JP2003234886A - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JP2003234886A
JP2003234886A JP2002029581A JP2002029581A JP2003234886A JP 2003234886 A JP2003234886 A JP 2003234886A JP 2002029581 A JP2002029581 A JP 2002029581A JP 2002029581 A JP2002029581 A JP 2002029581A JP 2003234886 A JP2003234886 A JP 2003234886A
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Hiroyuki Yamazaki
博之 山崎
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の追跡用パターンの付加方法によれば、
付加したドットパターンを検出することが困難となる場
合があり、偽造防止として万全ではなかった。 【解決手段】 追跡用ドットパターンの1周期を構成す
る基準領域を、その追跡情報の内容に応じて分割し、最
も重要なスタートマークやメーカIDを示すエリアでは大
サイズのドットを付加し、次に重要なシリアル番号等の
個別IDを示すエリアでは中サイズのドットを付加し、そ
の他の情報エリアでは小サイズのドットを付加する。こ
れにより、画質劣化を抑えつつ、重要な情報ほど容易に
検出可能となるように追跡パターンが付加される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像信号に対して
所定の信号を付加する画像処理装置及びその方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、カラープリンタやカラー複写機等
の画像処理装置においては、その性能の向上が著しく、
高画質な画像形成が可能となりつつある。このような状
況下において、紙幣や有価証券等と略同様の画像を形成
することも可能であるため、今後や紙幣や有価証券等の
偽造や著作権侵害等の問題が増加していくことが考えら
れる。
【0003】上記問題の抑制対策として、画像形成装置
にてカラー画像を印刷出力する場合に、該印刷されるカ
ラー画像に対して、該画像形成装置に関する情報を示す
ドットパターンを人間の目に識別しにくい状態で付加す
るといった、ドットパターン付加方式が知られている。
【0004】該方法において付加されるドットパターン
としては通常、複数画素からなる所定ドットが所定サイ
ズ内に複数配置されており、ドットパターンが示す付加
情報の内容は、この所定サイズ内のドットの配置方法に
よって表現される。
【0005】また、ドットパターンは画面全体に周期的
に印刷される。さらに、人間の目に識別しにくくするた
めに、例えばイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの
4プレーンから構成されるカラー画像に対しては、通常
はイエローのプレーンにのみドットパターンを付加す
る。
【0006】以上のようにカラー画像に対してドットパ
ターンが付加されることにより、画像形成を禁止すべき
画像、或いは複写が禁止されるべき複写画像が発見され
た場合に、スキャナなどを用いてこれらの画像からドッ
トの配置を検出し、付加情報を解読することによって、
該画像を形成した装置を特定することが可能となる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複写禁
止画像には通常、線画やテクスチャ、あるいは濃度の比
較的濃いエリアが含まれている。このような画像に対し
てイエロードットを付加しても、画像に隠れてドットが
認識できないため、付加情報の解読が困難となる。さら
に、通常の画像形成装置は入力画像に対してハーフトー
ン処理を行うことにより、組織的ディザ法による網点や
誤差拡散法による分散されたドットが画像上に現われ
る。その結果、やはり付加されたイエロードットとの区
別がつきにくくなり、付加情報の解読が困難となること
があった。
【0007】このように、上記従来のイエロードットを
付加する画像形成装置においては、付加したドットパタ
ーンを検出することが困難となる場合があるため、偽造
防止としての機能は万全ではなかった。
【0008】この問題を解決するための方法として、付
加するイエロードットを強く打つことによって、ドット
と背景の画像とを区別しやすくするという方法がある
が、この場合には付加されたイエロードットが通常の画
像の特に白地部やシアン単色部などで非常に目につくた
め、画質が劣化してしまうという問題がある。
【0009】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、画質劣化を抑えつつ、重要な情報ほど容
易に検出可能となるように追跡信号を付加する画像処理
装置及びその方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の一手段として、本発明の画像処理装置は以下の構成を
備える。
【0011】すなわち、所定の情報を示す付加信号を生
成する付加信号生成手段と、前記付加信号を付加する際
の付加強さレベルを示す付加強度信号を生成する強度信
号制御手段と、画像信号に対して、前記付加信号を前記
付加強度信号に基づいて付加する付加手段と、を有する
