JP2003255671A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003255671A
JP2003255671A JP2002057956A JP2002057956A JP2003255671A JP 2003255671 A JP2003255671 A JP 2003255671A JP 2002057956 A JP2002057956 A JP 2002057956A JP 2002057956 A JP2002057956 A JP 2002057956A JP 2003255671 A JP2003255671 A JP 2003255671A
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charging
forming apparatus
image forming
cartridge
developing
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JP2002057956A
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Naohiro Nakane
直広 中根
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光ドラムに対して安定した帯電を行い、ま
たメンテナンスの向上を図る。 【解決手段】 帯電装置56は、塗布ローラ70によっ
て帯電促進粒子72が塗布された帯電ローラ69を感光
ドラム12に当接させる方式のものがある。これに加
え、別に帯電装置55を設けることで、帯電の安定性を
図る。また、感光ドラム12と現像装置16とをハウジ
ング15に一体的に組み込んでドラム現像カートリッジ
2を構成する。このドラム現像カートリッジ2は、画像
形成装置本体Mに対して着脱自在に構成され、扉65を
開閉することで、簡単に交換することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置に使用される帯電装
置、及びこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に、従来の画像形成装置の一例とし
てのレーザプリンタの概略構成を示す。
【0003】同図に示すレーザプリンタ201は、プロ
セスカートリッジ202、給紙カセット(不図示)内の
記録材(紙や透明フィルム)220を給紙し搬送する給
搬送装置、レーザスキャナ、定着装置227等によって
構成されている。
【0004】レーザプリンタ201は、その下部に配設
された給紙カセット(不図示)に収納されている記録材
220が、給紙ローラ221によって給紙され、ガイド
222,223内の搬送ローラ対224,225によっ
て、像担持体である感光ドラム203の近傍へ搬送され
る。記録材220は、その後、レジストローラ(不図
示)により、感光ドラム203と転写ローラ219との
間の転写ニップ部へ搬送されて、感光ドラム表面に形成
されているトナー像が帯電ローラ219により転写され
る。
【0005】プロセスカートリッジ202内の、感光ド
ラム203の周囲には、現像装置210、帯電装置、ク
リーニング装置211等が配設されている。
【0006】現像装置210は、現像スリーブ209
と、ドクターブレード、トナー容器、及び撹拌部材21
3,214を有していて、現像スリーブ209の表面に
トナーがコートされるようになっている。
【0007】帯電装置は、帯電ローラ204、帯電ロー
ラ204の軸205を支持する軸受部206、及び軸受
部206を下方に付勢する加圧ばね207を有してお
り、加圧ばね207の基端部(上端部)は、シャシー2
08に固定されている。感光ドラム203と帯電ローラ
204との間には、帯電ニップ部204aが形成されて
いる。
【0008】上述の、表面にトナー像が転写された記録
材220は、ガイド226に沿って定着装置227に搬
送され、ここで表面にトナー像が定着される。定着装置
227は、ヒータを内蔵した定着ローラ228と、加圧
ローラ229とを有している。
【0009】定着装置227によって表面にトナー像が
定着された記録材220は、ガイド230,231に沿
って搬送され、排出ローラ対232,233によって、
排紙トレイ234上に排出される。
【0010】また、感光ドラム203への画像信号の書
