JP2003232826A - 漏電検出装置 - Google Patents

漏電検出装置

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JP2003232826A
JP2003232826A JP2002033119A JP2002033119A JP2003232826A JP 2003232826 A JP2003232826 A JP 2003232826A JP 2002033119 A JP2002033119 A JP 2002033119A JP 2002033119 A JP2002033119 A JP 2002033119A JP 2003232826 A JP2003232826 A JP 2003232826A
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Manabu Tsutsumi
学 堤
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  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 抵抗成分漏洩電流を精度良く検出して漏電を
的確に検出する漏電検出装置を提供する。 【解決手段】 零相変流器の出力を増幅器1で増幅し、
高周波成分を第1ローパスフィルタ2で除去してスイッ
チング素子3に入力した。また電路の線間電圧信号の高
周波成分を第1ローパスフィルタ2と同一特性の第2ロ
ーパスフィルタ4で除去し、その出力を微分回路5で9
0度位相変化させ、ゼロクロス検出回路6で微分回路5
の出力波形のゼロクロス点を検出し、ゼロクロス信号を
スイッチング素子3のスイッチング信号とした。スイッ
チング素子3は、ゼロクロス信号で前記第1ローパスフ
ィルタ2の出力信号をサンプリングし、サンプリング値
を漏電電流の大きさとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電路の漏電を検出
する漏電検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】零相変流器が検出する漏洩電流には抵抗
成分漏洩電流と容量成分漏洩電流があり、容量成分漏洩
電流は電路と対地間に生ずる静電容量により発生するも
ので、漏電の際発生する漏洩電流は抵抗成分漏洩電流で
ある。そのため、漏電を精度良く検出するためには抵抗
成分漏洩電流を検出する必要があり、本発明者らは実開
平6−57036号公報及び実開平6−57037号公
報にて零相変流器が検出した漏洩電流を信号処理して抵
抗成分漏洩電流を抽出する技術を提案した。
【0003】実開平6−57036号公報では、単相2
線式電路について示し、図7(a)の電流、電圧波形
図、及び図7(b)のベクトル図を用いて説明すると、
零相変流器が検出する漏洩電流Ioは電路の電圧と同相
である抵抗成分漏洩電流Irと電路電圧より90度進む
対地静電容量から発生する容量成分漏洩電流Icとから
構成されている。そのため、電路電圧V12に対し90度
及び270度では、抵抗成分漏洩電流Irは波高値、容
量成分漏洩電流Icは0を示すことになる。そのため、
容量成分漏洩電流Icの波高値が0となるタイミングで
零相変流器の出力波形をサンプリングして、抵抗成分漏
洩電流Ir即ち漏電を検出する技術を示している。ま
た、実開平6−57037号公報は、3相3線式電路に
ついて同様の方式で零相変流器の出力波形をサンプリン
グすることで、抵抗成分漏洩電流を検出して漏電を検出
する構成を開示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の技
術により零相変流器が検出する漏洩電流を直接処理して
も、電路の対地電圧には高調波及び高周波成分が含まれ
ており、漏洩電流に含まれるそれら高調波及び高周波成
分は大きく、漏洩電流が基本波のみの場合に対地容量成
分電流の波高値が0となるタイミングであっても、ラン
ダムに対地容量成分電流が流れているため、抵抗成分漏
洩電流を精度良く検出するのは難しかった。そこで、本
発明は上記問題点に鑑み、抵抗成分漏洩電流を精度良く
検出して漏電を的確に検出する漏電検出装置を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明に係る漏電検出装置は、単相電路或
いは該電路の接地線に設けた零相変流器と、該零相変流
器の検出漏洩電流信号に含まれる高周波成分を除去する
第1ローパスフィルタと、前記電路の線間電圧を検出す
る電圧検出手段と、該電圧検出手段により検出した前記
電路の線間電圧信号に含まれる高周波成分を除去する第
2ローパスフィルタと、該第2ローパスフィルタの出力
信号位相を略90度変化させる位相変更回路と、該位相
変更回路の出力波形のゼロクロス点を検出してその前後
の短時間幅のゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出