ことを特徴とする。
【0012】例えば、前記強度信号制御手段は、前記付
加信号に対する前記付加強度信号を、該付加信号の示す
情報の重要度に応じた付加強さレベルで生成することを
特徴とする。
【0013】例えば、前記付加手段は、前記付加強度信
号が高レベルであるほど、前記付加信号を大きなサイズ
のドットとして画像信号に付加することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る一実施形態に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
【0015】<第1実施形態>まず、図1に本実施形態
が適用される画像処理装置の一例を示す。本実施形態で
は画像処理装置としてカラーLBP(レーザビームプリ
ンタ)を用いた。
【0016】図1において、光学ユニット107からTOP信
号を基準に各色毎に送出される画像情報によって感光ド
ラム100上に潜像を形成し、形成された潜像は各色現像
器保持体108内の現像器Dy,Dc、Db,Dmにより
順次現像さ、像坦持体103に複数回転写されることによ
り、像坦持体403上に多色画像が形成される。その後、
転写材保持体181〜184より選択抽出された転写材Pを像
坦持体103と転写及び搬送ベルト150の間に搬送させ、転
写材Pに像坦持体103上の多色画像を転写させる。転写
材P上に転写された多色画像は、定着ユニット104で転
写材Pに熱定着される。その後、転写材Pは排紙部105
より上部トレイ部106または下部排紙トレイ部115に排出
される。
【0017】以下、上記カラーLBPにおける画像形成
動作について、具体的に説明する。まず、帯電器111に
よって感光ドラム100が所定の極性に均一に帯電(例え
ば−600V)され、TOP信号を基準にコントローラから送
出される画像データに応じて、レーザビーム光Lによる
露光により潜像が形成され、例えばM(マゼンタ)色現
像器Dmにより感光ドラム100上の潜像が現像され、感
光ドラム100上に現像剤像が形成される。一方、所定の
タイミングで現像剤像と反対極性(例えばプラス極性)
の1次転写高圧(例えば+200V)が像坦持体103に印加さ
れ、該感光ドラム上の第1の現像剤像が像坦持体403に
転写される。その後、感光ドラム100上に残留する第1
の現像剤はクリーナ412によって除去され、次の潜像形
成及び現像工程に備える。
【0018】第1の現像色が終了したのち、感光ドラム
100上にレーザビーム光Lにより、第2色(例えばシア
ン)の潜像が形成され、第2の現像器により現像剤像が
形成される。そして、この第2の現像剤像は、先に像坦
持体103に転写された第1の現像剤像の先端位置に合わ
せて像坦持体103に前述と同様に転写を行う。同様にし
て第3、第4の潜像が感光ドラム100上に順次形成さ
れ、それぞれが第3、第4の現像器によって順次現像さ
れ、像坦持体103に先に転写された現像剤像と位置を合
わせて、第3、第4の各現像剤像が順次転写されること
によって、像坦持体103上に4色の現像剤像が重なった
状態で形成される。
【0019】この後、4色の現像剤像が重畳転写された
像坦持体103の画像先端部が転写材転写位置に近づく
と、転写及び搬送ベルト150に高圧(例えば+2KV)を印
加し、転写及び搬送ベルト150を像坦持体403に接触させ
る。その後、像坦持体103と転写及び搬送ベルト150間に
転写材保持体181〜184のいずれかからピックアップした
転写材を、現像材像の先端位置に合わせて搬送させ転写
を行う。さらに、転写及び搬送ベルト150後部に配置し
た除電針の151に、転写及び搬送ベルト150に印加したバ
イアスの逆極性(例えば−1KV)もしくは接地させ、転
写材の後端が転写及び搬送ベルト150を離れるまで作動
し、転写材上の蓄積電荷を除去する。なお、転写材の後
端が転写終了位置(像坦持体103と転写及び搬送ベルト1
50が形成するニップ部の出口)に達したとき、像坦持体
103に印加する1次転写高圧をオフ(接地電位)にす
る。
【0020】さらに、転写材の後端が転写及び搬送ベル
ト150から搬送されたとき、転写及び搬送ベルト150及び
除電針151に印加していた高圧をオフにする。またこの
時、転写及び搬送ベルト150は像坦持体103より離間させ
る。次に、転写及び搬送ベルト150より分離した転写材
は定着ユニット104に搬送され、ここで転写材上の現像
剤像を熱定着され、下部排紙トレイ115もしくは上部排
紙トレイ105上に排出される。
【0021】なお、像坦持体103から転写材への転写が
始まり、転写後の転写部の先端がクリーニングローラ13
0に近づくと、該クリーニングローラは像坦持体103に接
触させる。この該クリーニングローラ130には、該転写
及び搬送ベルト150と同極性のバイアスを印加させ、像
坦持体103上の逆極性の転写残現像剤をクリーニングロ
ーラ130に引き寄せてクリーニングを行い、また同極性
に極性転換したの転写残現像材へは、さらに極性を強め
ることで感光ドラム100へ戻し、像坦持体103の次の印字
シーケンスに備える。
【0022】転写材に両面印字を行う際は、マルチ給紙
トレイ160に前述の印字シーケンスを終えた転写材を定
着した面を裏面にして載せて前述の印字シーケンスを再
び行うか、転写材保持体181〜184のいずれかに前述の印
字シーケンスを終えた転写材を定着した面を表面にして
載せて前述の印字シーケンスを再び行うか、もしくは前
述の印字シーケンスの転写材上の現像剤像を定着後、両
