JP2003233347A - 画素へのプログラミング電流の供給 - Google Patents

画素へのプログラミング電流の供給

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JP2003233347A
JP2003233347A JP2002224812A JP2002224812A JP2003233347A JP 2003233347 A JP2003233347 A JP 2003233347A JP 2002224812 A JP2002224812 A JP 2002224812A JP 2002224812 A JP2002224812 A JP 2002224812A JP 2003233347 A JP2003233347 A JP 2003233347A
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transistor
electro
optical device
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Toshiyuki Kasai
利幸 河西
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム電流の電流値の範囲を容易に設定
することのできる技術を提供する。 【解決手段】 データ線駆動回路は、単一ラインドライ
バ300と、ゲート電圧生成回路400とを備えてい
る。単一ラインドライバ300は、駆動トランジスタ2
1〜28と、スイッチングトランジスタ81〜88との
直列接続が、N組(Nは2以上の整数)互いに並列に接
続された構成を有している。ゲート電圧生成回路400
は、カレントミラー回路部を構成する2つのトランジス
タ71,72と、駆動トランジスタ73と、定電圧発生
用トランジスタ31とを含んでいる。各種のパラメータ
(トランジスタ31,32の利得係数の相対値Ka,K
b、ゲート電圧生成回路400の電源電圧VDREF 、駆動
トランジスタ73のゲート信号VRIN)の設計値を変更す
ることによって、出力電流Iout の範囲を調整できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、発光素子の画素
回路に対して、発光階調の設定のために供給されるプロ
グラミング電流を生成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、有機EL素子(Organic ElectroL
uminescent devices)を用いた電気光学装置が開発され
ている。有機EL素子は、自発光素子であり、バックラ
イトが不要なので、低消費電力、高視野角、高コントラ
スト比の表示装置を達成できるものと期待されている。
なお、本明細書において、「電気光学装置」とは、電気
信号を光に変換する装置を意味している。電気光学装置
の最も普通の形態は、画像を表す電気信号を画像を表す
光に変換する表示装置である。
【0003】有機EL素子を用いたアクディブマトリク
ス駆動の電気光学装置では、各有機EL素子に対して、
発光階調を調整するための画素回路が設けられる。各画
素回路における発光階調の設定は、発光階調に応じた電
圧値または電流値を画素回路に供給することによって実
行される。電圧値によって発光階調の設定を行う方法は
電圧プログラミング方式と呼ばれており、また、電流値
によって発光階調の設定を行う方法は電流プログラミン
グ方式と呼ばれている。ここで、「プログラミング」
は、「発光階調の設定」を意味するものとして使用され
ている。電流プログラミング方式では、画素回路をプロ
グラミングする際の電流は「プログラミング電流」と呼
ばれる。電流プログラミング方式の電気光学装置では、
各有機EL素子の画素回路に対して、発光の階調に応じ
た正確な電流値のプログラミング電流を生成して各画素
回路に供給する電流生成回路が利用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発光階調に
応じたプログラミング電流値は、画素回路の構成に依存
する。一方、画素回路の構成は、電気光学装置の設計に
応じて多少変更される場合が多い。従って、電流生成回
路としては、画素回路の実際の構成に合わせて、その出
力電流値(プログラミング電流値)の範囲を設定し易い
回路が望まれていた。
【0005】本発明は、上述した従来の課題を解決する
ためになされたものであり、プログラム電流の電流値の
範囲を容易に設定することのできる技術を提供すること
を第1の目的とする。また、回路構成がシンプルで生産
性や耐久性に優れた電流生成回路およびその駆動方法、
およびこれを用いた電気光学装置、半導体集積回路装
置、電子機器を提供することを第2の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】上
述の目的の少なくとも一部を達成するために、本発明の
第1の電気光学装置は、電気光学装置であって、発光素
子を含む画素がマトリクス状に配列された画素マトリク
スと、前記画素マトリクスの行方向に沿って配列された
画素群にそれぞれ接続された複数の走査線と、前記画素
マトリクスの列方向に沿って配列された画素群にそれぞ
れ接続された複数のデータ線と、前記複数の走査線に接
続され、前記画素マトリクスの1つの行を選択するため
の走査線駆動回路と、前記発光素子の発光の階調に応じ
た電流値を有するデータ信号を生成して、前記複数のデ
ータ線のうちの少なくとも1つのデータ線上に出力する
ことが可能なデータ線駆動回路と、を備え、前記データ
線駆動回路は、所定の電流を発生させるための第1の駆
動トランジスタと、外部回路から与えられる制御信号に
応じてオン/オフ制御される第1のスイッチングトラン
ジスタとの直列接続が、N組(Nは2以上の整数)互い
に並列に接続された構成を有する電流加算型の電流生成
回路と、所定の信号レベルを有する制御電極信号を生成
してN個の前記第1の駆動トランジスタの制御電極に共
通に供給する制御電極信号生成回路と、を備える。
【0007】この構成によれば、電流生成回路のN個の
第1の駆動トランジスタの設計値の調整によって、それ
ぞれの電流駆動能力を設定することができるので、デー
タ線の電流値(プログラム電流値)の範囲を容易に設定
することが可能である。また、制御電極信号生成回路か
ら、N個の第1の駆動トランジスタの制御電極に対して
制御電極信号を共通に供給するので、安定した正確な電
流値を有するデータ信号を発生させることが可能であ
る。
【0008】なお、前記制御電極信号生成回路は、第1
の制御電極を有し、前記制御電極信号を前記第1の制御
電極から発生するための制御電極信号発生用トランジス
タと、前記制御電極信号発生用トランジスタに一定の電
流を流す定電流回路と、を有していてもよい。このと
き、前記制御電極信号発生用トランジスタの前記第1の
制御電極と前記電流生成回路の前記N個の第1の駆動ト
ランジスタの制御電極とが互いに接続される。
【0009】この構成によれば、定電流回路に流れる一
定の電流値の設計値を調整することによっても、データ
線の電流値の範囲を設定することが可能となる。
【0010】前記定電流回路は、第1と第2の配線にそ
れぞれ接続された2つのトランジスタを有し、第1の配
