JP2003232814A - 電流検出装置及びインバータ用電流検出装置 - Google Patents

電流検出装置及びインバータ用電流検出装置

Info

Publication number
JP2003232814A
JP2003232814A JP2002029472A JP2002029472A JP2003232814A JP 2003232814 A JP2003232814 A JP 2003232814A JP 2002029472 A JP2002029472 A JP 2002029472A JP 2002029472 A JP2002029472 A JP 2002029472A JP 2003232814 A JP2003232814 A JP 2003232814A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
current
shunt resistor
wiring pattern
potential difference
detected
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002029472A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Hirata
雅己 平田
Isao Kishimoto
功 岸本
Haruhiko Ishihara
治彦 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2002029472A priority Critical patent/JP2003232814A/ja
Publication of JP2003232814A publication Critical patent/JP2003232814A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Instrument Details And Bridges, And Automatic Balancing Devices (AREA)
  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車等に搭載されるモータを、低電圧バッ
テリーを電源として駆動するインバータ装置に使用する
電流検出装置の検出精度を向上させる。 【解決手段】 プリント基板上に取り付け、または設け
たシャント抵抗両端の電位差を取り出すための電位差取
り出し用配線パターンを、シャント抵抗取付け用ランド
部にあって被検出電流が殆ど流れない個所から引き出
す。又はシャント抵抗両端の電位差を取り出すための配
線パターンを、前記シャント抵抗取付け用ランドにつな
がれた被検出電流用配線パターンの延長線上に位置する
ランド外縁部から引き出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電流検出装置、特に
自動車等に搭載されたモータを、低電圧バッテリーを電
源として駆動するインバータ装置に適した電流検出装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等に搭載されて使用される
モータの制御には、可変速性、耐環境性、メンテナンス
の容易性等の要求から、永久磁石モータを回転子位置セ
ンサを用いることなく、電圧形PWMインバータ回路に
よりベクトル制御する位置センサレスベクトル制御方式
が採用される例が増えてきている。この位置センサレス
ベクトル制御方式にはさまざまな方式が提案されている
が多くは、固定子座標系または回転子座標系でモータを
モデル化し、電圧や電流の推定誤差を用いて回転子位置
を推定するものである。その回転子位置の推定計算には
モータの電流と電圧が必要とされ、モータ電流としては
実測値が、モータ電圧としては実測値又は電圧形インバ
ータへの指令電圧が用いられることが多い。このモータ
電流の検出精度はモータの制御性に大きく影響し、また
その精度が悪い場合にはモータに振動や騒音が発生する
原因となるため、高精度に検出することが望まれる。
【0003】図5は、電圧形インバータの主回路構成の
一例である。図におけるインバータ回路100は、永久
磁石モータ116に3相交流を供給する回路であり、ス
イッチング素子101〜106、フリーホイールダイオ
ード107〜112で主回路が構成されている。本回路
では、モータ116の各相に流れる電流は、インバータ
100から各コイルへの配線途中にホール素子や変流器
を設けて検出するのではなく、下アームのスイッチング
素子104〜106とバッテリー電源117の負側直流
母線118との間にシャント抵抗113〜115を接続
し、これら各シャント抵抗両端の電位差を検出すること
により、モータの各相電流を算出する方式を採用してい
る。この算出方法については、例えば特開昭61−26
2084に開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなシャント抵
抗を用いる電流検出装置は、従来のホール電流検出器や
変流器を用いる装置に比べて検出器が小型で安価になる
利点がある。反面、装置を小型化するためにシャント抵
抗をプリント基板に取り付けた場合、シャント抵抗を流
