JP2003248019A - コンタクトプローブ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
て、コンタクトプローブの持つ容量を低減し、電気的特
性の向上を図ること。 【解決手段】 複数のパターン配線12がフィルム11
の表面上に形成されこれらのパターン配線の各先端部が
フィルムの先端部に配されてコンタクトピン12aとさ
れるコンタクトプローブ10であって、前記フィルムの
裏面側に金属層11bを備え、該金属層は、前記フィル
ムの先端部において前記複数のパターン配線に直交して
延在されている先端部領域11cと、前記フィルムの基
端部に配される基端部領域11dと、前記先端部領域か
ら前記基端部領域まで細帯状に延在する接続領域11e
とから構成されている。
Description
ケットピン等として用いられ、プローブカードやテスト
用ソケット等に組み込まれて液晶デバイスや半導体IC
チップ等の各端子に接触して電気的なテストを行うコン
タクトプローブとその製造方法に関する。
チップやLSIチップ等の半導体チップの各端子に接触
させて電気的なテストを行うために、コンタクトピンが
用いられている。近年、LCDの画素数増加及び高精細
化並びにICチップ等の高集積化及び微細化に伴って電
極であるコンタクトパッドが狭ピッチ化されるととも
に、コンタクトピンの多ピン狭ピッチ化が要望されてい
る。しかしながら、コンタクトピンとして用いられてい
たタングステン針のコンタクトプローブでは、タングス
テン針の径の限界から多ピン狭ピッチへの対応が困難に
なっていた。
27号公報や特許第3204090号公報に、複数のパ
ターン配線が樹脂フィルム上に形成されこれらのパター
ン配線の各先端が樹脂フィルムから突出状態に配されて
コンタクトピンとされるコンタクトプローブの技術が提
案されている。この技術例では、複数のパターン配線の
先端部をコンタクトピンとすることによって、多ピン狭
ピッチ化を図るとともに、複雑な多数の部品を不要とす
るものである。
ように、フィルム2の片面にNi(ニッケル)またはN
i合金で形成されるパターン配線3を張り付けた構造と
なっており、フィルム2の端部からパターン配線3の先
端部が突出してコンタクトピン3aとされている。な
お、フィルム2は、ポリイミド樹脂フィルム層2a上に
Cu(銅)、Ni等の金属フィルム層2bがグラウンド
として積層されて構成されている。
ーブの技術では、以下のような課題が残っている。すな
わち、金属フィルム層とパターン配線とが誘電体層であ
るポリイミド樹脂フィルム層を挟んだコンデンサー構造
であるため、各ピンが一定の容量を有し、この容量が大
きいと波形なまりが生じて信号の遅延に影響を及ぼす不
都合があった。特に、液晶表示デバイスに適用する場合
では、動画表示の制御において応答速度が低下する不都
合があった。
ので、コンタクトプローブの持つ容量を低減し、電気的
特性の向上を図ることができるコンタクトプローブ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
のコンタクトプローブは、複数のパターン配線がフィル
ムの表面上に形成されこれらのパターン配線の各先端部
がフィルムの先端部に配されてコンタクトピンとされる
コンタクトプローブであって、前記フィルムの裏面側に
金属層を備え、該金属層は、前記フィルムの先端部にお
いて前記複数のパターン配線に直交して延在されている
先端部領域と、前記フィルムの基端部に配される基端部
領域と、前記先端部領域から前記基端部領域まで細帯状
に延在する接続領域とから構成されていることを特徴と
する。
フィルムの先端部において複数のパターン配線に直交し
て延在されている先端部領域と、フィルムの基端部に配
される基端部領域と、先端部領域から基端部領域まで細
帯状に延在する接続領域とから構成されているので、細
帯状の接続領域によって従来のようにフィルム全体に金
属層を設けた場合に比べて大幅に容量を低減することが
できると共に、全体として金属層領域が少なくなりプロ
ーブ全体のフレキシブル性が向上する。
先端部における伸びが抑制され、各コンタクトピンの間
隔にずれが生じ難くなると共に、金属層をグラウンドと
して用いる場合には、基端部領域によってプリント基板