面ユニット90側へ転写材を搬送し、両面ユニットのスイ
ッチバックローラ170を紙送り方向に回転させることに
より、転写材を保持し、転写材の後端がスイッチバック
ローラに差し掛かる前にスイッチバックローラを前述の
逆方向に回転させ、定着ユニット104下部の両面ユニッ
ト90内の転写材搬送経路80へ転写材を搬送する。その
後、両面ユニット90より転写材をピックアップして、前
述の印字シーケンスを行った後、両面に現像剤画像を定
着させた転写材は、下部排紙トレイ115もしくは上部排
紙トレイ105上に排出され、両面印字された転写材が形
成される。
【0023】以上が、本実施形態に用いたカラーLBP
における印字工程の概要である。このカラーLBPによ
れば、非常に高精密で色再現性の良いフルカラー画像が
得られる。
【0024】図2は、本実施形態のカラーLBPにおけ
る信号処理構成を示すブロック図である。不図示のホス
トコンピュータからのプリント命令を受けると、ドライ
バ201からページ記述言語が送出され、コントローラ211
へ入力される。なお、ビットマップイメージを出力する
際には、このページ記述言語にビットマップデータが含
まれる。
【0025】コントローラ211内にはデコーダ202、バン
ドメモリA203、バンドメモリB204、色変換処理部20
5、γ補正部206、中間調処理部207が配置される。入力
されるページ記述言語はデコーダ202で解釈され、RG
B各8ビットの画像データに変換される。RGBの画像
データはバンドメモリへ入力される。バンドメモリはバ
ンドメモリA203、バンドメモリB204の2つのメモリか
ら構成されており、1つのメモリは数ライン分の画像デ
ータを格納可能である。まず、先頭の所定ライン分の画
像領域がバンドメモリA203へ展開され、次の所定ライ
ン数分の画像領域がバンドメモリB204へ展開されてい
る間に、バンドメモリA203からはRGBの画像データ
が出力される。さらに次の所定ライン数分の画像領域が
バンドメモリA203に展開されている間に、バンドメモ
リB204からはRGBの画像データが出力される、とい
ったように、2つのバンドメモリに交互に画像データが
展開、出力される構成となっている。
【0026】バンドメモリから出力されたRGB画像デ
ータは、パラレルに色変換処理部205へと入力され、所
定の色変換及びUCR処理が施され、M、C、Y、BK
の画像信号へと変換される。本実施形態のカラーLBP
は上述したようにY、M、C、BKの1画面ずつを形成
するため、色変換処理部205からは面順次、すなわちM
の1画面分のデータ、Cの1画面分のデータ、Yの1画
面分のデータ、BKの1画面分のデータ、の順に画像信
号が出力される。さらに、色変換処理部205からは現在
出力している色を通知する色信号がエンジン212へ送ら
れる。
【0027】色変換処理部205から出力された各色の画
像データは、次にγ補正部206によって出力濃度曲線が
最適となるようにγ補正がかけられ、中間調処理部207
で組織的ディザ法や誤差拡散法等の手法によって中間調
処理が行われる。
【0028】その後、エンジン部212に入力された画像
データは、後述する情報付加処理部208において情報が
付加された後に、PWM処理部209でパルス幅変調をか
けられ、D/A変換された後にレーザ駆動部210へと入
力され、記録媒体上に印刷される。
【0029】一方、ドライバ201は、プリント命令を発
行したホストコンピュータに関する各種情報を、コント
ローラ211内のホスト情報格納部213に格納する。該情報
は、後述する追跡情報を構成するものであり、画像出力
時にエンジン212内の情報付加処理部208へ入力される。
【0030】以下、本実施形態における追跡情報の付加
処理について詳細に説明する。
【0031】本実施形態における追跡情報の付加は、イ
エローの画素データに操作を加えることによって行う。
具体的には、イエローの微小ドット(以下、付加ドット
と称する)を一定の規則にしたがって画像の中に配置す
ることにより、情報を埋め込む。
【0032】図3に、本実施形態において付加する追跡
情報の構成例を示す。同図に示すように、本実施形態の
追跡情報としては、画像形成装置の製造メーカを特定す
るための“メーカID”、画像形成装置を特定するための
例えば装置のシリアル番号等の“個別ID”、さらにホス
ト情報格納部213より得られる、プリント時における画
像形成装置もしくは該装置の接続されているホストコン
ピュータのネットワークアドレスやユーザIDなどの“ネ
ットワークID”、プリントが行われた月日及び時刻を表
す“プリント日時”等を保持する。
【0033】図4に、本実施形態において追跡情報を表
現するために実際に画像に付加される付加ドットの一例
を示す。なお、同図において1マスが1画素を表す。入
力されるイエローの画像信号(8ビットデータ)に対し
て、同図において黒で塗りつぶされた画素の値を「FF」
に置き換えることによって、イエローの付加ドットが形
成される。
【0034】本実施形態の付加ドットとしては、図4に
示すパターンa〜cの3種類のドットパターンを有し、
パターンaは1×1画素、パターンbは2×2画素、パ
ターンcは3×3画素のドットで構成されている。
【0035】図5に、本実施形態におけるドット配置の
一例を示す。図中斜線で示す各矩形が、図4で示したい
ずれかのパターンによる付加ドットである。本実施形態
においては、複数の付加ドットの位置関係によって、所
定のコード内容を表している。なお、図5はドット配置