き込みはレーザ光学系(不図示)から発せられたレーザ
光215が、モータ218に取り付けられているポリゴ
ンミラー217によって反射されることにより、反射ミ
ラー216を介して、帯電後の感光ドラム203表面を
走査(スキャンニング)する。これにより、感光ドラム
203表面に静電潜像が形成される。
【0011】上述の構成において、帯電装置全体は、プ
ロセスカートリッジ202内に配設されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上述のような画像形成
装置(レーザプリンタ)にあっては、高画質の画像を安
定して出力することが強く要求されている。
【0013】そこで、帯電装置においても、従来より
も、より安定した帯電が行えることが重要視されるよう
になってきた。さらに、ユーザビリティも要求され、低
ランニングコストやメンテナンス性を良くする必要があ
った。
【0014】本発明は、上述事情に鑑みてなされたもの
であり、より安定した帯電が行え、また低ランニングコ
ストやメンテナンス性を向上させた画像形成装置を提供
することを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
帯電装置によって帯電した像担持体表面に静電潜像を形
成し、前記静電潜像を現像装置によって現像する画像形
成装置において、前記帯電装置を少なくとも2個備え、
前記像担持体と前記現像装置とをユニット化して画像形
成装置本体に対し着脱自在なカートリッジを構成する、
ことを特徴とする。
【0016】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
画像形成装置において、少なくとも2個の前記帯電装置
は、前記画像形成装置本体内で、かつ前記カートリッジ
の外部に配設する、ことを特徴とする。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載の画像形成装置において、少なくとも1個の前記帯
電装置は、帯電促進粒子が収納された容器と、前記像担
持体表面に当接された帯電ローラと、前記帯電ローラに
前記帯電促進粒子を塗布する塗布手段と、を有する、こ
とを特徴とする。
【0018】請求項4に係る発明は、請求項3に記載の
画像形成装置において、前記容器と前記帯電ローラと前
記塗布手段とが着脱自在な帯電カートリッジを構成する
とともに、前記帯電カートリッジは、付勢手段によって
前記像担持体に向けて付勢され、表面に前記帯電促進粒
子が塗布された前記帯電ローラを前記像担持体表面に当
接させる、ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態について説明する。なお、各図面において、同
一の符号を付したものは、同様の構成又は作用を有する
ものであり、これらについての重複説明は適宜省略する
ものとする。
【0020】<実施の形態1>図1に、本発明に係る画
像形成装置の一例として電子写真方式のレーザプリンタ
の概略構成を示す。
【0021】同図に示すレーザプリンタ(以下「画像形
成装置」という。)1は、像担持体としての感光ドラム
12と現像装置16とを一体化(ユニット化)してドラ
ム現像カートリッジ(カートリッジ)2を構成したもの
である。ドラム現像カートリッジ2は、画像形成装置本
体Mに対して着脱自在であり、着脱はユーザが容易に行
うことができるようになっている。
【0022】図1に示す画像形成装置1は、画像形成装
置本体M内に、ドラム現像カートリッジ2、帯電装置
3、露光装置20、定着装置28、給紙カセット21等
を備えている。
【0023】ドラム現像カートリッジ2の一部を構成す
る感光ドラム12は、駆動手段(不図示)によって矢印
R1方向に所定のプロセススピードで回転駆動される。
【0024】回転駆動された感光ドラム12は、その表
面が、第1の帯電装置3A,第2の帯電装置3Bを有す
る帯電装置3によって帯電される。
【0025】第1,第2の帯電装置3A,3Bは、それ
ぞれ感光ドラム12表面に当接された帯電ローラ、すな
わち第1の帯電ローラ7と第2の帯電ローラ11とを有
している。これら帯電ローラ7,11は、長手方向の両
端部が軸受6,10によって回転自在に支持されてい
る。これら軸受6,10は、圧縮ばね5,9の先端部に
取り付けられており、圧縮ばね5,9の基端部は、フレ
