JP2003251811A - インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法 - Google Patents

インクジェットプリンタヘッド及びその製造方法

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JP2003251811A
JP2003251811A JP2002060249A JP2002060249A JP2003251811A JP 2003251811 A JP2003251811 A JP 2003251811A JP 2002060249 A JP2002060249 A JP 2002060249A JP 2002060249 A JP2002060249 A JP 2002060249A JP 2003251811 A JP2003251811 A JP 2003251811A
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nozzle plate
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nozzle
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Atsushi Ito
敦 伊藤
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヘッドユニット6におけるノズルプレート1
1の外周に、当該ノズルプレート11の表面より外側に
バリ・カエリ58が突出しないようにする。 【解決手段】 ヘッドユニット6のうちマニホールドプ
レート、スペーサプレート及びベースプレートの積層体
からなる流路構成体の表面に、ノズル11aが列状に形
成されたノズルプレート11を接着固定するに際して、
素材プレート60に、予めノズルプレート11の外周形
状通りに凹溝56を形成し、該凹溝56の底部に沿って
レーザ加工により切り離して段部57を形成すると、該
段部57の底縁にバリ・カエリ58が突出するが、この
バリ・カエリ58の先端はノズルプレート11の表面よ
り外に突出しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧電式等のインク
ジェットプリンタヘッド及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】先行技術のオンディマンド型の圧電式等
のインクジェットプリンタヘッドにおいて、印字方向に
対してノズル列を直交方向に配置したインクジェットヘ
ッドユニット(以下単にヘッドユニットという)は、前
面に複数個の列状のノズルを備えたノズルプレートと、
該ノズルに連通する圧力室を有したインクの流路構成体
とを備え、その背面側に配置した圧電アクチュエータに
より、前記各圧力室に収容したインクに選択的に圧力を
付与して前記ノズルからインク吐出させるように構成さ
れていた。
【0003】ところで、インクジェットプリンタヘッド
の印字精度を高めるため、複数のノズルからなるノズル
列の間隔や各ノズルの孔径を精密に作成しなければなら
ず、そのために複数枚のノズルプレートを切り取る(採
取する)ことができる面積を有するポリイミド等の合成
樹脂製の素材プレートに、予め、所定の間隔で、且つ所
定の直径のノズルを穿設したのち、前記素材プレートを
各ノズルプレートの外形通りに切り取る(裁断する)こ
とにより、ノズルを精密に形成したノズルプレートを別
途製作し、このノズルプレートをインクの流路構成体に
接着剤にて貼り付けるようしている。
【0004】他方、この種のプリンタ装置には、インク
ジェットプリンタヘッドにおけるインク流路内に溜まっ
た気泡を除去したり、長期間の不使用によりノズル部が
詰まるので、そのインク詰まりを解消するためのパージ
装置が設けられており、さらに、ノズルやその近傍に付
着したインク滓や塵を除去するため、前記パージ装置に
隣接させてワイパ部材が配置されている。このワイパ部
材はへら状に形成されており、キャリッジの移動に伴っ
て、ノズル開口面を拭くものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ノズル
