JP2003242230A - トイレ情報システム - Google Patents

トイレ情報システム

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JP2003242230A
JP2003242230A JP2002042906A JP2002042906A JP2003242230A JP 2003242230 A JP2003242230 A JP 2003242230A JP 2002042906 A JP2002042906 A JP 2002042906A JP 2002042906 A JP2002042906 A JP 2002042906A JP 2003242230 A JP2003242230 A JP 2003242230A
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toilet
server
terminal device
toilet room
cleaning
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JP2002042906A
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Soujiro Yamane
相次郎 山根
Akiyoshi Yamane
昭美 山根
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SANKYO DANBO KK
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SANKYO DANBO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電子的な情報通信手段を利用したトイレシステ
ムを提供する。 【解決手段】本発明にあっては、トイレ室T側に設置さ
れた端末機器1と、管理センターKに設置された端末機
器3〜5と、これらの各端末機器1及び3〜5と接続さ
れ、データの受信及び加工並びに配信を行うサーバーS
とでトイレ情報システムを構成している。このシステム
では、トイレ室T側に設置された端末機器1からサーバ
ーSに蓄積してある各種の情報を閲覧表示することがで
き、また管理センターKの端末機器3〜5からトイレ室
T側の端末機器1へ清掃作業メニューの表示や指示を行
うこともできる。更に、トイレ室Tの端末機器1をイン
ターネット6の各種サイトへ接続して希望するコンテン
ツを入手すること等の多目的な利用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレ室を快適な
環境下で安心して利用できるように、利用者の入退室時
間を検知して不慮の事故等に対処できるようにし、清掃
状況を把握していつもトイレ室内を清潔に保つと共に、
清掃記録をデータベース化してトイレ室の管理をサポー
トし、また一時的に混雑した場合は空きトイレへ誘導
し、更にはエンターテイメント情報を入手して心の癒し
を実現し、リラックスした状態で利用できるトイレ情報
システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常のトイレ室においては、便器及び洗
面器、化粧鏡等が設置されているのみであり、利用者は
用を足したり、化粧を施したり、身繕いをする等の利用
形態であった。他には、せいぜいホテルや結婚式場等の
トイレ室において、BGMが流れている程度である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、トイレ室の
清掃は、トイレ清掃業者が予め定められたマニュアルに
従って定期的に清掃を行い、これを報告するのみであ
る。また清掃記録は書面で保管管理されていた。そのた
め、清掃管理状況を知るためには、管理センターへ出向
き、その帳簿を見なければ詳細がわからず、沢山のトイ
レを一括して管理しているようなビル等では、各トイレ
の清掃状況を適格に把握することができず、清掃不十分
で不潔な状態で使用が継続されるということもあった。
【0004】また利用者の入退室時間等はチエックして
おらず、高齢者や身障者等の利用において、不慮の事故
等が発生し、便器に座ったままの状態が長時間継続した