側と電気的に接続させることができる。さらに、金属層
にさらにAu(金)メッキ等を施す場合には、先端部領
域と基端部領域とが接続領域で連結されているので、金
属層全体を電解メッキすることができる。
記接続領域が、前記パターン配線の直上から外れた位置
に又は前記パターン配線と交差するように配されている
技術が採用される。すなわち、このコンタクトプローブ
では、接続領域がパターン配線の直上から外れた位置に
又はパターン配線と交差するように配されているので、
パターン配線と重なる面積を極力低減することができ、
さらに小容量化させることができる。
記フィルムの表裏を貫通すると共に前記金属層と前記複
数のパターン配線の一部とを電気的に接続するビアホー
ルを備え、前記接続領域は、前記ビアホール及び該ビア
ホールが接続された前記パターン配線の直上に配される
技術が採用される。すなわち、このコンタクトプローブ
では、接続領域がビアホール及び該ビアホールが接続さ
れたパターン配線の直上に配されるので、パターン配線
との電気的接続をビアホールを介して行うことができ、
金属層をグラウンド層とすることができる。また、電気
的に接続されたパターン配線の直上に接続領域が配され
るため、他の配線との間で生じる容量を大幅に低減する
ことができる。
は、上記本発明のコンタクトプローブの製造方法であっ
て、基板層の上に前記コンタクトピンの材質に被着又は
結合する材質の第1の金属層を形成する第1の金属層形
成工程と、前記第1の金属層の上に第1のマスクを施し
てマスクされていない部分に前記パターン配線及び前記
コンタクトピンに供される第2の金属層をメッキ処理に
より形成するメッキ処理工程と、前記フィルムの裏面側
に金属層を張り付ける金属層形成工程と、前記第1のマ
スクを取り除いた前記第2の金属層上に表面を被着面と
して前記フィルムを被着するフィルム被着工程と、前記
フィルムと前記第2の金属層とからなる部分及び前記基
板層と第1の金属層とからなる部分を分離する分離工程
とを備え、前記金属層形成工程は、前記フィルムの裏面
全体に張り付けた金属フィルム上に、前記先端部領域に
供される部分を覆う先端部マスク部と、前記基端部領域
に供される部分を覆う基端部マスク部と、前記接続領域
に供される部分を覆う接続マスク部とから構成されてい
る第2のマスクを施し、マスクされていない部分をエッ
チングして前記金属層を形成することを特徴とする。
金属層形成工程において、フィルムの裏面全体に張り付
けた金属フィルム上に、先端部領域に供される部分を覆
う先端部マスク部と、基端部領域に供される部分を覆う
基端部マスク部と、接続領域に供される部分を覆う接続
マスク部とから構成されている第2のマスクを施し、マ
スクされていない部分をエッチングして金属層を形成す
るので、先端部領域、基端部領域及び接続領域からなる
金属層を高精度に形成することができる。
ローブ及びその製造方法の第1実施形態を、図1から図
4を参照しながら説明する。これらの図にあって、符号
10はコンタクトプローブ、11はフィルム、12はパ
ターン配線を示している。
LCD用の出力側プローブとして所定形状に切り出した
もので、図1に示すように、フィルム11の表面側にN
i合金(第2の金属層)で形成される複数のパターン配
線12を有する構造となっており、フィルム11の先端
側からはパターン配線12の先端部が突出してコンタク
トピン12aとされている。なお、本実施形態では、コ
ンタクトピンがフィルムから突出状態に配されている
が、突出しないタイプであっても構わない。すなわち、
パターン配線の各先端部がフィルムの先端部に配されて
コンタクトピンとされるが、コンタクトピン先端がフィ
ルムから突出していないコンタクトプローブであっても
よい。
樹脂フィルム層11aと、裏面側のCu(銅)からなる
金属層11bとが積層されて構成されている。なお、金
属層11bの表面には、Auメッキ(図示略)が施され
ている。また、Ni等の金属層11bを採用しても構わ
ない。この金属層11bは、フィルム11の先端部にお
いて複数のパターン配線12に直交して延在されている
先端部領域11cと、フィルム11の基端部に配される
基端部領域11dと、先端部領域11cから基端部領域
11dまで細帯状に延在する接続領域11eとから構成
されている。
配線12の基端部中央から先端側に向けて左右の斜め方
