JP2003250008A - 電話会議システム、電話会議装置及び電話会議システムを用いた学習方法 - Google Patents

電話会議システム、電話会議装置及び電話会議システムを用いた学習方法

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JP2003250008A
JP2003250008A JP2002303624A JP2002303624A JP2003250008A JP 2003250008 A JP2003250008 A JP 2003250008A JP 2002303624 A JP2002303624 A JP 2002303624A JP 2002303624 A JP2002303624 A JP 2002303624A JP 2003250008 A JP2003250008 A JP 2003250008A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電子メールやWebサイト等のツールを適宜
組み合わせて用いることにより、従来の学習方法の利点
を損なうことなく、より効果的な電話会議システムを提
供する。 【解決手段】 電話機41B、42B、43B、端末装
置41A、42A、43A、インターネット等のネット
ワーク51,課金サーバ11,情報管理サーバ21、回
線ブリッジ装置31より構成される電話会議システムに
て、その回線ブリッジ装置31に接続できる電話機の数
を任意に設定するための接続数設定手段を備える。 【効果】参加者の人数が多い場合でも電話会議システム
を使用することができるためめ、参加者の人数を絞った
り、実際の会議の場に足を運んだりすることなく、所望
の会議を行うことが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話会議システ
ム、電話会議装置、電話会議システムを用いた学習方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、学習塾や予備校等では、校舎等
の所定の場所に受講生を集めて講義を行っており、この
際、必要に応じてビデオ等の視聴覚教材を用いることも
ある。また、通信教育では、受講生との間で添削問題等
の書類を送付して、この書類に基づいて受講生は自宅で
学習を行っている。
【0003】このように、従来、講義を聴講する等学習
(勉強)を行うには、学習塾等に通うかまたは通信教育
を受けるかのいずれかの学習方法をとるのが一般的であ
る。
【0004】しかし、従来の学習方法のうち講義による
方法では、講師が多数の受講生に対して講義等を行う際
には、受講生を、予め定められた時間に受講場所(教
室)に集めなければならず、受講場所の確保等場所的コ
ストがかかるばかりでなく、自宅から受講場所までの移
動時間及び移動費用がかかってしまうという問題点があ
る。
【0005】また、受講生にとっては講義日程に自分自
身のスケジュールを合致させる必要があり、長時間の受
講にあたっては、スケジュールを合わせることが難しく
なってしまい、結果的に受講の断念等参加意欲を低下さ
せてしまうという問題点がある。
【0006】一方、従来の学習方法のうち通信教育によ
る方法では、単に、送付教材の学習及び添削課題への回
答を行うことが主体であり、この結果、迅速かつ柔軟な
対応ができない一方通行的な教育しかできず、更には、
質問等に対しても即時に的確な対応ができないという問
題点がある。加えて、通信教育の場合には、自宅で、一
人で学習を行う関係上、他の受講生から刺激を受けるこ
とが極めて少なく、しかも学習にあたっては自己管理を
行わなければならず、学習意欲が減退してしまうことが
多いという問題点もある。
【0007】従来の学習方法の場合、教科書や問題集な
どが中心で、媒体のバラエティに乏しく、学習の仕方が
パターン化し易い。そのため、新鮮な刺激を受けること
が少なく、単調なゆえに結果として効率が落ちてしまう
ことが多いという問題点がある。
【0008】そこで、少なくとも3人の人間が同時双方
向で通話が行える電話会議システムが知られている(例
えば、特許文献1参照)。
【0009】
【特許文献1】特開2001−34153号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電話会議システムを用いて講義等の学習を行おうと
した場合、多くの受講者が受講することができず、あく
までも小人数に用いられることが多く、汎用性が高いと
は云いきれない。
【0011】また、受講生の置かれた状況等によって
は、背後の雑音等によって、講義の進行が度々中断され
てしまうことがある。加えて、講義の最中に突然受講生
が割り込みを行って講義の進行が阻害されてしまうこと
もある。特に、公衆通信回線を用いた電話会議システム
では、第三者が講義を無断朝貢するおそれがある。更に
は、規律正しい講義を行うことが難しく、しかも、グル
ープ討論を行うなど学習内容に即した講義を行うことも
難しいという問題点がある。
【0012】更には、このような電話会議システムを導
入する場合には、受講者に新たな装置を購入してもら
い、設置してもらうことは、費用が掛かり、更には、手
間が掛かるため、それらの問題を解消することが望まれ
ており、その問題が解消されることにより、より一層、
利用価値の高いものとなる。
【0013】また、近年の著しいIT化に伴い、インフ
ラの整備が行われているが、誰もが、その環境を用いる
ことができるとは限らず、この環境を揃えることが必須
とならないように構成することが理想的である。
【0014】本発明の目的は、電子メールやWebサイ
ト等、他のツールを適宜組み合わせて用いることによ
り、従来の学習方法の利点を損なうことなく、より効果
的電話会議システムを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、電話会
議装置に接続できる電話機の数を任意に設定するための
接続数設定手段を有することを特徴とする。
【0016】より具体的には、本発明は、以下のような
ものを提供する。
【0017】(1) 複数の電話機と、当該複数の電話
機を接続して電話会議を行う電話会議装置と、を備えた
電話会議システムであって、前記電話会議装置は、当該
電話会議装置に接続できる電話機の数を任意に設定する
ための接続数設定手段を有することを特徴とする電話会
議システム。
【0018】(1)の発明によると、「複数の電話機を
接続して電話会議を行う電話会議装置」を「前記電話会
議装置に接続できる電話機の数を任意に設定するための
接続数設定手段を有する」ように構成することが可能と
なる。
【0019】これにより、本発明の電話会議装置を用い
ると、電話会議に接続できる電話機の数を参加者の人数
に合わせて変更することが可能となる。従来、参加者が
設計時に想定された人数より多い場合には、参加者の人
数を絞って削減するか、電話会議装置を使用するのを諦
めて実際に会議の場に足を運ぶようにするしかなかっ
た。しかし、本発明の電話会議装置は、参加者の人数が
多い場合でも電話会議装置を使用することができるた
め、参加者の人数を絞ったり実際に会議の場に足を運ん
だりすることなく、所望の会議を行うことが可能となる
のである。
【0020】(2) 複数の電話機を接続して電話会議
を行う電話会議装置であって、前記電話会議装置に接続
できる電話機の数を任意に設定するための接続数設定手
段を有することを特徴とする電話会議装置。
【0021】(2)の発明によると、「複数の電話機を
接続して電話会議を行う電話会議装置」を「前記電話会
議装置に接続できる電話機の数を任意に設定するための
接続数設定手段を有する」ように構成することが可能と
なる。
【0022】これにより、本発明の電話会議装置を用い
ると、電話会議に接続できる電話機の数を参加者の人数
に合わせて変更することが可能となる。従来、参加者が
設計時に想定された人数より多い場合には、参加者の人
数を絞って削減するか、電話会議装置を使用するのを諦
めて実際に会議の場に足を運ぶようにするしかなかっ
た。しかし、本発明の電話会議装置は、参加者の人数が
多い場合でも電話会議装置を使用することができるた
め、参加者の人数を絞ったり実際に会議の場に足を運ん
だりすることなく、所望の会議を行うことが可能となる
のである。
【0023】例えば、この接続数設定手段は、電話会議
装置における複数のボードに跨り、複数の電話機を接続
可能であり、更には、一の電話会議装置と、他の電話会
議装置と、を接続することにより、複数の電話機を接続
可能とするものでもある。
【0024】(3) 前記電話会議装置に接続されてい
る複数の電話機を、少なくとも1以上の電話機からなる
任意の数のグループにグループ分けするためのグルーピ
ング手段と、前記グルーピング手段によりグループ化さ
れたグループ内に含まれる電話機間の音声を結合する音
声結合手段と、を有することを特徴とする(2)記載の
電話会議装置。
【0025】(3)の発明によると、(2)で記載した
電話会議装置を「前記電話会議装置に接続されている複
数の電話機を、少なくとも1以上の電話機からなる任意
の数のグループにグループ分けするためのグルーピング
手段と、前記グルーピング手段によりグループ化された
グループ内に含まれる電話機間の音声を結合する音声結
合手段と、を有する」ように構成することが可能とな
る。
【0026】これにより、本発明の電話会議装置を用い
ると、電話会議装置に接続された電話から会議に参加し
ている人たちをいくつかのグループに分けることができ
る。このようにグループ分けを行うと、ある時間帯はグ
ループ内で意見を出し合うようにし、その時間が過ぎた
ら再びグループ化されていない状態に戻し、各グループ
で出た意見を参加者全体でシェアすることができるよう
になる。また、例えばロールプレイなどを行うことでよ
り活性化するような会議や講義を電話会議装置で行う場
合には、本発明の電話会議装置のようにグルーピング機
能を有することで、より効果的な会議や学習を行うこと
ができることとなる。
【0027】また、このようなグルーピング機能は、会
議や講座を導くリーダーにより、グループ化が行われる
が、そのリーダーによりグループ化の解除も可能であ
る。更には、リーダーは、グループ化された複数のグル
ープに関して情報を得ることが可能である。
【0028】更には、このグルーピング機能は、電話会
議装置自体の操作に基づいて行われてもよいが、会議や
講座を導くリーダー等の電話機、パーソナルコンピュー
タ等、端末装置の操作により、行われてもよい。
【0029】(4) 前記電話会議装置に接続する複数
の電話機の各々を特定するための接続電話機特定手段を
有することを特徴とする(2)又は(3)記載の電話会
議装置。
【0030】(4)の発明によると、(2)又は(3)
に記載した電話会議装置を「前記電話会議装置に接続す
る複数の電話機の各々を特定するための接続電話機特定
手段を有する」ように構成することが可能となる。
【0031】これにより、電話会議装置に接続された電
話機を特定することが可能となり、例えば、会議の内容
が外部に漏洩することを防止したいときには、電話会議
に参加するための電話を指定し、その電話以外からの参
加は接続を受け付けないようにすることが可能となる。
【0032】一方、本発明の電話会議装置を用いて会議
や講義を行う場合には、電話機を特定することができる
ため、その電話機から会議や講義に参加している相手も
特定できることとなり、視覚情報のない電話を用いた会
議や講義であっても、臨場感を持たせることが可能とな
る。
【0033】(5) 前記電話会議装置を利用した時間
を計時する計時手段と、前記計時手段により計時された
時間が所定の時間に到達したことを報知する経過時間報
知手段と、を有することを特徴とする(2)から(4)
のいずれか記載の電話会議装置。
【0034】(5)の発明によると、(2)から(4)
のいずれかに記載した電話会議装置を「前記電話会議装
置を利用した時間を計時する計時手段と、前記計時手段
により計時された時間が所定の時間に到達したことを報
知する経過時間報知手段と、を有する」ように構成する
ことが可能となる。
【0035】これにより、電話会議装置を利用した時間
がどのくらいかを知ることができるため、例えば会議の
進行役が時間管理を行う際の指標にするとか、会議中に
休憩を入れるタイミングを決めるために参考にすると
か、といった様々な方法で利用することができる。ま
た、例えば電話会議装置を業者等から借りて会議を行う
場合には、超過時間の管理にこの機能を使うことができ
ることとなる。また、利用した時間に基づいて、料金情
報を表示してもよい。
【0036】(6) 前記電話会議装置に接続されてい
る電話機からの音声を結合する音声結合手段と、前記音
声結合手段により結合された音声を自動的に録音する音
声録音手段と、を有することを特徴とする(2)から
(5)のいずれか記載の電話会議装置。
【0037】(6)の発明によると、(2)から(5)
のいずれかに記載した電話会議装置に「前記電話会議装
置に接続されている電話機からの音声を結合する音声結
合手段と、前記音声結合手段により結合された音声を自
動的に録音する音声録音手段と、を有する」ように構成
することが可能となる。
【0038】これにより、例えば、電話会議が行われた
時間に何らかの都合で会議に参加できなかった人にも、
録音された内容を聞いてもらうことにより、新たに意見
を加えてもらうことができる。また、この電話会議装置
を学習のために用いている場合には、その録音内容を欠
席した参加者に聞いてもらうことにより、欠席のフォロ
ーを行うことが可能となる。
【0039】(7) 複数の電話機を接続して電話会議
を行う電話会議装置であって、前記電話会議装置に接続
するために必要な認証情報を設定する認証情報設定手段
と、前記認証情報設定手段により設定された認証情報
と、当該電話会議装置に接続しようとするユーザが入力
した入力情報とを比較するための比較手段と、を備え、
前記比較手段の比較結果により、前記入力情報が前記認
証情報と異なる場合には、当該ユーザの電話機が当該電
話会議装置に接続されることを拒絶する機能を有するこ
とを特徴とする電話会議装置。
【0040】(7)の発明によると、「複数の電話機を
接続して電話会議を行う電話会議装置」に、「前記電話
会議装置に接続するために必要な認証情報を設定する認
証情報設定手段と、前記認証情報設定手段により設定さ
れた認証情報と、当該電話会議装置に接続しようとする
ユーザが入力した入力情報とを比較するための比較手段
と」を備え、「前記比較手段の比較結果により、前記入
力情報が前記認証情報と異なる場合には、当該ユーザの
電話機が当該電話会議装置に接続されることを拒絶する
機能を有する」ように構成することができる。
【0041】これにより、電話会議装置を用いて会議に
参加するときに、正しい認証情報を入力した者しかこの
会議に参加できなくなるため、会議の内容が外部に漏洩
するのを防止することができる。また、この電話会議装
置を用いて講義等を行う場合、申し込み済みの参加者に
は認証情報を予め伝えるようにしておけば、申し込みを
せずに不正に講義に参加しようとする者がいても、その
侵入を拒むことができる。
【0042】(8) 電話回線を用いて複数の電話機を
接続し、電話会議を行う電話会議装置であって、前記電
話会議装置に接続されている電話機からの接続を一括し
て切断する接続切断手段を有することを特徴とする電話
会議装置。
【0043】(8)の発明によると、「電話回線を用い
て複数の電話機を接続し、電話会議を行う電話会議装
置」に、「前記電話会議装置に接続されている電話機か
らの接続を一括して切断する接続切断手段を有する」よ
うに構成することができる。
【0044】従来、電話会議装置を用いて行われた会議
が終了した後、本来であれば参加者全員が電話の接続を
切断する必要があるにもかかわらず、参加者が電話の接
続を切断することを忘れることや、切断に失敗して電話
が接続されたままの状態であることがあった。このよう
な場合、例えば前の会議が終了してから次の電話会議が
開始するまでに、接続されたままの電話が切断されるこ
とがなければ、前の会議に参加していた電話機は次の会
議でも参加可能な状態になっていた。このことは、例え
ば前の会議に参加していた参加者が意図的に電話の接続
を切断しなかった場合、次の会議で討論される秘密事項
を参加者として聞くことができることを示しており、秘
密漏洩防止を実現する上で重大な問題であった。
【0045】また、電話会議装置に接続できる電話機の
数に制限がある場合、次の会議の参加者が、その接続さ
れたままの電話機のせいで参加できないという事態も生
じる原因となっていた。
【0046】しかしながら、この発明の電話会議装置に
よると、前の会議が終わった後に、前の会議に参加して
いた電話の接続を切断できるため、不正に次の会議に参
加しようとすることを防止できることとなる。
【0047】また、上述したように、接続されたままの
電話機のせいで、次の会議に必要な参加者が、電話会議
装置に接続されたままの電話機のせいで参加できなくな
るといった事態を防ぐことができる。
【0048】(9) 前記電話会議装置に接続されてい
る電話機以外の他の電話機から当該電話会議装置へ接続
されることを遮断する接続遮断手段を有することを特徴
とする(8)記載の電話会議装置。
【0049】(9)の発明によると、(8)に記載した
電話会議装置を「前記電話会議装置に接続されている電
話機以外の他の電話機から当該電話会議装置へ接続され
ることを遮断する接続遮断手段を有する」ように構成す
ることができる。
【0050】これによると、電話会議装置を使って会議
を行うときに、必要な参加者がそろった後、間違い電話
等により予定されていない者が会議に参加することを防
止することができる。このような会議では、まだ公表さ
れていないプロジェクト等も話題となることがあるた
め、本発明の電話会議装置のように、他の者の不用意な
接続を防止できるようにしておくと、全く関係のない者
に会議の内容が漏洩してしまうことを防止できる。ま
た、故意に不正に電話を接続することにより、会議の内
容を盗聴しようとする者を、排除することも可能とな
る。
【0051】また、この接続遮断手段が「前記電話会議
装置に接続されている電話機以外の他の電話機から当該