場合であっても、これを知ることができず、放置され、
適切な処置がなされないことがあった。これは不審者が
トイレへ潜んでいる場合でも、同様であった。すなわ
ち、不審者がトイレ室へ潜んでいる場合は、警備員がた
またま巡回して遭遇しなければ、不審者を検知すること
ができず、保安上、問題があった。
【0005】更に、コンサートホールや映画館、その他
のイベント会場等のトイレにおいては、コンサートや映
画等のイベントの終了と同時に大量のトイレ利用者が押
しかけて一時的に混雑することがある。この混雑は出入
り口に近いトイレの方がひどく、出入り口から離れた場
所にあるトイレや出入り口とは異なるフロアのトイレは
比較的に空いている場合もある。このような場合でも、
空いているトイレへ誘導できれば、効率的な利用が可能
であるが、実際には何もなされていないのが現状であっ
た。
【0006】更にまた、通常、トイレは単に用を足すと
いう観念の下で利用されているが、快適な環境の下で利
用できる場合には、利用者の心を癒すことのできる場所
でもあるが、従来ではせいぜいBGMが流れている程度
であり、満足のいく快適な環境とは言えなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は従来の前記課題
に鑑みてこれを改良除去したものであって、エンターテ
イメント情報を入手して快適な環境下で心を癒しながら
利用でき、また保安の行き届いた安心利用ができ、更に
は清掃管理が容易且つ適切に行えるトイレ情報システム
を提供せんとするものである。
【0008】而して、前記課題を解決するために本発明
が採用した請求項1の手段は、トイレ室側に設置された
端末機器と、管理センターに設置された端末機器と、こ
れらの各端末機器と接続され、データの受信及び加工並
びに配信を行うサーバーとでトイレ情報システムを構成
している。このシステムでは、トイレ室側に設置された
端末機器からサーバーに蓄積してある各種の情報を閲覧
表示することができ、また管理センターの端末機器から
トイレ室側の端末機器へ清掃作業メニューの表示や指示
を行うこともでき、トイレ室の端末機器をインターネッ
トの各種サイトへ接続して希望するコンテンツを入手す
ること等の多目的な利用が可能である。具体的な利用形
態については、以下の請求項2又は3乃至6の発明によ
って具現化される。
【0009】すなわち、本発明が採用した請求項2の手
段は、トイレ室側に利用者の入室及び退室を検知する人
体検知センサーが設置されており、該人体検知センサー
がトイレ室側の端末機器を介して又は直接にサーバへ接
続されている請求項1に記載のトイレ情報システムであ
る。人体検知センサーは、トイレ室内を利用する者の入
退室を検知しているので、その利用状況を把握すること
ができ、トイレ室の汚れの予測及び清掃作業の指示等が
容易である。また長時間、入室している者に対しては安
全を確認する等の対処が可能となる。
【0010】本発明が採用した請求項3の手段は、トイ
レ室側の端末機器が清掃開始及び清掃完了の信号をサー
バーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃
指示内容の閲覧表示並びに清掃記録の保存を行うもので
あり、管理センターの端末が清掃指示及び消耗品補充指
示の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信
号を受けて清掃記録の閲覧表示及び消耗品の在庫管理を
行うものであり、サーバーはこれらの信号に応じてデー
タの保存、加工、配信を行うものである請求項1に記載
のトイレ情報システムである。この発明ではトイレ室の
端末機器を清掃管理情報の入出力手段として利用するよ
うにし、管理センターからの清掃指示内容及び消耗品の
補充指示内容を閲覧表示すると共に、その指示内容に従
って作業を行い、これらの清掃記録のデータ保存をサー
バー及びトイレ室の端末機器で行えるようにしている。
これにより、清掃作業の履歴の把握、清掃作業後の事務
処理等が極めて簡単となり、清掃作業員及び管理センタ
ー側の作業負担を著しく軽減することが可能である。
【0011】本発明が採用した請求項4の手段は、サー
バーが、人体検知センサーからの信号により、トイレ室
の利用状況を把握し、これをトイレ室側の端末機器及び
管理センターの端末機器へ表示させ、管理センターから
