JP2003245708A - 被圧延材の蛇行制御方法 - Google Patents

被圧延材の蛇行制御方法

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JP2003245708A JP2002045119A JP2002045119A JP2003245708A JP 2003245708 A JP2003245708 A JP 2003245708A JP 2002045119 A JP2002045119 A JP 2002045119A JP 2002045119 A JP2002045119 A JP 2002045119A JP 2003245708 A JP2003245708 A JP 2003245708A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】タンデム圧延設備を用いた圧延の際に、被圧延
材最尾端部までの蛇行を抑制することができる被圧延材
の蛇行制御方法の提供。 【解決手段】n台の圧延機を備えるタンデム圧延設備の
m台目の圧延機の入側及び出側に被圧延材 1の作業側と
駆動側のエッジ位置を検出して被圧延材 1の蛇行量を測
定する蛇行測定計4、5を設置し、被圧延材 1の最尾端部
が圧延機の入側に設けた蛇行測定計 4の位置又はその蛇
行測定計よりも上流側にある場合には、前記圧延機入側
の蛇行測定計 4の測定値に基づいて圧延機の作業側と駆
動側の圧下位置を修正し、被圧延材 1の最尾端部が前記
入側に設けた蛇行測定計 4よりも下流側にある場合に
は、出側の蛇行測定計 5の測定値に基づいて圧延機の作
業側と駆動側の圧下位置を修正する被圧延材 1の蛇行制
御方法。ここで、nは3以上の整数、mは1以上でn以
下の整数である。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の圧延機を備
えるタンデム圧延設備を用いて圧延する場合の被圧延材
の蛇行制御方法に関する。 【0002】 【従来の技術】複数の圧延機を備えるタンデム圧延設備
での圧延作業においては、被圧延材が圧延機の胴長方向
中心から作業側又は駆動側に移動する「蛇行」と呼ばれ
る現象が発生し、この蛇行の程度が大きくなると、圧延
設備のサイドガイドに被圧延材が衝突して尾端部のエッ
ジが折れ込み、その状態で圧延されるために「絞り込
み」と称される圧延トラブルが生じることがある。 【0003】なお、圧延ロール(作業ロールと補助ロー
ル)のロール端にロール駆動用のモータが取り付けられ
ている側を「駆動側」、その反対側を「作業側」と称す
ることが一般に行われており、ここでもその一般呼称を
用いることにする。 【0004】特開平6−182417号公報には、圧延
機の作業側と駆動側の圧延荷重差及び、作業側と駆動側
の圧下位置制御出力信号から蛇行現象を予測する物理モ
デルによって被圧延材の蛇行量を推定し、前記の蛇行量
推定値に基づいて作業側と駆動側の圧下位置を修正して
蛇行の発生を抑制する「圧延材の蛇行制御装置」が開示
されている。 【0005】上記公報で提案された技術の場合、蛇行量
の推定精度が蛇行現象を予測する物理モデルの精度に依
存してしまう。したがって、圧延機の剛性や圧延ロール
の摩耗、熱膨張プロフィルなどの不確定要素が複雑に絡
む蛇行現象を精度良く予測するための物理モデルの開発
が必要であるため、必ずしも現実的とはいえない。 【0006】特開昭63−20110号公報には、被圧
延材の作業側と駆動側の幅端部位置(以下、エッジ位置
という)を直接検出して蛇行量を求め、この蛇行量に基
づいて圧延機の作業側と駆動側の圧下位置を修正して蛇
行の発生を抑制する「蛇行制御装置」が提案されてい
る。 【0007】上記公報で開示された技術の場合、前記特
開平6−182417号公報で提案された技術のような
高精度化することの難しい物理モデルを用いる必要はな
く、しかも、圧延機入側に蛇行量を直接検出する検出器
(すなわち、蛇行測定計)を設置しているため、蛇行量
の検出精度は高い。しかし、被圧延材の尾端部が前記圧
