JP2003229917A - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

Info

Publication number
JP2003229917A
JP2003229917A JP2002027895A JP2002027895A JP2003229917A JP 2003229917 A JP2003229917 A JP 2003229917A JP 2002027895 A JP2002027895 A JP 2002027895A JP 2002027895 A JP2002027895 A JP 2002027895A JP 2003229917 A JP2003229917 A JP 2003229917A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
input
data
differential amplifier
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002027895A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3932260B2 (ja
Inventor
Shunsuke Toyoshima
俊輔 豊嶋
Yasuhiro Fujimura
康弘 藤村
Toshiro Takahashi
敏郎 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002027895A priority Critical patent/JP3932260B2/ja
Priority to US10/336,723 priority patent/US7260057B2/en
Publication of JP2003229917A publication Critical patent/JP2003229917A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3932260B2 publication Critical patent/JP3932260B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • H04L25/061Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection providing hard decisions only; arrangements for tracking or suppressing unwanted low frequency components, e.g. removal of dc offset

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時双方向インタフェースを有する半導体集
積回路の電源電圧が低電圧化されても正確に受信データ
を判別することができる技術を提供する。 【解決手段】 同時双方向インタフェースを構成する入
力回路(13)を、使用する参照電圧の数だけ用意して
おいて各入力回路には固定された参照電圧をそれぞれ与
えるとともに、レベルが高い参照電圧が与えられる入力
回路にはNチャネルMOSFETを差動素子とする差動
増幅回路を用い、レベルが低い参照電圧が与えられる入
力回路にはPチャネルMOSFETを差動素子とする差
動増幅回路を用い、自身の出力データに応じて2つの差
動増幅回路の出力をセレクタ(14)で切り替えて受信
データを得るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル信号伝送
技術さらには伝送線が3以上のレベルをとる信号伝送に
適用して有効な技術に関し、例えば同時双方向データ伝
送システムや多値レベルによる信号伝送システムに利用
して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、伝送線の両側から同時にデー
タを送信可能にするSBTLと呼ばれる同時双方向イン
タフェースが知られている。同時双方向インタフェース
では、双方向のデータ伝送を1本の伝送線により行なう
ため、伝送線上のレベルは、両方向から伝送される2つ
のデータの組合せに応じてロウレベルとハイレベルとそ
れらの中間レベルの計3つのレベルのいずれかの状態を
とる。そのため、受信側の入力バッファ(コンパレー
タ)に2つの参照電位(論理判定レベル)を用意してお
いて受信データを判別する方式が採られている。
【0003】従来の同時双方向インタフェースは、図1
1に示すように、各チップに出力バッファOBFと入力
バッファIBFと参照電位発生回路VRGとを備え、参
照電位発生回路VRGで発生する参照電位を、自身の送
信データTDATA-A,TDATA-Bに応じて図12(a),
(b)に破線で示すように変化させることで受信データ
RDATA-B,RDATA-Aを判別する方式が一般的であった。
【0004】しかしながら、この参照電位の切替え方式
は、参照電位の切替えによって受信データのジッタ(変
化タイミングのずれ)が大きくなるという問題点があ
る。これは、入力バッファを1つにして参照電位を切り
替えると、同一の受信データであっても参照電位が高い
時と低い時とでは判定のタイミング(受信データ波形が
参照電位を横切る点)がずれてしまうためである。ま
た、受信データが変化する時に参照レベルが変化した場
合を考えると、参照レベルの変化の方向が受信データの
変化の方向と一致する場合と逆の場合とでも判定のタイ
ミングがずれる。
【0005】一方、従来提案されている同時双方向イン
タフェースとして、参照レベルが異なる2つの入力バッ
ファ(コンパレータ)を設け、この2つの入力バッファ
を共に動作させておいて自身の送信データに応じて後段
のセレクタを切り替えることにより、送信データに応じ
た参照レベルで判定したデータを取り込むようにした技
術が開示されている(特開平8−107346号)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体集積回路
技術の進歩に伴なって使用する電源電圧が低電圧化さ
れ、伝送信号の振幅レベルが電源電圧に近いレベルをと
るようになって来ている。そのため、参照電位が異なる
2つの入力バッファで受信データを判別する方式であっ
ても、所望の参照電位で判別するのが困難になるという
課題があることが本発明者等によって明らかにされた。
すなわち、MOSFETを能動素子とする半導体集積回
路における参照電位で受信データを判別する回路は、例
えば図2(A)に示すような入力差動トランジスタQ
1,Q2がNチャネルMOSFETにより構成された差
動増幅回路が一般的である。しかし、電源電圧が低電圧
化されて入力信号の振幅レベルと電源電圧レベルが近づ
いて来ると回路のダイナミックレンジが狭くなる。その
ため、図2(B)に示されているように受信データを判
