JP2003229682A - 電子回路基板の固定部材 - Google Patents

電子回路基板の固定部材

Info

Publication number
JP2003229682A
JP2003229682A JP2002028963A JP2002028963A JP2003229682A JP 2003229682 A JP2003229682 A JP 2003229682A JP 2002028963 A JP2002028963 A JP 2002028963A JP 2002028963 A JP2002028963 A JP 2002028963A JP 2003229682 A JP2003229682 A JP 2003229682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
electronic circuit
board
substrate
fixing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002028963A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Koike
竜夫 小池
Mitsuhiro Ito
光浩 伊東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP2002028963A priority Critical patent/JP2003229682A/ja
Priority to US10/358,221 priority patent/US6785146B2/en
Priority to DE10304887A priority patent/DE10304887A1/de
Publication of JP2003229682A publication Critical patent/JP2003229682A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/14Mounting supporting structure in casing or on frame or rack
    • H05K7/1417Mounting supporting structure in casing or on frame or rack having securing means for mounting boards, plates or wiring boards

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形誤差を許容することができると共に、温
度変化による体積変化や振動による応力にも良く対応で
きる電子回路基板の固定部材を提供する。 【解決手段】 電子回路基板(基板)22の収容ケース
10に形成された弾性変形可能な足部1aと、足部1a
に連続し、かつ基板22の方向に突出する突起部1bを
備えると共に、突起部1bを基板22に係合させること
によって基板22を所定の載置面(上端面)24aに固
定する部材(基板固定用爪部)1において、基板22を
載置面24aに固定したとき、突起部1bの基板22に
接する面(基板接触面)1b1と基板22が所定の角度
(具体的には31度から33度)をなすように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電子回路基板を固
定する部材、より具体的には爪状のフックに関する。
【0002】
【従来の技術】電子回路基板を固定する固定部材とし
て、従来より図16に示すような爪状の部材が広く使用
されている。この爪状の固定部材100は、電子回路基
板102の挿入の際に弾性変形せしめられる足部104
と、電子回路基板102の上下方向の移動を規制して所
定位置に固定する突起部106からなる。尚、電子回路
基板102の左右方向への移動は足部104によって規
制される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術に係る固定部材100にあっては、電子回路基板10
2の厚みが、突起部106の基板接触面106aと載置
面108の離間距離よりも小さかった場合(同図に破線
で示す)に上下方向のガタツキが生じるといった不都合
があった。また、左右方向についても、足部104(あ
るいは図示しない側壁など)の離間距離が電子回路基板
102の幅よりも大きかった場合にはガタツキが生じ
る。
【0004】このような不都合を防止するには、固定部
材100および電子回路基板102の寸法管理を厳しく
する必要があり、コストの面で不利になる。また、温度
変化の厳しい環境で使用する場合にあっては、固定部材