延機入側の蛇行測定計を通過した後は蛇行制御を行うこ
とができないため、絞り込みの発生を防止する上で重要
な被圧延材最尾端部での蛇行抑制効果が低下してしま
う。 【0008】特開平2−20608号公報には、連続圧
延機列の各圧延機の入側及び出側に蛇行測定計を設置
し、各圧延機における出側と入側の蛇行量の差を蛇行量
偏差として算出し、その蛇行量偏差が所定値を超えた圧
延機のうちで圧延最上流側にある圧延機について蛇行量
偏差が0(ゼロ)となるように、前記圧延機の作業側
(操作側)と駆動側の圧下量差を調整して蛇行の発生を
抑制する「圧延材の蛇行制御方法」が開示されている。 【0009】上記公報で提案された技術の場合、各圧延
機の入側及び出側に蛇行測定計を設置しているため、被
圧延材の最尾端部が圧延機入側の蛇行測定計を通過する
までは蛇行制御を行うことができる。しかし、被圧延材
の最尾端部が圧延機入側の蛇行測定計を通過した後は入
側の蛇行量測定ができず、蛇行量偏差が算出不能とな
り、したがって、被圧延材最尾端部の蛇行制御をするこ
とができない。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑みなされたもので、その目的は、複数の圧延機を備え
るタンデム圧延設備を用いて圧延するに際して、被圧延
材の最尾端部まで蛇行を抑制することができる被圧延材
の蛇行制御方法を提供することである。 【0011】 【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、下記
(1)に示す被圧延材の蛇行制御方法にある。 【0012】(1)n台の圧延機を備えるタンデム圧延
設備を用いて圧延する場合の被圧延材の蛇行制御方法で
あって、前記タンデム圧延設備のm台目の圧延機の入側
及び出側にそれぞれ被圧延材の作業側と駆動側のエッジ
位置を検出して被圧延材の蛇行量を測定する蛇行測定計
を設置し、被圧延材の最尾端部が前記圧延機の入側に設
けた蛇行測定計の位置又はその蛇行測定計よりも圧延上
流側にある場合には、前記圧延機の入側に設けた蛇行測
定計の測定値に基づいて圧延機の作業側と駆動側の圧下
位置を修正し、被圧延材の最尾端部が前記圧延機の入側
に設けた蛇行測定計よりも圧延下流側にある場合には、
出側に設けた蛇行測定計の測定値に基づいて圧延機の作
業側と駆動側の圧下位置を修正することを特徴とする被
圧延材の蛇行制御方法。 【0013】ここで、nは3以上の整数、mは1以上で
n以下の整数である。 【0014】なお、以下の説明において、圧延機の入側
に設けた蛇行測定計を「入側蛇行計」といい、圧延機の
出側に設けた蛇行測定計を「出側蛇行計」という。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、図を用いて本発明について
詳しく説明する。 【0016】図1は、本発明に係る被圧延材の蛇行制御
方法を説明する図で、被圧延材1を圧延するタンデム圧
延設備のm台目の圧延機3の入側及び出側にそれぞれ、
被圧延材1の作業側と駆動側のエッジ位置を検出する入
側蛇行計4と出側蛇行計5が設置されている。なお、同
図において圧延方向は、被圧延材1の下側の矢印で示す
方向である。 【0017】ここで、入側蛇行計4及び出側蛇行計5
は、例えば、図2に示すように、CCDカメラのような
光学式センサにより被圧延材1を2次元の画像として測
定し、上記の測定画像から被圧延材1のエッジ位置を検
出することで蛇行量を求めるものとすればよい。なお、
図2中の「被圧延材中心」とは被圧延材の幅方向中央を
指し、「圧延機中心」とは図1におけるm台目の圧延機
3の胴長方向中心を圧延方向に延長したものを指す。 【0018】前記「圧延機中心」とカメラの視野中心と
が一致するようにカメラを被圧延材1の上方に設置して
おけば、図2に示すカメラの視野において、被圧延材1
の作業側と駆動側のエッジ位置であるlwとldに関
し、これらの差の絶対値の「1/2」が蛇行量となる。
なお、同図においては被圧延材1が作業側に移動した場
合(つまり、lw<ldの場合)を示した。 【0019】以下、図1において被圧延材1の最尾端部
