JP2003240251A - 空気調和機 - Google Patents
空気調和機Info
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- JP2003240251A JP2003240251A JP2002042674A JP2002042674A JP2003240251A JP 2003240251 A JP2003240251 A JP 2003240251A JP 2002042674 A JP2002042674 A JP 2002042674A JP 2002042674 A JP2002042674 A JP 2002042674A JP 2003240251 A JP2003240251 A JP 2003240251A
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- JP
- Japan
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- heat exchanger
- air conditioner
- air
- indoor heat
- indoor
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F1/00—Room units for air-conditioning, e.g. separate or self-contained units or units receiving primary air from a central station
- F24F1/0007—Indoor units, e.g. fan coil units
- F24F1/0059—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers
- F24F1/0063—Indoor units, e.g. fan coil units characterised by heat exchangers by the mounting or arrangement of the heat exchangers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 吹出口の左右位置における吹出空気に温度差
をもたせることができるようにした空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 室内機の吸込口と吹出口とを結ぶ空気通
路に設けられた室内側熱交換器７は、前部熱交換器7aの
一側および後部熱交換器7bの他側の一部を夫々切除し、
これら前部熱交換器7aと後部熱交換器7bとを減圧装置９
を備えることにより凝縮領域Ｃと蒸発領域Ｄとに区画可
能とし、区画したこれら凝縮領域Ｃおよび蒸発領域Ｄの
左右位置における前後の容積比率が互いに異なるように
して、冷房サイクルにおける除湿運転時に、前記吹出口
に送出される左右位置の吹出冷気流に温度差が生じるよ
うにした。
をもたせることができるようにした空気調和機を提供す
る。 【解決手段】 室内機の吸込口と吹出口とを結ぶ空気通
路に設けられた室内側熱交換器７は、前部熱交換器7aの
一側および後部熱交換器7bの他側の一部を夫々切除し、
これら前部熱交換器7aと後部熱交換器7bとを減圧装置９
を備えることにより凝縮領域Ｃと蒸発領域Ｄとに区画可
能とし、区画したこれら凝縮領域Ｃおよび蒸発領域Ｄの
左右位置における前後の容積比率が互いに異なるように
して、冷房サイクルにおける除湿運転時に、前記吹出口
に送出される左右位置の吹出冷気流に温度差が生じるよ
うにした。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機に係わ
り、より詳細には、吹出口の左右位置における吹出空気
に温度差をもたせることができるようにした構造に関す
る。
り、より詳細には、吹出口の左右位置における吹出空気
に温度差をもたせることができるようにした構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来の空気調和機は、例えば図１（Ａ）
および図１（Ｂ）で示すように、圧縮機１と、四方弁２
と、室外側熱交換器３と、膨張弁４とを備えた室外機Ａ
と、ベースａの前面に吸込グリルｃを備えた前面パネル
ｂ装着してなる本体の前面上部および上面に吸込口５を
備え、前面下部に吹出口６を備え、これら吸込口５およ
び吹出口６を結ぶ空気通路に、前部熱交換器7aと後部熱
交換器7bとで逆Ｖ字状に折曲形成された室内側熱交換器
７と、送風ファン８とを備えた室内機Ｂとからなる構成
であった。
および図１（Ｂ）で示すように、圧縮機１と、四方弁２
と、室外側熱交換器３と、膨張弁４とを備えた室外機Ａ
と、ベースａの前面に吸込グリルｃを備えた前面パネル
ｂ装着してなる本体の前面上部および上面に吸込口５を
備え、前面下部に吹出口６を備え、これら吸込口５およ
び吹出口６を結ぶ空気通路に、前部熱交換器7aと後部熱
交換器7bとで逆Ｖ字状に折曲形成された室内側熱交換器
７と、送風ファン８とを備えた室内機Ｂとからなる構成
であった。
【０００３】しかしながら、前記吸込口５から吸い込ま
れた室内空気が、前記熱交換器７によって熱交換され前
