JPH11104165A - 聴覚補助器具 - Google Patents
聴覚補助器具Info
- Publication number
- JPH11104165A JPH11104165A JP27410097A JP27410097A JPH11104165A JP H11104165 A JPH11104165 A JP H11104165A JP 27410097 A JP27410097 A JP 27410097A JP 27410097 A JP27410097 A JP 27410097A JP H11104165 A JPH11104165 A JP H11104165A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transmitted
- hearing aid
- acoustic signals
- acoustic signal
- vibrating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 音響信号を空気および鼓膜を介さず直接頭骨
に伝達する聴覚補助器具を提供する。 【解決手段】 本発明の聴覚補助器具は、音響装置等の
イヤホンジャックより音響信号を受信することを前提と
している。まず、音響装置１０よりの音響信号が、該音
響装置１０に接続された音響信号伝達路２０を経由して
振動手段３０に伝達される。振動手段３０に伝達された
音響信号は、該振動手段３０によって機械的振動に変換
される。変換された機械的振動は、上記振動手段３０に
連結された骨振動体４０に伝達される。骨振動体４０が
振動することによって、上記音響信号が機械的振動とし
て頭骨に伝達される。
に伝達する聴覚補助器具を提供する。 【解決手段】 本発明の聴覚補助器具は、音響装置等の
イヤホンジャックより音響信号を受信することを前提と
している。まず、音響装置１０よりの音響信号が、該音
響装置１０に接続された音響信号伝達路２０を経由して
振動手段３０に伝達される。振動手段３０に伝達された
音響信号は、該振動手段３０によって機械的振動に変換
される。変換された機械的振動は、上記振動手段３０に
連結された骨振動体４０に伝達される。骨振動体４０が
振動することによって、上記音響信号が機械的振動とし
て頭骨に伝達される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は聴覚補助器具に関し、特
に音響信号を空気および鼓膜を介さず直接頭骨に伝達す
る聴覚補助器具に関するものである。
に音響信号を空気および鼓膜を介さず直接頭骨に伝達す
る聴覚補助器具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、難聴者のために、音波を増幅
して伝える補聴器が提供されている。
して伝える補聴器が提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、補聴器
は増幅させた音波を空気および鼓膜を介して伝えるもの
であるため、鼓膜を介して音を感知できない聾者には効
果がない。
は増幅させた音波を空気および鼓膜を介して伝えるもの
であるため、鼓膜を介して音を感知できない聾者には効
果がない。
【０００４】また、補聴器は空気を介すため、音響装置
より音楽等を鑑賞する場合、雑音が入るという問題があ
った。本発明は上記従来の事情に基づいて提案されたも
のであって、音響信号を空気および鼓膜を介さず直接頭
骨に伝達する聴覚補助器具を提供することを目的とする
ものである。
より音楽等を鑑賞する場合、雑音が入るという問題があ
った。本発明は上記従来の事情に基づいて提案されたも
のであって、音響信号を空気および鼓膜を介さず直接頭
骨に伝達する聴覚補助器具を提供することを目的とする
ものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために以下の手段を採用している。すなわち、本発
明の聴覚補助器具は、図１に示すように音響装置等のイ
ヤホンジャックより音響信号を受信することを前提とし
ている。
するために以下の手段を採用している。すなわち、本発
明の聴覚補助器具は、図１に示すように音響装置等のイ
ヤホンジャックより音響信号を受信することを前提とし
ている。
【０００６】上記聴覚補助器具において、まず、音響装
置１０よりの音響信号が、該音響装置１０に接続された
音響信号伝達路２０を経由して振動手段３０に伝達され
る。振動手段３０に伝達された音響信号は、該振動手段
３０によって機械的振動に変換される。
置１０よりの音響信号が、該音響装置１０に接続された
音響信号伝達路２０を経由して振動手段３０に伝達され
る。振動手段３０に伝達された音響信号は、該振動手段
３０によって機械的振動に変換される。
【０００７】変換された機械的振動は、上記振動手段３
０に連結された骨振動体４０に伝達される。骨振動体４
０が振動することによって、上記音響信号が機械的振動
として頭骨に伝達される。
０に連結された骨振動体４０に伝達される。骨振動体４
０が振動することによって、上記音響信号が機械的振動
として頭骨に伝達される。
【０００８】すなわち、音響装置１０よりの音響信号
は、空気および鼓膜を介すことなく直接頭骨に伝達され
ることになる。
は、空気および鼓膜を介すことなく直接頭骨に伝達され
ることになる。
【０００９】
【発明の実施の形態】図２は本発明の一実施例の外観概
略図である。本発明の聴覚補助器具は、音響装置１０よ
りの音響信号を伝達する音響信号伝達路２０と、音響信
号に応じて機械的振動を形成する回転子３２を備えたモ
ータ３１と、回転子３２よりの機械的振動に連結された
骨振動体４０とを備えている。該骨振動体４０は、上下
の歯で噛んだ状態で使用される。
略図である。本発明の聴覚補助器具は、音響装置１０よ
りの音響信号を伝達する音響信号伝達路２０と、音響信
号に応じて機械的振動を形成する回転子３２を備えたモ
ータ３１と、回転子３２よりの機械的振動に連結された
