JP2003234012A - 直下型バックライト - Google Patents
直下型バックライトInfo
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- JP2003234012A JP2003234012A JP2002030953A JP2002030953A JP2003234012A JP 2003234012 A JP2003234012 A JP 2003234012A JP 2002030953 A JP2002030953 A JP 2002030953A JP 2002030953 A JP2002030953 A JP 2002030953A JP 2003234012 A JP2003234012 A JP 2003234012A
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- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
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- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
Abstract
るいは変化を防止するための新たな手段を提供する。 【解決手段】 発光面部3aの周囲に非発光領域8a
を有するケース2内に長手方向両端に電極部16を有す
る管状ランプ4が配置され、当該管状ランプ4を点灯さ
せるためのインバータ5を備えた直下型バックライトで
あって、前記ケース2内において、主に前記発光面部3
aの背後にある第1空間29と、主に前記非発光領域8
aの背後にある第2空間30とを区切る遮熱板28を備
え、前記インバータ5は、前記第2空間内30に納めら
れ、前記管状ランプ4は、長手方向両端の電極部16が
それぞれ前記第2空間30内に位置していると共に、長
手方向中途部18が前記第1空間内29に位置している
ことを特徴とする直下型バックライト。
Description
ト、写真のネガなどを見るために使用するライトボック
ス、X線写真を見るために使用するシャウカステン、看
板等として用いられるバックライトに関するものであ
る。
光源の配置の仕方に基づいて大別するとサイド型と直下
型に分けられる。サイド型は導光板の側部に光源を配置
したものであり、直下型は発光面となる拡散板の背後
(直下)に光源を配置したものである。
ライト100の場合、ケース101と、発光面となる拡
散板102と、ケース101内部の光源103と、光源
103が接続されるインバータ104と、拡散板102
の表面に重ね置きされた光学シート105等を備えてい
る。前記光源103としては、高い輝度を得るために、
複数のランプを使用するのが一般的であり、液晶用バッ
クライトの場合、ディスプレイサイズが15インチであ
れば4本から8本の冷陰極管からなる蛍光ランプが使用
され、20インチであれば8本から14本程度の蛍光ラ
ンプが使用される。
00の場合、光源103は、ケース101と拡散板10
2とで囲まれて配置されているため、光源103からの
発熱によりケース101内部に熱が籠もりやすい構造と
なっている。
電極付近では電気エネルギーから光への変換効率が低い
ため、電極において無駄なエネルギーが発熱として消費
され、電極付近が熱くなるという特性を持っている。特
に、冷陰極管の場合、電極付近における光の変換効率が
熱陰極管に比べて低いため、発熱が大きく電極付近の温
度が100℃程度になることがある。また、蛍光ランプ
を点灯させるためのインバータ104も、その機能上、
発熱が大きい。
104からの発熱によってバックライトのケース101
内部の温度が上昇し、実験によればケース101内部の
温度が60℃近くまで上昇することが確認されている。
そして、ケース101内部の温度が上昇すると、光源1
03の発光効率が低下して、バックライトの輝度が低下
するという問題が発生する。したがって、光源103近
傍の温度は比較的低く(例えば、40℃程度に)保たれ
るのが望ましい。
の温度を下げる手段としては、1)ケースに空気穴又は
ファンを設けて冷却する、2)ケース101に冷却用フ