線に発生した電流値に比例した電流値を前記第2の配線
に発生させるためのカレントミラー回路部と、前記第1
の配線に接続され、外部回路から与えられる制御信号に
応じて所定の電流を前記第1の配線上に発生させる第2
の駆動トランジスタと、を含み、前記第2の配線に、前
記制御電極信号発生用トランジスタが接続されているよ
うに構成されていてもよい。
【0011】この構成によれば、カレントミラー回路部
の構成や、第2の駆動トランジスタの電流駆動能力の設
計値を調整することによっても、データ線の電流値の範
囲を設定することが可能となる。
【0012】前記電流生成回路は、さらに、前記第1の
駆動トランジスタと前記第1のスイッチングトランジス
タとのN組の直列接続と並列に設けられたオフセット電
流発生用の第3の駆動トランジスタを有しており、前記
第3の駆動トランジスタと前記データ線との間にはスイ
ッチングトランジスタが設けられておらず、前記第3の
駆動トランジスタの制御電極が前記制御電極信号発生用
トランジスタの前記第1の制御電極と接続されているよ
うに構成されていてもよい。
【0013】この構成によれば、発光素子の発光階調と
データ線の電流値との関係にオフセットを設けることが
できるので、データ線の電流値を好ましい範囲に設定す
ることが可能となる。
【0014】前記第1の駆動トランジスタと前記第1の
スイッチングトランジスタの各直列接続は、抵抗要素を
含んでいてもよい。
【0015】この構成によれば、データ信号のノイズを
低減することができる。
【0016】なお、前記抵抗要素は例えばトランジスタ
である。
【0017】前記N個の第1の駆動トランジスタのうち
のn番目(nは1からNまでの整数)のトランジスタの
利得係数の相対値が2n-1 になるように、前記N個の第
1の駆動トランジスタが構成されていてもよい。
【0018】この構成によれば、データ信号の電流値の
範囲を広く確保することができる。
【0019】なお、前記画素マトリクスは、アクティブ
マトリクス駆動法によって駆動されるものであってもよ
い。あるいは、前記画素マトリクスは、パッシブマトリ
クス駆動法によって駆動されるものであってもよい。
【0020】本発明による電流生成回路は、定電流生成
手段と、信号入力線と、出力端と、前記定電流生成手段
により生成される基準電流と前記信号入力線に供給され
る信号とに基づいて生成した出力電流を前記出力端に出
力する電流出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0021】この電流生成回路は、回路構成がシンプル
で生産性や耐久性に優れるといった各種の優れた特徴を
有する。
【0022】なお、前記定電流生成手段は、カレントミ
ラー回路を含んで構成されていてもよい。
【0023】また、前記定電流生成手段が少なくとも1
つの基準電圧源を備えて構成されてもよい。
【0024】前記電流出力手段は、利得係数の異なる複
数の第1のトランジスタを含んで構成されていてもよ
い。
【0025】前記電流出力手段が、前記複数の第1のト
ランジスタのうち前記信号により選択されたトランジス
タに流れる電流を合成することにより前記出力電流を生
成する手段であるとしてもよい。
【0026】前記定電流生成手段が、前記第1のトラン
ジスタのゲート電極に接続された第2のトランジスタを
備えて構成されるものとしてもよい。
【0027】前記第2のトランジスタは、前記基準電流
を前記複数の第1のトランジスタのゲート電圧に変換す
る機能を有することとしてもよい。
【0028】前記出力端と前記複数の第1のトランジス
タとの間に、前記複数の第1のトランジスタの少なくと
も1つに対応する第1の抵抗付加手段を備えていること
としてもよい。
【0029】前記第1の抵抗付加手段が第3のトランジ
スタであることとしてもよい。
【0030】前記定電流生成手段は、前記第3のトラン
ジスタのゲート電極と接続された第4のトランジスタを
備えていることとしてもよい。
【0031】前記電流出力手段が前記出力電流の下限値
を規定するオフセット電流経路を備えることとしてもよ
い。
【0032】前記オフセット電流経路は、そのゲート電
極が前記第2のトランジスタに接続された第5のトラン
ジスタを備えることとしてもよい。
【0033】前記出力端と前記第5のトランジスタとの
間に第2の抵抗付加手段を備えることとしてもよい。
【0034】前記第2の抵抗付加手段が第6のトランジ
スタであることとしてもよい。
【0035】前記基準電流を前記出力電流の最大値と最
小値の中間近傍の値に設定することとしてもよい。
【0036】前記第5のトランジスタの利得係数を変化
させることにより前記出力電流を制御することとしても
よい。
【0037】本発明による第2の電気光学装置は、複数
の走査線と、複数のデータ線と、前記走査線と前記デー
タ線との交差部に対応して配置された電気光学素子と、
前記走査線を駆動する走査線駆動回路及び前記データ線
を駆動するデータ線駆動回路とを備えた電気光学装置で
あって、前記データ線駆動回路が上述したいずれかの電
流生成回路を備え、前記電流生成回路の出力電流を前記
データ線に入力する手段を備える。
【0038】前記電気光学素子が電流駆動型素子である
こととしてもよい。
【0039】また、前記電流駆動型素子が有機エレクト
ロルミネッセンス素子であることとしてもよい。
【0040】なお、本発明は、種々の形態で実現するこ
とが可能であり、例えば、データ線駆動回路、そのデー
タ線駆動回路を備えた電気光学装置や表示装置、その電
気光学装置や表示装置を備えた電子装置、それらの装置
の駆動方法、その方法の機能を実現するためのコンピュ
ータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録し
た記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波
内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現すること
ができる。
【0041】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて以下の順序で説明する。 A.装置の全体構成: B.第1実施例: C.第2実施例: D.電子機器への適用例: E.変形例
【0042】A.装置の全体構成:図1は、本発明の一
実施例としての電気光学装置100の回路構成を示すブ
ロック図である。この電気光学装置100は、発光素子
がマトリクス状に配置された表示パネル部101(「画
素領域」とも呼ぶ)と、表示パネル部101のデータ線
を駆動するデータ線駆動回路102と、表示パネル部1
01の走査線(「ゲート線」とも呼ぶ)を駆動する走査
線駆動回路103(「ゲートドライバ」とも呼ぶ)と、
コンピュータ110から供給される表示データを記憶す
るメモリ104と、基準動作信号を他の構成要素に供給
する発振回路106と、電源回路107と、電気光学装
置100内の各構成要素を制御するための制御回路10
5と、を備えている。
【0043】電気光学装置100の各構成要素101〜
107は、それぞれが独立した部品(例えば、1チップ
の半導体集積回路装置)によって構成されていてもよ
く、あるいは、各構成要素101〜107の全部もしく
は一部が、一体となった部品として構成されていてもよ