の最小単位を示しており、実際にはこの最小単位が画像
全体にわたって、縦方向(副走査方向)と横方向(主走
査方向)に繰り返し付加される。以降、この最小単位を
基準ドットパターンと呼ぶ。
【0036】図5に示すように、本実施形態の基準ドッ
トパターンは“スタートマークエリア”、“メーカIDエ
リア”、“個別IDエリア”、“その他の情報エリア”の
4つのエリアによって構成されている。“メーカIDエリ
ア”は図3のメーカIDを表すエリアであり、“個別IDエ
リア”は図3の個別IDを表すエリアであり、“その他の
情報エリア”は図3に示したネットワークID及びプリン
ト日時を表すエリアである。また、“スタートマークエ
リア”は図5の基準ドットパターンの始まりを示すエリ
アである。
【0037】情報の復元時には、印刷出力された画像を
例えばスキャナなどで読み取り、イエローのプレーンの
みをモニタ上に表示して付加ドットの配置を調べること
によって、埋め込まれた情報を復元する。
【0038】以下、図5に示す各エリアに、図4に示す
いずれのドットパターンが付加されるかを説明する。
【0039】“スタートマークエリア”は固定されたド
ットの配列で構成されており、解読時には“スタートマ
ークエリア”を検出することによって、基準ドットパタ
ーンの始まり及び方向、範囲を特定することができる。
このように、“スタートマークエリア”は、追跡情報解
読のために最も重要なエリアであるため、このエリアに
付加すべきドットパターンとしては、背景の画像との区
別が確実に行えるように、最も大きいパターンcを選択
する。
【0040】また、”メーカID”は画像形成装置を特定
する情報の中で最も重要であるので、“メーカIDエリ
ア”にもやはり最も大きいパターンcを付加する。
【0041】”個別ID”は”メーカID”の次に重要な情
報であるため、“個別IDエリア”には2番目に大きいパ
ターンbを付加する。
【0042】さらに、”ネットワークID”や”プリント
日時”は画像形成装置を特定するための情報ではなく、
プリントの状況をより詳しく知るための情報にすぎない
ため、その解読は必須ではない。したがって、“その他
の情報エリア”には最も小さいパターンaを付加する。
【0043】図6に、実際に各パターンを画像のイエロ
ープレーンに付加した例を示す。一般に、画像には様々
な濃度のパターンが含まれており、濃度の比較的高いパ
ターンに付加ドットが重なった場合に、その検出が困難
となる。同図において、601は”スタートマーク”を表
すドットであり、パターンcのドットで形成されている
ため、画像の高濃度パターンと重なった場合でも確実に
検出することが可能である。602は”メーカID”を表す
ドットであり、パターンcで形成されているため、やは
り確実に検出することが可能である。603は”個別ID”
を表すドットであり、パターンbで形成されている。こ
のドットは601,602のドットよりは小さいため、画像の
高濃度パターンによっては重なった場合に検出が困難と
なるが、比較的高い確率で検出が可能である。604は”
その他の情報”を表すドットであり、最も小さいパター
ンaで形成されているため、検出の確率は比較的低い
が、画質に与える影響は最小である。
【0044】以下、上述した追跡情報の付加処理を司る
情報付加処理部208について、詳細に説明する。図7
は、情報付加処理部208の詳細構成を示すブロック図で
ある。同図において、ROM702には8ビットよりなるメ
ーカID、および16ビットよりなる画像形成装置の個別ID
が入っている。CPU701はプリント時にROM702より
上記の情報を受信し、CPU701内のレジスタ703へ格納
する。さらにCPU701は、ホスト情報格納部213よりネ
ットワークID、プリント時刻などの情報を例えばシリア
ル通信によって取得し、レジスタ703へ格納する。レジ
スタ703に格納されたデータはスクランブルをかけら
れ、暗号化された後、さらに基準ドットパターン内の付
加すべきドット位置情報へと変換される。
【0045】主走査カウンタ704は画像信号の主走査方
向のクロック信号VCLKに従ってカウント動作を行い、付
加指定処理部706へ主走査方向のカウント数を通知す
る。副走査カウンタ705は副走査方向のクロック信号LCL
Kに従ってカウント動作を行い、付加指定処理部706へ副
走査方向のカウント数を通知する。
【0046】付加指定処理部706は、図2に示す色変換
処理部205から通知される色指定信号がイエローを指定
している場合のみ、レジスタ703のドット位置情報及び
主走査、副走査のカウント数を参照し、ドット位置情報
に基づきドットを付加すべき位置になった場合に、該付
加すべきドットの位置するエリアによって、該ドットの
強度を”0(強)”、”1(中)”、”2(弱)”のいずれか
として判断し、付加強度信号として信号変換部707へ出
力する。また、付加指定信号をオンにして信号変換部70
7へ出力する。
【0047】ROM708には図4に示すパターンa〜c
の3種類の付加ドットパターンが格納されており、信号
変換部707は付加指定信号がオンである場合に、同時に
入力される付加強度信号に基づいて付加ドットパターン
を決定する。すなわち、付加強度信号が”0”であれば
パターンcを、”1”であればパターンbを、”2”で
あればパターンaを選択し、入力画像データに重畳す
る。
【0048】なお、本実施形態のドット付加処理は、例
えばホストコンピュータにおけるプリンタドライバ、も
しくは画像形成装置内のコントローラ部において行うこ
