JP2003241062A - カメラのオートフォーカス機構 - Google Patents
カメラのオートフォーカス機構Info
- Publication number
- JP2003241062A JP2003241062A JP2002032153A JP2002032153A JP2003241062A JP 2003241062 A JP2003241062 A JP 2003241062A JP 2002032153 A JP2002032153 A JP 2002032153A JP 2002032153 A JP2002032153 A JP 2002032153A JP 2003241062 A JP2003241062 A JP 2003241062A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camera
- motor
- focus
- processing unit
- signal processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Focusing (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者が見た物体に即正確にまた快速に焦点
位置をあわすことができ、さらに、何度もレンズ群を移
動させる必要はなく、快速で正確なオートフォーカスを
実現すること。 【解決手段】 カメラ内部でコードにより互いに接続さ
れた距離測定器、信号処理ユニット、モータ駆動チップ
およびモータからなり、カメラのファインダ内に距離測
定器を置き、距離測定器は使用者の眼球内にある水晶体
や角膜の変化量を測定し、信号処理ユニットが変化情報
を処理した後、制御情報がモータ駆動チップに渡され、
モータ駆動チップは、制御情報によりモータを動かし、
モータはレンズ群をフォーカス移動させること。
位置をあわすことができ、さらに、何度もレンズ群を移
動させる必要はなく、快速で正確なオートフォーカスを
実現すること。 【解決手段】 カメラ内部でコードにより互いに接続さ
れた距離測定器、信号処理ユニット、モータ駆動チップ
およびモータからなり、カメラのファインダ内に距離測
定器を置き、距離測定器は使用者の眼球内にある水晶体
や角膜の変化量を測定し、信号処理ユニットが変化情報
を処理した後、制御情報がモータ駆動チップに渡され、
モータ駆動チップは、制御情報によりモータを動かし、
モータはレンズ群をフォーカス移動させること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラのオートフ
ォーカス機構、詳しくは眼球内の水晶体および角膜が物
体を見るときに生じる変化量を測定し、それをカメラの
オートフォーカス機構で処理し、データとすることに関
するものである。
ォーカス機構、詳しくは眼球内の水晶体および角膜が物
体を見るときに生じる変化量を測定し、それをカメラの
オートフォーカス機構で処理し、データとすることに関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般のデジタルカメラのオートフォーカ
スメカニズムは、台湾専利公告第３１５４２７号「用於
數位電子照相機變焦鏡頭之自動對焦装置及方法」の掲示
者が示すとおり、フォーカス評価値生成器が影像の対焦
評価値を計算し、その対焦評価値により対焦モータを駆
動し、レンズ群を移動させ、カメラのオートフォーカス
を実現するものである。一般に利用されているのは、フ
ォーカス評価値計算オートフォーカス方式であるが、何
度もレンズ群を往復移動する必要がある。粗いスキャン
および詳細スキャンを行い、各位置の評価値を取得し、
フォーカス評価値計算を進行し、分析し、フィードバッ
クし、比較して焦点位置を再計算するものであり、そし
てレンズ群を計算位置まで移動するものである。焦点が
あうまでモータを反復駆動するため、消費時間も多く、
さらにモータや伝導機構の摩耗率も増加するものであ
り、また、確定した影像対象が使用者の撮影したい物体
と異なるとき、対焦動作を再度繰り返す必要があり、焦
点を合わす時間を浪費するものである。
スメカニズムは、台湾専利公告第３１５４２７号「用於
數位電子照相機變焦鏡頭之自動對焦装置及方法」の掲示
者が示すとおり、フォーカス評価値生成器が影像の対焦
評価値を計算し、その対焦評価値により対焦モータを駆
動し、レンズ群を移動させ、カメラのオートフォーカス
を実現するものである。一般に利用されているのは、フ
ォーカス評価値計算オートフォーカス方式であるが、何
度もレンズ群を往復移動する必要がある。粗いスキャン
および詳細スキャンを行い、各位置の評価値を取得し、
フォーカス評価値計算を進行し、分析し、フィードバッ
クし、比較して焦点位置を再計算するものであり、そし
てレンズ群を計算位置まで移動するものである。焦点が
あうまでモータを反復駆動するため、消費時間も多く、
さらにモータや伝導機構の摩耗率も増加するものであ
り、また、確定した影像対象が使用者の撮影したい物体
と異なるとき、対焦動作を再度繰り返す必要があり、焦
点を合わす時間を浪費するものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明は、デ
ジタルカメラのオートフォーカス時の消耗時間を改善
し、モータや伝導機構の摩耗率を下げ、使用者が見た物
体に即正確にまた快速に焦点位置をあわすことができ、
さらに、何度もレンズ群を移動させる必要はなく、快速
で正確なオートフォーカスを実現することを目的とす
る。
ジタルカメラのオートフォーカス時の消耗時間を改善
し、モータや伝導機構の摩耗率を下げ、使用者が見た物
体に即正確にまた快速に焦点位置をあわすことができ、
