接続されており、遊技
球が始動口44を通過したときには、球検知センサ42
は、検出信号をインターフェイス回路群62に供給す
る。球検知センサ43は、遊技球が入賞口(特別入賞口
54、並びに、一般入賞口50及び56)に入ったと
き、検出信号をインターフェイス回路群62に供給す
る。さらに、インターフェイス回路群62には、球通過
検出器55も接続されており、球通過検出器55は遊技
球がその近傍を通過したことを検出したときには、検出
信号をインターフェイス回路群62に供給する。
【0087】上述した入出力バス64には、ROM(リ
ード・オンリー・メモリ)68及びRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)70も接続されている。ROM68
は、パチンコ遊技装置の遊技全体の流れを制御する制御
プログラムを記憶する。さらに、ROM68は、表示装
置32において可変表示ゲームが実行される際に、変動
表示や停止表示される変動図柄の画像データ、演出画面
として表示される動体物からなるキャラクタ画像デー
タ、表示装置32の背景を構成する背景画像データ及び
動画映像画像データ、並びに、遊技に用いる音データ、
制御プログラムを実行するための初期データや、装飾ラ
ンプ36の点滅動作パターンを制御するプログラム等を
記憶する。
【0088】上述した図柄画像データは、表示装置32
において図柄を変動表示するときや、停止表示する際に
用いるものであり、多様の表示態様、例えば、拡大した
画像、縮小した画像、変形した画像等に応じた画像デー
タを含むものである。また、上述した動体物からなるキ
ャラクタ画像データ、背景画像データ及び動画映像画像
データは、遊技を演出するように、動画像、静画像若し
くはこれらの組み合わせた画像を画面画像として表示装
置32に表示するためのものである。さらに、上述した
動体物からなるキャラクタ画像データは、キャラクタの
動作を表示すべく動作の各々に対応した画像データを含
むものである。さらに、音データも遊技を演出するため
のものであり、後述するスピーカ46から効果音等の音
声を発するために用いるものである。
【0089】また、RAM70は、上述したプログラム
で使用するフラグや変数の値を記憶する。例えば、新た
な入力データやCPU66による演算結果や遊技の履歴
を示す累積リーチデータ、累積変動数及び累積大当たり
回数を記憶する。
【0090】制御部であるCPU66は、所定のプログ
ラムを呼び出して実行することにより演算処理を行い、
この演算処理の結果に基づいて動体物からなるキャラク
タ画像データ、背景画像データ、動画映像画像データ及
び変動図柄画像データ、並びに、音データを電子データ
として伝送その他の制御を行うのである。
【0091】また、CPU66は、上述した識別情報で
ある変動図柄の画像データを読み出して、表示装置32
において図柄が変動表示されるように制御したり、複数
の識別情報である図柄の相互の組み合わせ状態が表示装
置32において所定のタイミングで停止表示されるよう
に制御するのである。
【0092】さらに、入出力バス64には、インターフ
ェイス回路群72も接続されている。インターフェイス
回路群72には、表示装置32、スピーカ46、発射モ
ータ28、ソレノイド48、51、57及び71、保留
ランプ34、並びに、装飾ランプ36が接続されてお
り、インターフェイス回路群72は、CPU66におけ
る演算処理の結果に応じて上述した装置の各々を制御す
べく駆動信号や駆動電力を供給する。
【0093】表示部である表示装置32の画面画像は、
変動図柄が表示される識別画像と演出画面が表示される
演出画像とからなり、CPU66の制御によりこれらの
2つの画像を重ね合わせて合成することにより、一つの
画像として表示する。
【0094】このように複数の画像、例えば、図柄画像
と演出画像とを重ね合わせて合成することによりに、演
出画像を背景として、図柄が変動するシーンを演出する
ことができ、多彩な表示形態が可能となるのである。
【0095】ソレノイド48は、上述した如きシャッタ
40を開閉駆動するためのものであり、保留ランプ34
は、表示装置32に表示する図柄の組み合わせが有効と
なった回数を示すものであり、装飾ランプ36は、遊技
が大当たりとなったときやリーチとなったときに遊技者
にその旨を示すべく点滅又は点灯するものである。ま
た、ソレノイド51は、特別入賞口54(54a〜54
b)に設けられた可動片53を駆動し、遊技球が入りや
すくなるように特別入賞口54を開放状態としたり、遊
技球が入りにくくなるように入賞口54を閉鎖状態とし
たりするものである。また、ソレノイド57は、始動口
44の両側に設けられた可動片58a及び58bを駆動
し、遊技球が入りやすくなるように始動口44を開放状
態としたり、遊技球が入りにくくなるように始動口44
を閉鎖状態としたりするものである。さらに、ソレノイ
ド71は、ソレノイド71に設けられた棒状部材59
を、その中央部を軸として往復運動を行うように動作さ
せるものである。
【0096】上述したCPU66から制御部が構成さ
れ、表示装置32から表示部が構成され、パチンコ遊技
装置10から遊技機が構成される。
【0097】以下においては、パチンコ遊技装置10は
起動しており、上述したCPU66において用いられる
変数は所定の値に初期化され、定常動作しているものと
する。
【0098】図7は、上述した制御回路60において実
行される遊技球を検出するサブルーチンを示すフローチ
ャートである。なお、このサブルーチンは、予め実行さ
れているパチンコ遊技装置10のパチンコ遊技を制御す
る制御プログラムから所定のタイミングで呼び出されて
実行されるものである。
【0099】最初に、入賞口に遊技球が入った否かを検
出する(ステップS11)。この入賞口は、例えば、上
述した図5に示した例においては、一般入賞口50及び
56a〜56d並びに特別入賞口54a〜54bであ
る。ステップS11において、入賞口に遊技球が入った
と判断したときには、入賞口の種類に応じて予め定めら
れた数の遊技球を払い出す処理を実行する(ステップS
12)。
【0100】次に、始動口に遊技球が入ったか否かを判
断する(ステップS13)。この始動は、例えば、上述
した図5に示した例においては、始動口44である。こ
のステップS13において、始動口に遊技球が入ったと
判断したときには、大当たり状態が発生するか否かを決
定する抽選を行い、その結果に基づき、可変表示ゲーム
を実行する(ステップS14)。この可変表示ゲーム
は、スロットマシンにおいてなされる遊技を模したゲー
ムであり、複数の変動図柄を表示装置32に表示し、そ
の各々を変動表示させた後、所定のタイミングでこれら
の図柄が順次停止するように表示し、全ての図柄の停止
表示が確定したときの図柄の組み合わせが所定の組み合
わせとなったときに、大当たり状態が発生したとして、
パチンコ遊技を遊技者に有利な状態に移行するためのゲ
ームであり、この変動表示と停止表示とを1つの行程と
して実行される。上記可変表示ゲームが実行されている
際、表示装置32では、遊技者の遊技に対する興味をそ