とも可能である。以下、この場合の処理の流れを図8の
フローチャートに示し、詳細に説明する。
【0049】ドット付加処理が開始されると、まず画像
形成装置のメーカIDおよび個別IDを取得し(S801)、次
にホストコンピュータに関する情報を取得する(S80
2)。次に、ステップS801,S802で取得した各種情報
を、基準ドットパターン内のドット位置情報に変換する
(S803)。
【0050】次に、入力された画像上における注目画素
位置を表す主走査カウンタおよび副走査カウンタを初期
化した上で、注目画素の主走査および副走査方向におけ
る各位置を取得し、その注目画素位置と上記ドット位置
情報を比較することによって、注目画素位置がドットを
付加すべき位置(ドット付加位置)であるか否かを判断
する(S804)。ドット付加位置でなければステップS812
で主走査カウンタを増加させ、注目画素を隣の画素に進
める。ドット付加位置であれば、その画像上のドット付
加エリアを判別し(S805)、”スタートマークエリア”
もしくは”メーカIDエリア”であれば(S806)、ドット
パターンcを選択する(S810)。そうでない場合、”個
別エリア”であれば(S807)ドットパターンbを選択し
(S809)、そうでなければ”その他情報エリア”である
のでドットパターンaを選択する(S808)。
【0051】その後、選択されたドットパターンを画像
データに付加する(S811)。ドットを付加後、主走査カ
ウンタを増加させ、注目画素を隣の画素に進める(S81
2)。ラインの終わりでなければ(S813)、ステップS80
4に戻り、次の注目画素に対して上記と同様の処理を行
う。一方、ラインの終わりであれば(S813)副走査カウ
ンタを増加させて主走査カウンタを初期化し、注目画素
を次のラインの先頭に進める(S814)。そして、画像の
終わりでなければ(S815)、ステップS804に戻り、次の
注目画素に対して上記と同様の処理を行う。もちろん、
画像の終わりに達していれば(S815)処理を終了する。
【0052】以上説明したように本実施形態によれば、
画像に対して追跡信号を付加する際に、基準ドットパタ
ーン内のエリアごとに、その情報内容に応じてドットサ
イズを制御することによって、画像全体としては目につ
きにくく、なおかつ画像形成装置の特定に必須となる重
要情報についてはより確実に解読可能となるように、追
跡信号を付加することができる。
【0053】なお、本実施形態においては基準ドットパ
ターン内をスタートマークエリア、メーカIDエリア、個
別IDエリア、その他情報エリアに分けたが、エリアの分
け方及び各エリアに付加する情報は上記に限らない。ま
た、付加する情報のビット数も本実施形態のサイズに限
らない。
【0054】<第2実施形態>以下、本発明に係る第2
実施形態について説明する。
【0055】第2実施形態も上述した第1実施形態と同
様、電子写真方式によるカラーLBPを用いるとし、情報
付加処理を行うための構成も、図2および図7に示した
構成と同様である。また、付加する情報も第1実施形態
と同様に、図3に示した“メーカID“、”個別ID“、”
ネットワークID“、”プリント日時“の各情報であり、
それぞれが4ビット、8ビット、4ビット、4ビットからな
る情報であるとする。
【0056】第2実施形態の情報付加処理部208におい
ても第1実施形態と同様に、プリント時に図3に示す各
情報がCPU701内のレジスタ703に格納され、スクランブ
ルがかけられる。このとき、上記ビット数からなる各情
報は、レジスタ703内において図9に示すように変換さ
れる。すなわち、”メーカID”として格納されたM1〜M4
の4ビット情報は、スクランブルをかけられることによ
ってM1'〜M4'に変換される。同様に、”個別ID”として
のS1〜S8の8ビット情報はS1'〜S8'に変換される。ま
た、”ネットワークID”と”プリント日時”の各4ビッ
トデータは、合わせて8ビットのデータとした上でスク
ランブルをかけられ、”その他情報”を示すND1〜ND8に
変換される。
【0057】以下、図10〜図12を参照して、に第2
実施例におけるドットパターンの付加方法について説明
する。
【0058】図10は、ドットパターン内のドット基準
位置(ガイドライン)を示す図である。同図において破
線で示すガイドラインの交点であるP11〜P54が、ドット
を付加する基準位置となる。上述したようにレジスタ70
3に格納された各情報の各ビットに対して、基準位置P11
〜P54のいずれか1つが対応することになる。
【0059】図11は、第2実施形態における追跡情報
の表現方法を示す図である。同図の(a)および(b)
はそれぞれ、各ビットの値が”0”である場合、およ
び”1”である場合における、基準位置1101に対するド
ット付加位置を示している。なお、基準位置1101は、図
10に示す基準位置P11〜P54のいずれかに対応してい
る。図11によれば、(a)に示す付加ドット1102は対
応する基準位置1101よりも左に付加され、(b)に示す
付加ドット1103の付加位置は基準位置1101よりも右に付
加されることによって、”0”および”1”のビット値
が表現される。
【0060】図12は、第2実施形態における各情報ビ
ット(図9)とドット基準位置(図10)との対応を示
す図である。同図の(a)はビット番号順に、(b)は
基準ドット位置順に、それぞれの対応を示している。図
12の(b)によれば、”メーカID”を構成するビット
M1'〜M4'、”個別ID”を構成するビットS1'〜S8'、およ