プレートの外形切断に際して、プレス加工やレーザ加工
を実行すると、切断縁には、プレートの板厚さ方向に突
出するようにバリやカエリが発生する。また、レーザ光
の照射側には、その照射時の熱により、合成樹脂材(素
材プレート)が炭化した滓が盛り上がるようなバリが発
生するのが通常であり、このバリやカエリがノズルプレ
ートにおけるノズルからのインク吐出方向に突出してい
るときには、前記ノズル開口面を拭く場合に、前記ワイ
パ部材の払拭部が前記バリやカエリに引っ掛かり、当該
ワイパ部材が振動する等して、ノズル開口面を綺麗に清
掃できなくなったり、前記炭化したバリがワイパ部材に
て剥がされて、ノズルの孔に嵌まり、ノズル詰まりが発
生するという問題があった。
【0006】他方、前記バリやカエリがインクの流路構
成体の表面方向(接着面側)に突出していると、ノズル
プレートとインクの流路構成体とを接着剤を介して密着
固定させようとしても、前記バリやカエリが邪魔にな
り、接着剤面に隙間が発生し、その隙間にインクが漏出
する事故が起こるという問題があった。これらの不都合
を解消するには、ノズルプレートを素材プレートから切
り離す加工の後に、前記バリやカエリを除去する工程を
付加しなけれぱならず、手間が掛かり、製造コストが高
くなるという問題があった。
【0007】本発明は、前記従来の問題点を解決すべく
なされたものであり、ノズルプレートの外形の形成用の
加工時に、バリやカエリが発生しても、これらバリやカ
エリがノズルプレートの表面から突出しないように工夫
したインクジェットプリンタヘッド及びその製造方法を
提供することを技術的課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記技術的課題を達成す
るため、請求項1に記載の発明のインクジェットプリン
タヘッドは、前面に列状に配置された複数個のノズルを
備えたノズルプレートと、該各ノズルに連通する圧力室
を有した流路構成体とを備え、前記圧力室内に収容した
インクに選択的に圧力を付与して前記ノズルからインク
を吐出させるインクジェットプリンタヘッドにおいて、
前記ノズルプレートの表裏両面のうち少なくともインク
吐出側の面から吐出方向と反対側に向けて凹んだ段部を
そのノズルプレートの外周に沿って設けたことを特徴と
するものである。
【0009】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のインクジェットプリンタヘッドにおいて、前
記段部は、ノズルプレートの外周部を薄くするように、
表裏両面に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0010】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のインクジェットプリンタヘッドにおい
て、前記ノズルプレートは合成樹脂材であることを特徴
とするものである。
【0011】請求項4に記載の発明のインクジェットプ
リンタヘッドの製造方法は、前面に列状に配置された複
数個のノズルを備えたノズルプレートと、該各ノズルに
連通する圧力室を有した流路構成体とを備え、前記圧力
室内に収容したインクに選択的に圧力を付与して前記ノ
ズルからインクを吐出させるインクジェットプリンタヘ
ッドにおいて、素材プレートの表裏両面のうち少なくと
もインク吐出側の面には、前記ノズルプレートの外周形
状に沿って凹溝を形成し、次いで、前記凹溝内に沿って
前記ノズルプレートの外周を切り取り、前記ノズルプレ
ートを前記流路構成体に接着することを特徴とするもの
である。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法において、
前記凹溝は、素材プレートの表裏両面に対向して形成さ
れるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
について説明する。図1は本発明のインクジェット記録
装置としての実施形態の1つであるカラーインクジェッ
トプリンタをを示す斜視図、図2はノズル側を上にした
状態の圧電式のインクジェットプリンタヘッドの斜視
図、図3及び図4は分解斜視図、図5はヘッドユニット
とヘッドホルダとの接着・固定状態を示す側断面図、図
6はヘッドユニットの分解斜視図、図7はキャビティユ