が前記m台目の圧延機3の1つ上流側にある圧延機2
(以下、単に上流側圧延機2という)を通過した後、圧
延機3及びその1つ下流側にある圧延機(以下、下流側
圧延機という。図示せず)でタンデム圧延中の場合を例
に説明する。 【0020】上記の場合、m台目の圧延機3の入側で
は、上流側圧延機2による拘束が働かないため、被圧延
材1は自由に回転運動ができる。以下、この場合の被圧
延材1の運動を、図6を用いて考察する。なお、この図
6は、水平面内にx軸、y軸をとって、y軸を圧延機3
直下(図では「ミル直下」と記載)の変形域、つまり圧
延機3のロール軸直下の変形域に一致させ、原点を圧延
機の胴長方向中心にとったものである。 【0021】上述した上流側圧延機2による拘束が働か
ない場合には、圧延機3の作業側と駆動側の圧下位置差
(すなわち、レベリング)の設定不良や、被圧延材1の
圧延機3での入側における作業側と駆動側の板厚差(す
なわち、ウェッジ)などの非対称圧延要因によって、作
業側と駆動側で被圧延材1の速度差が発生し、このため
に被圧延材1は回転運動をする。なお、被圧延材1の運
動は水平面内の剛体運動と考えられるから、上記圧延機
3直下での被圧延材1の送り方向が圧延ロールの周方向
と一致するとした場合、時刻τ=0における被圧延材1
の板幅b方向中心線上の点(x、y)の時刻τ=t
での位置(x、y)は、y=f(x )、ω
回転角速度、v を被圧延材1の時間変化を無視した
x軸方向の移送速度として、下記の式及びで表され
る。 【0022】 【数1】 【0023】 【数2】 【0024】前記の式及びから、圧延機3直下での
蛇行量y(t)と圧延機3から距離Lだけ上流側に設
置された入側蛇行計4の位置における蛇行量y(t)
は、それぞれ式及びで与えられる。 【0025】 【数3】 【0026】 【数4】 【0027】式及びをラプラス変換すると、下記の
式及びが得られる。 【0028】 【数5】 【0029】 【数6】【0030】Y(s)からY(s)までの応答は、
式及びの右辺第1項を比較すると、F(s)成分
に関して無駄時間L/v (入側蛇行計4から圧延機
3迄の移送時間)だけ遅れる応答であり、右辺第2項を
比較すると、Ω(s)成分に関して時定数L/v
一次遅れ応答であることがわかる。 【0031】したがって、入側蛇行計4で圧延機3にお
ける蛇行量を事前に検出することが可能であり、入側蛇
行計4の測定結果に基づいて圧延機3の蛇行制御を行う
ことが被圧延材1の蛇行抑制に有効である。 【0032】一方、前記m台目の圧延機3の出側では、
圧延機3と下流側圧延機との間で被圧延材1は拘束され
ており、回転運動が制約される。したがって、出側蛇行
計5を用いても圧延機3直下での蛇行量を、圧延機3か
ら出側蛇行計5までの移送時間分だけ遅れて測定するこ
とができる。ここで、m=nの場合には、圧延機3の出
側では、圧延機3とその下流側に設置した巻取機(図示
せず)との間で被圧延材1は拘束されることになり、回
転運動が制約される。 【0033】なお、タンデム圧延設備における蛇行現象
は、非常に短い時間で進行するので蛇行量の検出遅れは
できる限り排除する必要があり、更に、蛇行現象による
絞り込みは被圧延材1の最尾端部で発生する可能性が高
いので、被圧延材1の最尾端部まで蛇行制御を行うこと
が重要となるが、これらを達成するためには、図1にお
ける切り替え制御器8を図3に示すようにして接点位置
8aと8bに切り替えればよい。 【0034】すなわち、任意の制御開始タイミング、例
えば、上流側の拘束がなくなる被圧延材1の最尾端部が
上流側圧延機2を通過した直後、制御を開始するために
切り替え制御器8の接点を8a側に接続し、被圧延材1
の最尾端部が入側蛇行計4の位置又はそれよりも上流側
にある間、つまり、被圧延材1の蛇行量を入側蛇行計4
で測定できる間、前記の接点8a側への接続状態を維持
する。このとき、入側蛇行量制御装置6で、入側蛇行計
4による蛇行量測定値yinに基づく下記の式で与え
られる操作量Srinを計算し、切り替え制御器8から
圧延機3の圧下装置3bに出力し、作業側と駆動側の圧