そるために、一定の物語性を有する動画等の演出画像も
表示される。従って、ステップS14では、CPU66
は、ROM68から可変表示ゲームを実行するためのプ
ログラムを読み出して実行することにより、表示装置3
2に表示する変動図柄の変動表示と停止表示との制御を
行い、また、停止表示された図柄の組み合わせが所定の
組み合わせに合致したときには、大入賞口38のシャッ
タ40を開放状態にする制御を行うのである。さらに、
CPU66は、画像データの合成を行い、表示装置32
に一定の物語性を有する動画等を表示させたり、動画に
合わせたBGMや効果音をスピーカから発生させたりす
る制御を行い、可変表示ゲームを盛り上げ、遊技者の遊
技に対する興味をそそる演出を行う。
【0101】次に、球通過検出器を遊技球が通過したか
否かを判断する(ステップS15)。この球通過検出器
は、例えば、上述した図5に示した例においては、球通
過検出器55a及び55bである。
【0102】このステップS15において、球通過検出
器を遊技球が通過したと判断したときには、上述したよ
うに、表示装置52において普通図柄を変動表示させる
処理を実行する(ステップS16)。なお、上述したよ
うに、変動表示された普通図柄が停止したときに所定の
図柄となったときには、可動片58a及び58bを駆動
して始動口44を開放状態となるようにして、始動口4
4に遊技球が入りやすくなるようにするのである。
【0103】図8は、上述した制御回路60において実
行されるソレノイドを駆動させるサブルーチンを示すフ
ローチャートである。なお、このサブルーチンは、予め
実行されているパチンコ遊技装置10のパチンコ遊技を
制御する制御プログラムから所定のタイミングで呼び出
されて実行されるものである。
【0104】最初に、棒状部材を動作させるタイミング
であるか否かを判断する(ステップS20)。この棒状
部材は、上述した図5に示した例においては、棒状部材
59a〜59bである。ステップS20において、棒状
部材59を動作させるタイミングであると判断したとき
には、ソレノイド71を駆動させる駆動処理を実行し、
ソレノイド71に設けられた棒状部材59を、その中央
部を軸に往復運動するように動作させる(ステップS2
1)。例えば、棒状部材59aを動作させるソレノイド
71が消磁されることにより棒状部材59aが右下がり
の状態に傾斜しているとき、ステップS20において、
棒状部材59aを動作させるタイミングであると判断す
ると、ソレノイド71に電力を供給して、ソレノイド7
1を励磁させることにより、棒状部材59aを反時計回
りに回転させ、棒状部材59aを左下がりの状態に傾斜
させる。
【0105】なお、棒状部材を動作させるタイミングで
あるか否かの判断は、以下に示す手段により行うことが
できる。すなわち、予め、棒状部材を動作させるまでの
時間を設定しておき、設定した時間が経過したとき、ス
テップS20において、棒状部材を動作させるタイミン
グであると判断する制御プログラムをROM68に記憶
させておくことにより行うことができる。
【0106】次に、入賞口に設けられた可動片を動作さ
せるタイミングであるか否かを判断する(ステップS2
2)。この入賞口は、上述した図5に示した例では、特
別入賞口54a〜54bである。ステップS22におい
て、可動片53を動作させるタイミングであると判断し
たときには、ソレノイド51を駆動させる駆動処理を実
行し、可動片53を動作させ、閉鎖状態となっている特
別入賞口54を開放状態としたり、開放状態となってい
る特別入賞口54を閉鎖状態としたりする(ステップS
23)。
【0107】次に、始動口に設けられた可動片を動作さ
せるタイミングであるか否かを判断する(ステップS2
4)。この始動口は、上述した図5に示す例では、始動
口44である。ステップS24において、可動片58を
動作させるタイミングであると判断したときには、ソレ
ノイド57を駆動させる駆動処理を実行し、可動片58
を動作させ、閉鎖状態となっている始動口44を開放状
態としたり、開放状態となっている始動口44を閉鎖状
態としたりする(ステップS25)。
【0108】次に、大入賞口の近傍に設けられたシャッ
タを動作させるタイミングであるか否かを判断する(ス
テップS26)。この大入賞口は、上述した図5に示す
例では、大入賞口38である。ステップS26におい
て、シャッタ40を動作させるタイミングであると判断
したときには、ソレノイド48を駆動させる駆動処理を
実行し、シャッタ40を動作させ、閉鎖状態となってい
る大入賞口38を開放状態としたり、開放状態となって
いる大入賞口38を閉鎖状態としたりする(ステップS
27)。
【0109】上述したソレノイド駆動処理ルーチンが繰
り返し実行されることにより、始動口等が開放状態とな
ったり、閉鎖状態となったりするとともに、棒状部材が
ソレノイドによりその中央部を軸として往復運動を行う
ことになるのである。
【0110】以上のように、本発明の遊技機では、遊技
盤上に設けられた棒状部材が、ソレノイドによりその中
央部を軸として往復運動を行うようにして、所謂シーソ
ーのように動作することにより、例えば、当該棒状部材
に衝突した遊技球の進行方向が左右方向に変化したり、
強く衝突した場合には上方に上がる等、遊技盤上に打ち
出された遊技球に遊技者も予測することができないよう
な意外性のある複雑な動きを与えることができる。従っ
て、遊技者に対して、遊技球の動きに意外感や面白みを
感じさせることができ、さらに、遊技球の行方に目を離
すことができないほどの興味を抱かせるとともに、始動
口に遊技球が入るか否かについての期待感を与えること
ができ、遊技球が始動口に入ったときには、遊技者の充
実感や達成感を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図るこ
とができる。
【0111】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0112】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0113】以上、本発明の実施例として、第二の本発
明の遊技機について図面を用いて説明したが、棒状部材
の動作が、例えば、図1に示すようなものである第一の
本発明の遊技機である場合、上述した第二の本発明の遊
技機における棒状部材59が、図1に示す棒状部材15
9となり、ソレノイド71が存在しないこととなる。ま
た、棒状部材の動作が、例えば、図2に示したようなも
のである第一の本発明の遊技機である場合、上述した第
二の本発明の遊技機における棒状部材59が、図2に示
す棒状部材259となり、上述した第二の本発明の遊技
機におけるソレノイド71が、図2に示すソレノイド2
60となる。このように、第一の本発明の遊技機の構成
は、棒状部材の動作が異なるほかは、上述した第二の本
発明の遊技機と略同様となる。
【0114】上述した実施例においては、パチンコ遊技
を制御するプログラムや、図7に示した遊技球を検出す
るためのプログラムや、図8に示した棒状部材や始動口