び”その他の情報”を示すビットND1〜ND8がランダムに
散らばっていることが分かる。
【0061】第2実施形態でも第1実施形態と同様に、
図4に示すパターンa〜cの3種類の付加ドットを保持
しており、”メーカID”に対応するドットに対してはパ
ターンc、”個別ID”に対応するドットに対してはパタ
ーンb、”その他の情報”に対応するドットに対しては
パターンaを付加する。したがって、基準ドット位置に
対応する付加ドットのサイズは、図12(b)に示すよ
うになる。ただし、図12(b)の”ドットサイズ”に
示す”a”,”b”,”c”は、それぞれパターンa
(1×1),パターンb(2×2),パターンc(3×3)の
サイズを表している。このように図12(b)によれ
ば、同一サイズのドットパターンが固まって発生するこ
となく、ランダムに散らばっていることが分かる。
【0062】ここで、例えば図9に示す各ビット値の一
例を示し、その値に基づくドット付加の様子を示す。ま
ず、各ビット値が以下の通りであるとする。
【0063】M1'=0,M2'=1,M3'=1,M4'=0 S1'=0,S2'=0,S3'=1,S4'=0,S5'=1,S6'=1,S7'=0,S
8'=1 ND1=1,ND2=1,ND3=0,ND4=1,ND5=0,ND6=0,ND7=1,N
D8=0 この場合、図12に示した対応規則にしたがえば、基準
ドット位置P11〜P54はそれぞれ、以下の値を表現するこ
とになる。
【0064】 P11=0,P12=0,P13=1,P14=0 P21=1,P22=1,P23=0,P24=1 P31=0,P32=1,P33=1,P34=0 P41=1,P42=0,P43=1,P44=1 P51=0,P52=0,P53=0,P54=1 この結果、形成される基準ドットパターンを図13に示
す。図13によれば、基準ドットパターン内に3つの大
きさの付加ドットが均一に分散するように付加されてい
ることが分かる。
【0065】第2実施形態において画像に付加されたド
ットパターンを解読する際には、最もサイズの大きなパ
ターンcのドットが最も認識し易い。したがって、基準
ドットパターン内におけるパターンcの位置を読み取る
ことによって、”メーカID”が解読できる。さらに、次
に認識し易いパターンbのドットの位置を読み取ること
によって”個別ID”が解読でき、さらに条件がよければ
パターンaの位置を読み取ることができ、”ネットワー
クID”、”プリント日時”等が解読できる。
【0066】第2実施形態によれば、基準ドットパター
ン全体における全付加ドットの平均的な大きさは比較的
小さいため、画質に対する影響も非常に少なくて済む。
なお、第2実施形態では基準ドットパターンの始点を表
すスタートマークを図示していないが、必要に応じて所
定の位置にスタートマークを付加してもよい。
【0067】以下、第2実施形態における情報付加処理
部208の動作について、図7のブロック図を参照して詳
細に説明する。なお、第1実施形態と同様の動作につい
ては説明を省略する。
【0068】ROM702には、4ビットのメーカID(M1〜
M4)、および8ビットの個別ID(S1〜S8)が入ってい
る。CPU701はプリント時にROM702より上記の情報
を受信し、CPU701内のレジスタ703へ格納する。さら
にCPU701は、ホスト情報格納部213よりネットワーク
ID(N1〜N4)、プリント時刻(D1〜D4)の情報を例えば
シリアル通信によって取得し、CPU701内のレジスタ7
03へ格納する。レジスタ703に格納されたデータは、ス
クランブルをかけられることによって図9に示すように
それぞれM1'〜M4',S1'〜S8',ND1〜ND8に変換される。
【0069】そしてCPU701は、例えば予めROM702
に保持されている図12(b)に示す対応テーブルを参
照することによって、基準ドットパターンにおける各基
準位置P11〜P54に対応するビット値(0/1)を確定す
る。すると図11で説明したように、各基準位置P11〜P
54に対応するドットの付加位置が決定され、CPU701は各
ドットの付加位置を付加位置情報としてレジスタ703に
格納する。
【0070】また同時に、各基準位置P11〜P54における
ドットサイズ(パターンa〜c)の情報も、対応テーブ
ルに基づき3種類の強度情報(パターンa=弱、パター
ンb=中、パターンc=強)としてレジスタ703に格納
される。
【0071】付加指定処理部706は、図2に示す色変換
処理部205から通知される色指定信号がイエローを指定
している場合のみ、レジスタ703の付加位置情報及び強
度情報、及び主走査、副走査のカウント数を参照し、付
加位置情報に基づきドットを付加すべき位置になった場
合に、その強度情報によって、該ドットの強度を”0
(強)”、”1(中)”、”2(弱)”のいずれかとして判断
し、付加強度信号として信号変換部707へ出力する。ま
た、付加指定信号をオンにして信号変換部707へ出力す
る。
【0072】ROM708には図4に示すパターンa〜c
の3種類の付加ドットパターンが格納されており、信号
変換部707は付加指定信号がオンである場合に、同時に
入力される付加強度信号に基づいて付加ドットパターン
を決定する。すなわち、付加強度信号が”0”であれば
パターンcを、”1”であればパターンbを、”2”で
あればパターンaを選択し、入力画像データに重畳す
る。
【0073】なお、図12(b)に示す対応テーブルを
ROM702に保持する例を示したが、これをRAM等に