回路とを有し、前記ゼロクロス信号で前記第1ローパス
フィルタの出力信号をサンプリングし、該サンプリング
値を漏電電流として検出することを特徴とする。尚、単
相電路とは、単相2線式、単相3線式電路を示すもので
ある。
【0006】請求項2の発明に係る漏電検出装置は、3
相3線式電路或いは該電路の接地線に設けた零相変流器
と、該零相変流器の検出漏洩電流信号に含まれる高周波
成分を除去する第1ローパスフィルタと、前記電路の線
間電圧を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段によ
り検出した前記電路の線間電圧信号に含まれる高周波成
分を除去する第2ローパスフィルタと、該第2ローパス
フィルタの出力波形のゼロクロス点を検出してその前後
の短時間幅のゼロクロス信号を出力するゼロクロス検出
回路とを有し、前記ゼロクロス信号で前記第1ローパス
フィルタの出力信号をサンプリングし、該サンプリング
値を漏電電流として検出することを特徴とする。
【0007】請求項3の発明に係る漏電検出装置は、単
相電路或いは該電路の接地線又は3相3線式電路或いは
該電路の接地線に設けられた零相変流器と、該零相変流
器の検出漏洩電流信号に含まれる高周波成分を除去する
ローパスフィルタと、前記電路の線間電圧を検出する電
圧検出手段と、該電圧検出手段により検出した前記電路
の線間電圧信号のゼロクロス点を検出するゼロクロス検
出回路と、該ゼロクロス検出回路の出力信号により電源
周波数を判別すると共に予め記憶している前記ローパス
フィルタの位相変化量及び電路の相情報に基づきサンプ
リング信号を生成するマイクロコンピュータとを有し、
前記サンプリング信号で前記ローパスフィルタの出力信
号をサンプリングし、該サンプリング値を漏電電流とし
て検出することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明
に係る漏電検出装置の第1実施形態を示す回路ブロック
図であり、単相2線式或いは単相3線式電路の漏電を検
出する装置を示している。図1において、1は零相変流
器(図示せず)の出力を増幅する増幅器、2は第1ロー
パスフィルタ、3はスイッチング素子、4は線間電圧信
号が入力される第2ローパスフィルタ、5は微分回路、
6はゼロクロス検出回路である。また、7は第1コンパ
レータ、8はパルス幅拡大回路、9は遅延回路、10は
第2コンパレータ、そして11は警報装置を示してい
る。
【0009】各回路ブロックの作用を図2及び図3の波
形説明図を用いて説明する。零相変流器の出力である増
幅器1の入力波形は図2(a)に示すような高周波を有
する波形であり、増幅されて第1ローパスフィルタ2に
入力される。第1ローパスフィルタ2は、例えばアクテ
ィブフィルタで構成され、高調波成分等の高周波成分が
除去され、図2(b)に示すような基本周波数の正弦波
漏洩電流信号が取り出される。
【0010】図3(a)は例えば変圧器を電路間に設け
て検出した線間電圧波形を示している。検出した線間電
圧波形は第1ローパスフィルタ2と同一特性の第2ロー
パスフィルタ4を通し、第1ローパスフィルタ2を通過
させた漏洩電流の位相と同じ位相変化を持たせると共に
高調波等の高周波成分を除去し、図3(b)に示すよう
な基本周波数の正弦波漏洩電流と位相変化幅の等しい正
弦波電源電圧信号を得る。
【0011】そして、電圧信号は位相変更回路としての
微分回路5に入力されて入力信号に対して図3(c)に
示すような90度の進み位相の正弦波信号に変換され
て、例えばウインドコンパレータで構成されるゼロクロ
ス検出回路6に入力され、図3(d)に示すようなゼロ
クロス点を含む時間幅の短いサンプリングパルスを得
る。尚、微分回路6に代えて積分回路を用いても良く、
その場合出力は入力に対して90度遅れ位相の波形を得
る。
【0012】図2(c)に示すパルス波形が上記図3
(d)の短いサンプリングパルスであり、スイッチング
素子3は上記短いサンプリングパルス信号によりオン
し、スイッチング素子3の入力波形である図2(b)に
示す波形のうちサンプリングパルス発生位置の電流値、
即ち図2(d)に示すような波高値のパルスを出力す
る。そして、この図2(d)に示すパルスが漏洩電流波
形の抵抗成分であり、このパルスが第1コンパレータに
入力される。
【0013】第1コンパレータ7は、そのスイッチング
素子3の出力パルスが、設定値(例えば50mA)より
大きければ、図2(e)に示すようなサンプリングパル
スと同じかそれよりも短いパルス幅の「H」信号を出力
する。この「H」信号は、パルス幅拡大回路8に入力さ
れて図2(f)に示すようにパルス幅が拡大され、積分
回路9に入力される。この積分回路9に入力されるパル
スは、漏電が発生した際は図2(g)に示すように継続
して出力される。その場合は積分回路9から図2(h)
に示すような積分波形が出力され、第2コンパレータ1
0により積分波形が所定値を超えたら図2(i)に示す
ような連続する「H」信号を出力する。この「H」信号
