JP2003250775A - Mri装置およびmra撮影方法 - Google Patents

Mri装置およびmra撮影方法

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JP2003250775A
JP2003250775A JP2002048533A JP2002048533A JP2003250775A JP 2003250775 A JP2003250775 A JP 2003250775A JP 2002048533 A JP2002048533 A JP 2002048533A JP 2002048533 A JP2002048533 A JP 2002048533A JP 2003250775 A JP2003250775 A JP 2003250775A
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pulse
slab
mri apparatus
blood flow
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JP2002048533A
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Mitsuharu Miyoshi
光晴 三好
Susumu Kosugi
進 小杉
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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    • G01R33/44Arrangements or instruments for measuring magnetic variables involving magnetic resonance using nuclear magnetic resonance [NMR]
    • G01R33/48NMR imaging systems
    • G01R33/54Signal processing systems, e.g. using pulse sequences ; Generation or control of pulse sequences; Operator console
    • G01R33/56Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution
    • G01R33/563Image enhancement or correction, e.g. subtraction or averaging techniques, e.g. improvement of signal-to-noise ratio and resolution of moving material, e.g. flow contrast angiography
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Abstract

(57)【要約】 【課題】信号強度の減衰による画質の低下を抑制する。
撮影領域内に高速の血流と低速の血流が混在する場合で
も血流を良好に描出する。 【解決手段】撮影領域Aを複数の隣接するスラブS1〜
S6に分け、各スラブS1〜S6内でフリップ角αが厚
さ方向に対し変化し且つスラブS1〜S6ごとに平均フ
リップ角が異なるフリップ角プロファイルP1を持つR
Fパルスを送信してNMR信号を収集し、そのNMR信
号に基づいて血流イメージングを行う。 【効果】各スラブを薄くすることで、スラブ内に血流が
滞留する時間を短縮し、信号強度の減衰による画質の低
下を抑制する。血流状態の変化に応じてスラブごとのフ
リップ角を異ならせることで、速度の異なる血流に対す
る描出能力を全体的に向上しうる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MRI(Magnetic
Resonance Imaging)装置およびMRA(Magnetic Res
onance Angiography)撮影方法に関し、さらに詳しく
は、信号強度の減衰による画質の低下を抑制できると共
に撮影領域内に高速の血流と低速の血流が混在する場合
でも血流を良好に描出できるMRI装置およびMRA撮
影方法に関する。
【0002】
【従来の技術】血流を描出する従来のMRA撮影技術の
一例として、TOF(Time Of Flight)法が公知であ
る。一般に、TOF法では、厚板状のスラブに流入した