ニットの要素の分解斜視図、図9はヘッドユニットの拡
大断面図、図10及び図11は素材プレートからノズル
プレートを切り取る場合の斜視図、図12(a)は隣接
するノズルプレート間の凹溝の拡大断面図、図12
(b)は切り離されたノズルプレートの外周部の拡大断
面図である。
【0014】本発明に係るカラーインクジェットプリン
タ100は、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブ
ラックの4色のカラーインクがそれぞれ充填されたイン
クカートリッジ61と、用紙(被記録媒体)62に印字
するためのインクジェットヘッドユニット(以下単にヘ
ッドユニットという)6を備えたインクジェットプリン
タヘッド63と、前記インクカートリッジ61とインク
ジェットプリンタヘッド63が搭載されるキャリッジ6
4と、このキャリッジ64を前記用紙62の搬送方向と
直交する方向に往復移動させる駆動ユニット65、キャ
リッジ64の往復移動方向に延び、前記ヘッドユニット
6と対向配置されたプラテンローラ66と、パージ装置
67とを備えている。
【0015】駆動ユニット65は、キャリッジ64の下
端部に配置され、プラテンローラ66と平行に延びるキ
ャリッジ軸71と、キャリッジ64の上端部に配置され
てキャリッジ軸71と平行に延びるガイド板72と、キ
ャリッジ軸71とガイド板72との間にあって、キャリ
ッジ軸71の両端部に配置される2つのプーリ73、7
4とこの両プーリ73、74に巻き掛けしたタイミング
ベルト75とからなる。
【0016】モータ76の駆動に従って回転する一方の
プーリ73からの駆動力によりタイミングベルト75に
接合されているキャリッジ64が前記キャリッジ軸71
とガイド板72に支持されて直線往復移動できる。
【0017】図示しない給紙部から矢印方向に搬送され
る用紙62は前記プラテンローラ66とヘッドユニット
6との間に導入されて、後述するようにヘッドユニット
6から吐出されるインクにより所定の印字がなされ、そ
の後排紙される。
【0018】パージ装置67はプラテンローラ66の側
方に設けられ、プリンタヘッド63がリセット位置にあ
る時に、ヘッドユニット6に対向するように配置されて
いる。このパージ装置67は、ヘッドユニット6の後述
する複数のノズル11aを覆うように当該ノズルの開口
面に対して当接するパージキャップ81と、ポンプ82
及びカム83と、インク貯留部84とを備えている。プ
リンタヘッド63がリセット位置にあるときに、ヘッド
ユニット6の内部に溜まる気泡等を含んだ不良インク
を、カム83の駆動によりポンプ82によって吸引する
ことにより、ヘッドユニット6の回復を図るようにして
いる。なお、吸引された不良インクはインク貯留部84
に貯められる。
【0019】パージ装置67におけるプラテンローラ6
6側の位置には、パージ装置67に隣接してワイパ部材
86が配置されている。このワイパ部材86はゴム状材
料をへら状に形成されており、キャリッジ64の移動に
伴って、ヘッドユニット6のノズル開口面を拭くもので
ある。ノズル開口面を拭く場合に、ワイパ部材86は上
方に突出され、ノズル開口面を拭かない場合には下方に
後退している。
【0020】キャップ85は、インクの乾燥を防止する
ため、印字が終了するとリセット位置に戻されるキャリ
ッジ64に搭載されたヘッドユニット6の複数のノズル
11aを覆うものである。
【0021】インクジェットプリンタヘッド63は、図
2及び図 3に示すように、ヘッドホルダ1と、その底板
5の下面側に並設した2つのヘッドユニット6、6と、
その各ヘッドユニット6の表面のノズル列が露出するよ
うにした開口窓44a、44aが下板44bに設けられ
て、ヘッドユニット6、6の表面及び前記ヘッドホルダ
1に固定した箱状の保護カバー44とにより構成されて
いる。
【0022】ヘッドホルダ1は、図2〜図5に示すよう
に、ポリプロエチレン、ポリプロピレン等の合成樹脂材
の射出形成品で、上面開放状(図 3参照)の略箱状に形
成されている。この開放部には、その上方からインク供
給源としての4つのインクカートリッジ61を着脱自在
に装着できる搭載部3を有し、該搭載部3の一側部位に
は、前記各インクカートリッジ61のインク放出部(図
示せず)に接続できるインク供給通路4a,4b,4