等を動作させる処理を実行するプログラムをパチンコ遊
技装置10のROM68やRAM70に記憶されている
場合を示したが、サーバに通信可能に接続された端末機
を操作者が操作することによりパチンコ遊技を行うこと
ができる構成とした場合においては、上述したプログラ
ムやこれらのプログラムで用いるデータをサーバや端末
機が有することとしてもよい。
【0115】このようにサーバと端末機とからなる構成
とした場合には、サーバは、パチンコ遊技を制御するプ
ログラムや、図7に示した遊技球を検出するためのプロ
グラムや、図8に示した棒状部材や始動口等を駆動させ
る処理を実行するプログラムを、予め記憶しておき、所
定のタイミングでこれらのプログラムを端末機に送信す
るのである。
【0116】一方、端末機は、これらの送信されたプロ
グラムを一旦記憶し、記憶したプログラムを適宜読み出
して実行することによりパチンコ遊技を進行させるので
ある。また、パチンコ遊技を制御するプログラムや、図
7に示した遊技球を検出するためのプログラムや、図8
に示した棒状部材や始動口等を駆動させる処理を実行す
るプログラムをサーバ側で実行し、その実行結果に応じ
て生成した命令を制御信号や制御情報として端末機に送
信することとしてもよい。この場合には、端末機は、送
信された制御信号や制御情報に従ってパチンコ遊技を行
うための画像を選択したり生成したり、その画像を表示
部に表示するのである。
【0117】図9は、上述した如き構成としたときにお
ける端末機の一例を示す正面図である。
【0118】図9に示した例においては、端末機100
は汎用のパーソナルコンピュータであり、端末機100
に接続されている入力装置102、例えば、キーボード
から遊技者の入力操作が入力される。また、端末機10
0の制御部130は、後述するようなCPU108、R
OM110、RAM112等からなり、この制御部13
0においてパチンコ遊技を制御するプログラムや、可変
表示ゲームを制御するプログラムが実行されるのであ
る。
【0119】また、この制御部130は通信用インター
フェイス回路120(図示せず)をも有しており、制御
部130は通信用インターフェイス回路120を介して
後述するサーバとの通信を行い、サーバから送信される
制御信号又は制御情報や、プログラムや、データに基づ
いてパチンコ遊技の制御をしたり、可変表示ゲームの制
御をするのである。
【0120】さらに、端末機100に接続されている表
示装置116には、図9に示すようなパチンコ遊技装置
を模した遊技機画像が表示され、この遊技機画像上にお
いてパチンコ遊技が行われるのである。この遊技機画像
上においては、上述した可変表示ゲームが実行される表
示部132が画像として表示される。この表示部132
において、上述したような識別情報である図柄の画像が
表示されるのである。
【0121】また、後述する図14に示すようなサブル
ーチンが、制御部130において実行された際には、表
示装置116において、遊技機画像内の遊技盤画像中
に、ソレノイドによりその中央部を軸に往復運動を行う
ような態様で動作する棒状部材に相当する画像(棒状部
材画像459)が表示されることになるのである。
【0122】図10は、端末機の他の例を示す正面図で
ある。なお、図9に示した構成要素と対応する構成要素
には同一の符号を付した。
【0123】図10の例は、携帯型の端末機140を示
すもので、端末機140に設けられている入力装置10
2、例えば、スイッチから遊技者の入力操作が入力され
る。また、制御部130(図示せず)は、端末機140
の内部に設けられており、後述するようなCPU10
8、ROM110、RAM112等からなり、この制御
部130においてパチンコ遊技や可変表示ゲームを制御
するプログラムが実行される。
【0124】また、この制御部130は通信用インター
フェイス回路120(図示せず)も有し、制御部130
は通信用インターフェイス回路120を介して後述する
サーバとの通信を行い、サーバから送信される制御信号
又は制御情報や、プログラムや、データに基づいてパチ
ンコ遊技や可変表示ゲームを制御するのである。
【0125】さらに、端末機140の上面に設けられて
いる表示装置116は、液晶ディスプレイパネルからな
り、図10に示したように、パチンコ遊技装置を模した
遊技機画像が表示され、この遊技機画像上においてパチ
ンコ遊技が行われるのである。この遊技機画像上におい
ては、上述した可変表示ゲームが実行される表示部13
2が画像として表示される。この表示部132におい
て、上述したような識別情報である図柄の画像が表示さ
れるのである。
【0126】また、後述する図14に示すようなサブル
ーチンが、制御部130において実行された際には、表
示装置116において、遊技機画像内の遊技盤画像中
に、ソレノイドによりその中央部を軸に往復運動を行う
ような態様で動作する棒状部材に相当する画像(棒状部
材画像459)が表示されることになるのである。
【0127】上述したように、図9に示した端末機10
0においては、表示装置116は制御部130から別体
となって構成されており、サーバから送信された表示制
御信号等の各種の制御信号又は制御情報は端末機100
の制御部130に供給され、制御部130は供給された
制御信号又は制御情報に基づいて表示信号を生成し、生
成した表示信号を表示装置116に供給するのである。
【0128】一方、図10に示した端末機140は、表
示装置116と一体となって構成されており、サーバか
ら送信された表示制御信号等の制御信号又は制御情報は
端末機140の制御部130に供給され、制御部130
は供給された制御信号又は制御情報に基づいて表示信号
を生成し、生成した表示信号を表示装置116に供給す
るのである。以下に示す実施例は、端末機の制御部と表
示装置とが別体となった構成であっても、一体となった
構成であっても、適用することができる。
【0129】図11は、上述した端末機100又は14
0(以下、パチンコ遊技用端末装置と称する)の構成を
示すブロック図である。また、図11は、このパチンコ
遊技用端末装置と通信回線を介して接続され、種々の制
御信号又は制御情報やデータをパチンコ遊技用端末装置
に供給するサーバ80の構成を示すブロック図である。
【0130】遊技者の操作を入力するための入力装置1
02、例えば、キーボードやスイッチは、パチンコ遊技
用端末装置100のインターフェイス回路104に接続
され、インターフェイス回路104は、入出力バス10
6に接続されている。この入出力バス106を介し、中
央処理回路(以下、CPUと称する)108にデータ信
号又はアドレス信号が入出力されるようになされてい
る。入出力バス106には、ROM(リード・オンリー
・メモリ)110及びRAM(ランダム・アクセス・メ
モリ)112も接続されている。ROM110及びRA
M112は、後述するようなプログラムや表示装置11
6に表示するための画像のデータを記憶する。
【0131】また、入出力バス106には、インターフ
ェイス回路群114も接続されている。インターフェイ
ス回路群114には、表示装置116及びスピーカ11