ーム3aの凸部4,8に固定されている。帯電ローラ
7,11は、上述の圧縮ばね5,9に付勢されて感光ド
ラム12表面に対して所定の当接圧で押圧されており、
感光ドラム12の矢印R1方向の回転に伴って従動回転
するようになっている。帯電ローラ7,11には、帯電
バイアス印加電源(不図示)によって帯電バイアスが印
加され、これにより感光ドラム12表面は、所定の極性
・電位に均一(一様)に帯電される。なお、上述のフレ
ーム3aは、ねじ(不図示)によって画像形成装置本体
Mに固定されている。
【0026】帯電後の感光ドラム12は、その表面に、
露光装置20によって静電潜像が形成される。
【0027】露光装置20は、レーザ発振器(不図
示)、ポリゴンミラー20a、反射ミラー19等を有し
ており、画像情報に基づいてレーザ発振器から発生され
たレーザ光18が、高速回転するポリゴンミラー20
a、反射ミラー19に反射されて感光ドラム12表面を
照射する。これにより感光ドラム12表面の照射(露
光)部分の電荷が除去されて静電潜像がされる。
【0028】上述の静電潜像は、ドラム現像カートリッ
ジ2に収納されている現像装置16によって現像され
る。
【0029】現像装置16は、現像スリーブ13と、現
像スリーブ13表面にコートされる現像剤の層厚を規制
する規制ブレード(不図示)と、現像容器内の現像剤を
現像スリーブ13に向けて搬送する攪拌部材14とを有
している。現像スリーブ13には、現像バイアス印加電
源(不図示)によって現像バイアスが印加され、これに
より現像スリーブ13上の現像剤のトナーが感光ドラム
12上の静電潜像に付着され、静電潜像はトナー像とし
て現像される。
【0030】こうして感光ドラム12上に形成されたト
ナー像は、転写ローラ17によって記録材Sに転写され
る。記録材Sは、画像形成装置本体Mの下部に装着され
た給紙カセット21内に収納されていて、給紙ローラ2
2によって給紙され、搬送ローラ23,24によってガ
イド25,26に沿ってレジストローラ(不図示)に搬
送される。記録材Sは、レジストローラによって一旦停
止され、その後、感光ドラム12上のトナー像と同期し
てレジストローラが回転することにより、感光ドラム1
2と転写ローラ17との間の転写ニップ部に供給され
る。転写ニップ部に供給された記録材Sは、転写バイア
ス印加電源(不図示)によって転写ローラ17に印加さ
れる転写バイアスにより、感光ドラム12上のトナー像
が転写される。
【0031】トナー像転写後の感光ドラム12は、表面
に残った残留トナーがクリーニング装置(不図示)によ
って除去され、次の画像形成に供される。
【0032】一方、トナー像転写後の記録材Sは、搬送
ガイド27に沿って定着装置28に搬送され、ここで定
着ローラ29及び加圧ローラ30によって加熱・加圧さ
れ、これにより表面にトナー像が定着される。
【0033】トナー像定着後の記録材Sは、ガイド3
1,32に沿って搬送され、排紙ローラ33,34によ
って、画像形成装置本体M上面に形成されている排紙ト
レイ35上に排出される。これにより、画像形成が完了
する。
【0034】次に、図2を参照して、実施の形態1のド
ラム現像カートリッジ2について詳述する。同図は、図
1と同方向から見た、ドラム現像カートリッジ2の拡大
縦断面図である。
【0035】同図に示すように、ドラム現像カートリッ
ジ2は、ハウジング15と、これに内蔵された感光ドラ
ム12及び現像装置16とを備えている。現像装置16
は、現像容器16aと、現像スリーブ13と、規制ブレ
ード(不図示)と、攪拌部材14とを有している。現像
容器16aは、感光ドラム12表面に対向する部分に開
口部16bが設けてあり、現像スリーブ13は、この開
口部16bに回転自在に配設されている。現像スリーブ
13は、その表面が感光ドラム12の表面に対向するよ
うに配置されており、両者の最も近接部が現像位置とな
っている。現像スリーブ13は、表面に現像剤を担持し
た状態で駆動手段(不図示)によって図2中の矢印方向
に回転駆動され、規制ブレードによって、表面にコート
される現像剤の層厚が規制される。層厚が規制された現
像剤は、現像スリーブ13の回転によって感光ドラム1
2表面に対向する現像位置に搬送され、現像スリーブ1
3に現像バイアス印加電源から印加される現像バイアス
によって感光ドラム12上の静電潜像にトナーを付着さ
せて、トナー像として現像する。
【0036】攪拌部材14は、攪拌軸に固定された攪拌