RF(Radio Frequency)パルスにより飽和されていな
い非飽和の血流からのNMR(Nuclear MagneticReso
nance)信号が、RFパルスにより飽和されている周辺
組織に対応するNMR信号よりも強くなるインフロー
(in-flow)効果を利用することで、血流を白く描出す
る。TOF法によるMRA撮影の具体例を、次に概説す
る。
【0003】従来例1.図8は、被検体の頭部Hの血流
を撮影するときの撮影領域AとスラブS’とフリップ角
(flip angle)αの関係を示す説明図である。撮影領域
Aの厚さLは、例えば15cmである。スラブS’は、
撮影領域Aと等厚である。フリップ角プロファイルP6
1に示すように、フリップ角αは、スラブS’の厚さ方
向Zに対し一定値αvである。主として高速の血流を撮
影したい場合にはフリップ角αvを小さく設定し(例え
ば20°)、主として低速の血流を撮影したい場合には
フリップ角αvを大きく設定する(例えば40°)。
【0004】従来例2.図9は、特開平5−15413
2号公報に開示されているフリップ角プロファイルP7
1を示す説明図である。このフリップ角プロファイルP
71では、フリップ角αを、厚さ方向Zの位置に応じて
変化させている。すなわち、血流が速い頸部側のフリッ
プ角αsを小さくし、血流が遅い頭頂部側のフリップ角
αeを大きくし、直線的にフリップ角αを変化させてい
る。
【0005】従来例3.図10は、さらに別のフリップ
角プロファイルP81を示す説明図である。このフリッ
プ角プロファイルP81では、撮影領域Aの厚さLより
小さい厚さτを持つ複数のスラブSa〜Sfに分けてい
る。厚さτは、例えば2.5cmである。フリップ角α
は、厚さ方向Zに対し一定値αvである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図8を参照して説明し
た従来のMRA撮影方法では、撮影領域を一つのスラブ
S’とするため撮影時間を短縮できるが、撮影領域Aの
全域を一定のフリップ角αvとするため撮影領域A内に
高速の血流と低速の血流が混在する場合に血流全体を良
好に描出することが難しい問題点がある。
【0007】一方、図9を参照して説明した従来のMR
A撮影方法では、撮影領域を一つのスラブS’とするた
め撮影時間を短縮できるが、スラブS’内での血流滞留
時間が長いため末梢部の信号強度が減衰してしまい画質
が低下する問題点がある。
【0008】さらに、図10を参照して説明した従来の
MRA撮影方法では、撮影領域を複数の薄いスラブSa
〜Sfに分けるため血流が個々のスラブSa〜Sf内に
滞留する時間が短縮されて信号強度の減衰による画質の
低下を抑制できるが、撮影領域Aの全域を一定のフリッ
プ角αvとするため撮影領域A内に高速の血流と低速の
血流が混在する場合に血流全体を良好に描出することが
難しい問題点がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、信号強度の減衰
による画質の低下を抑制できると共に撮影領域内に高速
の血流と低速の血流が混在する場合でも血流を良好に描
出できるMRI装置およびMRA撮影方法を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の観点では、本発明
は、静磁場を形成する静磁場形成手段と、勾配磁場を形
成する勾配磁場形成手段と、撮影領域を複数の隣接する
スラブに分け各スラブ内でフリップ角が厚さ方向に対し
変化し且つスラブごとに平均フリップ角が異なるフリッ
プ角プロファイルを持つRFパルスを送信するRFパル
ス送信手段と、被検体からのNMR信号を受信するNM
R信号受信手段と、前記NMR信号に基づいて血流イメ
ージングを行う血流イメージング手段とを具備したこと
を特徴とするMRI装置を提供する。上記第1の観点に
よるMRI装置では、撮影領域を薄いスラブに細分する
ことで、各スラブに血流が滞留する時間を短縮可能とな
り、信号強度の減衰を抑制でき、画質を向上できる。ま
た、各スラブ内でフリップ角を変化させ、更にスラブご
とに平均フリップ角を異ならせるので、血流の状態の局
所的な変化に適合したフリップ角で各スラブを励起する
ことが可能となり、撮影領域内に高速の血流と低速の血
流が混在する場合でも撮影領域全体を良好に描出できる
ようになる。
【0011】第2の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記RFパルス送信手段が分けるス
ラブの総数は、3以上100以下であることを特徴とす
るMRI装置を提供する。上記第2の観点によるMRI
