JP2003250011A - コンピュータ及び内線通話接続サービス提供方法 - Google Patents

コンピュータ及び内線通話接続サービス提供方法

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JP2003250011A
JP2003250011A JP2002046821A JP2002046821A JP2003250011A JP 2003250011 A JP2003250011 A JP 2003250011A JP 2002046821 A JP2002046821 A JP 2002046821A JP 2002046821 A JP2002046821 A JP 2002046821A JP 2003250011 A JP2003250011 A JP 2003250011A
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telephone
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Masakatsu Miyazaki
眞克 宮崎
Shuichi Takigawa
修一 瀧川
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Tamura Electric Works Ltd
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Tamura Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構内交換網を低コストで且つ簡易に確立する
ことが可能なコンピュータ及び内線通話接続サービス提
供方法を提供すること。 【解決手段】 受信部13は、IPネットワークを介し
て発信側IP電話端末から送信された内線通話接続要求
情報を受信し、IPアドレス読出し部14に送出する。
IPアドレス読出し部14は、受信部13から送出され
た内線通話接続要求情報を受領し、内線通話接続要求情
報に含まれる着信側IP電話端末の内線情報に対応する
「グローバルIPアドレス」をIPアドレス記憶部11
の内線管理テーブル12から読み出し、送信部17に送
出する。送信部17は、IPアドレス読出し部14から
送出された着信側IP電話端末の内線情報に対応する
「グローバルIPアドレス」と発信側IP電話端末の
「グローバルIPアドレス」とを受領し、発信側IP電
話端末に着信側IP電話端末の「グローバルIPアドレ
ス」を情報として送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットプ
ロトコル(IP)を用いた内線通話を実現するためのコ
ンピュータ及び内線通話接続サービス提供方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】現在、構内交換機としてPBX(privat
e branch exchange)又はボタン電話装置(以下、「P
BX等」と称する)が用いられている。PBX等は、構
内の電話機間における内線通話に対する通話料金が必要
とされないという点で普及している。これらのPBX等
の多くは、会社、学校、病院等の施設内で利用されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなPBX等を用いた構内交換機の運用管理において
は、電話通信に関する知識を有した専門の管理者が必要
となる。また、機器の運用管理のための費用、設備を設
置するための場所、並びに機器の購入費用もしくはレン
タル費用が必要となる。また、一般的には24時間稼動
となるため故障が起こると電話が不通になるといった大
きな問題も含んでいる。
【0004】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、構内交換網を低コストで且つ簡易に確立することが
可能なコンピュータ及び内線通話接続サービス提供方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に関するコンピュ
ータは、内線通話が可能な複数のIP電話端末がIPネ
ットワークを介して接続されたコンピュータであって、
複数のIP電話端末毎に内線情報とIPアドレスを対応
付けて記憶した記憶手段と、発信側IP電話端末からI
Pネットワークを介して送信された着信側IP電話端末
の内線情報を受信すると、当該内線情報に対応するIP
アドレスを記憶手段から読み出すIPアドレス読出し手
段と、IPアドレス読出し手段にて読み出されたIPア
ドレスを発信側IP電話端末に送信する送信手段と、を
備えることを特徴としている。
【0006】本発明に係るコンピュータでは、記憶手
段、IPアドレス読出し手段及び送信手段を備えること
から、IPアドレス読出し手段により、発信側IP電話
端末からIPネットワークを介して送信された着信側I
P電話端末の内線情報を受信すると当該内線情報に対応
するIPアドレスが記憶手段から読み出される。そし
て、送信手段により、IPアドレス読出し手段にて読み
出されたIPアドレスが発信側IP電話端末に送信され
る。これにより、IPアドレスが送信された発信側IP
電話端末は、当該IPアドレスを基にして着信側IP電
話端末との内線通話が可能な状態となる。この結果、利
用者がPBX等の機器を購入もしくはレンタルすること
なく構内交換網を確立することができる。また、構内交
換網の利用者が専門の管理者を配置することなく、構内
交換網自体を運用管理することができる。
【0007】本発明に係るコンピュータは、内線通話が
可能な複数のIP電話端末がIPネットワークを介して
接続されたコンピュータであって、複数のIP電話端末