下位置を修正すれば、圧延機3を蛇行変化に対し遅れを
生じることなく制御することが可能である。 【0035】例えば、入側蛇行計4により被圧延材1が
作業側に蛇行していることを検出した場合には、圧延機
3の圧下装置3bは蛇行量に相当する量だけ作業側の圧
下位置を相対的に閉じる(つまり、ロールギャップを小
さくする)ように修正すればよい。 【0036】Srin=Kin×yin・・・、 ここで、上記のSrinは作業側と駆動側の圧下位置の
差、すなわち、レベリングの目標値である。又、Kin
は蛇行量に対するレベリングの影響係数と制御ゲインと
を含む係数であり、被圧延材1の材質や寸法等によって
設定される値である。 【0037】なお、上流側圧延機2が存在しない(つま
りm=1の場合)には、同様に任意のタイミングで、制
御を開始するために切り替え制御器8の接点を8a側に
接続し、被圧延材1の最尾端部が入側蛇行計4の位置又
はそれよりも上流側にある間、つまり、被圧延材1の蛇
行量を入側蛇行計4で測定できる間、前記の接点8a側
への接続状態を維持する。このとき、入側蛇行量制御装
置6で、入側蛇行計4による蛇行量測定値yinに基づ
く上記の式で与えられる操作量Srinを計算し、切
り替え制御器8から圧延機3の圧下装置3bに出力し、
作業側と駆動側の圧下位置を修正すれば、圧延機3を蛇
行変化に対し遅れを生じることなく制御することが可能
である。 【0038】次に、被圧延材1の最尾端部が入側蛇行計
4よりも下流側に移動した場合、すなわち、被圧延材1
の蛇行量を入側蛇行計4で測定できなくなった場合、切
り替え制御器8の接点を8a側から8b側に接続し、こ
の接点接続状態を被圧延材1の最尾端部が圧延機3を通
過するまで維持する。このとき、出側蛇行量制御装置7
で、出側蛇行計5による蛇行量測定値youに基づく下
記式で与えられる操作量Srouを計算し、切り替え
制御器8から圧延機3の圧下装置3bに出力し、作業側
と駆動側の圧下位置を修正すれば、圧延機3を蛇行変化
に対し遅れを生じることなく制御することが可能であ
る。 【0039】Srou=Kou×you・・・、 ここで、上記式におけるSrouも作業側と駆動側の
圧下位置の差(レベリング)の目標値である。又、K
ouは前記Kin同様、蛇行量に対するレベリングの影
響係数と制御ゲインとを含む係数であり、被圧延材1の
材質や寸法等によって設定される値である。 【0040】最後に、被圧延材1の最尾端部が圧延機3
を通過した後は、切り替え制御器8の接点を中立位置に
戻して制御を終了すればよい。なお、前記の中立位置と
は接点8a、8bのいずれにも接触していない状態をい
う。 【0041】上記のようにすることで、被圧延材1の最
尾端部まで蛇行制御を行うことが可能であり、被圧延材
の最尾端部まで蛇行を抑制することができる。 【0042】次に、実施例により本発明を更に詳しく説
明する。 【0043】 【実施例】7台の圧延機を備えるタンデム圧延設備を用
いて、JIS G 3131に記載のSPHCを素材鋼とする厚さ
が28mmで幅が1265mmの被圧延材を、厚さが
1.2mmで幅が1250mmに仕上げた。なお、上記
圧延においては、タンデム圧延設備の6台目の圧延機の
入側での寸法として厚さが2.0mmで幅が1255m
mの被圧延材を、出側寸法として厚さが1.5mmで幅
が1252mmに圧延した。ここで、前記6台目の圧延
機の入側での寸法とは、その1台上流側の圧延機で圧延
された寸法である。 【0044】ここで、前記6台目の圧延機の作業側と駆
動側の圧下位置の差であるレベリングの修正は、下記
(イ)と(ロ)の2種類の方法で行った。(イ)に記載
した方法は、本発明に係る被圧延材の蛇行制御方法であ
り、(ロ)に記載した方法は、比較例としての従来技術
に基づく被圧延材の蛇行制御方法である。 【0045】なお、本実施例においては、(イ)と
(ロ)のいずれの方法の場合にも、被圧延材1は作業側
に移動する蛇行現象が生じた。 【0046】(イ)「図1に示すように、上記6台目の
圧延機3の入側及び出側にそれぞれ入側蛇行計4及び出
側蛇行計5を設け、被圧延材1の最尾端部が上流側圧延