装置では、スラブの総数の下限を“3”としたので、撮
影領域を1つのスラブとする場合に比べて血流滞留時間
を1/3以下に短縮できる。また、スラブの総数の上限
を“100”としたので、全体の撮影時間が極端に長く
なる不都合を防止できる。
【0012】第3の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記RFパルス送信手段は、前記フ
リップ角を直線的に変化させるランプドRFパルスを送
信することを特徴とするMRI装置を提供する。上記第
3の観点によるMRI装置では、ランプド(ramped)R
Fパルスを用いてフリップ角を直線的に変化させるの
で、比較的簡単な処理でRFパルスを生成,送信でき
る。
【0013】第4の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記撮影領域の両端または前記スラ
ブの両端のフリップ角を指定するフリップ角指定手段を
具備してなり、前記RFパルス送信手段は、一端のフリ
ップ角から他端のフリップ角まで直線的に変化させるR
Fパルスを送信することを特徴とするMRI装置を提供
する。上記第4の観点によるMRI装置では、操作者等
が撮影領域の両端のフリップ角を指定するだけで、一端
のフリップ角から他端のフリップ角まで直線的に変化さ
せる特性を規定することが可能なので、フリップ角の決
定に手間がかからない。また、各スラブの両端のフリッ
プ角を指定すれば、各スラブ毎にフリップ角の特性をき
め細かく設定できる。
【0014】第5の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記撮影領域の両端または前記スラ
ブの両端のフリップ角を指定するフリップ角指定手段を
具備してなり、前記RFパルス送信手段は、一端のフリ
ップ角から他端のフリップ角まで曲線的に変化させるR
Fパルスを送信することを特徴とするMRI装置を提供
する。上記第5の観点によるMRI装置では、操作者等
が撮影領域の両端のフリップ角を指定するだけで、一端
のフリップ角から他端のフリップ角まで滑らかに変化す
る特性を規定することが出来る。また、各スラブの両端
のフリップ角を指定すれば、各スラブ毎にフリップ角の
特性をきめ細かく設定できる。
【0015】第6の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記撮影領域の一端のフリップ角お
よび比率係数を指定するフリップ角および比率係数指定
手段を具備してなり、前記RFパルス送信手段は、前記
一端のフリップ角から前記一端のフリップ角に前記比率
係数を乗じた他端のフリップ角まで直線的に変化させる
RFパルスを送信することを特徴とするMRI装置を提
供する。上記第6の観点によるMRI装置では、操作者
等が撮影領域の一端のフリップ角および比率係数を指定
するだけで、撮影領域の一端から他端まで直線的に変化
するのフリップ角を規定することが可能となる。
【0016】第7の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記スラブの一端のフリップ角およ
び比率係数を指定するフリップ角および比率係数指定手
段を具備してなり、前記RFパルス送信手段は、前記一
端のフリップ角から前記一端のフリップ角に前記比率係
数を乗じた他端のフリップ角まで直線的に変化させるR
Fパルスを送信することを特徴とするMRI装置を提供
する。上記第7の観点によるMRI装置では、操作者等
がスラブの一端のフリップ角および比率係数を指定する
だけで、スラブの一端から他端まで直線的に変化するフ
リップ角を規定することが可能となる。
【0017】第8の観点では、本発明は、上記構成のM
RI装置において、前記RFパルス送信手段は、隣接し
たスラブの隣接位置でのフリップ角を一致させたRFパ
ルスを送信することを特徴とするMRI装置を提供す
る。上記第8の観点によるMRI装置では、スラブの継
ぎ目でフリップ角が不連続になることを防止できる。
【0018】第9の観点では、本発明は、静磁場を形成
する静磁場形成手段と、勾配磁場を形成する勾配磁場形
成手段と、撮影領域を複数の隣接するスラブに分け各ス
ラブごとにフリップ角が異なるフリップ角プロファイル
を持つRFパルスを送信するRFパルス送信手段と、被
検体からのNMR信号を受信するNMR信号受信手段
と、前記NMR信号に基づいて血流イメージングを行う
血流イメージング手段とを具備したことを特徴とするM
RI装置を提供する。上記第9の観点によるMRI装置
では、撮影領域を薄いスラブに細分することで、各スラ