電話会議装置へ接続されることを遮断する」条件として
は、会議が開始されてから所定の時間を経過した場合、
会議に参加する参加者が予め決定されており、その参加
者の全員が参加した場合等、様々な条件が該当する。
【0052】(10) 前記電話会議装置に接続されて
いるある電話機からの信号を受信する信号受信手段と、
前記信号受信手段が前記信号を受信したことを検知し
て、前記ある電話機からの音声を当該電話会議装置に接
続された他の電話機のユーザに聞こえない状態に切り替
える音声切り替え手段と、を有することを特徴とする
(8)又は(9)記載の電話会議装置。
【0053】(10)の発明によると、(8)又は
(9)に記載した電話会議装置を、「前記電話会議装置
に接続されているある電話機からの信号を受信する信号
受信手段と、前記信号受信手段が前記信号を受信したこ
とを検知して、前記ある電話機からの音声を当該電話会
議装置に接続された他の電話機のユーザに聞こえない状
態に切り替える音声切り替え手段と、を有する」ように
構成することができる。
【0054】従来の電話会議装置では、例えば参加者が
騒音の激しい場所から会議に参加している場合には、他
の参加者にもその騒音が聞こえてしまい、会議自体が騒
々しくなってしまうこととなる。このような状態になる
と、参加者が会議中の音声を聞き取れないため、会議に
集中できず、会議自体が無意味なものとなってしまう。
また、騒音の激しい場所から会議に参加することを避け
るようにしても、例えば、参加者の一人が咳き込めば、
その音が全体に聞こえてしまうこととなり、会議の活性
化を妨げるものとなっていた。
【0055】この発明の電話会議装置を用いると、会議
の参加者の電話機から送信された信号を受信して、電話
会議装置が他の参加者にその電話機からの音声を送信し
ないように制御することが可能となるため、上述したよ
うな問題を防ぐことが可能となるのである。
【0056】さらに、電話会議装置を用いて学習を行う
場合には、複数の参加者の中から数人を選び出して発言
させる等、参加者の一部のみが一定時間発言をする状況
を作り出す場面があるが、こういう場面において本発明
の電話会議装置を用いると、発言をする参加者以外の音
声が他の参加者に聞こえてしまうことを妨げることがで
きる。これにより、従来の電話会議装置を用いたときの
ように、発言をしない参加者が息を潜めたりする必要が
なくなるため、発言者も聞き手も学習の内容に集中でき
ることとなる。
【0057】(11) 電話回線を用いて複数の電話機
を接続し、電話会議を行う電話会議装置であって、前記
電話会議装置に接続されている電話機において、当該電
話機に設けられたボタンが押圧操作されたことを示す押
圧信号を受信する押圧信号受信手段と、前記押圧信号受
信手段が受信した前記押圧信号の数を算出する算出手段
と、前記算出手段により算出された結果を報知する算出
結果報知手段と、を有することを特徴とする電話会議装
置。
【0058】(11)の発明によると、「電話回線を用
いて複数の電話機を接続し、電話会議を行う電話会議装
置」において、「前記電話会議装置に接続されている電
話機において、当該電話機に設けられたボタンが押圧操
作されたことを示す押圧信号を受信する押圧信号受信手
段と、前記押圧信号受信手段が受信した前記押圧信号の
数を算出する算出手段と、前記算出手段により算出され
た結果を報知する算出結果報知手段と、を有する」よう
に構成することができる。
【0059】従来の電話会議装置で会議中に多数決やア
ンケートをする場合、一人一人参加者の名前を呼び、返
事を聞いていくしかなかった。こういう場面において
は、実際に会議場まで足を運ばなくてすむという点では
飛躍的に便利である電話会議装置も、視覚情報がないと
いう点が大きな欠点となっているのが現状であった。
【0060】しかしながら、本発明の電話会議装置で
は、参加者に多数決やアンケートをする場合、電話会議
装置に接続された電話に設置されたボタン(例えば特定
の数字のボタン、数字以外の記号のボタンなど)を押圧
することにより発信される信号を集計して、その集計結
果を知ることができるのである。このことが、視覚情報
が得られない従来の電話会議装置の欠点を補い、会議の
円滑化を実現する助けとなるのである。
【0061】(12) 通信回線を介して学習者の端末
装置と接続され得、前記学習者の学習内容に関するデー
タを送受信し得る電話会議装置であって、前記学習者の
学習履歴を記録する学習履歴記録手段と、前記学習者か
ら送信され、当該学習者が学習しようとする内容につい
てのデータを受信するデータ受信手段と、前記学習履歴
記録手段に記録されたデータと前記受信手段が受信した
データとを比較するデータ比較手段と、を備え、前記デ
ータ比較手段により比較されたデータが合致しないとき
には、前記学習者に対して、当該学習者が学習しようと
する内容に対する参加許可情報を送信する参加許可情報
送信手段を有することを特徴とする電話会議装置。
【0062】(12)の発明によると、「通信回線を介
して学習者の端末装置と接続され得、前記学習者の学習
内容に関するデータを送受信し得る電話会議装置」を
「前記学習者の学習履歴を記録する学習履歴記録手段
と、前記学習者から送信され、当該学習者が学習しよう
とする内容についてのデータを受信するデータ受信手段
と、前記学習履歴記録手段に記録されたデータと前記受
信手段が受信したデータとを比較するデータ比較手段
と、を備え」、「前記データ比較手段により比較された
データが合致しないときには、前記学習者に対して、当
該学習者が学習しようとする内容に対する参加許可情報
を送信する参加許可情報送信手段を有する」ように構成
することが可能となる。
【0063】この電話会議装置を用いることにより、学
習者が自分の学習した内容の履歴を確認することができ
る。また、学習済みの内容であることを忘れて、ある学
習者がその内容を再び申し込もうとすると、電話会議装
置が学習済みであることを検知し、その内容には申し込
みができないようにすることができるため、学習者の申
し込みの管理をすることができる。
【0064】また、酸化許可情報送信手段が、「前記デ
ータ比較手段により比較されたデータが合致しないとき
には、前記学習者に対して、当該学習者が学習しようと
する内容に対する参加許可情報を送信する」場合には、
その参加するために必要な電話番号等、様々な情報を提
供することが可能である。
【0065】(13) 一の課程が複数回のクラスから
構成されている学習内容を学習する学習者の端末装置と
通信回線を介して接続され、前記学習者の学習内容に関
するデータを送受信し得る電話会議装置であって、前記
学習者が前記クラスに参加したことを検知する参加検知
手段と、前記参加検知手段の検知結果により、前記学習
者がクラスに参加した回数を算出する参加回数算出手段
と、前記参加回数算出手段に記録された前記学習者の参
加回数データと予め定められた基準データを比較する比
較手段と、を備え、前記比較手段の比較結果により、前
記学習者が当該クラスを履修したことを記録する学習履
歴更新手段を有することを特徴とする電話会議装置。
【0066】(13)の発明によると、「一の課程が複
数回のクラスから構成されている学習内容を学習する学
習者の端末装置と通信回線を介して接続され、前記学習
者の学習内容に関するデータを送受信し得る電話会議装
置」を「前記学習者が前記クラスに参加したことを検知
する参加検知手段と、前記参加検知手段の検知結果によ
り、前記学習者がクラスに参加した回数を算出する参加
回数算出手段と、前記参加回数算出手段に記録された前
記学習者の参加回数データと予め定められた基準データ
を比較する比較手段と、を備え」、「前記比較手段の比
較結果により、前記学習者が当該クラスを履修したこと
を記録する学習履歴更新手段を有する」ように構成する
ことが可能となる。
【0067】この電話会議装置を用いることにより、学
習者がクラスに参加していなければ、その学習内容につ
いての履修を認めないようにすることができる。これ
は、例えば基準データをある一定の回数のデータにして
おけば、ある程度の回数参加しなければ履修を認めない
こととあり、ある程度の学習レベルを保つことができ
る。
【0068】(14) 前記基準データは、回数を示す
数値データであって、前記参加回数データが前記基準デ
ータ以上である場合には、前記学習者が当該クラスを履
修したことを記録するものであることを特徴とする(1
3)記載の電話会議装置。
【0069】(14)の発明によると、(13)で記載
した電話会議装置において「前記基準データは、回数を
示す数値データであって、前記参加回数データが前記基
準データ以上である場合には、前記学習者が当該クラス
を履修したことを記録するものである」ように構成する
ことが可能となる。
【0070】このことにより、この電話会議装置を用い
ることにより、学習者がクラスに参加していなければ、
その学習内容についての履修を認めないようにすること
ができる。これは、例えば基準データをある一定の回数
のデータにしておけば、ある程度の回数参加しなければ
履修を認めないこととあり、ある程度の学習レベルを保
つことができる。
【0071】(15) 一の課程が複数回のクラスから
構成されている学習内容を学習する学習者の端末装置と
通信回線を介して接続され、前記学習者の学習内容に関
するデータを送受信し得る電話会議装置であって、前記
学習者が前記クラスに参加したことを検知する参加検知
手段と、前記参加検知手段の検知結果により、前記学習
者がクラスに参加した回を記録する参加記録手段と、前
記参加記録手段に記録されたデータと前記複数回のクラ
スのうち予め決定された回のクラスを示すデータとを比
較する比較手段と、を備え、前記比較手段の比較結果に
より、前記学習者が前記予め決定された回のクラスに参
加していない場合には、当該学習者の学習履歴を更新さ
せない機能を有することを特徴とする電話会議装置。
【0072】(15)の発明によると、「一の課程が複
数回のクラスから構成されている学習内容を学習する学
習者の端末装置と通信回線を介して接続され、前記学習
者の学習内容に関するデータを送受信し得る電話会議装
置」を「前記学習者が前記クラスに参加したことを検知
する参加検知手段と、前記参加検知手段の検知結果によ
り、前記学習者がクラスに参加した回を記録する参加記
録手段と、前記参加記録手段に記録されたデータと前記
複数回のクラスのうち予め決定された回のクラスを示す
データとを比較する比較手段と、を備え」、「前記比較
手段の比較結果により、前記学習者が前記予め決定され
た回のクラスに参加していない場合には、当該学習者の
学習履歴を更新させない機能を有する」ように構成する
ことが可能となる。
【0073】これにより、この電話会議装置を用いるこ
とにより、学習者がクラスに参加していなければ、その
学習内容についての履修を認めないようにすることがで
きる。これは、例えば基準データをある一定の回数のデ
ータにしておけば、ある程度の回数参加しなければ履修
を認めないこととあり、ある程度の学習レベルを保つこ
とができる。
【0074】例えば、複数回のクラスにおける初回のク
ラスに不参加である場合において、クラスの全ての流れ
等、他の複数回のクラスとは異なる重要な事項を学習す
るときには、履修を認めないような制御を実行すること
が可能となる。
【0075】(16) 前記学習者が前記クラスを履修
したことを記録したときには、前記学習者の端末装置に
対して、当該クラスを履修した旨の情報である履修終了
情報を送信する履修終了情報送信手段を有することを特
徴とする(13)から(15)のいずれか記載の電話会
議装置。
【0076】(16)の発明によると、(13)から
(15)に記載した電話会議装置を「前記学習者が前記
クラスを履修したことを記録したときには、前記学習者
の端末装置に対して、当該クラスを履修した旨の情報で
ある履修終了情報を送信する履修終了情報送信手段を有
する」ように構成することが可能となる。
【0077】これにより、学習者は履修が完了したこと
を確認することなく、自動的に履修された旨の情報であ
る履修終了情報を送信することとなり、簡便である。
【0078】(17) 前記履修終了情報は、前記学習
者に前記クラスに対する評価を行わしめるための評価デ
ータであることを特徴とする(16)記載の電話会議装
置。
【0079】(17)の発明によると、(16)に記載
した電話会議装置において「前記履修終了情報は、前記
学習者に前記クラスに対する評価を行わしめるための評
価データである」ように構成することが可能となる。
【0080】これにより、学習者は履修が完了したこと
を確認することなく、自動的に履修された旨の情報であ
る履修終了情報を送信することとなり、簡便である。
【0081】また、自動的に評価情報を提供することに
より、次回からのクラスを、今回のクラスよりも、より
よいものとする学習環境を提供することができる。
【0082】(18) 通信回線を介して学習者の端末
装置と接続され得、前記学習者の学習内容に関するデー
タを送受信し得る電話会議装置であって、予め前記電話
会議装置に接続される複数の電話機の各々を記憶する予
約記憶手段と、前記予約記憶手段により記憶された複数
の電話機の各々であって、前記電話会議装置に接続され
ていない複数の電話機の各々を特定するための未接続電
話機特定手段と、学習内容が提供され始める開始時間に
至ったか否かを判定する開始時間判定手段と、前記開始
時間判定手段により開始時間に至ったと判定されたとき
には、前記未接続電話機特定手段により前記電話会議装
置に接続されていないと特定された複数の電話機の各々
に対して、開始時間に至った旨の報知を行う開始時間報
知手段と、を備えたことを特徴とする電話会議装置。
【0083】(18)の発明によると、「予め前記電話
会議装置に接続される複数の電話機の各々を記憶する予
約記憶手段と、前記予約記憶手段により記憶された複数
の電話機の各々であって、前記電話会議装置に接続され
ていない複数の電話機の各々を特定するための未接続電
話機特定手段と、学習内容が提供され始める開始時間に
至ったか否かを判定する開始時間判定手段と、前記開始
時間判定手段により開始時間に至ったと判定されたとき
には、前記未接続電話機特定手段により前記電話会議装
置に接続されていないと特定された複数の電話機の各々
に対して、開始時間に至った旨の報知を行う開始時間報
知手段と、」を備えるように構成することが可能とな
る。
【0084】これにより、クラスが開始された開始時間
に至ったときには、その旨の報知を行うこととなるた
め、煩雑な作業を行うことなく、自動的に、より多くの
学習者に参加を促すこととなる。
【0085】特に、朝早くから始まるクラスにおいて
は、意図することなく遅刻してしまう学習者が多く存在
し、それらの学習者に対して、自動的に報知を行うこと
が可能となるため、より多くの学習者に参加を促すとと
もに、簡便である。
【0086】(19) 接続された少なくとも2つの端
末装置で相互に講義及び学習を行う、電話会議装置を用
いた学習方法であって、前記電話会議装置を用いて学習
を行う学習者の数に対応させて、前記電話会議装置に接
続できる電話機の数を設定するステップを含むことを特
徴とする電話会議装置を用いた学習方法。
【0087】(19)の発明によると、「接続された少
なくとも2つの端末装置で相互に講義及び学習を行う、
電話会議装置を用いた学習方法」を、「前記電話会議装
置を用いて学習を行う学習者の数に対応させて、前記電
話会議装置に接続できる電話機の数を設定するステップ
を含む」ように構成することができる。
【0088】これにより、本発明の電話会議装置を用い
た学習方法では、電話会議に接続できる電話機の数を参
加者の人数に合わせて変更することが可能となる。従
来、このような方法で学習を行う場合には、参加者が設
計時に想定された人数より多いときには、参加者の人数
を絞って削減するか、電話会議装置を使用するのを諦め
て実際に足を運んでもらうしかなかった。しかし、本発
明では、参加者の人数が多い場合でも電話会議装置を使
用することができるため、参加者の人数を絞ったり実際
に足を運ばせることなく、所望の人数で学習を行うこと
が可能となるのである。
【0089】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
について図面を参照して説明する。
【0090】[電話会議システム構成]図1は本実施形
態における電話会議システムを示す概略図である。
【0091】この図1に示す電話会議システム10にお
いて、インターネット、専用回線、プロバイダ、音声通
信局、及び、携帯電話機用基地局、衛星通信局等からな
るネットワーク51には、端末装置41A、42A、4
3A、・・・が接続可能となっており、当該各端末装置
41A、42A、43A、・・・からネットワーク51
を介して情報管理サーバ21にアクセスすることができ
る。各端末装置41A、42A、43A、・・・は、例
えば、パーソナルコンピュータ、ノート型パーソナルコ
ンピュータ、携帯電話機、PDA(Personal Digital
Assistant)、デジタルテレビ等の通信可能なもので
あればよい。
【0092】アクセスの方法としては、各端末装置41
A、42A、43A、・・・とインターネット等のネッ
トワーク51(プロバイダのホストコンピュータ)との
間は、TCP/IPプロトコル群で作成したパケットの
やり取りをダイヤルアップPPP(Point-to-Point Pr
otocol)接続を利用して行ない、ネットワーク51(プ
ロバイダのホストコンピュータと情報管理サーバ21と
の間)ではTCP/IPプロトコルによる通信が行なわ
れる。これにより、端末装置41A、42A、43A、
・・・は情報管理サーバ21から種々の提供情報を入手
することができ、更には、情報管理サーバ21に対して
種々の情報を提供することができる。
【0093】尚、この通信には、各種の通信方式が用い
ることができ、例えば、携帯電話機、PDAの場合に
は、TDMA(Time Division Multiple Access)方式
や、CDMA(Code Division Multiple Access)方式
等、デジタル方式の電波を用いて音声データを供給する
ものが主流となっており、これらの電波は、各地に点在
する基地局を介して、情報管理サーバ21に接続され