c,4dがヘッドホルダ1の底板5の下面まで連通する
ように穿設されている(図3参照)。なお、各インク供
給通路4a,4b,4c,4dの外周には、各インクカ
ートリッジ61をインク放出部と密接できるようにした
ゴム製のパッキン(図示せず)が配置されている。
【0023】前記底板5はヘッドユニット6を配設する
ためのものであり、ヘッドホルダ1の下面(図4にて上
面側)から1段突出するようにして水平状に形成されて
いる。この底板5の下面側には、後に詳述するヘッドユ
ニット6を2つ並列させて支持するための2つの支持部
8、8が形成されている。該各支持部8には、ヘッドユ
ニット6をUV接着剤7にて固定するための複数の接着
剤流し込み孔9a,9bが搭載部3側へ貫通するように
形成されている。この複数の接着剤流し込み孔9a,9
bは1つのヘッドユニット6に対してその長辺部を適宜
間隔にて固定する箇所に形成されている。実施形態で
は、2つの支持部8、8の一辺(長辺)が隣接する箇所
の接着剤流し込み孔9aは、並設する2つのヘッドユニ
ット6、6の裏面に跨がるように広幅に形成されてい
る。
【0024】前記各支持部8の一側部位には、図4に示
すように、前記各インク供給通路4a,4b,4c,4
dに連通する開口部50が設けられている。その各開口
部50毎の外周を囲繞するように略環状の嵌合溝46が
凹み形成されている。そして、前記各嵌合溝46に、軟
質のゴム製等のシール性の良好なリング状のパッキン4
7が嵌合されている。
【0025】各ヘッドユニット6が前記底板5の下面に
対して後述するようにUV接着剤7にて固定された場合
に、前記パッキン47の先端がヘッドユニット6おける
インク供給口19a(図6及び図7参照)の外周に押圧
され、インク供給口19aとの当接箇所が密閉されてイ
ンク漏れを防止できるものである。
【0026】次に、ヘッドユニット6及びその各構成部
品の詳細について説明する。ヘッドユニット6は、図7
〜図9に示すように、複数枚の金属板製の積層型のキャ
ビティユニット10と、該キャビティユニット10に対
してインク非浸透性の接着剤または接着シート41(図
9参照)を介して接着・積層されるプレート型の圧電ア
クチュエータ20と、その上面に外部機器との電気的接
続のために重ね接合されたフレキシブルフラットケーブ
ル40とにより構成されている。
【0027】また、ヘッドユニット6の裏面側であっ
て、最上層のベースプレート14の一端部に穿設された
インク供給口19aの上面には、その上方のインクカー
トリッジ61から供給されるインク中の塵除去のための
フィルタ29が予め接着剤にて固定されている(図6及
び図7参照)。キャビティユニット10をヘッドホルダ
1に組み付けたとき、インク供給口19aはその周囲を
前記パッキン47に押圧する。
【0028】前記キャビティユニット10は、図8及び
図9に示すように構成されている。すなわち、複数のノ
ズルが列状に備えられたノズルプレート11と、これに
対するインク流路を備えた流路構成体としての二枚のマ
ニホールドプレート12、スペーサプレート13及びベ
ースプレート14の5枚の薄い金属板をそれぞれ接着剤
にて重ね接合した構造であり、実施形態では、流路構成
体としての各プレート12、12、13、14は、42
%ニッケル合金鋼板製で、50μm〜150μm程度の
厚さを有する。ノズルプレート11は、ポリイミド製等
の合成樹脂製であり、板厚さは50μm〜100μm程
度の厚さを有する。
【0029】前記下側のマニホールドプレート12には
ノズルプレート11が接着され、ノズル11aに連通す
る多数の貫通路17が、上下両マニホールドプレート1
2、12及びスペーサプレート13の各々の第1の方向
(長辺方向)に沿って2列の千鳥配列状に一定ピッチで
設けられている。そして、前記二枚のマニホールドプレ
ート12には、インク通路12a、12bが、前記貫通
孔17の列の両側に沿って延びるように穿設されてい
る。但し、下側のマニホールドプレート12におけるイ
ンク通路12bは、当該マニホールドプレート12の上
側にのみ開放するように凹み形成されている(図8及び
図9参照)。このインク通路12a、12bは、上側の
マニホールドプレート12に対する前記スペーサプレー
ト13の積層により密閉される構造になっている。
【0030】また、前記ベースプレート14には、その