別するための参照電位Vref1,Vref2のうち低い方の電
圧Vref2が、差動増幅回路の参照電圧設定可能範囲VA
Nから外れてしまい、正しい判別が行なえなくなるおそ
れがある。
【0007】また、従来の同時双方向伝送方式では、送
信データと受信データが衝突する際に大きなディレイ変
動が生じるという課題がある。これは、送信データと受
信データが同時に同一の方向へ変化する場合と一方だけ
が変化する場合や同時に逆の方向に変化する場合とで
は、伝送線上でのレベル変化の速度が異なり、前者の方
が後者よりも速くなるためである。
【0008】この発明の目的は、同時双方向インタフェ
ースを有する半導体集積回路の電源電圧が低電圧化され
ても正確に受信データを判別することができるデータ伝
送技術を提供することにある。この発明の他の目的は、
2つの半導体集積回路間の同時双方向データ送信の際
に、受信データの判別のための参照電圧の切替えによる
信号の遅延時間の変動がなく受信データのジッタを小さ
くすることが可能なデータ伝送技術を提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴については、本明細書の記述および添付図面から明ら
かになるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、同時双方向インタフェースを構
成する入力回路を、使用する参照電圧の数だけ用意して
おいて各入力回路には固定された参照電圧をそれぞれ与
えるとともに、レベルが高い参照電圧が与えられる入力
回路にはNチャネルMOSFETを入力差動素子とする
差動増幅回路を用い、レベルが低い参照電圧が与えられ
る入力回路にはPチャネルMOSFETを入力差動素子
とする差動増幅回路を用い、自身の出力データに応じて
2つの差動増幅回路の出力をセレクタで切り替えて受信
データを得るようにしたものである。
【0010】これにより、電源電圧が低電圧化されて伝
送信号の振幅レベルと電源電圧レベルが近づいても受信
データを判別するための参照電位が差動増幅回路の参照
電圧設定可能範囲から外れなくなり、正確な受信データ
の判別が可能となる。また、参照電圧の切替えが不要で
あるため、参照電圧の切替えによる信号の遅延時間の変
動がなく受信データのジッタを小さくすることができ
る。
【0011】さらに、望ましくは、伝送信号を受ける入
力回路として、入力データをラッチする機能を有する回
路を内蔵した差動増幅回路を用いるか、送信データと受
信データに応じてセレクタを切り替えるタイミングをず
らすハザード防止回路を設けるようにする。これによ
り、送信データの出力タイミングとセレクタの切替えタ
イミングとの関係で、内部回路に伝達される受信データ
信号にヒゲ状のパルスが生じて内部回路が誤動作するの
を回避することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1には、本発明を適用した同
時双方向インタフェースを有する半導体集積回路および
それを用いたデータ伝送システムの第1の実施例が示さ
れている。図1において、10A,10Bはそれぞれ1
個の半導体チップ上に形成された半導体集積回路であ
る。各チップにはそれぞれ双方向通信を行なうための伝
送線20が接続される外部端子11A,11Bと、該外
部端子11A,11Bに出力端子が接続された出力バッ
ファ12A,12Bが設けられている。
【0013】また、チップ10Aには、外部端子11A
に反転入力端子が接続された図2(A),図3(A)に
示すような差動増幅回路からなる2個の入力バッファ1
3A1,13A2が設けられ、これらの入力バッファの
後段にはそれぞれいずれかのバッファの出力を選択する
セレクタ14Aが設けられている。同様に、チップ10
Bには、外部端子11Bに反転入力端子が接続された図
2(A),図3(A)に示す差動増幅回路からなる2個
の入力バッファ13B1,13B2が設けられ、これら
の入力バッファの後段にはそれぞれいずれかのバッファ
の出力を選択するセレクタ14Bが設けられている。
【0014】また、上記出力バッファ12A,12Bの
前段には出力されるべきデータをラッチ可能なフリップ
フロップからなる出力データラッチ回路15A,15B
が、また前記セレクタ14A,14Bの後段には入力バ
ッファにより判別された入力データをラッチするフリッ
プフロップからなる入力データラッチ回路16A,16
Bが設けられている。
【0015】上記セレクタ14A,14Bは、出力デー
タラッチ回路15A,15Bに取り込まれた出力データ
を選択制御信号SELに応じて切り替えるように構成さ
れる。このようなセレクタ14A,14Bの具体的な回
路例としては、例えば2個のPチャネルMOSFETと
2個のNチャネルMOSFETが電源電圧端子間に直列
に接続されてなる公知のいわゆるクロックド・インバー
タと同様の構成の回路を用い、クロック信号の代わりに
前記選択制御信号SELを入力するようにした回路を用
いることができる。
【0016】さらに、本実施例では、チップ10Aに
は、入力バッファ13A1,13A2の非反転入力端子
に印加される互いにレベルの異なる参照電圧Vref1,V
ref2を発生する抵抗分割回路17Aが、チップ10Bに
は、入力バッファ13B1,13B2の非反転入力端子
に印加される参照電圧Vref1,Vref2を発生する抵抗分
割回路17Bが設けられている。前記抵抗分割回路17
A,17B2で発生される参照電圧Vref1,Vref2は、
それぞれ電源電圧VDDの3/4と1/4のようなレベル
とされる。
【0017】なお、この実施例では、参照電圧Vref1,
Vref2を発生する抵抗分割回路がチップ内部に設けられ
ている場合を示したが、参照電圧Vref1,Vref2を入力
するための外部端子を各チップにそれぞれ設けてチップ
外部から与えるようにしてもよい。あるいは、一方のチ
ップ内に抵抗分割回路とこの抵抗分割回路で発生された
電圧を出力するための外部端子を設け、他方のチップに
はこの抵抗分割回路から出力された参照電圧Vref1,V
ref2を入力するための外部端子を設け、前記一方のチッ
プの抵抗分割回路から出力された参照電圧Vref1,Vre
f2を入力させるようにしてもよい。
【0018】前記入力バッファ13A1,13B1を構
成する差動増幅回路は図2(A)に示すような入力差動
トランジスタQ1,Q2がNチャネルMOSFETによ
り構成された回路(以下、NMOSアンプと称する)で
あり、前記入力バッファ13A2,13B2を構成する
差動増幅回路は図3(A)に示すような入力差動トラン
ジスタQ1,Q2がPチャネルMOSFETにより構成
された回路(以下、PMOSアンプと称する)である。
ここで、NMOSアンプは、入力差動トランジスタQ
1,Q2の共通ソースに接続されたアクティブ負荷トラ
ンジスタQ3,Q4がPチャネルMOSFETで構成さ
れ、入力差動トランジスタQ1,Q2のドレイン側に接
続された定電流用トランジスタQ5がNチャネルMOS
