JP2003233001A - 反射型投影光学系、露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

反射型投影光学系、露光装置及びデバイス製造方法

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JP2003233001A JP2002030207A JP2002030207A JP2003233001A JP 2003233001 A JP2003233001 A JP 2003233001A JP 2002030207 A JP2002030207 A JP 2002030207A JP 2002030207 A JP2002030207 A JP 2002030207A JP 2003233001 A JP2003233001 A JP 2003233001A
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projection optical
mirror
reflecting
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千明 寺沢
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    • G03F7/70233Optical aspects of catoptric systems, i.e. comprising only reflective elements, e.g. extreme ultraviolet [EUV] projection systems
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 EUVリソグラフィーシステムに適用可能
で、高NA化と結像性能のバランスに優れた6枚ミラー
系の反射型投影光学系、露光装置及びデバイス製造方法
を提供することを例示的目的とする。 【解決手段】 物体側から像側にかけて順に、第1の反
射鏡、第2の反射鏡、第3の反射鏡、第4の反射鏡、第
5の反射鏡、第6の反射鏡の順に光を反射するような6
枚の反射鏡が基本的に共軸系をなすように配置され、前
記第3の反射鏡から前記第5の反射鏡の光路の間に中間
像を形成する結像系であって、主光線の各反射鏡におけ
る光軸からの高さ方向の位置について、前記第1の反射
鏡から前記第2の反射鏡までの変位方向と、前記第3の
反射鏡から前記第6の反射鏡までの変位方向とを逆方向
としたことを特徴とする反射型投影光学系を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般には、露光装
置に係り、特に、紫外線や極紫外線(EUV:extr
eme ultraviolet)光を利用して半導体
ウェハ用の単結晶基板、液晶ディスプレイ(LCD)用
のガラス基板などの被処理体を投影露光する反射型投影
光学系、露光装置及びデバイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の小型化及び薄型化の要
請から、電子機器に搭載される半導体素子の微細化への
要求はますます高くなっている。例えば、マスクパター
ンに対するデザインルールはライン・アンド・スペース
(L&S)0.1μm以下の寸法像を広範囲に形成する
ことが要求され、今後は更に80nm以下の回路パター
ン形成に移行することが予想される。L&Sは、露光に
おいてラインとスペースの幅が等しい状態でウェハ上に
投影された像であり、露光の解像度を示す尺度である。
【0003】半導体製造用の代表的な露光装置である投
影露光装置は、マスク又はレチクル(なお、本出願では
これらの用語を交換可能に使用する。)上に描画された
パターンをウェハに投影露光する投影光学系を備えてい
る。投影露光装置の解像度(正確に転写できる最小寸
法)Rは、光源の波長λと投影光学系の開口数(NA)
を用いて次式で与えられる。
【0004】
【数1】
【0005】従って、波長を短くすればするほど、及
び、NAを上げれば上げるほど、解像度は良くなる。近
年では、解像度はより小さい値を要求されNAを上げる
だけではこの要求を満足するには限界となっており、短
波長化により解像度の向上を見込んでいる。現在では、
露光光源は、KrFエキシマレーザー(波長約248n
m)及びArFエキシマレーザー(波長約193nm)
からFレーザー(波長約157nm)に移行してお
り、更には、EUV(extreme ultravi
olet)光の実用化も進んでいる。
【0006】しかし、光の短波長化が進むと光が透過す
る硝材が限られてしまうために屈折素子、即ち、レンズ
を多用することは難しく、投影光学系に反射素子、即
ち、ミラーを含めることが有利になる。更に、露光光が
EUV光になると使用できる硝材は存在しなくなり、投
影光学系にレンズを含めることは不可能となる。そこ
で、投影光学系をミラー(例えば、多層膜ミラー)のみ
で構成する反射型投影光学系が提案されている。
【0007】反射型投影光学系においては、ミラーにお
ける反射率を高めるために反射した光が強め合うようミ
ラーには多層膜が形成されているが、光学系全体での反
射率を高めるためにできるだけ少ない枚数で構成するこ
とが望ましい。また、マスクとウェハの機械的な干渉を
防止するため、マスクとウェハが瞳を介して反対側に位
置するよう投影光学系を構成するミラーの枚数は偶数枚
であることが望ましい。更に、EUV露光装置に要求さ
れる線幅(解像度)が従来の値より小さくなってきたた
めNAをあげる必要があるが(例えば、波長13.5n
mにおいてNA0.2)、従来の3乃至4枚のミラーで
は、波面収差を減らすことが困難である。そこで、波面
収差補正の自由度を増やすためにもミラーの数を6枚程
度にする必要が生じてきた(以下、本出願では、かかる
