JP2003244782A - 骨導型スピーカー - Google Patents
骨導型スピーカーInfo
- Publication number
- JP2003244782A JP2003244782A JP2002035549A JP2002035549A JP2003244782A JP 2003244782 A JP2003244782 A JP 2003244782A JP 2002035549 A JP2002035549 A JP 2002035549A JP 2002035549 A JP2002035549 A JP 2002035549A JP 2003244782 A JP2003244782 A JP 2003244782A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- diaphragm
- auxiliary
- cushion
- bone conduction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Ceased
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 難聴を有する者であっても、音を聴くことを
可能とする骨導型スピーカーを提供すること。 【解決手段】 上述の課題を解決するために本発明に係
る骨導型スピーカーは以下の各部材から構成される。磁
気回路を構成する磁極。リング状の電磁石。信号電流を
流すボイスコイル。クッションにより振動可能に支持さ
れる振動板。補助クッションにより振動可能に支持され
る補助振動板。振動板及び補助振動板と接して設けられ
振動板及び補助振動板の振動を伝達する役目を果たす取
り付けピン。取り付けピンに取り付け使用者に振動を伝
達するための振動伝達部。
可能とする骨導型スピーカーを提供すること。 【解決手段】 上述の課題を解決するために本発明に係
る骨導型スピーカーは以下の各部材から構成される。磁
気回路を構成する磁極。リング状の電磁石。信号電流を
流すボイスコイル。クッションにより振動可能に支持さ
れる振動板。補助クッションにより振動可能に支持され
る補助振動板。振動板及び補助振動板と接して設けられ
振動板及び補助振動板の振動を伝達する役目を果たす取
り付けピン。取り付けピンに取り付け使用者に振動を伝
達するための振動伝達部。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は骨導型スピーカー、
より詳しくは頭部に当接させて振動板の振動を骨組織に
伝達させることにより音声を聴取させるタイプのスピー
カーに関するものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】人間が音を聴く仕組み
は以下のようなものである。 【0003】まず耳介で音を集めこの音を外耳道を通し
て鼓膜に伝える。鼓膜は音を受け振動し、この振動がつ
ち、きぬた、あぶみから成る耳小骨に伝わる。耳小骨は
この振動を蝸牛に伝え、蝸牛内の内耳液が振動し、該振
動は電気信号に変換される。この電気信号が聴神経を伝
わり、脳に伝わる。 【0004】かようにして人間は音を聴いているが故
に、上述の器官のどこかに障害がある場合は音が聞こえ
にくい難聴が生じる。 【0005】この難聴としては以下の三種類がある。外
耳・内耳に障害がある伝音声難聴、内示・聴神経に 障
害がある感音性難聴、伝音声難聴と感音性難聴の双方に
またがる混合性難聴。 【0006】本発明は係る難聴を有する者であっても、
音を聴くことを可能とする骨導型スピーカーを提供する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明に係る骨導型スピーカーは以下の各部材から
構成される。 【0008】磁気回路を構成する磁極。 【0009】リング状の電磁石。 【0010】信号電流を流すボイスコイル。 【0011】クッションにより振動可能に支持される振
動板。 【0012】補助クッションにより振動可能に支持され
る補助振動板。 【0013】振動板及び補助振動板と接して設けられ振
動板及び補助振動板の振動を伝達する役目を果たす取り
付けピン。 【0014】取り付けピンに取り付け使用者に振動を伝
達するための振動伝達部。 【0015】以下、かように構成される本発明が以下に
作用して課題を解決するかを述べる。 【0016】ボイスコイルに電気信号が流れると磁極、
電磁石、振動板で構成されている磁気回路の磁束が変化
し、振動板が電気信号に応じて振動する。この振動が振
動伝達部を介して使用者の頭骨に伝わり、更には蝸牛に
まで振動が伝わる。これにより、外耳や内耳に障害があ
っても当該箇所を飛び越えて音声を脳まで伝えることが
可能となるのである。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、好ましい発明の実施の形態
につき図面を参照しながら述べる。 【0018】図1は本発明に概略構成図である。 【0019】本発明に係る骨伝導型スピーカーは磁極
1、磁極1を取り巻くドーナツ型のボイスコイル3、ボ
イスコイル3の外側に配置されるドーナツ型の電磁石
2、カバー10に設けられたクッション4で支持される
振動板5、カバー10に設けられた補助クッション6で
支持される補助振動板7、振動板5及び補助振動板7で
支持される取り付けピン8、取り付けピン8に取り付け
る振動伝達部9とで構成される。 【0020】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とから、難聴を有する者であっても、音を聴くことを可
能とする骨導型スピーカーを提供することが可能となる
のである。
より詳しくは頭部に当接させて振動板の振動を骨組織に
伝達させることにより音声を聴取させるタイプのスピー
カーに関するものである。 【0002】 【発明が解決しようとする課題】人間が音を聴く仕組み
は以下のようなものである。 【0003】まず耳介で音を集めこの音を外耳道を通し
て鼓膜に伝える。鼓膜は音を受け振動し、この振動がつ
ち、きぬた、あぶみから成る耳小骨に伝わる。耳小骨は
この振動を蝸牛に伝え、蝸牛内の内耳液が振動し、該振
動は電気信号に変換される。この電気信号が聴神経を伝
わり、脳に伝わる。 【0004】かようにして人間は音を聴いているが故
に、上述の器官のどこかに障害がある場合は音が聞こえ