ィンを設ける、ことが考えられる。しかし、1)の手段
では、光源周囲の空気が空気穴やファンによって入れ替
わるため、光源近傍の温度が急激に変化し、温度の急激
な変化により輝度がふらつく(上下する)欠点がある。
しかも、空気の入れ替え効率を上げるために、空気穴を
大きく形成すると、外部からの異物の侵入が容易とな
り、明るさの低下等の発光品位の劣化をもたらす。
1)の手段に比べて冷却効率が小さく、冷却効率を大き
くするには、大きなフィンが必要となり、製品寸法が大
きくなるとともに重量が大きくなるなどの大型化を招
く。本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであ
り、直下型バックライトの熱による輝度の低下あるいは
変化を防止するための新たな手段を提供することを目的
とする。
囲に非発光領域を有するケース内に長手方向両端に電極
部を有する管状ランプが配置され、当該管状ランプを点
灯させるためのインバータを備えた直下型バックライト
であって、前記ケース内において、主に前記発光面部の
背後にある第1空間と、主に前記非発光領域の背後にあ
る第2空間とを区切る遮熱板を備え、前記インバータ
は、前記第2空間内に納められ、前記管状ランプは、長
手方向両端の電極部がそれぞれ前記第2空間内に位置し
ていると共に、長手方向中途部が前記第1空間内に位置
していることを特徴とする。
るインバータや管状ランプ両端の電極部の位置する第2
空間に対して遮熱板によって区切られている。このため
第1空間は、インバータや電極からの発熱による影響が
少ない空間となっている。そして、管状ランプの有効発
光部である長手方向中途部は、発熱の影響が少ない第1
空間内に位置しているため、管状ランプ有効発光部近傍
での温度の上昇が少なく、管状ランプの明るさの低下が
防止される。
ケース外部に連通した空気連通部が形成されているのが
好ましい。インバータと管状ランプ電極が位置する第2
空間が空気連通部によってケース外部と連通しているこ
とで、第2空間とケース外部との間で空気の入れ換えが
行われ、第2空間が効率良く冷却される。しかも、空気
の入れ換えによって第2空間が急激に冷却されたとして
も、管状ランプ中途部が位置している第1空間とは遮熱
板によって区切られているので、第1空間における急激
な温度変化が防止され、管状ランプの明るさの変化が防
止される。さらに、ケース外部から空気連通部を通って
ホコリ等の異物がケース内に進入した場合であっても、
遮熱板の存在によって異物の第1空間への進入が抑えら
れるため空気連通部を大きくとることができる。
1空間側の面には光の反射部が設けられているのが好ま
しく、この場合、遮熱板を設けても、発光面部における
発光品位の低下を防止できる。
域の境界より発光面部側に位置して、前記第1空間と前
記第2空間とを区切っているのが好ましく、この場合、
第2空間を広くとることができる。しかも、遮熱板の第
1空間側の面に反射部が設けられていることから、遮熱
板が発光面部側に位置していても、発光面部における有
効発光領域を広くすることができる。
プの長手方向両端近傍の非有効発光部がすべて納められ
ているのが好ましく、この場合、第1空間には管状ラン
プの有効発光部だけが位置し、暗い非有効発光部が発光
面部側から見えなくなり均一な発光品位が確保される。
第1ケース体に、発光面部が設けられる第2ケース体が
分離可能に取り付けられて構成され、前記遮熱板は、前
記第2ケース体に設けられているのが好ましく、この場
合、第2ケース体を第1ケース体から取り外すと、第2
ケース体とともに遮熱板も取り外され、第1ケース体の
内部において第1空間と第2空間の区切りがなくなり、
第1空間と第2空間にまたがって位置する管状ランプの
交換等のメンテンナンスを容易に行える。
1ケースに向かって延設され、当該遮熱板の延設方向先
端と第1ケース体との間には、前記第1空間と前記第2
空間との間の空気の流通を許容する隙間が形成されてい
るのが好ましい。この場合、隙間を介して第1空間と第
2空間の間で空気が多少流通し、ケース内全体での温度
の均一化が図られる。そして、この隙間の間隔は、第1
空間の急激な温度の変化や第1空間への異物進入を抑え
るために10mm以下であるのが好ましい。