フィン14aを有していて、攪拌軸が駆動手段(不図
示)によって同図中の矢印方向に回転駆動される。これ
により攪拌フィン14aが回転し、現像容器16a内の
現像剤を攪拌するとともに現像剤を現像スリーブ13に
向けて移動させる。
【0037】また、ハウジング15は、その一部が感光
ドラム12側に向けて突出されてアーム15aを形成し
ている。アーム15aは、感光ドラム12の長手方向の
両端部に対応する位置に配置されており、それぞれのア
ーム15aの先端部には軸受部(不図示)が設けてあ
る。これら軸受部によって、感光ドラム12の軸12a
を回転自在に支持している。ドラム現像カートリッジ2
の構成部材である、上述の感光ドラム12、現像スリー
ブ13、攪拌部材14は、上述のようにいずれも回転駆
動されるが、これらは、ドラム現像カートリッジ2が画
像形成装置本体Mの所定の位置に装着されたときに、画
像形成装置本体M側の駆動源(不図示)に接続されるよ
うになっている。
【0038】ドラム現像カートリッジ2は、上述のよう
な構成を採用することにより、感光ドラム12と現像装
置16とをハウジング15に組み付けて全体として、画
像形成装置本体Mに対して着脱自在なカートリッジを構
成することができる。
【0039】<実施の形態2>図3,図4に、実施の形
態2の画像形成装置を示す。なお同図は、正面側から見
た画像形成装置の縦断面図である。
【0040】これらの図に示す画像形成装置50は、電
子写真方式のレーザプリンタであり、上述の実施の形態
1と同様のドラム現像カートリッジ2を使用している。
なお、実施の形態1と同じ部品及び構成のものについて
は、同じ符号を付して重複説明は省略するものとする。
【0041】図3に示す画像形成装置50は、画像形成
装置本体Mの内側に、ドラム現像カートリッジ2、帯電
装置56,55、露光装置60、給紙カセット65、定
着装置28等を備えている。
【0042】画像形成装置本体Mの下部には、給紙カセ
ット65が装着されている。給紙カセット65内には、
複数枚の記録材Sが積層状態で収納されている。記録材
Sは、その先端側が中板66に乗せられている。中板6
6は、基端側が回動軸受部66aによって揺動可能に支
持され、先端側が圧縮ばね67によって上方に付勢され
ている。これにより、複数の記録材Sのうちの最上位の
記録材Sは、その先端が、分離ガイド68の分離ツメ6
8aに下方から当接している。
【0043】給紙ローラ22が同図中の矢印方向に回転
することにより、給紙カセット65内の最上位の記録材
Sが分離爪68aによって次の記録材Sから分離されて
1枚だけ給送される。給送された記録材Sは、ガイド2
5,26内の搬送ローラ23,24によって、感光ドラ
ム12近傍に配設されているレジストローラ(不図示)
に搬送され、このレジストローラによって一時停止され
る。
【0044】レジストローラによって一時停止された記
録材Sは、その後、後述のようにして感光ドラム12上
に形成されるトナー像にタイミングを合わせるようにし
て、レジストローラにより、感光ドラム12と転写ロー
ラ17との間の転写ニップ部に供給されて、トナー像が
転写されるようになっている。
【0045】同図中における感光ドラム12の上方には
第1の帯電装置56が、また左方には第2の帯電装置5
5が配設されている。
【0046】第1の帯電装置56は、ハウジング56a
内に、帯電ローラ69、塗布ローラ(塗布手段)70が
内蔵されていて、帯電促進粒子72を、帯電ローラ69
表面に塗布することができるようになっている。帯電促
進粒子72はハウジング56a内に充填され、シールブ
レード73,74によって、シールされている。この第
1の帯電装置56のハウジング56aは、上部に圧縮ば
ね(コイルばね)57の先端部が固定されており、この
圧縮ばね57の基端部は、さらにその上方のフレーム5
9に固定されている。ハウジング56aの左右には、4
本のガイド58が設けられている。これにより、第1の
帯電装置56は、上下方向に移動可能で、かつ圧縮ばね
57によって、帯電ローラ69が、感光ドラム12に安
定して加圧当接され、所定幅の帯電ニップ部を形成する
ようになっている。
【0047】このように、第1の帯電装置56はハウジ
ング56a内に帯電ローラ69、塗布ローラ70、帯電
促進粒子72を内蔵したカートリッジとして構成されて
いる(以下、適宜「帯電カートリッジ」という。)。
【0048】一方、第2の帯電装置55は、帯電ローラ