FETで構成されている。一方、PMOSアンプは、ア
クティブ負荷トランジスタQ3,Q4がNチャネルMO
SFETで構成され、定電流用トランジスタQ5がPチ
ャネルMOSFETで構成されている。
【0019】上記のように、2つの入力バッファ13A
1,13A2を構成する差動増幅回路を使い分けること
により、電源電圧VDDが低電圧化されて伝送される信号
の振幅レベルが電源電圧VDDに近づいたとしても、確実
に入力信号を判別することができるようになる。すなわ
ち、NMOSアンプの場合には、電源電圧VDDのレベル
と伝送信号の振幅レベルが近いと、図2(B)に示すよ
うに、低い方の参照電圧Vref2がNMOSアンプのVre
f設定可能範囲VANから外れてしまい、逆に、PMO
Sアンプの場合には、電源電圧VDDのレベルと伝送信号
の振幅レベルが近いと、図3(B)に示すように、高い
方の参照電圧Vref1がPMOSアンプのVref設定可能
範囲VAPから外れてしまう。しかるに、本実施例のよ
うにNMOSアンプとPMOSアンプとを使い分けるこ
とにより、高い方の参照電圧Vref1も低い方の参照電圧
Vref2も、アンプのVref設定可能範囲内に入れること
が可能となり、確実に入力信号を判別することができ
る。
【0020】図4には、図1の実施例を適用したシステ
ムにおいて、チップ10AからTDATA-Aが、またチップ
10BからTDATA-Bが同時に送信された場合にチップ1
0Aで受信されるRDATA-Bのタイミングチャートが示さ
れている。図4において、Tpdは送信TDATA-Bが変化
してから観測点に到達するまでの遅延時間である。本実
施例においては、参照電圧Vref1,Vref2はずっと一定
に保持される。選択制御信号SELがロウレベルの期間
はセレクタ14AによりPMOSアンプの出力(e)が
選択され、選択制御信号SELがハイレベルの期間はN
MOSアンプの出力(f)が選択されることにより、図
4(g)のような波形の信号がセレクタ14Aから出力
される。これがクロックCKに同期して入力データラッ
チ16Aに取り込まれ、内部回路に供給される。
【0021】図5には、本発明の同時双方向インタフェ
ースに好適な出力バッファの具体例が示されている。同
時双方向伝送では、伝送線のレベルが3つの状態をとる
ので、正確な中間レベルの設定が必要であり、そのため
には信号の反射を防止するための終端抵抗を受けるのが
望ましい。この実施例においては、出力バッファの最終
段のMOSFETのオン抵抗を終端抵抗として利用する
回路形式を採用し、出力バッファにインピーダンス調整
回路を付加することにより、伝送線のインピーダンスと
の整合をとれるように構成されている。
【0022】図5において、Qp0,Qn0が本来の最
終出力段を構成する出力MOSFETであり、本実施例
の出力バッファ12は、電源電圧VDDと外部端子11と
の間に前記出力MOSFET Qp0と並列に接続され
た5個のPチャネルMOSFET Qp1〜Qp5と、
外部端子11と接地点GNDとの間に前記出力MOSF
ET Qn0と並列に接続された5個のNチャネルMO
SFET Qn1〜Qn5と、前記出力MOSFET
Qp1〜Qp5のゲート端子に接続されインピーダンス
制御信号P1〜P5と出力制御回路OCCからの信号A
とを入力とするNANDゲートG1〜G5と、前記出力
MOSFET Qn1〜Qn5のゲート端子に接続され
インピーダンス制御信号P6〜P10と出力制御回路O
CCからの信号/Aとを入力とするNORゲートG6〜
G10とによりインピーダンス調整回路ITCが構成さ
れている。
【0023】このインピーダンス調整回路ITCは、イ
ンピーダンス制御信号P1〜P10によって、出力制御
信号A,/Aが印加されるMOSFETの数を制御する
ことにより、伝送線とのインピーダンスの整合を図ると
共にPMOS側とNMOS側のコンダクタンスの比を調
整して、所望の中間レベルを得るようにされている。ま
た、本実施例の出力バッファ12においては、PMOS
とNMOSを同時にオフさせて出力ハイインピーダンス
状態を取り得るようにするため、出力すべきデータDi
nおよびイネーブル信号ENを入力とするNORゲート
G11と、DinとENの反転信号/ENを入力とする
NANDゲートG12と、イネーブル信号ENの反転信
号を生成するインバータG13とからなる出力制御回路
OCCが設けられている。
【0024】これによって、イネーブル信号ENがハイ
レベルにされると、出力MOSFET Qp0〜Qp5
およびQn0〜Qn5が全てオフされて出力端子がハイ
インピーダンス状態にされる。また、イネーブル信号E
Nがロウレベルにされると、ゲートG1〜G10のうち
そのときインピーダンス制御信号P1〜P10がハイレ
ベルにされているものに対応する出力MOSFETが出
力データDinに応じてオンまたはオフ状態にされるこ
とにより、所望の論理レベルの信号が出力されることと
なる。
【0025】なお、インピーダンス制御信号P1〜P1
0は、図示しないコントロールレジスタに設定された制
御データに応じて生成される。このレジスタには、電源
投入時のイニシャライズ等により制御データの設定が行
われるようにされる。レジスタの代わりにヒューズなど
のトリミング可能な素子を含むトリミング回路によって
インピーダンス制御信号P1〜P10を生成するように
構成することも可能である。また、上記出力端子をハイ
インピーダンスにする機能はテストのために設けられた
機能であり、必ずしも設ける必要はない。
【0026】次に、本発明の第2の実施例を、図6およ
び図7を用いて説明する。図6の第2実施例は、入力バ
ッファ13A1,13A2および13B1,13B2と
して、図7(A),(B)に示すようなラッチ内蔵型の
NMOSアンプとPMOSアンプを用いるようにしたも
のである。また、この実施例では、入力バッファ13A
1,13A2および13B1,13B2の参照電圧Vre
f1,Vref2をチップ外部から与えるための外部端子17
A1,17A2と17B1,17B2が設けられている
が、図1の第1実施例と同様にチップ内部に参照電圧V
ref1,Vref2を発生する抵抗分割回路15A,15Bを
設けるようにしても良い。
【0027】図7(A),(B)に示すラッチ内蔵型の
NMOSアンプとPMOSアンプは、入力差動トランジ
スタQ1,Q2とそれぞれドレインが共通接続された第
2差動トランジスタQ11,Q12を有し、Q1,Q2
とQ11,Q12とでそれぞれアクティブ負荷MOSF
ET Q3,Q4を共有するようにした二重差動型の構
造をなしている。また、第2差動トランジスタQ11と
Q12のゲート端子にはそれぞれ第1差動トランジスタ
Q2とQ1のドレイン電圧が印加され、第2差動トラン
ジスタQ11,Q12の共通ソースには第2の定電流用
MOSFETQ15が接続されている。
【0028】そして、入力差動トランジスタQ1,Q2
の共通ソースに接続された定電流用MOSFET Q5
のゲート端子にはクロック信号CKまたは/CKが印加