記吹出口６に送出された際、同吹出口６の左右位置にお
ける吹出空気温度に差異がなく一定の温度であるため、
例えば、被空調室に複数の人が在室しているような場
合、ある人にとっては快適な空気調和と感じることがで
きても、他の人にとっては不快に感じてしまうという問
題点を有していた。
れた室内空気が、前記熱交換器７によって熱交換され前
記吹出口６に送出された際、同吹出口６の左右位置にお
ける吹出空気温度に差異がなく一定の温度であるため、
例えば、被空調室に複数の人が在室しているような場
合、ある人にとっては快適な空気調和と感じることがで
きても、他の人にとっては不快に感じてしまうという問
題点を有していた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明においては、上
記問題点に鑑み、吹出口の左右位置における吹出空気に
温度差をもたせることができるようにした空気調和機を
提供することを目的とする。
記問題点に鑑み、吹出口の左右位置における吹出空気に
温度差をもたせることができるようにした空気調和機を
提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器と、膨
張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して冷凍サイ
クルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱交換器と
後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる空気調和
機において、前記室内側熱交換器は、前記前部熱交換器
の一側および前記後部熱交換器の他側の一部を夫々切除
し、これら前部熱交換器と後部熱交換器とを減圧装置を
備えることにより凝縮領域と蒸発領域とに区画可能と
し、区画したこれら凝縮領域および蒸発領域の左右位置
における前後の容積比率が互いに異なるようにして、冷
房サイクルにおける除湿運転時に、前記吹出口に送出さ
れる左右位置の吹出冷気流に温度差が生じるようにした
構成となっている。
するため、圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器と、膨
張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して冷凍サイ
クルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱交換器と
後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる空気調和
機において、前記室内側熱交換器は、前記前部熱交換器
の一側および前記後部熱交換器の他側の一部を夫々切除
し、これら前部熱交換器と後部熱交換器とを減圧装置を
備えることにより凝縮領域と蒸発領域とに区画可能と
し、区画したこれら凝縮領域および蒸発領域の左右位置
における前後の容積比率が互いに異なるようにして、冷
房サイクルにおける除湿運転時に、前記吹出口に送出さ
れる左右位置の吹出冷気流に温度差が生じるようにした
構成となっている。
【０００６】また、圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換
器と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して
冷凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱
交換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる
空気調和機において、前記室内側熱交換器は、前記前部
熱交換器の一側および前記後部熱交換器の他側の一部を
夫々切除し、これら前部熱交換器と後部熱交換器とを減
圧装置を備えることにより凝縮領域と蒸発領域とに区画
可能とし、区画したこれら凝縮領域および蒸発領域の左
右位置における前後の容積比率が互いに異なるようにし
て、暖房サイクルにおける除湿運転時に、前記吹出口に
送出される左右位置の吹出暖気流に温度差が生じるよう
にした構成となっている。
器と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して
冷凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱
交換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる
空気調和機において、前記室内側熱交換器は、前記前部
熱交換器の一側および前記後部熱交換器の他側の一部を
夫々切除し、これら前部熱交換器と後部熱交換器とを減
圧装置を備えることにより凝縮領域と蒸発領域とに区画
可能とし、区画したこれら凝縮領域および蒸発領域の左
右位置における前後の容積比率が互いに異なるようにし
て、暖房サイクルにおける除湿運転時に、前記吹出口に
送出される左右位置の吹出暖気流に温度差が生じるよう
にした構成となっている。
【０００７】また、圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換
器と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して