い。例えば、表示パネル部101に、データ線駆動回路
102と走査線駆動回路103とが一体的に構成されて
いてもよい。また、構成要素102〜106の全部もし
くは一部がプログラマブルなICチップで構成され、そ
の機能がICチップに書き込まれたプログラムによりソ
フトウエア的に実現されていてもよい。
【0044】図2は、表示パネル部101とデータ線駆
動回路102の内部構成を示している。表示パネル部1
01は、マトリクス状に配列された複数の画素回路20
0を有しており、各画素回路200は有機EL素子22
0をそれぞれ有している。画素回路200のマトリクス
には、その列方向に沿って伸びる複数のデータ線Xm
(m=1〜M)と、行方向に沿って伸びる複数の走査線
Yn(n=1〜N)とがそれぞれ接続されている。な
お、データ線は「ソース線」とも呼ばれ、また、走査線
は「ゲート線」とも呼ばれる。また、本明細書では、画
素回路200を「単位回路」あるいは「画素」とも呼
ぶ。画素回路200内のトランジスタは、通常はTFT
で構成される。
【0045】走査線駆動回路103は、複数の走査線Y
nの中の1本を選択的に駆動して1行分の画素回路群を
選択する。データ線駆動回路102は、各データ線Xm
をそれぞれ駆動するための複数の単一ラインドライバ3
00と、ゲート電圧生成回路400とを有している。ゲ
ート電圧生成回路400は、所定の電圧値を有するゲー
ト制御信号を単一ラインドライバ300に供給する。ゲ
ート電圧生成回路400と単一ラインドライバ300の
内部構成については後述する。
【0046】単一ラインドライバ300は、各データ線
Xmを介して画素回路200にデータ信号を供給する。
このデータ信号に応じて画素回路200の内部状態(後
述する)が設定されると、これに応じて有機EL素子2
20に流れる電流値が制御され、この結果、有機EL素
子220の発光の階調が制御される。
【0047】制御回路105(図1)は、表示パネル部
101の表示状態を表す表示データ(画像データ)を、
各有機EL素子220の発光の階調を表すマトリクスデ
ータに変換する。マトリクスデータは、1行分の画素回
路群を順次選択するための走査線駆動信号と、選択され
た画素回路群の有機EL素子220に供給するデータ線
信号のレベルを示すデータ線駆動信号とを含んでいる。
走査線駆動信号とデータ線駆動信号は、走査線駆動回路
103とデータ線駆動回路102にそれぞれ供給され
る。制御回路105は、また、走査線とデータ線の駆動
タイミングのタイミング制御を行う。
【0048】図3は、画素回路200の内部構成を示す
回路図である。この画素回路200は、m番目のデータ
線Xmとn番目の走査線Ynとの交点に配置されている
回路である。なお、走査線Ynは、2本のサブ走査線V
1,V2を含んでいる。
【0049】画素回路200は、データ線Xmに流れる
電流値に応じて有機EL素子220の階調を調節する電
流プログラム回路である。具体的には、この画素回路2
00は、有機EL素子220の他に、4つのトランジス
タ211〜214と、保持キャパシタ230(「保持コ
ンデンサ」あるいは「記憶キャパシタ」とも呼ぶ)とを
有している。保持キャパシタ230は、データ線Xmを
介して供給されたデータ信号に応じた電荷を保持し、こ
れによって、有機EL素子220の発光の階調を調節す
るためのものである。換言すれば、保持キャパシタ23
0は、データ線Xmに流れる電流に応じた電圧を保持す
る。第1ないし第3のトランジスタ211〜213はn
チャンネル型FETであり、第4のトランジスタ214
はpチャンネル型FETである。有機EL素子220
は、フォトダイオードと同様の電流注入型(電流駆動
型)の発光素子なので、ここではダイオードの記号で描
かれている。
【0050】第1のトランジスタ211のソースは、第
2のトランジスタ212のドレインと、第3のトランジ
スタ213のドレインと、第4のトランジスタ214の
ドレインと、にそれぞれ接続されている。第1のトラン
ジスタ211のドレインは、第4のトランジスタ214
のゲートに接続されている。保持キャパシタ230は、
第4のトランジスタ214のソースとゲートとの間に接
続されている。また、第4のトランジスタ214のソー
スは、電源電位Vddにも接続されている。
【0051】第2のトランジスタ212のソースは、デ
ータ線Xmを介して単一ラインドライバ300(図2)
に接続されている。有機EL素子220は、第3のトラ
ンジスタ213のソースと接地電位との間に接続されて
いる。
【0052】第1と第2のトランジスタ211,212
のゲートは、第1のサブ走査線V1に共通に接続されて
いる。また、第3のトランジスタ213のゲートは、第
2のサブ走査線V2に接続されている。
【0053】第1と第2のトランジスタ211,212
は、保持キャパシタ230に電荷を蓄積する際に使用さ
れるスイッチングトランジスタである。第3のトランジ
スタ213は、有機EL素子220の発光期間において
オン状態に保たれるスイッチングトランジスタである。
また、第4のトランジスタ214は、有機EL素子22
0に流れる電流値を制御するための駆動トランジスタで
ある。第4のトランジスタ214の電流値は、保持キャ
パシタ230に保持される電荷量(蓄積電荷量)によっ
て制御される。
【0054】図4は、画素回路200の動作を示すタイ
ミングチャートである。ここでは、第1のサブ走査線V
1の電圧値(以下、「第1のゲート信号V1」も呼ぶ)
と、第2のサブ走査線V2の電圧値(以下、「第2のゲ
ート信号V2」も呼ぶ)と、データ線Xmの電流値Iou
t (「データ信号Iout 」も呼ぶ)と、有機EL素子2
20に流れる電流値IELとが示されている。
【0055】駆動周期Tcは、プログラミング期間Tp
rと発光期間Telとに分かれている。ここで、「駆動
周期Tc」とは、表示パネル部101内のすべての有機
EL素子220の発光の階調が1回ずつ更新される周期
を意味しており、いわゆるフレーム周期と同じものであ
る。階調の更新は、1行分の画素回路群毎に行われ、駆
動周期Tcの間にN行分の画素回路群の階調が順次更新
される。例えば、30Hzで全画素回路の階調が更新さ
れる場合には、駆動周期Tcは約33msである。
【0056】プログラミング期間Tprは、有機EL素
子220の発光の階調を画素回路200内に設定する期
間である。本明細書では、画素回路200への階調の設
定を「プログラミング」と呼んでいる。例えば、駆動周
期Tcが約33msであり、走査線Ynの総数Nが48
0本である場合には、プログラミング周期Tprは約6
9μs(=33ms/480)以下になる。
【0057】プログラミング期間Tprでは、まず、第
2のゲート信号V2をLレベルに設定して第3のトラン
ジスタ213をオフ状態(閉状態)に保つ。次に、デー
タ線Xm上に発光階調に応じた電流値Imを流しなが
ら、第1のゲート信号V1をHレベルに設定して第1と
第2のトランジスタ211,212をオン状態(開状
態)にする。このとき、このデータ線Xmの単一ライン
ドライバ300(図2)は、発光階調に応じた一定の電
流値Imを流す定電流源として機能する。図4(c)に
示されているように、この電流値Imは、所定の電流値
の範囲RI内において、有機EL素子220の発光の階
調に応じた値に設定されている。
【0058】保持キャパシタ230には、第4のトラン