され、第2の定電流用MOSFET Q15のゲート端
子には、逆相のクロック信号/CKまたはCKが印加さ
れ、トランジスタQ5とQ15は相補的にオン、オフさ
れる。これにより、図7(A),(B)に示すラッチ内
蔵型のNMOSアンプとPMOSアンプは、クロック信
号CKまたは/CKにより本来の定電流用MOSFET
Q5がオンされると差動増幅動作を行ない、その後ク
ロック信号CKまたは/CKが反転すると直前に増幅し
た信号を保持するホールド状態に移行するような動作を
する。
【0029】上記のようなラッチ内蔵型のNMOSアン
プとPMOSアンプを入力バッファ13A1,13A2
および13B1,13B2として使用し伝送線20で接
続されたチップからなるシステムにおいては、データの
伝送ディレイを、図2(A),図3(A)に示すような
ラッチを内蔵していないNMOSアンプとPMOSアン
プを使用したシステムに比べて少なくすることができ
る。これは、ラッチを内蔵していないNMOSアンプと
PMOSアンプを使用したシステムにおけるデータ伝送
のディレイは、図6に破線の矢印で示すように、送信側
の出力データラッチ15BのディレイTpd-FFと、出力バ
ッファ12BのディレイTpd-outと、伝送線でのディレ
イTpd-LINEと、入力バッファ13A1,13A2でのデ
ィレイTpd-INと、入力データラッチ14Aがデータをラ
ッチ可能になるまでのセットアップ時間Tsetupとの和に
相当する。これに対し、第2実施例を適用したシステム
では、実線の矢印で示すように、入力バッファ13A
1,13A2でのディレイTpd-INが見えなくなるので、
その分だけデータ伝送ディレイが少なくなるためであ
る。
【0030】なお、図7のラッチ内蔵型の差動増幅回路
の応用例として、次のような半導体集積回路が考えられ
る。すなわち、従来例を示す図11における入力バッフ
ァIBFを構成する差動増幅回路として図7の回路を使
用するというものである。このような構成によれば、参
照電圧Vref1,Vref2の切り替えによる受信データのジ
ッタを低減するという効果は得られないものの、従来の
ラッチを内蔵していない差動増幅回路を入力バッファI
BFとして使用したシステムに比べて伝送データのディ
レイを少なくすることができるという効果が得られる。
【0031】また、このような実施例においては、出力
バッファ12の前段に設けられる出力データレジスタ
(図1の14に相当)のデータ取り込みを例えばクロッ
クCKの立上がりタイミングで行ない、NMOSアンプ
とPMOSアンプのデータ取り込みをクロックCKの立
下がりタイミングで行なうようにすることで、出力信号
と入力信号が衝突すなわち同時に同一方向に変化したと
しても、そのタイミングではNMOSアンプとPMOS
アンプがデータの取り込みを行なわないようにしてい
る。これにより、従来の回路で生じていたデータの衝突
による受信データのディレイ変動という現象を回避する
ことができる。
【0032】次に、本発明の第3の実施例を、図8およ
び図9を用いて説明する。図8の第3実施例は、第1の
実施例(図1)すなわち入力バッファ13A1,13A
2および13B1,13B2として、図2(A)と図3
(A)に示すようなラッチを内蔵していないNMOSア
ンプとPMOSアンプを用いたシステムの不具合を改良
した実施例である。具体的には、ラッチを内蔵していな
いNMOSアンプとPMOSアンプを用いた第1の実施
例においては、送信データTDATAの出力タイミングとセ
レクタ14の切替えタイミングとの関係やNMOSアン
プとPMOSアンプの動作速度の関係で、セレクタ14
の出力信号Q2にヒゲ状のパルスが生じて内部回路が誤
動作する可能性が考えられる。そこで、この第3実施例
では、図8に示されているように、送信データTDATAと
セレクタ14の出力信号Q2とを入力とするイクスクル
ーシブORゲート18Aを有するハザード防止回路18
を設けたものである。
【0033】この実施例におけるハザード防止回路18
は、前記イクスクルーシブORゲート18Aと、出力バ
ッファ12の出力段を構成するMOSFET Tr1と
Tr2のゲート端子を駆動するインバータINV1,I
NV2の出力のいずれかを選択するセレクタ18Bと、
インバータINV1,INV2の入力のいずれかを選択
するセレクタ18Cと、セレクタ18Bまたは18Cの
出力のいずれかを選択するセレクタ18Dとから構成さ
れており、セレクタ18Bと18Cは送信データTDATA
に応じて切替え制御が行なわれ、セレクタ18Dは前記
イクスクルーシブORゲート18Aの出力によって切替
え制御が行なわれるように構成されている。
【0034】図9には、図8の実施例における各信号の
タイミングが示されている。図8の実施例は、ハザード
防止回路18によって、送信データTDATAとセレクタ1
4の出力信号Q2の論理レベルが異なる時はセレクタ1
4の切替え信号SELの変化タイミングを早くし、送信
データTDATAとセレクタ14の出力信号Q2の論理レベ
ルが同じ時はセレクタ14の切替え信号SELの変化タ
イミングを遅くするように働く。これにより、セレクタ
14の出力信号Q2にヒゲ状のパルスが生じて内部回路
が誤動作するのを回避することができる。
【0035】なお、入力バッファ13A1,13A2お
よび13B1,13B2として、図7(A),(B)に
示すようなラッチ内蔵型のNMOSアンプとPMOSア
ンプを用いた第2の実施例(図6)においては、ラッチ
回路16A,16Bによるセレクタ14A,14Bの出
力信号のラッチタイミングを、上記ヒゲが発生するタイ
ミングとずれるように設定することにより、本実施例の
ようなハザード防止回路18は不要である。
【0036】次に、本発明の第4の実施例を、図10を
用いて説明する。図10の実施例は、半導体チップ10
A−10B間において伝送線20を介して多値レベルで
データを伝送するようにしたものである。ただし、デー
タの伝達方向は一方向(図ではAからB)である。図示
しないが、逆方向のデータ送信のために半導体チップ1
0Bから10Aへデータを伝送するための送信回路がチ
ップ10Bに、また受信回路がチップ10Aに設けられ
る。また、この実施例では、伝送線20の受信端側に終
端抵抗Reが設けられる。
【0037】この実施例における送信回路は、2ビット
の送信データTDATA-A,TDATA-Bをラッチするフリップフ
ロップFF1,FF2と、該フリップフロップFF1,
FF2にラッチされたデータを入力とするORゲートG
21およびANDゲートG22と、出力ノードが外部端
子11Aに接続されたCMOSインバータ19Aおよび
プッシュプル出力段19Bとにより構成されている。こ
のうちCMOSインバータ19Aを構成するMOSFE
T Tr3とTr4のゲート端子には前記フリップフロ
ップFF1の出力信号が入力される。また、プッシュプ
ル出力段19Bを構成するMOSFET Tr1とTr
2のゲート端子には前記ORゲートG21とANDゲー