る。また、ネットワーク51等、各種の装置間の通信回
線は、有線方式であっても、無線方式であっても、問題
ない。
【0094】また、このネットワーク51には、情報管
理サーバ21以外にも回線ブリッジ装置31が接続され
ている。この回線ブリッジ装置31は、端末装置41
A、42A、43A、・・・からネットワーク51に含
まれる音声通信局を介して供給される音声情報に基づい
て、種々の情報を送受信するものであり、これらの種々
の情報を送受信することにより、各種のサービスを提供
することができるのである。
【0095】更には、このネットワーク51には、情報
管理サーバ21、回線ブリッジ装置31以外にも課金サ
ーバ11が接続されている。この課金サーバ11は、端
末装置41A、42A、43A、・・・を用い、情報管
理サーバ21及び回線ブリッジ装置31を利用したこと
により生ずる個人の課金情報が記録されている。また、
この課金サーバ11は、情報管理サーバ21と接続され
ており、情報管理サーバから供給される情報に基づい
て、課金情報を更新することとなる。尚、端末装置41
A、42A、43A、・・・から課金サーバ11へは直
接にはアクセスすることはできず、ネットワーク51、
情報管理サーバ21、回線ブリッジ装置31を介して、
アクセスすることとなるため、個人の課金情報を不正に
アクセスされる可能性が低くなり、セキュリティが高ま
る。また、この課金サーバ11から端末装置41A、4
2A、43A、・・・に対してはアクセス可能であり、
課金情報が更新された旨の情報が課金サーバ11から端
末装置41A、42A、43A、・・・に供給されるこ
ととなる。
【0096】更にまた、端末装置41A、42A、43
A、・・・には、電話機41B、42B、43B、・・
・が接続されており、電話機から供給された音声データ
を受け取り、その音声データに基づいて、ネットワーク
51に含まれる音声通信局を介して回線ブリッジ装置3
1と通信を行うこととなる。
【0097】尚、本実施形態においては、電話機41
B、42B、43B、・・・を、端末装置41A、42
A、43A、・・・に接続することにより、ネットワー
ク51に間接的に接続するように構成としたが、本発明
はこれに限らず、直接ネットワーク51に接続してもよ
く、更には、直接ネットワーク51に接続するととも
に、電話機41B、42B、43B、・・・と端末装置
41A、42A、43A、・・・との関連性を持つこと
なく独立して構成してもよく、更には、端末装置41
A、42A、43A、・・・を具備しない構成としても
問題ない。
【0098】また、この端末装置41A、42A、43
A、・・・、電話機41B、42B、43B、・・・、
はアナログ回線を用いても、デジタル回線を用いてもよ
い。
【0099】[サーバ構成]本発明の実施形態であるサ
ーバの制御回路を示すブロック図を図2に示す。ここで
は情報管理サーバ21について説明するが、課金サーバ
11も同様の構成を有するものとする。
【0100】図2に示すように、情報管理サーバ21に
おいては、データBUSにCPU22、メモリ23、通
信I/F25及びRAID(Redundant Arrays of I
nexpensive Disks)等で構成された記憶部26が接続さ
れている。
【0101】情報管理サーバ21の記憶部26には、図
1に示す電話会議システム10を管理するためのプログ
ラム、具体的には、端末装置41A、42A、43A、
・・・、回線ブリッジ装置31、及び、ネットワーク5
1との通信を行うためのプログラム等、各種のサービス
を提供するプログラムが格納されている。
【0102】CPU22は、記憶部26に格納されてい
るこれらのプログラムに従って種々の動作を実行するよ
うになされており、このプログラム自体、動作プログラ
ムにより生成された変数、データ等をメモリ23に一時
的に記録し、当該動作に応じて各回路部を制御する。詳
しくは後述するが、制御プログラムや記憶部26に格納
されている種々のコンテンツやそのプログラムに従って
種々の処理を実行するようになされている。すなわち、
CPU22は、通信I/F25に接続された回線を介し
て、ネットワーク51から送信される、各端末装置41
A、42A、43A、・・・、及び、回線ブリッジ装置
31からの情報を受け取り、これをメモリ23、記憶部
26に格納する。
【0103】また、このような情報管理サーバ21は、
通信I/F25を介して、回線ブリッジ装置31と接続
されており、回線ブリッジ装置31と情報の送受信を行
うことが可能となる。
【0104】尚、この端末装置41A、42A、43
A、・・・からの情報とは、上述したように、ユーザが
端末装置41A、42A、43A、・・・の操作部67
(図10参照)を操作することにより入力した、氏名、
ふりがな、住所、電話番号、電子メールアドレス、パス
ワード等の情報であり、電子メール自体であってもよ
い。
【0105】また、CPU22は、ユーザからの情報に
基づいて、各種の情報を供給するプログラムを実行す
る。CPU22は、このプログラムの実行結果を、記憶
部26に格納するとともに、情報要求等の発信元である
端末装置41A、42A、43A、・・・に電子情報を
閲覧可能となるように送信する。そして、この端末装置
41A、42A、43A、・・・は、情報管理サーバ2
1における提供可能領域に記録された電子情報を受信
し、記憶部66(図10参照)に記録することとなり、
その電子情報を閲覧可能な状態となる。
【0106】また、このようなプログラムは、ハードデ
ィスク装置、CD−ROM及びDVD等の記憶媒体に記
憶されていればよい。また、これらのプログラムは、予
め記録されているものでなくとも、電源投入後に記憶さ
れるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々
の記憶媒体に記録されていてもよい。
【0107】[情報管理サーバ記憶部構成]また、情報
管理サーバ21における個人情報データベースの概略図
を図3に示す。
【0108】この個人情報データベースは、図3に示す
如く、情報が提供される一般利用者として登録されてい
るものであり、各種の項目から構成されている。これら
のような項目には、「ID番号」、「氏名」、「ふりが
な」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレス」、
「パスワード」、「資格情報」等があり、このような個
人情報データベースに基づいて、情報管理サーバ21に
おける各種の処理を実行することとなる。
【0109】また、この「資格情報」は、その数値が
「00」である場合には一般受講者である「資格なし」
を示し、その数値が「01」である場合には受講する講
義におけるリーダー、講師である「リーダー資格あり」
を示し、その数値が「02」である場合にはこのシステ
ムを運営するスタッフである「スタッフ資格あり」を示
し、その数値が「03」である場合にはこのシステムを
管理する管理者である「管理者資格あり」を示すことと
なる。
【0110】また、この個人情報データベースにおける
個人情報の各々には、図4に示す如く、「履修履歴」が
関連付けられている。
【0111】この「履修履歴」は、図4に示す如く、利
用者が学習した講座情報を示すデータが累積的に蓄積さ
れることとなり、その利用者に対する項目としては、
「受講日」、「受講項目」、「評価情報」等を含むもの
である。
【0112】更には、記憶部26には、図5に示す如
く、講座情報データベースが記憶されている。
【0113】この講座情報データベースは、図5に示す
如く、複数の「講座項目」の各々に対して、各種の項目
が関連付けられている。それら関連付けられている項目
には、「クラス番号」、「リーダーID番号」、「リー
ダー氏名」、「開始時間」、複数の「受講者情報」が含
まれている。
【0114】また、複数の「受講者情報」の各々に対し
て、各種の項目が関連付けられている。それらの関連付
けられている項目には、「ID番号」、「受講者氏
名」、「出欠状況」、「受講条件の成否情報」等があ
り、それぞれの依頼者によりそのパラメータの内容は異
なる。
【0115】更には、情報管理サーバ21は、その情報
管理サーバ21自体に表示部(図示せず)、操作部(図
示せず)を設けた構成としても、情報管理サーバ21対
して表示部、操作部を接続可能とした構成としても、更
には、情報管理サーバ21に端末装置(図示せず)を接
続する構成としてもよい。これにより、管理者資格を有
する者の操作に基づいて、上述したデータベースに含ま
れるデータを表示することが可能であり、それらのデー
タを登録、修正することが可能となる。
【0116】[課金サーバ記憶部構成]また、課金サー
バ11における課金情報データベースの概略図を図6に
示す。
【0117】この課金データベースは、図6に示す如
く、情報管理サーバ21及び回線ブリッジ装置31を利
用する者の各々に対して、作成されるものであり、各種
の項目から構成されている。
【0118】これらのような項目には、「ID番号」、
「氏名」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレ
ス」、「暗証番号」、「貯蓄金額情報」等があり、この
ような課金データベースに基づいて、情報管理サーバ2
1及び回線ブリッジ装置31を利用した個人に関する各
種の処理を実行することとなり、その個人に関する課金
情報を更新することとなる。
【0119】また、この「貯蓄金額情報」は、情報管理
サーバ21及び回線ブリッジ装置31を利用する個人に
関する情報である。即ち、情報管理サーバ21及び回線
ブリッジ装置31を利用する者の各々に関する料金の支
払いを行うために貯蓄されている課金情報であり、情報
管理サーバ21及び回線ブリッジ装置31を利用したこ
とに基づいて、更新されることとなる。
【0120】[回線ブリッジ装置構成]本発明の実施形
態である回線ブリッジ装置の制御回路を示すブロック図
を図7に示す。
【0121】図7に示すように、回線ブリッジ装置31
においては、マスターボード71と、複数のスレイブボ
ード81A、81B、81C、・・・、と、で構成され
ている。
【0122】このマスターボード71は、後述する如
く、複数のスレイブボード81A、81B、81C、・
・・、を制御するとともに、上述した情報管理サーバ2
1と情報の送受信を行うためのものである。
【0123】また、スレイブボード81A、81B、8
1C、・・・、は、後述する如く、ネットワーク51を
介して、端末装置41A、42A、43A、・・・、電
話機41B、42B、43B、・・・、との情報の送受
信を行うこととなる。また、このスレイブボード81
A、81B、81C、・・・、は、複数の端末装置41
A、42A、43A、・・・、電話機41B、42B、
43B、・・・、と接続可能である。更には、マスター
ボード71とも接続されており、他の複数のスレイブボ
ード81A、81B、81C、・・・、との情報の送受
信も行うことが可能である。
【0124】[マスターボード構成]本発明の実施形態
である回線ブリッジ装置31におけるマスターボード7
1の制御回路を示すブロック図を図8に示す。
【0125】図8に示すように、データバスBUSにC
PU72、メモリ73、信号の送受信を行う通信インタ
ーフェイス(以下、通信I/Fと称する。)75、液晶
表示パネルやCRT等で構成された表示部74、キーボ
ードやジョグダイヤル等でなる操作部77及びハードデ
ィスクとそのドライブ等で構成された記憶部76が接続
されている。また、このデータバスBUSには、音声処
理部78、通信インターフェイス(以下、通信I/Fと
称する。)79が接続されており、それらの音声処理部
78と、通信I/F79と、が接続されている。
【0126】CPU72は記憶部76に格納されている
動作プログラムに従って種々の動作を実行するようにな
されており、この動作プログラム自体、動作プログラム
により生成された変数等をメモリ73に一時的に記録
し、当該動作に応じて各回路部を制御する。CPU72
の各種処理内容は必要に応じて表示部74に表示され
る。
【0127】操作部77は、管理者等が所望の情報、例
えば、電話番号、通信先のアドレス情報であるメールア
ドレス等を入力すると、当該所望の情報を表すデータを
CPU72に供給する。CPU72は管理者等が入力し
た情報で表された通信先に対する接続要求を、接続され
た各種の装置、スレイブボード81A、81B、81
C、・・・、に対して行うこととなる。
【0128】また、通信I/F75は、情報管理サーバ
21との情報の送受信を行うためのものであり、その通
信I/F75から供給される情報に基づいて、記憶部7
6に、情報管理サーバ21における記憶部26に記録さ
れている各種のデータベースを同じように記録すること
も可能である。
【0129】更には、通信I/F79は、スレイブボー
ド81A、81B、81C、・・・、から供給される複
数の音声情報、制御情報を、受け取り、CPU72、音
声処理部78に各種の情報を供給することとなる。
【0130】更にまた、音声処理部78は、スレイブボ
ード81A、81B、81C、・・・、から供給される
複数の音声情報、複数の制御情報を、通信I/F79を
介して受け取り、更には、CPU72から供給される制
御情報、データを受け取り、合成処理、グルーピング処
理を行うこととなる。
【0131】[スレイブボード構成]本発明の実施形態
である回線ブリッジ装置31におけるスレイブボード8
1A、81B,81C、・・・、の制御回路を示すブロ
ック図を図9に示す。ここではスレイブボード81Aに
ついて説明するが、他のスレイブボード81B、81
C、・・・も同様の構成を有するものとする。
【0132】図9に示すように、データバスBUSにC
PU82、メモリ83、信号の送受信を行う通信インタ
ーフェイス(以下、通信I/Fと称する。)85及びハ
ードディスクとそのドライブ等で構成された記憶部86
が接続されている。また、このデータバスBUSには、
音声処理部88、通信インターフェイス(以下、通信I
/Fと称する。)89が接続されており、それらの音声
処理部88と、通信I/F89と、が接続されている。
【0133】CPU82は記憶部86に格納されている
動作プログラムに従って種々の動作を実行するようにな
されており、この動作プログラム自体、動作プログラム
により生成された変数等をメモリ83に一時的に記録
し、当該動作に応じて各回路部を制御する。
【0134】また、通信I/F85は、マスターボード
71との情報の送受信を行うためのものであり、その通
信I/F85から供給される情報に基づいて各種の処理
を行うこととなる。
【0135】更には、通信I/F89は、端末装置41
A、42A、43A、・・・、電話機41B、42B、
43B、・・・、から供給される複数の音声情報、制御
情報を、ネットワーク51を介して受け取り、CPU8
2、音声処理部88に各種の情報を供給することとな
る。
【0136】更にまた、音声処理部88は、ネットワー
ク51から供給される複数の音声情報、制御情報を、通
信I/F89を介して受け取り、更には、CPU82か
ら供給される制御情報、データを受け取り、合成処理、
グルーピング処理、ミュート処理を行うこととなる。
【0137】[端末装置構成]本発明の実施形態である
端末装置の制御回路を示すブロック図を図10に示す。
ここでは端末装置41Aについて説明するが、他の端末
装置42A、43A、・・・も同様の構成を有するもの
とする。
【0138】図10に示すように、端末装置41Aにお
いては、データバスBUSにCPU62、メモリ63、
信号の送受信を行う通信インターフェイス(以下、通信
I/Fと称する。)65、液晶表示パネルやCRT等で
構成された表示部64、キーボードやジョグダイヤル等
でなる操作部67及びハードディスクとそのドライブ等
で構成された記憶部66が接続されている。
【0139】CPU62は記憶部66に格納されている
動作プログラムに従って種々の動作を実行するようにな
されており、この動作プログラム自体、動作プログラム
により生成された変数等をメモリ63に一時的に記録
し、当該動作に応じて各回路部を制御する。CPU62
の各種処理内容は必要に応じて表示部64に表示され
る。
【0140】操作部67は、ユーザが所望の情報、例え
ば、電話番号、通信先のアドレス情報であるメールアド
レス等を入力すると、当該所望の情報を表すデータをC
PU62に供給する。CPU62はユーザが入力した情
報で表された通信先に対する接続要求を、ネットワーク
51に対して行う。ネットワーク51には、最寄りの基
地局(図示せず)、プロバイダ(図示せず)等が含まれ
ており、それらは、上述した要求を情報管理サーバ21
に受け渡す。従って、端末装置41Aから情報管理サー
バ21に対してある情報の提供を要求した場合には、ネ
ットワーク51の基地局が当該要求を情報管理サーバ2
1に受け渡す。
【0141】これにより、この情報管理サーバ21は、
後述するように、要求に対する応答情報をネットワーク
51に送信する。かくして、端末装置41Aは希望する
情報を、ネットワーク51を介して情報管理サーバ21
に送信するだけで、所望の情報を受け取ることができ
る。
【0142】また、通信I/F65は、情報管理サーバ
21に対して情報の送受信を行うだけでなく、電話機4
1B、回線ブリッジ装置31と接続する機能も有してい
る。これにより、電話機41Bから供給された音声情
報、制御情報を回線ブリッジ装置31に対して供給する
ことができる。尚、上述したが、この電話機41Bは、
端末装置41Aを介して回線ブリッジ装置31と情報の
送受信を可能とするものではなくとも問題ない。
【0143】講座開講に当たって、各受講生には、事前
に講座のための教材が送付されており、各受講生は、例
えば、機材に基づいて予習等を行う。なお、この教材に
は、チェックリストが含まれており、このチェックリス
トによって、受講生の現状を把握して、次に取り組むべ
き課題を明確にする。教材は、教科書やワークブック等
の紙媒体のものだけでなく、カセットテープ、ビデオテ
ープ、CD?ROM、DVD?ROMなど、適宜各種媒体
を利用する。
【0144】いま、講師及び複数の受講生によって「特
願平11−244455」で説明した電話会議システム
を用いて、電話会議による講義が行われているとする。