長辺(前記第1の方向)に沿う中心線に対して直交する
第2の方向(短辺方向)に延びる細幅の圧力室16の多
数個が穿設されている。そして、前記中心線を挟んで左
右両側にて平行状の長手基準線14a、14bを設定す
ると、前記中心線より左側の圧力室16の先端16aは
前記右側の長手基準線14a上に位置し、逆に前記長手
中心線より右側の圧力室16の先端16aは左側の長手
基準線14b上に位置し、且つこの左右の圧力室16の
先端16aが交互に配置されているので、左右両側の圧
力室16は一つおきに互いに逆方向に延びるように交互
に配置されていることになる。
【0031】この各圧力室16の先端16aは、ノズル
プレート11に前記第1の方向に千鳥状配列にて穿設さ
れているノズル11aに、前記スペーサプレート13及
び両マニホールドプレート12に同じく千鳥状配列にて
穿設されている貫通路17、17、17を介して連通し
ている。一方、前記各圧力室16の他端16bは、前記
スペーサプレート13における左右両側部位に穿設され
た貫通孔18を介して、前記両マニホールドプレート1
2におけるインク通路12a、12bに連通している。
前記各圧力室16の他端16bは、図8、図9に示すよ
うに、ベースプレート14の下面側にのみ開口するよう
に凹み形成されているものである。
【0032】これにより、前記前記ベースプレート14
及びスペーサプレート13の一端部に穿設のインク供給
口19a,19bから前記インク通路12a、12b内
に流入したインクは、このインク通路12aから前記各
貫通孔18を通って前記各圧力室16内に分配されたの
ち、この各圧力室16内から前記貫通路17、17、1
7を通って、当該圧力室16に対応するノズル11aに
至るという構成になっている(図8及び図9参照)。
【0033】次に、ノズルプレート11の構成について
説明すると、図10または図11に示すように、ポリイ
ミドなどの合成樹脂製の素材プレート60に、各ノズル
プレート11の外周縁に対応させて凹溝56を形成す
る。凹溝56は、素材プレート60の表裏両面に対向し
て形成することが好ましいが、片面であるときには、ノ
ズル11aからインクが吐出する面(前記流路構成体に
対する接着面と反対側、図12において上側)である。
各凹溝56は、エキシマレーザ、Nd:YAGレーザ、
炭酸ガスレーザ等によるレーザ加工やプラズマ加工にて
形成する。各凹溝56の幅寸法は10〜20μm、深さ
寸法3〜7μm程度とする(図12(a)参照)。ま
た、ノズルプレート11の外形形状の内径部の所定位置
には前記したノズル11aを同じくレーザ加工にて穿設
するのである(図12(a)において、インク吐出方向
は上側である)。
【0034】その後、前記素材プレート60からノズル
プレート11を1枚ずつに切り離すべく、凹溝56の底
部に沿ってより細い径のレーザ光の照射により素材プレ
ート60を切断すると、ノズルプレート11の外周が切
り離されて、図12(b)に示すごとく、ノズルプレー
ト11の表裏両面の外周には段部57が形成される。そ
の段部57の底縁(外周側縁)には、前記レーザ加工に
よるカーボンの滓が体積したバリ・カエリ58ができる
が、その高さ寸法は段部57の高さ寸法より低く、ノズ
ルプレート11の表裏両面より外には、バリ・カエリ5
8が突出しないものである。従って、このノズルプレー
ト11の片面を流路構成体の外面である、マニホールド
プレート12に接着剤にて接着固定しても、その接着剤
面に、前記バリ・カエリ58が突出せず、隙間が発生し
ない。また、ノズルプレート11のインク吐出側にも、
当該ノズルプレート11の表面より上にバリ・カエリ5
8が突出しないから、インク払拭用のワイパー部材が引
っかかる等の不都合がなくなるである。なお、図12
(a)及び図12(b)の実施形態では、ノズルプレー
ト11の表裏両面側に凹溝56(段部57)を形成させ
たが、ノズルプレート11のインク吐出側にのみ凹溝5
6(段部57)を形成させも良い。
【0035】一方、前記圧電アクチュエータ20は、特
開2001−246744号公報に記載したものと同様
の構成であって、複数枚の圧電シート21を積層した構
造で、前記各圧電シート21のうち最下段の圧電シート
21とそれから上方へ数えて奇数番目の圧電シート21
の上面(広幅面)には、前記キャビティユニット10に