により漏電発生を判断して警報装置11が警報動作を開
始するようになっている。
【0014】このように、高調波等の高周波成分を除去
して抵抗成分漏洩電流を精度良く検出するので、漏電を
的確に検出することができる。また、上記回路構成は電
路の周波数に影響されないので50/60Hzの双方の
電路に共用できるし、各回路は簡易な回路で形成でき、
安価に作成できる。尚、上記漏電検出装置はΔ(デル
タ)結線された3相3線式電路にも適用でき、線間電圧
は非接地線間電圧を検出すればよいし、検出した電圧信
号は位相変更回路を介さず直接ゼロクロス検出回路に入
力すれば良く、その場合ゼロクロス検出回路6は図3
(e)に示す波形の信号を出力する。そして、図1に示
すように微分回路5の両端にスイッチ12a,12b設
けて微分回路5を短絡可能にすれば、容易に装置を兼用
できる。
【0015】図4は本発明の第2の実施形態を示す回路
ブロック図であり、単相3線式或いは3相3線式電路の
漏電を検出する場合を示している。また、図5は電路の
説明図である。図4において、15は零相変流器から送
出される漏洩電流を増幅する増幅器、16はローパスフ
ィルタ、17は全波整流回路、18はサンプルアンドホ
ールド回路、19は線間電圧信号が入力されるゼロクロ
ス検出回路、20はマイクロコンピュータ、21はA/
Dコンバータであり、22は入力装置、23は表示装
置、24は警報装置である。
【0016】また、図5において、26は零相変流器、
27は変圧器を示し、図示するように零相変流器26は
単相3線式電路の場合は中性線に設けられたB種接地線
に装着され、3相3線式電路の場合は1相に設けられた
B種接地線に装着され、電圧検出手段である変圧器27
が非接地電路間に設置されている。尚、28は対地容量
を示し、Ic1,Ic3は容量成分漏洩電流、29は漏電発
生時の対地抵抗を示し、Irは抵抗成分漏洩電流即ち漏
電電流を示している。
【0017】各回路ブロックの作用を図6の波形説明図
を用いて説明すると、零相変流器26の検出電流は増幅
器15で増幅され、ローパスフィルタ16で高調波等の
高周波成分が除去されて図6(a)に示すような波形を
得た後、全波整流回路17で整流されて図6(b)に示
す波形を出力し、サンプルアンドホールド回路18に入
力される。
【0018】また、検出された図6(d)に示すような
線間電圧波形(3相3線式電路では非接地線間電圧波
形)は、例えばウィンドコンパレータで構成されたゼロ
クロス検出回路19に入力され、図6(e)に示すよう
なゼロクロス信号を出力してマイクロコンピュータ20
に入力される。マイクロコンピュータ20は、この信号
により電路周波数が50Hzであるか60Hzであるか
判別し、入力装置22により予め記憶されたローパスフ
ィルタ16の位相変化量から(或いは単相/3相兼用の
ものは入力装置22により入力された相情報から)、ゼ
ロクロス信号を基準としたサンプリング信号を生成し、
これをサンプルアンドホールド回路18のサンプリング
信号入力端子に出力する。
【0019】サンプルアンドホールド回路18は、サン
プル値を図6(c)に示すように半サイクル時間保持
し、これをA/Dコンバータ21でデジタル値に変換
し、マイクロコンピュータ20に取り込む。そして、マ
イクロコンピュータ20は、A/Dコンバータ21の出
力値から抵抗成分漏洩電流の大きさ即ち漏電電流の大き
さを検出し、その大きさから漏電電流発生と判断した際
は警報装置24の動作信号を出力する。尚、表示装置2
3はマイクロコンピュータ20の情報を基に抵抗成分漏
洩電流の現在値や過去の記録を表示可能としている。
【0020】このように、検出した漏洩電流から高調波
等の高周波成分を除去してマイクロコンピュータにより
周波数を判断させ、また検出漏洩電流の位相と検出電圧
の位相とを加味して抵抗成分漏洩電流を検出して漏電を
判断するので、抵抗性漏洩電流を精度良く検出して漏電
を的確に検出できるし、50/60Hzの双方に容易に
適用できる。また、単相3線式電路及び3相3線式電路
の双方に使用することができるし、漏電時の警報の発報
の他、抵抗成分漏洩電流の現在値の表示や過去の履歴の
表示も可能であり電路の絶縁管理を良好に実施できる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2の発
明によれば、高調波等の高周波成分を除去して抵抗成分
漏洩電流を精度良く検出するので、漏電を的確に検出す
ることができる。また、各回路は簡易な回路で形成する
ことが可能で安価に作成できる。
【0022】請求項3の発明によれば、抗性漏洩電流を
精度良く検出して漏電を的確に検出できる。また、50
/60Hzの双方に容易に適用できるし、単相3線式電
路及び3相3線式電路の双方に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の一例を示す漏電検出装置の
回路ブロック図である。
【図2】図1の回路ブロック各部の出力波形説明図であ