51を有している。この帯電ローラ51を長手方向両端
部において回転自在に支持する軸受52は、基端部を凸
部54に固定された圧縮ばね53の先端部に固定されて
感光ドラム12に向けて付勢されている。これにより、
帯電ローラ51は、感光ドラム12表面に加圧当接され
て帯電ニップ部を形成している。なお、第2の帯電装置
55は、フレーム55aがねじ(不図示)によって画像
形成装置本体Mの一部に固定されている。
【0049】感光ドラム12表面は、第1,第2の帯電
装置56,55の帯電ローラ69,51に帯電バイアス
印加電源(不図示)によって帯電バイアスを印加するこ
とにより、所定の極性・電位に均一に帯電される。
【0050】帯電後の感光ドラム12は、露光装置60
によって静電潜像が形成される。
【0051】露光装置60は、画像情報に基づいてレー
ザ光を発生するレーザ発振器(不図示)を有している。
レーザ発振器で発生されたレーザ光62は、モータ61
aに取り付けられているポリゴンミラー61、折り曲げ
ミラー63に反射されて感光ドラム12表面を走査す
る。これにより感光ドラム12上の静電潜像が形成され
る。なお、レーザ発振器、モータ61a、ポリゴンミラ
ー61を有する露光装置60は、上述のフレーム59内
に配設されている。
【0052】上述のようにして感光ドラム12上に形成
された静電潜像は、現像装置16によってトナー像とし
て現像され、このトナー像は、上述のように給紙カセッ
ト65から搬送されてきた記録材Sに転写ローラ17に
よって転写される。トナー像転写後の記録材Sは、搬送
ガイド27に沿って定着装置28に搬送され、ここで加
熱加圧されてトナー像が定着される。トナー像定着後の
記録材Sは、ガイド31,32に沿って搬送され、排紙
ローラ33,34によって排紙トレイとしての排紙スタ
ッカ64上に排出される。これにより画像形成が終了す
る。
【0053】上述の画像形成装置本体Mにおいては、上
述のフレーム59は回転軸受部59bを中心に、また排
紙スタッカ64は回転軸受部64aを中心に回転可能に
構成されている。また画像形成装置本体Mの図3中の右
側壁におけるドラム現像カートリッジ2に対応する部分
には、扉65が設けてあり、この扉65は、回転軸受6
5aを中心に回転可能となっている。
【0054】次に、図4を参照して、帯電カートリッジ
(第1の帯電装置)56及びドラム現像カートリッジ2
をユーザ又はサービスマンが交換する際の動作について
説明する。
【0055】まず、ユーザ又はサービスマンは、フレー
ム59を、その回転軸受部59bを中心に矢印R2方向
に持ち上げるようにして回転させる。このとき、フレー
ム59が排紙スタッカ64に当接し、これを矢印R3方
向に回転させる。図4に示すフレーム59の開放状態に
おいては、帯電カートリッジ56は、圧縮ばね57によ
って脱落方向に付勢されているが、フレーム59には、
突起59aが設けてあるので、この突起59aが帯電カ
ートリッジ56に係合して、容易に脱落することを防い
でいる。なお、この突起59aは、弾性変形するように
形成されていて、ユーザやサービスマンが、帯電カート
リッジ56をフレーム59から取り出す際には、簡単に
取り出せるようになっている。
【0056】つづいて、ユーザ又はサービスマンは、開
放状態のフレーム59から帯電カートリッジ56を矢印
K2方向に取り出す。そして、逆の動作によって新規の
帯電カートリッジ56を取り付ける。その後、フレーム
59を矢印R2方向と反対方向に回転させて閉鎖し、さ
らに排紙スタッカ64を閉鎖して、帯電カートリッジ5
6の交換を終了する。
【0057】一方、ドラム現像カートリッジ2を交換す
るには、まず、扉65を回転軸受65aを中心として矢
印R4方向に回転させて開放する。この扉65を開放し
た状態で、ドラム現像カートリッジ2を矢印K1方向に
取り出す。そして、新規のドラム現像カートリッジ2を
矢印K1方向と反対方向に装着する。その後、扉65を
閉鎖して、帯電カートリッジ2の交換を終了する。
【0058】上述では、帯電カートリッジ56及びドラ
ム現像カートリッジ2を交換する例を説明したが、これ
らはそれぞれ他方に影響を及ぼすことなく個別に容易に
交換することができる。
【0059】<実施の形態3>図5に、実施の形態3の
画像形成装置を示す。なお同図は、正面側から見た画像
形成装置の縦断面図である。
【0060】この図に示す画像形成装置80は、電子写