ブに血流が滞留する時間を短縮でき、画質を向上でき
る。また、スラブごとにフリップ角を異ならせること
で、血流の状態の局所的な変化に適合したフリップ角
で、各スラブを励起でき、撮影領域全体を良好に描出で
きるようになる。また、同一スラブ内は一定のフリップ
角とすれば、処理を簡単化できる。
【0019】第10の観点では、本発明は、上記構成の
MRI装置において、前記RFパルス送信手段は、前記
フリップ角の最小値を5°以上30°以下とし、前記フ
リップ角の最大値を35°以上90°以下とするRFパ
ルスを送信することを特徴とするMRI装置を提供す
る。上記第10の観点によるMRI装置では、フリップ
角の最小値を5°以上30°以下としたので、大きな血
流描出能力を期待できる血流域に過大なフリップ角が設
定される不都合を防止できる。また、フリップ角の最大
値を35°以上90°以下としたので、血流描出能力が
不足しがちな血流域に過小のフリップ角が設定される不
都合を防止できる。
【0020】第11の観点では、本発明は、撮影領域を
複数の隣接するスラブに分け、前記スラブ内でフリップ
角が厚さ方向に対し変化し且つスラブごとに平均フリッ
プ角が異なるフリップ角プロファイルを持つRFパルス
を送信してNMR信号を収集し、前記NMR信号に基づ
いて血流イメージングを行うことを特徴とするMRA撮
影方法を提供する。上記第11の観点によるMRA撮影
方法では、撮影領域を薄いスラブに細分することで、各
スラブに血流が滞留する時間を短縮可能となり、信号強
度の減衰を抑制でき、画質を向上できる。また、各スラ
ブ内でフリップ角を変化させ、更にスラブごとに平均フ
リップ角を異ならせるので、血流の状態の局所的な変化
に適合したフリップ角で各スラブを励起することが可能
となり、撮影領域内に高速の血流と低速の血流が混在す
る場合でも撮影領域全体を良好に描出できるようにな
る。
【0021】第12の観点では、本発明は、上記構成の
MRA撮影方法において、前記スラブの厚さは、1.5
mm以上5cm以下であることを特徴とするMRA撮影
方法を提供する。上記第12の観点によるMRA撮影方
法では、スラブの厚さの下限を1.5mmとしたので、
スラブの総数が非常に多くなって撮影時間が極端に長く
なる不都合を防止できる。また、スラブの厚さの上限を
5cm以下としたので、1枚のスラブ内に血流が滞留す
る時間が長くなって血流からの信号強度が減衰してしま
う不都合を防止できる。
【0022】第13の観点では、本発明は、上記構成の
MRA撮影方法において、前記RFパルスは、前記フリ
ップ角が直線的に変化するランプドRFパルスであるこ
とを特徴とするMRA撮影方法を提供する。上記第13
の観点によるMRA撮影方法では、ランプドRFパルス
を用いてフリップ角を直線的に変化させるので、比較的
簡単な処理でRFパルスを生成,送信できる。
【0023】第14の観点では、本発明は、上記構成の
MRA撮影方法において、被検体の頭部を撮影領域とし
且つ頚動脈側から頭頂側へと隣接する複数のスラブに分
けて撮影する場合に、頚動脈側のスラブの平均フリップ
角を頭頂側のスラブの平均フリップ角に比して小さくし
たことを特徴とするMRA撮影方法を提供する。上記第
14の観点によるMRA撮影方法では、血流が高速に流
れる頚動脈側については、比較的小さな平均フリップ角
で励起する。一方、血流が低速に流れる頭頂側について
は、比較的大きな平均フリップ角で励起する。この結
果、頭部の血流を全域に亘って良好に描出できる。
【0024】第15の観点では、本発明は、撮影領域を
複数の隣接するスラブに分け、前記スラブごとにフリッ
プ角が異なるフリップ角プロファイルを持つRFパルス
を送信してNMR信号を収集し、前記NMR信号に基づ
いて血流イメージングを行うことを特徴とするMRA撮
影方法を提供する。上記第15の観点によるMRA撮影
方法では、撮影領域を薄いスラブに細分することで、各
スラブに血流が滞留する時間を短縮でき、画質を向上で
きる。また、スラブごとにフリップ角を異ならせること
で、血流の状態の局所的な変化に適合したフリップ角
で、各スラブを励起でき、撮影領域全体を良好に描出で
きるようになる。また、同一スラブ内は一定のフリップ
角とすれば、処理を簡単化できる。
【0025】第16の観点では、本発明は、上記構成の
MRA撮影方法において、TOF効果を利用した血流イ
メージングを行うことを特徴とするMRA撮影方法を提
供する。上記第16の観点によるMRA撮影方法では、
TOF効果(一般にインフロー効果)を利用することに
より、高画質の血流イメージを生成できる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図に示す実施の形態により