トG22の出力信号がそれぞれ入力される。
【0038】一方、受信側のチップ10Bの受信回路
は、受信データが入力される外部端子10Bに非反転入
力端子が接続され、反転入力端子には各々レベルが異な
る参照電圧Vref1,Vref2,Vref3(Vref1>Vref2>
Vref3)が印加された3個の差動増幅回路からなる入力
回路IBF1,IBF2,IBF3と、入力回路IBF
1とIBF2の出力を入力とするORゲートG31と、
IBF2の出力とIBF3の反転出力とを入力とするA
NDゲートG32と、このANDゲートG32の出力と
前記入力回路IBF1の出力を入力とするORゲートG
33とから構成されている。
【0039】そして、この実施例においては、前記入力
回路IBF1,IBF2,IBF3のうちIBF1は差
動トランジスタがNチャネルMOSFETからなるNM
OSセンスアンプが、またIBF3は差動トランジスタ
がPチャネルMOSFETからなるPMOSセンスアン
プが用いられている。IBF3はNMOSセンスアン
プ、PMOSセンスアンプのどちらでもよい。参照電圧
Vref1,Vref2,Vref3は、それぞれ電源電圧VDDの6
/7,4/7,2/7のようなレベルとされる。これに
よって、参照電圧Vref1とVref3が差動増幅回路のVre
f設定可能範囲からはずれて入力信号のレベルを判定で
きなくなるのを回避することができる。
【0040】この実施例における入力回路IBF1,I
BF2,IBF3は、図7(A),(B)に示すような
フリップフロップ内蔵型の差動アンプでも、図2(A)
および図3(A)のようなフリップフロップを内蔵しな
い通常の差動アンプでも良い。参照電圧Vref1,Vref
2,Vref3は図10に示されているように、チップ外部
から与えても良いが、チップ内部に抵抗分割回路などか
らなる参照電圧発生回路を設けても良い。
【0041】次に、本実施例におけるデータの伝送動作
について説明する。先ず、送信回路は、送信データTDAT
A-A,TDATA-Bに応じて出力トランジスタTr1〜Tr4
を選択的にオンさせる。これにより、受信側のチップ1
0Bの外部端子11Bは、オンされたトランジスタのオ
ン抵抗と伝送線20の終端抵抗Reの抵抗値との比に応
じた電位に変化され、この電位が受信側のチップ10B
の差動増幅回路からなる3つの入力回路IBF1,IB
F2,IBF3で参照電圧Vref1,Vref2,Vref3と比
較されることで判別され、入力回路IBF1,IBF
2,IBF3の出力の組合せに応じて論理ゲートG31
〜G3が送信データTDATA-A,TDATA-Bと同一の受信デー
タRDATA-A,RDATA-Bを復元しフリップフロップFF1
1,FF12によってラッチされ、内部回路へ供給され
る。
【0042】次の表1に、送信データTDATA-A,TDATA-B
と、出力トランジスタTr1〜Tr4のオン/オフ状態
と、伝送線20の電位と、受信側チップの入力回路IB
F1,IBF2,IBF3の出力SA1,SA2,SA
3と、受信データRDATA-A,RDATA-Bの関係を示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1より、2ビットの送信データTDATA-
A,TDATA-Bが4値レベルの信号に変換されて伝送線によ
り伝達され、再び2ビットの受信データRDATA-A,RDATA
-Bに正しく復元されることが分かる。
【0045】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。以上の説明
では主として本発明者によってなされた発明をその背景
となった利用分野である半導体集積回路間の双方向デー
タ送信について説明したが、本発明は半導体集積回路を
搭載したボードシステム間での双方向データ送信に利用
することができる。
【0046】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、同時双方向インタフェース
を有する半導体集積回路の電源電圧が低電圧化されても
正確に受信データを判別することができる。また、2つ
の半導体集積回路間の同時双方向データ伝送の際に、受
信データの判別のための参照電圧の切替えによる信号の
遅延時間の変動がなく受信データのジッタを小さくする
ことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した同時双方向インタフェースを
有する半導体集積回路およびそれを用いたシステムの第
1の実施例を示すブロック図である。
【図2】入力回路の一例としてのNMOS差動アンプを
示す回路図およびそのアンプにおけるVref設定可能電
圧と参照電圧Vrefとの関係を示す図である。
【図3】入力回路の一例としてのPMOS差動アンプを
示す回路図およびそのアンプにおけるVref設定可能電
圧と参照電圧Vrefとの関係を示す図である。
【図4】第1の実施例における送信データとアンプの出
力および受信データとの関係を示すタイミングチャート
である。
【図5】同時双方向インタフェースに好適な出力バッフ
ァの具体例を示す回路構成図である。
【図6】本発明を適用した同時双方向インタフェースを
有する半導体集積回路およびそれを用いたシステムの第
2の実施例を示すブロック図である。
【図7】第2の実施例における入力回路の一例としての
PMOS差動アンプおよびNMOS差動アンプを示す回
路図である。
【図8】本発明の同時双方向インタフェースの第3の実
施例を示す回路構成図である。
【図9】第3の実施例における送信データとアンプの出
力および制御信号との関係を示すタイミングチャートで
ある。
【図10】本発明の同時双方向インタフェースの第4の
実施例を示す回路構成図である。
【図11】従来の同時双方向インタフェースの構成例を
示す回路構成図である。
【図12】従来の同時双方向インタフェースにおける送
信データと観測点(伝送線)の信号と受信データの関係
を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
10A,10B 半導体チップ(半導体集積回路) 11A,11B 外部端子 12A,12B 出力バッファ 13A,13B 入力バッファ 14A,14B セレクタ 15A,15B 出力データラッチ回路 16A,16B 出力データラッチ回路 17A,17B 抵抗分割回路 18 ハザード防止回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 敏郎 東京都青梅市新町六丁目16番地の3 株式 会社日立製作所デバイス開発センタ内 Fターム(参考) 5J042 BA13 BA18 CA00 CA09 CA14 CA18 DA04 5J056 AA11 AA40 BB16 BB18 BB24 CC00 CC14 DD13 DD28 EE15 FF01 FF09 GG09 KK01 5K029 AA04 CC02 DD02 DD12 GG07 HH08