さらに、何度もレンズ群を移動させる必要はなく、快速
で正確なオートフォーカスを実現することを目的とす
る。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラのオート
フォーカス機構は、カメラ内部でコードにより互いに接
続された距離測定器、信号処理ユニット、モータ駆動チ
ップおよびモータからなり、カメラのファインダ内に距
離測定器を置き、距離測定器は使用者の眼球内にある水
晶体や角膜の変化量を測定し、信号処理ユニットが変化
情報を処理した後、制御情報がモータ駆動チップに渡さ
れ、モータ駆動チップは、制御情報によりモータを動か
し、モータはレンズ群をフォーカス移動させることが出
来るものであり、これによりカメラは迅速かつ正確にオ
ートフォーカスすることができるものである。
フォーカス機構は、カメラ内部でコードにより互いに接
続された距離測定器、信号処理ユニット、モータ駆動チ
ップおよびモータからなり、カメラのファインダ内に距
離測定器を置き、距離測定器は使用者の眼球内にある水
晶体や角膜の変化量を測定し、信号処理ユニットが変化
情報を処理した後、制御情報がモータ駆動チップに渡さ
れ、モータ駆動チップは、制御情報によりモータを動か
し、モータはレンズ群をフォーカス移動させることが出
来るものであり、これによりカメラは迅速かつ正確にオ
ートフォーカスすることができるものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】図１が示すとおり、本発明のカメ
ラのオートフォーカス機構は、カメラ１０内にある、ケ
ーブルで連結された距離測定器１１，信号処理ユニット
１２，モータ駆動チップ（ＩＣ）１３（Ｃ９９０１型チ
ップ採用可）およびモータ１４で構成され、距離測定器
１１がファインダ１５内にある。距離測定器１１は一般
に赤外線を利用し、発射した赤外線と反射した赤外線で
距離を測定するものであり、使用者の眼球２０がファイ
ンダ１５を通して撮影したい物体を見たとき、水晶体２
１および角膜２２の変化情報を測定する。変化情報は使
用者の撮影したい物体の遠近により異なるものであり、
使用者が撮影したい物体が遠いときは、水晶体２１と角
膜２２の曲率が大きく変化し、赤外線反射の戻りが遅
い。 撮影したい物体が近いときは、水晶体２１と角膜
２２の曲率変化は小さく、赤外線反射の戻りが早い。こ
の時間上の差異を利用し、信号処理ユニット１２は距離
測定器１１までの距離を測定し、情報を得た後、計算処
理を行い、処理の後、制御情報をモータ駆動チップ１３
に送るものである。モータ駆動チップ１３は、その情報
に従い制御モータ１４を駆動し、レンズ群１６を焦点位
置まで移動することでオートフォーカス動作が完成す
る。
ラのオートフォーカス機構は、カメラ１０内にある、ケ
ーブルで連結された距離測定器１１，信号処理ユニット
１２，モータ駆動チップ（ＩＣ）１３（Ｃ９９０１型チ
ップ採用可）およびモータ１４で構成され、距離測定器
１１がファインダ１５内にある。距離測定器１１は一般
に赤外線を利用し、発射した赤外線と反射した赤外線で
距離を測定するものであり、使用者の眼球２０がファイ
ンダ１５を通して撮影したい物体を見たとき、水晶体２
１および角膜２２の変化情報を測定する。変化情報は使
用者の撮影したい物体の遠近により異なるものであり、
使用者が撮影したい物体が遠いときは、水晶体２１と角
膜２２の曲率が大きく変化し、赤外線反射の戻りが遅
い。 撮影したい物体が近いときは、水晶体２１と角膜
２２の曲率変化は小さく、赤外線反射の戻りが早い。こ
の時間上の差異を利用し、信号処理ユニット１２は距離
測定器１１までの距離を測定し、情報を得た後、計算処
理を行い、処理の後、制御情報をモータ駆動チップ１３
に送るものである。モータ駆動チップ１３は、その情報
に従い制御モータ１４を駆動し、レンズ群１６を焦点位
置まで移動することでオートフォーカス動作が完成す
る。
【０００６】本発明では、使用者の眼球にある水晶体２
１および角膜２２の変化データと一般平均データを比較
し、カメラのオートフォーカス情報を得る。使用者の水
晶体２１および角膜２２の変化量と一般平均の変化量の
格差が大きい場合、本発明のオートフォーカスの後、フ
ォーカス誤差が生じ、影像は不明瞭となる。ゆえに、本
発明では、焦点（フォーカス）調整スイッチでフォーカ
ス調整をすることができ、誤差を利用して補償すること
ができる。信号処理ユニット１２は、フォーカス調整を
行った後、モータ駆動チップ１３に情報を送り、その情
報に従いモータ１４はレンズ群１６をフォーカス位置に
移動させ、使用者は明瞭な影像を得ることができる。
１および角膜２２の変化データと一般平均データを比較
し、カメラのオートフォーカス情報を得る。使用者の水
晶体２１および角膜２２の変化量と一般平均の変化量の
格差が大きい場合、本発明のオートフォーカスの後、フ
ォーカス誤差が生じ、影像は不明瞭となる。ゆえに、本
発明では、焦点（フォーカス）調整スイッチでフォーカ
ス調整をすることができ、誤差を利用して補償すること
ができる。信号処理ユニット１２は、フォーカス調整を
行った後、モータ駆動チップ１３に情報を送り、その情
報に従いモータ１４はレンズ群１６をフォーカス位置に
移動させ、使用者は明瞭な影像を得ることができる。
【０００７】本発明の信号処理ユニット１２はメモリを
含む。そのため、異なった使用者の眼球変化特性を保存
することができる。そのため、使用者が異なってもその
特性に応じてモータ駆動チップ１３は情報を処理し、モ
ータ１４はレンズ群１６をフォーカス位置に移動させる
ことができる。そのため、オートフォーカス作業はさら
に正確になる。
含む。そのため、異なった使用者の眼球変化特性を保存
することができる。そのため、使用者が異なってもその
特性に応じてモータ駆動チップ１３は情報を処理し、モ