れる大きなモータ電流のために、シャント抵抗の発熱に
よる抵抗値の変化、被検出電流が流れる配線パターン部
での電圧降下の増大等の問題が生じて、正確な電流値の
検出に困難が生ずるようになる。特に自動車等に搭載さ
れ、低電圧バッテリーを電源としてモータを駆動するイ
ンバータ装置の場合には、低電圧大電流出力となるため
正確な電流検出には一層の困難が伴う。本発明はかかる
場合の問題を軽減するために考案されたもので、その目
的は、大きな電流がシャント抵抗に流れる場合において
も、正確に電流検出できる装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電流検出
装置は、プリント基板上に配線パターンにより形成した
被検出電流通路の途中にシャント抵抗を取付け、該シャ
ント抵抗両端の電位差を検出することにより前記電流通
路を流れる電流の大きさを検出する電流検出装置におい
て、前記シャント抵抗両端の電位差を取り出すための配
線パターンを、シャント抵抗取付け用ランド部にあって
被検出電流が殆ど流れない外縁部から引き出すようにし
たものである。このような引き出し方をしたことによ
り、シャント抵抗に接続された配線パターンの抵抗や、
ランド部の抵抗に起因して発生する電位差の影響を最小
限に抑えてシャント抵抗両端の電位差を正確に検出する
ことができ、被検出電流の検出精度を向上させることが
できる。
【0006】請求項2記載の電流検出装置は、前記シャ
ント抵抗両端の電位差を取り出すための配線パターン
を、前記シャント抵抗取付け用ランドにつながれた被検
出電流用配線パターンの延長線上に位置するランド外縁
部から引き出すようにしたものである。このようなラン
ド外縁部は、ランドから流れ出る被検出電流がランドや
配線パターンの抵抗に起因して発生する電位差の影響を
受けにくい個所であるため、それらの影響を殆ど受けず
にシャント抵抗両端の電位差を検出でき、被検出電流の
検出精度を向上させることができる。
【0007】請求項3記載の電流検出装置は、シャント
抵抗取付け用ランド及び被検出電流用配線パターンを、
金属ベースプリント基板または熱伝導性の良いセラミッ
クスベース基板上に設けたものである。放熱性が改善さ
れることによりシャント抵抗の温度上昇が少なくなり、
温度上昇に伴う抵抗値の変化が少なくなって電流検出精
度が向上する。
【0008】請求項4記載の電流検出装置はシャント抵
抗を、プリント基板上に設けたつづら折れ形配線パター
ンにより形成したものである。このようにすれば、シャ
ント抵抗用に特別の部品を必要とせず、部品取付けの手
間も省ける。
【0009】請求項5記載の電流検出装置は、前記シャ
ント抵抗を平板状のチップ形状にしたものである。この
ようにすることで、実装密度が上がりプリント基板の高
さも低くなって装置を小型化できる。
【0010】請求項6記載の電流検出装置は、前記シャ
ント抵抗の近くに温度検出素子を取り付けて温度を検出
し、前記シャント抵抗の抵抗値の温度補正を行うように
したものである。シャント抵抗には大きな電流が流れる
ため、抵抗値を低くしてもかなり発熱して温度が上昇す
るが、抵抗値を温度補正して補正後の抵抗値を使用して
電流計算することより、電流の検出精度を向上させるこ
とができる。
【0011】請求項7記載の電流検出装置は、前記つづ
ら折れ形配線パターンにより形成したシャント抵抗の近
くに温度検出素子を取り付けて温度を検出し、前記シャ
ント抵抗の抵抗値の温度補正を行うようにしたものであ
る。この場合も温度補正後の抵抗値を使用することによ
り電流検出精度を向上させることができる。
【0012】請求項8記載の電流検出装置は、請求項1
ないし7の何れかに記載の電流検出装置を用いたインバ
ータ装置であって、電流検出精度の向上により負荷電流
の制御精度を向上させることができる。
【0013】請求項9記載の電流検出装置は、請求1項
ないし7の何れかに記載の電流検出装置を用いたモータ
のベクトル制御用インバータ装置であって、電流検出精
度が向上することにより、モータの速度制御、トルク制
御の精度を向上させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は、プリント基板上に形成した
被検出電流通路の途中にシャント抵抗を取付け、そのシ
ャント抵抗両端の電位差を取り出す本発明の電流検出装
置のプリント基板上の配線パターンの第1の実施形態を
示すものである。図中、1は被検出電流を電圧に変換す
るためのシャント抵抗である。被検出電流が低電圧バッ
テリーを電源とするモータに流れる電流のような場合、
電流値が大きく発熱が多くなるため、例えばAl製で抵
抗値が数十mΩ以下と低く、平板なチップ形状をしたシ
ャント抵抗を用いる。このシャント抵抗1は、プリント
基板上に設けた2つのランド(端子領域)2a、2bに
端子部をハンダ付けして固定される。図中、シャント抵
抗1の両端部の斜線で示した部分3a、3bは、シャン
ト抵抗1の端子部分とランド2a、2bの接触面であっ
てハンダ付けされる部分を表している。
【0015】このランド2a、2bには、被検出電流を
シャント抵抗1に導く電流通路としての配線パターン4
a、4bが接続されている。配線パターン4a、4b内
およびシャント抵抗1内に印した矢印は、後の説明のた