光学系を6枚ミラー系と表現する場合もある)。この種
の6枚ミラー系は、例えば、公開特許2000年第10
0694号公報、公開特許2000年第235144号
公報に開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、公開特許20
00年第100694号公報において提案されている6
枚ミラー系の反射型投影光学系によれば、第1の反射鏡
の頂点近傍にて主光線を反射させているため、物体側テ
レセン度が大きくなる傾向がある。従って、走査露光時
において、物体面位置の光軸方向の相対位置にずれが生
じた場合、像面での倍率や歪曲収差の変化を起こしやす
く結像性能を劣化させてしまうという問題を有してい
る。
【0009】また、NAが0.16程度までは対応でき
るが、更なる高NA化に対応することが困難であるとい
う問題も有している。それは、中間像から像面までの第
2の反射光学系に4枚もの反射鏡を有しているので、高
NA化により第2の反射光学系中の光束幅が大きくなる
と、反射鏡を、かかる反射鏡での反射光以外の光線と干
渉させずに配置することが難しくなるからである。第2
の反射光学系中の主光線高、特に、第3の反射鏡、第4
の反射鏡の主光線高を高くできれば干渉させずに配置で
きる可能性もあるが、第2の反射鏡が凹面鏡であること
から、それも難しい。唯一、物体高を高くすることによ
り、高NA化に対応する方法も考えられるが、広角化す
ることは収差補正の上で困難であり、また反射鏡の径も
増大してしまう。
【0010】更に、物体面と反射鏡の最少距離が20乃
至30mm程度と短いために、物体面をスキャンするた
めのステージ機構のスペースを確保することが困難であ
る。従って、照明系を、その光路が投影系の光軸を横切
るように構成する場合には、照明光束とステージ機構が
干渉してしまうという問題も有している。
【0011】一方、投影系の製造時においては、芯出し
のための偏芯調整を行う必要があるが、この際、反射鏡
が光軸中心を包含する360度の領域を有した形状であ
れば、偏芯精度を確保しやすい。しかし、かかる公報の
実施例においては、第4の反射鏡をオフアクシス形状と
せざるを得ないため偏芯調整も難しいという問題もあ
る。
【0012】次に、公開特許2000年第235144
号公報において提案されている6枚ミラー系の反射型投
影光学系によれば、NAが0.20乃至0.30とある
程度の高NA化が達成されているが、物体側が非テレセ
ントリックであり、マスク又はレチクル(物体面)に入
出射する光束の主光線の物体面法線に対する傾きが大き
くなる。従って、走査露光時において、マスク又はレチ
クル(物体面)とウェハ(像面)との光軸方向の相対位
置にズレが生じた場合、ウェハでの結像倍率が変化して
しまい結像性能を劣化させてしまうという問題を有して
いる。
【0013】また、物体面と反射鏡の最少距離が80乃
至85mm程度と短いために、やはり、物体面をスキャ
ンするためのステージ機構のスペースを確保することが
困難である。従って、照明系を、その光路が投影系の光
軸を横切るように構成する場合には、照明光束とステー
ジ機構が干渉してしまうという問題も有している。
【0014】そこで、本発明は、EUVリソグラフィー
システムに適用可能で、高NA化と結像性能のバランス
に優れた6枚ミラー系の反射型投影光学系、露光装置及
びデバイス製造方法を提供することを例示的目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の一側面としての反射型投影光学系は、物体
側から像側にかけて順に、第1の反射鏡、第2の反射
鏡、第3の反射鏡、第4の反射鏡、第5の反射鏡、第6
の反射鏡の順に光を反射するような6枚の反射鏡が基本
的に共軸系をなすように配置され、前記第3の反射鏡か
ら前記第5の反射鏡の光路の間に中間像を形成する結像
系であって、主光線の各反射鏡における光軸からの高さ
方向の位置について、前記第1の反射鏡から前記第2の
反射鏡までの変位方向と、前記第3の反射鏡から前記第
6の反射鏡までの変位方向とを逆方向としたことを特徴
とする。かかる反射型投影光学系は6枚ミラー系を使用
し、高NAと結像性能のバランスをとりつつ、物体面と
反射鏡の最少距離を十分に確保することができる。前記
第4の反射鏡から前記第5の反射鏡の光路の間に前記中
間像を形成することを特徴とする。これにより、中間像
から像面までを第5の反射鏡及び第6の反射鏡の2枚の
反射鏡のみで構成することができ、それぞれのパワーを
大きくすることにより光線と反射鏡との干渉がなく光路
を分離設定することが可能となる。前記第1の反射鏡か
ら前記第4の反射鏡までの曲率半径の中心は前記物体面
側に位置し、前記第5の反射鏡と前記第6の反射鏡の曲
率半径の中心は前記像面側に位置する。前記第1の反射
鏡乃至前記第6の反射鏡は順に、凹面鏡、凸面鏡、凹面
鏡、凸面鏡、凸面鏡、凹面鏡であることを特徴とする。
これにより、所定のNA及びバックフォーカスを保って
結像することができる。前記第4の反射鏡の光軸位置を
物理的に前記第1の反射鏡の光軸位置と前記第6の反射
鏡の光軸位置との間に配置したことを特徴とする。これ
により、第4の反射鏡を光軸中心を包含する360度の
領域を有した形状とすることができる。前記第3の反射
鏡の光軸位置を物理的に前記第5の反射鏡の光軸位置と
像面との間に配置したことを特徴とする。これにより、
第3の反射鏡を光軸中心を包含する360度の領域を有
した形状とすることができる。前記第2の反射鏡の位置
を開口絞り位置としたことを特徴とする。前記第1の反
射鏡と前記第2の反射鏡との間に開口絞りを配置したこ
とを特徴とする。これにより、物体側をテレセントリッ
クにすることができる。前記6枚の反射鏡は、結像に寄
与する有効光束と干渉することなく光軸中心を包含する
360度の領域を有する形状として配置されることを特
徴とする。これにより、偏芯精度を確保しやすくなり品
