JP2003256132A - スクロール機能付きマウス - Google Patents

スクロール機能付きマウス

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JP2003256132A
JP2003256132A JP2002050678A JP2002050678A JP2003256132A JP 2003256132 A JP2003256132 A JP 2003256132A JP 2002050678 A JP2002050678 A JP 2002050678A JP 2002050678 A JP2002050678 A JP 2002050678A JP 2003256132 A JP2003256132 A JP 2003256132A
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JP2002050678A
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Koichi Kuroiwa
浩一 黒岩
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、簡単な構成により部品点数を削減
すると共に、スクロールホイールの押動操作時の押し下
げ加重と回転操作時のトルクのバラツキを低減するよう
にした、スクロール機能付きマウスを提供することを目
的とする。 【解決手段】 ケース11内に備えられた座標情報入力
部と、ケースの一端の外側に並んで配設された操作ボタ
ン12,13と、これらの操作ボタンに隣接して回転軸
14aの周りに回転可能に、そして回転軸の一端で揺動
可能に支持されたスクロールホイール14と、このスク
ロールホイールの回転量及び押動を検出する検出手段1
4c,14dと、を含むスクロール機能付きマウス10
において、上記スクロールホイールの回転軸に対して、
スクロールホイールの押動側で半径方向に移動可能に支
持されたクリックピン16と、上記クリックピンをスク
ロールホイールの回転軸に対して押圧するバネ部材17
を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ等に
て座標入力を行なうためのマウスに関し、特に所謂スク
ロール操作が可能であるスクロール機能付きマウスに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータ等のための座標入力
装置として、例えば、平面上を移動させながら入力操作
を行なう所謂マウスが多く利用されている。さらに、近
年コンピュータ等のディスプレイ装置に表示される所謂
GUI画面に対して所謂スクロール操作を行なうため
に、スクロール機能を備えたマウスが各種使用されてい
る。
【0003】ここで、例えば図4に示すように、このよ
うなスクロール機能付きのマウス1は、スクロール操作
を行なうために、例えば二つの操作ボタン2a,2bを
備えたケース2に対して、回転可能に支持されたスクロ
ールホイール3を備えており、このスクロールホイール
3を回転操作または押動操作することにより、コンピュ
ータ等の画面上でのスクロール操作を行なうために必要
な信号を発生するように、構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たスクロール機能付きマウスにおいては、以下のような
問題がある。従来のスクロール機能付きマウス1におい
ては、ケース2の表面から突出したスクロールホイール
3の一部を手指により回転させることにより、スクロー
ル操作に対応する信号を発生させるようにしている。
【0005】このスクロールホイール3においては、例
えば図5及び図6に示すように、ケース2内に植設され
た係合部2cに両端が係止されると共に、中央部がスク
ロールホイール3の回転軸3aに巻回された捩りコイル
バネ4により、押動操作時の押し下げ荷重を調整するよ
うにしている。さらに、スクロールホイール3において
は、例えば図6及び図7に示すように、ケース2と一体
に形成されたモールド部2dに支持された線状バネ5を
スクロールホイール3の一部に弾性的に当接させること
により、スクロールホイール3の回転操作時のトルク調
整を行なうようにしている。
【0006】従って、スクロール機能付きマウス1にお
いては、スクロールホイール3の押動操作時の押し下げ
加重と回転操作時のトルクを調整するために、それぞれ
別個に設けられた捩りコイルバネ4及び線状バネ5を使
用している。このため、部品点数が多くなり、部品コス
ト及び組立コストが高くなってしまうと共に、スクロー
ルホイール3の押動操作時の押し下げ加重と回転操作時