めに電流の流れる方向を便宜的に決めて示したものであ
る。本図は、配線パターン4a、4bが、シャント抵抗
1内を流れる電流の流れ方向の延長線方向にランド2
a、2bから引き出されているレイアウトの場合であ
る。ランド2a、2bと配線パターン4a、4bの境界
に印した破線は、ランドと呼ぶ部分と配線パターンと呼
ぶ部分との境界を明らかにしておくために仮に引いたも
ので、この境界部分に特別の構造がある訳ではない。
【0016】モータ等の被検出電流は、配線ケーブルに
よりプリント基板上の図示しない入出力用ランドに流れ
込み、次いで配線パターン4a、4bを通ってシャント
抵抗1が接続されたランド2a、2bに導かれる。そし
てシャント抵抗1を流れることによって、その両端に電
流の大きさに比例した電位差を生じさせる。
【0017】発生した電位差は、ランド2a、2bより
引き出された電位差取り出し用の配線パターン5a、5
bを経由して電位差出力用ランド6a、6bに現れる。
電位差出力用ランド6a、6bに現れた電位差は、配線
ケーブルにより差動増幅器に導かれて増幅され、その後
AD変換されてディジタル量となり、その値をシャント
抵抗1の抵抗値で除算することにより被検出電流値が求
められる。差動増幅器が、シャント抵抗1が取り付けら
れたプリント基板上に取り付けられる場合には、電位差
取り出し用配線パターン5a、5bが、そのまま差動増
幅器の入力端子に接続される。
【0018】ここで、配線パターン4a、4bおよびラ
ンド2a、2b上を流れる被検出電流の電流経路につい
て考えると、図1に示したように配線パターン4a、4
bがシャント抵抗1上の電流の流れ方向の延長線方向に
ランド2a、2bから伸びている場合には、およそ図2
中に細線のついた矢印線7a〜7e等で示したような電
流流路を通って、シャント抵抗端子部のプリント基板へ
のハンダ付け面3a、3bに流れ込む。この場合におい
て、配線パターン4a、4bやランド2a、2bを形成
している導体は抵抗を有するため、モータ電流のような
大電流が流れる場合にはその電流流路に沿って電界、す
なわち電位の勾配が生ずる。
【0019】この配線パターン4a、4bを形成する導
体の抵抗は、例えば35μm厚さの銅箔の場合には、幅
1mm、長さ1mmで約0.5mΩとなり、シャント抵抗1
の抵抗値が数十mΩ以下の低い値である場合には無視で
きない数値となる。従って、大きな被検出電流を低抵抗
値のシャント抵抗に流してその両端の電位差を検出する
場合には、電位差を検出するための電位差取り出し用配
線パターン5a、5bは、被検出電流が流れる配線パタ
ーン4a、4bおよびランド2a、2b内の電流流路に
沿って生する電位差の影響を受けずに、シャント抵抗1
の両端の電位差のみを正確に取り出すことができる位置
から引き出すことが重要である。
【0020】図2は、シャント抵抗1と被検出電流用配
線パターン4a、4bとが図1のようなレイアウト関係
にある場合の、シャント抵抗1の端子付近における代表
的な電流流路を表したものである。被検出電流がシャン
ト抵抗1に流れ込む上側端子部3a付近について言え
ば、配線パターン4aからそのまま直線的にシャント抵
抗1の端子部3aに流れ込む流路7a、端子部3aを迂
回して方向を約90°変えて端子部3aに横方向から流
れこむ流路7b、7c、大きく迂回して背面部分からほ
ぼ逆向きに端子部3aに流れる流路7d、7eが代表的
である。これらの流路に沿っては、前述したように電位
差が存在しているため、それら流路の途中から電位差取
り出し用配線パターン5a、5bを引き出すのは好まし
くない。
【0021】これに対して図2中、電位差引き出し用配
線パターン5aが接続されているランド2aの外縁部
分、すなわち被検出電流を流す配線パターン4aの延長
線上に位置するランド外縁部8a付近は、レイアウトの
対称性から、配線パターン4a中に太い矢印で示した被
検出電流の流れ方向と直角な向きの電流成分はゼロであ
る。またこの外縁部8aよりシャント抵抗1の端子部3
aに向かって流れる電流成分は、ゼロではないものの、
その電流密度は他の流路を通る電流よりも遥かに低い。
すなわち前記ランド外縁部8a付近は、ランド2aを流
れる電流によって発生し、シャント抵抗1の両端の電位
差に対して誤差電圧として作用する電位差が最も少なく
検出される個所である。
【0022】同様に電流がシャント抵抗1から流出する
図2の下側端子部3b付近について言えば、この場合も
被検出電流を流出させる配線パターン4bの延長線上に
位置するランド外縁部8b付近が、誤差電圧の影響を最
も受けにくい個所である。このように本実施形態では、
シャント抵抗1を取り付けるランド2a、2bのパター
ンにあって、被検出電流が殆ど流れない個所から、シャ
ント抵抗1の両端電位差を検出するための電位差取り出
し用配線パターン5a、5bを引き出しているので、シ
ャント抵抗1の両端電位差を正確に検出することができ
る。従ってその値から計算される被検出電流の値の精度
も向上する効果がある。
【0023】次に図3により第2の実施形態を説明す
る。本図は、被検出電流を流す配線パターン4a、4b
がシャント抵抗1内を流れる電流の流路に対し直角で、
且つ同じ方向にランド2a、2bから引き出されている
レイアウトの場合である。この場合、ランド2a、2b