ータ１４はレンズ群１６をフォーカス位置に移動させる
ことができる。そのため、オートフォーカス作業はさら
に正確になる。
【０００８】
【発明の効果】使用者が撮影したい物体を見ると同時
に、使用者の眼球の変化量を測定し、その変化量をカメ
ラのオートフォーカス情報として利用する。そのため、
使用者の目が見たところにカメラをオートフォーカスさ
せることができ、使用者の撮影したい物体とカメラのフ
ォーカスは完全に一致する。したがって性能の高いユー
ザである必要はない。通常、撮影したい物体に焦点が合
わないときは何度もフォーカス処理を行う必要があり、
一般デジタルカメラでは、モータがレンズ群を何度も往
復移動させるのであるが、本発明では焦点位置を一度で
決めることができ、そのためオートフォーカスに要する
時間、さらにモータや伝導機構の摩耗率も低くなる。
に、使用者の眼球の変化量を測定し、その変化量をカメ
ラのオートフォーカス情報として利用する。そのため、
使用者の目が見たところにカメラをオートフォーカスさ
せることができ、使用者の撮影したい物体とカメラのフ
ォーカスは完全に一致する。したがって性能の高いユー
ザである必要はない。通常、撮影したい物体に焦点が合
わないときは何度もフォーカス処理を行う必要があり、
一般デジタルカメラでは、モータがレンズ群を何度も往
復移動させるのであるが、本発明では焦点位置を一度で
決めることができ、そのためオートフォーカスに要する
時間、さらにモータや伝導機構の摩耗率も低くなる。
【図１】本発明の実施例を示す図である。
１０ カメラ
１１ 距離測定器
１２ 信号処理ユニット
１３ モータ駆動チップ
１４ モータ
１５ ファインダ
１６ レンズ群
２０ 眼球
２１ 角膜
２２ 水晶体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 チールン リウ
台湾 222 タイペイ シェン シェンケ
ン シャン ワンシュウエン ツェン ベ
イシェン ロード セクション３ 147
Ｆターム(参考） 2H011 AA01 BA41 BB04
2H051 AA01 BB27 GB20
Claims (4)
- 【請求項１】 カメラ内部でコードにより互いに接続さ
れた距離測定器、信号処理ユニット、モータ駆動チップ
およびモータからなるカメラのオートフォーカス機構で
あって，当該距離測定器は、カメラのファインダ内にあ
り、見る対象に応じて変化する使用者の眼球内にある水
晶体や角膜の変化を測定するものであり，当該信号ユニ
ットは、当該測定結果を処理するものであり，当該モー
タ駆動チップは、当該処理に従い、モータを制御するも
のであり，当該モータは、対焦フォーカスレンズ群を指
定位置に移動するものであること，からなることを特徴
とするカメラのオートフォーカス機構。 - 【請求項２】 前記信号処理ユニットは、フォーカス調
整スイッチとのリンクを含むことを特徴とするカメラの
オートフォーカス機構。 - 【請求項３】 前記信号処理ユニットは、メモリを含む
ものであることを特徴とする請求項１又は２記載のカメ
ラのオートフォーカス機構。 - 【請求項４】 前記距離測定器による測定は赤外線によ
り行われることを特徴とする請求項３記載のカメラのオ
ートフォーカス機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032153A JP2003241062A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | カメラのオートフォーカス機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002032153A JP2003241062A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | カメラのオートフォーカス機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003241062A true JP2003241062A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27775355
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002032153A Pending JP2003241062A (ja) | 2002-02-08 | 2002-02-08 | カメラのオートフォーカス機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003241062A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001281520A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Minolta Co Ltd | 光学装置 |
-
2002
- 2002-02-08 JP JP2002032153A patent/JP2003241062A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001281520A (ja) * | 2000-03-30 | 2001-10-10 | Minolta Co Ltd | 光学装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041124 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060418 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070116 |