質の安定につながり、また、製造上も有利である。前記
6枚の反射鏡のうち少なくとも1枚は極紫外線光を反射
する多層膜を有する非球面ミラーであることを特徴とす
る。また、前記6枚の反射鏡のうち少なくとも1枚は極
紫外線光を反射する多層膜を有する非球面ミラーであ
り、収差補正をするうえで好ましいという長所を有す
る。なお、前記6枚の反射鏡は全て極紫外線光を反射す
る多層膜を有する非球面ミラーであることが好ましく、
200nm以下、特に、20nm以下の波長を有する極
紫外線光を効率よく反射することができる。前記反射型
投影光学系は、2回結像系であることを特徴とする。前
記物体面側と前記像面側のうち少なくとも前記像面側が
テレセントリックであることを特徴とする。これによ
り、像面が光軸方向に移動も倍率の変化を少なくするこ
とができる。
【0016】本発明の別の側面としての露光装置は、上
述の反射型投影光学系と、前記物体面上にマスクのパタ
ーンを位置付けるべく当該マスクを保持するステージ
と、前記像面上に感光層を位置付けるべく基板を保持す
るステージと、前記反射型投影光学系の円弧状の視野に
対応する円弧状のEUV光により前記マスクを照明する
照明装置と、前記EUV光で前記マスクを照明する状態
で前記各ステージを同期して走査する手段とを有する。
かかる露光装置によれば、上述した反射型投影光学系を
構成要素の一部に有し、高NAと結像性能のバランスを
とりつつ、マスクを保持するステージと基板を保持する
ステージとが機械的に干渉することを防止することがで
きる。
【0017】本発明の更に別の側面としてのデバイス製
造方法は、上述の露光装置を用いて被処理体を露光する
ステップと、前記露光された被処理体に所定のプロセス
を行うステップとを有する。上述の露光装置の作用と同
様の作用を奏するデバイス製造方法の請求項は、中間及
び最終結果物であるデバイス自体にもその効力が及ぶ。
また、かかるデバイスは、例えば、LSIやVSLIな
どの半導体チップ、CCD、LCD、磁気センサー、薄
膜磁気ヘッドなどを含む。
【0018】本発明の更なる目的又はその他の特徴は、
以下添付図面を参照して説明される好ましい実施例によ
って明らかにされるであろう。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の一側面としての反射型投影光学系100及び露光装
置200について説明する。但し、本発明はこれらの実
施例に限定するものではなく、本発明の目的が達成され
る範囲において、各構成要素が代替的に置換されてもよ
い。なお、各図において同一の部材については同一の参
照符号を付し、重複する説明は省略する。ここで、図1
は、本発明の一側面としての反射型投影光学系100の
例示的一形態及びその光路を示す概略断面図である。ま
た、図2は、図1に示す反射型投影光学系100の別の
形態を示した反射型投影光学系100a及びその光路を
示す概略断面図、図3は、図1に示す反射型投影光学系
100の別の形態を示した反射型投影光学系100c及
びその光路を示す概略断面図である。なお、以下の説明
において特に断らない限り、反射型投影光学系100
は、反射型投影光学系100a及び100bを総括する
ものとする。また、図4は、図1に示す反射型投影光学
系100の主光線の光路を示す概略断面図である。
【0020】図1を参照するに、本発明の反射型投影光
学系100(以下、単に投影光学系100とする。)
は、物体面MS(例えば、マスク面)上のパターンを像
面W(例えば、基板などの被処理体面)上に縮小投影す
る反射型投影光学系であって、特に、EUV光(例え
ば、波長13.4nm)に好適な光学系である。投影光
学系100は、6枚の反射鏡を有し、基本的に、物体面
MS側から光を反射する順番に、第1の反射鏡110
(凹面鏡)と、第2の反射鏡120(凸面鏡)と、第3
の反射鏡130(凹面鏡)と、第4の反射鏡140(凸
面鏡)と、第5の反射鏡150(凸面鏡)と、第6の反
射鏡160(凹面鏡)とを有し、第1の反射鏡110乃
至第4の反射鏡140の4枚の反射鏡により中間像MI
を結像させ、かかる中間像MIを第5の反射鏡150及
び第6の反射鏡160の2枚の反射鏡で像面W上に再結
像するように構成されている。
【0021】本発明の投影光学系100は、基本的に
は、共軸系をなすように配置されており、1本の光軸の
回りに軸対称な共軸光学系となっている。但し、収差補
正上又は収差調整上、投影光学系100の各反射鏡11
0乃至160が完全に共軸系となるように配置される必
要はなく、若干の偏芯をさせて収差を改善してもよい。
【0022】開口絞りSTは、第2の反射鏡120の位
置に円形の開口絞りとして配置されている。開口絞りS
Tの径は、固定であっても可変であってもよい。可変の
場合には、開口絞りSTの径を変化させることにより、
光学系のNAを変化させることができる。開口絞りST
を可変とすることで、深い焦点深度を得られるなどの長
所が得られ、像を安定させることができる。
【0023】このような配置において、本発明の投影光
学系100は、図4に示すように、主光線の各反射鏡に
おける光軸からの高さ方向の位置(P1からP6)につ
いて、第1の反射鏡110から第2の反射鏡120まで
の変位方向(P1→P2では紙面の下方向)と、第3の
反射鏡130から第6の反射鏡160までの変位方向
(P3→P4→P5→P6では紙面の上方向)とを逆方
向としたことを特徴としている。
【0024】更には、第1の反射鏡110から第4の反
射鏡140までの曲率半径の中心は物体面MS側に位置
し、第5の反射鏡150と第6の反射鏡160の曲率半
径の中心は像面W側に位置することを特徴としている。
【0025】反射型投影光学系は、現在のところ光リソ
グラフィーにおける最終手段と目されており、マスクパ
ターンの更なる微細化のために、将来的に更なる高NA