冷凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱
交換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる
空気調和機において、前記室内側熱交換器は、前記前部
熱交換器の一側および前記後部熱交換器の他側の一部を
夫々切除し、これら前部熱交換器と後部熱交換器とを減
圧装置を備えることにより凝縮領域と蒸発領域とに区画
可能とし、これら凝縮領域および蒸発領域は前記減圧装
置を作動させずに左右位置における前後の容積比率を同
じにして、冷暖房運転時に、前記吹出口に送出される左
右位置の吹出空気流に温度差が生じないようにした構成
となっている。
器と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して
冷凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱
交換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる
空気調和機において、前記室内側熱交換器は、前記前部
熱交換器の一側および前記後部熱交換器の他側の一部を
夫々切除し、これら前部熱交換器と後部熱交換器とを減
圧装置を備えることにより凝縮領域と蒸発領域とに区画
可能とし、これら凝縮領域および蒸発領域は前記減圧装
置を作動させずに左右位置における前後の容積比率を同
じにして、冷暖房運転時に、前記吹出口に送出される左
右位置の吹出空気流に温度差が生じないようにした構成
となっている。
【０００８】また、前記前部熱交換器の切除部および前
記後部熱交換器の切除部が互いに同一の切除容積である
構成となっている。
記後部熱交換器の切除部が互いに同一の切除容積である
構成となっている。
【０００９】また、前記切除部に、前記減圧装置およ
び、または制御部を配置するようにした構成となってい
る。
び、または制御部を配置するようにした構成となってい
る。
【００１０】また、前記室内側熱交換器の風下側となる
空気通路に、同空気通路を左右に区画すると共に、前記
送風ファンを貫通する貫通孔を備えた区画体を設けた構
成となっている。
空気通路に、同空気通路を左右に区画すると共に、前記
送風ファンを貫通する貫通孔を備えた区画体を設けた構
成となっている。
【００１１】また、前記室内側熱交換器の風下側となる
空気通路に、同空気通路を左右に区画する区画体を設け
ると共に、同区画体を介して前記送風ファンが左右に分
割形成された構成となっている。
空気通路に、同空気通路を左右に区画する区画体を設け
ると共に、同区画体を介して前記送風ファンが左右に分
割形成された構成となっている。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１は本発明
（および従来例）による空気調和機の説明図で、（Ａ）
は冷媒回路図、（Ｂ）は室内機の断面図であり、図２は
本発明による空気調和機の第一の実施例を示す要部説明
図で、（Ａ）は熱交換器および送風ファンの斜視図、
（Ｂ）は熱交換器の展開図であり、図３は本発明による
空気調和機の第二の実施例を示す要部説明図であり、図
４は本発明による空気調和機の第三の実施例を示す要部
説明図である。
に基づいた実施例として詳細に説明する。図１は本発明
（および従来例）による空気調和機の説明図で、（Ａ）
は冷媒回路図、（Ｂ）は室内機の断面図であり、図２は
本発明による空気調和機の第一の実施例を示す要部説明
図で、（Ａ）は熱交換器および送風ファンの斜視図、
（Ｂ）は熱交換器の展開図であり、図３は本発明による
空気調和機の第二の実施例を示す要部説明図であり、図
４は本発明による空気調和機の第三の実施例を示す要部
説明図である。
【００１３】本発明による空気調和機をなす冷凍サイク
ルは、図１（Ａ）で示すように、圧縮機１、四方弁２、
室外側熱交換器３、膨張弁４および室内側熱交換器７が
順次配管接続された構成となっている。
ルは、図１（Ａ）で示すように、圧縮機１、四方弁２、
室外側熱交換器３、膨張弁４および室内側熱交換器７が
順次配管接続された構成となっている。
【００１４】本発明による空気調和機の室外機Ａは、前
記圧縮機１と、前記四方弁２と、前記室外側熱交換器３
と、前記膨張弁４とを備えてなる一方、室内機Ｂは、図
１（Ｂ）で示すように、前面を解放したベースａの前部
に、吸込グリルｃを備えた前面パネルｂが装着された本
体の前面上部および上面に吸込口５を備え、前面下部に
吹出口６を備え、これら吸込口５および吹出口６を結ぶ
空気通路に、前部熱交換器7aと後部熱交換器7bとで逆Ｖ
字状に折曲形成された前記室内側熱交換器７と、送風フ
ァン８とを備えた構成となっている。
記圧縮機１と、前記四方弁２と、前記室外側熱交換器３
と、前記膨張弁４とを備えてなる一方、室内機Ｂは、図
１（Ｂ）で示すように、前面を解放したベースａの前部
に、吸込グリルｃを備えた前面パネルｂが装着された本
体の前面上部および上面に吸込口５を備え、前面下部に
吹出口６を備え、これら吸込口５および吹出口６を結ぶ
空気通路に、前部熱交換器7aと後部熱交換器7bとで逆Ｖ
字状に折曲形成された前記室内側熱交換器７と、送風フ
ァン８とを備えた構成となっている。
【００１５】そして、例えば、被空調室に複数の人が在
