JP2003240140A - 四方向切換弁 - Google Patents

四方向切換弁

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JP2003240140A
JP2003240140A JP2002044183A JP2002044183A JP2003240140A JP 2003240140 A JP2003240140 A JP 2003240140A JP 2002044183 A JP2002044183 A JP 2002044183A JP 2002044183 A JP2002044183 A JP 2002044183A JP 2003240140 A JP2003240140 A JP 2003240140A
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port
way switching
plunger
plug
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JP2002044183A
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Hisatoshi Hirota
久寿 広田
Tokumi Tsugawa
徳巳 津川
Katsumi Koyama
克己 小山
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TGK Co Ltd
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TGK Co Ltd
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    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/12Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid
    • F16K31/42Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid by means of electrically-actuated members in the supply or discharge conduits of the fluid motor
    • F16K31/423Actuating devices; Operating means; Releasing devices actuated by fluid by means of electrically-actuated members in the supply or discharge conduits of the fluid motor the actuated members consisting of multiple way valves
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    • Y10T137/86493Multi-way valve unit
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁体と弁孔との同心の狂いが少ない三方電磁
弁を有する四方向切換弁を提供することを目的とする。 【解決手段】 三方電磁弁18のコア20は、軸線位置
に冷媒通路と、弁座を構成する環状突起と、弁体を構成
するニードル25が進退移動するときのガイドとが一体
に形成されている。ボディ1のシリンダを閉止してピス
トンの調圧室8を形成するプラグ6も、弁座とこの弁座
に対して弁体を構成するニードル27が進退移動すると
きのガイドとが一体に形成されている。これにより、ニ
ードル25,27がそれらの弁座に着座するとき、弁孔
と実質的に同心のガイドによってガイドされた状態で着
座するため、弁閉時における弁部に十分なシール性を持
たせることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は四方向切換弁に関
し、特に自動車のヒートポンプ方式冷暖房システムなど
において冷暖房モードの切り換え時に冷媒管路の切り換
えを行う四方向切換弁に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用の冷暖房システムにおいて、冷
房運転では冷凍サイクルが用いられ、暖房運転には、エ
ンジンの冷却水が熱源として用いられている。しかしな
がら、この暖房用の熱源は、近年、エンジンの燃焼効率
が向上したことにより、冷却水の温度が高くならず、冬
期に十分な暖房温度を得ることができなくなってきてい