上で被検出電流が殆ど流れない個所は、被検出電流を流
す配線パターン4a、4bの延長線上に位置するランド
外縁部9a、9b付近であるので、この部分から電位差
を検出するための電位差取り出し用配線パターン5a、
5bを引き出している。このような個所から引き出すこ
とより、第1の実施形態の場合と同様に、ランド2a、
2b内を流れる電流による誤差電圧の影響を最小限に抑
えることができ、被検出電流の値を精度良く検出するこ
とができる。
【0024】図4は、第3の実施形態を示したものであ
る。この実施形態は、シャント抵抗として、チップ形状
等のシャント抵抗をプリント基板にハンダ付けするので
はなく、プリント基板の銅箔等の積層導体で図のような
つづら折れ形配線パターン10を形成し、この配線パタ
ーンが有する抵抗をシャント抵抗として利用するもので
ある。配線パターンを形成する導体の抵抗値は高くない
が、つづら折れ配線パターン10の長さをある程度長く
形成することにより、被検出電流が大きい場合にはその
両端に十分な電位差を得ることができる。このように、
配線パターンでもってシャント抵抗を形成すれば、チッ
プ形状シャント抵抗等の部品が必要でなくなり、またそ
れらをプリント基板に取り付ける手間も省略できる効果
がある。
【0025】なお、これまで述べてきたシャント抵抗取
り付け用ランドや配線パターンを形成するプリント基板
には、金属ベースのプリント基板や熱電導性の良いセラ
ミックベース基板を採用することが好ましい。このよう
な基板は放熱性が良いため、シャント抵抗の温度上昇が
少なくなり、温度上昇によるシャント抵抗の抵抗値変化
が少なく、電流検出精度を向上させることができる。
【0026】更に、プリント基板上のシャント抵抗の近
くに測温抵抗体、その他の温度検出素子を取り付けて温
度検出し、検出した温度を基にシャント抵抗の抵抗値の
温度補正を行うことが好ましい。このようにすれば、被
検出電流の検出精度を一層高めることができる。
【0027】更に、第1〜第3の実施形態に示した電流
検出装置は、図5に示したようなインバータ回路の電流
検出用シャント抵抗113〜115部分に採用すること
ができる。そして、そのような電流検出装置を採用した
インバータ装置を用いてモータをベクトル制御すれば、
電流検出精度の向上により、モータの速度制御、トルク
制御の精度を向上させることができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電流検出
装置は、プリント基板上に取り付け、または設けたシャ
ント抵抗両端の電位差を取り出すための配線パターン
を、シャント抵抗取付け用ランド部にあって被検出電流
が殆ど流れない個所から引き出すようにしたので、シャ
ント抵抗に配線される配線パターンの抵抗やランド部の
抵抗により発生する電位差の影響を回避してシャント抵
抗両端の電位差を正確に検出でき、被検出電流の検出精
度を向上させることができる。
【0029】そしてこのような電流検出装置をモータの
ベクトル制御用インバータ装置に採用すれば、電流検出
精度が向上することにより、モータの速度制御、トルク
制御の精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すプリント基板上
の配線パターン図
【図2】本発明の第1の実施形態における電流流路を示
す図
【図3】本発明の第2の実施形態を示す図1相当図
【図4】本発明の第3の実施形態を示す図1相当図
【図5】インバータ装置の主回路の構成例
【符号の説明】
図中、1はシャント抵抗、2a、2bはランド、3a、
3bはシャント抵抗端子部とプリント基板との接触部、
4a、4bは被検出電流を流す配線パターン、5a、5
bは電位差取り出し用配線パターン、6a、6bは電位
差出力用ランド、7a〜7eは代表的な電流流路、8
a、8bは被検出電流の影響が少ないランド外縁部、9
a、9bは被検出電流の影響が少ないランド外縁部、1
0はつづら折れ形配線パターン、100はインバータ回
路、101〜106はスイッチング素子、107〜11
2はフリーホイールダイオード、113〜115はシャ
ント抵抗、116は永久磁石モータ、117はバッテリ
ー、118は負側直流母線を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石原 治彦 神奈川県横浜市磯子区新磯子33番地株式会 社東芝生産技術センター内 Fターム(参考) 2G025 AA07 AA09 AB05 AC04 2G035 AA03 AA08 AC02 AD10 AD54

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上に配線パターンにより形
    成した被検出電流通路の途中にシャント抵抗を取付け、
    該シャント抵抗両端の電位差を検出することにより前記
    電流通路を流れる電流の大きさ検出する電流検出装置に
    おいて、前記シャント抵抗両端の電位差を取り出すため
    の配線パターンを、シャント抵抗取付け用ランド部にあ
    って被検出電流が殆ど流れない外縁部から引き出すこと
    を特徴とする電流検出装置。
  2. 【請求項2】 前記シャント抵抗両端の電位差を取り出
    すための配線パターンを、前記シャント抵抗取付け用ラ