おける各圧力室16の箇所ごとに細幅の個別電極(図示
せず)が印刷形成されている。下から偶数段目の圧電シ
ート21の上面(広幅面)には、複数個の圧力室16に
対して共通のコモン電極(図示せず)が同じく印刷形成
されている。その場合、前記各個別電極及びコモン電極
の端面が各圧電シート21の長辺側の側縁に露出されて
いる。
【0036】他方、前記最上段のトップシート23の上
面には、図6に示すように、その長辺の端縁部に沿っ
て、前記各個別電極の各々に対して電気的に接続するた
めの表面電極30と、前記コモン電極に対して電気的に
接続するための表面電極31とがそれぞれ印刷形成され
ている。
【0037】そして、この圧電アクチュエータ20にお
ける圧電シート21の上下方向の同じ位置の個別電極の
露出部同士を、トップシート23における表面電極30
に電気的に接続するように接続用の側面電極を塗布す
る。同様にして、前記圧電シート21のコモン電極の露
出部同士を、トップシート23における表面電極31に
電気的に接続するように接続用の側面電極を塗布するの
である。
【0038】そして、このような構成のプレート型の圧
電アクチュエータ20は、前記キャビティユニット10
に対して、当該圧電アクチュエータ20における各個別
電極が前記キャビティユニット10における各圧力室1
6の各々に対応するように積層固定される。また、この
圧電アクチュエータ20における上側の表面には、前記
フレキシブルフラットケーブル40が重ね接合されるこ
とにより、このフレキシブルフラットケーブル40にお
ける各種の配線パターン(図示せず)が、前記各表面電
極30、31に電気的に接合される(図6参照)。
【0039】この構成において、前記圧電アクチュエー
タ20における各個別電極のうち任意の個別電極と、コ
モン電極との間に電圧を印加することにより、圧電シー
ト21のうち前記電圧を印加した個別電極に対応した部
分に圧電による積層方向の歪みが発生するという圧電素
子の活性部となる。この活性部歪みにて前記各個別電極
に対応する圧力室16の内容積が縮小されることによ
り、この圧力室16内のインクが、ノズル11aから液
滴状に噴出して、所定の印字が行われる。
【0040】次に、ヘッドユニット6をヘッドホルダ1
に対して強固に固定する方法について説明する。この固
定に使用する接着剤は、光硬化型接着剤、例えば、紫外
線の照射にて速硬化性を有する接着剤としての変性アク
リル樹脂系接着剤等の粘性のあるUV接着剤7である。
図5に示すように、2つの並設させるヘッドユニット
6、6と保護カバー44とを、UV接着剤7にてヘッド
ホルダ1の底板5に対して同時に固定するか、もしく
は、保護カバー44は後に固定するようにしても良い。
【0041】ヘッドユニット6をヘッドホルダ1に固定
する方法については、例えばノズルプレート11のノズ
ル11aの列の延長方向に隔てられた2つの位置決め孔
54a、54aを予め形成しておく(図7参照)。
【0042】平坦な治具の上面に保護カバー44の下板
44bをセットし、さらに、2個のノズルプレート11
が保護カバー44の下板44bに穿設された開口窓44
a、44aから露出するように配置すると共に、前記各
ノズルプレート11における位置決め孔54a、54a
を前記治具の上面に突設した位置決めピン(図示せず)
に嵌め入れる。この場合、保護カバー44の下板44b
の厚さはノズルプレート11よりもわずかに厚いことが
望ましい。
【0043】このようにして、両ヘッドユニット6、6
におけるノズル11aの列の間隔が一定で且つ平行状と
なるようにセットする。それらの上に、ヘッドホルダ1
を被せ、ヘッドユニット6、6を支持部8、8の所定位
置に対応させてから、底板5の上面、すなわち搭載部3
側から接着剤流し込み孔9a,9bにUV接着剤7を流
し込み、その後直ちに前記底板5の上面から接着剤流し
込み孔9a,9bの内部方向に紫外線を照射してUV接
着剤7を急速に硬化させ、2個のヘッドユニット6、6
の位置を一度に固定するのである。
【0044】なお、各ヘッドユニット6との前面と保護
カバー44の下板44bの裏面とを図示しない接着剤に
て予め接着固定しておいても良いし、保護カバー44の
みを後に接着・固定しても良い。また、前記箱状の保護
カバー44の四周の内面とヘッドホルダ1の底板5の段