る。そこで、冷房と一緒に暖房もできるようなシステム
のニーズが増えている。このような冷暖房システムで
は、室内熱交換器および室外熱交換器に流す冷媒の流れ
方向を冷房運転時と暖房運転時とで逆転させる必要があ
るが、その冷媒流れの切り換えを行うのが四方向切換弁
である。
【0003】図10は四方向切換弁を使用した冷暖房シ
ステムの構成を示す図である。冷暖房システムは、圧縮
機101と、四方向切換弁102と、室外熱交換器10
3と、減圧装置104と、室内熱交換器105と、アキ
ュムレータ106とから構成されている。四方向切換弁
102は、冷媒の出入口を構成する4つのポートA〜D
を有している。ポートAは、圧縮機101の吐出側に接
続され、ポートBは、室外熱交換器103に接続され、
ポートCは、室内熱交換器105に接続され、ポートD
は、アキュムレータ106に接続されている。
【0004】四方向切換弁102は、冷房運転時は、実
線で示したように、ポートAとポートBとが連通し、ポ
ートCとポートDとが連通するように切り換えられる。
したがって、圧縮機101にて圧縮された高温・高圧の
冷媒は、四方向切換弁102のポートAに入り、ポート
Bから室外熱交換器103に送られ、ここで冷媒は熱交
換されて凝縮または冷却され、減圧装置104にて断熱
膨張されて低温・低圧になる。この低温・低圧の冷媒
は、室内熱交換器105で室内の暖かい空気と熱交換さ
れて蒸発され、四方向切換弁102のポートCおよびポ
ートDを通ってアキュムレータ106に入り、ここで気
液が分離され、気体の冷媒が圧縮機101に戻る。
【0005】一方、暖房運転のとき、四方向切換弁10
2は、破線で示したように、ポートAとポートCとが連
通し、ポートBとポートDとが連通するように切り換え
られる。したがって、圧縮機101にて圧縮された高温
・高圧の冷媒は、四方向切換弁102のポートAおよび
ポートCを通って室内熱交換器105に入り、ここで熱
交換されて室内の冷たい空気を加熱する。この室内熱交
換器105にて凝縮または冷却された冷媒は、減圧装置
104にて断熱膨張されて低温・低圧になり、室外熱交
換器103での熱交換により蒸発され、四方向切換弁1
02のポートBおよびポートDを通ってアキュムレータ
106に入り、ここで気液分離された冷媒が圧縮機10
1に戻る。
【0006】このように、四方向切換弁102は、その
冷媒通路を切り換えることにより、冷暖房システムの運
転モードを切り換えることができる。四方向切換弁10
2としては、本願出願人による特願2001−2684
92号明細書にて提案した四方向切換弁がある。この四
方向切換弁は、室外熱交換器103に通じるポートBを
高圧冷媒が導入されるポートAまたは低圧冷媒が導出さ
れるポートDへと連通させるよう切り換える第1のプラ
グと、室内熱交換器105に通じるポートCを高圧冷媒
が導入されるポートAまたは低圧冷媒が導出されるポー
トDへと連通させるよう切り換える第2のプラグと、こ
れら第1および第2のプラグを駆動して切り換え動作を
行う第1および第2のピストンと、これら第1および第
2のピストンの調圧室が高圧または低圧になるよう切り
換える三方電磁弁とを備えている。
【0007】これにより、三方電磁弁が第1または第2
のピストンの調圧室を、高圧流体が導入されるポートA
または低圧流体が導出されるポートDに連通するように
切り換えることによって、ポートAがポートBと連通
し、ポートCがポートDと連通する第1の状態と、ポー
トAがポートCと連通し、ポートBがポートDと連通す
る第2の状態とを切り換えできるようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の四方向切換弁の
三方電磁弁は、スリーブ内を進退移動するプランジャの
軸線方向両端面に弁体をなすボールを固着し、これらの
ボールに対向してコア側およびケース側に弁座が形成さ
れていて、ボールが弁座に着座するときには、スリーブ
がプランジャをガイドする構成にしている。しかしなが
ら、プランジャを進退可能に収納しているスリーブは、
気密を保つために、ケースにろう付けすることが行われ
ているが、結果として、プランジャに取り付けられたボ
ールとケースに設けられた弁座との同心が狂ってしま
い、弁閉時における弁部のシールが不十分になる場合が
あった。
【0009】このような点をカバーする方法として、ス
リーブとプランジャとの間にある程度の隙間を設けて、
ボールが弁座に着座するときにボールが弁孔の開口縁端
に同心がずれた状態で当たったときにそのボールが弁孔
の開口縁端に倣って動くことで自動調芯させるようにす
ることもできる。しかしながら、コイルへの通電時によ
る切り換え時では、プランジャがスリーブに吸引された
状態でコア側に設けられた弁座に着座することがあるた