のトルクにバラツキが発生しやすいという問題があっ
た。
【0007】本発明は、以上の点に鑑み、簡単な構成に
より部品点数を削減すると共に、スクロールホイールの
押動操作時の押し下げ加重と回転操作時のトルクのバラ
ツキを低減するようにした、スクロール機能付きマウス
を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、ケース(11)内に備えられた座標情報入力部
と、ケース(11)の一端の外側に並んで配設された少
なくとも二つの操作ボタン(12),(13)と、これ
らの操作ボタン(12),(13)に隣接して回転軸
(14a)の周りに回転可能に、そして回転軸(14
a)の一端で揺動可能に支持されたスクロールホイール
(14)と、このスクロールホイール(14)の回転量
及び押動を検出する検出手段と、を含んでいるスクロー
ル機能付きマウス(10)において、上記スクロールホ
イール(14)の回転軸(14a)に対して、スクロー
ルホイール(14)の押動側で半径方向に移動可能に支
持されたクリックピン(16)と、上記クリックピン
(16)をスクロールホイール(14)の回転軸(14
a)に対して押圧するバネ部材(17)と、を含んでい
ることを特徴とする、スクロール機能付きマウス(1
0)により、達成される。
【0009】本発明によるスクロール機能付きマウス
(10)は、好ましくは、上記スクロールホイール(1
4)の回転軸(14a)の揺動側にギヤ(14e)を備
え、ギヤ(14e)に当接する上記クリックピン(1
6)が、スクロールホイール(14)の回転軸(14
a)側の端部領域にて、周囲の肉逃げ(16b)により
形成されたセンターピン(16a)を備えている。
【0010】上記構成によれば、使用者は、例えば机上
にて、ケース(11)を水平方向に移動させることによ
り、座標情報入力部が、ケース(11)底面と机上面と
の間の相対運動を、機械的または光学的に検出する。こ
れにより、通常の座標入力が行なわれる。また、ケース
(11)の一端の外側にて並んで配設された少なくとも
二つの操作ボタンを操作することにより、所定の入力操
作が行なわれ得る。
【0011】ここで、使用者は、指先をケース(11)
の表面から突出したスクロールホイール(14)の周縁
付近に触れて、このスクロールホイール(14)を回動
させると、スクロールホイール(14)の回転量が検出
手段によって検出され、スクロール操作の座標入力が行
なわれる。さらに、使用者は、指先をケース(11)の
表面から突出したスクロールホイール(14)の表面に
触れて、このスクロールホイール(14)をケース(1
1)内側に向かって押動させると、スクロールホイール
(14)の押動が検出手段によって検出され、所定の入
力操作が行なわれる。
【0012】従って、ケース(11)を机上面等で移動
させることにより、通常の座標入力が行なわれ得、また
ケース(11)表面に露出した操作ボタン(12),
(13)を操作することにより、通常の入力操作が行な
われる。また、ケース(11)表面から一部が露出した
スクロールホイール(14)を指先により回動または押
動することにより、スクロールホイール(14)の回動
または押動が検出手段により検出され、これらに基づい
て、スクロールのための座標入力と所定の入力操作が行
なわれ得る。
【0013】ここで、上記スクロールホイール(14)
が、バネ部材(17)によりクリックピン(16)によ
り押動方向とは反対方向に押圧されていることにより、
適宜の回転トルクが付与されると共に、押し下げ時の荷
重が調整されることになる。従って、図4に示した従来
のスクロール機能付きマウス1の場合のように、スクロ
ールホイール3の回転トルク及び押し下げ時の荷重を調
整するために別個の付勢手段(捩りコイルバネ4及び線
状バネ5)を使用することなく、一つのクリックピン
(16)及びバネ部材(17)によって、スクロールホ
イール(14)の押動操作時の押し下げ加重と回転操作
時のトルクを与えることができる。これにより、部品点
数が少なくて済み、部品コスト及び組立コストが低減さ
れ得ることになる。
【0014】また、押動操作時の押し下げ荷重が、クリ
ックピン(16)を回転軸(14a)に対して付勢する
圧縮コイルバネ等のバネ部材(17)のスラスト方向の
伸長力によって調整されるので、調整が容易に行なわれ
得ることになり、押し下げ荷重のバラツキが低減され得
る。
【0015】上記スクロールホイール(14)の回転軸
(14a)の揺動側にギヤ(14e)を備え、ギヤ(1
4e)に当接する上記クリックピン(16)が、スクロ
ールホイール(14)の回転軸(14a)側の端部領域
にて、周囲の肉逃げ(16b)により形成されたセンタ
ーピン(16a)を備えている場合には、センターピン