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端子と該外部端子に接続されたデー
    タ信号出力回路を備えた第1の半導体集積回路と、外部
    端子と該外部端子に接続されたデータ信号入力回路を備
    えた第2の半導体集積回路とが、前記外部端子に接続さ
    れた伝送線を介して前記第1の半導体集積回路から前記
    第2の半導体集積回路へデータ信号を送信可能に構成さ
    れてなるシステムであって、 前記データ信号入力回路は、データ入力端子に入力され
    た信号と参照電圧とを比較して入力信号を判別する2以
    上の差動増幅回路からなり、 前記差動増幅回路のうち最も高い参照電圧が印加された
    回路は入力差動トランジスタがNチャネル型電界効果ト
    ランジスタにより構成された第1タイプの差動増幅回路
    からなり、前記差動増幅回路のうち最も低い参照電圧が
    印加された回路は入力差動トランジスタがPチャネル型
    電界効果トランジスタにより構成された第2タイプの差
    動増幅回路からなり、これらの差動増幅回路により前記
    伝送線の3以上のレベルを識別することより受信データ
    を判別するように構成されてなることを特徴とするデー
    タ伝送システム。
  2. 【請求項2】 前記差動増幅回路はラッチ機能を有する
    回路であることを特徴とする請求項1に記載のデータ伝
    送システム。
  3. 【請求項3】 前記伝送線の前記第2の半導体集積回路
    側の端部と電源電圧端子との間には終端抵抗が接続さ
    れ、前記伝送線の多値レベルによって2ビット以上のバ
    イナリ情報を同時に伝達可能に構成されていることを特
    徴とする請求項1または2に記載のデータ伝送システ
    ム。
  4. 【請求項4】 入出力兼用の外部端子と該外部端子に接
    続されたデータ信号出力回路およびデータ信号入力回路
    を各々備えた第1の半導体集積回路と第2の半導体集積
    回路とが、前記外部端子に接続された伝送線を介して互
    いにデータ伝送可能に構成されてなるシステムであっ
    て、 前記データ信号入力回路は、データ入力端子に入力され
    た信号と参照電圧とを比較して入力信号を判別する2以
    上の差動増幅回路からなり、 前記差動増幅回路のうち最も高い参照電圧が印加された
    回路は入力差動トランジスタがNチャネル型電界効果ト
    ランジスタにより構成された第1タイプの差動増幅回路
    からなり、前記差動増幅回路のうち最も低い参照電圧が
    印加された回路は入力差動トランジスタがPチャネル型
    電界効果トランジスタにより構成された第2タイプの差
    動増幅回路からなり、これらの差動増幅回路により前記
    伝送線の3以上のレベルを識別することより受信データ
    を判別するように構成されてなることを特徴とする双方
    向データ伝送システム。
  5. 【請求項5】 前記差動増幅回路の後段にはセレクタ回
    路が設けられ、該セレクタ回路は当該半導体集積回路内
    の前記データ信号出力回路から出力されるべきデータ信
    号に応じて前記2以上の差動増幅回路のうちいずれか一
    つの差動増幅回路の出力を選択して内部回路へ伝達する
    ように構成されていることを特徴とする請求項4に記載
    の双方向データ伝送システム。
  6. 【請求項6】 前記差動増幅回路はラッチ機能を有する
    回路であることを特徴とする請求項5に記載の双方向デ
    ータ伝送システム。
  7. 【請求項7】 前記データ信号出力回路から出力される
    べきデータ信号と前記セレクタ回路の出力信号とに基づ
    いて前記セレクタ回路の切替え制御信号のタイミングを
    調整可能なハザード防止回路を備えてなることを特徴と
    する請求項5に記載の双方向データ伝送システム。
  8. 【請求項8】 前記参照電圧を発生する回路が前記第1
    の半導体集積回路と第2の半導体集積回路のそれぞれに
    設けられていることを特徴とする請求項4ないし7のい
    ずれかに記載の双方向データ伝送システム。
  9. 【請求項9】 前記データ信号出力回路には前記伝送線
    のインピーダンスとの整合をとるためのインピーダンス
    調整回路が設けられていることを特徴とする請求項4な
    いし8のいずれかに記載の双方向データ伝送システム。
JP2002027895A 2002-02-05 2002-02-05 データ伝送システム Expired - Lifetime JP3932260B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027895A JP3932260B2 (ja) 2002-02-05 2002-02-05 データ伝送システム
US10/336,723 US7260057B2 (en) 2002-02-05 2003-01-06 Data transmission system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002027895A JP3932260B2 (ja) 2002-02-05 2002-02-05 データ伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003229917A true JP2003229917A (ja) 2003-08-15
JP3932260B2 JP3932260B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=27749285

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002027895A Expired - Lifetime JP3932260B2 (ja) 2002-02-05 2002-02-05 データ伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7260057B2 (ja)
JP (1) JP3932260B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214638A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nec Corp 同時双方向回路、該回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法
JP2009225335A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Corp 伝送装置及び二重伝送方式
CN107924871A (zh) * 2015-09-02 2018-04-17 Pezy计算股份有限公司 半导体装置