光領域を有するケース内に長手方向両端に電極部を有す
る管状ランプが配置された直下型バックライトであっ
て、前記ケース内において、主に前記発光面部の背後に
ある第1空間と、主に前記非発光領域の背後にある第2
空間とを区切る遮熱板を備え、前記管状ランプは、長手
方向両端の電極部がそれぞれ前記第2空間内に位置して
いると共に、長手方向中途部が前記第1空間内に位置し
ているものとすることができる。この場合、第2空間に
位置している管状ランプ両端の電極による発熱による管
状ランプの明るさの低下が防止される。
発光領域を有するケース内に光源が配置され、当該光源
を点灯させるためのインバータを備えた直下型バックラ
イトであって、前記ケース内において、主に前記発光面
部の背後にある第1空間と、主に前記非発光領域の背後
にある第2空間とを区切る遮熱板を備え、前記インバー
タは、前記第2空間内に納められているものとすること
ができる。この場合、第2空間に位置しているインバー
タの発熱による管状ランプの明るさの低下が防止され
る。
基づいて説明する。本実施形態では、直下型バックライ
トの一例としてX線写真などを観察するためのシャウカ
ステンを挙げて説明する。図1〜図4に示すシャウカス
テン1は、厚みが60mm以下の薄い箱状に形成された
ケース2を有しており、このケース2には、発光面部と
なる拡散板3を備えている。ケース2の厚みは具体的に
は40mmである。このケース2内部には、光源4とイ
ンバータ5が設けられている。なお、図3の上側をシャ
ウカステン1の「上」と表現し、図3の下側をシャウカ
ステン1の「下」と表現するが、これらの表現は、便宜
的なものであり、上下を横向きにするなどシャウカステ
ン1の設置の仕方を制限するものではない。
7と、上ケースとなる第2ケース体8とを備えている。
第1ケース体7は、矩形状の底面7aと底面7aの周縁
から上方に立設された側面7bとを有し、上部開口状に
形成されている。第1ケース体7の側面7bには、ケー
ス内外に連通する貫通孔が形成されており、この貫通孔
はケース内外を空気が流通するための空気連通部7cと
されている。第2ケース体8は、枠状の上面8aと、上
面8aの外周縁から垂下して設けられた側面8bとを有
し、第1ケース体7の上部から外嵌状に装着され、ネジ
9で固定される。第1ケース体7と第2ケース体8と
が、ネジ固定式であるので、容易に分離でき、上ケース
である第2ケース体を取り外すことでメンテンナンス等
を容易に行うことができる。なお、第1ケース体7と第
2ケース体8はともに金属製である。
拡散板3の周縁が差し込まれる凹部10が形成されてい
る。拡散板3は凹部10に差し込まれ、ネジ10aで第
2ケース体8に固定される。拡散板3を第2ケース体8
の内周側に取り付けることで、図1に示すように拡散板
3の周囲において額縁状に第2ケース体8が位置する。
また、矩形枠状の第2ケース体8の一方の長辺部(図1
において上側の長辺部)には、X線写真を固定するため
のクリップ部11が設けられており、クリップ部11と
拡散板3との間にX線写真を差し込んで挟み込ませるこ
とによってX線写真をシャウカステン1に固定すること
ができる。
ため、拡散板3のうち、実際に発光する発光面部3a
は、拡散板3が凹部10に差し込まれている部分及びク
リップ部11によって隠れている部分を除く領域(図1
において拡散板3が見える範囲)となり、発光面部3a
は光源4からの光によって発光する。一方、第2ケース
体8とクリップ体11によって発光面部3aの周囲を額
縁状に囲む部分は、発光しない非有効発光領域となって
いる。
よって形成されており、光源4からの光を拡散させて均
一な発光面を形成する。また、発光面部3aは、横長手
方向長さが1141.2mmであり、縦幅方向長さが4
31.3mmであり、半切サイズのX線写真(X線フィ
ルム)を縦長向きの状態で横方向に3枚(複数枚)置け
るように半切サイズのX線写真3枚(複数枚)分に略相
当する大きさに形成されている。なお、半切サイズのX
線写真の大きさは、356×432mmである。また、
大角サイズのX線写真の大きさは356×356mmで
あり、大陸(大四切)サイズのX線写真の大きさは、2
79×356mmである。大陸サイズのX線写真であれ