つまり、電話会議システムを用いて教室が開講されてい
るものとする。この電話会議による講義では、分からな
いことがあると疑問点を質問でき、これによって、疑問
を後に残さず直ちに解消することができる。
【0145】受講生は、電話機を用いて講義に参加する
が、一般の電話機に限らず、携帯電話やPHSを用いて
参加することもできる。これによって、各受講生が用い
る電話機による制約をなくし、また、自宅外において講
義に参加するという選択肢を増やすことができる。
【0146】本発明で用いる電話会議システムの特徴の
一つである、電話機からの指示により、当該電話機から
の音声信号を減音または消音してミュート状態にするし
くみと、該ミュート状態を解除するしくみについて、以
下に説明する。
【0147】各受講生の電話機に対応して2線4線変換
器、要求信号検出器、コーディックが設けられており、
受講生に対しては対応するコーディックによって会議音
声信号が送信されることになる。この際、当該受講生自
身の音声は会議音声信号が減算されて送信されることに
なる。
【0148】このような状態で、受講生が自分自身から
発する音声及び周囲雑音等を減音または消音しようとす
る場合、該受講生は、電話機からミュートを示すプッシ
ュトーンダイヤルをダイヤルする。これによって、該電
話機からはミュート要求信号が電話回線を介して電話交
換機に与えられ、電話交換機によってミュート要求信号
が電話会議システムに伝えられる。電話会議システムで
は、ミュート要求信号は、2線4線変換器を介して要求
信号検出器に与えられる。
【0149】要求信号検出器はその入力信号を検出して
おり、また、CPUは予め定められた時間間隔で要求信
号検出器を監視している。要求信号検出器で入力信号が
検出されると、CPUはこの入力信号を読みとって解読
する。そして、CPUが入力信号がミュート要求信号で
あると判断すると、CPUは、副CPUに対して該受講
生がミュート要求していることを伝える。つまり、CP
Uは副CPUに対して該受講生のミュート要求情報を送
信する。
【0150】ミュート要求情報が消音要求を表している
か減音要求を表しているかによって、副CPUは、該受
講生のデジタル音声を除くか小さくして、デジタル会議
音声信号を生成する。このようにして、電話会議システ
ムでは、該受講生の音声及び周囲雑音が電話会議内に伝
わらないように処理を行う。
【0151】該受講生の送話音声を通常の2方向通話へ
と復帰させる場合、該受講生が電話機から復帰要求信号
を送信する。この復帰要求信号は要求信号検出器によっ
て検出され、復帰要求信号はCPUによって解読され
る。復帰要求であると、CPUはその旨を副CPUに知
らせる。副CPUは、復帰要求を認識すると、デジタル
会議音声信号に受講生のデジタル音声を加える処理を行
い、元の双方向通話へと復旧する。
【0152】次に、本発明で用いる電話会議システムの
他の特徴である、電話機からの指示により、該指示以後
に電話機のいずれかから講義に対する参加要求があって
も参加要求を拒否するしくみついて、以下説明する。
【0153】いま、受講生が講義に参加しようとする場
合、その電話機から電話会議システムに発呼を行うと、
電話交換機を介して電話会議システムに発呼信号が送ら
れる。この発呼信号は着信信号検出器で着信信号として
検出され、着信信号検出器は、着信告知信号をCPUへ
伝達する。CPUは着信告知信号を分析解読して、出力
装置によって電話回線の直流ループを閉じることによっ
て受講生に応答を行う。
【0154】一方、講師が電話機からDTMFトーンダ
イヤルによって記号若しくは数字の組み合わせによるロ
ック要求信号を送信すると、ロック要求信号は4線2線
変換器を介して要求信号検出器に与えられる。要求信号
検出器はロック要求信号を検出すると、このロック要求
信号をCPUへ送る。CPUは分析の結果、ロック要求
信号を認識すると、この認識の後、新たに着信信号検出
器で着信信号が検出されても、CPUはこの着信信号を
無視する。
【0155】これによって、ロック要求信号入力以前に
講義に参加した受講生以外のものは、この講義に対して
参加できない状態となる。なお、ロック機能は、受講生
それぞれより入力解除できる機能とすることもできる
し、講師だけが入力解除する仕様にもできる。また、会
議への参加者が通話を終了すると、電話交換機は終話音
を電話会議システムに送出し、CPUはこれを分析解読
して通話が終了したことを認識する。通話終了によりC
PUは出力装置を制御して通話ループ閉結用のリレー回
路を開放して電話交換機に対して終話を知らせる。受講
生が全て終話すると、このグループのロックはすべて解
除される。
【0156】次に、本発明で用いる電話会議システムの
他の特徴である、ボード毎の暗証番号を登録暗証番号と
して登録しておき、各受講生が講義に参加する際、電話
機から暗証番号を送信暗証番号として送信し、受講生を
認証するしくみついて、以下説明する。
【0157】いま、受講生は、講義に参加するため、電
話機から電話交換機を通じて電話会議システムに発呼す
る。着信信号検出器は、着信信号を検出すると、着信告
知信号をCPUに与える。CPUは着信信号を認識する
と、前述のようにして、通話路を閉結することによって
通話状態に入る。この後、応答した旨を伝えるために応
答信号を該受講生に送る。
【0158】受講生は応答信号を受けると、電話機から
DTMFトーンダイヤル信号の組み合わせまたは制御信
号を用いて、受講を許された者であることを知らせる暗
証番号(パスワード)を入力する。この桁数及び組み合
わせは運用者が自由に決めることができる。
【0159】このパスワードは、電話会議システムに送
られ、信号解析器によって該受講生の入力暗証番号に復
元され、CPUに与えられる。
【0160】CPUでは入力暗証番号と予めメモリに記
憶された暗証番号とを比較する。その結果、記憶暗証番
号と該受講生の入力暗証番号とが一致するか、または、
予め定められた規則により結果として一致すると、一致
したという旨を示す一致信号を副CPUに送り、該受講
生を講義に参加させるように指示する。この結果、副C
PUでは、該受講生の音声データを加算処理する。
【0161】本発明で用いる電話会議システムは、後述
のように複数のボードを備えており、登録暗証番号はボ
ード毎に登録することができる。このことにより、受講
生に付与する暗証番号をボード単位で配分すれば、予め
想定した通りに、受講生をグループ化・クラス分けする
ことも可能となる。
【0162】このようにして、この電話会議に参加する
全ての受講生の音声は逐次加算され、該受講生の音声を
減算して該受講生の受話器へと送出する。
【0163】以上の処理によって、暗証番号が一致した
場合にのみ講義に参加できることになり、暗証番号が一
致しない場合には、CPUは発呼者が正規の受講資格者
ではないと判断して、通話直流ループを切断して即時強
制終話するか、もしくは、音声合成もしくは信号音によ
り応答信号出力装置によって発呼者に参加できない旨通
知する。
【0164】次に、本発明で用いる電話会議システムの
他の特徴である、電話機からの要求によって、受講生を
グループ化するしくみについて、以下説明する。
【0165】このしくみを実現するシステムは複数のボ
ードを備えており、各ボードにはn回線が接続されてい
る(nは3以上の整数)。そして、このn回線のうち第
1の回線は、マネージャーボードと接続され、第2の回
線はコマンドポートに接続されている。つまり、ボード
数×(n?2)回線の同時接続通話可能な電話会議シス
テムである。
【0166】講義開始後、講師が講義内容に応じて講師
の電話機よりDTMFトーンダイヤルによって、講義に
参加している受講生が接続するボード単位でグループ分
けする要求信号を送信する。具体的には、このグループ
化要求信号は、#、*、数字の組み合わせによるが、任
意の信号を用いることができる。
【0167】このグループ化要求信号は、要求信号検出
器が受け取る。このグループ化要求信号はここでデジタ
ル信号に変換されて、CPUに与えられる。CPUはグ
ループ化要求信号であると解析認識すると、CPUは、
その旨を各ボードを統括接続するマネージャーボードに
通信装置によって伝える。そして、CPUは、グルーピ
ングデータ(グループ構成の要求内容)を送信情報とし
てマネージャーボードに送信する。
【0168】マネージャーボードのCPUは、送信情報
を受信情報として受け、記憶装置に受信情報を蓄積す
る。蓄積された受信情報はCPUによって分析解析処理
され、処理結果が各ボードに通信装置によって再分配送
信される。各ボードでは、各ボード内のCPUがその処
理結果を解析して、自ボードがどのようにグループ化さ
れているかを認識する。さらに、マネージャーボードで
は、各ボード内の講義の音声を取り出し、上記の処理結
果によって構成されたグループ毎に相互に通信結合ユニ
ットによって接続して、ボード同士の音声を結合する。
【0169】グループ化されたボード間で音声会議状態
が形成される。グループ構成はあらゆる組み合わせが可
能であるが、一般的にシステム構成を考えたとき、トー
ナメント方式等、単純な組み合わせによる構成が好まし
い。
【0170】以上のような特徴を有する電話会議システ
ムを利用するが、例えば、講義中に講師が受講生に対し
て電子メールで質問や指示をしたり、それに対して受講
生が回答を電子メールで講師に送ったりすることができ
る。なお、電子メールは、同一の内容を一斉送信するこ
とができるという利点がある。もちろん、講師が各々の
受講生に対して個別の内容を電子メールで送るという使
い方もできる。
【0171】また、電話会議システムによる講義中では
なく、必要に応じて適時、例えば、講師が受講生に対し
て課題を出すことを、電子メールで行うといった用い方
もできる。つまり、講義をサポートする形での利用もで
きるし、講義のないときに、学習を促進するために電子
メールを活用することもできる。
【0172】電子メールと類似の機能を持つツールであ
るが、インスタント・メッセージを用いれば、例えば、
講義中に各受講生は他の受講生のうち誰が参加している
かを把握しながら、メッセージのやり取りを行うことが
できる。
【0173】更には、Webサイトを用いることによ
り、一層視覚的に分かり易く、講義を補完したり、学習
を効果的に進めることができる。例えば、講義中にWe
bサイト上で課題を出し、受講生の意見や回答を集計し
て表示し、参加者が閲覧しながら講義を進めるといった
使い方ができる。なお、Webサイト上では、映像(動
画)を閲覧できたり、各種ファイルをダウンロードして
保存できるという利点もある。
【0174】また、講義のないときのWebサイトの利
用方法としては、講師と受講生、或いは受講生同士のや
り取りを、電子掲示板として表示し、各受講生が必要に
応じて他の受講生のやり取りを閲覧して参考にできるよ
うにする、といったことが挙げられる。
【0175】Webサイト上では、教科書等の紙媒体と
比べて、容易に情報を更新することができるので、最新
の情報をあまり手間を掛けずに随時発信することができ
る。このことは、特に長期にわたる受講に関して有効と
なる。
【0176】上述の、電子メール、インスタント・メッ
セージ、Webサイトの利用に際しては、パーソナル・
コンピュータ、PDA(携帯情報端末)、携帯電話や、
セット・トップ・ボックスを介してCATVに接続した
テレビなど、多様な媒体を使うことができる。このた
め、受講生にとっては、学習環境の選択の幅が広がる。
【0177】[電話会議システムの動作]上述した電話
会議システム10を制御するサブルーチンを図11から
図19に示す。
【0178】以下においては、課金サーバ11、情報管
理サーバ21、回線ブリッジ装置31、端末装置41
A、42A、43A、・・・、及び、電話機41B、4
2B、43B、・・・は予め起動されており、上述した
CPU22、62、72及び82において用いられる変
数は所定の値に初期化され、定常動作しているものとす
る。
【0179】[個人情報登録処理]最初に、端末装置4
1Aでは、図11に示す如く、個人情報送信処理を実行
する(ステップS101)。この処理において、端末装
置41AにおけるCPU62は、受講を希望する新規受
講者により行われた操作部67の操作に基づいて、新規
個人情報を送信する。この新規個人情報とは、具体的に
は、個人情報データベースの項目である「氏名」、「ふ
りがな」、「住所」、「電話番号」、「メールアドレ
ス」、「パスワード」、「資格情報」等、課金情報デー
タベースの項目である「暗証番号」、「貯蓄金額情報」
等を含む情報である。この処理が終了したときには、ス
テップS102に処理を移す。
【0180】尚、本実施形態における処理では、情報管
理サーバ21に対して、この新規個人情報を提供するこ
ととなったが、本発明はこれに限らず、回線ブリッジ装
置31を介して、これらの情報を提供するものであって
も問題ない。この場合には、回線ブリッジ装置31から
ネットワーク51を介して端末装置41A若しくは電話
機41Bに供給される新規登録用のナビゲーション音声
情報に基づいて、入力処理を行うこととなる。
【0181】次いで、情報管理サーバ21では、個人情
報受信処理を実行する(ステップS201)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS101の処理により供給された新規個人情報
を通信I/F25を介して受け取る。
【0182】尚、本実施形態における処理では、上述し
た如く、情報管理サーバ21に対して、この新規個人情
報を提供することとなったが、本発明はこれに限らず、
回線ブリッジ装置31を介して、これらの情報を提供す
るものであっても問題なく、この場合には、回線ブリッ
ジ装置31を介して、新規個人情報を受け取ることとな
る。この処理が終了したときには、ステップS202に
処理を移す。
【0183】次いで、情報管理サーバ21では、個人情
報データベースの登録処理を実行する(ステップS20
2)。この処理において、情報管理サーバ21における
CPU22は、ステップS201の処理により受け取っ
た新規個人情報を記憶部26における個人情報データベ
ースに新規追加記録する。この処理が終了したときに
は、ステップS203に処理を移す。
【0184】次いで、情報管理サーバ21では、登録情
報送信処理を実行する(ステップS203)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS201の処理により受け取った新規個人情報
を課金サーバ11に供給する。この処理が終了したとき
には、ステップS204に処理を移す。
【0185】次いで、課金サーバ11では、登録情報受
信処理を実行する(ステップS301)。この処理にお
いて、課金サーバ11におけるCPU22は、ステップ
S203の処理より供給された新規個人情報を受け取
る。この処理が終了したときには、ステップS302に
処理を移す。
【0186】次いで、課金サーバ11では、個人課金情
報更新処理を実行する(ステップS302)。この処理
において、課金サーバ11におけるCPU22は、ステ
ップS301の処理により受け取った新規個人情報に基
づいて、その個人に関する課金情報を記憶部26におけ
る課金情報データベースに新規追加記録する。また、こ
の処理に加えて、受講する受講に基づいて、登録の際に
支払われる料金を課金するように貯蓄金額データを更新
記録することとなる。この処理が終了したときには、ス
テップS303に処理を移す。
【0187】次いで、課金サーバ11では、更新完了情
報送信処理を実行する(ステップS303)。この処理
において、課金サーバ11におけるCPU22は、ステ
ップS302の処理により行われた課金情報データベー
スに新規追加記録された旨、及び、登録の際に支払われ
る課金するように貯蓄金額データを更新記録した旨の情
報を生成し、更新完了情報として情報管理サーバ21に
供給することとなる。この処理が終了したときには、本
サブルーチンを終了する。
【0188】次いで、情報管理サーバ21では、更新完
了情報受信処理を実行する(ステップS204)。この
処理において、情報管理サーバ21におけるCPU22
では、ステップS303の処理により課金サーバ11か
ら供給された更新完了情報を受け取る。この処理が終了
したときには、ステップS205に処理を移す。
【0189】次いで、情報管理サーバ21では、個人情
報登録完了情報の送信処理を実行する(ステップS20
5)。この処理において、情報管理サーバ21における
CPU22は、ステップS204の処理により受け取っ
た更新完了情報と、ステップS203の処理により個人
情報データベースと、に基づいて、更新完了情報を端末
装置41Aに供給する。この更新完了情報は、受講者に
対する「ID番号」等も含まれる。
【0190】尚、本実施形態においては、情報管理サー
バ21から更新完了情報のみを端末装置41Aに供給し
たが、本発明はこれに限らず、更新完了情報に加えて、
受講案内情報や、教材等を含む受講内容情報を同時に供
給してもよく、この場合には、受講案内情報、受講内容
情報を別途送付する手間が省け、簡便である。この処理
が終了したときには、本サブルーチンを終了する。
【0191】次いで、端末装置41Aでは、個人情報登
録完了情報の受信処理を実行する(ステップS10
2)。この処理において、端末装置41AにおけるCP
U62は、更新完了情報を受け取る。この処理が終了し
たときには、本サブルーチンを終了する。
【0192】[予約処理]次いで、図12に示す如く、
端末装置41Aでは、予約情報送信処理を実行する(ス
テップS111)。この処理において、端末装置41A
におけるCPU62は、通信I/F65を介して、予約
情報を情報管理サーバ21に供給する。この予約情報と
は、受講者を示す「ID番号」、「パスワード」、受講
する「クラス番号」等が含まれている。
【0193】尚、本実施形態における処理では、情報管
理サーバ21に対して、この予約情報を提供することと
なったが、本発明はこれに限らず、回線ブリッジ装置3
1を介して、これらの情報を提供するものであっても問
題ない。この場合には、回線ブリッジ装置31からネッ
トワーク51を介して端末装置41A若しくは電話機4
1Bに供給される予約用のナビゲーション音声情報に基
づいて、入力処理を行うこととなる。この処理が終了し