部との間等には、図5に示すように、シリコーン等のシ
ール剤55a、55bを注入してシールし、印刷時や、
前記ワイパ部材86によるワイプ時のインクがヘッドユ
ニット6と保護カバー44との隙間に侵入するのを防止
する。
【0045】なお、例えば、平面視矩形状のヘッドユニ
ット6の四隅近傍に前記流し込み孔9a,9bを配置す
ることにより、UV接着剤7の固化時に、当該接着剤の
収縮歪みに伴うヘッドユニット6の位置ずれを極力少な
くすることができる。並列させたヘッドユニット6、6
の隣接する辺に跨がって流し込み孔9aが広幅で形成さ
れていると、1箇所の流し込み孔9aにUV接着剤7を
充填し、紫外線照射で、2つのユニット6、6を一度に
固化でき、作業時間の短縮及び製造効率の大幅向上に寄
与できる。
【0046】前記の並列すべきヘッドユニット6の個数
は1〜4と任意に構成することができ、ヘッドユニット
6におけるキャビティユニット10は金属材料の他、セ
ラミックス材であっても良い。さらに、本発明のインク
ジェットプリンタの駆動手段は、上記のプレート状の圧
電アクチュエータ20に代えて他の形式であっても良い
し、静電気により、圧力室の背面を覆う振動板を振動さ
せてインクをノズル11aから吐出させる構成であって
も良い。
【0047】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、請求項1
に記載の発明は、前面に列状に配置された複数個のノズ
ルを備えたノズルプレートと、該各ノズルに連通する圧
力室を有した流路構成体とを備え、前記圧力室内に収容
したインクに選択的に圧力を付与して前記ノズルからイ
ンクを吐出させるインクジェットプリンタヘッドにおい
て、前記ノズルプレートの表裏両面のうち少なくともイ
ンク吐出側の面から吐出方向と反対側に向けて凹んだ段
部をそのノズルプレートの外周に沿って設けたことを特
徴とするものである。このように、ノズルプレートの外
周縁には板厚方向であって、且つノズルからのインク吐
出方向と逆方向に凹んだ段部が形成されているから、こ
の段部の底側でプレートを切断加工する時にバリ・カエ
リが発生しても、当該バリ・カエリがノズルプレートの
表面(広幅面)よりも上に突出しないから、後にノズル
プレートの清掃のためにワイパーにて払拭しても、ワイ
パーの払拭部がバリ・カエリに引っ掛かったり、バリ・
カエリが剥がれて、ノズルの孔に嵌まって吐出不良を起
こすという不都合をなくすることができる。
【0048】そして、請求項2に記載の発明は、請求項
1に記載のインクジェットプリンタヘッドにおいて、前
記段部は、ノズルプレートの外周部を薄くするように、
表裏両面に形成されていることを特徴とするものであ
る。このように段部をノズルプレートの表裏両面に形成
すれば、ノズルプレートの背面を流路構成体に接着剤を
介して接着・固定した場合にも、接着面に隙間が発生せ
ず、インク漏れをなくすことができる。
【0049】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または2に記載のインクジェットプリンタヘッドにおい
て、前記ノズルプレートは合成樹脂材であることを特徴
とするものであるから、前記外周縁の段部形成のための
加工作業が容易となるという効果を奏する。
【0050】請求項4に記載の発明のインクジェットプ
リンタヘッドの製造方法は、前面に列状に配置された複
数個のノズルを備えたノズルプレートと、該各ノズルに
連通する圧力室を有した流路構成体とを備え、前記圧力
室内に収容したインクに選択的に圧力を付与して前記ノ
ズルからインクを吐出させるインクジェットプリンタヘ
ッドにおいて、素材プレートの表裏両面のうち少なくと
もインク吐出側の面には、前記ノズルプレートの外周形
状に沿って凹溝を形成し、次いで、前記凹溝内に沿って
前記ノズルプレートの外周を切り取り、前記ノズルプレ
ートを前記流路構成体に接着することを特徴とするもの
である。このような製法であれば、ノズルプレートのみ
を流路構成体とは別の工程で別々に作成し、流路構成体
のインク流路に対応させてノズルプレートを接着すれば
よく、ノズルプレートの接着後にノズルからインクが吐
出する側には、当該ノズルプレートの広幅面より外にバ
リ・カエリが突出しないから、後にノズルプレートの清