真方式のデジタル複写機であり、上述の実施の形態2と
同様のドラム現像カートリッジ81、第1,第2の帯電
装置82,91を使用している。
【0061】図5に示す画像形成装置80は、画像形成
装置本体Mの内側に、ドラム現像カートリッジ81、第
1,第2の帯電装置82,91、露光装置90、給紙カ
セット100、定着装置92、原稿台102等を備えて
いる。
【0062】画像形成装置本体M内の給紙ローラ101
が矢印方向に回転すると、給紙カセット100から記録
材Sが給紙され、1枚だけ分離されて、搬送ローラやレ
ジストローラ(いずれも不図示)によって感光ドラム8
3と転写ローラ85との間の転写ニップ部に供給される
ようになっている。
【0063】感光ドラム83の周囲には、現像スリーブ
86、第1の帯電装置82、第2の帯電装置91、転写
ローラ85などが配設されている。
【0064】第1の帯電装置(帯電カートリッジ)82
は、上述の実施の形態2の第1の帯電装置56と同様の
構成である。すなわち、ハウジング内に、帯電ローラ8
4、塗布ローラが内蔵されていて、帯電促進粒子を帯電
ローラ84に塗布することができるようになっている。
【0065】この帯電カートリッジ82の上部と上方の
フレーム90との間には圧縮ばね88が介装され、また
ハウジングの左右には4本のガイドが設けられている。
帯電カートリッジ82は、これら4本のガイドに案内さ
れた状態で、圧縮ばね88によって下方に付勢されてい
る。これにより、帯電ローラ84は、感光ドラム83表
面に所定の当接圧で押圧されて所定幅の帯電ニップ部を
形成している。
【0066】上述の帯電カートリッジ82が組み込まれ
ているフレーム90は、回転軸受部90aを中心に回転
可能に構成されている。そして、このフレーム90に
は、露光装置104が組み込まれていて、露光装置10
4から発生されたレーザ光106が反射ミラー105に
反射されて帯電後の感光ドラム83表面を露光するよう
になっている。
【0067】第2の帯電装置91は、上述の実施の形態
2の第2の帯電装置55と同様の構成である。すなわ
ち、帯電ローラ87は、圧縮ばね89によって感光ドラ
ム方向に付勢された軸受によって回転自在に支持されて
おり、感光ドラム83表面に所定の当接圧で押圧されて
所定幅の帯電ニップ部を形成している。
【0068】上述の感光ドラム83及び現像スリーブ8
6を有するドラム現像カートリッジ81も上述の実施の
形態2のものと同様であり、画像形成装置本体Mに対し
て簡単に着脱できるようになっている。
【0069】同図中の符号92は、記録材S上に転写さ
れたトナー像を定着させる定着装置であり、トナー像定
着後の記録材Sは、排紙トレイ103上に排出されるよ
うになっている。
【0070】以上の本実施の形態は、本発明を画像形成
装置としての複写機に適用した一例を示すものであり、
画像形成装置本体M内に、第1,第2の帯電装置82,
91があり、また感光ドラム83と現像装置とを1つの
ユニットとしたカートリッジ化したものである。
【0071】本実施の形態においては、ドラム現像カー
トリッジ81の交換は、画像形成装置本体M内のフレー
ム90を回動軸受部90aを中心に同図中の矢印方向に
回転させて帯電ローラ84を感光ドラム83表面から離
間させた状態で行う。本実施の形態においては、ドラム
現像カートリッジ81は、この状態で画像形成装置本体
Mの正面側から引き出せるようになっている。つまり、
ドラム現像カートリッジ81は、画像形成装置本体Mの
前後方向(紙面に対して垂直な方向)に着脱(出し入
れ)可能となっている。なお、ドラム現像カートリッジ
81の着脱に際しては、第2の現像装置91の帯電ロー
ラ87が感光ドラム83と摺擦しないように、ドラム現
像カートリッジ81は、同図中の右方に退避した状態で
前後方向に移動できるようになっている。
【0072】以上の構成により、ユーザ又はサービスマ
ンによって、ドラム現像カートリッジ81の交換を容易
に行うことができる。
【0073】以上の実施の形態1〜3においては、感光
ドラムと現像装置とを1つのユニットとした構成を例示
したが、ドラム現像カートリッジの構成は、これらの実
施の形態にとらわれることはなく、感光ドラムと現像装
置とが一体となって、ユニットを構成できるものであれ
ば、他のいかなる形態であってもよい。
【0074】また、実施の形態1〜3では、第1,第2
の帯電装置を搭載した例を示したが、帯電装置が1つの