機2を通過した直後、切り替え制御器8の接点を8a側
に接続し、この状態を被圧延材1の最尾端部が入側蛇行
計4の位置に来るまで保持した。この際、入側蛇行計4
による蛇行量測定値yinに基づく前記式で与えられ
る操作量Srinは、Kinを50μm/mmとして切
り替え制御器8から圧延機3の圧下装置3bに出力し、
作業側と駆動側の圧下位置を修正した。次いで、被圧延
材1の最尾端部が入側蛇行計4よりも下流側に移動した
直後、切り替え制御器8の接点を8a側から8b側に接
続し、この状態を被圧延材1の最尾端部が6台目目の圧
延機3を通過するまで維持した。この際、出側蛇行計5
による蛇行量測定値youに基づく前記式で与えられ
る操作量Srouは、K ouを20μm/mmとして切
り替え制御器8から圧延機3の圧下装置3bに出力し、
作業側と駆動側の圧下位置を修正した。」 (ロ)「図1に示す6台目の圧延機3の入側及び出側に
設けた入側蛇行計4及び出側蛇行計5による測定値のう
ち、入側蛇行計4の測定値だけを用いて圧延機3のレベ
リングの修正を行った。すなわち、被圧延材1の最尾端
部が上流側圧延機2を通過した直後、切り替え制御器8
の接点を8a側に接続し、この状態を被圧延材1の最尾
端部が入側蛇行計4の位置に来るまで保持した。この
際、入側蛇行計4による蛇行量測定値yinに基づく前
記式で与えられる操作量Srinは、Kinを50μ
m/mmとして切り替え制御器8から圧延機3の圧下装
置3bに出力し、作業側と駆動側の圧下位置を修正し
た。 【0047】次いで、被圧延材1の最尾端部が入側蛇行
計4よりも下流側に移動した直後から被圧延材1の最尾
端部が前記6台目の圧延機3を通過するまでの間も、上
記の被圧延材1の最尾端部が入側蛇行計4の位置にある
場合の操作量Srinの値を継続して切り替え制御器8
から圧延機3の圧下装置3bに出力し、作業側と駆動側
の圧下位置を修正した。つまり、この比較例の方法の場
合には、前記(イ)の場合とは異なり、出側蛇行計5に
よる蛇行量測定値youに基づく前記式で与えられる
操作量Srouを用いなかった。」 図4及び図5に、それぞれ前記(イ)と(ロ)の方法で
蛇行制御した場合の結果をまとめて示す。 【0048】図4の(a)は、蛇行量と時間との関係、
つまり、蛇行量の時間変化を示す図である。 【0049】この図4(a)には、入側蛇行計4での測
定値と出側蛇行計5での測定値をそれぞれ「入側蛇行計
測定値」、「出側蛇行計測定値」として細い実線で表示
した。又、前記の「入側蛇行計測定値」と「出側蛇行計
測定値」から求められる圧延機3直下の蛇行量であるy
(t)を「圧延機直下蛇行量」として太い実線で示し
た。なお、図4(a)には、全く蛇行制御を行わなかっ
た場合の予想蛇行量を細い破線を用いて、それぞれ前記
した「入側蛇行計測定値」、「出側蛇行計測定値」及び
「圧延機直下蛇行量」の線の隣に示した。図4(a)の
時間軸における△印は、被圧延材1の最尾端部が上流側
圧延機2、入側蛇行計4及び6台目の圧延機3を通過す
るタイミングであり、同図にはそれぞれ、「上流側圧延
機抜け」、「入側蛇行計抜け」及び「当該圧延機抜け」
として表示した。 【0050】ここで、上記の全く蛇行制御を行わなかっ
た場合の予想蛇行量は次のようにして求めることができ
る。 【0051】先ず、圧延機3直下での蛇行量y(t)
と入側蛇行計4の位置における蛇行量y(t)は、そ
れぞれ前記の式及びで与えられる。 【0052】一方、被圧延材1の剛体運動の回転角速度
ω は、被圧延材1の板幅b、x軸方向の移送速度v
及び圧延機3のウェッジ比率変化△ψと下記式の
関係にあることが知られている。 【0053】ω =(ζv /b)△ψ・・・、 ここで、ζは定数である。 【0054】上記のウェッジ比率変化△ψは、圧延機3
の入側と出側のウェッジ比率(つまり、ウェッジと板厚
との比)の変化で定義されるものであり、Hdfとh
dfを圧延機3の入側ウェッジと出側ウェッジ、Hとh
を圧延機3の入側と出側での板厚とすると、下記(10)式
で表される。 【0055】 △ψ=(hdf/h)−(Hdf/H)・・・(10)。 【0056】なお、圧延機出側のウェッジhdfは、圧