保持しておき、接続された制御用装置からの命令に基づ
いて該テーブル内容を変更可能としても良い。
【0074】以上説明したように第2実施形態によれ
ば、画像に対して追跡信号を付加する際に、基準ドット
パターン内における情報の重要度に応じてドットサイズ
を制御し、かつ、これら数種類の付加ドットサイズを分
散させることによって、画像全体としては目につきにく
く、なおかつ画像形成装置の特定に必須となる重要情報
についてはより確実に解読可能となるように、追跡信号
を付加することができる。
【0075】なお、第2実施形態においては各基準位置
に対してその中央よりも左または右に付加ドットを配置
することによって情報を表現したが、表現の方法はこれ
に限らない。また、各基準位置に対するドットサイズの
決定方法としても、各ドットサイズが基準ドットパター
ン内に均一に配置されるのであれば、どのような方法で
あっても良い。
【0076】<他の実施形態>なお、本発明は、複数の
機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機
器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに
適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写
機、ファクシミリ装置など)に適用しても良い。また、
本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソ
フトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、
システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは
装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)が記憶媒体に
格納されたプログラムコードを読み出し実行することに
よっても達成されることは言うまでもない。
【0077】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0078】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD
-ROM、CD-R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、RO
Mなどを用いることが出来る。
【0079】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0080】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
質劣化を抑えつつ、重要な情報ほど容易に検出可能とな
るように追跡信号を付加する画像処理装置及びその方法
を提供することを目的とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態におけるカラーLBP
の構成を示す図である。
【図2】本実施形態のカラーLBPにおける信号処理構
成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態における付加情報例を示す図であ
る。
【図4】本実施形態におけるサイズの異なるドットパタ
ーン例を示す図である。
【図5】本実施形態における基準ドットパターンの構成
例を示す図である。
【図6】本実施形態おいて実際にドットパターンを付加
した画像例を示す図である。
【図7】本実施形態における情報付加処理部の詳細構成
を示す図である。
【図8】本実施形態における付加処理を示すフローチャ
ートである。
【図9】第2実施形態における付加情報例を示す図であ
る。
【図10】第2実施形態における付加ドット基準位置を
示す図である。
【図11】第2実施形態におけるドット基準位置に対す
るずれを示す図である。
【図12】第2実施形態における付加情報と基準位置の
対応テーブルを示す図である。
【図13】第2実施形態において形成される基準ドット
パターン例を示す図である。
【符号の説明】
208 情報付加処理部 701 CPU 702 ROM 703 レジスタ 704 主走査カウンタ 705 副走査カウンタ 706 付加指定処理部 707 信号変換部 708 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/40 B41J 29/00 Z 5C077 Fターム(参考) 2C061 AP01 BB17 CL10 2C187 AC06 AC07 AD03 AD04 AE07 AF03 BF26 BF34 CD07 DB21 FC08 GD05 GD06 2H134 NA15 NA21 NA24 5B057 AA11 BA02 CB19 CE08 CG07 5C076 AA14 BA06 5C077 LL14 MP01 NN05 PP23 PP66 PP78 PQ08 TT02

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の情報を示す付加信号を生成する付
    加信号生成手段と、 前記付加信号を付加する際の付加強さレベルを示す付加
    強度信号を生成する強度信号制御手段と、 画像信号に対して、前記付加信号を前記付加強度信号に
    基づいて付加する付加手段と、を有することを特徴とす