化が切望されてくるはずである。しかしながら、高NA
化を進めれば進めるほど、光束幅が大きくなり、特に、
像面W側で反射鏡と光線を干渉(ケラレ)することなく
配置することが困難になる。
【0026】かかる高NA化に対して、本発明の投影光
学系100では、中間像MIから像面Wまでを第5の反
射鏡150と第6の反射鏡160の2枚の反射鏡のみで
構成していること及びそれぞれのパワーを大きくするこ
とにより、光線と反射鏡との干渉がなく光路を分離設定
することを可能としている。
【0027】また、物体面MS側のテレセン度に関して
は、第2の反射鏡120の位置を開口絞りST面とする
と共に、第1の反射鏡110を正パワーの凹面鏡とし、
加えて第3の反射鏡130での主光線高を高く設定する
ことにより入射瞳を遠方に設定することが可能となるの
で、物体面MSが光軸方向に変動しても像の大きさの変
化が極めて小さく歪曲収差への影響も小さい程度のテレ
セン度を達成できる。本発明の投影光学系100におい
ては、物体面MSからの主光線の物体面MSに垂直な方
向に対する傾きθは8度未満となり、更に言うのであれ
ば、3度以下であることが好ましい。
【0028】物体面MSと反射鏡の最少距離(即ち、本
発明の場合、物体面MSと第2の反射鏡120との距離
に相当する。)については、上述したように、第2の反
射鏡120での反射角を比較的大きくすることによっ
て、物体面MSと反射鏡の最少距離を大きく確保するこ
とが可能である。これにより、物体面MSのステージ機
構、照明系の光路設定に自由度を与え、投影系の反射鏡
と干渉することなく配置することができる。本発明の投
影光学系100では、物体面MSと第2の反射鏡120
との距離は、150mm以上としている。
【0029】更に、製造面から第4の反射鏡140の光
軸位置を物理的に第1の反射鏡110の光軸位置と第6
の反射鏡160の光軸位置の間に配置することにより、
第4の反射鏡140を光軸中心を包含する360度の領
域を有した形状とすることができるので、偏芯精度を確
保しやすくなり品質の安定につながる。唯一、第3の反
射鏡130が光軸中心を有しないオフアクシス形状とな
っているが、かかる第3の反射鏡130を第6の反射鏡
160と像面Wとの間に配置することにより、光軸中心
を包含する360度の領域を有した形状とすることが可
能である。
【0030】次に、図2を参照して、図1に示す反射型
投影光学系100の別の形態を示した反射型投影光学系
100aについて、投影光学系100と相違する点につ
いて主に述べる。まず、投影光学系100aは、光路中
の中間像MIの位置が第3の反射鏡130と第4の反射
鏡140の間に位置している。これは、投影光学系10
0の場合と比較すると高NA化という点では不利になる
が、これでも同程度の高NA化を達成している。
【0031】次に、開口絞りSTが第1の反射鏡110
と第2の反射鏡120の中間で第2の反射鏡120寄り
に円形の開口絞りとして配置され、第2の反射鏡120
を平面基準の非球面としている。更に、6枚のすべての
反射鏡(第1の反射鏡110乃至第6の反射鏡160)
が、光軸中心位置が実際に光軸上に配置されているため
光軸中心を包含する360度の領域を有した形状とする
ことが可能であり製造上の利点となっている。
【0032】このような構成において、本発明の投影光
学系100は6枚ミラー系であり、NAを大きくする上
で好ましいという長所を有する。また、物体側で略テレ
セントリックな光学系であり、物体面MSが光軸方向に
移動しても像の大きさの変化が小さく、歪曲収差への影
響も小さくできるので良好な結像を得ることができる。
更に、本発明の投影光学系100は、像面W側の射出光
束はテレセントリックになっており、像面Wが光軸方向
に移動しても倍率の変化が少ない。即ち、本発明の投影
光学系100は両側テレセントリックな光学系であり、
結像性能の安定に寄与する。
【0033】更に、投影光学系100は、共軸系をなす
ように配置されているために光軸を中心としたリング状
の像面で収差が補正されるため好ましいという長所を有
している。投影光学系100は、中間像を結像する光学
系であり、よりバランスのとれた良好な収差補正を可能
にしている。投影光学系100のミラータイプは、物体
面MSからの主光線の傾きを小さくすることができるの
で、透過型マスク(型抜きマスク)及び反射型マスクの
両方に対応可能な光学系となっている。
【0034】第1の反射鏡110乃至第6の反射鏡16
0は、上述したような凹面鏡又は凸面鏡より構成され
る。なお、本発明において、第1の反射鏡110乃至第
6の反射鏡160は、上述した凹面鏡及び凸面鏡の組み
合わせに限定されるものではない。但し、本発明のよう
に第1の反射鏡110乃至第4の反射鏡140で中間結
像し、第5の反射鏡150及び第6の反射鏡160で再
結像するためには、いくつかの反射鏡においてその形状
が定まるものである。まず、第5の反射鏡150と第6
の反射鏡160は、所定のNAやバックフォーカスを保
って結像するためには、それぞれ凸面鏡と凹面鏡である
ことが好ましい。
【0035】また、第1の反射鏡110は、物体面MS
から出た主光線を反射させ光軸方向に近づけるために凹
面鏡であることが好ましい。また、第3の反射鏡130
は、第2の反射鏡120で反射したEUV光を反射させ
て光軸方向に向ける必要があり、凹面鏡であることが好
ましい。
【0036】第2の反射鏡120及び第4の反射鏡14
0においては、凹面鏡又は凸面鏡の自由度が考えられる
が、後述するように、ペッツバール項の和がゼロ又はゼ
ロ近傍となるようにその反射鏡の形状を決定する必要が
ある。例えば、第1の反射鏡110が凹面鏡であるので
第2の反射鏡120は凸面鏡、第3の反射鏡130が凹
面鏡であるので第4の反射鏡140は凸面鏡とすること
が好ましい。これにより、第1の反射鏡110から第6
の反射鏡160までをペッツバール項の符号を交互に設