本発明をさらに詳細に説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。
【0027】−第1の実施形態− 図1は、本発明の第1の実施形態にかかるMRI装置を
示す構成ブロック図である。このMRI装置100にお
いて、マグネットアセンブリ1は、内部に被検体を挿入
するためのボア(空間部分)を有し、このボアを取りま
くようにして、勾配磁場を形成する勾配コイル(勾配コ
イルはX軸,Y軸,Z軸の各コイルを備えており、これ
らの組み合わせによりスライス軸,ワープ軸,リード軸
が決まる)1Gと、被検体内の原子核のスピンを励起す
るためのRFパルスを印加する送信コイル1Tと、被検
体からのNMR信号を検出する受信コイル1Rと、静磁
場を形成する静磁場電源2および静磁場コイル1Cとを
具備して構成されている。なお、静磁場電源2および静
磁場コイル1Cの代わりに、永久磁石対を用いてもよ
い。
【0028】勾配コイル1Gは、勾配コイル駆動回路3
に接続されている。さらに、送信コイル1Tは、RF電
力増幅器4に接続されている。また、受信コイル1R
は、前置増幅器5に接続されている。
【0029】シーケンス記憶回路8は、計算機7からの
指令に従い、TOF法のMRA撮影シーケンスに基づい
て、勾配コイル駆動回路3を操作し、勾配コイル1Gに
より勾配磁場を形成させると共に、ゲート変調回路9を
操作し、RF発振回路10からの高周波出力信号を所定
タイミング・所定包絡線のパルス状信号に変調し、それ
を励起パルスとしてRF電力増幅器4に加え、RF電力
増幅器4でパワー増幅した後、マグネットアセンブリ1
の送信コイル1Tに印加し、RFパルスを送信する。
【0030】前置増幅器5は、マグネットアセンブリ1
の受信コイル1Rで検出された被検体からのNMR信号
を増幅し、位相検波器12に入力する。位相検波器12
は、RF発振回路10の出力を参照信号とし、前置増幅
器5からのNMR信号を位相検波して、A/D変換器1
1に与える。A/D変換器11は、位相検波後のアナロ
グ信号をデジタル信号のMRデータに変換して、計算機
7に入力する。
【0031】計算機7は、MRデータに対して血流イメ
ージングを行う。これにより得られた血流イメージは、
表示装置6の画面に表示される。また、計算機7は、操
作卓13から入力された情報を受け取るなどの全体的制
御を受け持つ。
【0032】図2は、3D(Dimension)のTOF法を
用いたMRA撮影方法の一例のパルスシーケンス図であ
る。このパルスシーケンスPSでは、RFパルスRαと
スライス選択勾配ss’とを印加して目的のスライスを
励起し、位相エンコード勾配peを印加し、スライス厚
方向エンコード勾配feを印加し、読み出し勾配rdを
印加しながらエコーEよりNMR信号を収集する。この
NMR信号は、TOF効果により、血流部分で強くなっ
ている。これを、位相エンコード勾配peのエンコード
量およびスライス厚方向エンコード勾配feのエンコー
ド量を変えながら繰り返す。なお、TEはエコー時間で
あり、TRは繰り返し時間である。そして、収集したN
MR信号に基づいて3次元モデル(ボリュームモデル)
を再構成し、MIP(Maximum Intensity Projection)
処理を行って、血流画像を作成する。
【0033】なお、高速撮影法として、例えばGRAS
S(Gradient Recalled Acquisition in the Steady S
tate)法や,SPGR(SPoiled GRASS)法などを用い
ることが出来る。
【0034】図3は、図2のパルスシーケンスPSによ
り被検体の頭部Hの動脈系血流を撮影するときの撮影領
域Aと,スラブのフリップ角αとの関係を示す説明図で
ある。図3の(a)において、撮影領域Aの厚さLは、
例えば15cmである。図3の(b)のフリップ角プロ
ファイルP1に示すように、撮影領域Aは、スラブS1
〜S6に分けて撮影される。スラブの総数は3以上10
0以下が好ましい。各スラブの厚さτは、例えば1.5
mm以上5cm以下が好ましい。フリップ角αは、厚さ
方向Zに対して、撮影領域Aの頚動脈側端のフリップ角
αsから、頭頂側端のフリップ角αeまで直線的に変化
する。αsは、例えば20°である(5°以上30°以
下が好ましい)。αsは、例えば40°である(35°
以上90°以下が好ましい)。このような特性は、例え
ば、ランプドRFパルスにより実現される。
【0035】フリップ角αの特性は、例えば、次の
(1)または(2)の方法により規定する。 (1)操作者が、撮影領域Aの両端のフリップ角αs,