ジスタ214(駆動トランジスタ)を流れる電流値Im
に対応した電荷が保持される。この結果、第4のトラン
ジスタ214のソース/ゲート間には、保持キャパシタ
230に記憶された電圧が印加される。なお、本明細書
では、プログラミングに用いられるデータ信号の電流値
Imを「プログラミング電流値Im」と呼ぶ。
【0059】プログラミングが終了すると、走査線駆動
回路103が第1のゲート信号V1をLレベルに設定し
て第1と第2のトランジスタ211,212をオフ状態
とし、また、データ線駆動回路102はデータ信号Iou
t を停止する。
【0060】発光期間Telでは、第1のゲート信号V
1をLレベルに維持して第1と第2のトランジスタ21
1,212をオフ状態に保ったまま、第2のゲート信号
V2をHレベルに設定して第3のトランジスタ213を
オン状態に設定する。保持キャパシタ230には、プロ
グラミング電流値Imに対応した電圧が予め記憶されて
いるので、第4のトランジスタ214にはプログラミン
グ電流値Imとほぼ同じ電流が流れる。従って、有機E
L素子220にもプログラミング電流値Imとほぼ同じ
電流が流れ、この電流値Imに応じた階調で発光する。
このように、保持キャパシタ230の電圧(すなわち電
荷)が電流値Imによって書き込まれるタイプの画素回
路200は、「電流プログラム回路」と呼ばれている。
【0061】B.第1実施例:図5は、単一ラインドラ
イバ300とゲート電圧生成回路400の内部構成を示
す回路図である。単一ラインドライバ300は、8ビッ
トのD/Aコンバータ部310と、オフセット電流生成
回路320とを有している。
【0062】D/Aコンバータ部310は、8本の電流
ラインIU1〜IU8が並列に接続されたものである。
第1の電流ラインIU1には、スイッチングトランジス
タ81と、一種の抵抗素子として機能する抵抗用トラン
ジスタ41と、所定の電流を流す定電流源として機能す
る駆動トランジスタ21とが、データ線302と接地電
位との間に直列に接続されている。他の電流ラインIU
2〜IU8も同様の構成を有している。これらの3種類
のトランジスタ81〜88,41〜48,21〜28
は、図5の例ではいずれもnチャンネル型FETであ
る。8つの駆動トランジスタ21〜28のゲートは、第
1の共通ゲート線303に共通に接続されている。ま
た、8つの抵抗用トランジスタ41〜48のゲートは、
第2の共通ゲート線304に共通に接続されている。8
個のスイッチングトランジスタ81〜88の各ゲートに
は、信号入力線301を介して制御回路105(図1)
から与えられる8ビットの階調データDATAの各ビッ
トが入力される。
【0063】8つの駆動トランジスタ21〜28の利得
係数βの比Kは、1:2:4:8:16:32:64:
128に設定されている。すなわち、n番目(n=1〜
N)の駆動トランジスタの利得係数βの相対値Kは2
n-1 に設定されている。ここで、利得係数βは、良く知
られているように、β=Kβ0 =(μC0 W/L)で定
義される。ここで、Kは相対値、β0 は所定の定数、μ
はキャリアの移動度、C 0 はゲート容量、Wはチャンネ
ル幅、Lはチャンネル長である。駆動トランジスタの数
Nは、2以上の整数である。なお、この駆動トランジス
タの数Nは、走査線Ynの数とは無関係である。
【0064】8つの駆動トランジスタ21〜28は、定
電流源として機能する。トランジスタの電流駆動能力は
利得係数βに比例するので、8つの駆動トランジスタ2
1〜28の電流駆動能力の比は、1:2:4:8:1
6:32:64:128である。換言すれば、各駆動ト
ランジスタ21〜28の利得係数の相対値Kは、階調デ
ータDATAの各ビットの重みに対応づけられた値にそ
れぞれ設定されている。
【0065】なお、抵抗用トランジスタ41〜48の電
流駆動能力は、通常は、対応する各駆動トランジスタ2
1〜28の電流駆動能力以上の値に設定される。従っ
て、各電流ラインIU1〜IU8の電流駆動能力は、駆
動トランジスタ21〜28によって決定される。なお、
抵抗用トランジスタ41〜48は、電流値のノイズを除
去するノイズフィルタとしての機能を有している。
【0066】オフセット電流生成回路320は、抵抗用
トランジスタ52と、駆動トランジスタ32とが、デー
タ線302と接地電位との間に直列に接続された構成を
有している。駆動トランジスタ32のゲートは第1の共
通ゲート線303に接続されており、抵抗用トランジス
タ52のゲートは第2の共通ゲート線304に接続され
ている。駆動トランジスタ32の利得係数βの相対値は
Kbである。なお、オフセット電流生成回路320で
は、駆動トランジスタ32とデータ線302との間にス
イッチングトランジスタが設けられておらず、この点で
D/Aコンバータ部310内の各電流ラインとは異なっ
ている。
【0067】オフセット電流生成回路320の電流ライ
ンIoffsetは、D/Aコンバータ部310の8本の電流
ラインIU1〜IU8と並列に接続されている。従っ
て、これらの9本の電流ラインIoffset,IU1〜IU
8を流れる電流の合計が、プログラミング電流としてデ
ータ線302上に出力される。すなわち、単一ラインド
ライバ310は、電流加算型の電流生成回路である。な
お、以下では、各電流ラインを示す符号Ioffset,IU
1〜IU8を、それらを流れる電流を示す符号としても
使用する。
【0068】ゲート電圧生成回路400は、2つのトラ
ンジスタ71,72で構成されたカレントミラー回路部
を含んでいる。2つのトランジスタ71,72のゲート
同士は互いに接続されており、また、第1のトランジス
タ71のゲートとドレインも互いに接続されている。2
つのトランジスタ71,72のそれぞれの一方の端子
(ソース)は、ゲート電圧生成回路400用の電源電位
VDREF に接続されている。第1のトランジスタ71の他
方の端子(ドレイン)と接地電位との間の第1の配線4
01上には、駆動トランジスタ73が直列に接続されて
いる。駆動トランジスタ73のゲートには、制御回路1
05から所定の電圧レベルを有する制御信号VRINが入力
される。第2のトランジスタ72の他方の端子(ドレイ
ン)と接地電位との間の第2の配線402上には、抵抗
用トランジスタ51と定電圧発生用トランジスタ31
(「制御電極信号発生用トランジスタ」とも呼ぶ)とが
直列に接続されている。定電圧発生用トランジスタ31
の利得係数βの相対値はKaである。
【0069】定電圧発生用トランジスタ31のゲートと
ドレインは互いに接続されており、これらは単一ライン
ドライバ300第1の共通ゲート線303に接続されて
いる。また、抵抗用トランジスタ51のゲートとドレイ
ンも互いに接続されており、これらは単一ラインドライ
バ300第2の共通ゲート線304に接続されている。
【0070】なお、図5の例では、カレントミラー回路
部を構成する2つのトランジスタ71,72はpチャン
ネル型FETで構成されており、他のトランジスタはn
チャンネル型FETで構成されている。
【0071】ゲート電圧生成回路400の駆動トランジ
スタ73のゲートに所定の電圧レベルの制御信号VRINが
入力されると、第1の配線401上に、この制御信号VR
INの電圧レベルに応じた一定の基準電流Iconst が発生
する。2つのトランジスタ71,72はカレントミラー
回路部を構成しているので、第2の配線402上にも同