向に2本配されてV字状に形成されている。すなわち、
接続領域11eは、各パターン配線12と交差するよう
に配されている。なお、符号100は、パターン配線1
2とプリント基板(図示略)の配線との接続を行うため
にフィルム11に開けられた接続用窓である。すなわ
ち、コンタクトプローブ10は、測定を行う際に、メカ
ニカルパーツ(図示略)に組み込まれることによりプリ
ント基板に位置決めされ、接続用窓100を介して互い
の配線が接続状態に取り付けられてプローブ装置とされ
る。
は、金属層11bが、先端部領域11cと、基端部領域
11dと、細帯状の接続領域11eとから構成されてい
るので、細帯状の接続領域11eにより、従来のように
フィルム全体に金属層を設けた場合に比べて大幅に容量
を低減することができる。特に、接続領域11eが各パ
ターン配線12と交差するように配されているので、パ
ターン配線12と重なる面積を極力低減することがで
き、さらに小容量化させることができる。
体として金属層領域が少なくなりプローブ全体のフレキ
シブル性が向上する。さらに、先端部領域11cによっ
てフィルム11の先端部における伸びが抑制され、各コ
ンタクトピン12aの間隔にずれが生じ難くなる。ま
た、金属層11bにAuメッキ等を施す場合には、先端
部領域11cと基端部領域11dとが接続領域11eで
連結されているので、金属層11b全体を電解メッキす
ることができる。
0の製造方法について、図2及び図3を参照しながら工
程順に説明する。
形成工程)〕まず、図2の(a)に示すように、ステン
レス製の支持金属板16の上に、Cu(銅)メッキによ
りベースメタル層(第1の金属層)17を形成する。
17の上に第1のフォトレジスト層18を形成した後、
図2の(b)に示すように、写真製版技術により、第1
のフォトレジスト層18に所定のパターンのフォトマス
クM1を施して露光し、図2の(c)に示すように、第
1のフォトレジスト層18を現像してパターン配線12
となる部分を除去して残存する第1のフォトレジスト層
(第1のマスク)18に開口部18aを形成する。
トレジスト層18をネガ型フォトレジストによって形成
しているが、ポジ型フォトレジストを採用して所望の開
口部18aを形成しても構わない。また、本実施形態に
おいては、第1のフォトレジスト層18が、本願請求項
にいう「マスク」に相当する。但し、本願請求項の「マ
スク」とは、本実施形態の第1のフォトレジスト層18
のように、フォトマスクMを用いた露光・現像工程を経
て開口部18aが形成されるものに限定されるわけでは
ない。例えば、メッキ処理される箇所に予め孔が形成さ
れた(すなわち、予め、図2の(c)の符号18で示す
状態に形成されている)フィルム等でもよい。本願発明
において、このようなフィルム等を「マスク」として用
いる場合には、本実施形態におけるパターン形成工程は
不要である。
に示すように、開口部18aにパターン配線12となる
Ni合金層(第2の金属層)Nを電解メッキ処理により
形成する。上記メッキ処理の後、図2の(e)に示すよ
うに、第1のフォトレジスト層18を除去する。
示すように、所定の形状とされた誘電体層であるポリイ
ミド樹脂フィルム層11a上に銅箔の金属フィルム層1
1fを接着剤(図示略)で張り付ける。さらに、この金
属フィルム層11f上に、図3の(b)に示すように所
定のパターンの第2のフォトレジスト層(第2のマス
ク)M2を形成する。この第2のフォトレジスト層M2
は、図4のハッチング領域に示すように、先端部領域1
1cに供される部分を覆う先端部マスク部m1と、基端
部領域11dに供される部分を覆う基端部マスク部m2
と、接続領域11eに供される部分を覆う接続マスク部
m3とから構成されている。
後、図3の(c)に示すように、マスクされていない部
分に銅エッチングを施して先端部領域11c、基端部領
域11d及び接続領域11eから構成される金属層11
bを形成する。そして、金属層11b上にさらにAuメ
ッキ(図示略)を施しておく。なお、上記金属フィルム
層11fは、銅箔に加えて、Ni、Ni合金等でもよ
い。
に示すように、Ni合金層Nの上であって、図に示した
コンタクトピン12a(すなわちパターン配線12の先
端部)となる部分以外に、金属層11bを張り付けたフ