め、かえって同心がずれてしまい、弁孔の開口縁端にボ
ールによる打痕が付いて弁閉時における弁部のシールが
不十分になるという問題点があった。
【0010】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、弁体と弁孔との同心の狂いが少ない三方電磁
弁を有する四方向切換弁を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では上記問題を解
決するために、ボディ内に並列に開けられた第1および
第2のシリンダにそれらの軸線方向に進退自在に配置さ
れて軸線方向両端側が弁体を構成して流体通路の切り換
えを行う第1および第2のプラグと、前記第1および第
2のプラグを駆動する第1および第2のピストンと、前
記第1のピストンの調圧室を高圧の流体が導入される空
間または低圧の流体が導入される空間に選択的に連通さ
せる三方電磁弁とを備えた四方向切換弁において、前記
三方電磁弁は、プランジャの軸線方向に2つに分割され
て進退自在に配置された第1および第2の弁体と、前記
プランジャの軸線位置に前記第1の弁体をガイドするガ
イドおよび前記ガイドと同心の弁孔を有する第1の弁座
と、前記プランジャの軸線位置に前記第2の弁体をガイ
ドするガイドおよび前記ガイドと同心の弁孔を有する第
2の弁座と、を備えていることを特徴とする四方向切換
弁が提供される。
【0012】このような四方向切換弁によれば、三方電
磁弁の弁体を2つに分割し、それぞれの弁体に対応する
弁座を、弁体をガイドするガイドとそのガイドと同心の
弁孔を有する1部品によって形成している。これによ
り、弁体の着座はガイドによってガイドされながら行わ
れるため、着座時に弁体と弁孔との同心が狂うことがな
く、弁閉時にシール不良を起こすことがない。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、ヒ
ートポンプ方式の自動車用冷暖房システムに適用した場
合を例に図面を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施の形態に係る四
方向切換弁のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面
図、図2は電磁弁の詳細を示す縦断面図、図3は電磁弁
と一体のプラグを拡大して詳細に示す縦断面図、図4は
本発明の第1の実施の形態に係る四方向切換弁のソレノ
イドオン時の切換状態を示す縦断面図である。
【0015】この四方向切換弁において、ヒートポンプ
方式の冷暖房装置では、ボディ1に設けられたポートA
に圧縮機から吐出された高圧冷媒を受ける配管が接続さ
れ、ポートBには外部熱交換器に通じる配管が接続さ
れ、ポートCには内部熱交換器に通じる配管が接続さ
れ、そして、ポートDには圧縮機の吸入側に通じる低圧
冷媒配管が接続される。
【0016】四方向切換弁は、ボディ1の中に2列のシ
リンダが形成されていて、その中には、プラグ2および
ピストン3とプラグ4およびピストン5とが図の上下方
向に進退自在に並列配置されている。ピストン3,5の
上部は、プラグ6およびキャップ7によって閉止され
て、ピストン3,5との間に調圧室8,9が形成されて
いる。ピストン3,5は、軸線方向に延びたシャフトが
一体に形成され、その先端は、プラグ2,4の上面に当
接されている。プラグ2,4は、それぞれスプリング1
0,11によって図の上方へ付勢されている。
【0017】プラグ2,4は、その軸線方向両側に弁体
として機能する部分を有している。ポートAからポート
C,Bに連通する通路の途中にボディ1と一体に形成さ
れた内側に突出する環状突起が、プラグ2,4が図の下
方へ移動したときに着座される弁座を構成し、ポート
C,BからポートDに連通する通路の途中に嵌着された
プラグ12,13が、プラグ2,4が図の上方へ移動し
たときに着座される弁座を構成している。これらプラグ
2,4には、その着座部分にそれぞれシールリング1
4,15が嵌め込まれている。
【0018】これにより、四方向切換弁のボディ1内
は、ポートBをポートAまたはポートDに連通するよう
切り換える三方切換弁と、ポートCをポートAまたはポ
ートDに連通するよう切り換える三方切換弁とを組み合
わせた構成になっている。
【0019】ポートBに連通する空間は、チューブ16
によって調圧室9に連通するように接続されている。ま
た、四方向切換弁は、調圧室8を高圧冷媒が導入される
ポートAに連通する空間または低圧の冷媒が導出される
ポートDにチューブ17を介して連通された空間のいず
れかに選択的に連通させる三方電磁弁18を備えてい
る。
【0020】この三方電磁弁18は、図2に詳細に示し
たように、スリーブ19の上端を塞ぐようにスリーブ1