ば、発光面部3aには4枚並べることができる。
らの光を反射するための反射板13が配置されている。
反射板13は、効率よくかつ均一に光を反射させるため
に白色塗装された金属板によって構成されている。反射
板13は、大陸サイズのX線写真と略同じ大きさに形成
されており、4枚(複数枚)が横方向に並設されてい
る。各反射体13の四隅は、ネジ14によってそれぞれ
第1ケース体7に対して取り外し自在に取り付けられて
いる。
源4が6本(複数本)設けられ、シャウカステン1全体
で計24本(6本×4)の光源4を備えている。光源4
は、図5に示すように、長手方向両端に電極部16,1
6を有する管状ランプであり、具体的には冷陰極管の蛍
光灯である。管状ランプとしては熱陰極管でもよいが、
冷陰極管とすることで、管径を小さくすることができ
る。冷陰極管4としては、管径φが2〜6mm程度の細
管タイプが用いられ、シャウカステン1の厚みを薄くし
ている。
端部近傍は、点灯時においても明るさが低い非有効発光
部17となっており、非有効発光部17,17によって
挟まれた冷陰極管4の長手方向中途部は明るい有効発光
部18となっている。なお、非有効発光部の長さは数m
m程度である。
向両端には電極部16を覆うように保持ゴム20が装着
される。保持ゴム20は、反射板13に設けられたラン
プ取付部21に装着されて、管状ランプ4を反射体13
に位置決め固定するためのものである。なお、管状ラン
プ4は、保持ゴム20によって反射体13から浮いた状
態で保持され、管状ランプ4から金属製反射体13への
電流のリーク防止と、発光品位の確保が図られている。
管状ランプ4と反射体13との間の距離は約1.9mm
である。
ムによって形成されており、電極部16が100℃を超
える高温となったときの保護部材としても機能する。ま
た、保持ゴム20は絶縁材でもあるから、電流の流れる
管状ランプ4と金属製の反射体13との間に位置して絶
縁する絶縁体としても機能する。
(複数個)設けられている。各インバータは、ケースの
非有効発光領域の背後に位置するように、図3において
第2ケース体上面8aの下方に配置されている。各イン
バータは、反射体13に対応した数(4個)ほど設けら
れており、一つのインバータ5は、一つの反射体13に
設けられた複数の光源4とそれぞれ接続されている。こ
のシャウカステン1では、各インバータのON/OFF
によって反射体13毎に光源4を点灯・消灯させること
ができる。
7bに対して所定の距離を置いて配置されている。イン
バータ5と側面7bとの間のスペース23は、インバー
タに電気を供給するための配線を通すために利用され
る。また、スペース23によってインバータ5と第1ケ
ース体7の絶縁が確保される。さらに、スペース23に
よってインバータ5の放熱も促進される。なお、インバ
ータ5と側面7bとの距離は5〜12mm程度である。
インバータ5は、配置の都合上、光源4の長手方向一方
側の側面7bと他方側の側面7bとに分散して配置され
ている(図1参照)。
ランスやコンデンサなどの回路部品26を搭載して構成
されており、回路基板25が側面27と平行になるよう
に縦置きで配置されている。縦置き配置にすると、回路
基板25が底面7aと平行になるように平置き配置する
場合と比べて省スペース化が図られる。また、縦置きに
すると平置きに比べて放熱性も良い。
ス内部空間を区切るための遮熱板28が設けられてい
る。この遮熱板28は、金属製であり、矩形枠状の第2
ケース体の各長辺部の背面8cにそれぞれ取り付けられ
て、発光面部3aの背後(図3において下方)にある第
1空間29と、管状ランプ4の長手方向両端側の非発光
領域(第2ケース体上面8a)の背後(図3において下
方)にある第2空間30とを区切っている。
において、ネジ10cによって第2ケース体8と固定さ
れている。なお、遮熱板28を固定するネジ10cによ
って拡散板3も第2ケース体8に固定されている。第2
ケース体8に遮熱板28が設けられているので、第2ケ
ース体8を取り外すと第1ケース体7において第1空間
29と第2空間30の区切りがなくなりメンテンナンス
が容易となり、特に光源の交換が容易である。この遮熱
板28は、第2ケース体8から第1ケース体7に向かっ
て下方に延設されている。しかも、遮熱板28は、発光