延機3のレベリングSaを操作することによって変化す
るため、下記(11)式が成り立つ。 【0057】 hdf(t)=Ksh×Sa(t)・・・(11)、 但し、hdf(t)とSa(t)は、時刻τ=tにおけ
る圧延機3の出側でのウェッジとレベリングであり、K
shはレベリングに対する出側ウェッジへの影響係数で
ある。Kshはテストによって求めることができるもの
であり、理論的に求めることも可能である。 【0058】式、、(10)及び(11)から、圧延機3直
下の蛇行量は下記の(12)式で表すことができる。 【0059】 【数7】 【0060】ここで、蛇行制御を行った場合、すなわ
ち、圧延機のレベリングSa(t)を変化させた場合の
蛇行量y(t)が既知であるので、この量からレベリ
ングSa(t)の影響である下記(13)式を差し引くこと
で、蛇行制御を行わなかった場合の蛇行量を予想するこ
とができる。 【0061】 【数8】 【0062】同様に、式、、(10)及び(11)から、入
側蛇行計4の位置における蛇行量は下記(14)式で表すこ
とができる。 【0063】 【数9】 【0064】蛇行制御を行った場合、すなわち、圧延機
のレベリングSa(t)を変化させた場合の蛇行量y
(t)が既知であるので、この量からレベリングSa
(t)の影響である下記(15)式を差し引けば、蛇行制御
を行行わなかった場合の蛇行量を予想することができ
る。 【0065】 【数10】 【0066】図4の(b)は、6台目の圧延機の作業側
と駆動側の圧下位置の差であるレベリングの修正量、つ
まり、式及びにおけるSrin、Srouの値と時
間との関係をまとめて示す図である。既に述べたよう
に、(イ)の方法で蛇行制御した場合、被圧延材1は作
業側に移動して蛇行したので、上記「レベリング修正
量」は圧延機の作業側の圧下位置を相対的に閉じた(つ
まり、ロールギャップを小さくした)ことを示す。これ
を図では「作業側閉」と表示した。 【0067】上記図4(b)の時間軸における△印は、
既に述べた図4(a)の場合と同様に、被圧延材1の最
尾端部が上流側圧延機2、入側蛇行計4及び6台目の圧
延機3を通過するタイミングを意味し、図ではそれぞ
れ、「上流側圧延機抜け」、「入側蛇行計抜け」及び
「当該圧延機抜け」として表示した。 【0068】図5の(a)は、前記図4(a)と同様
に、蛇行量の時間変化を示す図である。この図5(a)
の場合にも、入側蛇行計4での測定値と出側蛇行計5で
の測定値をそれぞれ「入側蛇行計測定値」、「出側蛇行
計測定値」として細い実線で表示した。又、前記の「入
側蛇行計測定値」から求められる圧延機3直下の蛇行量
であるy(t)を「圧延機直下蛇行量」として太い実
線で示した。なお、この図5(a)にも、全く蛇行制御
を行わなかった場合の予想蛇行量を細い破線を用いて、
それぞれ「入側蛇行計測定値」、「出側蛇行計測定値」
及び「圧延機直下蛇行量」の線の隣に示した。上記の全
く蛇行制御を行わなかった場合の予想蛇行量は既に述べ
た方法によって求めたものである。この図5(a)の時
間軸における△印も、被圧延材1の最尾端部が上流側圧
延機2、入側蛇行計4及び6台目の圧延機3を通過する
タイミングであり、同図にはそれぞれ、「上流側圧延機
抜け」、「入側蛇行計抜け」及び「当該圧延機抜け」と
して表示した。 【0069】図5の(b)は、6台目の圧延機の作業側
と駆動側の圧下位置の差であるレベリングの修正量、つ
まり、式におけるSrinの値と時間との関係を示す
図である。既に述べたように、(ロ)の方法で蛇行制御
した場合にも、被圧延材1は作業側に移動して蛇行した
ので、上記「レベリング修正量」は圧延機の作業側の圧
下位置を相対的に閉じた(つまり、ロールギャップを小
さくした)ことを示す。これを図では「作業側閉」と表
示した。 【0070】上記図5(b)の時間軸における△印も、
被圧延材1の最尾端部が上流側圧延機2、入側蛇行計4
及び6台目の圧延機3を通過するタイミングを意味し、
図ではそれぞれ、「上流側圧延機抜け」、「入側蛇行計
抜け」及び「当該圧延機抜け」として表示した。 【0071】なお、既に述べたように、前記(ロ)の方