8が接続されており、インターフェイス回路群114
は、CPU108における演算処理の結果に応じて表示
装置116及びスピーカ118の各々に表示信号や音声
信号を供給する。
【0132】さらに、入出力バス106には、通信用イ
ンターフェイス回路120も接続されている。この通信
用インターフェイス回路120は、公衆電話回線網やロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)等の通信回線を介
して後述するサーバ80との通信をするためのものであ
る。
【0133】一方、サーバ80は、図12に示すよう
に、ハードディスクドライブ88と、CPU82と、R
OM84と、RAM86と、通信用インターフェイス回
路90と、から構成されている。ハードディスクドライ
ブ88は、パチンコ遊技用端末装置との通信をするため
のプログラムや、パチンコ遊技用端末装置から発せられ
た情報を受信するためのプログラムや、パチンコ遊技を
制御するプログラムや、可変表示ゲームを制御するプロ
グラムを記憶する。通信用インターフェイス回路90
は、公衆電話回線網やローカルエリアネットワーク(L
AN)等の通信回線を介して上述したパチンコ遊技用端
末装置100や140との通信をするためのものであ
る。
【0134】上述したような構成とした場合において
は、図9や図10に示したパチンコ遊技装置を模した遊
技機画像を、パチンコ遊技用端末装置100の表示装置
116に表示し、遊技板面、保留ランプ、装飾ランプ、
可変表示ゲームを行うための表示部132や普通図柄を
表示するための表示部152等の装置を示す画像や、遊
技球を示す画像が表示装置116に表示される。この可
変表示ゲームを実行するための表示部132において
は、可変表示ゲームが実行された際には識別情報である
図柄の画像が表示されるのである。
【0135】以下、パチンコ遊技用端末装置及びサーバ
の各々で実行処理されるサブルーチンを、図13〜図1
5に示す。
【0136】以下においては、パチンコ遊技用端末装置
100又は140及びサーバ80は予め起動されて定常
動作しているものとする。また、上述したCPU108
やCPU82において用いられる変数は所定の値に初期
化されているものとする。なお、以下の説明において
は、入賞口、始動口、球通過検出器等の装置や遊技球の
各々は、表示装置116において画像として表示され
る。
【0137】図13〜図15は、パチンコ遊技用端末装
置100又は140が起動されたとき等の所定のタイミ
ングで、サーバ80のハードディスクドライブ88等の
記憶媒体に記憶されている各種のプログラムをサーバ8
0がパチンコ遊技用端末装置100又は140に供給
し、パチンコ遊技用端末装置100又は140において
供給されたプログラムを実行することとしたときにパチ
ンコ遊技用端末装置100又は140、及び、サーバ8
0の各々で実行処理されるサブルーチンを示すフローチ
ャートである。
【0138】図13は、パチンコ遊技用端末装置100
又は140において実行されるサブルーチンであり、メ
インルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行
されるものである。なお、このメインルーチンは、サー
バ80との通信が可能であるか否かを判断するためのプ
ログラム等のサーバ80との通信をする際に必要となる
プログラムを予め含んでいるものとする。
【0139】最初に、サーバ80からパチンコ遊技を実
行するためのプログラム及びパチンコ遊技用端末装置に
おいてパチンコ遊技を進行する際に必要な画像データや
音データをダウンロードする(ステップS31)。必要
な画像データは、パチンコ遊技装置を模した遊技機画像
等や、ソレノイドによりその中央部を軸に往復運動を行
うような態様で動作するように表示される棒状部材に相
当する画像や、背景画像や変動図柄の画像やキャラクタ
画像等の画像を表示装置116に表示するためのもので
あり、上記音データは、例えば、BGM、効果音、音声
等を発生される音データである。
【0140】次いで、遊技者が入力装置102を操作す
ることによりパチンコ遊技が開始されて、遊技プログラ
ムが実行処理される(ステップS32)。この遊技プロ
グラムは、パチンコ遊技を制御する遊技プログラムと、
上述した可変表示ゲームを実行するためのプログラム
と、遊技盤画像や遊技球画像等を表示させる遊技画像処
理に係るプログラムとを含むものである。
【0141】また、パチンコ遊技用端末装置100又は
140において遊技プログラムが実行された際には、遊
技者が入力装置102を操作したことを検出する。遊技
者が入力装置102を操作したと検出したときには、上
述したように、パチンコ遊技用端末装置100又は14
0の表示装置116にはパチンコ遊技装置を模した遊技
機画像が表示され、この遊技機画像上に可変表示ゲーム
を表示する表示部132も表示される。さらに、遊技者
が遊技球を発射すべく入力装置102を操作したときに
は、遊技球が遊技板面上を移動するように視認できる遊
技球の画像を遊技機画像上に表示する。なお、ステップ
S32の遊技実行処理が行われるときに実行される遊技
画像表示処理ルーチンについては、後で図面を用いて説
明することとする。
【0142】次に、入賞口に遊技球が入ったか否かを判
断する(ステップS33)。この入賞口は、上述した図
5に示した特別入賞口54a〜54b、並びに、一般入
賞口50及び56a〜56dに相当する画像部分であ
る。なお、特別入賞口54(54a〜54b)の近傍
に、可動片に相当する画像を表示し、所定の条件が満た
されたときには、上記可動片に相当する画像を一時的に
開放状態となるように表示し、特別入賞口54に遊技球
が入りやすくなるような処理を行うのである。
【0143】入賞口に遊技球が入ったと判断したときに
は、その種類に応じた数の遊技球を払い出す処理を実行
する(ステップS34)。なお、このステップS34の
処理は、パチンコ遊技用端末装置100又は140にお
いては、遊技球の数を表示装置116のいずれかの位置
に表示することとしても、遊技球の数をRAM112に
記憶することとしてもよい。
【0144】次に、始動口に遊技球が入ったか否かを判
断する(ステップS35)。この始動口は、例えば、上
述した図5に示した始動口44に相当する画像部分であ
る。
【0145】このステップS35において、始動口に遊
技球が入ったと判断したときには、上述した可変表示ゲ
ームを実行する(ステップS36)。なお、可変表示ゲ
ームが実行されたときには、図9及び図10に示した表
示部132において、背景画像や変動図柄の画像やキャ
ラクタ画像が表示される。
【0146】さらに、球通過検出器を遊技球が通過した
か否かを判断する(ステップS37)。この球通過検出
器は、例えば、上述した図5に示した球通過検出器55
a及び55bに相当する画像部分である。このステップ
S37において、球通過検出器を遊技球が通過したと判
断したときには、表示装置52において普通図柄を変動
表示させる処理を実行する(ステップS38)。
【0147】なお、上述したように、変動表示された普