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100539252B1 (ko) * 2004-03-08 2005-12-27 삼성전자주식회사 데이터 버스 및 커맨드/어드레스 버스를 통해 전송되는신호의 충실도를 향상시킬 수 있는 메모리 모듈 및 이를포함하는 메모리 시스템
US7996590B2 (en) * 2004-12-30 2011-08-09 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory module and semiconductor memory system having termination resistor units
US8335115B2 (en) * 2004-12-30 2012-12-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor memory module and semiconductor memory system having termination resistor units
KR100562860B1 (ko) * 2005-09-23 2006-03-24 주식회사 아나패스 디스플레이, 컬럼 구동 집적회로, 멀티레벨 검출기 및멀티레벨 검출 방법
JP2007174197A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Toshiba Corp 双方向伝送装置および双方向伝送方法
JP4741991B2 (ja) * 2006-07-14 2011-08-10 株式会社日立製作所 シリアアライザ/デシリアライザ方式の転送装置
US8436659B1 (en) * 2008-06-24 2013-05-07 Marvell International Ltd. Circuits and methods for reducing electrical stress on a transistor
KR101605747B1 (ko) * 2009-06-11 2016-03-23 삼성전자주식회사 물리적으로 공유된 데이터 패스를 구비하는 반도체 메모리 장치 및 이에 대한 테스트 장치
KR20110027387A (ko) * 2009-09-10 2011-03-16 삼성전자주식회사 송수신 시스템, 이 시스템의 반도체 장치, 및 이 시스템의 데이터 송수신 방법
JP2011146101A (ja) * 2010-01-15 2011-07-28 Elpida Memory Inc 半導体装置、データ伝送システム、及び半導体装置の制御方法
US9906383B2 (en) * 2015-02-02 2018-02-27 Samsung Electronics Co., Ltd. Semiconductor device, semiconductor system and method of operating semiconductor device
KR20220039954A (ko) * 2020-09-22 2022-03-30 삼성전자주식회사 프로브 장치, 테스트 장치, 및 반도체 장치의 테스트 방법
US20220350522A1 (en) * 2021-04-29 2022-11-03 Micron Technology, Inc. Multi-driver signaling

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202863A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Nec Corp Cmos同時双方向送受信回路
JPH08316815A (ja) * 1995-05-17 1996-11-29 Nec Corp 同時双方向入出力回路
JPH09331260A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH1155106A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JPH11154859A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Hitachi Ltd 多値信号伝送方法および多値信号伝送システム並びに半導体集積回路
JP2001119441A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ送信回路、データ受信回路及びデータ送受信システム

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4104734A (en) * 1977-06-30 1978-08-01 Fairchild Camera And Instrument Corporation Low voltage data retention bias circuitry for volatile memories
JP2747223B2 (ja) * 1994-06-27 1998-05-06 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 半導体集積回路
JP2654352B2 (ja) * 1994-07-29 1997-09-17 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 半導体集積回路
JP2601223B2 (ja) 1994-10-04 1997-04-16 日本電気株式会社 同時双方向入出力バッファ
JP3179330B2 (ja) * 1996-02-28 2001-06-25 日本電気株式会社 インタフェース回路
JP3102391B2 (ja) * 1997-10-27 2000-10-23 日本電気株式会社 半導体集積回路
JP3252830B2 (ja) * 1999-05-28 2002-02-04 日本電気株式会社 レベル変換回路
JP3420136B2 (ja) * 1999-10-27 2003-06-23 日本電気株式会社 接続制御回路
JP2001210092A (ja) * 2000-01-24 2001-08-03 Nec Corp 半導体記憶装置
JP3758488B2 (ja) * 2000-09-19 2006-03-22 日本電気株式会社 受信回路
DE10113822A1 (de) * 2000-10-02 2002-04-25 Fujitsu Ltd Empfänger, Hybridschaltung, Ansteuerschaltung und Signalübertragungssystem zur bidirektionalen Signalübertragung zum gleichzeitigen Ausführen einer derartigen Signalübertragung in beiden Richtungen