法での蛇行制御は、被圧延材1の最尾端部が入側蛇行計
4よりも下流側に移動した直後から被圧延材1の最尾端
部が前記6台目の圧延機3を通過するまでの間は、被圧
延材1の最尾端部が入側蛇行計4の位置にある場合の上
記式におけるSrの値を継続して切り替え制御器8か
ら圧延機3の圧下装置3bに出力し、作業側と駆動側の
圧下位置を修正した。このため、図5(b)の時間軸で
「入側蛇行計抜け」から「当該圧延機抜け」までについ
ての「レベリング修正量」は一定の値になっている。図
4(a)から、被圧延材1の最尾端部が入側蛇行計4を
通過した後も出側蛇行計5での測定値に基づく蛇行制御
を行ってレベリング修正する本発明に係る前記(イ)に
記載した方法の場合、被圧延材最尾端部の「圧延機直下
蛇行量」は、全く蛇行制御を行わなかった場合の予想蛇
行量である90mmから35mmに低下し、55mmの
蛇行抑制効果が得られている。 【0072】これに対し、図5(a)の比較例に係る前
記(ロ)に記載した方法の場合、被圧延材最尾端部の
「圧延機直下蛇行量」は、全く蛇行制御を行わなかった
場合の予想蛇行量である90mmから60mmへ低下す
るだけ、蛇行抑制効果は30mmしかなく、本発明に係
る方法に比べて蛇行抑制効果に劣っている。 【0073】 【発明の効果】本発明によれば、複数の圧延機を備える
タンデム圧延設備を用いて圧延する際に、被圧延材の最
尾端部まで蛇行制御することが可能なため、効果的に被
圧延材最尾端部までの蛇行を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明に係る被圧延材の蛇行制御方法を説明す
る図である。 【図2】入側蛇行計及び出側蛇行計により蛇行量を求め
る方法の一例を示す図で、CCDカメラで被圧延材を2
次元の画像として測定し、上記の測定画像から被圧延材
のエッジ位置を検出することで蛇行量を求める場合を示
す図である。 【図3】被圧延材の最尾端部まで蛇行制御を行うための
切り替え制御器の接点位置切り替え方法を説明する図で
ある。 【図4】実施例における本発明に係る被圧延材の蛇行制
御方法による結果を整理した図で、(a)は蛇行量と時
間との関係、(b)はレベリング修正量と時間との関係
を示す図である。 【図5】実施例における比較例に係る被圧延材の蛇行制
御方法による結果を整理した図で、(a)は蛇行量と時
間との関係、(b)はレベリング修正量と時間との関係
を示す図である。 【図6】被圧延材の回転運動を説明するための座標系と
変形域との関係を示す図で、圧延機による蛇行現象の解
説図である。 【符号の説明】 1:被圧延材、 2:上流側圧延機、 3:m台目の圧延機、 3b:m台目の圧延機の圧下装置、 4:入側蛇行計、 5:出側蛇行計、 6:入側蛇行量制御装置、 7:出側蛇行量制御装置、 8:切り替え制御器、 8a、8b:切り替え制御器の接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】n台の圧延機を備えるタンデム圧延設備を
    用いて圧延する場合の被圧延材の蛇行制御方法であっ
    て、前記タンデム圧延設備のm台目の圧延機の入側及び
    出側にそれぞれ被圧延材の作業側と駆動側の幅端部位置
    を検出して被圧延材の蛇行量を測定する蛇行測定計を設
    置し、被圧延材の最尾端部が前記圧延機の入側に設けた
    蛇行測定計の位置又はその蛇行測定計よりも圧延上流側
    にある場合には、前記圧延機の入側に設けた蛇行測定計
    の測定値に基づいて圧延機の作業側と駆動側の圧下位置
    を修正し、被圧延材の最尾端部が前記圧延機の入側に設
    けた蛇行測定計よりも圧延下流側にある場合には、出側
    に設けた蛇行測定計の測定値に基づいて圧延機の作業側
    と駆動側の圧下位置を修正することを特徴とする被圧延
    材の蛇行制御方法。ここで、nは3以上の整数、mは1
    以上でn以下の整数である。
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