(16a)が、ギヤ(14e)に当接/引っ掛かること
から上記スクロールホイール(14)の回転軸(14
a)の回転に伴って弾性変形した後、弾性復起して弾か
れる、ある程度の可撓性を備えることになるので、バネ
部材(17)によるスクロールホイール(14)の回転
軸(14a)への押圧力が調整されると共に、スクロー
ルホイールの回転操作フィーリングが向上することにな
る。尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にする為
に付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定され
るものではない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施形態に基
づいて、本発明を詳細に説明する。図1及び図2は、本
発明による横スクロール機能付きマウスの一実施形態を
示している。図1において、横スクロール機能付きマウ
ス10は、座標情報入力部(図示せず)を内部に備えた
ケース11と、ケース11の表面に設けられた二つの操
作ボタン12,13と、操作ボタン12,13の間に設
けられたスクロールホイール14と、を備えている。
【0017】上記座標情報入力部は、公知の構成であっ
て、ケース11と机上面等とのXY方向の相対移動量を
検出するようになっており、例えばボール及びこのボー
ルのXY方向に回転量を検出する回転検出機構から成る
機械式、または机上面等に対して光を照射し、その反射
光により机上面等の相対移動量を検出する受光部から成
る光学式等、各種形式のものが利用可能である。
【0018】また、上記二つの操作ボタン12,13
は、ケース11の前端部の上面に左右に並んで配設され
ており、これらの操作ボタン12,13が操作される
と、ケース11内に設けられたクリックスイッチ(図示
せず)がオンされるようになっている。
【0019】さらに、上記スクロールホイール14は、
上記二つの操作ボタン12,13の間の領域にて、周縁
の一部が上方に露出した状態で、横向きの回転軸14a
の周りに回転可能に、さらにこの回転軸の一端が揺動可
能に支持されており、スクロールホイール14の回転量
及び押動を検出する検出手段(図示せず)を備えてい
る。
【0020】そして、上記座標情報入力部により検出さ
れた通常の座標入力のための検出信号及びクリックスイ
ッチのオンオフ、そしてスクロールホイール14の回転
量及び押動による検出手段の検出信号が、それぞれ図示
しないプリント基板に送られて、適宜の処理回路(図示
せず)を介して処理された後、ケーブル15を介して、
あるいは赤外線伝送等のワイヤレス方式にて、例えばパ
ーソナルコンピュータ等の各種機器(図示せず)に対し
て伝送されるようになっている。
【0021】ここで、上記スクロールホイール14は、
図2及び図3に示すように、その回転軸14aの一端が
ケース11に形成された係止部11aにより上下方向に
関して固定して支持されていると共に、回転軸14aの
他端がケース11に形成された係止部11bにより下方
に移動可能に支持されている。
【0022】そして、スクロールホイール14は、その
回転軸14aに、等角度間隔で半径方向に延びるスリッ
ト(図示せず)を備えた回転円板14bを備えており、
この回転円板14bを軸方向に挟んで対向するようにケ
ース11側に固定配置された検出手段としての受発光素
子14cにより、回転円板14bの回転量が検出され得
るようになっている。
【0023】さらに、スクロールホイール14は、その
回転軸14aの他端が下方に移動したとき、回転軸14
aが、ケース11側に固定配置されたクリックスイッチ
14dを押下して、スイッチ14dの操作を行なうよう
になっている。これにより、スクロールホイール14の
回転及び押動が、受発光素子14c及びスイッチ14d
により検出され得る。
【0024】以上の構成は、従来のスクロール機能を備
えた従来のマウスと同じ構成であるが、本発明実施形態
によるスクロール機能付きマウス10は、以下の点で異
なる構成になっている。即ち、スクロールホイール14
は、さらに、回転軸14aに対して、その押動方向と反
対方向に回転軸14aに当接する、即ち回転軸14aに
対して下方から当接するクリックピン16と、クリック
ピン16を上方に向かって付勢するバネ部材としての圧
縮コイルバネ17(図3参照)と、を備えている。
【0025】上記クリックピン16は、図3に拡大して
示すように、全体がほぼ円筒状に形成されており、ケー
ス11側に形成された凹陥部11c内にて上下方向に移
動可能に支持されている。
【0026】さらに、上記スクロールホイール14の回
転軸14aの揺動側にギヤ14eを備え、ギヤ14eに