の空きトイレへの誘導指示信号をトイレ室側の端末機器
又は別の表示器へ表示させ、利用者へ知らせるようにし
た請求項1に記載のトイレ情報システムである。人体検
知センサーの信号を監視することにより、トイレ室の利
用者数をチエックでき、定期的な清掃以外の場合でも汚
れ具合を予測して清掃を行うようにし、常にトイレ室内
を清潔な状態に維持することで、快適な使用を実現する
ことができる。また空いているトイレへの誘導も容易で
ある。
【0012】本発明が採用した請求項5の手段は、サー
バーが、人体検知センサーからの信号により、入退室を
管理し、長時間不退出者に対してトイレ室側の端末機器
から警報等を発すると共に、警備員へ通報し、必要に応
じてトイレ室側の端末機器と、サーバーと、管理センタ
ーの端末機器とを通じて管理者とトイレ利用者とが直接
対話できるようにした請求項1に記載のトイレ情報シス
テムである。人体検知センサーの信号を監視することに
より、長時間不退出者がおれば、病気等の原因により退
出できないでいるか又は不審者であると判断し、通報を
行って救助を要請したり、又は不審者の排除を要請し、
安心して利用できるようにしている。
【0013】本発明が採用した請求項6の手段は、サー
バーが、人体検知センサーからの信号に応じて又は利用
者がトイレ室側の端末機器から入力した指示信号に応じ
てトイレ室側の端末機器へ音楽、ニュース、ゲーム等の
エンターテイメント情報を提供するようにした請求項1
に記載のトイレ情報システムである。この発明は、トイ
レ室内を快適な生活空間の一つとして利用できるように
したものであって、トイレ室側の端末機器からエンター
テイメント情報を入手し、用を足しているときや化粧、
身繕いをしているとき、その他のトイレ室内に存在して
いる間中においても、心を癒したり、精神的な満足感が
得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の構成を図面に示
す発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りであ
る。図1は本発明の一実施の形態に係るトイレ情報シス
テムの全体構成図である。同図に示す如く、この実施の
形態にあっては、トイレ室Tに設置された端末機器1及
び人体検知センサー2と、サーバーSと、トイレ室Tの
管理センターKに設置された端末機器3〜5とからなっ
ている。トイレ室Tの端末機器1は、トイレ室Tの中以
外にもトイレ室外側の壁面や隣接した箇所等に設置する
ことも可能であり、設置場所は任意である。
【0015】端末機器1及び3〜6は、情報の入出力及
び保存、表示、演算、加工等を行うためのものであり、
パーソナルコンピュータ(以下は、パソコンという)や
携帯情報端末(PDA)、PHS電話、専用のデータ装
置等が考えられる。また人体検知センサー2としては、
赤外線を利用した反射型又は透過型のセンサーやCCD
カメラ装置が考えられ、入口のドアに連結した機械式の
リミットスイッチ等であってもよい。
【0016】またサーバーSは、各端末機器1及び3〜
5及び人体検知センサー2、各種のコンテンツ提供事業
者C、有線放送事業者H等と有線又は無線方式並びにイ
ンターネット6等を通じて接続されている。なお、人体
検知センサー2は、トイレ室Tの端末機器1を通じてサ
ーバーSへ信号を出力するようにしてもよい。また各端
末機器1及び3〜5とサーバーSとの間の接続もインタ
ーネット6を通じて行うことが可能である。サーバーS
は、各端末機器1及び3〜5から入力されるデータやコ
ンテンツ提供事業者Gからインターネット6を通じて提
供される情報、更には有線放送事業者H等からの情報等
の受信、加工、保存、配信等を行うためのものである。
【0017】管理センターKの端末機器3〜5は、清掃
データに関する情報の入出力、表示、保存等を行うもの
と、保安及び利用状況データの入出力、表示、保存等を
行うものと、エンターテイメントデータの入出力、表
示、保存等を行うものとからなり、それぞれを別々のパ
ソコンで構成してもよく、また全体を一つのパソコン内
に収用するようにしてもよい。
【0018】次に、このように構成されたトイレ情報シ
ステムの動作態様を図2〜図5のフローチャートを参照
して説明する。先ず、図2を参照して清掃データの処理
フローについて説明する。トイレ室Tにおいて、端末機