通図柄が停止したときに所定の図柄となったときには、
可動片58a及び58bを駆動して始動口44が開放状
態となるように視認できる画像を表示して、始動口44
に遊技球が入りやすくなるような処理を行うのである。
【0148】次に、遊技が終了したか否かを判断する
(ステップS39)。遊技が終了したか否かの判断は、
遊技者が遊技を終了するため入力装置102を操作した
ことを検出したときや、遊技球が予め定められた数だけ
遊技盤面に発射されたことを判断したときに、遊技が終
了したと判断するのである。遊技が終了していないと判
断したときには、上述したステップS32に処理を戻
す。
【0149】一方、遊技が終了したと判断したときに
は、発射した遊技球の数や払い戻した遊技球の数等を示
す遊技結果や、遊技が終了したことを示す遊技終了情報
をサーバ80に送信し(ステップS40)、本サブルー
チンを終了する。
【0150】図14は、上述した遊技実行処理が行われ
るときに実行される遊技画像表示処理を行うサブルーチ
ンを示すフローチャートである。このサブルーチンは、
上述したステップS32〜S39の処理が繰り返し実行
されるときにステップS32において実行されるサブル
ーチンである。
【0151】まず、遊技盤に相当する遊技盤画像を選択
し、画面構成情報を生成する(ステップS701)。こ
の遊技盤画像は、上述した図5に示した遊技盤14に相
当する画像部分である。また、上記遊技盤画像には、障
害釘に相当する画像や、転動誘導部材に相当する画像等
が含まれている。
【0152】次に、表示部に相当する表示部画像を選択
し、画面構成情報を生成する(ステップS702)。上
記表示部画像は、演出画像や、変動図柄画像等を含む画
像である。従って、CPU108は、該演出画像や、変
動図柄画像等を、遊技状況に応じた態様で選択し、画面
構成情報を生成する。
【0153】次に、入賞口画像、始動口画像、大入賞口
画像を選択し、画面構成情報を生成する(ステップS7
03)。上記入賞口画像は、上述した図5に示した特別
入賞口54a〜54b、並びに、一般入賞口50及び5
6a〜56dに相当する画像であり、特別入賞口54
(54a〜54b)の近傍に、可動片53に相当する画
像を表示し、所定の条件が満たされたときには、可動片
53に相当する画像を一時的に開放状態となるように表
示し、特別入賞口54に遊技球が入りやすくなるような
処理を行うのである。また、上記始動口画像は、上述し
た図5に示した始動口44に相当する画像であり、上述
したステップS38において、変動表示された普通図柄
が所定の図柄となったときには、可動片58を動作させ
始動口44が開放状態となるように視認することができ
る画像を表示して、始動口44に遊技球が入りやすくな
るような処理を行うのである。上記大入賞口画像は、上
述した図5に示した大入賞口38に相当する画像であ
り、大入賞口38の近傍に、シャッタ40に相当する画
像を表示し、大当たり状態となったときには、シャッタ
40に相当する画像を断続的に開放状態となるように表
示し、大入賞口38に遊技球が入りやすくなるような処
理を行うのである。
【0154】次に、棒状部材に相当する画像を選択し、
画面構成情報を生成する(ステップS704)。上記棒
状部材に相当する画像は、上述した図5に示した棒状部
材59に相当する画像であり、ソレノイドによりその中
央部を軸に往復運動を行うような態様で動作するように
表示される画像である。
【0155】次に、遊技球画像を選択し、画面構成情報
を生成する(ステップS705)。上記遊技球画像は、
上記遊技盤画像上に表示される画像であり、該遊技盤画
像上に打ち出された後、落下する態様で表示され、上記
遊技盤画像に含まれる障害釘に相当する画像や、転動誘
導部材に相当する画像等に衝突すると、進行方向を変え
て落下していく画像である。また、上記遊技球画像は、
往復運動を行う態様で表示されている棒状部材に相当す
る画像に衝突すると、左右方向や上方にその進行方向が
変化する態様で表示されることになる。
【0156】次に、棒状部材に相当する画像を動作させ
るタイミングであるか否かを判断する(ステップS72
0)。棒状部材に相当する画像を動作させるタイミング
であると判断した場合には、ソレノイドによりその中央
部を軸に往復運動を行うような態様で動作する棒状部材
に相当する画像を選択し、画面構成情報を生成する(ス
テップS721)。
【0157】次に、入賞口(可動片)を動作させるタイ
ミングであるか否かを判断する(ステップS722)。
入賞口(可動片)を動作させるタイミングであると判断
した場合には、可動片を動作させる態様で入賞口画像を
選択し、画面構成情報を生成する(ステップS72
3)。
【0158】次に、始動口(可動片)を動作させるタイ
ミングであるか否かを判断する(ステップS724)。
始動口(可動片)を動作させるタイミングであると判断
した場合には、可動片を動作させる態様で始動口画像を
選択し、画面構成情報を生成する(ステップS72
5)。
【0159】次に、大入賞口(シャッタ)を動作させる
タイミングであるか否かを判断する(ステップS72
6)。大入賞口(シャッタ)を動作させるタイミングで
あると判断した場合には、シャッタを動作させる態様で
大入賞口画像を選択し、画面構成情報を生成する(ステ
ップS727)。
【0160】ステップS701〜S704、S721、
S723、S725及びS727において生成された画
面構成情報に基づいて、ステップS31において受信し
た上記画像データのうち、必要な画像データが読み出さ
れ、表示装置116に表示される画像データとされた
後、表示装置に表示される(ステップS728)。上述
したステップS701〜S705及びS720〜S72
8の処理が繰り返し実行されることにより、図9及び図
10に示すように、表示装置116において、遊技盤画
像等が表示されるのである。
【0161】図15は、図14に示したパチンコ遊技用
端末装置100又は140において実行される端末側処
理ルーチンに対応して、サーバ80において実行される
サブルーチンを示すフローチャートである。
【0162】最初に、パチンコ遊技用端末装置100又
は140が起動されて通信可能な状態となっているか否
かを判断する(ステップS51)。パチンコ遊技用端末
装置100又は140が起動されていないと判断した場
合には、ステップS51に処理を戻す。
【0163】一方、パチンコ遊技用端末装置100又は
140が起動されていると判断したときには、各種のプ
ログラムや各種の画像データをパチンコ遊技用端末装置
100又は140に送信する(ステップS52)。この
ステップS52の処理は、上述した図13のステップS
31の処理に対応するものである。
【0164】上述したように、ステップS52において
パチンコ遊技用端末装置100又は140に送信するプ
ログラムは、パチンコ遊技を制御する遊技プログラム
と、上述した可変表示ゲームを実行するためのプログラ
ムと、遊技盤画像や遊技球画像等を表示させる遊技画像
処理に係るプログラムとを含むものであり、また、各種
の画像データは、パチンコ遊技装置を模した遊技機画像
や、背景画像や変動図柄の画像や、キャラクタ画像等を