じ基準電流Iconst が流れる。但し、2つの配線40
1,402に流れる電流が同一である必要はなく、一般
には、第2の配線402上に第1の配線401の基準電
流Iconst に比例する電流が流れるように、第1と第2
のトランジスタ71,72が構成されていればよい。
【0072】第2の配線402上の2つのトランジスタ
31,51のゲート/ドレイン間には、この電流Icons
t に応じた所定のゲート電圧Vg1,Vg2がそれぞれ
発生する。第1のゲート電圧Vg1は、第1の共通ゲー
ト線303を介して、単一ラインドライバ300内の9
つの駆動トランジスタ32,21〜28のゲートに共通
に印加される。また、第2のゲート電圧Vg2は、第2
の共通ゲート線304を介して、9つの抵抗用トランジ
スタ52,41〜48のゲートに共通に印加される。
【0073】各電流ラインIoffset,IU1〜IU8の
電流駆動能力は、各駆動トランジスタ32,21〜28
の利得係数βと、印加電圧とによって決定される。従っ
て、単一ラインドライバ300の各電流ラインIoffse
t,IU1〜IU8には、ゲート電圧Vg1に応じて、
各駆動トランジスタの利得係数βの相対値Kに比例した
電流値が流れ得る。このとき、信号入力線301を介し
て制御回路105から8ビットの階調データDATAが
与えられると、この階調データDATAの各ビットの値
に応じて8つのスイッチングトランジスタ81〜88が
オン/オフ制御される。この結果、階調データDATA
の値に応じた電流値を有するプログラミング電流Imが
データ線302上に出力される。
【0074】なお、この単一ラインドライバ300は、
オフセット電流生成回路320を有しているので、階調
データDATAの値とプログラミング電流Imとは、原
点を通る完全な比例関係ではなく、オフセットを有して
いる。このようなオフセットを設けることによって、プ
ログラミング電流値の範囲の設定の自由度が増すので、
プログラミング電流値を好ましい範囲に容易に設定でき
るという利点がある。
【0075】図6は、データ線駆動回路102の出力電
流Iout と、階調データDATAの値(階調値)との関
係の例1〜例5を示す説明図である。図6(a)の表に
は、標準の例1と、以下の4つのパラメータをそれぞれ
変化させた場合の例2〜例5が示されている。 (1)VRIN:ゲート電圧生成回路400の駆動トラ
ンジスタ73のゲート信号の電圧値。 (2)VDREF:ゲート電圧生成回路400のカレン
トミラー回路部の電源電圧。 (3)Ka:ゲート電圧生成回路400の定電圧発生用
トランジスタ31の利得係数βの相対値。 (4)Kb:オフセット電流生成回路320の駆動トラ
ンジスタ32の利得係数βの相対値。
【0076】図6(b)は、図6(a)の関係をグラフ
に示したものである。なお、「標準」とされている例1
は、各パラメータを所定の標準値に設定した場合の例で
ある。例2は、標準である例1よりも駆動トランジスタ
73の電圧VRINのみを高い値に設定した場合の例で
ある。例3は、標準である例1よりもカレントミラー回
路部の電源電圧VDREFのみを高い値に設定した場合
の例である。例4は、標準である例1よりも、定電圧発
生用トランジスタ31の利得係数βの相対値Kaのみを
大きな値に設定した例である。例5は、標準である例1
よりも、駆動トランジスタ32の利得係数βの相対値K
bのみを大きな値に設定した例である。
【0077】これらの表およびグラフに示されているよ
うに、出力電流Iout の値は、各パラメータVRIN,
VDREF,Ka,Kbに応じて変化する。従って、こ
れらのパラメータの1つ以上の値を変更することによっ
て、発光階調の制御に利用される電流値の範囲を変更す
ることができる。なお、各パラメータVRIN,VDR
EF,Ka,Kbの値は、それぞれに関連する回路部分
の設計値を調整することによって設定される。図5に示
した回路構成では、4つのパラメータVRIN,VDR
EF,Ka,Kbがいずれも出力電流Iout の範囲に影
響を与えるので、出力電流Iout の範囲を設定する際の
自由度が高く、任意の範囲に容易に設定できるという利
点がある。
【0078】ところで、出力電流Iout は、ゲート電圧
生成回路400内の基準電流Iconst に比例する。従っ
て、基準電流Iconst は、出力電流Iout (すなわちプ
ログラミング電流Im)に要求される電流値の範囲に応
じて決定される。この際、基準電流Iconst の値を、出
力電流Iout として要求される電流値の範囲の両端近傍
に設定してしまうと、回路部品の性能によっては、基準
電流Iconst の小さなバラツキ(誤差)が、出力電流I
out の大きなバラツキ(誤差)を生じるおそれがある。
従って、出力電流Iout の誤差を低減するためには、基
準電流Iconstの値を、出力電流Iout の電流値の範囲
の最大値と最小値の中間近傍の値に設定することが好ま
しい。ここで、「最大値と最小値の中間近傍」とは、最
大値と最小値の平均値(すなわち中央値)の±10%程
度の範囲を意味している。
【0079】図7は、出力電流Iout と発光階調との関
係の一例を示すグラフである。この例では、0〜255
までの256階調を表現するために、0nA〜5000
nAの範囲の出力電流Iout が利用される。このとき、
基準電流Iconst の値は、その中間値である2500n
A程度に設定することが好ましい。
【0080】なお、図5の回路において、基準電流Ico
nst の値を階調の中央値(=128)に対応する出力電
流Iout の値に等しく設定するためには、定電圧発生用
トランジスタ31の利得係数βの相対値Kaを、階調の
中央値に等しい値(=128)に設定すれば良い。
【0081】以上説明したように、第1実施例のデータ
線駆動回路102は、1つまたは複数のパラメータの設
計値を任意に変更することによって、出力電流Iout
(プログラミング電流Im)の範囲を任意に調節するこ
とができるという利点を有している。また、この回路1
02は構成が非常にシンプルであるため、耐久性や生産
性にも優れているという利点がある。
【0082】C.第2実施例:図8は、第2実施例にお
ける表示パネル部101aとデータ線駆動回路102a
の内部構成を示している。この表示装置では、図2の構
成における複数の単一ラインドライバ300の代わり
に、1つの単一ラインドライバ300と、シフトレジス
タ500と、が設けられている。また、表示パネル部1
01aの各データ線には、スイッチングトランジスタ5
20が設けられている。スイッチングトランジスタ52
0の一方の端子は各データ線Xmに接続されており、他
方の端子は単一ラインドライバ300の出力信号線30
2に共通に接続されている。シフトレジスタ500は、
各データ線Xmのスイッチングトランジスタ520にオ
ン/オフ制御信号を供給しており、これによって、デー
タ線Xmを1つずつ順次選択する。
【0083】この表示装置では、画素回路200が点順
次に更新される。すなわち、走査線駆動回路103で選
択されたゲート線Ynと、シフトレジスタ500で選択
されたデータ線Xmと、の交点に存在する1つの画素回
路200のみが1回のプログラミングで更新される。例
えば、n番目のゲート線Ynで選択されたM個の画素回
路200について1つずつ順次プログラミングが行わ
れ、その終了後、次の(n+1)番目のゲート線上のM