αeを指定し、αs,αeの間で直線的に変化させる。 (2)操作者が、撮影領域Aの一端のフリップ角αsお
よび比率係数kを指定し、撮影領域Aの一端のフリップ
角αsから他端のフリップ角αe=k×αsまで直線的
に変化させる。
【0036】第1の実施形態にかかるMRI装置100
によれば、各スラブS1〜S6の厚さτを小さくして血
流滞留時間の短縮を図ることで、血流からのNMR信号
と脳実質からのNMR信号との差を増大させることが可
能となり、画質を向上できる。また、フリップ角αが、
血流が高速に流れる頚動脈側で小さくなり、血流が低速
に流れる頭頂側で大きくなり、ウィリス環などの乱流部
が存在する中間部で中くらいのフリップ角となるため、
撮影領域A内の血流全体を良好に描出できる。
【0037】以下の実施形態は、第1の実施形態と基本
的に同じであるが、フリップ角の変化パターンがそれぞ
れ異なる。
【0038】−第2の実施形態− 図4は、第2の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルP21を示す説明図である。このフリップ角プロファ
イルP21において、スラブS21〜S26のフリップ
角αは、各スラブの一端のフリップ角に比率係数Kを乗
じた他端のフリップ角まで直線的に変化する。
【0039】この場合、操作者は、各スラブS21〜S
26の一端のフリップ角α1〜α6を指定すると共に比
率係数Kを指定する。すると、計算機7およびシーケン
ス記憶回路8が、各スラブS21〜S26の他端のフリ
ップ角α1’〜α6’を算出し、各スラブS21〜S2
6で一端のフリップ角α1〜α6から他端のフリップ角
α1’〜α6’まで直線的に変化させるのに必要なRF
パルスを生成する。なお、図4の例では、各スラブS2
1〜S26の中心点のフリップ角α(=各スラブS21
〜S26における平均フリップ角)が厚さ方向Zに対し
直線的に変化するように設定している。
【0040】なお、操作者が、スラブS21〜S26ご
とにその両端のフリップ角を指定するようにしてもよ
い。
【0041】−第3の実施形態− 図5は、第3の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルP31を示す説明図である。このフリップ角プロファ
イルP31において、スラブS31〜S36のフリップ
角αは、各スラブの一端のフリップ角から、それに比率
係数Kを乗じた他端のフリップ角まで曲線的に変化す
る。
【0042】この場合、操作者は、スラブS31〜S3
6毎の両端のフリップ角および曲線の関数を指定する。
すると、計算機7およびシーケンス記憶回路8が、前記
特性を実現するRFパルスを生成する。
【0043】−第4の実施形態− 図6は、第4の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルP41を示す説明図である。このフリップ角プロファ
イルP41において、スラブS41〜S46のフリップ
角αは、撮影領域(図3のR)の両端のフリップ角α
s,αeの間で、関数f(Z)に応じて曲線的に変化し
ている。
【0044】この場合、操作者は、撮影領域の両端のフ
リップ角αs,αeおよび関数f(Z)を指定する。す
ると、計算機7およびシーケンス記憶回路8が、前記特
性を実現するRFパルスを生成する。
【0045】−第5の実施形態− 図7は、第5の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルP51を示す説明図である。このフリップ角プロファ
イルP51において、スラブS51〜S56のフリップ
角αは、同一スラブ内では一定であるが、撮影領域(図
3のR)の両端のフリップ角αs,αeの間で階段状に
変化している。
【0046】この場合、操作者は、撮影領域の両端のフ
リップ角αs,αeを指定する。すると、計算機7およ
びシーケンス記憶回路8が、前記特性を実現するRFパ
ルスを生成する。
【0047】第5の実施形態にかかるMRI装置によれ
ば、スラブS51〜S56内でフリップ角αを変化させ
る必要がなくなり、RFパルス送信時の演算および制御
を簡単化できる。
【0048】なお、以上の第1〜第5の実施形態では、
MRA撮影を、TOF法で行う場合について説明した
が、PC(Phase Contrast)法で行う場合にも、本発明
を適用することが出来る。
【0049】
【発明の効果】本発明のMRI装置およびMRA撮影方
法によれば、各スラブを薄くすることで、スラブ内に血
流が滞留する時間を短縮し、信号強度の減衰を抑制し、