室しているような場合であっても、前記吹出口６の左右
位置における吹出空気の温度に差異が生じるようにし
て、かなり暑がりであったり寒がりであったりする人が
混在していたとしても、各人に対して快適な空気調和を
実現できるようになっている。
室しているような場合であっても、前記吹出口６の左右
位置における吹出空気の温度に差異が生じるようにし
て、かなり暑がりであったり寒がりであったりする人が
混在していたとしても、各人に対して快適な空気調和を
実現できるようになっている。
【００１６】すなわち、第一の実施例として図２（Ａ）
および図２（Ｂ）で示すように、前記室内側熱交換器７
は、前記前部熱交換器7aの一側および前記後部熱交換器
7bの他側の一部を夫々切除し、これら前部熱交換器7aと
後部熱交換器7bとを減圧装置９を備えることにより凝縮
領域Ｃと蒸発領域Ｄとに区画可能とし、区画したこれら
凝縮領域Ｃおよび蒸発領域Ｄの左右位置における前後の
容積比率が互いに異なるようにして、例えば冷房サイク
ルにおける除湿運転時には、図２（Ｂ）の矢印C'および
矢印D'で示すような、前記吹出口６に送出される左右位
置の吹出冷気流に温度差が生じるようにした構成となっ
ている。
および図２（Ｂ）で示すように、前記室内側熱交換器７
は、前記前部熱交換器7aの一側および前記後部熱交換器
7bの他側の一部を夫々切除し、これら前部熱交換器7aと
後部熱交換器7bとを減圧装置９を備えることにより凝縮
領域Ｃと蒸発領域Ｄとに区画可能とし、区画したこれら
凝縮領域Ｃおよび蒸発領域Ｄの左右位置における前後の
容積比率が互いに異なるようにして、例えば冷房サイク
ルにおける除湿運転時には、図２（Ｂ）の矢印C'および
矢印D'で示すような、前記吹出口６に送出される左右位
置の吹出冷気流に温度差が生じるようにした構成となっ
ている。
【００１７】または同様に、前記室内側熱交換器７は、
前記前部熱交換器7aの一側および前記後部熱交換器7bの
他側の一部を夫々切除し、これら前部熱交換器7aと後部
熱交換器7bとを減圧装置９を備えることにより凝縮領域
Ｃと蒸発領域Ｄとに区画可能とし、区画したこれら凝縮
領域Ｃおよび蒸発領域Ｄの左右位置における前後の容積
比率が互いに異なるようにして、例えば暖房サイクルに
おける除湿運転時には、図２（Ｂ）の矢印C'および矢印
D'で示すような、前記吹出口６に送出される左右位置の
吹出暖気流に温度差が生じるようにした構成となってい
る。
前記前部熱交換器7aの一側および前記後部熱交換器7bの
他側の一部を夫々切除し、これら前部熱交換器7aと後部
熱交換器7bとを減圧装置９を備えることにより凝縮領域
Ｃと蒸発領域Ｄとに区画可能とし、区画したこれら凝縮
領域Ｃおよび蒸発領域Ｄの左右位置における前後の容積
比率が互いに異なるようにして、例えば暖房サイクルに
おける除湿運転時には、図２（Ｂ）の矢印C'および矢印
D'で示すような、前記吹出口６に送出される左右位置の
吹出暖気流に温度差が生じるようにした構成となってい
る。
【００１８】これらによって、前記吹出口６の左右位置
における吹出空気流に温度差をもたせることができるよ
うになり、被空調室にいる複数の人のうち、暑がりの人
にはやや低温気味の吹出空気流を向けることができる一
方、寒がりの人には少し温度を高めた吹出空気流を向け
ることができるので、より快適な空気調和を実現できる
ようになって便利である。
における吹出空気流に温度差をもたせることができるよ
うになり、被空調室にいる複数の人のうち、暑がりの人
にはやや低温気味の吹出空気流を向けることができる一
方、寒がりの人には少し温度を高めた吹出空気流を向け
ることができるので、より快適な空気調和を実現できる
ようになって便利である。
【００１９】また、前記前部熱交換器7aおよび前記後部
熱交換器7bの一部を切除した切除部が互いに同量の容積
からなる構成とすることで、温度差をもたせた前記吹出
口６の吹出空気流は、左右位置において均等な吹出流量
となるため、上記説明のような快適な空気調和を効果的
に実現できる。
熱交換器7bの一部を切除した切除部が互いに同量の容積
からなる構成とすることで、温度差をもたせた前記吹出
口６の吹出空気流は、左右位置において均等な吹出流量
となるため、上記説明のような快適な空気調和を効果的
に実現できる。
【００２０】なお、通常の冷房運転時もしくは暖房運転
時には、前記吹出口６の左右位置における吹出空気流に
温度差をもたせることなく、被空調室全体に均一な温度
の吹出空気流を送出したい場合には、前記減圧装置９を
作動させないようにして、前記前部熱交換器7aおよび前
記後部熱交換器7bの全体を蒸発領域Ｄもしくは凝縮領域
Ｃとすることもできる。
時には、前記吹出口６の左右位置における吹出空気流に
温度差をもたせることなく、被空調室全体に均一な温度
の吹出空気流を送出したい場合には、前記減圧装置９を
作動させないようにして、前記前部熱交換器7aおよび前
記後部熱交換器7bの全体を蒸発領域Ｄもしくは凝縮領域
Ｃとすることもできる。
【００２１】この場合には、前記吸込口５から吸い込ま
れた室内空気が、前記熱交換器７によって熱交換され前
記吹出口６に送出された際、上記に説明した従来技術の
場合と同様に、同吹出口６の左右位置における吹出空気
温度に差異が生じない均等な温度で吹き出されることに
なる。
れた室内空気が、前記熱交換器７によって熱交換され前