個の画素回路200が1つずつプログラミングされる。
これに対して、上述した第1実施例においては、1行分
の画素回路群が同時に(すなわち、線順次に)プログラ
ミングされていた点で、図8に示した表示装置と動作が
異なっている。
【0084】図8の表示装置のように、点順次で画素回
路200のプログラミングを行う場合にも、上述した第
1実施例と同じ単一ラインドライバ300とゲート電圧
生成回路400とを用いて、所望の電流範囲の出力電流
Iout (プログラミング電流Im)を発生させることが
可能である。
【0085】D.電子機器への適用例:有機EL素子を
利用した表示装置は、モバイル型のパーソナルコンピュ
ータや、携帯電話や、ディジタルスチルカメラ等の種々
の電子装置に適用することができる。
【0086】図9は、モバイル型のパーソナルコンピュ
ータの構成を示す斜視図である。パーソナルコンピュー
タ1000は、キーボード1020を備えた本体部10
40と、有機EL素子を用いた表示ユニット1060と
を備えている。
【0087】図10は、携帯電話の斜視図である。この
携帯電話2000は、複数の操作ボタン2020と、受
話口2040と、送話口2060と、有機EL素子を用
いた表示パネル2080を備えている。
【0088】図11は、ディジタルスチルカメラ300
0の構成を示す斜視図である。なお、外部機器との接続
についても簡易的に示している。通常のカメラは、被写
体の光像によってフィルムを感光するのに対し、ディジ
タルスチルカメラ3000は、被写体の光像をCCD
(Charge Coupled Device)等の撮像素子の光電変換によ
って撮像信号を生成するものである。ここで、ディジタ
ルスチルカメラ3000のケース3020の背面には、
有機EL素子を用いた表示パネル3040が設けられて
おり、CCDによる撮像信号に基づいて表示が行われ
る。このため、表示パネル3040は、被写体を表示す
るファイダとして機能する。また、ケース3020の観
察側(図においては裏面側)には、光学レンズやCCD
等を含んだ受光ユニット3060が設けられている。
【0089】ここで、撮影者が表示パネル3040に表
示された被写体像を確認して、シャッタボタン3080
を押下すると、その時点におけるCCDの撮像信号が、
回路基板3100のメモリに転送・格納される。また、
このディジタルスチルカメラ3000にあっては、ケー
ス3020の側面に、ビデオ信号出力端子3120と、
データ通信用の入出力端子3140とが設けられてい
る。そして、図に示されるように、前者のビデオ信号出
力端子3120には、テレビモニタ4300が、また、
後者のデータ通信用の入出力端子3140にはパーソナ
ルコンピュータ4400が、それぞれ必要に応じて接続
される。さらに、所定の操作によって、回路基板310
0のメモリに格納された撮像信号が、テレビモニタ43
00や、パーソナルコンピュータ4400に出力され
る。
【0090】なお、電子機器としては、図9のパーソナ
ルコンピュータや、図10の携帯電話、図11のディジ
タルスチルカメラの他にも、テレビ、ビューファインダ
型やモニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲ
ーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロ
セッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端
末、タッチパネルを備えた機器等を挙げることができ
る。これらの各種の電子機器の表示部として、有機EL
素子を用いた上述の表示装置が適用可能である。
【0091】E.変形例:なお、この発明は上記の実施
例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲において種々の態様において実施することが
可能であり、例えば次のような変形も可能である。
【0092】E1:図5に示した実施例では、駆動トラ
ンジスタ32,21〜28に抵抗用トランジスタ52,
41〜48が接続されていたが、抵抗用トランジスタ5
2,41〜48を他の抵抗要素(抵抗付加手段)と置き
換えることも可能である。また、このような抵抗要素
は、必ずしもすべての駆動トランジスタ32,21〜2
8に接続する必要はなく、必要に応じて設ければよい。
【0093】E2:図5の回路構成のうちの一部を省略
することも可能である。例えば、オフセット電流生成回
路320を省略してもよい。但し、オフセット電流生成
回路320を設けるようにすれば、プログラミング電流
値の範囲の設定の自由度が増すので、プログラミング電
流値を好ましい範囲に設定し易いという利点がある。
【0094】E3:上述した実施例において、一部また
は全部のトランジスタを、バイポーラトランジスタ、薄
膜ダイオードなどや他の種類のスイッチング素子で置き
換えることも可能である。FETのゲート電極やバイポ
ーラトランジスタのベース電極は、本発明の「制御電
極」に相当する。
【0095】E4:上述した各実施例では、表示パネル
部101が1組の画素回路マトリクスを有するものとし
ていたが、表示パネル部101が複数組の画素回路マト
リクスを有するものとしても良い。例えば、大型パネル
を構成する際に、表示パネル部101を隣接する複数の
領域に区分し、各領域毎に1組の画素回路マトリクスを
それぞれ設けるようにしても良い。また、1つの表示パ
ネル部101内にRGBの3つの色に相当する3組の画
素回路マトリクスを設けるようにしても良い。複数の画
素回路マトリクスが存在する場合には、各マトリクス毎
に上述した実施例を適用することが可能である。
【0096】E5:上述した各実施例で用いた画素回路
では、図5に示したようにプログラミング期間Tprと
発光期間Telとが分かれていたが、プログラミング期
間Tprが発光期間Telの一部に重なるような画素回
路を用いることも可能である。このような画素回路に対
しては、発光期間Telの初期にプログラミングが行わ
れて発光の階調が設定され、その後、設定された階調で
発光が継続する。このような画素回路を利用した装置に
関しても、上述したデータ線駆動回路を適用することが
可能である。
【0097】E6:上述した各実施例では、有機EL素
子を用いた表示装置の例を説明したが、本発明は、有機
EL素子以外の発光素子を用いた表示装置や電子装置に
も適用可能である。例えば、駆動電流に応じて発光の階
調が調整可能な他の種類の発光素子(LEDやFED
(Field Emission Display)など)を有する装置にも適
用することができる。
【0098】E7:本発明は、画素回路を有するアクテ
ィブ駆動法によって駆動される回路や装置に限らず、画
素回路を有さないパッシブ駆動法によって駆動される回
路や装置にも適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての電気光学装置100
の回路構成を示すブロック図。
【図2】表示パネル部101とデータ線駆動回路102
の内部構成を示すブロック図。
【図3】画素回路200の内部構成を示す回路図。
【図4】画素回路200の動作を示すタイミングチャー
ト。
【図5】単一ラインドライバ300とゲート電圧生成回
路400の内部構成を示す回路図。
【図6】データ線駆動回路102の出力電流Iout と階