表示装置116に表示するためのものである。
【0165】次に、パチンコ遊技用端末装置100又は
140から遊技結果や遊技が終了した旨を示す情報が送
信されたか否かを判断する(ステップS53)。このス
テップS53は、上述した図13のステップS40に対
応するものである。ステップS53において、遊技結果
や遊技終了情報がパチンコ遊技用端末装置100又は1
40から送信されていないと判断したときには、処理を
ステップS53に戻す。なお、パチンコ遊技用端末装置
100又は140において、図13に示したステップS
32〜S39の処理が実行されている間は、サーバ80
おいては、上述したステップS53の処理が繰り返し実
行されるのである。
【0166】一方、ステップS53において、遊技結果
や遊技終了情報がパチンコ遊技用端末装置100又は1
40から送信されたと判断した場合には、遊技結果や遊
技終了情報を受信し(ステップS54)、本サブルーチ
ンを終了する。
【0167】上述したような構成とした場合には、パチ
ンコ遊技用端末装置100又は140において遊技が開
始される前に、パチンコ遊技を実行するためのプログラ
ム及び各種の画像データがサーバ80から常に送信され
るため、サーバ80においてプログラムや画像データが
更新されたときには、遊技者は常に最新の遊技を楽しむ
ことができるのである。
【0168】また、このような構成とした場合には、表
示装置116において、遊技機画像内の遊技盤画像中
に、ソレノイドによりその中央部を軸に往復運動を行う
ような態様で動作する棒状部材に相当する画像を表示さ
せる制御プログラムが、サーバ80のハードディスクド
ライブ88等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に
格納されているのである。
【0169】このような構成とすることにより、以下に
説明するような効果が生じる。なお、以下の効果の説明
においても、画像を省略する。すなわち、始動口の上部
に設けられ、中央部が支持部材により支持された棒状部
材が、遊技盤に設置されたソレノイドにより、上記中央
部を軸として往復運動を行い、所謂シーソーのように動
作し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行方
向が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上方
に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対して、
遊技者も予測することができないような意外性のある複
雑な動きを与えることができる。従って、遊技者に対し
て、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせることが
でき、さらに、遊技球の行方に目を離すことができない
ほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が入る
か否かについての期待感を与えることができ、遊技球が
始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感を高
揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが可能な制御プ
ログラムを提供することができる。また、遊技者に対し
て、可変表示ゲームが行われる表示装置以外の部分に注
目できる楽しさを提供することができることからも興趣
性の向上を図ることが可能な制御プログラムを提供する
ことができる。
【0170】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0171】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0172】第二の本発明では、図13〜図15を用い
て説明したように、サーバ80のハードディスクドライ
ブ88等の記憶媒体に記憶されている各種のプログラム
を、サーバ80がパチンコ遊技用端末装置100又は1
40に供給し、パチンコ遊技用端末装置100又は14
0において供給されたプログラムを実行する構成とする
ことが可能であるが、さらに、パチンコ遊技を制御する
ためのプログラムや、可変表示ゲームを実行するための
プログラム等をパチンコ遊技用端末装置100又は14
0のROM110の予め記憶させておき、パチンコ遊技
が進行するに従って必要となる各種の画像データや音デ
ータのみをサーバ80から適宜送信する構成とすること
が可能である。
【0173】このような構成とした場合には、表示装置
116において、遊技機画像内の遊技盤画像中に、ソレ
ノイドによりその中央部を軸に往復運動を行うような態
様で動作する棒状部材に相当する画像を表示させるよう
に、サーバ80は、画像データ及び制御プログラム等を
パチンコ遊技用端末装置100又は140に対して送信
し、サーバ80は端末機であるパチンコ遊技用端末装置
100又は140を制御するのである。
【0174】このような構成とすることにより、始動口
の上部に設けられ、中央部が支持部材により支持された
棒状部材が、遊技盤に設置されたソレノイドにより、上
記中央部を軸として往復運動を行い、所謂シーソーのよ
うに動作し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の
進行方向が左右方向に変化したり、強く衝突した場合に
は上方に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対
して、遊技者も予測することができないような意外性の
ある複雑な動きを与えることができる。従って、遊技者
に対して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせる
ことができ、さらに、遊技球の行方に目を離すことがで
きないほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球
が入るか否かについての期待感を与えることができ、遊
技球が始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成
感を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが可能な
制御プログラムを提供することができる。また、遊技者
に対して、可変表示ゲームが行われる表示装置以外の部
分に注目できる楽しさを提供することができることから
も興趣性の向上を図ることが可能な制御プログラムを提
供することができる。
【0175】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0176】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0177】また、サーバ80において変動図柄の画
像、背景画像、キャラクタ画像やその表示方法や、音デ
ータ等が更新されたときには、パチンコ遊技用端末装置