    る画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記強度信号制御手段は、前記付加信号
    に対する前記付加強度信号を、該付加信号の示す情報の
    重要度に応じた付加強さレベルで生成することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記情報の重要度を示す重要度情報を保
    持する重要度情報保持手段を有することを特徴とする請
    求項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記付加手段は、前記付加強度信号が高
    レベルであるほど、前記付加信号を大きなサイズのドッ
    トとして画像信号に付加することを特徴とする請求項2
    記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記強度信号制御手段は、前記付加信号
    が当該画像処理装置のメーカを特定する情報を示す場合
    に、最も重要であることを示す第1レベルで前記付加強
    度信号を生成することを特徴とする請求項4記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記強度信号制御手段は、前記付加信号
    が当該画像処理装置の機体を特定する情報を示す場合
    に、前記第1レベルよりも低い第2レベルで前記付加強
    度信号を生成することを特徴とする請求項5記載の画像
    処理装置。
  7. 【請求項7】 前記強度信号制御手段は、前記付加信号
    が印刷状況情報を示す場合に、前記第2レベルよりも低
    い第3レベルで前記付加強度信号を生成することを特徴
    とする請求項6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷状況情報は、印刷時刻情報およ
    びネットワークID情報を含むことを特徴とする請求項7
    記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記付加手段は、前記画像信号内におい
    て所定サイズの基準領域毎に前記付加信号をドットとし
    て付加し、該基準領域内における該ドットの配置によっ
    て前記所定の情報を表すことを特徴とする請求項4記載
    の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記基準領域は、前記情報の種類に応
    じた複数の副領域によって構成され、 前記強度信号制御手段は、前記付加信号を付加する前記
    副領域に応じて、前記付加強度信号の付加強さレベルを
    決定することを特徴とする請求項9記載の画像処理装
    置。
  11. 【請求項11】 前記付加信号の示す情報は前記基準領
    域の始点または終点を示すマーク情報を含み、 前記強度信号制御手段は、前記マーク情報を示す付加信
    号については、最も重要であることを示す第1レベルで
    前記付加強度信号を生成することを特徴とする請求項9
    記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記付加手段は、同一レベルの前記付
    加信号が分散するように、画像信号に付加することを特
    徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記付加手段は、同一レベルの前記付
    加信号をビット単位で分散させて、画像信号に付加する
    ことを特徴とする請求項12記載の画像処理装置。
  14. 【請求項14】 前記付加信号をビット単位で分散させ
    た付加位置情報を保持する付加位置情報保持手段を有す
    ることを特徴とする請求項13記載の画像処理装置。
  15. 【請求項15】 さらに、前記付加信号が付加された画
    像信号に基づいて可視像を形成する画像形成手段を備え
    ることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  16. 【請求項16】 所定の情報を示す付加信号を生成する
    付加信号生成工程と、 前記付加信号を付加する際の付加強さレベルを示す付加
    強度信号を生成する強度信号制御工程と、 画像信号に対して、前記付加信号を前記付加強度信号に
    基づいて付加する付加工程と、を有することを特徴とす
    る画像処理方法。
  17. 【請求項17】 前記強度信号制御工程においては、前
    記付加信号に対する前記付加強度信号を、該付加信号の
    示す情報の重要度に応じた付加強さレベルで生成するこ
    とを特徴とする請求項16記載の画像処理方法。
  18. 【請求項18】 前記付加工程においては、前記付加強
    度信号が高レベルであるほど、前記付加信号を大きなサ
    イズのドットとして画像信号に付加することを特徴とす
    る請求項17記載の画像処理方法。
  19. 【請求項19】 コンピュータ上で実行されることによ
    って、請求項16乃至18のいずれかに記載された画像
    処理方法を実現することを特徴とするプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のプログラムを記録し
    た記録媒体。
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