り、(a)は零相変流器出力波形、(b)は第1ローパ
スフィルタ出力波形、(c)はゼロクロス検出回路出力
波形、(d)はスイッチング素子出力波形、(e)は第
1コンパレータ出力波形、(f)はパルス幅拡大回路出
力波形、(g)はパルス幅拡大回路出力が連続した状
態、(h)は積分回路出力波形、(i)は第2コンパレ
ータ出力波形を示している。
【図3】図1の回路ブロックの波形説明図であり、
(a)は検出した線間電圧波形、(b)は第2ローパス
フィルタ出力波形、(c)は微分回路出力波形、
(d),(e)はゼロクロス検出回路出力波形を示して
いる。
【図4】本発明の他の例を示す漏電検出装置の回路ブロ
ック図である。
【図5】図4の漏電検出装置の零相変流器、変圧器を設
けた電路の説明図である。
【図6】図4の回路ブロックの波形説明図であり、
(a)はローパスフィルタ出力波形、(b)は全波整流
回路出力波形、(c)はサンプルアンドホールド回路出
力波形、(d)はゼロクロス検出回路入力波形、(e)
はゼロクロス検出回路出力波形を示している。
【図7】単相電路の電圧波形及び零相変流器の検出波形
と抵抗成分漏洩電流波形の関係を示し、(a)は波形
図、(b)はベクトル図である。
【符号の説明】
1・・増幅器、2・・第1ローパスフィルタ、3・・ス
イッチング素子、4・・第2ローパスフィルタ、5・・
位相変換回路としての微分回路、6・・ゼロクロス検出
回路、7・・第1コンパレータ、8・・パルス幅拡大回
路、9・・積分回路、10・・第2コンパレータ、15
・・増幅器、16・・ローパスフィルタ、17・・全波
整流回路、18・・サンプルアンドホールド回路、19
・・ゼロクロス検出回路、20・・マイクロコンピュー
タ、21・・A/Dコンバータ、26・・零相変流器、
27・・電圧検出手段としての変圧器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G014 AA16 AB33 AC15 2G028 AA01 BF02 BF03 CG03 DH01 DH09 EJ05 EJ06 FK01 FK05 FK08 GL07 GL09 HN16 LR02 LR06 5G058 BB02 BC16 BD14 CC02 CC09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単相電路或いは該電路の接地線に設けた
    零相変流器と、該零相変流器の検出漏洩電流信号に含ま
    れる高周波成分を除去する第1ローパスフィルタと、前
    記電路の線間電圧を検出する電圧検出手段と、該電圧検
    出手段により検出した前記電路の線間電圧信号に含まれ
    る高周波成分を除去する第2ローパスフィルタと、該第
    2ローパスフィルタの出力信号位相を略90度変化させ
    る位相変更回路と、該位相変更回路の出力波形のゼロク
    ロス点を検出してその前後の短時間幅のゼロクロス信号
    を出力するゼロクロス検出回路とを有し、前記ゼロクロ
    ス信号で前記第1ローパスフィルタの出力信号をサンプ
    リングし、該サンプリング値を漏電電流として検出する
    ことを特徴とする漏電検出装置。
  2. 【請求項2】 3相3線式電路或いは該電路の接地線に
    設けた零相変流器と、該零相変流器の検出漏洩電流信号
    に含まれる高周波成分を除去する第1ローパスフィルタ
    と、前記電路の線間電圧を検出する電圧検出手段と、該
    電圧検出手段により検出した前記電路の線間電圧信号に
    含まれる高周波成分を除去する第2ローパスフィルタ
    と、該第2ローパスフィルタの出力波形のゼロクロス点
    を検出してその前後の短時間幅のゼロクロス信号を出力
    するゼロクロス検出回路とを有し、前記ゼロクロス信号
    で前記第1ローパスフィルタの出力信号をサンプリング
    し、該サンプリング値を漏電電流として検出することを
    特徴とする漏電検出装置。
  3. 【請求項3】 単相電路或いは該電路の接地線又は3相
    3線式電路或いは該電路の接地線に設けられた零相変流
    器と、該零相変流器の検出漏洩電流信号に含まれる高周
    波成分を除去するローパスフィルタと、前記電路の線間
    電圧を検出する電圧検出手段と、該電圧検出手段により
    検出した前記電路の線間電圧信号のゼロクロス点を検出
    するゼロクロス検出回路と、該ゼロクロス検出回路の出
    力信号により電源周波数を判別すると共に予め記憶して
    いる前記ローパスフィルタの位相変化量及び電路の相情
    報に基づきサンプリング信号を生成するマイクロコンピ
    ュータとを有し、前記サンプリング信号で前記ローパス
    フィルタの出力信号をサンプリングし、該サンプリング
    値を漏電電流として検出することを特徴とする漏電検出
    装置。
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