骨振動体４０とを備えている。該骨振動体４０は、上下
の歯で噛んだ状態で使用される。
【００１０】上記聴覚補助器具において、まず、音響装
置１０上のイヤホンジャック１１より、電気的信号とし
ての音響信号が音響信号伝達路２０を介してモータ３１
に伝達される。
置１０上のイヤホンジャック１１より、電気的信号とし
ての音響信号が音響信号伝達路２０を介してモータ３１
に伝達される。
【００１１】モータ３１は、伝達された音響信号に応じ
た動作をする。すなわち、音響信号は、モータ３１によ
って電気的信号から機械的振動に変換される。変換され
た機械的振動は、上記回転子３２に連結された骨振動体
４０に伝達される。
た動作をする。すなわち、音響信号は、モータ３１によ
って電気的信号から機械的振動に変換される。変換され
た機械的振動は、上記回転子３２に連結された骨振動体
４０に伝達される。
【００１２】骨振動体４０は上下の歯で噛んだ状態で使
用されるため、骨振動体４０が振動することによって上
記音響信号が上下の歯を介して頭骨に伝達される。通
常、音波は鼓膜を振動させることによって聴覚神経に伝
達されるが、本発明によれば、鼓膜を介すことなく頭骨
を介して聴覚神経に伝達されることになる。
用されるため、骨振動体４０が振動することによって上
記音響信号が上下の歯を介して頭骨に伝達される。通
常、音波は鼓膜を振動させることによって聴覚神経に伝
達されるが、本発明によれば、鼓膜を介すことなく頭骨
を介して聴覚神経に伝達されることになる。
【００１３】なお、骨振動体４０の材質は、振動を伝達
すればよく特に限定しない。また、該骨振動体４０は、
上下の歯で噛み易い形状であることが望ましい。
すればよく特に限定しない。また、該骨振動体４０は、
上下の歯で噛み易い形状であることが望ましい。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば、音響信号を直接頭骨に
伝達する聴覚補助器具を提供することができる。
伝達する聴覚補助器具を提供することができる。
【００１５】したがって、本発明の聴覚補助器具は、難
聴者だけでなく聾者にも使用することができる。また、
空気を介さないので、雑音が入らないという効果もあ
る。
聴者だけでなく聾者にも使用することができる。また、
空気を介さないので、雑音が入らないという効果もあ
る。
【図１】本発明の概念図である。
【図２】本発明の一実施例の外観概略図である。
１０ 音響装置 ３０ 振動手段 ３１ モータ ３２ 回転子 ４０ 骨振動体
Claims (2)
- 【請求項１】 音響装置よりの音響信号に応じて機械的
振動を形成する振動体を備えた振動手段と、 上記振動体よりの機械的振動に連結され上下の歯で噛ん
だ状態で、上記音響信号を頭骨に伝達する骨振動体と、 を備えたことを特徴とする聴覚補助器具。 - 【請求項２】 上記振動手段がモータであり、上記振動
体がモータの回転子である請求項１に記載の聴覚補助器
具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27410097A JPH11104165A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 聴覚補助器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27410097A JPH11104165A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 聴覚補助器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11104165A true JPH11104165A (ja) | 1999-04-20 |
Family
ID=17537006
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27410097A Pending JPH11104165A (ja) | 1997-10-07 | 1997-10-07 | 聴覚補助器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11104165A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292571B1 (en) | 1999-06-02 | 2001-09-18 | Sarnoff Corporation | Hearing aid digital filter |
| KR20020038197A (ko) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | 박명수 | 압전소자를 이용한 골도 보청기용 진동자 |
| JP2009538715A (ja) * | 2006-05-30 | 2009-11-12 | ソニタス メディカル， インコーポレイテッド | 口腔ベース装置用アクチュエータシステム |
-
1997
- 1997-10-07 JP JP27410097A patent/JPH11104165A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6292571B1 (en) | 1999-06-02 | 2001-09-18 | Sarnoff Corporation | Hearing aid digital filter |
| KR20020038197A (ko) * | 2000-11-16 | 2002-05-23 | 박명수 | 압전소자를 이용한 골도 보청기용 진동자 |
| JP2009538715A (ja) * | 2006-05-30 | 2009-11-12 | ソニタス メディカル， インコーポレイテッド | 口腔ベース装置用アクチュエータシステム |
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