当接するクリックピン16は、そのスクロールホイール
14の回転軸14aに当接する上部領域にて、周囲の肉
逃げ16bにより形成されたセンターピン16aを備え
ている。このセンターピン16aは、その外径寸法が適
宜に選定されることにより、適度の可撓性を備えるよう
に構成されている。
【0027】上記圧縮コイルバネ17は、上記凹陥部1
1c内に収容されており、クリックピン16を上方に向
かって付勢するようになっている。
【0028】本発明実施形態によるスクロール機能付き
マウス10は、以上のように構成されており、先づ通常
の座標入力の場合について説明する。マウス10が机等
の表面に載置された状態で、使用者が、マウス10のケ
ース11を机等の表面にて水平方向に移動させることに
より、座標情報入力部が、ケース11と机上面等とのX
Y方向の相対移動量を検出することにより、XY座標の
座標位置として、処理回路及びケーブルを介して、座標
信号がパーソナルコンピュータ等(図示せず)に送出さ
れる。
【0029】そして、使用者が、マウス10の操作ボタ
ン12,13を操作すると、これらの操作ボタン12,
13により、クリックスイッチがオンされ、同様にして
処理回路及びケーブルを介して、操作信号がパーソナル
コンピュータ等(図示せず)に送出される。
【0030】これにより、ケース11の机上面等に対す
る相対移動量に対応して、パーソナルコンピュータ等の
ディスプレイ装置の画面上で、カーソル等が移動される
と共に、操作ボタン12,13の操作により、適宜の処
理が行なわれるようになっている。
【0031】また、使用者が、人差指の指先によって、
マウス10のケース11の上面から突出したスクロール
ホイール14を回転し、または押し込むことにより、こ
のホイール14の回転量及び押動が、受発光素子14c
またはクリックスイッチ14dにより検出され、縦方向
の座標位置または操作信号として、処理回路及びケーブ
ルを介して、パーソナルコンピュータ等に送出される。
これにより、スクロールホイール14の回転量及び押動
に対応して、パーソナルコンピュータ等のディスプレイ
装置の画面上で、縦スクロール操作及び所定の動作が行
なわれる。
【0032】このようにして、本発明実施形態によるス
クロール機能付きマウス10によれば、従来のスクロー
ル機能付きマウスと同様にして、ケース11を机等の表
面で水平方向に移動させることにより、通常のマウスと
して使用され、通常のXY座標入力が行なわれ得ると共
に、ケース11の上面から突出するスクロールホイール
14を人差指の指先により回動させ、または押動するこ
とにより、縦方向のスクロール操作を行なうことが可能
である。
【0033】この場合、スクロールホイール14は、従
来のように回転トルク及び押し下げ荷重がそれぞれ別個
の弾性部材により付与されるのではなく、クリックピン
16及び圧縮コイルバネ17により回転トルク及び押し
下げ荷重が付与されているので、部品点数が少なくて済
み、部品コスト及び組立コストが低減され得ることにな
る。
【0034】また、スクロールホイール14の押し下げ
荷重は、圧縮コイルバネ17の長さ調整によって、適宜
に調整され得るので、調整が容易に行なわれ、バラツキ
が低減され得ることになる。さらに、スクロールホイー
ル14の回転トルクは、圧縮コイルバネ17の長さ調整
と、センターピン16aの外径寸法によって、適宜に調
整され得るので、バラツキが低減され得ることになると
共に、スクロールホイール14の回転操作時の操作フィ
ーリングが向上することになる。
【0035】また、スクロールホイール14の回転軸1
4aの揺動側にギヤ14eを備え、ギヤ14eに当接す
る上記クリックピン16が、スクロールホイール14の
回転軸14a側の端部領域にて、周囲の肉逃げ16bに
より形成されたセンターピン16aを備えているので、
センターピン16aが、ギヤ14eに当接/引っ掛かる
ことから上記スクロールホイール14の回転軸14aの
回転に伴って弾性変形した後、弾性復起して弾かれる、
ある程度の可撓性を備えることになり、バネ部材17に
よるスクロールホイール14の回転軸14aへの押圧力
が調整されると共に、スクロールホイールの回転操作フ
ィーリングが向上することになる。
【0036】上述した実施形態においては、スクロール
ホイール14の回転量は、検出手段としての受発光素子
14cにより光学的に検出されるようになっているが、
これに限らず、回転円板14bの回転量が機械的に検出
されるようにしてもよい。また、上述した実施形態にお
いては、スクロール機能付きマウス10は、二つの操作
ボタン12,13を備えているが、これに限らず、三つ
以上の操作ボタンを備えたマウスに対しても、本発明を
適用し得ることは明らかである。