定することができるので、ペッツバール和を部分的に補
正することが可能となりなお良い。
【0037】本発明において、第1の反射鏡110乃至
第6の反射鏡160は、上述したように、それぞれ凹面
鏡又は凸面鏡より構成され、その反射面が非球面形状を
有している。但し、本発明において、第1の反射鏡11
0乃至第6の反射鏡160は、少なくとも1枚以上が非
球面であればよい。しかし、反射鏡を非球面で構成する
ことは収差を補正する上で好ましいという長所を有して
おり、できるだけ多くの反射鏡(好ましくは、6枚)を
非球面で構成するとよい。かかる第1の反射鏡110乃
至第6の反射鏡160において、非球面の形状は、数式
2に示す一般的な非球面の式で表される。
【0038】
【数2】
【0039】数式2において、Zは光軸方向の座標、c
は曲率(曲率半径rの逆数)、hは光軸からの高さ、k
は円錐係数、A、B、C、D、E、F、G、H、J、・
・・は各々、4次、6次、8次、10次、12次、14
次、16次、18次、20次、・・・の非球面係数であ
る。
【0040】また、6枚の第1の反射鏡110乃至第6
の反射鏡160は、光学系の像面Wを平坦にするために
ペッツバール項の和がゼロ近傍、好ましくはゼロになっ
ている。即ち、反射鏡各面の屈折力の和をゼロ近傍にし
ている。換言すれば、各反射鏡の曲率半径をr110
至r160(添字は反射鏡の参照番号に対応してい
る。)とすると、本発明の第1の反射鏡110乃至第6
の反射鏡160は、数式3又は数式3を満たす。
【0041】
【数3】
【0042】
【数4】
【0043】更に、第1の反射鏡110乃至第6の反射
鏡160の表面にはEUV光を反射させる多層膜が施さ
れており、かかる多層膜により光を強め合う作用を奏す
る。本発明の第1の反射鏡110乃至第6の反射鏡16
0に適用可能な多層膜は、例えば、モリブデン(Mo)
層とシリコン(Si)層を反射面に交互に積層したMo
/Si多層膜、又は、Mo層とベリリウム(Be)層を
反射面に交互に積層したMo/Be多層膜などが考えら
れる。波長13.4nm付近の波長域を用いた場合、M
o/Si多層膜からなる反射鏡は67.5%の反射率を
得ることができ、また、波長11.3nm付近の波長域
を用いた場合、Mo/Be多層膜からなる反射鏡では7
0.2%の反射率を得ることができる。但し、本発明の
多層膜は、上記した材料に限定されず、これと同様の作
用及び効果を有する多層膜の使用を妨げるものではな
い。
【0044】ここで、本発明の反射型投影光学系10
0、100a及び100bを用いて照明実験した結果に
ついて説明する。図1乃至図3において、MSは物体面
位置に置かれた反射型マスク、Wは像面位置に置かれた
ウェハを示している。反射型投影光学系100、100
a及び100bにおいて、波長13.4nm付近のEU
V光を放射する図示しない照明系によりマスクMSが照
明され、マスクMSからの反射EUV光が、第1の反射
鏡110(凹面鏡)、第2の反射鏡120(凸面鏡又は
平面鏡)、第3の反射鏡130(凹面鏡)、第4の反射
鏡140(凸面鏡)、第5の反射鏡150(凸面鏡)、
第6の反射鏡160(凹面鏡)の順に反射し、像面位置
に置かれたウェハW上に、マスクパターンの縮小像を形
成している。なお、図1に示す反射型投影光学系100
において、NA=0.25、縮小倍率=1/5倍、物高
=140乃至150mm、像高=28乃至30mmの
2.0mm幅の円弧状像面である。ここで、図1の反射
型投影光学系100の数値(曲率半径、面間隔、非球面
係数など)を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】図1に示す反射型投影光学系100の製造
誤差を含まない収差(像高の数点で計算)は、波面収差
=0.033λrms、歪曲最大値=2.4nmであ
り、これは、波長13.4nmでのdiffracti
on limited(回折限界)な光学系である。
【0047】また、物体面MSと反射面の最少距離(即
ち、物体面MSと第2の反射鏡120との距離)は、2
87.5mmとなっており、物体面MSのステージ機構
や照明光学系との干渉を回避するのに十分な距離となっ
ている。
【0048】なお、上述したように本発明の反射型投影
光学系100は物体面MSからの主光線の傾きθは小さ
くなっており、以下に示す表2のような値を示す。
【0049】
【表2】
【0050】これにより、本発明の反射型投影光学系1
00aは、物体面MSが光軸方向に移動しても像の大き
さは変化せず、物体面MS側と像面W側の両側がテレセ
ントリックな光学系となっているので良好な結像を得る
ことが理解される。
【0051】一方、図2に示す反射型投影光学系100
aにおいて、NA=0.25、縮小倍率=1/5倍、物
高=140乃至150mm、像高=28乃至30mmの
2.0mm幅の円弧状像面である。ここで、図2の反射
型投影光学系100aの数値(曲率半径、面間隔、非球
面係数など)を表3に示す。
【0052】
【表3】
【0053】図2に示す反射型投影光学系100aの製
造誤差を含まない収差(像高の数点で計算)は、波面収
差=0.040λrms、歪曲最大値=4.9nmであ
り、波長13.4nmでのdiffraction l
imited(回折限界)な光学系となっている。
【0054】また、物体面MSと反射面の最少距離(即
ち、物体面MSと第2の反射鏡120との距離)は、1
71.5mmとなっており、物体面MSのステージ機構
や照明光学系との干渉を回避するのに十分な距離となっ
ている。
【0055】なお、反射型投影光学系100aは、反射
型投影光学系100と同様に、物体面MSからの主光線
の傾きθは小さくなっており、以下に示す表4のような
値を示す。
【0056】
【表4】
【0057】これにより、本発明の反射型投影光学系1
00aは、物体面MSが光軸方向に移動しても像の大き
さの変化が小さいので、良好な結像を得ることが理解さ