たときには、ステップS112に処理を移す。
【0194】次いで、情報管理サーバ21では、予約情
報受信処理を実行する(ステップS211)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS111の処理により供給された予約情報を通
信I/F25を介して受け取る。
【0195】尚、本実施形態における処理では、上述し
た如く、情報管理サーバ21に対して、この予約情報を
提供することとなったが、本発明はこれに限らず、回線
ブリッジ装置31を介して、これらの情報を提供するも
のであっても問題なく、この場合には、回線ブリッジ装
置31を介して、予約情報を受け取ることとなる。この
処理が終了したときには、ステップS212に処理を移
す。
【0196】次いで、情報管理サーバ21では、予約許
可であるか否かを判断する(ステップS212)。この
処理において、情報管理サーバ21におけるCPU22
は、記憶部26に記録されている個人情報データベース
に基づいて、受講条件を満たしているか否かが判断され
る。
【0197】例えば、情報管理サーバ21におけるCP
U22は、端末装置41Aから供給された予約情報に含
まれる「ID番号」と、「パスワード」と、を受け取
り、その情報と、個人情報データベースと、を参照し、
その参照の結果、「ID番号」、「パスワード」と、個
人情報データベースと、が一致しなかったと判別する場
合には、真の受講者から予約情報が供給されていないと
して予約を無効とする。
【0198】また、情報管理サーバ21におけるCPU
22は、個人情報データベースおける履歴情報を読み出
し、予約情報に含まれるクラス情報に基づいて、そのク
ラス情報に該当するクラスを既に受講しているか否かを
判断することとなる。
【0199】このように、情報管理サーバ21における
CPU22は、予約許可であると判別した場合には、ス
テップS213に処理を移し、予約許可であるとは判別
しなかった場合には、本サブルーチンを終了する。
【0200】尚、本実施形態においては、情報管理サー
バ21におけるCPU22は、記憶部26に記録されて
いた個人情報データベースのみを参照することとなった
が、本発明はこれに限らず、記憶部26に記録されてい
た講座情報データベースをも参照してもよい。
【0201】例えば、受講クラスに受講者数の上限を設
ける場合には、講座情報データベースに上限情報を対応
付けておき、情報管理サーバ21におけるCPU22
は、記憶部26に記録されているこの上限情報と、受講
者の数と、を読み出し、それらの情報に基づいて、上限
に至っているか否かを判断することとなる。これによ
り、受講者の上限を設けることとなり、その上限に至っ
ている場合には、自動的に、予約情報を無効とすること
が可能となり、簡便である。
【0202】次いで、情報管理サーバ21では、講座情
報データベース登録処理を実行する(ステップS21
3)。この処理において、情報管理サーバ21における
CPU22は、ステップS211の処理により受け取っ
た予約情報と、個人情報データベースと、に基づいて、
記憶部26に記録されている受講情報データベースに新
規追加記録することとなる。これにより、受講の予約が
可能となる。この処理が終了したときには、ステップS
214に処理を移す。
【0203】次いで、情報管理サーバ21では、予約情
報送信処理を実行する(ステップS214)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS211の処理により受け取った予約情報を、
通信I/Fを介して、課金サーバ11に供給する。この
処理が終了したときには、ステップS215に処理を移
す。
【0204】次いで、課金サーバ11では、予約情報受
信処理を実行する(ステップS311)。この処理にお
いて、課金サーバ11におけるCPU22は、ステップ
S214の処理により供給された予約情報を受け取る。
この処理が終了したときには、ステップS312に処理
を移す。
【0205】次いで、課金サーバ11では、個人課金情
報更新処理を実行する(ステップS312)。この処理
において、課金サーバ11におけるCPU22は、ステ
ップS311の処理により受け取った予約情報に基づい
て、予約情報に含まれる「ID番号」、「クラス番号」
に基づいて、課金する金額を算出し、蓄積料金情報を更
新する。この処理が終了したときには、ステップS31
3に処理を移す。
【0206】次いで、課金サーバ11では、更新完了情
報送信処理を実行する(ステップS313)。この処理
において、課金サーバ11におけるCPU22は、課金
を行った、即ち、更新完了情報を、通信I/F25を介
して、情報管理サーバ21に供給する。この処理が終了
したときには、本サブルーチンを終了する。
【0207】次いで、情報管理サーバ21では、更新完
了情報受信処理を実行する(ステップS215)。この
処理において、情報管理サーバ21におけるCPU22
は、ステップS313の処理により課金サーバ11から
供給された更新完了情報を受け取る。この処理が終了し
たときには、ステップS216に処理を移す。
【0208】次いで、情報管理サーバ21では、固有電
話番号情報の送信処理を実行する(ステップS21
6)。この処理において、情報管理サーバ21における
CPU22は、ステップS215の処理により受け取っ
た更新完了情報と、ステップS203の処理により個人
情報データベースと、講座情報データベースと、に基づ
いて、更新完了情報を端末装置41Aに供給する。この
更新完了情報には、講座情報データベースに記録されて
いる講座の開始時間、講座において使用する電話番号等
を含む。
【0209】尚、本実施形態においては、情報管理サー
バ21から更新完了情報のみを端末装置41Aに供給し
たが、本発明はこれに限らず、更新完了情報に加えて、
教材等を含む受講内容情報を同時に供給してもよく、こ
の場合には、受講内容情報を別途送付する手間が省け、
簡便である。この処理が終了したときには、本サブルー
チンを終了する。
【0210】次いで、端末装置41Aでは、固有電話番
号情報の受信処理を実行する(ステップS112)。こ
の処理において、端末装置41AにおけるCPU62
は、更新完了情報を受け取る。この処理が終了したとき
には、本サブルーチンを終了する。
【0211】[設定変更処理]次いで、図13に示す如
く、回線ブリッジ装置31では、パスワードの変更操作
があったか否かを判断する(ステップS401)。この
処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード
71におけるCPU72は、操作部77の入力信号に基
づいてパスワード変更操作がなされたか否かを判断する
こととなる。CPU72は、パスワードの変更操作があ
ったと判別した場合には、ステップS402に処理を移
し、パスワードの変更操作があったとは判別しなかった
場合には、ステップS407に処理を移す。尚、このパ
スワードとは、回線ブリッジ装置31を処理の操作を許
可するか否かを判断するためのものである。
【0212】次いで、回線ブリッジ装置31では、パス
ワードの自動発行を行うか否かを判断する(ステップS
402)。この処理において、回線ブリッジ装置31の
マスターボード71におけるCPU72は、操作部77
の入力信号に基づいてパスワード変更を自動に行う操作
が行われたか否かを判断することとなる。CPU72
は、パスワードの自動発行を行うと判別した場合には、
ステップS403に処理を移し、パスワードの自動発行
を行うとは判別しなかった場合には、ステップS404
に処理を移す。
【0213】次いで、回線ブリッジ装置31では、パス
ワード自動発行処理を実行する(ステップS403)。
この処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボ
ード71におけるCPU72は、記憶部76に記録され
ている乱数発生プログラムに基づいて、乱数を発生する
こととなる。そして、CPU72は、CPU72により
発生させた乱数に基づいてパスワードの自動発行を行
い、メモリ73に記録する。この処理が終了したときに
は、ステップS405に処理を移す。
【0214】次いで、回線ブリッジ装置31では、パス
ワード入力処理を実行する(ステップS404)。この
処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード
71におけるCPU72は、操作部77の入力信号に基
づいてパスワードの入力操作が行われたか否かを判断
し、パスワードの入力操作が行われた場合には、そのパ
スワードを受け取り、メモリ73に記録する。この処理
が終了したときには、ステップS405に処理を移す。
【0215】次いで、回線ブリッジ装置31では、パス
ワード設定処理を実行する(ステップS405)。この
処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード
71におけるCPU72は、ステップS403又はステ
ップS404の処理によりメモリ73に記録されたパス
ワードを読み出し、記憶部76にパスワードとして記録
する。この処理が終了したときには、ステップS406
に処理を移す。
【0216】次いで、回線ブリッジ装置31では、パス
ワード表示処理を実行する(ステップS406)。この
処理において、回線ブリッジ装置31におけるCPU3
2は、ステップS405の処理により記憶部76に記録
されたパスワードを読み出し、そのパスワードを表示部
74に表示させる。この処理が終了したときには、ステ
ップS407に処理を移す。
【0217】次いで、回線ブリッジ装置31では、各種
の設定変更操作があったか否かを判断する(ステップS
407)。この処理において、回線ブリッジ装置31の
マスターボード71におけるCPU72は、操作部77
の操作に基づいて、各種の設定変更操作があったか否か
を判断することとなる。各種の設定変更操作があったと
判別した場合には、ステップS408に処理を移し、各
種の設定変更操作があったとは判別しなかった場合に
は、本サブルーチンを終了する。
【0218】尚、本実施形態においては、操作部77の
操作に基づいて、各種の設定変更操作があったか否かを
判断することとなったが、本発明はこれに限らず、情報
提供サーバ21から供給される情報に基づいて、又は、
電話機41B、42B、43B、・・・、から供給され
る情報に基づいて、各種の設定変更操作があったか否か
を判断することとなってもよい。
【0219】次いで、回線ブリッジ装置31では、各種
設定変更処理を実行する(ステップS408)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード7
1におけるCPU72は、操作部77の操作に基づい
て、各種の設定変更処理を実行する。この処理が終了し
たときには、本サブルーチンを終了する。
【0220】[受講処理]次いで、図14に示す如く、
回線ブリッジ装置31では、受信電話番号設定処理を実
行する(ステップS421)。この処理において、回線
ブリッジ装置31のマスターボード71におけるCPU
72は、操作部77の入力信号に基づいて、ある回線に
受信させる電話番号の入力操作が行われたか否かを判断
し、ある回線に受信させる電話番号の入力操作が行われ
た場合には、その回線を示すデータと、電話番号を示す
データと、を受け取り、メモリ73に記録する。
【0221】そして、マスターボード71におけるCP
U72は、メモリ73に記録された回線を示すデータに
基づいて、通信I/F79を介して、スレイブボード8
1A、81B、81C、・・・、のいずれかに対して、
回線を示すデータと、電話番号を示すデータと、を供給
する。
【0222】一方、スレイブボード81A、81B、8
1C、・・・、におけるCPU82は、これらの回線を
示すデータと、電話番号を示すデータと、を受け取り、
記憶部86に回線を示すデータと、電話番号を示すデー
タと、を記録する。これにより、CPU82は、記憶部
86に記録された、回線を示すデータに基づいて、回線
を特定し、その特定した回線に受信するための電話番号
を対応付けることとなる。
【0223】尚、本実施形態においては、マスターボー
ド71におけるCPU72は、スレイブボード81A、
81B、81C、・・・、のいずれかにおける一回線の
各々に対して電話番号を設定したが、本発明はこれに限
らず、スレイブボード81A、81B、81C、・・
・、の各々に接続可能な複数の回線の全てに対して同じ
電話番号を設定してもよく、更には、スレイブボード8
1A、81B、81C、・・・、の全てに接続可能な複
数の回線の全てに対して電話番号を設定してもよい。こ
の処理が終了したときには、ステップS422に処理を
移す。
【0224】次いで、回線ブリッジ装置31では、オー
ルシャットアウト状態解除処理を実行する(ステップS
422)。この処理において、回線ブリッジ装置31の
マスターボード71におけるCPU72は、通信I/F
79を介して、スレイブボード81A、81B、81
C、・・・、におけるCPU82に対して、オールシャ
ットアウト状態を解除するデータを供給する。
【0225】そして、スレイブボード81A、81B、
81C、・・・、におけるCPU82は、オールシャッ
トアウト状態を解除するデータを受け取り、記憶部86
に記録する。
【0226】尚、CPU82は、通常、オールシャット
アウト状態として設定する旨のデータを記憶部86に記
録されている。つまり、CPU82は、所定のタイミン
グで、オールシャットアウト状態を解除した状態として
設定されることとなる。そして、この所定のタイミング
は、講座が開始されるとき、若しくは、講座が開始され
る数分前、というように、変更可能に設定されていても
よく、この場合には、オールシャットアウト状態を解除
する手間が省け簡便である。この処理が終了したときに
は、ステップS423に処理を移す。
【0227】次いで、電話機41Bでは、音声通信開始
情報送信処理を実行する(ステップS121)。この処
理において、電話機41Bの操作部(図示せず)におい
て、電話番号を示す音声通信開始情報を、端末装置41
A、ネットワーク51を介して、回線ブリッジ装置31
に供給する。音声通信開始情報は、通信先を示す電話番
号と、通信元を示す電話番号と、を含む。この処理が終
了したときには、ステップS122に処理を移す。
【0228】次いで、回線ブリッジ装置31では、音声
通信開始情報受信処理を実行する(ステップS42
3)。この処理において、回線ブリッジ装置31のスレ
イブボード81A、81B、81C、・・・、における
CPU82は、通信I/F89、音声処理部88を介し
て、ステップS121の処理により供給された音声通信
開始情報を受け取り、メモリ83に記録する。この処理
が終了したときには、ステップS424に処理を移す。
【0229】次いで、回線ブリッジ装置31では、通信
先特定処理を実行する(ステップS424)。この処理
において、回線ブリッジ装置31のスレイブボード81
におけるCPU82は、ステップS423の処理により
メモリ83に記録された音声通信開始情報を読み出すと
ともに、その通信開始情報と、ステップS421の処理
により記憶部86に記録されている回線を示す回線デー
タと、その回線に対応させた電話番号を示す電話番号デ
ータと、参照することにより、受信するか否かを判断
し、更には、この通信元を示す電話番号であるか否かも
判断する。このような参照の結果に基づいて、受信する
電話番号を特定することができる。
【0230】また、CPU82は、読み出した音声通信
開始情報を、通信I/F85を介して、マスターボード
71に供給する。
【0231】一方、マスターボード71においては、通
信I/F79を介して、音声通信開始情報を受け取った
CPU72は、音声通信開始情報を記憶部76に記録す
る。そして、CPU72は、記憶部76に記録した音声
通信開始情報と、個人情報データベースと、に基づい
て、受信する電話番号から受信した受講者を特定するこ
ととなる。
【0232】そして、CPU72は、その音声通信開始
情報に基づいて、その音声通信を開始するか否かを判断
することとなる。例えば、特定した電話番号が登録され
ている電話番号でない場合には、その音声通信の受信を
拒否することが可能である。
【0233】尚、本実施形態においては、音声通信開始
情報に基づいて、音声通信を開始するか否かを判断した
が、本発明はこれに限らず、音声通信開始情報に基づく
ことなく、音声通信を開始するように構成してもよい。
【0234】また、本実施形態においては、個人情報デ
ータベースには一つの電話番号のみ記録されていたが、
本発明はこれに限らず、複数の電話番号が記録されてい
てもよく、この場合には、電場番号が複数有る電話機
や、携帯電話、自宅以外の場所等、音声通信を行う複数
の電話番号に対して、受講者を特定することが可能とな
る。また、出欠状況を把握することも可能となる。この
処理が終了したときには、ステップS425に処理を移
す。
【0235】次いで、回線ブリッジ装置31では、手動
特定であるか否かを判断する(ステップS)。この処理
において、回線ブリッジ装置31のマスターボード71
におけるCPU72は、その操作部77の操作に基づい
て、情報管理サーバ21から供給される情報に基づい
て、手動特定するか否かを判断することとなる。CPU
72は、手動特定であると判別した場合には、ステップ
S426に処理を移し、手動特定であるとは判別しなか
った場合には、ステップS427に処理を移す。
【0236】次いで、回線ブリッジ装置31では、手動
特定処理を実行する(ステップS426)。この処理に
おいて、回線ブリッジ装置31のマスターボード71に
おけるCPU72は、操作部77の手動特定操作に基づ
いて、手動特定を行う。
【0237】例えば、CPU82が音声通信開始情報が
受信された場合には、上述した如く、CPU72に音声
通信開始情報が供給され、CPU72は、音声通信開始
情報に基づくことなく、音声通信を開始した場合には、
音声通信に基づいて、受講している者の名前を確認し、
操作部77を操作し、手動特定することも可能である。
【0238】また、講座のリーダーである端末装置42
Aにおける表示部64には、図20に示す如き画面が表