にくい難聴が生じる。 【0005】この難聴としては以下の三種類がある。外
耳・内耳に障害がある伝音声難聴、内示・聴神経に 障
害がある感音性難聴、伝音声難聴と感音性難聴の双方に
またがる混合性難聴。 【0006】本発明は係る難聴を有する者であっても、
音を聴くことを可能とする骨導型スピーカーを提供する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに本発明に係る骨導型スピーカーは以下の各部材から
構成される。 【0008】磁気回路を構成する磁極。 【0009】リング状の電磁石。 【0010】信号電流を流すボイスコイル。 【0011】クッションにより振動可能に支持される振
動板。 【0012】補助クッションにより振動可能に支持され
る補助振動板。 【0013】振動板及び補助振動板と接して設けられ振
動板及び補助振動板の振動を伝達する役目を果たす取り
付けピン。 【0014】取り付けピンに取り付け使用者に振動を伝
達するための振動伝達部。 【0015】以下、かように構成される本発明が以下に
作用して課題を解決するかを述べる。 【0016】ボイスコイルに電気信号が流れると磁極、
電磁石、振動板で構成されている磁気回路の磁束が変化
し、振動板が電気信号に応じて振動する。この振動が振
動伝達部を介して使用者の頭骨に伝わり、更には蝸牛に
まで振動が伝わる。これにより、外耳や内耳に障害があ
っても当該箇所を飛び越えて音声を脳まで伝えることが
可能となるのである。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、好ましい発明の実施の形態
につき図面を参照しながら述べる。 【0018】図1は本発明に概略構成図である。 【0019】本発明に係る骨伝導型スピーカーは磁極
1、磁極1を取り巻くドーナツ型のボイスコイル3、ボ
イスコイル3の外側に配置されるドーナツ型の電磁石
2、カバー10に設けられたクッション4で支持される
振動板5、カバー10に設けられた補助クッション6で
支持される補助振動板7、振動板5及び補助振動板7で
支持される取り付けピン8、取り付けピン8に取り付け
る振動伝達部9とで構成される。 【0020】 【発明の効果】本発明は以上のように構成されているこ
とから、難聴を有する者であっても、音を聴くことを可
能とする骨導型スピーカーを提供することが可能となる
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の概略構成図。
【符号の説明】
1・・磁極 2・・電磁石
3・・ボイスコイル 4・・クッション
5・・振動板 6・・補助クッション
7・・補助振動板 8・・取り付けピン
9・・振動伝達部 10・・カバー
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】磁気回路を構成する磁極1と、 リング状の電磁石2と、 信号電流を流すボイスコイル3と、 クッション4により振動可能に支持される振動板5と、 補助クッション6により振動可能に支持される補助振動
板7と、 振動板5及び補助振動板7と接して設けられ振動板5及
び補助振動板7の振動を伝達する役目を果たす取り付け
ピン8と、 取り付けピン8に取り付け使用者に振動を伝達するため
の振動伝達部9と、 から成る骨導型スピーカー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035549A JP2003244782A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 骨導型スピーカー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035549A JP2003244782A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 骨導型スピーカー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003244782A true JP2003244782A (ja) | 2003-08-29 |
Family
ID=27777713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002035549A Ceased JP2003244782A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 骨導型スピーカー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003244782A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1720379A1 (en) | 2005-05-04 | 2006-11-08 | COS.EL.GI. S.p.A. | Osseous conduction acoustic transducer |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002035549A patent/JP2003244782A/ja not_active Ceased
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1720379A1 (en) | 2005-05-04 | 2006-11-08 | COS.EL.GI. S.p.A. | Osseous conduction acoustic transducer |
US7809147B2 (en) | 2005-05-04 | 2010-10-05 | Cos.El.Gi S.P.A. | Osseous conduction acoustic transducer |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040628 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040630 |
|
A045 | Written measure of dismissal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045 Effective date: 20041026 |