    ンドにつながれた被検出電流用配線パターンの延長線上
    に位置するランド外縁部から引き出すことを特徴とする
    請求項1記載の電流検出装置。
  3. 【請求項3】 前記シャント抵抗取付け用ランド及び被
    検出電流用配線パターンを、金属ベースプリント基板ま
    たは熱伝導性の良いセラミックスベース基板上に設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電流検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記シャント抵抗を、プリント基板上に
    設けたつづら折れ形配線パターンにより形成したことを
    特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の電流検出
    装置。
  5. 【請求項5】 前記シャント抵抗を、平板状のチップ形
    状にしたことを特徴とする請求項1ないし3の何れかに
    記載の電流検出装置。
  6. 【請求項6】 前記シャント抵抗の近くに温度検出素子
    を取り付けて温度を検出し、前記シャント抵抗の抵抗値
    の温度補正を行うことを特徴とする請求項1ないし5の
    何れかに記載の電流検出装置。
  7. 【請求項7】 前記つづら折れ形配線パターンにより形
    成したシャント抵抗の近くに温度検出素子を取り付けて
    温度を検出し、前記シャント抵抗の抵抗値の温度補正を
    行うことを特徴とする請求項4記載の電流検出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7の何れかに記載の電流
    検出装置を用いたインバータ装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし7の何れかに記載の電流
    検出装置を用いたモータのベクトル制御用インバータ装
    置。
JP2002029472A 2002-02-06 2002-02-06 電流検出装置及びインバータ用電流検出装置 Pending JP2003232814A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029472A JP2003232814A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電流検出装置及びインバータ用電流検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002029472A JP2003232814A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電流検出装置及びインバータ用電流検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003232814A true JP2003232814A (ja) 2003-08-22

Family

ID=27773696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002029472A Pending JP2003232814A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電流検出装置及びインバータ用電流検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003232814A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1986479A2 (en) 2007-04-27 2008-10-29 Omron Corporation Wiring substrate and current detection device
JP2010067429A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Denso Corp 電流測定装置
JP2010165810A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Koa Corp 電流検出用抵抗器の実装基板およびその製造方法
JP2013536424A (ja) * 2010-08-26 2013-09-19 イザベレンヒュッテ ホイスラー ゲー・エム・ベー・ハー ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 電流検出抵抗器
JP2016024945A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社日本自動車部品総合研究所 電流測定装置
KR20190084762A (ko) * 2018-01-09 2019-07-17 현대모비스 주식회사 인버터의 출력 전류 검출 장치 및 그 방법

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193379U (ja) * 1985-05-27 1986-12-02