示されており、その端末装置41Bにおける操作部67
を、修正ボタンを操作することにより、入力ボックス画
像を含む受講者を特定する画面(図示せず)が表示さ
れ、その受講者を特定する画面が表示された場合には、
リーダーの端末装置42AにおけるCPU62は、入力
ボックス画像に入力された結果に基づいて、受講者手動
特定情報を生成する。そして、CPU62は、生成した
受講者手動特定情報を、通信I/F65を介して、情報
管理サーバ21に供給することとなる。
【0239】一方、情報管理サーバ21におけるCPU
22は、通信I/F25を介して、リーダーの端末装置
42Aから供給された受講者手動特定情報を受け取り、
その受講者手動特定情報をメモリ23に記録する。そし
て、CPU22は、その受講者手動特定情報と、記憶部
26に記録されている個人情報データベースと、記憶部
26に記録されている講座情報データベースと、に基づ
いて、受講者を手動特定することとなる。この処理が終
了したときには、ステップS427に処理を移す。
【0240】次いで、回線ブリッジ装置31では、受講
情報送信処理を実行する(ステップS427)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のスレイブボード8
1におけるCPU82は、ステップS423の処理によ
りメモリ83に記録された音声通信開始情報を読み出す
とともに、読み出した音声通信開始情報を、通信I/F
85を介して、マスターボード71に供給する。
【0241】一方、マスターボード71においては、通
信I/F79を介して、音声通信開始情報を受け取った
CPU72は、音声通信開始情報を記憶部76に記録す
る。そして、CPU72は、記憶部76に記録した音声
通信開始情報と、個人情報データベースと、に基づい
て、受信する電話番号から受信した受講者を特定するこ
ととなる。そして、CPU72は、受講者を特定した後
には、その受講者を示す「ID番号」と、「クラス番
号」と、CPU72に内蔵されているタイマから生成さ
れた「日時情報」と、を読み出し、その読み出した情報
に基づいて、受講状況を示す受講情報を生成し、記憶部
76に記録するとともに、通信I/F75を介して、情
報管理サーバ21に供給する。この処理が終了したとき
には、ステップS428に処理を移す。
【0242】次いで、情報管理サーバ21では、受講情
報受信処理を実行する(ステップS221)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
通信I/F25を介して、ステップS427の処理によ
り供給された受講情報を受け取り、メモリ23に記録す
る。そして、CPU22は、メモリ23に記録した受講
情報に基づいて、受講者の受講状況を示すデータを常時
更新することとなる。
【0243】例えば、講座が開始されてから所定時間を
経過するまでに、音声通信が行われない受講予定者に対
して欠席扱いとするという場合には、その音声通信が行
われた時間に基づいて、出欠状況を把握することとな
る。
【0244】また、このような音声通信の状況を把握す
ることにより、リーダーの端末装置42Aにおける表示
部64に、その受講者の出席状況が常時表示されること
となり、随時、出欠席を確認する手間が省け、簡便であ
るとともに、スムーズな相互通信を行うことができる。
この処理が終了したときには、ステップS231に処理
を移す。
【0245】次いで、回線ブリッジ装置31では、音声
合成処理を実行する(ステップS428)。この処理に
おいて、回線ブリッジ装置31のスレイブボード81
A、81B、81C、・・・、におけるCPU82は、
ステップS423の処理により、音声通信開始情報を受
け取った場合には、音声通信を許可し、通信I/F8
9、音声処理部88を介して、音声情報を受け取る。
尚、音声処理部88においては、複数の回線を合成する
ことが可能であり、その合成された音声情報がCPU8
2に供給されることとなる。そして、CPU82は、受
け取った音声情報を通信I/F85を介して、マスター
ボード71に供給する。
【0246】一方、マスターボード71におけるCPU
72は、通信I/F79、音声処理部78を介して、音
声情報を受け取る。尚、音声処理部78においては、複
数の回線を合成することが可能であるが、CPU72か
ら供給されるグループ化信号に基づいて、合成すること
となる。そして、CPU82は、受け取った音声情報を
通信I/F85を介して、音声合成した後に、又は、音
声合成を行うことなく、音声情報を、スレイブボード8
1A、81B、81C、・・・、に供給する。この処理
が終了したときには、ステップS429に処理を移す。
【0247】次いで、回線ブリッジ装置31では、音声
相互通信処理を実行する(ステップS429)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のスレイブボード8
1A、81B、81C、・・・、におけるCPU82
は、ステップS429の処理により合成された音声情報
を、通信I/F85を介して、受け取り、音声処理部8
8、通信I/F89、ネットワーク51、端末装置41
Aを介して、合成された音声情報を電話機41Bに供給
する。これにより、音声通信を相互に行うことが可能と
なる。尚、電話機41Bからパスワードを送信し、その
認証の結果に基づいて、音声相互通信処理を許可するよ
うに構成してもよい。また、そのパスワードを変更可能
してもよく、更には、自動と手動とを問わない。この処
理が終了したときには、ステップS431に処理を移
す。
【0248】次いで、電話機41Bでは、音声相互通信
処理を実行する(ステップS122)。この処理におい
て、ステップS429の処理により行われる音声通信に
基づいて、音声情報を供給することともに、音声情報を
受け取ることが可能となる。これにより、音声通信を相
互に行うことが可能となる。この処理が終了したときに
は、ステップS131に処理を移す。
【0249】次いで、図15に示す如く、情報管理サー
バ21では、開始時間であるか否かを判断する(ステッ
プS231)。この処理において、情報管理サーバ21
におけるCPU22は、CPU22に内蔵されたタイマ
により生成されている日時情報を読み出し、その時間に
該当する講座があるか否かを講座情報データベースに基
づいて判断することとなる。CPU22は、開始時間で
あると判別した場合には、ステップS232に処理を移
し、開始時間であるとは判別しなかった場合には、ステ
ップS261に処理を移す。
【0250】次いで、情報管理サーバ21では、自動電
話開始処理を実行する(ステップS232)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
欠席者を特定し、特定された欠席者に対して、個人情報
データベースにおける電話番号に基づいて、自動的に、
講座が開始された旨の電話を掛け、更には、メールを送
信することとなる。この処理が終了したときには、ステ
ップS261に処理を移す。
【0251】次いで、回線ブリッジ装置31では、開始
時間であるか否かを判断する(ステップS431)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、CPU72に内蔵された
タイマにより生成されている日時情報を読み出し、その
時間に該当する講座があるか否かを講座情報データベー
スに基づいて判断することとなる。CPU72は、開始
時間であると判別した場合には、ステップS432に処
理を移し、開始時間であるとは判別しなかった場合に
は、ステップS434に処理を移す。
【0252】次いで、回線ブリッジ装置31では、自動
録音開始処理を実行する(ステップS432)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード7
1におけるCPU72は、ステップS429の処理によ
り行われている音声通信の内容を録音する。具体的に
は、CPU72は、デジタル化された音声データを記憶
部76に記録することとなる。
【0253】尚、本実施形態においては、デジタル化さ
れた音声データを記憶部76に記録したが、本発明はこ
れに限らず、アナログの録音部を備えてもよく、更に
は、音声出力用の端子を設け、外付けの録音装置を用い
てもよい。この処理が終了したときには、ステップS4
33に処理を移す。
【0254】次いで、回線ブリッジ装置31では、カウ
ント開始処理を実行する(ステップS433)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード7
1におけるCPU72は、CPU72に内蔵されたタイ
マをカウントアップし、通信が開始されてからの経過時
間を累積的にカウントを開始する。これにより、回線ブ
リッジ装置31の累積利用時間をカウントすることとな
る。
【0255】尚、本実施形態においては、受講開始から
の利用時間をカウントアップしたが、本発明はこれに限
らず、オールシャットアウト状態を解除したときに、利
用時間をカウントアップし、その時間を記録することに
より、回線ブリッジ装置31の累積利用時間をカウント
するようにしてもよい。この処理が終了したときには、
ステップS434に処理を移す。
【0256】次いで、回線ブリッジ装置31では、受講
者が全員であるか否かを判断する(ステップS43
4)。この処理において、回線ブリッジ装置31のマス
ターボード71におけるCPU72は、ステップS42
7の処理により、記憶部76に記録された受講状況を示
す受講情報と、講座情報データベースと、に基づいて、
全員の受講者が参加しているか否かを判断する。CPU
72は、受講者が全員であると判別した場合には、ステ
ップS435に処理を移し、受講者が全員であるとは判
別しなかった場合には、ステップS436に処理を移
す。
【0257】次いで、回線ブリッジ装置31では、ロッ
ク処理を実行する(ステップS435)。この処理にお
いて、回線ブリッジ装置31のマスターボード71にお
けるCPU72は、通信I/F79を介して、スレイブ
ボード81にロック信号を供給する。
【0258】一方、スレイブボード81A、81B、8
1C、・・・、におけるCPU82は、通信I/F85
を介して、ロック信号を受け取る。このロック信号を受
け取った場合には、音声処理部88に対して、ロック信
号を供給し、この状態から新たな音声通信開始情報を受
け取らないようにロック処理を行うこととなる。この処
理が終了したときには、ステップS436に処理を移
す。
【0259】次いで、回線ブリッジ装置31では、所定
時間が経過したか否かを判断する(ステップS43
6)。この処理において、回線ブリッジ装置31のマス
ターボード71におけるCPU72は、CPU72に内
蔵されたタイマに基づいて、講座が開始されてから所定
時間経過したか否かを判断することとなる。CPU72
は、所定時間が経過したと判別した場合には、ステップ
S437に処理を移し、所定時間が経過したとは判別し
なかった場合には、ステップS441に処理を移す。
【0260】次いで、回線ブリッジ装置31では、ロッ
ク処理を実行する(ステップS437)。この処理にお
いて、回線ブリッジ装置31のCPU72におけるCP
U72は、ステップS435の処理と同じように、通信
I/F79を介して、スレイブボード81にロック信号
を供給する。
【0261】一方、スレイブボード81A、81B、8
1C、・・・、におけるCPU82は、通信I/F85
を介して、ロック信号を受け取る。このロック信号を受
け取った場合には、音声処理部88に対して、ロック信
号を供給し、この状態から新たな音声通信開始情報を受
け取らないようにロック処理を行うこととなる。この処
理が終了したときには、ステップS441に処理を移
す。
【0262】次いで、図16に示す如く、端末装置42
Aでは、グループ化情報送信処理を実行する(ステップ
S541)。この処理において、リーダーの端末装置4
2AにおけるCPU62は、グループ化操作が行われた
場合、即ち、図20に示すグループ化ボタンをクリック
した場合には、グループ化情報を、通信I/F65を介
して、情報管理サーバ21に供給する。
【0263】一方、情報管理サーバ21におけるCPU
22は、そのグループ化情報を受け取り、回線ブリッジ
装置31に対して、そのグループ化情報を供給する。こ
の処理が終了したときには、ステップS542に処理を
移す。
【0264】次いで、回線ブリッジ装置31では、グル
ープ化情報受信処理を実行する(ステップS441)。
この処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボ
ード71におけるCPU72は、ステップS541の処
理により供給されたグループ化情報を受け取り、そのグ
ループ化情報を記憶部76に記録する。この処理が終了
したときには、ステップS442に処理を移す。
【0265】次いで、回線ブリッジ装置31では、グル
ープ化音声合成処理を実行する(ステップS442)。
この処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボ
ード71におけるCPU72は、ステップS441の処
理により記憶部76に記録したグループ化情報を音声処
理部78に供給する。
【0266】一方、音声処理部78は、グループ化情報
を受け取って、スレイブボード81A、81B、81
C、・・・、から供給される音声情報をグループ化し、
そのグループごとに、そのグループ内で音声情報を送受
信することとなる。
【0267】尚、このグループ分けは、ステップS54
1の処理により、リーダーの端末装置42AにおけるC
PU62から情報管理サーバ21に供給されるグループ
化情報に含まれている。また、情報管理サーバ21にお
ける記憶部26に予め記録されていてもよく、更には、
回線ブリッジ装置31のマスターボード71における操
作部77の操作によりグループ分けされてもよい。この
処理が終了したときには、ステップS443に処理を移
す。
【0268】次いで、回線ブリッジ装置31では、グル
ープ化音声相互通信処理を実行する(ステップS44
3)。この処理において、回線ブリッジ装置31のスレ
イブボード81A、81B、81C、・・・、における
CPU82は、ステップS442の処理により合成され
たグループ化音声を通信I/F89を介して電話機41
Bに供給することとなる。この処理が終了したときに
は、ステップS444に処理を移す。
【0269】次いで、電話機41Bでは、グループ化音
声相互通信処理を実行する(ステップS141)。この
処理において、電話機41Bは、ステップS443の処
理により、回線ブリッジ装置31から供給されたグルー
プ内のみの音声情報を含んだグループ化音声を受け取
る。これにより、グループ内における音声情報のみを相
互通信することが可能となるのである。この処理が終了
したときには、ステップS142に処理を移す。
【0270】次いで、回線ブリッジ装置31では、音声
相互通信処理を実行する(ステップS444)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード7
1におけるCPU72は、講座情報データベースに基づ
いて、リーダーの電話機42Bを特定し、その旨のリー
ダー特定データをスレイブボード81A、81B、81
C、・・・、のいずれかに供給する。
【0271】一方、回線ブリッジ装置31のスレイブボ
ード81A、81B、81C、・・・、のいずれかにお
けるCPU82は、ステップS429の処理により合成
された音声情報を、通信I/F85を介して、受け取
り、音声処理部88、通信I/F89、ネットワーク5
1、端末装置42Aを介して、合成された音声情報を電
話機42Bに供給する。これにより、リーダーのみに対
して音声通信を相互に行うことが可能となる。この処理
が終了したときには、ステップS445に処理を移す。
【0272】次いで、電話機42Bでは、音声相互通信
処理を実行する(ステップS542)。この処理におい
て、ステップS444の処理により行われる音声通信に
基づいて、音声情報を供給することともに、音声情報を
受け取ることが可能となる。これにより、リーダーのみ
に対して音声通信を相互に行うことが可能となる。この
処理が終了したときには、ステップS543に処理を移
す。
【0273】次いで、端末装置42Aでは、グループ化
解除情報送信処理を実行する(ステップS543)。こ
の処理において、リーダーの端末装置42AにおけるC
PU62は、グループ化解除操作が行われた場合、即
ち、グループ化解除ボタンをクリックした場合には、グ
ループ化解除情報を、通信I/F65を介して、情報管
理サーバ21に供給する。
【0274】一方、情報管理サーバ21におけるCPU
22は、そのグループ化解除情報を受け取り、回線ブリ
ッジ装置31に対して、そのグループ化解除情報を供給
する。この処理が終了したときには、ステップS544
に処理を移す。
【0275】次いで、回線ブリッジ装置31では、グル
ープ化解除情報受信処理を実行する(ステップS44
5)。この処理において、回線ブリッジ装置31におけ
るCPU32は、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、ステップS544の処理
により供給されたグループ化解除情報を受け取り、その
グループ化解除情報を記憶部76に記録する。この処理
が終了したときには、ステップS446に処理を移す。
【0276】次いで、回線ブリッジ装置31では、音声
相互通信処理を実行する(ステップS446)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード7
1におけるCPU72は、ステップS445の処理によ
り記憶部76に記録したグループ化解除情報を音声処理
部78に供給する。
【0277】一方、音声処理部78は、グループ化解除
情報を受け取って、スレイブボード81A、81B、8
1C、・・・、から供給される音声情報を、ステップS
442の処理により行われた音声合成処理を同じように
行い、音声情報を送受信することとなる。この処理が終
了したときには、ステップS451に処理を移す。
【0278】次いで、電話機41Bでは、音声相互通信
処理を実行する(ステップS142)。この処理におい