毎に内線情報とIPアドレスを対応付けて記憶した記憶
手段と、発信側IP電話端末からIPネットワークを介
して送信された着信側IP電話端末の内線情報を受信す
ると、当該内線情報に対応するIPアドレスを記憶手段
から読み出すIPアドレス読出し手段と、IPアドレス
読出し手段により読み出されたIPアドレスを有する着
信側IP電話端末に対して接続可否情報を送信する送信
手段と、接続可否情報を送信した着信側IP電話端末か
ら送信された着信可能情報を受信すると、発信側IP電
話端末と着信側IP電話端末との間における通話を接続
する通話接続処理手段と、を備えることを特徴としてい
る。
【0008】本発明に係るコンピュータでは、記憶手
段、IPアドレス読出し手段、送信手段及び通話接続処
理手段を備えることから、IPアドレス読出し手段によ
り、発信側IP電話端末からIPネットワークを介して
送信された着信側IP電話端末の内線情報を受信すると
当該内線情報に対応するIPアドレスが記憶手段から読
み出され、送信手段により、IPアドレス読出し手段に
て読み出されたIPアドレスを有する着信側IP電話端
末に接続可否情報が送信される。そして、通話接続処理
手段により、接続可否情報を送信した着信側IP電話端
末から送信された着信可能情報を受信すると、発信側I
P電話端末と着信側IP電話端末との間における通話が
接続される。これにより、発信側IP電話端末及び着信
側IP電話端末はコンピュータを介して内線通話が可能
な状態となる。この結果、利用者がPBX等の機器を購
入もしくはレンタルすることなく構内交換網を確立する
ことができる。また、構内交換網の利用者が専門の管理
者を配置することなく、構内交換網自体を運用管理する
ことができる。
【0009】また、IP電話端末から送信された閲覧要
求情報を受信すると、記憶手段に記憶されている所定の
情報を読み出す情報読出し手段と、情報読出し手段によ
り読み出された所定の情報を、閲覧要求情報を送信した
IP電話端末に送信する情報送信手段と、を更に備える
ことが好ましい。このように構成した場合、IP電話端
末の利用者が記憶手段に記憶されている所定の情報を容
易に閲覧することができ、利用者によるIP電話端末の
操作性が極めて向上する。
【0010】また、IP電話端末から送信された設定登
録情報を受信すると、記憶手段に記憶されている所定の
情報を設定登録する設定登録手段を更に備えることが好
ましい。このように構成した場合、IP電話端末の利用
者が記憶手段に記憶されている所定の情報を容易に設定
登録(たとえば、登録内容の変更、追加、削除等)する
ことができ、利用者によるIP電話端末の操作性が極め
て向上する。
【0011】一方、本発明に係る内線通話接続サービス
提供方法は、内線通話が可能な複数のIP電話端末がI
Pネットワークを介して接続されたコンピュータを用
い、発信側IP電話端末と着信側IP電話端末との間で
内線通話を接続するための内線通話接続サービス提供方
法であって、複数のIP電話端末毎に内線情報とIPア
ドレスを対応付けて記憶した記憶手段を用い、IPアド
レス読出し手段が、発信側IP電話端末からIPネット
ワークを介して送信された着信側IP電話端末の内線情
報を受信すると、当該内線情報に対応するIPアドレス
を記憶手段から読み出すIPアドレス読出しステップ
と、送信手段が、IPアドレス読出し手段にて読み出さ
れたIPアドレスを発信側IP電話端末に送信する送信
ステップと、を備えることを特徴としている。
【0012】本発明に係る内線通話接続サービス提供方
法では、コンピュータが、記憶手段の他に、IPアドレ
ス読出し手段及び送信手段を備えることとなり、IPア
ドレス読出しステップにて、発信側IP電話端末からI
Pネットワークを介して送信された着信側IP電話端末
の内線情報を受信すると当該内線情報に対応するIPア
ドレスが記憶手段から読み出される。そして、送信ステ
ップにて、IPアドレス読出しステップにて読み出され
たIPアドレスが発信側IP電話端末に送信される。こ
れにより、IPアドレスが送信された発信側IP電話端
末は、当該IPアドレスを基にして着信側IP電話端末
との内線通話が可能な状態となる。この結果、PBX等
の機器を購入もしくはレンタルすることなく構内交換網
を確立することができる。また、構内交換網の利用者が
専門の管理者を配置することなく、構内交換網自体を運
用管理することができる。
【0013】また、本発明に係る内線通話接続サービス
提供方法は、内線通話が可能な複数のIP電話端末がI
Pネットワークを介して接続されたコンピュータを用
い、発信側IP電話端末と着信側IP電話端末との間で
内線通話を接続するための内線通話接続サービス提供方
法であって、複数のIP電話端末毎に内線情報とIPア
ドレスを対応付けて記憶した記憶手段を用い、IPアド
レス読出し手段が、発信側IP電話端末からIPネット
ワークを介して送信された着信側IP電話端末の内線情
報を受信すると、当該内線情報に対応するIPアドレス
を記憶手段から読み出すIPアドレス読出しステップ
と、送信手段が、IPアドレス読出し手段により読み出
されたIPアドレスを有する着信側IP電話端末に対し
て接続可否情報を送信する送信ステップと、通話接続処
理手段が、接続可否情報を送信した着信側IP電話端末
から送信された着信可能情報を受信すると、発信側IP
電話端末と着信側IP電話端末との間における通話を接
続する通話接続処理ステップと、を備えることを特徴と
している。
【0014】本発明に係る内線通話接続サービス提供方
法では、コンピュータが、記憶手段の他に、IPアドレ
ス読出し手段、送信手段及び通話接続処理手段を備える
こととなり、IPアドレス読出しステップにて、発信側
IP電話端末からIPネットワークを介して送信された