ィルム11を接着剤19により接着する。この際、ポリ
イミド樹脂フィルム層11a側にNi合金層Nを接着す
る。
ように、フィルム11とパターン配線12とベースメタ
ル層17とからなる部分を、支持金属板16から分離さ
せた後、Cuエッチを経て、図2の(h)に示すよう
に、フィルム11にパターン配線12のみを接着させた
状態とする。
程において、フィルム11の裏面全体に張り付けた金属
フィルム層11f上に、先端部領域11cに供される部
分を覆う先端部マスク部m1と、基端部領域11dに供
される部分を覆う基端部マスク部m2と、接続領域11
eに供される部分を覆う接続マスク部m3とから構成さ
れている第2のフォトレジスト層M2を施し、マスクさ
れていない部分をエッチングして金属層11bを形成す
るので、先端部領域11c、基端部領域11d及び接続
領域11eからなる金属層11bを高精度に形成するこ
とができる。
その製造方法の第2実施形態を、図5及び図6を参照し
ながら説明する。
は、第1実施形態では、LCD用の出力側プローブであ
ってグラウンドラインがなく、金属層11bがグラウン
ド面とされていないのに対し、第2実施形態のコンタク
トプローブ20はLCD用の入力側プローブであって、
図5及び図6に示すように、パターン配線22にグラウ
ンドライン22Gを有し、金属層21bがビアホールH
を介してグラウンドライン22Gと電気的に接続されて
いる点である。
イミド樹脂フィルム層21aと金属層21eとの二層か
らなり、ビアホールHは、グラウンドライン22G直上
のポリイミド樹脂フィルム層21aに形成されている。
また、ビアホールHは、例えば導電性ペーストPが埋め
られてグラウンドライン22Gと接続領域21eとの導
通を図っている。
先端部領域21c、基端部領域21d及び接続領域21
eから構成されているが、接続領域21eがビアホール
H及び該ビアホールHが接続されたグラウンドライン2
2Gの直上に配されている点で第1実施形態と異なって
いる。
eがビアホールH及び該ビアホールHが接続されたグラ
ウンドライン22Gの直上に配されるので、パターン配
線22のうちグラウンドライン22Gとの電気的接続を
ビアホールHを介して行うことができ、金属層21bを
グラウンド層とすることができる。また、接続領域21
eが電気的に接続されたグラウンドライン22Gの直上
に配されるため、他の配線との間で生じる容量を大幅に
低減することができる。
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば、上記第1実施形態では、接続領域がパターン配線
と交差するように配されているが、接続領域を配するス
ペースがあればパターン配線の直上から外れた位置に配
しても構わない。
面側に誘電体層が設けられ、該誘電体層としてポリイミ
ド樹脂フィルム層を採用したが、より低誘電率材料から
なるフィルム層を用いればさらに低容量化を図ることが
できる。例えば、低誘電率のフィルム層として、四フッ
化エチレン等を用いてもよい。また、フィルムの誘電体
層の厚みをさらに厚くすることにより、さらに低容量化
を図ることができる。さらに、測定回路の高周波信号
(インピーダンス制御)、低周波信号、電源信号のそれ
ぞれに容量がマッチングするように金属層の形状、上記
誘電体層材質及び厚さを決定すれば、より信号の遅延を
抑制することができる。
のテスト用プローブ装置用のコンタクトプローブに適用
したが、他のものに採用しても構わない。例えば、ウェ
ーハ上ICのテスト用コンタクトプローブやICチップ
のバーンインテスト用ソケットに用いるコンタクトプロ
ーブ等に適用してもよい。
すなわち、本発明のコンタクトプローブによれば、金属
層が、先端部領域と、基端部領域と、先端部領域から基
端部領域まで細帯状に延在する接続領域とから構成され
ているので、従来に比べて大幅に容量を低減することが
でき、信号の遅延を防いで電気的特性の向上を図ること
ができる。また、全体として金属層領域が少なくなりプ
ローブ全体のフレキシブル性が向上し、組立時の作業性
が良くなると共に、組立時の歪み力による動きが小さく
なるため、位置精度を保つことができる。
よれば、金属層形成工程において、金属フィルム上に、
先端部マスク部と、基端部マスク部と、先端部マスク部
から基端部マスク部まで細帯状に延在する接続マスク部