画質を向上させることが出来る。また、撮影領域内での
血流状態の変化に応じてスラブごとのフリップ角を異な
らせることで、速度の異なる血流に対する描出能力を全
体的に向上させることが出来る。特に、各スラブ内でも
フリップ角を変化させれば、血流速度の局所的な変化に
きめ細かく対応でき、臨床上の有用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態にかかるMRI装置を示す構成
ブロック図である。
【図2】TOF法を用いたMRA撮影方法の一例のパル
スシーケンス図である。
【図3】図2のパルスシーケンスによる撮影時の撮影領
域と,スラブのフリップ角との関係を示す説明図であ
る。
【図4】第2の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルを示す説明図である。
【図5】第3の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルを示す説明図である。
【図6】第4の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルを示す説明図である。
【図7】第5の実施形態にかかるフリップ角プロファイ
ルを示す説明図である。
【図8】従来技術にかかる撮影領域と,スラブのフリッ
プ角との関係を示す説明図である。
【図9】従来技術にかかるフリップ角プロファイルを示
す別の説明図である。
【図10】従来技術にかかるフリップ角プロファイルを
示すさらに別の説明図である。
【符号の説明】
100 MRI装置 7 計算機 8 シーケンス記憶回路 α フリップ角 P1,P21,P31 フリップ角プロファイル P41,P51 フリップ角プロファイル A 撮影領域 Rα RFパルス S1,S2,…,S6 スラブ S21,S22,…,S26 スラブ S31,S32,…,S36 スラブ S41,S42,…,S46 スラブ S51,S52,…,S56 スラブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 光晴 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 小杉 進 東京都日野市旭ケ丘4丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA10 AB04 AB08 AC01 AC03 AD02 AD06 AD24 BA18 BA25 BA37 BA38 BA41 BB19 DC29 DC31

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静磁場を形成する静磁場形成手段と、勾
    配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、撮影領域を複数
    の隣接するスラブに分け各スラブ内でフリップ角が厚さ
    方向に対し変化し且つスラブごとに平均フリップ角が異
    なるフリップ角プロファイルを持つRFパルスを送信す
    るRFパルス送信手段と、被検体からのNMR信号を受
    信するNMR信号受信手段と、前記NMR信号に基づい
    て血流イメージングを行う血流イメージング手段とを具
    備したことを特徴とするMRI装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のMRI装置において、
    前記RFパルス送信手段が分けるスラブの総数は、3以
    上100以下であることを特徴とするMRI装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のMRI
    装置において、前記RFパルス送信手段は、前記フリッ
    プ角を直線的に変化させるランプドRFパルスを送信す
    ることを特徴とするMRI装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のMRI装置において、前記撮影領域の両端または前記
    スラブの両端のフリップ角を指定するフリップ角指定手
    段を具備してなり、前記RFパルス送信手段は、一端の
    フリップ角から他端のフリップ角まで直線的に変化させ
    るRFパルスを送信することを特徴とするMRI装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のMRI装置において、前記撮影領域の両端または前記
    スラブの両端のフリップ角を指定するフリップ角指定手