9に固定されたコア20と、スリーブ19内を軸線方向
に進退自在に配置されたプランジャ21と、スリーブ1
9の外側に配置されたコイル22と、コイル22の外側
に配置されたヨーク23と、コア20とプランジャ21
との間に配置されたスプリング24とを有している。コ
ア20は、その軸線位置に冷媒通路が形成されており、
その途中に弁座を構成する環状突起が一体に形成されて
いる。このコア20内の冷媒通路の上端開口部はチュー
ブ17を介してポートDに連通する低圧の空間に接続さ
れている。
【0021】コア20の冷媒通路内には、その環状突起
に図の下側から対向して弁体を構成するニードル25が
軸線方向に進退自在に配置されている。コア20は、ニ
ードル25が配置されている部分を、ニードル25が進
退移動するガイドとして機能させており、そのガイドは
1つの部品によって弁座を構成する環状突起と一体に形
成されることで、その環状突起の中央の弁孔に対してニ
ードル25が実質的に同心上に配置されることになる。
このニードル25の下端部は、プランジャ21の軸線位
置に開けられた開口部に挿入されており、弁開時には、
ニードル25は、その下端部に形成されたフランジがプ
ランジャ21の上部開口部に嵌着されたストッパ26に
係止されて引き下げられる。
【0022】また、プランジャ21の軸線位置に開けら
れた開口部には、ニードル27が軸線方向に進退自在に
遊挿されている。このニードル27は、その上部に形成
されたフランジがプランジャ21の開口部の途中に内側
に突出して一体に形成された環状突起部に係止されて抜
け出ないようにされている。さらに、ニードル25およ
びニードル27は、これらの間に配置されたスプリング
28によって、互いに軸線方向外側に付勢されている。
【0023】ニードル27は、また、その下端部がプラ
グ6に形成された弁座に対向するように配置されてい
る。このプラグ6は、その上面にニードル27をガイド
する筒状突起を有し、その軸線と同軸上に弁孔が穿設さ
れている。この弁孔は、プラグ6の側面から穿設された
通路29と連通し、この通路29は、ポートAと連通す
るようボディ1に形成された高圧通路30に連通してい
る。プラグ6は、また、スリーブ19の下端部が溶着さ
れており、その内側には、調圧室8と連通する通路31
が穿設されている。
【0024】このプラグ6は、また、図3に詳細に示し
たように、ボディ1に形成されたシリンダの上部開口部
にガスケット32を介して嵌合されており、弁孔に連通
した通路29の開口端には、冷媒中の異物がニードル弁
の方へ行かないように筒状のストレーナ33が設けられ
ている。
【0025】さらに、この四方向切換弁は、高温・高圧
の冷媒が導入される通路の内側に断熱スリーブ34が内
設され、プラグ2,4が配置されるシリンダにも断熱ス
リーブ35,36が内設され、ボディ1を介して低温・
低圧のポートDに連通する空間への熱伝導を抑えてい
る。
【0026】以上のように構成された四方向切換弁にお
いて、三方電磁弁18が通電されていない、すなわちソ
レノイドオフ時の状態では、図1に示したように、三方
電磁弁18のプランジャ21は、スプリング24によっ
て付勢されて図の下方へ移動されている。これにより、
上側のニードル25は、プランジャ21に嵌着されたス
トッパ26によって下方へ引き下げられ、一方、下方の
ニードル27は、プランジャ21の中に設けられたスプ
リング28により下方へ付勢されてプラグ6に形成され
た弁座に着座するようになる。したがって、この三方電
磁弁18は、調圧室8を、プラグ6に形成された通路3
1、プランジャ21およびコア20の外周面に長手方向
に刻設された溝、コア20の側面から弁座を構成する環
状突起のニードル25の側の空間に穿設された通路、そ
の環状突起の中心の弁孔、コア20の冷媒通路、および
チューブ17を介して低圧のポートDの空間と連通さ
せ、下側のニードル27が高圧のポートAの空間と連通
した通路29を遮断する状態になる。
【0027】このとき、調圧室8は、三方電磁弁18を
介して低圧のポートDの空間に連通していることで低圧
になっており、一方、ポートAには、高圧冷媒が供給さ
れていることから、プラグ2およびピストン3は、図の
上方へ押し上げられ、プラグ2はプラグ12に着座され
るとともに、ボディ1の環状突起から離される。これに
より、プラグ2が配置されている空間は高圧になるが、
これと同時に調圧室9もチューブ16を介して同じ高圧
になるため、プラグ4に比べて受圧面積の大きなピスト
ン5が図の下方へ押し下げられ、プラグ4はボディ1の
環状突起に着座されるとともに、プラグ13から離され
る。その結果、ポートAはポートBと連通し、ポートC
はポートDと連通することになる。つまり、自動車用冷
暖房システムは、ポートAに受けた圧縮機からの高圧冷