着信側IP電話端末の内線情報を受信すると当該内線情
報に対応するIPアドレスが記憶手段から読み出され、
送信ステップにて、IPアドレス読出しステップにて読
み出されたIPアドレスを有する着信側IP電話端末に
対して接続可否情報が送信される。そして、通話接続処
理ステップにて、接続可否情報を送信した着信側IP電
話端末から送信された着信可能情報を受信すると、発信
側IP電話端末と着信側IP電話端末との間における通
話が接続される。これにより、発信側IP電話端末及び
着信側IP電話端末はコンピュータを介して内線通話が
可能な状態となる。この結果、利用者がPBX等の機器
を購入もしくはレンタルすることなく構内交換網を確立
することができる。また、構内交換網の利用者が専門の
管理者を配置することなく、構内交換網自体を運用管理
することができる。
【0015】なお、本明細書において、「IP電話端
末」なる語句は、音声伝送を行なうためのプロトコル
(たとえば、VoIP(Voice over Internet protoco
l)等)を用い、インターネットを介して音声通話を行
なうための機能を有する端末のことである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態に係るコンピュ
ータ及び内線通話接続サービス提供方法について図面を
参照して説明する。なお、説明において、同一要素又は
同一機能を有する要素には、同一符号を用いることと
し、重複する説明は省略する。
【0017】(第1実施形態)コンピュータ1には、図
1に示されるように、内線通話が可能な複数のIP電話
端末5がIPネットワーク3を介して接続されている。
夫々のIP電話端末5は、物理的には、VoIPを用い
た音声通信が可能なコンピュータシステム(例えばパー
ソナルコンピュータ)又はIP電話機等として構成され
る。たとえば、各IP電話端末5は、サーバ並びに回線
接続ターミナルを介してLANからIPネットワーク3
に接続されている。
【0018】各IP電話端末5(発信側IP電話端末
5)からは、発信時に、着信側IP電話端末5の内線情
報、発信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレ
ス」等を含む内線通話接続要求情報がパケット化されて
送信される。着信側IP電話端末5の内線情報は、着信
側IP電話端末5の「内線番号」を含んでいる。着信側
IP電話端末5の「内線番号」は、利用者(発信者)が
着信側IP電話端末5の「内線番号」をダイヤルするこ
とにより取得可能である。各IP電話端末5から送信さ
れた情報は、IPネットワーク3を介してコンピュータ
1に送られる。発信側IP電話端末5と着信側IP電話
端末5との間の音声データ通信は、たとえば、発信側I
P電話端末5にて入力されたアナログ音声をA/D変換
し、圧縮した後、パケット化して送信し、着信側IP電
話端末5にて受信した音声データパケットを組み立て
て、伸張し、D/A変換をして、アナログ音声を再生す
ることで行なわれる。
【0019】コンピュータ1は、物理的には、CPU
(中央処理装置)、メモリ、マウスやキーボードなどの
入力装置、ディスプレイなどの表示装置、ハードディス
クなどの格納装置、通信ユニットなどの送受信装置など
を備えたサーバシステムとして構成される。コンピュー
タ1は、機能的な構成要素として、図2に示すように、
IPアドレス記憶部11(記憶手段)、受信部13、I
Pアドレス読出し部14(IPアドレス読出し)、情報
読出し部15(情報読出し手段)、設定登録部16(設
定登録手段)、送信部17(送信手段、情報送信手段)
等を備えて構成される。
【0020】IPアドレス記憶部11は、複数のIP電
話端末5毎に内線情報とIPアドレスが対応付けて記憶
されており、内線管理テーブル12を有している。内線
管理テーブル12には、図3に示されるように、IP電
話端末5毎に「グループ内線番号」、「内線番号」、
「グローバルIPアドレス」、「使用者」、「グルー
プ」、「グループ名」、「電話番号」がデータとして記
憶、格納されている。
【0021】「グループ内線番号」は、グループに含ま
れるIP電話端末5全体に対して内線呼出を行なうとき
に押下する内線番号のことである。「内線番号」は、各
IP電話端末5に対して直接内線呼出を行なうときに押
下する内線番号のことである。「グローバルIPアドレ
ス」は、各IP電話端末5に対して登録設定されている
IPアドレスのことであり、本実施形態においてはIP
v6にしたがって設定されている。「使用者」は、IP
電話端末5の使用者の名前が登録されている。「グルー
プ」は、部門コード等のグループコードが登録されてい
る。「グループ名」は、部門名等のグループ名が登録さ
れている。「電話番号」は、IP電話端末5の外線電話
番号のことである。
【0022】受信部13は、IPネットワーク3を介し
て各IP電話端末5(発信側IP電話端末5)から送信
された内線通話接続要求情報を受信し、IPアドレス読
出し部14に送出する。また、各IP電話端末5からは
閲覧要求情報及び設定登録情報が送信され、受信部13
は、これらの閲覧要求情報及び設定登録情報を受信し
て、閲覧要求情報を情報読出し部15に送出し、設定登
録情報を設定登録部16に送出する。
【0023】閲覧要求情報は、各IP電話端末5からI
Pアドレス記憶部11の内線管理テーブル12に記憶さ
れている所定の情報(たとえば、「グループ内線番
号」、「内線番号」、「使用者」、「グループ名」等)
の閲覧を要求するための情報であり、閲覧を要求するI
P電話端末5(発信側IP電話端末5)の「グローバル
IPアドレス」が含まれる。設定登録情報は、各IP電
話端末5からIPアドレス記憶部11の内線管理テーブ
ル12に記憶されている所定の情報を設定登録(たとえ