    段を具備してなり、前記RFパルス送信手段は、一端の
    フリップ角から他端のフリップ角まで曲線的に変化させ
    るRFパルスを送信することを特徴とするMRI装置。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のMRI装置において、前記撮影領域の一端のフリップ
    角および比率係数を指定するフリップ角および比率係数
    指定手段を具備してなり、前記RFパルス送信手段は、
    前記一端のフリップ角から前記一端のフリップ角に前記
    比率係数を乗じた他端のフリップ角まで直線的に変化さ
    せるRFパルスを送信することを特徴とするMRI装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のMRI装置において、前記スラブの一端のフリップ角
    および比率係数を指定するフリップ角および比率係数指
    定手段を具備してなり、前記RFパルス送信手段は、前
    記一端のフリップ角から前記一端のフリップ角に前記比
    率係数を乗じた他端のフリップ角まで直線的に変化させ
    るRFパルスを送信することを特徴とするMRI装置。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7のいずれかに記載
    のMRI装置において、前記RFパルス送信手段は、隣
    接したスラブの隣接位置でのフリップ角を一致させたR
    Fパルスを送信することを特徴とするMRI装置。
  9. 【請求項9】 静磁場を形成する静磁場形成手段と、勾
    配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、撮影領域を複数
    の隣接するスラブに分け各スラブごとにフリップ角が異
    なるフリップ角プロファイルを持つRFパルスを送信す
    るRFパルス送信手段と、被検体からのNMR信号を受
    信するNMR信号受信手段と、前記NMR信号に基づい
    て血流イメージングを行う血流イメージング手段とを具
    備したことを特徴とするMRI装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から請求項9のいずれかに記
    載のMRI装置において、前記RFパルス送信手段は、
    前記フリップ角の最小値を5°以上30°以下とし、前
    記フリップ角の最大値を35°以上90°以下とするR
    Fパルスを送信することを特徴とするMRI装置。
  11. 【請求項11】 撮影領域を複数の隣接するスラブに分
    け、前記スラブ内でフリップ角が厚さ方向に対し変化し
    且つスラブごとに平均フリップ角が異なるフリップ角プ
    ロファイルを持つRFパルスを送信してNMR信号を収
    集し、前記NMR信号に基づいて血流イメージングを行
    うことを特徴とするMRA撮影方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のMRA撮影方法に
    おいて、前記スラブの厚さは、1.5mm以上5cm以
    下であることを特徴とするMRA撮影方法。
  13. 【請求項13】 請求項11または請求項12に記載の
    MRA撮影方法において、前記RFパルスは、前記フリ
    ップ角が直線的に変化するランプドRFパルスであるこ
    とを特徴とするMRA撮影方法。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13のいずれか
    に記載のMRA撮影方法において、被検体の頭部を撮影
    領域とし且つ頚動脈側から頭頂側へと隣接する複数のス
    ラブに分けて撮影する場合に、頚動脈側のスラブの平均
    フリップ角を頭頂側のスラブの平均フリップ角に比して
    小さくしたことを特徴とするMRA撮影方法。
  15. 【請求項15】 撮影領域を複数の隣接するスラブに分
    け、前記スラブごとにフリップ角が異なるフリップ角プ
    ロファイルを持つRFパルスを送信してNMR信号を収
    集し、前記NMR信号に基づいて血流イメージングを行
    うことを特徴とするMRA撮影方法。
  16. 【請求項16】 請求項11から請求項15のいずれか
    に記載のMRA撮影方法において、TOF効果を利用し
    た血流イメージングを行うことを特徴とするMRA撮影
    方法。
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