媒をポートBから外部熱交換器に流し、ポートCに受け
た内部熱交換器からの冷媒をポートDから圧縮機へ流す
ようになるため、冷房運転の動作モードになる。
【0028】次に、ソレノイドオンになると、図4に示
したように、三方電磁弁18は、そのプランジャ21が
スプリング24の付勢力に抗してコア20に吸引される
ため、上側のニードル25は、プランジャ21の中に配
置されたスプリング28により押し上げられてコア20
内に形成された弁座に着座し、下側のニードル27は、
その上端部のフランジがプランジャ21の中に形成され
た環状突起に係止されて上方へ引き上げられるようにな
る。したがって、この三方電磁弁18は、低圧の空間に
通じているチューブ17を閉塞し、調圧室8を、プラグ
6の通路31、ニードル27をガイドする筒状突起の側
面から弁座を構成する部分のニードル27の側の空間に
穿設された通路、弁孔、通路29および高圧通路30を
介して高圧のポートAの空間と連通する状態になる。
【0029】調圧室8に高圧冷媒が導入されることによ
り、ピストン3が図の下方へ押し下げられていく。これ
と同時に、プラグ2も押し下げられていって高圧冷媒の
通路に通じる弁孔に挿入されていくので、プラグ2が配
置されている空間は減圧されていく。これとともに、チ
ューブ16を介して調圧室9も減圧していくので、プラ
グ4およびピストン5は、ポートAから導入された高圧
の冷媒によって図の上方へ押し上げられていく。やが
て、プラグ2はボディ1に形成された環状突起に着座す
るとともに、プラグ12から離れ、プラグ4はボディ1
に形成された環状突起から離れ、プラグ13に着座す
る。その結果、ポートAはポートCと連通し、ポートB
はポートDと連通することになる。つまり、ポートAに
受けた圧縮機からの高圧冷媒をポートCから内部熱交換
器に流し、ポートBに受けた外部熱交換器からの冷媒を
ポートDから圧縮機へ流すようになるため、自動車用冷
暖房システムは、暖房運転の動作モードに切り換わるこ
とになる。
【0030】図5は本発明の第2の実施の形態に係る四
方向切換弁のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面
図である。なお、この図5において、図1に示した四方
向切換弁の構成要素と同じまたは同等の要素について
は、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0031】この第2の実施の形態に係る四方向切換弁
は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁に対してさら
に断熱効果を高めた構成にしている。すなわち、ポート
Aから高温・高圧の冷媒が導入される通路の内側に熱伝
導性の低い材質、たとえば樹脂で形成された断熱スリー
ブ34aが内設され、プラグ2,4が配置されるシリン
ダに、同様に樹脂で形成された断熱スリーブ35a,3
6aが内設され、さらに、ピストン3,5が配置される
シリンダに、同様に樹脂で形成された断熱スリーブ3
7,38が内設されている。この断熱スリーブ37,3
8は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁のプラグ1
2,13の機能と一体化させている。
【0032】これにより、ポートAから高温・高圧の冷
媒が導入される通路および2つのシリンダ内はボディ1
から断熱され、ポートAから導入された冷媒の熱がポー
トDに流れる低温の冷媒にボディ1を介して伝導するの
が抑えられ、四方向切換弁内での熱損失を抑制すること
ができる。
【0033】以上の構成の四方向切換弁のソレノイドオ
ン・オフ時の動作については、第1の実施の形態に係る
四方向切換弁の動作と同じである。図6は本発明の第3
の実施の形態に係る四方向切換弁のソレノイドオフ時の
切換状態を示す縦断面図、図7は本発明の第3の実施の
形態に係る四方向切換弁のソレノイドオン時の切換状態
を示す縦断面図である。なお、この図6および図7にお
いて、図1に示した四方向切換弁の構成要素と同じまた
は同等の要素については、同じ符号を付してその詳細な
説明は省略する。
【0034】この第3の実施の形態に係る四方向切換弁
は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁と比較して三
方電磁弁18の構成を変えている。すなわち、この四方
向切換弁の三方電磁弁18は、1つのスプリング40に
よって、2つに分割されたニードル25,27とプラン
ジャ21とを付勢するようにしている。
【0035】ニードル25,27は、それらの対向端面
が当接するように配置され、ニードル25のフランジと
コア20との間にスプリング40を配置している。スプ
リング40は、上側のニードル25をその弁座から離れ