掃のためにワイパーにて払拭しても、ワイパーの払拭部
がバリ・カエリに引っ掛かったり、バリ・カエリが剥が
れて、ノズルの孔に嵌まって吐出不良を起こすという不
都合をなくすることができる。
【0051】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
のインクジェットプリンタヘッドの製造方法において、
前記凹溝は、素材プレートの表裏両面に対向して形成し
た場合は、ノズルプレートと流路構成体との接着面に隙
間が発生しないから、インク漏れが生じないという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用するインクジェットプリンタの
斜視図である。
【図2】 インクジェットプリンタヘッドのノズル側を
上にした斜視図である。
【図3】 インクジェットプリンタヘッドの部品の分解
斜視図である。
【図4】 ヘッドホルダの上方から見たインクジェット
プリンタヘッドの部品の分解斜視図である。
【図5】 要部側断面図である。
【図6】 ヘッドユニットの分解斜視図である。
【図7】 キャビティユニットの各部品の斜視図であ
る。
【図8】 キャビティユニットの部分拡大斜視図であ
る。
【図9】 ヘッドユニットの拡大側断面図である。
【図10】 素材プレートから複数枚のノズルプレート
を切り取る場合の第1実施形態の斜視図である。
【図11】 素材プレートから複数枚のノズルプレート
を切り取る場合の第2実施形態の斜視図である。
【図12】(a)は図11のXIIa−XIIa線矢視拡大断面
図、(b)はノズルプレートに切り離した状態の拡大断
面図である。
【符号の説明】
1 ヘッドホルダ 5 底板 6 ヘッドユニット 7 UV接着剤 10 キャビティユニット 11 ノズルプレート 11a ノズル 12 マニホールドプレート 13 スペーサプレート 14 ベースプレート 20 圧電アクチュエータ 40 フレキシブルケーブル 56 凹溝 57 段部 58 バリ・カエリ 60 素材プレート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に列状に配置された複数個のノズル
    を備えたノズルプレートと、該各ノズルに連通する圧力
    室を有した流路構成体とを備え、前記圧力室内に収容し
    たインクに選択的に圧力を付与して前記ノズルからイン
    クを吐出させるインクジェットプリンタヘッドにおい
    て、 前記ノズルプレートの表裏両面のうち少なくともインク
    吐出側の面から吐出方向と反対側に向けて凹んだ段部を
    そのノズルプレートの外周に沿って設けたことを特徴と
    するインクジェットプリンタヘッド。
  2. 【請求項2】 前記段部は、ノズルプレートの外周部を
    薄くするように、表裏両面に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載のインクジェットプリンタヘッ
    ド。
  3. 【請求項3】 前記ノズルプレートは合成樹脂材である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェ
    ットプリンタヘッド。
  4. 【請求項4】 前面に列状に配置された複数個のノズル
    を備えたノズルプレートと、該各ノズルに連通する圧力
    室を有した流路構成体とを備え、前記圧力室内に収容し
    たインクに選択的に圧力を付与して前記ノズルからイン
    クを吐出させるインクジェットプリンタヘッドにおい
    て、 素材プレートの表裏両面のうち少なくともインク吐出側
    の面には、前記ノズルプレートの外周形状に沿って凹溝
    を形成し、 次いで、前記凹溝内に沿って前記ノズルプレートの外周
    を切り取り、前記ノズルプレートを前記流路構成体に接
    着することを特徴とするインクジェットプリンタヘッド
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記凹溝は、素材プレートの表裏両面に
    対向して形成されることを特徴とする請求項4に記載の
    インクジェットプリンタヘッドの製造方法。
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