み、あるいは3つ以上用いた構成において、本発明に係
るドラム現像カートリッジを用いるようにしてもよい。
【0075】また、実施の形態1〜3では、帯電装置の
形式を、帯電ローラ、さらには帯電促進粒子を塗布して
用いる帯電ローラの例を示したが、これについても、他
の方式、例えばコロナ放電による帯電装置を用いてた場
合において、本発明のドラム現像カートリッジを用いる
こともできる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
像担持体と現像装置とを一体としたカートリッジ構成と
することにより、これらが寿命に達したときに、簡単に
交換することができる。
【0077】また、像担持体と現像装置とを一体とした
カートリッジとして、他の部材と別体とすることで、カ
ートリッジとしての製品コストを低く抑えることができ
る。
【0078】また、像担持体と現像装置とを一体とした
カートリッジとして、他の部材と別体とすることで、カ
ートリッジとしての部品点数が少なり、かつ組立精度も
向上させることができるので、カートリッジとしての信
頼性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図である。
【図2】ドラム現像カートリッジの拡大縦断面図であ
る。
【図3】実施の形態2の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図である。
【図4】実施の形態2の画像形成装置において、ドラム
現像カートリッジ及び帯電カートリッジを交換するよう
すを示す図である。
【図5】実施の形態3の画像形成装置の概略構成を示す
縦断面図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す縦断面図
である。
【符号の説明】
1,50,80画像形成装置 2,81 カートリッジ(ドラム現像カートリッジ) 3A 帯電装置(第1の帯電装置) 3B,55,91帯電装置(第2の帯電装置) 12,83 像担持体(感光ドラム) 16 現像装置 56,82 帯電装置(第1の帯電装置、帯電カートリ
ッジ) 56a 容器(ハウジング) 57,88 付勢手段(圧縮ばね) 69,84 帯電ローラ(第1の帯電ローラ) 70 塗布手段(塗布ローラ) 72 帯電促進粒子

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電装置によって帯電した像担持体表面
    に静電潜像を形成し、前記静電潜像を現像装置によって
    現像する画像形成装置において、 前記帯電装置を少なくとも2個備え、 前記像担持体と前記現像装置とをユニット化して画像形
    成装置本体に対し着脱自在なカートリッジを構成する、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも2個の前記帯電装置は、前記
    画像形成装置本体内で、かつ前記カートリッジの外部に
    配設する、 ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1個の前記帯電装置は、帯電
    促進粒子が収納された容器と、前記像担持体表面に当接
    された帯電ローラと、前記帯電ローラに前記帯電促進粒
    子を塗布する塗布手段と、を有する、 ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記容器と前記帯電ローラと前記塗布手
    段とが着脱自在な帯電カートリッジを構成するととも
    に、前記帯電カートリッジは、付勢手段によって前記像
    担持体に向けて付勢され、表面に前記帯電促進粒子が塗
    布された前記帯電ローラを前記像担持体表面に当接させ
    る、 ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009042445A (ja) * 2007-08-08 2009-02-26 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及びこれに用いられるプロセスカートリッジ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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