れる。
【0058】更に、図3に示す反射型投影光学系100
bにおいて、NA=0.35、縮小倍率=1/5倍、物
高=195.0乃至200mm、像高=39.0乃至4
0.0mmの1.0mm幅の円弧状像面である。ここ
で、図3の反射型投影光学系100bの数値(曲率半
径、面間隔、非球面係数など)を表5に示す。
【0059】
【表5】
【0060】図3に示す反射型投影光学系100bの製
造誤差を含まない収差(像高の数点で計算)は、波面収
差=0.027λrms、歪曲最大値=2.7nmであ
り、波長13.4nmでのdiffraction l
imited(回折限界)な光学系となっている。
【0061】なお、反射型投影光学系100bは、反射
型投影光学系100と同様に、物体面MSからの主光線
の傾きθは小さくなっており、以下に示す表6のような
値を示す。
【0062】
【表6】
【0063】これにより、本発明の反射型投影光学系1
00bは、物体面MSが光軸方向に移動しても像の大き
さの変化が小さいので、良好な結像を得ることが理解さ
れる。
【0064】以上のように、本発明の反射型投影光学系
100は、EUVの波長でNAを0.25以上と高NA
ながら回折限界の性能を達成し、且つ、物体面MSと反
射鏡との最少距離も十分に確保することが可能なので、
物体面MSのステージ機構や照明光学系との干渉の恐れ
が少なく、すべての反射鏡を光軸中心位置が実際に光軸
上に配置された光軸中心を包含する360度の領域を有
した形状とすることができる反射光学系である。従っ
て、製造上の利点を有し、物体面MS側からの主光線の
傾きが小さいので良好な結像性能を得ることができる。
【0065】以下、図5を参照して、本発明の反射型投
影光学系100を適用した露光装置200について説明
する。図5は、反射型投影光学系100を有する露光装
置200を示す概略構成図である。本発明の露光装置2
00は、露光用の照明光としてEUV光(例えば、波長
13.4nm)を用いて、ステップ・アンド・スキャン
方式の露光を行う投影露光装置である。
【0066】図5を参照するに、露光装置200は、照
明装置210と、マスクMSと、マスクMSを載置する
マスクステージ220と、反射型投影光学系100と、
被処理体Wと、被処理体Wを載置するウェハステージ2
30と、制御部240とを有する。制御部240は、照
明装置210、マスクステージ220及びウェハステー
ジ230に制御可能に接続されている。
【0067】また、図5には図示しないが、EUV光は
大気に対する透過率が低いため、少なくともEUV光が
通る光路は真空雰囲気であることが好ましい。なお、図
5において、X、Y、Zは3次元空間を示し、XY平面
の法線方向をZ方向としている。
【0068】照明装置210は、反射型投影光学系10
0の円弧状の視野に対応する円弧状のEUV光(例え
ば、波長13.4nm)によりマスクMSを照明する照
明装置であって、図示しない光源と、照明光学系より構
成される。なお、照明装置210を構成する光源及び照
明光学系は当業界で周知のいかなる技術をも適用可能で
あり、本明細書での詳細な説明は省略する。例えば、照
明光学系は、集光光学系、オプティカルインテグレータ
ー、開口絞り、ブレード等を含み等業者が想達し得るい
かなる技術も適用可能である。
【0069】マスクMSは、反射型又は透過型マスク
で、その上には転写されるべき回路パターン(又は像)
が形成され、マスクステージ220に支持及び駆動され
る。マスクMSから発せられた回折光は、反射型投影光
学系100で反射されて被処理体W上に投影される。マ
スクMSと被処理体Wとは、光学的に共役の関係に配置
される。露光装置200は、ステップ・アンド・スキャ
ン方式の露光装置であるため、マスクMSと被処理体W
を走査することによりマスクMSのパターンを被処理体
W上に縮小投影する。
【0070】マスクステージ220は、マスクMSを支
持して図示しない移動機構に接続されている。マスクス
テージ220は、当業界周知のいかなる構成をも適用す
ることができる。図示しない移動機構はリニアモーター
などで構成され、制御部240に制御されながら少なく
ともY方向にマスクステージを駆動することでマスクM
Sを移動することができる。露光装置200は、マスク
MSと被処理体Wを制御部240によって同期した状態
で走査する。
【0071】反射型投影光学系100は、マスクMS面
上のパターンを像面上に縮小投影する反射型光学系であ
る。反射型投影光学系100は、上述した通りのいかな
る形態をも適用可能であり、ここでの詳細な説明は省略
する。なお、図5では、図1に示す反射型投影光学系1
00を使用するが、かかる形態は例示的であり本発明は
これに限定されない。
【0072】被処理体Wは、本実施形態ではウェハであ
るが、液晶基板その他の被処理体を広く含む。被処理体
Wには、フォトレジストが塗布されている。フォトレジ
スト塗布工程は、前処理と、密着性向上剤塗布処理と、
フォトレジスト塗布処理と、プリベーク処理とを含む。
前処理は、洗浄、乾燥などを含む。密着性向上剤塗布処
理は、フォトレジストと下地との密着性を高めるための
表面改質(即ち、界面活性剤塗布による疎水性化)処理
であり、HMDS(Hexamethyl−disil
azane)などの有機膜をコート又は蒸気処理する。
プリベークは、ベーキング(焼成)工程であるが現像後
のそれよりもソフトであり、溶剤を除去する。
【0073】ウェハステージ230は、被処理体Wを支
持する。ウェハステージ230は、例えば、リニアモー
ターを利用してXYZ方向に被処理体Wを移動する。マ
スクMSと被処理体Wは、制御部240により制御され
同期して走査される。また、マスクステージ220とウ
ェハステージ230の位置は、例えば、レーザー干渉計
などにより監視され、両者は一定の速度比率で駆動され
る。
【0074】制御部240は、図示しないCPU、メモ