て、ステップS429の処理により行われる音声通信に
基づいて、音声情報を供給することともに、音声情報を
受け取ることが可能となる。これにより、通常通りのグ
ループ化されていない音声通信を相互に行うことが可能
となる。この処理が終了したときには、ステップS15
1に処理を移す。
【0279】次いで、電話機42Bでは、音声相互通信
処理を実行する(ステップS544)。この処理におい
て、リーダーの電話機42Bにおいても、ステップS4
29の処理により行われる音声通信に基づいて、音声情
報を供給することともに、音声情報を受け取ることが可
能となる。これにより、音声通信を相互に行うことが可
能となる。この処理が終了したときには、ステップS5
51に処理を移す。
【0280】尚、本実施形態においては、リーダーの端
末装置42Aからネットワーク51、情報管理サーバ2
1を介して、回線ブリッジ装置31にグループ化情報を
供給したが、本発明はこれに限らず、リーダーの電話機
42Bの操作に基づいて、ネットワーク51を介して、
グループ化情報を回線ブリッジ装置31に音声情報とし
て供給してもよい。また、回線ブリッジ装置31におけ
るマスターボード71の操作部77を操作することによ
り、グループ化設定を行ってもよく、予めグループ化設
定される場合には、好適である。
【0281】次いで、図17に示す如く、端末装置42
Aでは、集計開始情報送信処理を実行する(ステップS
551)。この処理において、リーダーの端末装置42
AにおけるCPU62は、集計開始操作が行われた場
合、即ち、図20に示す集計ボタンをクリックした場合
には、集計開始情報を、通信I/F65を介して、情報
管理サーバ21に供給する。
【0282】一方、情報管理サーバ21におけるCPU
22は、その集計開始情報を受け取り、回線ブリッジ装
置31に対して、その集計開始情報を供給する。この処
理が終了したときには、ステップS552に処理を移
す。
【0283】次いで、回線ブリッジ装置31では、集計
開始情報受信処理を実行する(ステップS451)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、ステップS551の処理
により供給された集計開始情報を受け取り、その集計開
始情報を記憶部76に記録する。この処理が終了したと
きには、ステップS452に処理を移す。
【0284】次いで、回線ブリッジ装置31では、集計
信号であるか否かを判断する(ステップS452)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、ステップS451の処理
により記憶部76に記録した集計開始情報をスレイブボ
ード81A、81B、81C、・・・、におけるCPU
82に供給する。
【0285】一方、スレイブボード81A、81B、8
1C、・・・、におけるCPU82は、音声処理部88
に集計信号を供給する。
【0286】そして、音声処理部88は、電話機41B
の操作により集計情報が供給されたか否かを判断するこ
ととなり、その集計信号をスレイブボード81A、81
B、81C、・・・、におけるCPU82に供給するこ
ととなる。
【0287】CPU82は、集計信号であると判別した
場合には、ステップS453に処理を移し、集計信号で
あるとは判別しなかった場合には、ステップS454に
処理を移す。
【0288】次いで、回線ブリッジ装置31では、受講
者情報記録及び集計処理を実行する(ステップS45
3)。この処理において、回線ブリッジ装置31のスレ
イブボード81A、81B、81C、・・・、における
CPU82は、受け取った集計情報を、通信I/F85
を介して、マスターボード71におけるCPU72に供
給する。
【0289】一方、マスターボード71におけるCPU
72は、通信I/F79を介して集計情報を受け取り、
その集計情報を記憶部76に記録する。この処理が終了
したときには、ステップS454に処理を移す。
【0290】次いで、回線ブリッジ装置31では、記録
及び集計結果表示処理を実行する(ステップS45
4)。この処理において、回線ブリッジ装置31のマス
ターボード71におけるCPU72は、ステップS45
3の処理により記憶部76に記録された集計情報を表示
部74に表示する。この処理が終了したときには、ステ
ップS455に処理を移す。
【0291】次いで、回線ブリッジ装置31では、記録
及び集計結果送信処理を実行する(ステップS45
5)。この処理において、回線ブリッジ装置31のマス
ターボード71におけるCPU72は、ステップS45
3の処理により記憶部76に記録された集計情報を、通
信I/F75を介して情報管理サーバ21に供給する。
【0292】そして、情報管理サーバ21におけるCP
U22は、通信I/F25を介して、集計情報を受け取
り、記憶部26に記録する。そして、CPU22は、記
憶部26に記録した集計情報を、リーダーの端末装置4
2Aにその集計情報を供給することとなる。この処理が
終了したときには、ステップS456に処理を移す。
【0293】次いで、端末装置42Aでは、記録及び集
計結果受信処理を実行する(ステップS552)。この
処理において、リーダーの端末装置42AにおけるCP
U62は、ステップS455の処理により供給された集
計情報を受け取る。この処理が終了したときには、ステ
ップS553に処理を移す。
【0294】次いで、端末装置42Aでは、記録及び集
計結果表示処理を実行する(ステップS553)。この
処理において、リーダーの端末装置42AにおけるCP
U62は、ステップS552の処理により受け取った集
計情報を、図20に示す如く表示することとなる。これ
には、集計結果を個人別に表示することと、集計結果の
合計数を表示することと、を問わない。
【0295】尚、図20における「○」印は、集計する
質問に対して賛成を意味し、「×」印は、集計する質問
に対して反対を意味し、更には、「黒○」印は、後述す
る如きミュート状態となっており、集計情報を受け取れ
ない状態であることを意味する。また、画面右上には、
集計結果の合計数が表示されている。
【0296】また、この処理は、所定時間経過した後、
自動的に集計状態を解除してもよく、リーダーの端末装
置42Aにおける操作部67の操作に基づいて、集計状
態を解除してもよい。また、集計する時間を、リーダー
の端末装置42Aの操作部67の操作により設定可能と
してもよく、更には、情報管理サーバ21、回線ブリッ
ジ装置31において、設定可能としてもよい。この処理
が終了したときには、ステップS554に処理を移す。
【0297】次いで、電話機41Bでは、ミュート信号
送信処理を実行する(ステップS151)。この処理に
おいて、電話機41Bのミュート操作に基づいて、ネッ
トワーク51を介して、回線ブリッジ装置31にミュー
ト信号を供給する。この処理が終了したときには、ステ
ップS152に処理を移す。
【0298】次いで、回線ブリッジ装置31では、ミュ
ート信号受信処理を実行する(ステップS456)。こ
の処理において、スレイブボード81A、81B、81
C、・・・、におけるCPU82は、通信I/F89、
音声処理部88を介して、ミュート信号を受け取る。そ
して、CPU82は、音声処理部88に対して、そのミ
ュート信号を受け取った回線から供給される音声情報を
ミューとする旨のミュート情報を供給する。この処理が
終了したときには、ステップS457に処理を移す。
【0299】次いで、回線ブリッジ装置31では、ミュ
ート音声合成処理を実行する(ステップS457)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のスレイブボー
ド81A、81B、81C、・・・、における音声処理
部88は、ミュート情報を受け取り、そのミュートする
回線の音声情報を除く音声情報を合成し、ミュート音声
情報を生成する。そして、回線ブリッジ装置31のスレ
イブボード81におけるCPU82は、ステップS45
7の処理により生成されたミュート音声情報を受け取
り、マスターボード71に供給する。
【0300】一方、マスターボード71におけるCPU
72は、通信I/F79、音声処理部78を介して、ミ
ュート音声情報を受け取る。尚、音声処理部78におい
ては、複数の回線を合成することが可能であるが、CP
U72から供給されるグループ化信号に基づいて、合成
することとなる。そして、CPU82は、受け取ったミ
ュート音声情報を通信I/F85を介して、音声合成し
た後に、又は、音声合成を行うことなく、ミュート音声
情報を、スレイブボード81A、81B、81C、・・
・、に供給する。この処理が終了したときには、ステッ
プS458に処理を移す。
【0301】次いで、回線ブリッジ装置31では、ミュ
ート音声相互通信処理を実行する(ステップS45
8)。この処理において、ステップS457の処理によ
り合成されたミュート音声情報を、電話機41B、42
Bに供給する。この処理が終了したときには、ステップ
S461に処理を移す。
【0302】次いで、電話機42Bでは、ミュート音声
相互通信処理を実行する(ステップS554)。この処
理において、電話機42Bは、ステップS457の処理
により合成されたミュート音声情報を受け取る。また、
この電話機42B自体は、ミュート信号を供給していな
いため、相互通信が可能となる。この処理が終了したと
きには、ステップS561に処理を移す。
【0303】次いで、電話機41Bでは、ミュート音声
受信処理を実行する(ステップS152)。この処理に
おいて、電話機41Bも、電話機42Bと同様に、ステ
ップS457の処理により合成されたミュート音声情報
を受け取る。また、この電話機41B自体は、ミュート
信号を供給したため、相互通信が行われず、一方向通信
が可能となる。この処理が終了したときには、ステップ
S161に処理を移す。
【0304】次いで、図18に示す如く、回線ブリッジ
装置31では、録音処理を実行する(ステップS46
1)。この処理において、回線ブリッジ装置31のマス
ターボード71におけるCPU72は、ステップS43
2の処理により開始された録音処理を行うこととなる。
具体的には、CPU72は、デジタル化された音声デー
タを記憶部76に記録することとなる。
【0305】尚、本実施形態においては、デジタル化さ
れた音声データを記憶部76に記録したが、本発明はこ
れに限らず、アナログの録音部を備えてもよく、更に
は、音声出力用の端子を設け、外付けの録音装置を用い
てもよい。この処理が終了したときには、ステップS4
62に処理を移す。
【0306】次いで、回線ブリッジ装置31では、経過
時間表示処理を実行する(ステップS462)。この処
理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード7
1におけるCPU72は、ステップS433の処理によ
りカウントの開始が行われた時間に基づいて、図21に
示す如く、経過時間を表示部74に表示する。
【0307】尚、本実施形態においては、受講開始から
の利用時間をカウントアップしたが、本発明はこれに限
らず、オールシャットアウト状態を解除したときに、利
用時間をカウントアップし、その時間を記録することに
より、回線ブリッジ装置31の累積利用時間をカウント
するようにしてもよい。この処理が終了したときには、
ステップS463に処理を移す。
【0308】次いで、回線ブリッジ装置31では、利用
終了時間表示処理を実行する(ステップS463)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、設定された利用終了時間
を記憶部76から読み出し、図21に示す如く、表示す
る。この利用終了時間は、レンタルされる際に設定され
る料金設定に基づいて生成されるものである。この処理
が終了したときには、ステップS464に処理を移す。
【0309】次いで、回線ブリッジ装置31では、料金
表示処理を実行する(ステップS464)。この処理に
おいて、回線ブリッジ装置31のマスターボード71に
おけるCPU72は、設定された料金設定に基づいて料
金情報を累積的に記憶部76から読み出し、図21に示
す如く、表示する。この処理が終了したときには、ステ
ップS465に処理を移す。
【0310】次いで、回線ブリッジ装置31では、受講
者情報表示処理を実行する(ステップS465)。この
処理において、回線ブリッジ装置31のスレイブボード
81A、81B、81C、・・・、におけるCPU82
は、音声情報の通信状態をモニタし、その音声情報の通
信状態を示す受講者情報を記憶部86に記録し、通信I
/F85を介して、その受講者情報をマスターボード7
1に供給する。
【0311】一方、回線ブリッジ装置31のマスターボ
ード71におけるCPU72は、スレイブボード81
A、81B、81C、・・・、から供給される音声情報
の通信状態をモニタし、その音声情報の通信状態を示す
受講者情報を記憶部76に常時記録し、表示部74に表
示する。例えば、相互通信状態、ミュート通信状態、グ
ループ通信状態、非通信状態というように、音声情報の
通信状態を表示することとなる。この処理が終了したと
きには、ステップS466に処理を移す。
【0312】次いで、回線ブリッジ装置31では、受講
者情報送信処理を実行する(ステップS466)。この
処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボード
71におけるCPU72は、ステップS465の処理に
より記憶部76に記録した受講者情報を読み出し、通信
I/F75を介して、情報管理サーバ21を供給する。
【0313】一方、情報管理サーバ21におけるCPU
22は、通信I/F25を介して受け取った受講者情報
を記憶部26に記録する。そして、CPU22は、記憶
部26に記録された受講者情報を、通信I/F25、ネ
ットワーク51を介して、リーダーの端末装置42Aに
供給する。この処理が終了したときには、ステップS4
67に処理を移す。
【0314】次いで、端末装置42Aでは、受講者情報
受信処理を実行する(ステップS561)。この処理に
おいて、端末装置42AにおけるCPU62は、ステッ
プS466の処理により供給された受講者情報を受け取
る。この処理が終了したときには、ステップS562に
処理を移す。
【0315】次いで、端末装置42Aでは、受講者情報
表示処理を実行する(ステップS562)。この処理に
おいて、リーダーの端末装置42AにおけるCPU62
は、ステップS561の処理より受け取った受講者情報
を、図20に示す如く、表示部64に表示する。更に
は、図20に示す如く、受講している受講者を特定する
とともに、受講している受講者の数を表示することも可
能である。この処理が終了したときには、ステップS1
61に処理を移す。
【0316】次いで、回線ブリッジ装置31では、回線
を切断するか否かを判断する(ステップS467)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、回線を切断する条件を満
たしたか否かを判断する。この回線を切断する条件と
は、設定された講座の終了時間であったり、操作部77
の切断操作があった場合であったり、各種の条件があ
る。CPU72は、回線を切断すると判別した場合に
は、ステップS468に処理を移し、回線を切断すると
は判別しなかった場合には、ステップS423に処理を
移す。
【0317】次いで、電話機41Bでは、回線が切断さ
れたか否かを判断する(ステップS151)。この処理
において、電話機41Bでは、回線を切断する条件を満
たしたか否かを判断する。この回線を切断する条件と
は、回線ブリッジ装置31からの切断信号であったり、
電話機41Bの操作に基づく切断操作があった場合であ
ったり、各種の条件がある。電話機41Bでは、回線が
切断されたであると判別した場合には、ステップS16
2に処理を移し、回線が切断されたとは判別しなかった
場合には、ステップS121に処理を移す。
【0318】次いで、情報管理サーバ21では、回線が
切断されたであるか否かを判断する(ステップS26
1)。この処理において、情報管理サーバ21における
CPU22は、回線を切断する条件を満たしたか否かを
判断する。この回線を切断する条件とは、回線ブリッジ
装置31からの切断信号等、各種の条件がある。CPU
22は、回線が切断されたと判別した場合には、ステッ
プS271に処理を移し、回線が切断されたとは判別し
なかった場合には、ステップS221に処理を移す。
【0319】次いで、回線ブリッジ装置31では、オー
ルシャットアウト状態設定処理を実行する(ステップS
468)。この処理において、回線ブリッジ装置31の
マスターボード71におけるCPU72は、オールシャ
ットアウト状態を設定するデータを記憶部86に記録す
る。この処理が終了したときには、ステップS471に
処理を移す。
【0320】次いで、電話機41Bでは、音声相互通信
が切断される(ステップS162)。この処理におい
て、電話機41Bでは、音声相互通信を切断し、終了さ
せる。この処理が終了したときには、ステップS571
に処理を移す。
【0321】次いで、図19に示す如く、端末装置42
Aでは、受講者への評価情報送信処理を実行する(ステ
ップS571)。この処理において、リーダーの端末装
置42AにおけるCPU62は、講座に基づいて、受講
者の評価情報を生成し、その評価情報を、通信I/F6
5を介して、情報管理サーバ21に供給する。この処理
が終了したときには、ステップS171に処理を移す。
【0322】次いで、情報管理サーバ21では、評価情
報受信処理を実行する(ステップS271)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS571の処理により供給された受講者の評価
情報を受け取り、記憶部26に記録する。この処理が終
了したときには、ステップS272に処理を移す。
【0323】次いで、回線ブリッジ装置31では、履修
履歴情報生成処理を実行する(ステップS471)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、相互通信中に記録した音
声情報の通信状態に基づいて、履修履歴情報を生成す
る。
【0324】尚、本実施形態においては、講座が開始し
てから所定時間経過するまでに、音声情報を相互通信状