ば、新規登録、登録変更、登録削除等)するための情報
であり、設定登録を要求するIP電話端末5(発信側I
P電話端末5)の「グローバルIPアドレス」、登録情
報、変更情報、削除情報が含まれる。登録情報には、内
線管理テーブル12にデータとして記憶させる「グルー
プ内線番号」、「内線番号」、「グローバルIPアドレ
ス」、「使用者」、「グループ」、「グループ名」、
「電話番号」が含まれる。変更情報には、内線管理テー
ブル12に記憶されたデータを変更するデータが含まれ
ている。削除情報には、内線管理テーブル12に記憶さ
れたデータを削除すべきIP電話端末5に対応する「グ
ローバルIPアドレス」が含まれる。
【0024】IPアドレス読出し部14は、受信部13
から送出された内線通話接続要求情報を受領し、内線通
話接続要求情報に含まれる発信側IP電話端末5の「グ
ローバルIPアドレス」を確認して、適切な「グローバ
ルIPアドレス」である場合、内線通話接続要求情報に
含まれる着信側IP電話端末5の内線情報に対応する
「グローバルIPアドレス」をIPアドレス記憶部11
の内線管理テーブル12から読み出す。IPアドレス読
出し部14は、IPアドレス記憶部11の内線管理テー
ブル12から読み出した着信側IP電話端末5の内線情
報に対応する「グローバルIPアドレス」を発信側IP
電話端末5の「グローバルIPアドレス」と共に送信部
17に送出する。
【0025】発信側IP電話端末5の「グローバルIP
アドレス」の確認は、内線管理テーブル12に記憶され
ている「グローバルIPアドレス」であるか否かを判断
することで行なわれる。また、着信側IP電話端末5の
内線情報に対応する「グローバルIPアドレス」の読出
しは、着信側IP電話端末5の内線情報に含まれる着信
側IP電話端末5の「内線番号」を検索キーとして、当
該「内線番号」に対応する「グローバルIPアドレス」
を検索することで行なわれる。
【0026】情報読出し部15は、受信部13から送出
された閲覧要求情報を受領し、閲覧要求情報に含まれる
発信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレス」を
確認して、適切な「グローバルIPアドレス」である場
合、IPアドレス記憶部11の内線管理テーブル12に
記憶されている所定の情報を読み出す。情報読出し部1
5は、IPアドレス記憶部11の内線管理テーブル12
から読み出した所定の情報を発信側IP電話端末5の
「グローバルIPアドレス」と共に送信部17に送出す
る。発信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレ
ス」の確認は、内線管理テーブル12に記憶されている
「グローバルIPアドレス」であるか否かを判断するこ
とで行なわれる。
【0027】設定登録部16は、受信部13から送出さ
れた設定登録情報を受領し、設定登録情報に含まれる発
信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレス」を確
認して、適切な「グローバルIPアドレス」である場
合、設定登録情報に含まれる情報に対応した処理を行な
う。設定登録情報に含まれる情報が登録情報である場
合、当該登録情報に含まれる情報に基づいて、内線管理
テーブル12にデータを新規登録する。設定登録情報に
含まれる情報が変更情報である場合、当該変更情報に含
まれる情報に基づいて、内線管理テーブル12に登録さ
れているデータを変更する。設定登録情報に含まれる情
報が削除情報である場合、当該削除情報に含まれる情報
に基づいて、内線管理テーブル12に記憶されたデータ
を削除する。
【0028】送信部17は、IPアドレス読出し部14
から送出された着信側IP電話端末5の内線情報に対応
する「グローバルIPアドレス」と発信側IP電話端末
5の「グローバルIPアドレス」とを受領し、発信側I
P電話端末5の「グローバルIPアドレス」に基づいて
対応するIP電話端末5に着信側IP電話端末5の「グ
ローバルIPアドレス」を情報として送信する。また、
送信部17は、情報読出し部15から送出された所定の
情報と発信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレ
ス」とを受領し、発信側IP電話端末5の「グローバル
IPアドレス」に基づいて対応するIP電話端末5にI
Pアドレス記憶部11の内線管理テーブル12から読み
出した所定の情報を送信する。
【0029】次に、図4に基づいて、コンピュータ1の
動作(内線通話接続サービス提供方法)について説明す
る。
【0030】まず、いずれかのIP電話端末5から情報
がIPネットワーク3を介してコンピュータ1に送信さ
れると、コンピュータ1は、送信された情報が内線通話
接続要求情報、閲覧要求情報あるいは設定登録情報であ
るか否かを判定する(S101〜S105)。IP電話
端末5から送信された情報が内線通話接続要求情報であ
る場合(S101にて「YES」)、コンピュータ1
は、内線通話接続要求情報に含まれる発信側IP電話端
末5の「グローバルIPアドレス」が適切なものである
か否かを判定する(S107)。
【0031】発信側IP電話端末5の「グローバルIP
アドレス」が適切なものである場合(S107にて「Y
ES」)、コンピュータ1は、内線通話接続要求情報に
含まれる着信側IP電話端末5の内線情報(「内線番
号」)に対応する「グローバルIPアドレス」をIPア
ドレス記憶部11の内線管理テーブル12から検索し、
読み出す(S109:IPアドレス読出しステップ)。
着信側IP電話端末5の内線情報に対応する「グローバ
ルIPアドレス」を読み出すと、コンピュータ1は、内
線通話接続要求情報に含まれる発信側IP電話端末5の