器1から作業員が清掃開始の信号を入力し、サーバーS
へ送信ると、サーバーSは今までのデータベースDBか
らこれに該当するデータを読み出して管理センターKの
端末機器3へ表示させる。そして、管理センターKで
は、管理者が端末機器3から必要な清掃作業の内容を指
示する信号及び消耗品の補充を行う信号をサーバーS側
へ送信すると、サーバーSはこの信号をトイレ室Tの端
末機器1へ表示させるようになる。
【0019】清掃作業員は、その指示内容に従って清掃
作業を行い、消耗品の補充、交換を行う。作業が完了し
た後は、その旨の信号をサーバーSへ送信し、管理セン
ターKの端末機器3へもこれを表示させる。次に、サー
バーSは、清掃記録の入力画面をトイレ室Tの端末機器
1へ表示させ、清掃作業員はこれに従って所要事項を記
入した後、サーバーS側へ送信し、データベースDBへ
記録保存させる。またサーバーSは、必要に応じて清掃
時間や消耗品の在庫管理、清掃データの解析等を行い、
清掃作業員又は管理センターKの管理者から要求があれ
ば、そのデータを提供するようにしている。全ての作業
が終了した後は、トイレ室Tの端末機器1に次の清掃エ
リアへ移動する旨の表示等が行われる。
【0020】このようにトイレ室Tの端末機器1を清掃
管理情報の入出力手段として利用し、管理センターKか
らの清掃指示内容及び消耗品の補充指示内容等を表示閲
覧すると共に、その指示内容に従って作業を行い、これ
らの清掃記録のデータ保存をサーバー及びトイレ室の端
末機器で行えるようにしている。これにより、当該トイ
レ室Tの的確な清掃作業を実施することができ、また清
掃作業の履歴の把握、清掃作業後の事務処理等が極めて
簡単となり、清掃作業員及び管理センター側の作業負担
を著しく軽減することが可能である。
【0021】図3は、トイレ室の利用状況を把握する処
理フローを示すものである。この場合は、人体検知セン
サー2からの入室信号及び退室信号をサーバーS側でチ
エックし、これを管理センターKの端末機器4へ表示さ
せるようにしている。管理センターKでは、表示された
利用状況を見て混雑していると判断したときには、他の
空きトイレへ誘導する信号をサーバーSへ出力し、トイ
レ室Tの端末機器1へ表示させる。利用者は、これを見
て空きトイレを利用するようにすればよい。また混雑の
程度によっては、例えば、100人が利用した場合に
は、管理者は、端末機器4から清掃指示及び消耗品のチ
エック信号をトイレ室Tの端末機器1へ出力し、清掃作
業の実施又は消耗品の補充等を行わせるようにすればよ
い。なお、空き状況等の表示は、トイレ室Tの出入り口
に専用の電光掲示板等を用いて表示するようにしてもよ
い。この場合、トイレ室Tへ入室する以前に混雑の程度
及び空きトイレの方角等を知ることが可能であり、便利
である。
【0022】図4は人体検知センサー2からの信号を利
用して保安上の管理を行う処理フローを示すものであ
る。人体検知センサー2からの入室信号と退出信号とを
サーバーS側で監視することにより、長時間にわたって
トイレ室に滞在する者が居る場合には、不審者であるか
又は病気や怪我により自力で退出できない者であると判
断する。そして、サーバーSから直接又は管理室Kの端
末機器4を通じて警備員側へ通知して対処したり、トイ
レ室Tの端末機器1と音声信号によってやり取りを行
い、救助の要請や警報(パトライトの点灯)等を行うよ
うにすればよい。一方、人体検知センサー2からの入室
信号と退出信号によって、トイレ室Tの照明器具及び換
気扇並びに暖房設備等のON/OFFを自動的に切り替
えるようにしてもよい。この切り替えは、人体検知信号
をサーバーS側へ出力し、サーバーSから行うようにし
てもよい。
【0023】図5はトイレ室Tの端末機器1をエンター
テイメント情報端末機器として利用するようにした場合
の処理フローを示すものである。同図に示す如く、人体
検知センサー2からの入室信号により、サーバーS側か
ら音楽データとしてのBGM(バックグランウンドミュ
ージック)を端末機器1へ配信することができる。また
端末機器1から音楽、ニュース、ゲーム、占い等のリク
エストをサーバーS側へ行うと、サーバーSはデータベ
ースDB内に要求されたデータがある場合にはこれを端
末機器1へ配信する。またリクエストされたデータがな
い場合には、インターネット6を通じてコンテンツ提供