態に至った場合には、出席として認識するが、本発明は
これに限らず、この条件に加えて、終了時間に、相互通
信状態である場合に出席として認識してもよく、各種の
条件が相当する。この処理が終了したときには、ステッ
プS472に処理を移す。
【0325】次いで、回線ブリッジ装置31では、履修
履歴情報送信処理を実行する(ステップS472)。こ
の処理において、回線ブリッジ装置31のマスターボー
ド71におけるCPU72は、ステップS472の処理
により生成した履修履歴情報を、通信I/F75を介し
て、情報管理サーバ21に供給する。この処理が終了し
たときには、本サブルーチンを終了する。
【0326】次いで、情報管理サーバ21では、履修履
歴情報受信処理を実行する(ステップS272)。この
処理において、情報管理サーバ21におけるCPU22
は、通信I/F25を介して、履修履歴情報を受け取
り、記憶部26に記録する。この処理が終了したときに
は、ステップS273に処理を移す。
【0327】次いで、情報管理サーバ21では、履修履
歴情報記録処理を実行する(ステップS273)。この
処理において、情報管理サーバ21におけるCPU22
は、ステップS271の処理により記憶部26に記録さ
れた受講者の評価情報と、ステップS272の処理によ
り記憶部26に記録された履修履歴情報と、を読み出
し、記憶部26における個人情報データベースに記録す
る。
【0328】また、CPU22は、通信I/F25を介
して、受講者の端末装置41Aに受講者の評価情報を供
給することも可能である。また、複数回からなるクラス
においては、毎回の講座が終了した後に、受講者の端末
装置41Aに受講者の評価情報を供給することと、所定
回の講座が終了した後に、受講者の端末装置41Aに受
講者の評価情報を供給することとは問わない。
【0329】更には、この履修履歴情報に基づいて、複
数回からなるクラスを受講したか否かを判断することも
ある。
【0330】例えば、クラスを受講していないと判断す
る条件としては、複数回からなるクラスにおける初回の
講座を受講しなかった場合、複数回からなるクラスにお
いて所定回数講座を受講しなかった場合には、そのクラ
ス自体を受講したとは認識しないようにしてもよい。こ
の処理が終了したときには、ステップS274に処理を
移す。
【0331】次いで、端末装置41Aでは、リーダーへ
の評価情報送信処理を実行する(ステップS171)。
この処理において、端末装置41AにおけるCPU62
は、講座に基づいて、講座、リーダーの評価情報を生成
し、その評価情報を、通信I/F65を介して、情報管
理サーバ21に供給する。この処理が終了したときに
は、本サブルーチンを終了する。
【0332】次いで、情報管理サーバ21では、評価情
報受信処理を実行する(ステップS274)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS171の処理により供給された講座、リーダ
ーの評価情報を受け取る。記憶部26に記録する。この
処理が終了したときには、この処理が終了したときに
は、ステップS275に処理を移す。
【0333】次いで、情報管理サーバ21では、評価情
報記録処理を実行する(ステップS275)。この処理
において、情報管理サーバ21におけるCPU22は、
ステップS274の処理により供給された講座、リーダ
ーの評価情報を記憶部26に記憶部26に記録する。
【0334】また、CPU22は、通信I/F25を介
して、リーダーの端末装置42Aに受講者から供給され
る講座、リーダーの評価情報を供給することも可能であ
る。また、複数回からなるクラスにおいては、毎回の講
座が終了した後に、リーダーの端末装置42Aに講座、
リーダーの評価情報を供給することと、所定回の講座が
終了した後に、講座、リーダーの端末装置42Aに受講
者の評価情報を供給することとは問わない。この処理が
終了したときには、本サブルーチンを終了する。
【0335】尚、本実施形態においては、塾、予備校、
大学、資格における受験機関等、各種の学習機関に用い
ることが可能であるが、本発明はこれに限らず、企業等
の会議等、相互通信を行うことにより利益を得ることが
可能となる各種の目的で使用可能である。
【0336】また、本実施形態においては、受講者の登
録料金、受講料金のみを課金サーバ11で課金処理を行
ったが、本発明はこれに限らず、リーダーに対する対価
を課金サーバにより課金処理を行ってもよく、この場合
には、自動的に課金が行われ簡便である。
【0337】更には、本実施形態においては、電話会議
装置として、課金サーバ11、情報管理サーバ21、回
線ブリッジ装置31が構成されたが、本発明はこれに限
らず、回線ブリッジ装置31に全ての機能を備えること
により、課金サーバ11及び情報管理サーバ21を具備
しない構成としてもよい。
【0338】更にまた、本実施形態においては、マスタ
ーボード71が、スレイブボード81A、81B、81
C、・・・、を制御して、電話機の数を任意に設定する
ような構成としたが、本発明はこれに限らず、ある回線
ブリッジ装置31をマスター装置として、その他の複数
の回線ブリッジ装置31をスレイブ装置として、複数の
回線ブリッジ装置31同士を接続し、電話機の数を任意
に設定するような構成としてもよい。
【0339】
【発明の効果】本発明によれば、「複数の電話機を接続
して電話会議を行う電話会議装置」を「前記電話会議装
置に接続できる電話機の数を任意に設定するための接続
数設定手段を有する」ように構成することが可能とな
り、参加者の人数が多い場合でも電話会議装置を使用す
ることができるため、参加者の人数を絞ったり実際に会
議の場に足を運んだりすることなく、所望の会議を行う
ことが可能となるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における電話会議システ
ムを示す概略図である。
【図2】 本発明の一実施形態におけるサーバを示すブ
ロック図である。
【図3】 本発明の一実施形態におけるデータベースを
示す概略図である。
【図4】 本発明の一実施形態におけるデータベースを
示す概略図である。
【図5】 本発明の一実施形態におけるデータベースを
示す概略図である。
【図6】 本発明の一実施形態におけるデータベースを
示す概略図である。
【図7】 本発明の一実施形態における回線ブリッジ装
置を示すブロック図である。
【図8】 本発明の一実施形態における回線ブリッジ装
置のマスターボードを示すブロック図である。
【図9】 本発明の一実施形態における回線ブリッジ装
置のスレイブボードを示すブロック図である。
【図10】 本発明の一実施形態における端末装置を示
すブロック図である。
【図11】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図12】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図13】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図14】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図15】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図16】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図17】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図18】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図19】 本発明の一実施形態における電話会議シス
テムの動作を説明するフローチャートを示す図である。
【図20】 本発明の一実施形態における端末装置の表
示画面を示すが概略図である。
【図21】 本発明の一実施形態における回線ブリッジ
装置の表示画面を示すが概略図である。
【符号の説明】
10 電話会議システム 11 課金サーバ 21 情報管理サーバ 22、62、72、82 CPU 23、63、73、83 メモリ 25、65、75、79、85、89 通信I/F 26、66、76、86 記憶部 31 回線ブリッジ装置 41A、42A、43A 端末装置 41B、42B、43B 電話機 51 ネットワーク 64、74 表示部 67、77 操作部 71 マスターボード 78、88 音声処理部 81 スレイブボード

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電話機と、当該複数の電話機を接
    続して電話会議を行う電話会議装置と、を備えた電話会
    議システムであって、 前記電話会議装置は、当該電話会議装置に接続できる電
    話機の数を任意に設定するための接続数設定手段を有す
    ることを特徴とする電話会議システム。
  2. 【請求項2】 複数の電話機を接続して電話会議を行う
    電話会議装置であって、 前記電話会議装置に接続できる電話機の数を任意に設定
    するための接続数設定手段を有することを特徴とする電
    話会議装置。
  3. 【請求項3】 前記電話会議装置に接続されている複数
    の電話機を、少なくとも1以上の電話機からなる任意の
    数のグループにグループ分けするためのグルーピング手
    段と、 前記グルーピング手段によりグループ化されたグループ
    内に含まれる電話機間の音声を結合する音声結合手段
    と、を有することを特徴とする請求項2記載の電話会議
    装置。
  4. 【請求項4】 前記電話会議装置に接続する複数の電話
    機の各々を特定するための接続電話機特定手段を有する
    ことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の電話会議
    装置。
  5. 【請求項5】 前記電話会議装置を利用した時間を計時
    する計時手段と、 前記計時手段により計時された時間が所定の時間に到達
    したことを報知する経過時間報知手段と、を有すること
    を特徴とする請求項2から請求項4のいずれか記載の電
    話会議装置。
  6. 【請求項6】 前記電話会議装置に接続されている電話
    機からの音声を結合する音声結合手段と、 前記音声結合手段により結合された音声を自動的に録音
    する音声録音手段と、を有することを特徴とする請求項
    2から請求項5のいずれか記載の電話会議装置。
  7. 【請求項7】 複数の電話機を接続して電話会議を行う
    電話会議装置であって、 前記電話会議装置に接続するために必要な認証情報を設
    定する認証情報設定手段と、 前記認証情報設定手段により設定された認証情報と、当
    該電話会議装置に接続しようとするユーザが入力した入
    力情報とを比較するための比較手段と、を備え、 前記比較手段の比較結果により、前記入力情報が前記認
    証情報と異なる場合には、当該ユーザの電話機が当該電
    話会議装置に接続されることを拒絶する機能を有するこ
    とを特徴とする電話会議装置。
  8. 【請求項8】 電話回線を用いて複数の電話機を接続
    し、電話会議を行う電話会議装置であって、 前記電話会議装置に接続されている電話機からの接続を
    一括して切断する接続切断手段を有することを特徴とす
    る電話会議装置。
  9. 【請求項9】 前記電話会議装置に接続されている電話
    機以外の他の電話機から当該電話会議装置へ接続される
    ことを遮断する接続遮断手段を有することを特徴とする
    請求項8記載の電話会議装置。
  10. 【請求項10】 前記電話会議装置に接続されているあ
    る電話機からの信号を受信する信号受信手段と、 前記信号受信手段が前記信号を受信したことを検知し
    て、前記ある電話機からの音声を当該電話会議装置に接
    続された他の電話機のユーザに聞こえない状態に切り替
    える音声切り替え手段と、を有することを特徴とする請
    求項8又は請求項9記載の電話会議装置。
  11. 【請求項11】 電話回線を用いて複数の電話機を接続
    し、電話会議を行う電話会議装置であって、 前記電話会議装置に接続されている電話機において、当
    該電話機に設けられたボタンが押圧操作されたことを示
    す押圧信号を受信する押圧信号受信手段と、 前記押圧信号受信手段が受信した前記押圧信号の数を算
    出する算出手段と、 前記算出手段により算出された結果を報知する算出結果
    報知手段と、を有することを特徴とする電話会議装置。
  12. 【請求項12】 通信回線を介して学習者の端末装置と
    接続され得、前記学習者の学習内容に関するデータを送
    受信し得る電話会議装置であって、 前記学習者の学習履歴を記録する学習履歴記録手段と、 前記学習者から送信され、当該学習者が学習しようとす
    る内容についてのデータを受信するデータ受信手段と、 前記学習履歴記録手段に記録されたデータと前記受信手
    段が受信したデータとを比較するデータ比較手段と、を
    備え、 前記データ比較手段により比較されたデータが合致しな
    いときには、前記学習者に対して、当該学習者が学習し
    ようとする内容に対する参加許可情報を送信する参加許
    可情報送信手段を有することを特徴とする電話会議装
    置。
  13. 【請求項13】 一の課程が複数回のクラスから構成さ
    れている学習内容を学習する学習者の端末装置と通信回
    線を介して接続され、前記学習者の学習内容に関するデ
    ータを送受信し得る電話会議装置であって、 前記学習者が前記クラスに参加したことを検知する参加
    検知手段と、 前記参加検知手段の検知結果により、前記学習者がクラ
    スに参加した回数を算出する参加回数算出手段と、 前記参加回数算出手段に記録された前記学習者の参加回
    数データと予め定められた基準データを比較する比較手
    段と、を備え、 前記比較手段の比較結果により、前記学習者が当該クラ
    スを履修したことを記録する学習履歴更新手段を有する
    ことを特徴とする電話会議装置。
  14. 【請求項14】 前記基準データは、回数を示す数値デ
    ータであって、前記参加回数データが前記基準データ以
    上である場合には、前記学習者が当該クラスを履修した
    ことを記録するものであることを特徴とする請求項13
    記載の電話会議装置。
  15. 【請求項15】 一の課程が複数回のクラスから構成さ
    れている学習内容を学習する学習者の端末装置と通信回
    線を介して接続され、前記学習者の学習内容に関するデ
    ータを送受信し得る電話会議装置であって、 前記学習者が前記クラスに参加したことを検知する参加
    検知手段と、 前記参加検知手段の検知結果により、前記学習者がクラ
    スに参加した回を記録する参加記録手段と、 前記参加記録手段に記録されたデータと前記複数回のク
    ラスのうち予め決定された回のクラスを示すデータとを
    比較する比較手段と、を備え、 前記比較手段の比較結果により、前記学習者が前記予め
    決定された回のクラスに参加していない場合には、当該
    学習者の学習履歴を更新させない機能を有することを特
    徴とする電話会議装置。
  16. 【請求項16】 前記学習者が前記クラスを履修したこ
    とを記録したときには、前記学習者の端末装置に対し
    て、当該クラスを履修した旨の情報である履修終了情報
    を送信する履修終了情報送信手段を有することを特徴と
    する請求項13から請求項15のいずれか記載の電話会
    議装置。
  17. 【請求項17】 前記履修終了情報は、前記学習者に前
    記クラスに対する評価を行わしめるための評価データで
    あることを特徴とする請求項16記載の電話会議装置。
  18. 【請求項18】 通信回線を介して学習者の端末装置と
    接続され得、前記学習者の学習内容に関するデータを送
    受信し得る電話会議装置であって、 予め前記電話会議装置に接続される複数の電話機の各々
    を記憶する予約記憶手段と、 前記予約記憶手段により記憶された複数の電話機の各々
    であって、前記電話会議装置に接続されていない複数の
    電話機の各々を特定するための未接続電話機特定手段
    と、 学習内容が提供され始める開始時間に至ったか否かを判
    定する開始時間判定手段と、 前記開始時間判定手段により開始時間に至ったと判定さ
    れたときには、前記未接続電話機特定手段により前記電
    話会議装置に接続されていないと特定された複数の電話
    機の各々に対して、開始時間に至った旨の報知を行う開
    始時間報知手段と、を備えたことを特徴とする電話会議
    装置。
  19. 【請求項19】 接続された少なくとも2つの端末装置
    で相互に講義及び学習を行う、電話会議装置を用いた学
    習方法であって、 前記電話会議装置を用いて学習を行う学習者の数に対応
    させて、前記電話会議装置に接続できる電話機の数を設
    定するステップを含むことを特徴とする電話会議装置を
    用いた学習方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007295199A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Kyocera Corp グループ通信制御方法及び通信端末
JP2009302930A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Jbs:Kk Web動画カルチャースクールシステム
JP2011028273A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Cheng Ta Yang インターネットインタラクティブラーニング管理システム

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