記吹出口６に送出された際、上記に説明した従来技術の
場合と同様に、同吹出口６の左右位置における吹出空気
温度に差異が生じない均等な温度で吹き出されることに
なる。
【００２２】また、前記減圧装置９および制御部10は、
図２（Ａ）で示すように、前記室内側熱交換器７を構成
する前記後部熱交換器7bの切除部、および前記前部熱交
換器7aの切除部に夫々配置されるようになっており、こ
れによって省スペース化を実現できるようになり、ダウ
ンサイジングおよびコストダウンを実現できるようにな
っている。
図２（Ａ）で示すように、前記室内側熱交換器７を構成
する前記後部熱交換器7bの切除部、および前記前部熱交
換器7aの切除部に夫々配置されるようになっており、こ
れによって省スペース化を実現できるようになり、ダウ
ンサイジングおよびコストダウンを実現できるようにな
っている。
【００２３】次に、図３に基づいて第二の実施例につい
て説明をする。すなわち、前記室内側熱交換器７の風下
側となる空気通路に、同空気通路を左右に区画すると共
に、前記送風ファン８を貫通する貫通孔11a を備えた区
画体11を設けた構成となっている。
て説明をする。すなわち、前記室内側熱交換器７の風下
側となる空気通路に、同空気通路を左右に区画すると共
に、前記送風ファン８を貫通する貫通孔11a を備えた区
画体11を設けた構成となっている。
【００２４】これによって、冷房運転時または暖房運転
時に、前記吹出口６における左右位置の吹出空気流に温
度差をもたせると共に、温度差をもたせた吹出空気流を
効果的に分岐できるようになるので、上記に説明したよ
うな、暑がりの人や寒がりの人に対して効果的な空気調
和を実現できることになる。
時に、前記吹出口６における左右位置の吹出空気流に温
度差をもたせると共に、温度差をもたせた吹出空気流を
効果的に分岐できるようになるので、上記に説明したよ
うな、暑がりの人や寒がりの人に対して効果的な空気調
和を実現できることになる。
【００２５】または、図４で示す第三の実施例のよう
に、前記室内側熱交換器７の風下側となる空気通路に、
同空気通路を左右に区画する区画体11を設けると共に、
同区画体11を介して、且つ図示しない回転軸を同区画体
11で軸支するように前記送風ファン８が左右に分割形成
されるようにすることによって、前記吹出口６における
左右位置の吹出空気流を更に正確に分岐できるようにな
っている。
に、前記室内側熱交換器７の風下側となる空気通路に、
同空気通路を左右に区画する区画体11を設けると共に、
同区画体11を介して、且つ図示しない回転軸を同区画体
11で軸支するように前記送風ファン８が左右に分割形成
されるようにすることによって、前記吹出口６における
左右位置の吹出空気流を更に正確に分岐できるようにな
っている。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
吹出口の左右位置における吹出空気に温度差をもたせる
ことができるようにした空気調和機となる。
吹出口の左右位置における吹出空気に温度差をもたせる
ことができるようにした空気調和機となる。
【図１】本発明および従来例による空気調和機の説明図
で、（Ａ）は冷媒回路図であり、（Ｂ）は室内機の断面
図である。
で、（Ａ）は冷媒回路図であり、（Ｂ）は室内機の断面
図である。
【図２】本発明による空気調和機の第一の実施例を示す
要部説明図で、（Ａ）は熱交換器および送風ファンの斜
視図であり、（Ｂ）は熱交換器の展開図である。
要部説明図で、（Ａ）は熱交換器および送風ファンの斜
視図であり、（Ｂ）は熱交換器の展開図である。
【図３】本発明による空気調和機の第二の実施例を示す
要部説明図である。
要部説明図である。
【図４】本発明による空気調和機の第三の実施例を示す
要部説明図である。
要部説明図である。
１ 圧縮機
２ 四方弁
３ 室外側熱交換器
４ 膨張弁
５ 吸込口
６ 吹出口
７ 室内側熱交換器
7a 前部熱交換器
7b 後部熱交換器
８ 送風ファン
９ 減圧装置
10 制御部
11 区画体
11a 貫通孔
Ａ 室外機
Ｂ 室内機
Ｃ 凝縮領域
Ｄ 蒸発領域
ａ ベース
ｂ 前面パネル
ｃ 吸込グリル
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｆ２５Ｂ 13/00 １０３ Ｆ２４Ｆ 1/00 ３９１Ｂ
Claims (7)
- 【請求項１】 圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器
と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して冷
凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱交
換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる空
気調和機において、 前記室内側熱交換器は、前記前部熱交換器の一側および
前記後部熱交換器の他側の一部を夫々切除し、これら前
部熱交換器と後部熱交換器とを減圧装置を備えることに
より凝縮領域と蒸発領域とに区画可能とし、区画したこ
れら凝縮領域および蒸発領域の左右位置における前後の
容積比率が互いに異なるようにして、冷房サイクルにお
ける除湿運転時に、前記吹出口に送出される左右位置の