リを有し、露光装置200の動作を制御する。制御部2
40は、照明装置210、マスクステージ220(即
ち、マスクステージ220の図示しない移動機構)、ウ
ェハステージ230(即ち、ウェハステージ230の図
示しない移動機構)と電気的に接続されている。CPU
は、MPUなど名前の如何を問わずいかなるプロセッサ
も含み、各部の動作を制御する。メモリは、ROM及び
RAMより構成され、露光装置200を動作するファー
ムウェアを格納する。
【0075】露光において、照明装置210から射出さ
れたEUV光はマスクMSを照明し、マスクMS面上の
パターンを被処理体W面上に結像する。本実施例におい
て、像面は円弧状(リング状)の像面となり、マスクM
Sと被処理体Wを縮小倍率比の速度比でスキャンするこ
とにより、マスクMSの全面を露光する。
【0076】次に、図6及び図7を参照して、露光装置
200を利用したデバイス製造方法の実施例を説明す
る。図6は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チッ
プ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフロー
チャートである。ここでは、半導体チップの製造を例に
説明する。ステップ1(回路設計)では、デバイスの回
路設計を行う。ステップ2(マスク製作)では、設計し
た回路パターンを形成したマスクを製作する。ステップ
3(ウェハ製造)では、シリコンなどの材料を用いてウ
ェハを製造する。ステップ4(ウェハプロセス)は前工
程と呼ばれ、マスクとウェハを用いてリソグラフィー技
術によってウェハ上に実際の回路を形成する。ステップ
5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作成されたウェハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体
デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を
行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、こ
れが出荷(ステップ7)される。
【0077】図7は、ステップ4のウェハプロセスの詳
細なフローチャートである。ステップ11(酸化)で
は、ウェハの表面を酸化させる。ステップ12(CV
D)では、ウェハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ
13(電極形成)では、ウェハ上に電極を蒸着などによ
って形成する。ステップ14(イオン打ち込み)では、
ウェハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処
理)では、ウェハに感光剤を塗布する。ステップ16
(露光)では、露光装置200によってマスクの回路パ
ターンをウェハに露光する。ステップ17(現像)で
は、露光したウェハを現像する。ステップ18(エッチ
ング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取
る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが
済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステ
ップを繰り返し行うことによってウェハ上に多重に回路
パターンが形成される。かかるデバイス製造方法によれ
ば、従来よりも高品位のデバイスを製造することができ
る。このように、露光装置200を使用するデバイス製
造方法、並びに結果物としてのデバイスも本発明の一側
面を構成する。
【0078】以上、本発明の好ましい実施例について説
明したが、本発明はこれらの実施例に限定されないこと
はいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形及び
変更が可能である。例えば、本実施例の反射型投影光学
系は、共軸系の回転対称非球面としているが、必ずしも
これに限定する必要はなく、回転非対称非球面としても
よい。また、本発明は、ArFエキシマレーザーやF
レーザーなどのEUV光以外の波長200nm以下の紫
外線用の反射型縮小光学系として用いることもでき、大
画面をスキャン露光する露光装置にもスキャンしない露
光をする露光装置にも適用可能である。
【0079】
【発明の効果】本発明の反射型投影光学系によれば、6
枚ミラー系とすることでNA0.25以上の高NA化に
対応可能であり、物体面からの主光線の傾きを小さくす
ることができる(ほぼ完全テレセントリックにもでき
る)ので物体面のステージ機構の製造精度範囲内で物体
面の光軸方向の移動が起こっても、像の大きさの変化が
小さく、歪曲収差への影響も小さくすることができる。
また、物体面と反射鏡の最少距離も十分に確保できるの
で、投影光学系の反射鏡やその鏡筒と、物体面のステー
ジ機構や照明光学系との干渉を防止することができる。
更に、すべての反射鏡を光軸中心位置が実際に光軸上に
配置された光軸中心を包含する360度の領域を有した
形状とすることができるので、反射鏡の偏芯精度を確保
しやすいという製造上の利点を有する。これにより、本
発明の反射型投影光学系は、高NAの結像性能に優れた
光学系を達成することができる。よって、かかる反射型
投影光学系を用いた露光装置は、高品位なデバイスを露
光性能良く提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一側面としての反射型投影光学系の
例示的一形態及びその光路を示す概略断面図である。
【図2】 図1に示す反射型投影光学系の別の形態を示
した反射型投影光学系及びその光路を示す概略断面図で
ある。
【図3】 図1に示す反射型投影光学系の別の形態を示