JP4397555B2 (ja) * 2001-11-30 2010-01-13 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置、電子機器
JP4645238B2 (ja) * 2005-03-09 2011-03-09 日本電気株式会社 半導体装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202863A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Nec Corp Cmos同時双方向送受信回路
JPH08316815A (ja) * 1995-05-17 1996-11-29 Nec Corp 同時双方向入出力回路
JPH09331260A (ja) * 1996-06-10 1997-12-22 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH1155106A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置
JPH11154859A (ja) * 1997-11-19 1999-06-08 Hitachi Ltd 多値信号伝送方法および多値信号伝送システム並びに半導体集積回路
JP2001119441A (ja) * 1999-10-18 2001-04-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd データ送信回路、データ受信回路及びデータ送受信システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007214638A (ja) * 2006-02-07 2007-08-23 Nec Corp 同時双方向回路、該回路を備えた大規模集積回路並びに信号同時伝送方法
JP2009225335A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Toshiba Corp 伝送装置及び二重伝送方式
CN107924871A (zh) * 2015-09-02 2018-04-17 Pezy计算股份有限公司 半导体装置
JPWO2017037883A1 (ja) * 2015-09-02 2018-06-14 株式会社PEZY Computing 半導体装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20030206048A1 (en) 2003-11-06
JP3932260B2 (ja) 2007-06-20
US7260057B2 (en) 2007-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003229917A (ja) データ伝送システム
US7280412B2 (en) Circuits and methods for data bus inversion in a semiconductor memory
KR100801032B1 (ko) 비휘발성 반도체 메모리 장치의 입력회로 및 비휘발성반도체 메모리 장치의 데이터 입력방법
US7408482B2 (en) Integrated circuit devices having data inversion circuits therein with multi-bit prefetch structures and methods of operating same
US7778374B2 (en) Dual reference input receiver of semiconductor device and method of receiving input data signal
US20050253640A1 (en) Control signal generator, latch circuit, flip-flop and method for controlling operations of the flip-flop
JP2006005661A (ja) フリップフロップ回路
US6486698B2 (en) LSI device capable of adjusting the output impedance to match the characteristic impedance
US6469539B2 (en) Impedance controlled output circuit having multi-stage of high code selectors in semiconductor device and method for operating the same
TWI769328B (zh) 半導體裝置及使用其的半導體系統
US6738295B2 (en) Semiconductor memory device and associated data read method
US7286000B1 (en) Semiconductor device
US7116152B2 (en) Digital circuit tolerant of race condition problem
US7394872B2 (en) Data receiver and method for receiving data using folded differential voltage sampler
US20070290716A1 (en) Multiplexing circuit for decreasing output delay time of output signal
US6704242B2 (en) Semiconductor integrated circuit
JP3783699B2 (ja) 出力バッファ回路
US9203389B2 (en) Majority determination circuit, majority determination method, and semiconductor device
US6677785B1 (en) Power level detection circuit
KR100457163B1 (ko) 온도 디텍터 회로
JP2005064701A (ja) クロック入出力装置
KR100851990B1 (ko) 반도체 메모리 장치의 커맨드 버퍼
JPH0758608A (ja) デジタル信号転送回路
JP2001014897A (ja) 半導体装置
JP2007129685A (ja) 集積回路装置ドライバを制御するための方法およびシステム、ならびに装置ドライバの出力電圧レベルを調整するための方法およびシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 6