JPH0483175A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Mitsubishi Electric Corp 電流検出装置
JP2002005968A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Unisia Jecs Corp 電流検出装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61193379U (ja) * 1985-05-27 1986-12-02
JPH0483175A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Mitsubishi Electric Corp 電流検出装置
JP2002005968A (ja) * 2000-06-16 2002-01-09 Unisia Jecs Corp 電流検出装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1986479A2 (en) 2007-04-27 2008-10-29 Omron Corporation Wiring substrate and current detection device
JP2010067429A (ja) * 2008-09-10 2010-03-25 Denso Corp 電流測定装置
JP2010165810A (ja) * 2009-01-15 2010-07-29 Koa Corp 電流検出用抵抗器の実装基板およびその製造方法
JP2013536424A (ja) * 2010-08-26 2013-09-19 イザベレンヒュッテ ホイスラー ゲー・エム・ベー・ハー ウント コンパニー コマンデイトゲゼルシャフト 電流検出抵抗器
US8884733B2 (en) 2010-08-26 2014-11-11 Isabellenhuette Heusler Gmbh & Co. Kg Current-sense resistor
JP2016024945A (ja) * 2014-07-18 2016-02-08 株式会社日本自動車部品総合研究所 電流測定装置
KR20190084762A (ko) * 2018-01-09 2019-07-17 현대모비스 주식회사 인버터의 출력 전류 검출 장치 및 그 방법
KR102485483B1 (ko) 2018-01-09 2023-01-05 현대모비스 주식회사 인버터의 출력 전류 검출 장치 및 그 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9006883B2 (en) Semiconductor module with switching elements
JP4839393B2 (ja) 電流検出装置
EP1691204A1 (en) A surface-mounted integrated current sensor
JP2001165962A (ja) 電流センシングを行うパワーアセンブリ
US20180156847A1 (en) Current detection device
JP2003070230A (ja) シャント抵抗を備えた電力変換装置
WO2018003361A1 (ja) シャント抵抗器の実装構造および実装基板
CN105548660B (zh) 采样电阻校正电路、电流检测电路及驱动电路
JP2003232814A (ja) 電流検出装置及びインバータ用電流検出装置
JP2010085228A (ja) 電流センサ
EP2169412A1 (en) Electrical current measurement arrangement
CN104078194B (zh) 具有一体化电流感测元件的磁性装置及其组装方法
JP2008128915A (ja) 電流測定装置および電流測定機能を備える半導体モジュール
JP2005218219A (ja) 車載用電力変換装置のホールic型電流センサー
JP2011135725A (ja) 電力変換装置
WO2012124417A1 (ja) 電流検出装置
JP5309361B2 (ja) 電流検出用抵抗器の実装基板およびその製造方法
JP2005300170A (ja) 電流検出装置およびそれを備えた電力変換装置
CN109406859B (zh) 电流检测板及驱动控制器
JP2007078599A (ja) 電流検出用抵抗器及び制御装置
JP2010101635A (ja) 磁気平衡式電流センサ
JP2010127736A (ja) 多端子電流検出用抵抗器
JP2005031000A (ja) 電流測定方法及び電流測定装置
CN112005122B (zh) 电流传感器
JP2004340917A (ja) 電圧降下式電流計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041019

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050222

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050628