面部3aと非発光領域との境界32から管状ランプ4の
長手方向中央側(図3において右方)に向かうように斜
め下方に傾斜している。したがって、遮熱板28は、発
光面部3aと非発光領域との境界32より発光面部3a
側に位置している。
域ではなく、発光面部3aの背後に位置しているが、遮
熱板28が斜めに傾斜していることで、管状ランプ4の
長手方向両端近傍が第2空間30内に位置する。管状ラ
ンプ4は、長手方向端部から約8mm程度の範囲が第2
空間30内に位置している。この結果、管状ランプ4の
非有効発光部17のみならず、非有効発光部17に近接
する有効発光部18の一部が第2空間30内に位置して
いる。非有効発光部17が第2空間30内に位置してい
ることで、第1空間29にあるのは管状ランプ4の有効
発光部18だけであり、発光面部3a側から暗い非有効
発光部17が見えなくなり発光品位が向上する。
に面する面が、白色塗装されて光の反射部33とされて
いるため、遮熱板28の設けられている範囲も明るさが
確保され、遮熱板28を設けても発光面部3aを広く確
保できる。なお、遮熱板28としては、樹脂製も採用で
き、この場合、白色の樹脂又は白色塗装された樹脂を採
用することで反射部を持った遮熱板とすることができ
る。
る傾斜角度αは、45゜以下が好ましく、本実施形態で
は45゜に設定されている。傾斜角度αが45゜以下と
することで、管状ランプ4の有効発光部18の光が反射
部33全体に届き易く光の均一性が確保される。さら
に、遮熱板28は、下方への延設方向中途部34でケー
ス厚み方向に対する角度が小さくなるように折り曲げら
れており、ランプ取付部21等との干渉を避けつつ、管
状ランプ4が第2空間30内に位置する範囲を小さくし
ている。
は、管状ランプ4との干渉を避けるために管状ランプ4
に対応した部分に切欠部36aが形成されて、管状ラン
プ4が遮熱板28によって損傷するのが防止されてい
る。また、遮熱板28の下端36のうち切欠部36aで
ない部分は、反射板13と接触しておらず浮いた状態と
なっており、管状反射板13が遮熱板28によって損傷
するのが防止され、ひいては反射板13の損傷による発
光品位の低下を防いでいる。
体底面7a)との間に隙間37によって、第1空間29
と第2空間30との間の空気の流通が確保されている。
下端36と反射板13との隙間37の間隔は、第1空間
29への熱い空気の大量流入により第1空間29の温度
上昇を避けるため、10mm以下であるのが好ましく、
具体的には1.5mmとされている。また、第2空間3
0の空気の入れ換えを促進するために、空気連通部7c
である貫通孔を大きく又は数多く形成すると、ケース2
内に異物が進入し易いが、隙間37の間隔を小さくする
ことで、第1空間29への異物の進入が防止される。
プ電極部16とインバータ5とが、第1ケース体7、第
2ケース体8、遮熱板33によって囲まれた第2空間3
0内に納められ、第1空間29内にある管状ランプ4の
有効発光部18と遮熱されているので、有効発光部18
の輝度の低下が起こりにくい。しかも、第1ケース体7
の空気連通部7cによって第2空間29とケース外部と
の空気流通が確保されているため、ケース外部からの空
気の入れ換えによって第2空間30内が効率良く冷却さ
れるとともに、第2空間30内における温度変化は、遮
熱板28の存在によって第1空間29側に伝わりにく
い。この結果、管状ランプ4の有効発光部18近傍では
急激な温度変化がなく、輝度の変化(ふらつき)が防止
される。シャウカステンの場合、輝度の変化(ふらつ
き)は、X線写真フィルムの正確な読影の妨げとなる
が、本実施形態によれば、輝度の安定によって正確な診
断情報を得ることができる。
るものではなく、特許請求の範囲に記載された事項の範
囲内で様々な変更が可能である。例えば、バックライト
としての応用例は、シャウカステンに限られるものでは
なく、同様の構成を液晶表示装置用のバックライト等に
採用することもできる。また、一部の請求項に係る発明
関しては、第2空間内には、管状ランプの電極とインバ
ータのいずれか一方だけが位置していてもよい。なお、
第2空間内にインバータを設けない場合、インバータ
は、ケース内に限らず、ケース外に配置してもよい。
部である長手方向中途部は、遮熱板で区切られて、発熱