「グローバルIPアドレス」に対して着信側IP電話端
末5の「グローバルIPアドレス」を送信する(S11
1:送信ステップ)。これにより、発信側IP電話端末
5は、着信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレ
ス」を取得することとなり、着信側IP電話端末5との
間における通話(音声通信)が可能な状態となる。
【0032】IP電話端末5から送信された情報が閲覧
要求情報である場合(S103にて「YES」)、コン
ピュータ1は、閲覧要求情報に含まれるIP電話端末5
の「グローバルIPアドレス」が適切なものであるか否
かを判定する(S113)。発信側IP電話端末5の
「グローバルIPアドレス」が適切なものである場合
(S113にて「YES」)、コンピュータ1は、IP
アドレス記憶部11の内線管理テーブル12に記憶され
ている上述した所定の情報を読み出す(S115)。I
Pアドレス記憶部11の内線管理テーブル12に記憶さ
れている所定の情報を読み出すと、コンピュータ1は、
閲覧要求情報に含まれるIP電話端末5の「グローバル
IPアドレス」に対して当該所定の情報を送信する(S
117)。これにより、IP電話端末5は、IPアドレ
ス記憶部11の内線管理テーブル12に含まれる情報を
閲覧することが可能となる。
【0033】IP電話端末5から送信された情報が設定
登録情報である場合(S105にて「YES」)、コン
ピュータ1は、設定登録情報に含まれる発信側IP電話
端末5の「グローバルIPアドレス」が適切なものであ
るか否かを判定する(S1119)。発信側IP電話端
末5の「グローバルIPアドレス」が適切なものである
場合(S119にて「YES」)、コンピュータ1は、
設定登録情報に登録情報が含まれているか否かを判定し
(S121)、含まれている場合(S121にて「YE
S」)、当該登録情報に基づいて、登録すべきIP電話
端末5の「グローバルIPアドレス」をキーに「グルー
プ内線番号」、「内線番号」、「使用者」、「グルー
プ」、「グループ名」、「電話番号」をデータとして内
線管理テーブル12に新規登録する(S123)。
【0034】設定登録情報に登録情報が含まれていない
場合(S121にて「NO」)、コンピュータ1は、設
定登録情報に変更情報が含まれているか否かを判定する
(S125)、変更情報が含まれている場合(S125
にて「YES」)、コンピュータ1は、当該変更情報に
基づいて、変更すべきIP電話端末5の「グローバルI
Pアドレス」をキーに内線管理テーブル12に登録され
ているデータ(「グループ内線番号」、「内線番号」、
「使用者」、「グループ」、「グループ名」、「電話番
号」)を変更する(S127)。
【0035】設定登録情報に変更情報が含まれていない
場合(S125にて「NO」)、コンピュータ1は、設
定登録情報に削除情報が含まれているとして、当該削除
情報に基づいて、削除すべきIP電話端末5の「グロー
バルIPアドレス」をキーに内線管理テーブル12に登
録されているデータ(「グループ内線番号」、「内線番
号」、「使用者」、「グループ」、「グループ名」、
「電話番号」)を削除する(S129)。
【0036】次に、図5に基づいて、発信側IP電話端
末5における発信通話動作について説明する。
【0037】発信側IP電話端末5は、着信側IP電話
端末5の内線番号がダイヤルされたか否かを判定し(S
201)、ダイヤルされたと判定すると(S201にて
「YES」)、内線通話接続要求情報をコンピュータ1
に送信する(S203)。そして、発信側IP電話端末
5は、コンピュータ1からの情報を受信したか否かを判
定し(S205)、情報を受信した場合(S205にて
「YES」)、着信側IP電話端末5の「グローバルI
Pアドレス」を取得したか否かを判定する(S20
7)。
【0038】着信側IP電話端末5の「グローバルIP
アドレス」を取得した場合(S207にて「YE
S」)、発信側IP電話端末5は、取得した着信側IP
電話端末5の「グローバルIPアドレス」を用いて着信
側IP電話端末5に対して電話発信処理を実行し(S2
09)、続いて通話処理を実行する(S211)。この
とき、発信側IP電話端末5においては、着信側IP電
話端末5との間で能力情報が交換されると共に呼出音の
送出及び停止等がなされ、着信側IP電話端末5との通
話、すなわち音声データの通信が可能となる。その後、
通話が終了したか否かを判定し(S213)、通話が終
了した場合(S213にて「YES」)、切断処理を実
行する(S215)。一方、着信側IP電話端末5の
「グローバルIPアドレス」を取得できていない場合
(S207にて「NO」)、発信側IP電話端末5は、
エラー処理を実行する(S217)。これらの電話発信
処理、通話処理、切断処理等についてはITU−T
H.323に従うものである。
【0039】次に、図6に基づいて、着信側IP電話端
末5における受信通話動作について説明する。
【0040】着信側IP電話端末5は、発信側IP電話
端末5から送信された電話接続要求情報を受信したか否
かを判定し(S301)、受信したと判定すると(S3
01にて「YES」)、電話呼出処理(たとえば、着信
音送出、着信表示等)を実行する(S303)。このと
き、着信側IP電話端末5においては、発信側IP電話
端末5との間で能力情報が交換される。なお、電話接続
要求情報は、発信側IP電話端末5の「グローバルIP
アドレス」を含んでいる。
【0041】続いて、着信側IP電話端末5は、オフフ
ック処理がなされたか否かを判定し(S305)、オフ
フック処理がなされたと判定すると(S305にて「Y
ES」)、通話処理を実行する(S307)。これによ
り、着信側IP電話端末5との通話、すなわち音声デー
タの通信が可能となる。その後、通話が終了したか否か