る方向へ付勢するとともに、その上側のニードル25が
下側のニードル27をその弁座に着座する方向へ付勢
し、さらに、下側のニードル27がそのフランジと係止
しているプランジャ21をコア20から離れる方向へ付
勢している。これにより、第1の実施の形態に係る四方
向切換弁の三方電磁弁18が有している2つのスプリン
グ24,28を1つにすることができ、プランジャ21
の下方移動に合わせて上側のニードル25を引き下げる
ためのストッパ26が不要になるため、コストを下げる
ことができる。
【0036】この三方電磁弁18においても、弁体を2
つに分割したニードル25,27で構成し、これらの弁
体に対応する弁座および弁孔とその弁座に対して接離す
る方向にニードル25,27をガイドする部分とを1つ
の部品(コア20,プラグ6)で成形したことにより、
ニードル25,27とそれらの弁座とを実質的に同じ軸
上に配置することができる。
【0037】以上のように構成された四方向切換弁にお
いて、三方電磁弁18が通電されていないソレノイドオ
フ時の状態では、図6に示したように、三方電磁弁18
は、プランジャ21がスプリング40により付勢されて
図の下方へ移動されていることにより、上側のニードル
25は、その弁座から離れ、下側のニードル27はその
弁座に着座する。これにより、三方電磁弁18は、調圧
室8をチューブ17を介して低圧のポートDの空間と連
通させ、高圧のポートAから遮断した状態にする。
【0038】したがって、プラグ2がポートAに導入さ
れた高圧冷媒により押し上げられ、プラグ12に着座し
てポートAとポートBとを連通させ、ポートBとポート
Dとを遮断する。同時に、チューブ16を介して調圧室
9に高圧冷媒が導入されることで、ピストン5がプラグ
4を押し下げてボディ1に形成された弁座に着座させ
て、ポートCとポートDとを連通させ、ポートCとポー
トAとを遮断する。このため、自動車用冷暖房システム
は、ポートAに受けた圧縮機からの高圧冷媒をポートB
から外部熱交換器に流し、ポートCに受けた内部熱交換
器からの冷媒をポートDから圧縮機へ流す冷房運転の動
作モードになる。
【0039】次に、ソレノイドオンになると、図7に示
したように、三方電磁弁18は、そのプランジャ21が
スプリング40の付勢力に抗してコア20に吸引され
て、上側のニードル25がチューブ17への通路を遮断
し、下側のニードル27が開いて調圧室8に高圧の冷媒
を導入するようになる。
【0040】これにより、ピストン3がプラグ2を押し
下げ、ボディ1に形成された弁座に着座させて、ポート
AとポートBとを遮断し、ポートBとポートDとを連通
させる。また、調圧室9がチューブ16を介して低圧に
なることで、ポートAから導入された高圧冷媒がプラグ
4を押し上げ、プラグ13に着座させることで、ポート
CとポートAとが連通し、ポートCとポートDとが遮断
される。このため、自動車用冷暖房システムは、ポート
Aに受けた圧縮機からの高圧冷媒をポートCから内部熱
交換器に流し、ポートBに受けた外部熱交換器からの冷
媒をポートDから圧縮機へ流す暖房運転の動作モードに
切り換わる。
【0041】図8は本発明の第4の実施の形態に係る四
方向切換弁のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面
図、図9は本発明の第4の実施の形態に係る四方向切換
弁のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図であ
る。なお、この図8および図9において、図1に示した
四方向切換弁の構成要素と同じまたは同等の要素につい
ては、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
【0042】この第4の実施の形態に係る四方向切換弁
は、第1の実施の形態に係る四方向切換弁と比較して、
プランジャ21を2つに分割してそれぞれにニードル2
5,27の機能を持たせ、これらを1つのスプリングに
よって付勢するようにし、かつ、弁座および弁孔を有す
るガイドを外側保持から内側保持にした構成の三方電磁
弁18にしている。すなわち、コア20の冷媒通路の下
部開口端にガイドおよび弁座を兼ねたプラグ41が嵌着
されている。このプラグ41は、非磁性体の材料で作ら
れており、コア20の形状が変わることによって吸引特
性が変化するのを回避している。コア20の下側には、
プランジャ42がプラグ41をガイドにして軸線方向に
進退自在に配置されている。このプランジャ42は、プ
ラグ41の下端面に対向する端面に弁体を構成する円錐
状の突起を有している。プランジャ42とコア20との
間にはスプリング43が配置され、プランジャ42をプ
ラグ41から離れる方向に付勢している。プランジャ4