100および電子回路基板102が熱膨張および熱収縮
を繰り返すことになるが、熱膨張時を基準に設計する
と、熱収縮時に左右および上下方向のガタツキが生じ易
い。
【0005】逆に、熱収縮時を基準に設計すると、熱膨
張時に固定部材100および電子回路基板102に過剰
な応力が働き、固定部材100の破損、あるいは電子回
路基板102の撓みによる半田クラックの発生などの恐
れがある。また、振動などによっても過大な応力が働
き、同様に固定部材100の破損などの恐れがある。
【0006】従って、この発明は、上記した課題を解決
し、従来技術に比して成形誤差を許容することができる
と共に、温度変化による体積変化や振動による応力にも
良く対応するようにした電子回路基板の固定部材を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1項に記載の発明においては、電子回路基板
の収容ケースに形成された弾性変形可能な足部と、前記
足部に連続し、かつ前記電子回路基板の方向に突出する
突起部を備えると共に、前記突起部を前記電子回路基板
に係合させることによって前記電子回路基板を所定の載
置面に固定する部材において、前記電子回路基板を前記
載置面に固定したとき、前記突起部の前記電子回路基板
に接する面と前記電子回路基板が所定の角度をなすよう
に構成した。
【0008】電子回路基板を前記載置面に固定したと
き、突起部の電子回路基板に接する面(基板接触面)と
電子回路基板が所定の角度をなすように構成した、具体
的には、基板接触面と電子回路基板が所定の角度をなし
て線接触する、即ち、基板接触面と電子回路基板の接線
が、基板接触面の範囲内において可変となるように構成
したので、成形誤差を許容することができると共に、温
度変化による体積変化にも良く対応することができる。
【0009】また、請求項2項においては、前記所定の
角度が、前記電子回路基板を固定した際に前記電子回路
基板および固定部材に加わる応力に応じて設定されるよ
うに構成した。
【0010】所定の角度が、電子回路基板を固定した際
に電子回路基板および固定部材に加わる応力、例えば体
積変化による応力や振動による応力に応じて設定される
ように構成したので、上記した効果を、一層良く得るこ
とができると共に、使用環境を問わず、得ることができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照してこの発
明の一つの実施の形態に係る電子回路基板の固定部材に
ついて説明する。
【0012】図1はこの実施の形態に係る固定部材の拡
大図である。
【0013】同図に示すように、この実施の形態に係る
固定部材1は、足部1aとそれに連続する突起部1bか
らなる爪状のフックである。同図の説明を続ける前に、
先ず図2以降を参照して固定部材1が形成される電子回
路基板の収容ケース(以下単に「収容ケース」という)
について説明する。図2は、収容ケースを各構成ごとに
示す斜視図である。同図に示すように、収容ケース12
は樹脂製(具体的にはPBT)のケース本体14と、同
じく樹脂製(PBT)のカバー16と、熱伝導性の高い
金属(具体的にはアルミニウム)からなるヒートシンク
18とから構成される。
【0014】図3はケース本体12の上面図、図4はそ
の底面図(尚、同図において後述するコネクタの一部を
省略する)、図5は電子回路基板を収容した状態の側面
図であり、図6は図3のVI−VI線断面図である。以下、
図2から図6を参照してケース本体12について詳説す
る。
【0015】ケース本体12は、上面および底面の略全
面が開口される。以下、上面側の開口部を第1の開口部
18、底面側の開口部を第2の開口部20と呼ぶ。ケー
ス本体12は、第1の開口部18を介してケース内部に
電子回路基板(以下単に「基板」という)22を収容す
る。尚、基板22に搭載される電子部品は図示を省略す
る。
【0016】ケース本体12は、上面視略矩形の内部空
間を有し、側壁12aの内部空間側(内壁)の適宜位置
には複数個、具体的には6個のリブ24が形成される。
尚、後述するように、カバー14にもリブが形成される
ため、ケース本体12に形成されるリブを「第1のリ
ブ」という。この第1のリブ24の上端面24aは、基
板22が載置される載置面として機能する。上端面24
a上のケース外方側の位置には、基板22の位置決めの
ための第1のストッパ24bが形成される。
【0017】ケース本体12の内壁にはさらに、基板2
2を固定するための固定部材1が複数個、具体的には対
向する内壁に2個ずつ、計4個形成される。以下、固定
部材1を基板固定用爪部1と呼ぶ。
【0018】図1の説明に戻ると、この基板固定用爪部
1は、前記したように、弾性変形可能な足部1aと、足
部1aに連続し、かつ電子回路基板(即ち基板22)の