を判定し(S309)、通話が終了した場合(S309
にて「YES」)、切断処理を実行する(S311)。
これらの電話呼出処理、通話処理、切断処理等について
はITU−T H.323に従うものである。
【0042】以上のように、本第1実施形態では、コン
ピュータ1がIPアドレス記憶部11(内線管理テーブ
ル12)、IPアドレス読出し部14及び送信部17を
備えるよう機能することから、IPアドレス読出し部1
4(IPアドレス読出しステップ)にて、発信側IP電
話端末5からIPネットワーク3を介して送信された着
信側IP電話端末5の内線情報を受信すると当該内線情
報(「内線番号」)に対応する「グローバルIPアドレ
ス」がIPアドレス記憶部11の内線管理テーブル12
から読み出される。そして、送信部17(送信ステッ
プ)にて、IPアドレス読出し部14にて読み出された
「グローバルIPアドレス」が発信側IP電話端末5に
送信される。これにより、「グローバルIPアドレス」
が送信された発信側IP電話端末5は、受信した上記
「グローバルIPアドレス」に対して発信処理を行なう
ことで着信側IP電話端末5との内線通話が可能な状態
となる。この結果、利用者がPBX等の機器を購入もし
くはレンタルすることなく構内交換網を確立することが
できる。また、構内交換網の利用者が専門の管理者を配
置することなく、構内交換網自体を運用管理することが
できる。
【0043】また、本第1実施形態においては、コンピ
ュータ1が情報読出し部15及び送信部17を備えるよ
う機能する。そして、この情報読出し部15により、I
P電話端末5から送信された閲覧要求情報を受信すると
IPアドレス記憶部11の内線管理テーブル12に記憶
されている所定の情報を読み出し、送信部17により、
情報読出し部15により読み出された所定の情報を、閲
覧要求情報を送信したIP電話端末5に送信することと
なる。これにより、IP電話端末5の利用者がIPアド
レス記憶部11の内線管理テーブル12に記憶されてい
る所定の情報を容易に閲覧することができ、利用者によ
るIP電話端末5の操作性が極めて向上する。
【0044】また、本第1実施形態においては、コンピ
ュータ1が設定登録部16を備えるよう機能する。そし
て、この設定登録部16により、IP電話端末5から送
信された設定登録情報を受信すると、IPアドレス記憶
部11の内線管理テーブル12に記憶されている所定の
情報を設定登録することとなる。これにより、IP電話
端末5の利用者がIPアドレス記憶部11の内線管理テ
ーブル12に記憶されている所定の情報を容易に設定登
録(たとえば、登録内容の変更、追加、削除等)するこ
とができ、利用者によるIP電話端末5の操作性が極め
て向上する。
【0045】(第2実施形態)第2実施形態は、コンピ
ュータ1を介して通話接続処理を行なう点で第1実施形
態と相違する。
【0046】コンピュータ1は、機能的な構成要素とし
て、図7に示すように、IPアドレス記憶部11、受信
部13、IPアドレス読出し部14、情報読出し部1
5、設定登録部16、送信部17、通話接続処理部18
(通話接続処理手段)等を備えて構成される。
【0047】受信部13は、内線通話接続要求情報、閲
覧要求情報及び設定登録情報の他に、IPネットワーク
3を介して各IP電話端末5(着信側IP電話端末5)
から送信された着信可能情報を受信する。受信部13
は、受信した着信可能情報を通話接続処理部18に送出
する。
【0048】送信部17は、IPアドレス読出し部14
から送出された着信側IP電話端末5の内線情報に対応
する「グローバルIPアドレス」と発信側IP電話端末
5の「グローバルIPアドレス」とを受領し、着信側I
P電話端末5の「グローバルIPアドレス」に基づいて
対応するIP電話端末5に接続可否情報を送信する。こ
こで、接続可否情報は、電話接続要求情報、発信側IP
電話端末5の能力情報等を含む。送信部17から送信さ
れる発信側IP電話端末5の能力情報は、内線通話接続
要求情報に含むようにして発信側IP電話端末5からコ
ンピュータ1に送信してもよく、コンピュータ1側にて
予め記憶しておいてもよい。
【0049】通話接続処理部18は、受信部13から送
出された着信側IP電話端末5の着信可能情報を受領
し、発信側IP電話端末5と着信側IP電話端末5との
間における通話を接続するためのものであり、通話接続
情報を送信部17に送出する。通話接続情報は、着信側
IP電話端末5が呼出中である旨を通知するための情
報、着信側IP電話端末5の能力情報等を含む。通話接
続処理部18から送出される着信側IP電話端末5の能
力情報は、着信可能情報に含むようにして着信側IP電
話端末5からコンピュータ1に送信してもよく、コンピ
ュータ1側にて予め記憶しておいてもよい。送信部17
は、通話接続処理部18から通話接続情報が送出される
と、当該通話接続情報を発信側IP電話端末5の「グロ
ーバルIPアドレス」に基づいて対応するIP電話端末
5に送信する。
【0050】また、受信部13は、着信側IP電話端末
5から送信されたオフフック処理がなされた旨を通知す
るためのオフフック処理情報を受信し、当該オフフック
処理情報を通話接続処理部18に送出する。通話接続処
理部18は、オフフック処理情報を受領すると、当該情
報を送信部17に送出する。送信部17は、通話接続処
理部18からオフフック処理情報が送出されると、当該
情報を発信側IP電話端末5の「グローバルIPアドレ
ス」に基づいて対応するIP電話端末5に送信する。
【0051】続いて、図8に基づいて、通話接続シーケ
ンス(内線通話接続サービス提供方法)を説明する。
【0052】発信側IP電話端末5は、着信側IP電話
端末5の内線番号がダイヤルされると、内線通話接続要
求情報をコンピュータ1に送信する。コンピュータ1