2の下側には、プランジャ44がプラグ6に形成された
筒状突起部をガイドにして軸線方向に進退自在に配置さ
れている。プラグ6の筒状突起部は、その上端面に弁座
を有し、その弁座に対向して弁体を構成する円錐状の突
起がプランジャ44と一体に形成されている。
【0043】以上のように構成された四方向切換弁にお
いて、三方電磁弁18が通電されていないソレノイドオ
フ時の状態では、図8に示したように、三方電磁弁18
は、プランジャ42,44がスプリング43により付勢
され、プラグ41およびプラグ6の筒状突起部にガイド
されて図の下方へ移動されている。これにより、上側の
プランジャ42の円錐状の突起は、プラグ41の弁座か
ら離れ、下側のプランジャ44はプラグ6に形成された
筒状突起部の弁座に着座することで、三方電磁弁18
は、調圧室8をチューブ17を介して低圧のポートDの
空間と連通させ、高圧のポートAから遮断した状態にす
る。
【0044】したがって、プラグ2がポートAに導入さ
れた高圧冷媒により押し上げられ、プラグ12に着座し
てポートAとポートBとを連通させ、ポートBとポート
Dとを遮断する。同時に、チューブ16を介して調圧室
9に高圧冷媒が導入されることで、ピストン5がプラグ
4を押し下げてボディ1に形成された弁座に着座させ
て、ポートCとポートDとを連通させ、ポートCとポー
トAとを遮断する。このため、自動車用冷暖房システム
は、ポートAに受けた圧縮機からの高圧冷媒をポートB
から外部熱交換器に流し、ポートCに受けた内部熱交換
器からの冷媒をポートDから圧縮機へ流す冷房運転の動
作モードになる。
【0045】次に、ソレノイドオンになると、図9に示
したように、三方電磁弁18は、そのプランジャ42,
44がスプリング43の付勢力に抗してコア20に吸引
されて、上側のプランジャ42がプラグ41に着座して
チューブ17への通路を遮断し、下側のプランジャ44
がその弁座から離れることで高圧通路30と連通し、調
圧室8に高圧の冷媒を導入する。
【0046】これにより、ピストン3がプラグ2を押し
下げ、ボディ1に形成された弁座に着座させて、ポート
AとポートBとを遮断し、ポートBとポートDとを連通
させる。また、調圧室9がチューブ16を介して低圧に
なることで、ポートAから導入された高圧冷媒がプラグ
4を押し上げ、プラグ13に着座させることで、ポート
CとポートAとが連通し、ポートCとポートDとが遮断
される。このため、自動車用冷暖房システムは、ポート
Aに受けた圧縮機からの高圧冷媒をポートCから内部熱
交換器に流し、ポートBに受けた外部熱交換器からの冷
媒をポートDから圧縮機へ流す暖房運転の動作モードに
切り換わる。
【0047】なお、上記の第1ないし第4の実施の形態
では、チューブ16を用いてプラグ2が配置された空間
と調圧室9との間を配管しているが、ボディ1のポート
A〜Dやシリンダを避けた部分に冷媒通路を形成するこ
とにより、プラグ2が配置された空間と調圧室9との間
を連通するように構成することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、プラ
ンジャの動きによって動作する弁体を2つに分割し、各
弁体に対応する弁座と着座時に弁体をガイドするガイド
とを1つの部品で一体に形成するように構成した。1つ
の部品で弁孔とガイドとを実質的に同心状態で形成する
ことができるため、弁体の着座時には、弁座と同心を保
った状態で弁体をガイドしながら着座させることがで
き、弁閉時における弁部に十分なシール性を持たせるこ
とが可能になる。
【0049】また、分割された2つの弁体の間にスプリ
ングを配置した構成では、着座時における弁閉状態の保
持はスプリングの付勢力で行われるため、着座時のショ
ックをスプリングで吸収することができ、耐久性を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図2】電磁弁の詳細を示す縦断面図である。
【図3】電磁弁と一体のプラグを拡大して詳細に示す縦
断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオフ時の切換状態を示す縦断面図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態に係る四方向切換弁
のソレノイドオン時の切換状態を示す縦断面図である。
【図10】四方向切換弁を使用した冷暖房システムの構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 ボディ 2 プラグ 3 ピストン 4 プラグ 5 ピストン 6 プラグ 7 キャップ 8,9 調圧室 10,11 スプリング 12,13 プラグ 14,15 シールリング 16,17 チューブ 18 三方電磁弁 19 スリーブ 20 コア 21 プランジャ 22 コイル 23 ヨーク 24 スプリング 25 ニードル 26 ストッパ 27 ニードル 28 スプリング 29 通路 30 高圧通路 31 通路 32 ガスケット 33 ストレーナ 34,34a,35,35a,36,36a,37,3