とから構成されている第2のマスクを施し、マスクされ
ていない部分をエッチングして金属層を形成するので、
先端部領域、基端部領域及び接続領域からなる金属層を
高精度に形成することができる。
造方法の第1実施形態を示すコンタクトプローブの平面
図である。
フィルム先端部におけるパターン配線に直交した方向の
要部断面図である。
る金属層形成工程を工程順に示す要部断面図である。
る金属層形成工程の第2のマスクを示す平面図である。
造方法の第2実施形態を示すコンタクトプローブの平面
図である。
の要部断面図である。
示す斜視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のパターン配線がフィルムの表面上
に形成されこれらのパターン配線の各先端部がフィルム
の先端部に配されてコンタクトピンとされるコンタクト
プローブであって、 前記フィルムの裏面側に金属層を備え、 該金属層は、前記フィルムの先端部において前記複数の
パターン配線に直交して延在されている先端部領域と、 前記フィルムの基端部に配される基端部領域と、 前記先端部領域から前記基端部領域まで細帯状に延在す
る接続領域とから構成されていることを特徴とするコン
タクトプローブ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のコンタクトプローブに
おいて、 前記接続領域は、前記パターン配線の直上から外れた位
置に又は前記パターン配線と交差するように配されてい
ることを特徴とするコンタクトプローブ。 - 【請求項3】 請求項1に記載のコンタクトプローブに
おいて、 前記フィルムの表裏を貫通すると共に前記金属層と前記
複数のパターン配線の一部とを電気的に接続するビアホ
ールを備え、 前記接続領域は、前記ビアホール及び該ビアホールが接
続された前記パターン配線の直上に配されることを特徴
とするコンタクトプローブ。 - 【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載のコン
タクトプローブを製造する方法であって、 基板層の上に前記コンタクトピンの材質に被着又は結合
する材質の第1の金属層を形成する第1の金属層形成工
程と、 前記第1の金属層の上に第1のマスクを施してマスクさ
れていない部分に前記パターン配線及び前記コンタクト
ピンに供される第2の金属層をメッキ処理により形成す
るメッキ処理工程と、 前記フィルムの裏面側に金属層を張り付ける金属層形成
工程と、 前記第1のマスクを取り除いた前記第2の金属層上に表
面を被着面として前記フィルムを被着するフィルム被着
工程と、 前記フィルムと前記第2の金属層とからなる部分及び前
記基板層と第1の金属層とからなる部分を分離する分離
工程とを備え、 前記金属層形成工程は、前記フィルムの裏面全体に張り
付けた金属フィルム上に、前記先端部領域に供される部
分を覆う先端部マスク部と、前記基端部領域に供される
部分を覆う基端部マスク部と、前記接続領域に供される
部分を覆う接続マスク部とから構成されている第2のマ
スクを施し、マスクされていない部分をエッチングして
前記金属層を形成することを特徴とするコンタクトプロ
ーブの製造方法。
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---|---|---|---|
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Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
KR101963115B1 (ko) * | 2018-10-10 | 2019-04-01 | 주식회사 에스에프유 | Dut테스트용 완충 연결장치 |
JP2021135185A (ja) * | 2020-02-27 | 2021-09-13 | 株式会社大生機械 | 卓上型計量機のメンテナンス性 |
-
2002
- 2002-02-25 JP JP2002048197A patent/JP3936600B2/ja not_active Expired - Fee Related
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