は、内線通話接続要求情報を受信すると、内線通話接続
要求情報に含まれる発信側IP電話端末5の「グローバ
ルIPアドレス」が適切なものであるか確認する。そし
て、コンピュータ1は、内線通話接続要求情報に含まれ
る着信側IP電話端末5の内線情報(「内線番号」)に
対応する「グローバルIPアドレス」をIPアドレス記
憶部11の内線管理テーブル12から検索し、読み出す
(IPアドレス読出しステップ)。着信側IP電話端末
5の内線情報に対応する「グローバルIPアドレス」を
読み出すと、コンピュータ1は、着信側IP電話端末5
の内線情報に対応する上記「グローバルIPアドレス」
に対して接続可否情報を送信する(送信ステップ)。こ
れにより、着信側IP電話端末5は、電話接続要求情報
及び発信側IP電話端末5の能力情報を取得することと
なる。
【0053】着信側IP電話端末5は、接続可否情報を
受信すると着信可能か否かを判定し、着信可の場合、着
信可能情報をコンピュータ1に送信する。このとき、着
信側IP電話端末5は、電話呼出処理(たとえば、着信
音送出、着信表示等)を実行する。コンピュータ1は、
着信可能情報を受信すると、通話接続情報を発信側IP
電話端末5に送信する(通話接続処理ステップ)。これ
により、発信側IP電話端末5は、着信側IP電話端末
5が呼出中である旨を通知するための情報及び着信側I
P電話端末5の能力情報を取得することとなる。発信側
IP電話端末5は、通話接続情報を取得すると、呼出音
の送出等の処理を行なう。
【0054】そして、着信側IP電話端末5は、オフフ
ック処理がなされると通話処理等を実行すると共に、オ
フフック処理がなされた旨を通知するための情報をコン
ピュータ1に送信する。これにより、着信側IP電話端
末5は、発信側IP電話端末5との通話、すなわち音声
データの通信が可能となる。
【0055】コンピュータ1は、オフフック処理がなさ
れた旨を通知するための情報を受信すると、当該情報を
発信側IP電話端末5に送信する。発信側IP電話端末
5は、オフフック処理がなされた旨を通知するための情
報を受信すると、呼出音の停止処理、通話処理等を実行
する。これにより、発信側IP電話端末5は、着信側I
P電話端末5との通話、すなわち音声データの通信が可
能となる。
【0056】なお、発信側IP電話端末5と着信側IP
電話端末5との間の音声データ通信(通話)及び切断処
理は、コンピュータ1を介して行なうようにしてもよ
く、発信側IP電話端末5と着信側IP電話端末5とで
直接的に行なうようにしてもよい。発信側IP電話端末
5と着信側IP電話端末5との間の音声データ通信(通
話)及び切断処理を発信側IP電話端末5と着信側IP
電話端末5とで直接的に行なう場合には、発信側IP電
話端末5と着信側IP電話端末5とが「グローバルIP
アドレス」及びポート番号を互いに取得しておく必要が
ある。
【0057】以上のように、本第2実施形態では、コン
ピュータ1が、IPアドレス記憶部11(内線管理テー
ブル12)、IPアドレス読出し部14、送信部17及
び通話接続処理部18を備えるよう機能することから、
IPアドレス読出し部14(IPアドレス読出しステッ
プ)にて、発信側IP電話端末5からIPネットワーク
3を介して送信された着信側IP電話端末5の内線情報
を受信すると当該内線情報(「内線番号」)に対応する
「グローバルIPアドレス」がIPアドレス記憶部11
の内線管理テーブル12から読み出され、送信部17
(送信ステップ)にて、IPアドレス読出し部14にて
読み出された「グローバルIPアドレス」を有する着信
側IP電話端末5に接続可否情報が送信される。そし
て、通話接続処理部18(通話接続処理ステップ)によ
り、接続可否情報を送信した着信側IP電話端末5から
送信された着信可能情報を受信すると、発信側IP電話
端末5と着信側IP電話端末5との間における通話が接
続される。これにより、発信側IP電話端末5及び着信
側IP電話端末5はコンピュータ1を介して内線通話が
可能な状態となる。この結果、利用者がPBX等の機器
を購入もしくはレンタルすることなく構内交換網を確立
することができる。また、構内交換網の利用者が専門の
管理者を配置することなく、構内交換網自体を運用管理
することができる。
【0058】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、構内交換網を低コストで且つ簡易に確立するこ
とが可能なコンピュータ及び内線通話接続サービス提供
方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るコンピュータ及び
IP電話端末を示す概略図である。
【図2】図1に示すコンピュータの機能構成を示すブロ
ック図である。
【図3】IPアドレス記憶部の内線管理テーブルの構成
を説明するための図である。
【図4】図1に示すコンピュータの動作(内線通話接続
サービス提供方法)を説明するためのフローチャートで
ある。
【図5】図1に示すIP電話端末(発信側IP電話端
末)における発信通話動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図6】図1に示すIP電話端末(着信側IP電話端
末)における着信通話動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】本発明の第2実施形態に係るコンピュータの機
能構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2実施形態における通話接続シーケ
ンス(内線通話接続サービス提供方法)を説明するため
のシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1…コンピュータ、3…IPネットワーク、5…IP電