8 断熱スリーブ 40 スプリング 41 プラグ 42 プランジャ 43 スプリング 44 プランジャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小山 克己 東京都八王子市椚田町1211番地4 株式会 社テージーケー内 Fターム(参考) 3H056 AA01 BB04 BB22 BB32 CA01 CA03 CB02 CC05 CC12 CE03 DD02 DD03 GG13 3H067 AA01 AA16 AA33 AA38 BB03 BB14 CC02 CC22 CC33 CC43 DD02 DD12 DD32 EA04 FF11 GG24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボディ内に並列に開けられた第1および
    第2のシリンダにそれらの軸線方向に進退自在に配置さ
    れて軸線方向両端側が弁体を構成して流体通路の切り換
    えを行う第1および第2のプラグと、前記第1および第
    2のプラグを駆動する第1および第2のピストンと、前
    記第1のピストンの調圧室を高圧の流体が導入される空
    間または低圧の流体が導入される空間に選択的に連通さ
    せる三方電磁弁とを備えた四方向切換弁において、 前記三方電磁弁は、 プランジャの軸線方向に2つに分割されて進退自在に配
    置された第1および第2の弁体と、 前記プランジャの軸線位置に前記第1の弁体をガイドす
    るガイドおよび前記ガイドと同心の弁孔を有する第1の
    弁座と、 前記プランジャの軸線位置に前記第2の弁体をガイドす
    るガイドおよび前記ガイドと同心の弁孔を有する第2の
    弁座と、 を備えていることを特徴とする四方向切換弁。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の弁体をニードルと
    し、前記第1の弁座をコアと一体に形成し、前記第2の
    弁座を前記第1のシリンダを閉止して前記第1のピスト
    ンとの間に調圧室を形成する閉止プラグと一体に形成し
    たことを特徴とする請求項1記載の四方向切換弁。
  3. 【請求項3】 前記第1および第2の弁体は、一方が弁
    閉しているときには他方が弁開するように軸線方向の移
    動が規制された状態で互いに対向する端部が前記プラン
    ジャの中に位置し、かつスプリングによって軸線方向外
    側に付勢されていることを特徴とする請求項2記載の四
    方向切換弁。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2の弁体は、前記第1
    の弁体が弁閉しているときには前記第2の弁体が弁開す
    るように軸線方向の移動が規制された状態で互いに対向
    する端部が前記プランジャの中に位置し、かつプランジ
    ャをコアから離れる方向に付勢するスプリングによって
    前記第2の弁体の弁閉方向に付勢されていることを特徴
    とする請求項2記載の四方向切換弁。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の弁体を2つに分割
    した第1および第2のプランジャで構成し、前記第1の
    弁座をコアの軸線位置に設けた流体通路に前記第1のプ
    ランジャをガイドするように嵌着され、かつ軸線位置に
    弁孔を有するガイド用プラグで構成し、前記第2の弁座
    を前記第1のシリンダを閉止して前記第1のピストンと
    の間に調圧室を形成する閉止プラグと一体に形成されて
    前記第2のプランジャをガイドするように突出され、か
    つ軸線位置に弁孔を有する筒状突起部によって構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の四方向切換弁。
  6. 【請求項6】 前記閉止プラグは、前記第2の弁座の弁
    孔に連通して開口する部分にストレーナが配置されてい
    ることを特徴とする請求項2または5記載の四方向切換
    弁。
  7. 【請求項7】 前記第1および第2のプラグによって切
    り換えられる流体通路の内側に断熱部材を配置したこと
    を特徴とする請求項1記載の四方向切換弁。
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