事業者Cへアクセスしてその情報を入手し、これを端末
機器1へ配信するようにしている。
【0024】一方、管理センターK側では、サーバーS
から端末機器5へ送られて来るリクエストデータを分析
し、今後の配信検討の材料としたり、また音楽データ、
ニュースデータの更新等を行うようにすればよい。人体
検知センサー2からの信号により、トイレ室Tから利用
者が退室したことを検知した場合は、サーバーSは前記
各データの配信を停止すればよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明にあ
っては、トイレ室側に設置された端末機器と、管理セン
ターに設置された端末機器と、これらの各端末機器と接
続され、データの受信及び加工並びに配信を行うサーバ
ーとでトイレ情報システムを構成している。このシステ
ムでは、トイレ室側に設置された端末機器からサーバー
に蓄積してある各種の情報を閲覧表示することができ、
また管理センターの端末機器からトイレ室側の端末機器
へ清掃作業メニューの表示や指示を行うこともでき、ト
イレ室の端末機器をインターネットの各種サイトへ接続
して希望するコンテンツを入手すること等の多目的な利
用が可能である。
【0026】また請求項2の発明にあっては、トイレ室
側に利用者の入室及び退室を検知する人体検知センサー
が設置されており、該人体検知センサーがトイレ室側の
端末機器を介して又は直接にサーバへ接続されている。
人体検知センサーは、トイレ室内を利用する者の入退室
を検知しているので、その利用状況を把握することがで
き、トイレ室の汚れの予測及び清掃作業の指示等が容易
である。また長時間、入室している者に対しては安全を
確認する等の対処が可能となる。
【0027】更に、請求項3の発明にあっては、トイレ
室側の端末機器が清掃開始及び清掃完了の信号をサーバ
ーへ出力すると共に、サーバーから信号を受けて清掃指
示内容の閲覧表示並びに清掃記録の保存を行うものであ
り、管理センターの端末が清掃指示及び消耗品補充指示
の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから信号
を受けて清掃記録の閲覧表示及び消耗品の在庫管理を行
うものであり、サーバーはこれらの信号に応じてデータ
の保存、加工、配信を行うようにしている。この発明で
はトイレ室の端末機器を清掃管理情報の入出力手段とし
て利用するようにしている。これにより、清掃作業の履
歴の把握、清掃作業後の事務処理等が極めて簡単とな
り、清掃作業員及び管理センター側の作業負担を著しく
軽減することが可能である。
【0028】本発明の請求項4の発明にあっては、サー
バーが、人体検知センサーからの信号により、トイレ室
の利用状況を把握し、これをトイレ室側の端末機器及び
管理センターの端末機器又は別の表示器へ表示させ、管
理センターからの空きトイレへの誘導指示信号をトイレ
室側の端末機器へ表示させ、利用者へ知らせるようにし
ている。人体検知センサーの信号を監視することによ
り、トイレ室の利用者数をチエックでき、定期的な清掃
以外の場合でも汚れ具合を予測して清掃を行うように
し、常にトイレ室内を清潔な状態に維持することで、快
適な使用を実現できる。またトイレの混雑状況や空いて
いるトイレを容易に知ることが可能であり、便利であ
る。
【0029】本発明の請求項5の発明にあっては、サー
バーが、人体検知センサーからの信号により、入退室を
管理し、長時間不退出者に対してトイレ室側の端末機器
から警報等を発すると共に、警備員へ通報し、必要に応
じてトイレ室側の端末機器と、サーバーと、管理センタ
ーの端末機器とを通じて管理者とトイレ利用者とが直接
対話できるようにしている。人体検知センサーの信号を
監視することにより、長時間不退出者がおれば、病気等
の原因により退出できないでいるか又は不審者であると
判断し、通報を行って救助を要請したり、又は不審者の
排除を要請し、安心して利用できるようにしている。
【0030】本発明の請求項6の発明にあっては、サー
バーが、人体検知センサーからの信号に応じて又は利用
者がトイレ室側の端末機器から入力した指示信号に応じ
てトイレ室側の端末機器へ音楽、ニュース、ゲーム等の
エンターテイメント情報を提供するようにしている。こ
の発明は、トイレ室内を快適な生活空間の一つとして利
用できるようにしたものであって、トイレ室側の端末機