調値との関係の例を示す説明図。
【図7】出力電流Iout と発光階調との関係の一例を示
すグラフ。
【図8】第2実施例における表示パネル部101aとデ
ータ線駆動回路102aの内部構成を示すブロック図。
【図9】本発明に係る表示装置を適用した電子機器の一
例としてのパーソナルコンピュータの構成を示す斜視
図。
【図10】本発明に係る表示装置を適用した電子機器の
一例としての携帯電話の構成を示す斜視図。
【図11】本発明に係る表示装置を適用した電子機器の
一例としてのディジタルスチルカメラの背面側の構成を
示す斜視図。
【符号の説明】
21〜28…駆動トランジスタ 31…定電圧発生用トランジスタ 32…駆動トランジスタ 41〜48…抵抗用トランジスタ 51…抵抗用トランジスタ 52…抵抗用トランジスタ 71,72…トランジスタ 73…駆動トランジスタ 81〜88…スイッチングトランジスタ 100…電気光学装置 101…表示パネル部 102…データ線駆動回路 103…走査線駆動回路 104…メモリ 105…制御回路 106…発振回路 107…電源回路 110…コンピュータ 200…画素回路 211〜214…トランジスタ 220…有機EL素子 230…保持キャパシタ 300…単一ラインドライバ 301…信号入力線 302…出力信号線(データ線) 303…第1の共通ゲート線 304…第2の共通ゲート線 310…D/Aコンバータ部 320…オフセット電流生成回路 400…ゲート電圧生成回路 401…第1の配線 402…第2の配線 500…シフトレジスタ 520…スイッチングトランジスタ 1000…パーソナルコンピュータ 1020…キーボード 1040…本体部 1060…表示ユニット 2000…携帯電話 2020…操作ボタン 2040…受話口 2060…送話口 2080…表示パネル 3000…ディジタルスチルカメラ 3020…ケース 3040…表示パネル 3060…受光ユニット 3080…シャッタボタン 3100…回路基板 3120…ビデオ信号出力端子 3140…入出力端子 4300…テレビモニタ 4400…パーソナルコンピュータ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 3/20 624 G09G 3/20 624B 631 631U 641 641D

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気光学装置であって、 発光素子を含む画素がマトリクス状に配列された画素マ
    トリクスと、 前記画素マトリクスの行方向に沿って配列された画素群
    にそれぞれ接続された複数の走査線と、 前記画素マトリクスの列方向に沿って配列された画素群
    にそれぞれ接続された複数のデータ線と、 前記複数の走査線に接続され、前記画素マトリクスの1
    つの行を選択するための走査線駆動回路と、 前記発光素子の発光の階調に応じた電流値を有するデー
    タ信号を生成して、前記複数のデータ線のうちの少なく
    とも1つのデータ線上に出力することが可能なデータ線
    駆動回路と、を備え、 前記データ線駆動回路は、 所定の電流を発生させるための第1の駆動トランジスタ
    と、外部回路から与えられる制御信号に応じてオン/オ
    フ制御される第1のスイッチングトランジスタとの直列
    接続が、N組(Nは2以上の整数)互いに並列に接続さ
    れた構成を有する電流加算型の電流生成回路と、 所定の信号レベルを有する制御電極信号を生成してN個
    の前記第1の駆動トランジスタの制御電極に共通に供給
    する制御電極信号生成回路と、を備える電気光学装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の電気光学装置であって、 前記制御電極信号生成回路は、 第1の制御電極を有し、前記制御電極信号を前記第1の
    制御電極から発生するための制御電極信号発生用トラン
    ジスタと、 前記制御電極信号発生用トランジスタに一定の電流を流
    す定電流回路と、を有しており、 前記制御電極信号発生用トランジスタの前記第1の制御
    電極と前記電流生成回路の前記N個の第1の駆動トラン
    ジスタの制御電極とが互いに接続されている、電気光学
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の電気光学装置であって、 前記定電流回路は、 第1と第2の配線にそれぞれ接続された2つのトランジ
    スタを有し、第1の配線に発生した電流値に比例した電
    流値を前記第2の配線に発生させるためのカレントミラ
    ー回路部と、 前記第1の配線に接続され、外部回路から与えられる制
    御信号に応じて所定の電流を前記第1の配線上に発生さ
    せる第2の駆動トランジスタと、を含み、 前記第2の配線に、前記制御電極信号発生用トランジス
    タが接続されている、電気光学装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の電気光学装置で
    あって、 前記電流生成回路は、さらに、 前記第1の駆動トランジスタと前記第1のスイッチング
    トランジスタとのN組の直列接続と並列に設けられたオ
    フセット電流発生用の第3の駆動トランジスタを有して
    おり、 前記第3の駆動トランジスタと前記データ線との間には
    スイッチングトランジスタが設けられておらず、前記第
    3の駆動トランジスタの制御電極が前記制御電極信号発
    生用トランジスタの前記第1の制御電極と接続されてい
    る、電気光学装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の電
    気光学装置であって、 前記第1の駆動トランジスタと前記第1のスイッチング
    トランジスタの各直列接続は、抵抗要素を含んでいる、
    電気光学装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の電気光学装置であって、 前記抵抗要素はトランジスタである、電気光学装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれかに記載の電
    気光学装置であって、 前記N個の第1の駆動トランジスタのうちのn番目(n
    は1からNまでの整数)のトランジスタの利得係数の相
    対値が2n-1 になるように、前記N個の第1の駆動トラ
    ンジスタが構成されている、電気光学装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の電
    気光学装置であって、 前記画素マトリクスは、アクティブマトリクス駆動法に
    よって駆動される、電気光学装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7のいずれかに記載の電
    気光学装置であって、 前記画素マトリクスは、パッシブマトリクス駆動法によ
    って駆動される、電気光学装置。
  10. 【請求項10】 発光素子を含む画素のマトリクスを駆
    動する際に、前記画素に接続されたデータ線に前記発光
    素子の発光の階調に応じた電流値を有するデータ信号を