100又は140は、常に新しい画像データ、音データ
や制御プログラム等が、サーバ80から送信されること
になる。従って、遊技者は最新の演出画面をパチンコ遊
技用端末装置100又は140において楽しむことがで
きるのである。
【0178】第二の本発明では、さらに、パチンコ遊技
を制御する遊技プログラムや、可変表示ゲームを実行す
るためのプログラムのみがサーバ80から送信され、画
像データや音データは、パチンコ遊技用端末装置100
又は140のROM110に予め記憶されており、必要
となる画像データや音データ等をROM110から適宜
読み出す構成とすることも可能である。
【0179】このような構成とした場合には、端末機で
あるパチンコ遊技用端末装置100又は140の表示装
置116において、遊技機画像内の遊技機画像中に、ソ
レノイドによりその中央部を軸に往復運動を行うような
態様で動作する棒状部材に相当する画像を表示させる制
御プログラムが、サーバ80のハードディスクドライブ
88等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶さ
れているのである。また、可変表示ゲームが開始された
ときには、可変表示ゲームを実行するための制御プログ
ラムを常にダウンロードするため、遊技者は最新の可変
表示ゲームを楽しむことができると共に、画像データや
音データについてはダウンロードする必要がないが故
に、パチンコ遊技用端末装置100又は140の表示装
置116において演出画像を速やかに表示することがで
きるのである。
【0180】さらに、第二の本発明では、パチンコ遊技
を制御するためのプログラムや、可変表示ゲームを実行
するためのプログラム等のプログラムをサーバ80が記
憶し、パチンコ遊技や可変表示ゲームが必要とする画像
データをパチンコ遊技用端末装置100又は140のR
OM110が記憶する構成とすることも可能である。こ
のとき、パチンコ遊技の進行はサーバ80が行い、パチ
ンコ遊技用端末装置100又は140は、サーバ80に
おいて行われたパチンコ遊技の進行に従って送信される
制御信号又は制御情報に応じて画像を選択し、選択され
た画像を表示装置116に表示することになる。
【0181】このような構成とした場合には、端末機で
あるパチンコ遊技用端末装置100又は140の表示装
置116において、遊技機画像内の遊技機画像中に、ソ
レノイドによりその中央部を軸に往復運動を行うような
態様で動作する棒状部材に相当する画像を表示させるよ
うに、サーバ80はパチンコ遊技用端末装置100又は
140を制御するのである。
【0182】上述したような構成とすることにより、始
動口の上部に設けられ、中央部が支持部材により支持さ
れた棒状部材が、遊技盤に設置されたソレノイドによ
り、上記中央部を軸として往復運動を行い、所謂シーソ
ーのように動作し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊
技球の進行方向が左右方向に変化したり、強く衝突した
場合には上方に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技
球に対して、遊技者も予測することができないような意
外性のある複雑な動きを与えることができる。従って、
遊技者に対して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じ
させることができ、さらに、遊技球の行方に目を離すこ
とができないほどの興味を抱かせるとともに、始動口に
遊技球が入るか否かについての期待感を与えることがで
き、遊技球が始動口に入ったときには、遊技者の充実感
や達成感を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることが
可能な制御プログラムを提供することができる。また、
遊技者に対して、可変表示ゲームが行われる表示装置以
外の部分に注目できる楽しさを提供することができるこ
とからも興趣性の向上を図ることが可能な制御プログラ
ムを提供することができる。
【0183】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0184】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【0185】以上、本発明の実施例として、第二の本発
明について説明したが、第一の本発明については、棒状
部材に相当する画像の動作が、例えば、図1又は図2に
示すようなものとなるほかは、上述した第二の本発明に
係る制御プログラムやサーバと略同様の構成を挙げるこ
とができる。
【0186】
【発明の効果】第一の本発明によれば、その中央部が支
持部材により支持され、上記中央部を軸に所定の角度範
囲で遊動可能な棒状部材が始動口の上部に設けられてお
り、上記棒状部材は、遊技球が衝突すると所定の角度範
囲で動き、所謂シーソーのように動作し、例えば、当該
棒状部材に衝突した遊技球の進行方向が左右方向に変化
したり、強く衝突した場合には上方に上がる等、遊技盤
上に打ち出された遊技球に対して、遊技者も予測するこ
とができないような意外性のある複雑な動きを与えるこ
とができる。従って、遊技者に対して、遊技球の動きに
意外感や面白みを感じさせることができ、さらに、遊技
球の行方に目を離すことができないほどの興味を抱かせ
るとともに、始動口に遊技球が入るか否かについての期
待感を与えることができ、遊技球が始動口に入ったとき
には、遊技者の充実感や達成感を高揚させ、興趣の飛躍
的な向上を図ることができる。また、遊技者に対して、
可変表示ゲーム等が行われる表示装置以外の部分に注目
できる楽しさを提供することができることからも興趣性
の向上を図ることができる。
【0187】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が動く角度や向き等によっては、上記棒状部材に
遊技球が衝突し、該棒状部材が一定の傾斜角となること
により、上記棒状部材に衝突した遊技球を始動口に誘導
するようにすることができる。このようにすることによ
り、遊技球が始動口に入る確率を高めることができ、遊
技者に対して、大当たりが発生するのではないかという
期待感を高めることができるとともに、始動口から離れ
た位置に落下しそうになった遊技球を始動口に誘導する
ことができるため、遊技者に対して、一旦、諦めかけて
いた遊技球の行方に再び期待感を抱かせることができ
る。
【0188】また、第二の本発明によれば、始動口の上
部に設けられ、中央部が支持部材により支持された棒状
部材が、遊技盤に設置されたソレノイドにより、上記中
央部を軸として往復運動を行い、所謂シーソーのように
動作し、例えば、当該棒状部材に衝突した遊技球の進行
方向が左右方向に変化したり、強く衝突した場合には上
方に上がる等、遊技盤上に打ち出された遊技球に対し
て、遊技者も予測することができないような意外性のあ
る複雑な動きを与えることができる。従って、遊技者に
対して、遊技球の動きに意外感や面白みを感じさせるこ
とができ、さらに、遊技球の行方に目を離すことができ