器からエンターテイメント情報を入手することで、心を
癒したり、精神的な満足感が得られるようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るトイレ情報システ
ムの全体を示す図面である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るものであり、清掃
記録データの処理フローを示す図面である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るものであり、利用
状況データの処理フローを示す図面である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るものであり、保安
管理上の処理フローを示す図面である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るものであり、エン
ターテイメント情報の処理フローを示す図面である。
【符号の説明】
1…トイレ室端末機器、2…人体検知センサー、3〜5
…管理センターの端末機器、6…インターネット、T…
トイレ室、S…サーバー、K…管理センターC…コンテ
ンツ提供業者、H…有線放送会社
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2D039 CD00 DB00 FA01 FB00 5C087 AA03 AA19 BB03 BB11 BB74 DD05 DD06 DD49 EE05 EE18 FF01 FF02 FF04 FF19 FF20 GG10 GG21 GG23 GG28 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トイレ室側に設置された端末機器と、管理
    センターに設置された端末機器と、これらの各端末機器
    と接続され、データの受信及び加工並びに配信を行うサ
    ーバーとで構成したことを特徴とするトイレ情報システ
    ム。
  2. 【請求項2】トイレ室側に利用者の入室及び退室を検知
    する人体検知センサーが設置されており、該人体検知セ
    ンサーがトイレ室側の端末機器を介して又は直接にサー
    バへ接続されている請求項1に記載のトイレ情報システ
    ム。
  3. 【請求項3】トイレ室側の端末機器が清掃開始及び清掃
    完了の信号をサーバーへ出力すると共に、サーバーから
    信号を受けて清掃指示内容の閲覧表示並びに清掃記録の
    保存を行うものであり、管理センターの端末が清掃指示
    及び消耗品補充指示の信号をサーバーへ出力すると共
    に、サーバーから信号を受けて清掃記録の閲覧表示及び
    消耗品の在庫管理を行うものであり、サーバーはこれら
    の信号に応じてデータの保存、加工、配信を行うもので
    ある請求項1に記載のトイレ情報システム。
  4. 【請求項4】サーバーが、人体検知センサーからの信号
    により、トイレ室の利用状況を把握し、これをトイレ室
    側の端末機器及び管理センターの端末機器へ表示させ、
    管理センターからの空きトイレへの誘導指示信号をトイ
    レ室側の端末機器又は別の表示器へ表示させ、利用者へ
    知らせるようにした請求項2に記載のトイレ情報システ
    ム。
  5. 【請求項5】サーバーが、人体検知センサーからの信号
    により、入退室を管理し、長時間不退出者に対してトイ
    レ室側の端末機器から警報等を発すると共に、警備員へ
    通報し、必要に応じてトイレ室側の端末機器と、サーバ
    ーと、管理センターの端末機器とを通じて管理者とトイ
    レ利用者とが直接対話できるようにした請求項2又は4
    に記載のトイレ情報システム。
  6. 【請求項6】サーバーが、人体検知センサーからの信号
    に応じて又は利用者がトイレ室側の端末機器から入力し
    た指示信号に応じてトイレ室側の端末機器へ音楽、ニュ
    ース、ゲーム等のエンターテイメント情報を提供するよ
    うにした請求項2、4又は5のいずれか1つに記載のト
    イレ情報システム。
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