    出力するためのデータ線駆動回路であって、 所定の電流を発生させるための第1の駆動トランジスタ
    と、外部回路から与えられる制御信号に応じてオン/オ
    フ制御される第1のスイッチングトランジスタとの直列
    接続が、N組(Nは2以上の整数)互いに並列に接続さ
    れた構成を有する電流加算型の電流生成回路と、 所定の信号レベルを有する制御電極信号を生成してN個
    の前記第1の駆動トランジスタの制御電極に共通に供給
    する制御電極信号生成回路と、を備えるデータ線駆動回
    路。
  11. 【請求項11】 定電流生成手段と、信号入力線と、出
    力端と、 前記定電流生成手段により生成される基準電流と前記信
    号入力線に供給される信号とに基づいて生成した出力電
    流を前記出力端に出力する電流出力手段と、 を備えることを特徴とする電流生成回路。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の電流生成回路であ
    って、前記定電流生成手段がカレントミラー回路を含ん
    で構成されることを特徴とする電流生成回路。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の電流生
    成回路であって、前記定電流生成手段が少なくとも1つ
    の基準電圧源を備えて構成されることを特徴とする電流
    生成回路。
  14. 【請求項14】 請求項11から13のいずれかに記載
    の電流生成回路であって、前記電流出力手段が、利得係
    数の異なる複数の第1のトランジスタを含んで構成され
    ることを特徴とする電流生成回路。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の電流生成回路であ
    って、前記電流出力手段が、前記複数の第1のトランジ
    スタのうち前記信号により選択されたトランジスタに流
    れる電流を合成することにより前記出力電流を生成する
    手段であることを特徴とする電流生成回路。
  16. 【請求項16】 請求項14または15に記載の電流生
    成回路であって、前記定電流生成手段が、前記第1のト
    ランジスタのゲート電極に接続された第2のトランジス
    タを備えて構成されることを特徴とする電流生成回路。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の電流生成回路であ
    って、前記第2のトランジスタは、前記基準電流を前記
    複数の第1のトランジスタのゲート電圧に変換する機能
    を有することを特徴とする電流生成回路。
  18. 【請求項18】 請求項14から17のいずれかに記載
    の電流生成回路であって、前記出力端と前記複数の第1
    のトランジスタとの間に、前記複数の第1のトランジス
    タの少なくとも1つに対応する第1の抵抗付加手段を備
    えていることを特徴とする電流生成回路。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の電流生成回路であ
    って、前記第1の抵抗付加手段が第3のトランジスタで
    あることを特徴とする電流生成回路。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の電流生成回路であ
    って、前記定電流生成手段は、前記第3のトランジスタ
    のゲート電極と接続された第4のトランジスタを備えて
    いることを特徴とする電流生成回路。
  21. 【請求項21】 請求項11から20のいずれかに記載
    の電流生成回路であって、前記電流出力手段が前記出力
    電流の下限値を規定するオフセット電流経路を備えるこ
    とを特徴とする電流生成回路。
  22. 【請求項22】 請求項16かつ21に記載の電流生成
    回路であって、前記オフセット電流経路は、そのゲート
    電極が前記第2のトランジスタに接続された第5のトラ
    ンジスタを備えることを特徴とする電流生成回路。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載の電流生成回路であ
    って、前記出力端と前記第5のトランジスタとの間に第
    2の抵抗付加手段を備えることを特徴とする電流生成回
    路。
  24. 【請求項24】 請求項23に記載の電流生成回路であ
    って、前記第2の抵抗付加手段が第6のトランジスタで
    あることを特徴とする電流生成回路。
  25. 【請求項25】 請求項11から24のいずれかに記載
    の前記電流生成回路の駆動方法であって、前記基準電流
    を前記出力電流の最大値と最小値の中間近傍の値に設定
    することを特徴とする電流生成回路の駆動方法。
  26. 【請求項26】 請求項22から24のいずれかに記載
    の前記電流生成回路の駆動方法であって、前記第5のト
    ランジスタの利得係数を変化させることにより前記出力
    電流を制御することを特徴とする電流生成回路の駆動方
    法。
  27. 【請求項27】 複数の走査線と、複数のデータ線と、
    前記走査線と前記データ線との交差部に対応して配置さ
    れた電気光学素子と、前記走査線を駆動する走査線駆動
    回路及び前記データ線を駆動するデータ線駆動回路とを
    備えた電気光学装置であって、 前記データ線駆動回路が請求項11から24のいずれか
    に記載の前記電流生成回路を備え、前記電流生成回路の
    出力電流を前記データ線に入力する手段を備えることを
    特徴とする電気光学装置。
  28. 【請求項28】 請求項27に記載の電気光学装置であ
    って、 前記電気光学素子が電流駆動型素子であることを特徴と
    する電気光学装置。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載の電気光学装置であ
    って、前記電流駆動型素子が有機エレクトロルミネッセ
    ンス素子であることを特徴とする電気光学装置。
  30. 【請求項30】 請求項27から29のいずれかに記載
    の電気光学装置であって、前記電気光学素子に供給され
    るデータを記憶するメモリと、前記メモリから読み出し
    たデータを前記信号として前記走査線駆動回路もしくは
    前記データ線駆動回路に供給し、前記走査線駆動回路お
    よび前記データ線駆動回路の動作を制御する制御回路と
    を備えることを特徴とする電気光学装置。
  31. 【請求項31】 請求項27から30のいずれかに記載
    の電気光学装置であって、当該駆動システムを構成する
    所定の回路に基準動作信号を供給する発振回路を備える
    ことを特徴とする電気光学装置。
  32. 【請求項32】 請求項11から24のいずれかに記載
    の前記電流生成回路が実装されてなる半導体集積回路装
    置。
  33. 【請求項33】 請求項27から31のいずれかに記載
    の前記電気光学装置が実装されてなる電子機器。
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