した反射型投影光学系及びその光路を示す概略断面図で
ある。
【図4】 図1に示す反射型投影光学系の主光線の光路
を示す概略断面図である。
【図5】 図1に示す反射型投影光学系を有する露光装
置を示す概略構成図である。
【図6】 デバイス(ICやLSIなどの半導体チッ
プ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフロー
チャートである。
【図7】 図6に示すステップ4のウェハプロセスの詳
細なフローチャートである。
【符号の説明】
100、100a、100b 反射型投影光学系 110 第1の反射鏡 120 第2の反射鏡 130 第3の反射鏡 140 第4の反射鏡 150 第5の反射鏡 160 第6の反射鏡 200 露光装置 210 照明装置 220 マスクステージ 230 ウェハステージ 240 制御部 MS マスク(物体面) W ウェハ(像面) ST 開口絞り MI 中間像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/30 517 531A Fターム(参考) 2H087 KA21 NA02 NA04 RA32 TA02 TA06 2H097 AA02 AB09 BA10 CA13 CA15 EA01 GB00 LA10 5F046 BA05 CA08 CB03 CB25 GA03 GB01

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から像側にかけて順に、第1の反
    射鏡、第2の反射鏡、第3の反射鏡、第4の反射鏡、第
    5の反射鏡、第6の反射鏡の順に光を反射するような6
    枚の反射鏡が基本的に共軸系をなすように配置され、前
    記第3の反射鏡から前記第5の反射鏡の光路の間に中間
    像を形成する結像系であって、 主光線の各反射鏡における光軸からの高さ方向の位置に
    ついて、前記第1の反射鏡から前記第2の反射鏡までの
    変位方向と、前記第3の反射鏡から前記第6の反射鏡ま
    での変位方向とを逆方向としたことを特徴とする反射型
    投影光学系。
  2. 【請求項2】 前記第4の反射鏡から前記第5の反射鏡
    の光路の間に前記中間像を形成することを特徴とする請
    求項1記載の反射型投影光学系。
  3. 【請求項3】 前記第1の反射鏡から前記第4の反射鏡
    までの曲率半径の中心は前記物体面側に位置し、前記第
    5の反射鏡と前記第6の反射鏡の曲率半径の中心は前記
    像面側に位置することを特徴とする請求項1記載の反射
    型投影光学系。
  4. 【請求項4】 前記第1の反射鏡乃至前記第6の反射鏡
    は順に、凹面鏡、凸面鏡、凹面鏡、凸面鏡、凸面鏡、凹
    面鏡であることを特徴とする請求項1記載の反射型投影
    光学系。
  5. 【請求項5】 前記第4の反射鏡の光軸位置を物理的に
    前記第1の反射鏡の光軸位置と前記第6の反射鏡の光軸
    位置との間に配置したことを特徴とする請求項1記載の
    反射型投影光学系。
  6. 【請求項6】 前記第3の反射鏡の光軸位置を物理的に
    前記第5の反射鏡の光軸位置と像面との間に配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の反射型投影光学系。
  7. 【請求項7】 前記第2の反射鏡の位置を開口絞り位置
    としたことを特徴とする請求項1記載の反射型投影光学
    系。
  8. 【請求項8】 前記第1の反射鏡と前記第2の反射鏡と
    の間に開口絞りを配置したことを特徴とする請求項1記
    載の反射型投影光学系。
  9. 【請求項9】 前記6枚の反射鏡は、結像に寄与する有
    効光束と干渉することなく光軸中心を包含する360度
    の領域を有する形状として配置されることを特徴とする
    請求項1記載の反射型投影光学系。
  10. 【請求項10】 前記6枚の反射鏡のうち少なくとも1
    枚は極紫外線光を反射する多層膜を有する非球面ミラー
    であることを特徴とする請求項1記載の反射型投影光学
    系。
  11. 【請求項11】 前記6枚の反射鏡は全て紫外線光を反
    射する多層膜を有する非球面ミラーであることを特徴と
    する請求項1記載の反射型投影光学系。
  12. 【請求項12】 2回結像系であることを特徴とする請
    求項1記載の反射型投影光学系。
  13. 【請求項13】 前記光は、波長200nm以下である
    ことを特徴とする請求項1記載の反射型投影光学系。
  14. 【請求項14】 前記光は、波長20nm以下の極紫外
    線光であることを特徴とする請求項1記載の反射型投影
    光学系。
  15. 【請求項15】 前記物体面側と前記像面側のうちの少
    なくとも前記像面側がテレセントリックであることを特
    徴とする請求項1記載の反射型投影光学系。
  16. 【請求項16】 請求項1乃至15のうちいずれか一項
    記載の反射型投影光学系と、 前記物体面上にマスクのパターンを位置付けるべく当該
    マスクを保持するステージと、 前記像面上に感光層を位置付けるべく基板を保持するス
    テージと、 前記反射型投影光学系の円弧状の視野に対応する円弧状
    のEUV光により前記マスクを照明する照明装置と、 前記EUV光で前記マスクを照明する状態で前記各ステ
    ージを同期して走査する手段とを有する露光装置。
  17. 【請求項17】 請求項16記載の露光装置を用いて被
    処理体を露光するステップと、 前記露光された被処理体に所定のプロセスを行うステッ
    プとを有するデバイス製造方法。
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