の影響が少ない第1空間内に位置しているため、管状ラ
ンプ有効発光部近傍での温度の上昇が少なく、管状ラン
プの明るさの低下が防止される。
る
1のII矢視図)である。
(図1のIII−III断面図)である。
面図である。
である。
Claims (10)
- 【請求項1】発光面部の周囲に非発光領域を有するケー
ス内に長手方向両端に電極部を有する管状ランプが配置
され、当該管状ランプを点灯させるためのインバータを
備えた直下型バックライトであって、 前記ケース内において、主に前記発光面部の背後にある
第1空間と、主に前記非発光領域の背後にある第2空間
とを区切る遮熱板を備え、 前記インバータは、前記第2空間内に納められ、 前記管状ランプは、長手方向両端の電極部がそれぞれ前
記第2空間内に位置していると共に、長手方向中途部が
前記第1空間内に位置していることを特徴とする直下型
バックライト。 - 【請求項2】前記ケースには、前記第2空間からケース
外部に連通した空気連通部が形成されていることを特徴
とする請求項1記載の直下型バックライト。 - 【請求項3】前記遮熱板の前記第1空間側の面には光の
反射部が設けられていることを特徴とする請求項1又は
2記載の直下型バックライト。 - 【請求項4】前記遮熱板は、発光面部と非発光領域の境
界より発光面部側に位置して、前記第1空間と前記第2
空間とを区切っていることを特徴とする請求項3記載の
直下型バックライト。 - 【請求項5】前記第2空間には、管状ランプの長手方向
両端近傍の非有効発光部がすべて納められていることを
特徴とする請求項3又は4記載の直下型バックライト。 - 【請求項6】前記ケースは、管状ランプが設けられる第
1ケース体に、発光面部が設けられる第2ケース体が分
離可能に取り付けられて構成され、 前記遮熱板は、前記第2ケース体に設けられていること
を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の直下型バ
ックライト。 - 【請求項7】前記遮熱板は、第2ケース体から第1ケー
スに向かって延設され、当該遮熱板の延設方向先端と第
1ケース体との間には、前記第1空間と前記第2空間と
の間の空気の流通を許容する隙間が形成されていること
を特徴とする請求項6記載の直下型バックライト。 - 【請求項8】前記隙間の間隔は10mm以下であること
を特徴とする請求項7記載の直下型バックライト。 - 【請求項9】発光面部の周囲に非発光領域を有するケー
ス内に長手方向両端に電極部を有する管状ランプが配置
された直下型バックライトであって、 前記ケース内において、主に前記発光面部の背後にある
第1空間と、主に前記非発光領域の背後にある第2空間
とを区切る遮熱板を備え、 前記管状ランプは、長手方向両端の電極部がそれぞれ前
記第2空間内に位置していると共に、長手方向中途部が
前記第1空間内に位置していることを特徴とする直下型
バックライト。 - 【請求項10】発光面部の周囲に非発光領域を有するケ
ース内に光源が配置され、当該光源を点灯させるための
インバータを備えた直下型バックライトであって、 前記ケース内において、主に前記発光面部の背後にある
第1空間と、主に前記非発光領域の背後にある第2空間
とを区切る遮熱板を備え、 前記インバータは、前記第2空間内に納められているこ
とを特徴とする直下型バックライト。
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JP2002030953A JP4132854B2 (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 直下型バックライト |
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JP2002030953A JP4132854B2 (ja) | 2002-02-07 | 2002-02-07 | 直下型バックライト |
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Cited By (6)
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