話端末、11…IPアドレス記憶部、12…内線管理テ
ーブル、13…受信部、14…IPアドレス読出し部、
15…情報読出し部、16…設定登録部、17…送信
部、18…通話接続処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K024 CC01 CC07 DD04 GG03 5K033 BA02 DA01 EC04 5K051 AA08 BB01 BB02 CC01 CC02 CC04 DD03 EE01 EE02 HH17 HH27 5K101 KK02 LL04 LL05 NN21 PP03 RR28 SS08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内線通話が可能な複数のIP電話端末が
    IPネットワークを介して接続されたコンピュータであ
    って、 前記複数のIP電話端末毎に内線情報とIPアドレスを
    対応付けて記憶した記憶手段と、 発信側IP電話端末から前記IPネットワークを介して
    送信された着信側IP電話端末の内線情報を受信する
    と、当該内線情報に対応するIPアドレスを前記記憶手
    段から読み出すIPアドレス読出し手段と、 前記IPアドレス読出し手段にて読み出された前記IP
    アドレスを前記発信側IP電話端末に送信する送信手段
    と、を備えることを特徴とするコンピュータ。
  2. 【請求項2】 内線通話が可能な複数のIP電話端末が
    IPネットワークを介して接続されたコンピュータであ
    って、 前記複数のIP電話端末毎に内線情報とIPアドレスを
    対応付けて記憶した記憶手段と、 発信側IP電話端末から前記IPネットワークを介して
    送信された着信側IP電話端末の内線情報を受信する
    と、当該内線情報に対応するIPアドレスを前記記憶手
    段から読み出すIPアドレス読出し手段と、 前記IPアドレス読出し手段により読み出された前記I
    Pアドレスを有する着信側IP電話端末に対して接続可
    否情報を送信する送信手段と、 前記接続可否情報を送信した前記着信側IP電話端末か
    ら送信された着信可能情報を受信すると、前記発信側I
    P電話端末と前記着信側IP電話端末との間における通
    話を接続する通話接続処理手段と、を備えることを特徴
    とするコンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記IP電話端末から送信された閲覧要
    求情報を受信すると、前記記憶手段に記憶されている所
    定の情報を読み出す情報読出し手段と、 前記情報読出し手段により読み出された前記所定の情報
    を、前記閲覧要求情報を送信した前記IP電話端末に送
    信する情報送信手段と、を更に備えることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のコンピュータ。
  4. 【請求項4】 前記IP電話端末から送信された設定登
    録情報を受信すると、前記記憶手段に記憶されている所
    定の情報を設定登録する設定登録手段を更に備えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 内線通話が可能な複数のIP電話端末が
    IPネットワークを介して接続されたコンピュータを用
    い、発信側IP電話端末と着信側IP電話端末との間で
    内線通話を接続するための内線通話接続サービス提供方
    法であって、 前記複数のIP電話端末毎に内線情報とIPアドレスを
    対応付けて記憶した記憶手段を用い、 IPアドレス読出し手段が、前記発信側IP電話端末か
    ら前記IPネットワークを介して送信された前記着信側
    IP電話端末の内線情報を受信すると、当該内線情報に
    対応するIPアドレスを前記記憶手段から読み出すIP
    アドレス読出しステップと、 送信手段が、前記IPアドレス読出し手段にて読み出さ
    れた前記IPアドレスを前記発信側IP電話端末に送信
    する送信ステップと、を備えることを特徴とする内線通
    話接続サービス提供方法。
  6. 【請求項6】 内線通話が可能な複数のIP電話端末が
    IPネットワークを介して接続されたコンピュータを用
    い、発信側IP電話端末と着信側IP電話端末との間で
    内線通話を接続するための内線通話接続サービス提供方
    法であって、 前記複数のIP電話端末毎に内線情報とIPアドレスを
    対応付けて記憶した記憶手段を用い、 IPアドレス読出し手段が、前記発信側IP電話端末か
    ら前記IPネットワークを介して送信された前記着信側
    IP電話端末の内線情報を受信すると、当該内線情報に
    対応するIPアドレスを前記記憶手段から読み出すIP
    アドレス読出しステップと、 送信手段が、前記IPアドレス読出し手段により読み出
    された前記IPアドレスを有する着信側IP電話端末に
    対して接続可否情報を送信する送信ステップと、 通話接続処理手段が、前記接続可否情報を送信した前記
    着信側IP電話端末から送信された着信可能情報を受信
    すると、前記発信側IP電話端末と前記着信側IP電話
    端末との間における通話を接続する通話接続処理ステッ
    プと、を備えることを特徴とする内線通話接続サービス
    提供方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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