ないほどの興味を抱かせるとともに、始動口に遊技球が
入るか否かについての期待感を与えることができ、遊技
球が始動口に入ったときには、遊技者の充実感や達成感
を高揚させ、興趣の飛躍的な向上を図ることができる。
また、遊技者に対して、可変表示ゲームが行われる表示
装置以外の部分に注目できる楽しさを提供することがで
きることからも興趣性の向上を図ることができる。
【0189】また、棒状部材が設けられる位置や、該棒
状部材が往復運動を行う角度や向き等によっては、上記
棒状部材が一定の傾斜角となり、当該棒状部材に衝突し
た遊技球を始動口に誘導するようにすることができる。
このようにすることにより、遊技球が始動口に入る確率
を高めることができ、遊技者に対して、大当たりが発生
するのではないかという期待感を高めることができると
ともに、始動口から離れた位置に落下しそうになった遊
技球を始動口に誘導することができるため、遊技者に対
して、一旦、諦めかけていた遊技球の行方に再び期待感
を抱かせることができる。
【0190】また、遊技者は、上記棒状部材が一定の傾
斜角となったタイミングに合わせて、遊技盤上に遊技球
を打ち出せば、高い確率で始動口に遊技球を入れること
ができる。このように、所定のタイミングで、従来には
ない遊技者にとって有利な状態が提供されるので、遊技
者は、そのタイミングを狙って遊技球を打ち出したりし
て遊技を楽しむことができ、遊技に飽きを感じることな
く、長時間にわたって遊技を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(b)は、第一の本発明の遊技機に
備えられた遊技盤の一部を模式的に示す斜視図である。
【図2】 (a)は、第一の本発明の遊技機に備えられ
た遊技盤の一部を模式的に示す背面図であり、(b)
は、その斜視図である。(c)は、第一の本発明の遊技
機に備えられた遊技盤の一部を模式的に示す背面図であ
り、(d)は、その斜視図である。
【図3】 (a)〜(b)は、第二の本発明の遊技機に
備えられた遊技盤の一部を模式的に示す斜視図である。
【図4】 本発明によるパチンコ遊技装置を模式的に示
す正面図である。
【図5】 本発明によるパチンコ遊技装置の遊技板面を
模式的に示す拡大正面図である。
【図6】 本発明の実施例であるパチンコ遊技装置の制
御回路を示すブロック図である。
【図7】 パチンコ遊技装置において実行される遊技球
を検出する処理のサブルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図8】 パチンコ遊技装置において実行されるソレノ
イドを駆動させる処理のサブルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図9】 パチンコ遊技用の端末機の一例を示す概観図
である。
【図10】 パチンコ遊技用端末機の他の例を示す概観
図である。
【図11】 本発明の実施例であるパチンコ遊技用端末
装置の制御回路を示すブロック図である。
【図12】 本発明の実施例であるサーバの制御回路を
示すブロック図である。
【図13】 本発明の実施例であるパチンコ遊技用端末
装置100又は140において実行されるサブルーチン
を示すフローチャートである。
【図14】 図13に示すサブルーチンのステップS3
2において呼び出されて実行される遊技画像処理のサブ
ルーチンを示すフローチャートである。
【図15】 本発明の実施例であるサーバ80におい
て、実行されるサブルーチンを示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 パチンコ遊技装置(遊技機) 32 表示装置(表示部) 44、144、244、344 始動口 59、159、259、359 棒状部材 60 制御回路 66 CPU(制御部) 64 入出力バス 68 ROM 70 RAM 80 サーバ 100 パチンコ遊技用端末装置(端末機) 132 表示部 140 パチンコ遊技用端末装置(端末機) 159a、259a、359a 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C001 AA02 CA02 CB01 CB03 CB04 CB08 CC01 CC08 2C088 DA07 EB52

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に設けられ、少なくとも、遊技球
    が入ったときに所定の遊技が開始される始動口を備えた
    遊技機であって、前記始動口の上部には、中央部が支持
    部材により支持された棒状部材が設けられるとともに、
    前記棒状部材は、所定の角度範囲で遊動可能なように設
    定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 障害部材により前記棒状部材の遊動が所
    定の角度範囲に制限されるか、又は、前記棒状部材が所
    定角度範囲を超えるとソレノイドが稼動し、水平位置に
    戻す請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技盤に設けられ、少なくとも、遊技球
    が入ったときに所定の遊技が開始される始動口を備えた
    遊技機であって、前記始動口の上部には、中央部が支持
    部材により支持されるとともに、前記遊技盤に設置され
    たソレノイドにより、前記中央部を軸として往復運動を
    行うように構成された棒状部材が設けられていることを
    特徴とする遊技機。
  4. 【請求項4】 端末機に、遊技機の遊技状況に応じて適
    宜、動画像、静画像又はこれらを組み合わせた画像から
    なる画面画像を表示させる制御プログラムであって、少
    なくとも、遊技盤画像と、遊技球に相当する遊技球画像
    と、前記遊技球画像がその画像と重なったとき、その画
    像内に前記遊技球画像が入ったと判断して所定の遊技を
    開始させる始動口画像とを、前記画面画像として表示さ
    せ、さらに、前記始動口画像の上部に、中央部が支持部
    材により支持され、所定の角度範囲で遊動する態様で動
    作する棒状部材に相当する画像を表示させることを特徴
    とする制御プログラム。
  5. 【請求項5】 各端末機に遊技機の遊技状態を示す画像
    を画面画像として表示させるサーバであって、少なくと
    も、遊技盤画像と、遊技球に相当する遊技球画像と、前
    記遊技球画像がその画像と重なったとき、その画像内に
    前記遊技球画像が入ったと判断し、所定の遊技を開始さ
    せる始動口画像とを、前記画面画像として表示させ、さ
    らに、前記始動口画像の上部に、中央部が支持部材によ
    り支持され、所定の角度範囲で遊動する態様で動作する
    棒状部材に相当する画像を表示させる制御を端末機に対
    して行うことを特徴とするサーバ。
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