【0037】さらに、上述した実施形態においては、ス
クロール機能付きマウス10は、ケーブル15を介して
パーソナルコンピュータ等に接続されているが、これに
限らず、赤外線式または無線式等のワイヤレス方式のマ
ウスとして構成されていてもよい。上述した実施形態に
おいては、横スクロール機能付きマウス10は、パーソ
ナルコンピュータに接続して使用する場合について説明
したが、これに限らず、他の座標入力及びスクロール操
作が必要な各種機器に対して接続して、座標入力及びス
クロール操作を行なうようにしてもよいことは明らかで
ある。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
記スクロールホイールが、バネ部材によりクリックピン
により押動方向とは反対方向に押圧されていることによ
り、適宜の回転トルクが付与されると共に、押し下げ時
の荷重が調整されることになる。従って、一つのクリッ
クピン及びバネ部材によって、スクロールホイールの押
動操作時の押し下げ加重と回転操作時のトルクを与える
ことができるので、部品点数が少なくて済み、部品コス
ト及び組立コストが低減され得ることになる。
【0039】また、押動操作時の押し下げ荷重が、クリ
ックピンを回転軸に対して付勢する圧縮コイルバネ等の
バネ部材のスラスト方向の伸長力によって調整されるの
で、調整が容易に行なわれ得ることになり、押し下げ荷
重のバラツキが低減され得る。
【0040】かくして、本発明によれば、簡単な構成に
より部品点数を削減すると共に、スクロールホイールの
押動操作時の押し下げ加重と回転操作時のトルクのバラ
ツキを低減するようにした、極めて優れたスクロール機
能付きマウスが提供され得ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による横スクロール機能付きマウスの一
実施形態を示す概略斜視図である。
【図2】図1の横スクロール機能付きマウスの概略横断
面図である。
【図3】図1の横スクロール機能付きマウスの要部を示
す拡大断面図である。
【図4】横スクロール機能付きマウスの従来例を示す概
略斜視図である。
【図5】図4の要部を示す拡大断面図である。
【図6】図4の概略平面図である。
【図7】図4の概略側面図である。
【符号の説明】
10 スクロール機能付きマウス 11 ケース 11a,11b 係止部 11c 凹陥部 12,13 操作ボタン 14 スクロールホイール 14a 回転軸 14b 回転円板 14c 受発光素子(検出手段) 14d クリックスイッチ(検出手段) 14e ギヤ 15 ケーブル 16 クリックピン 16a センターピン 16b 肉逃げ 17 圧縮コイルバネ(バネ部材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内に備えられた座標情報入力部
    と、ケースの一端の外側に並んで配設された少なくとも
    二つの操作ボタンと、これらの操作ボタンに隣接して回
    転軸の周りに回転可能に、そして回転軸の一端で揺動可
    能に支持されたスクロールホイールと、このスクロール
    ホイールの回転量及び押動を検出する検出手段と、を含
    んでいるスクロール機能付きマウスにおいて、 上記スクロールホイールの回転軸に対して、スクロール
    ホイールの押動側で半径方向に移動可能に支持されたク
    リックピンと、 上記クリックピンをスクロールホイールの回転軸に対し
    て押圧するバネ部材と、を含んでいる、ことを特徴とす
    る、スクロール機能付きマウス。
  2. 【請求項2】 上記スクロールホイールの回転軸の揺動
    側にギヤを備え、ギヤに当接する上記クリックピンが、
    スクロールホイールの回転軸側の端部領域にて、周囲の
    肉逃げにより形成されたセンターピンを備えていること
    を特徴とする、請求項1に記載のスクロール機能付きマ
    ウス。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100440119C (zh) * 2005-10-07 2008-12-03 国际商业机器公司 具有可点击的轮的指点设备及控制其操作的方法
KR101078572B1 (ko) 2010-07-02 2011-11-01 박희섭 컴퓨터 마우스용 벨트 단추
JP2014117783A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Kawasaki Heavy Ind Ltd ロボットのハンドガイドシステムおよびハンドガイド装置

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