吹出冷気流に温度差が生じるようにしたことを特徴とす
る空気調和機。 - 【請求項２】 圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器
と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して冷
凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱交
換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる空
気調和機において、 前記室内側熱交換器は、前記前部熱交換器の一側および
前記後部熱交換器の他側の一部を夫々切除し、これら前
部熱交換器と後部熱交換器とを減圧装置を備えることに
より凝縮領域と蒸発領域とに区画可能とし、区画したこ
れら凝縮領域および蒸発領域の左右位置における前後の
容積比率が互いに異なるようにして、暖房サイクルにお
ける除湿運転時に、前記吹出口に送出される左右位置の
吹出暖気流に温度差が生じるようにしたことを特徴とす
る空気調和機。 - 【請求項３】 圧縮機と、四方弁と、室外側熱交換器
と、膨張弁と、室内側熱交換器とを順次配管接続して冷
凍サイクルを構成し、前記室内側熱交換器を、前部熱交
換器と後部熱交換器とで逆Ｖ字状に折曲形成してなる空
気調和機において、 前記室内側熱交換器は、前記前部熱交換器の一側および
前記後部熱交換器の他側の一部を夫々切除し、これら前
部熱交換器と後部熱交換器とを減圧装置を備えることに
より凝縮領域と蒸発領域とに区画可能とし、これら凝縮
領域および蒸発領域は前記減圧装置を作動させずに左右
位置における前後の容積比率を同じにして、冷暖房運転
時に、前記吹出口に送出される左右位置の吹出空気流に
温度差が生じないようにしたことを特徴とする空気調和
機。 - 【請求項４】 前記前部熱交換器の切除部および前記後
部熱交換器の切除部が互いに同一の切除容積であること
を特徴とする請求項１乃至請求項３の何れかに記載の空
気調和機。 - 【請求項５】 前記切除部に、前記減圧装置および、ま
たは制御部を配置するようにしたことを特徴とする請求
項１乃至請求項４の何れかに記載の空気調和機。 - 【請求項６】 前記室内側熱交換器の風下側となる空気
通路に、同空気通路を左右に区画すると共に、前記送風
ファンを貫通する貫通孔を備えた区画体を設けてなるこ
とを特徴とする請求項１または請求項２に記載の空気調
和機。 - 【請求項７】 前記室内側熱交換器の風下側となる空気
通路に、同空気通路を左右に区画する区画体を設けると
共に、同区画体を介して前記送風ファンが左右に分割形
成されてなることを特徴とする請求項１または請求項２
に記載の空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002042674A JP2003240251A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002042674A JP2003240251A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003240251A true JP2003240251A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27782692
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002042674A Pending JP2003240251A (ja) | 2002-02-20 | 2002-02-20 | 空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003240251A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006220417A (ja) * | 2006-05-23 | 2006-08-24 | Sharp Corp | 空気調和機 |
| JP2007212111A (ja) * | 2006-02-13 | 2007-08-23 | Toshiba Kyaria Kk | 空気調和機の室内機 |
| KR100780792B1 (ko) * | 2007-01-29 | 2007-11-30 | 삼성전자주식회사 | 공기조화기 |
| KR20190059565A (ko) * | 2017-11-23 | 2019-05-31 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그의 제어방법 |
-
2002
- 2002-02-20 JP JP2002042674A patent/JP2003240251A/ja active Pending
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| KR102037253B1 (ko) * | 2017-11-23 | 2019-10-28 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그의 제어방법 |
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