方向、換言すれば、ケース本体12の内部空間内方に突
出する突起部1bとからなる。突起部1bは、大略、基
板22が載置される上端面24aから基板22の厚みだ
け上方に離間した上位位置に形成される。
【0019】基板22を固定した際にそれと接する面
(以下「基板接触面」という)1b1は、上端面24a
とのなす角度が30度となるように、前記内部空間側に
向けてテーパ状に形成される。また、基板22を挿入す
る際に接する1b2は、基板22の挿入方向に対してな
す角度が30度となるようにテーパ状に形成され、基板
22の挿入を容易にする。
【0020】尚、図示の如く、基板接触面1b1の左右
方向の幅は0.9mmであり、上下方向の幅(高さ)は
0.52mmである。前記したように、上端面24a、
即ち水平面とのなす角度が30度であることから、基板
接触面1b1の実質的な長さは1.04mmとなる。ま
た、上端面24aと基板接触面1b1の上下方向におけ
る最大離間距離は1.9mm(最小離間距離は1.9−
0.52=1.38mm)、基板22の厚みは1.6m
mである。
【0021】図7に、対向する基板固定用爪部1の足部
1aにおける離間距離と突起部1bの先端における離間
距離、ならびに基板22の幅を示す。同図に示すよう
に、基板22の幅に比して対向する足部1aおよび突起
部1bの先端の離間距離が小さくなるように設定され
る。
【0022】図8は、基板22を固定した際の基板固定
用爪部1の状態を示す説明図である。同図に示すよう
に、基板22は、その載置面たる上端面24aと基板接
触面1b1によって挟持されることによって所定位置に
固定される。このため、基板22の幅および厚みが、基
板接触面1b1の左右方向の幅および上下方向の幅の範
囲内に収まれば、基板22を上端面24aと基板接触面
1b1によって挟持することが可能となり、所定位置に
固定することができる。別言すれば、基板接触面1b1
と基板22が所定の角度をなして線接触する、即ち、基
板接触面1b1と基板22の接線が、基板接触面1b1
の範囲内において可変となるように構成したので、基板
22及び基板固定用爪部1の成形誤差、ならびにその温
度変化による体積変化を、基板接触面1b1の左右方向
の幅および上下方向の幅の範囲内において許容すること
ができる。ここで、基板22を挟持する力は、足部1a
の弾性力に応じる。
【0023】尚、基板22の上端面24aに固定するこ
とによって基板固定用爪部1、より具体的には足部1a
が弾性変形し、上端面24aと基板接触面1b1のなす
角度が変化する(変化後の角度、別言すれば、基板22
と基板接触面1b1のなす角度を30度+α度とす
る)。それに伴い、基板接触面1b1の左右方向の幅と
上下方向の幅、ならびに上端面24aと基板接触面1b
1の上下方向における最大離間距離が変化する。
【0024】具体的には、足部1aの弾性変形量が大き
くなるほど(すなわち上端面24aと基板接触面1b1
のなす角度が大きくなるほど)、基板接触面1b1上下
方向の幅と上端面1aとの最大離間距離が大きくなる
(+d1で示す)と共に、基板接触面1b1の左右方向
の幅が小さくなる(−d2で示す)。
【0025】sinθ+cosθは、θ=45度のとき
最大値となるため、基板22を上端面24aに固定した
際の上端面24aと基板接触面1b1のなす角度が45
度となるように(即ち前記したαが15度となるよう
に)各部の寸法を決定することで、成形誤差および体積
変化を最大限に許容することができる。ただし、この固
定後のなす角度は、基板固定用爪部1および基板22に
加わる応力によって適宜設定するようにしても良い。
【0026】例えば、寸法が上記した幅48.2mm、
厚さ1.6mmの基板22において、熱膨張率を14×
10-6、温度変化を−40℃から120℃(ΔT=16
5℃)とすると、 幅方向の変化量=48.2×(14×10-6×165) =0.11mm 厚さ方向の変化量=1.6×(14×10-6×165) =0.0037mm となるため、固定後の角度が45度以下になるように設
定し、左右方向の変化許容値を大きくすることが望まし
い。また、上下方向の振動(応力)が大きく加わる環境
で使用される場合においても、固定後のなす角度が45
度以下となるように設定し、基板22を下方に押さえつ
けることでガタツキを抑えることが望ましい。発明者達
は、以上に鑑みて実験を重ねた結果、この実施の形態に
係る収容ケース10を、温度変化が激しく、かつ上下左
右方向に大きな振動が働く車両のエンジンルームに搭載
するにあたり、前記したαを1から3度(即ち固定後の
角度を31度から33度)に設定することで、温度変化
による体積変化や振動による応力にも良く対応でき、基
板固定用爪部1の破損や基板22の脱落を防止できるこ
とを知見した。
【0027】図9に、この実施の形態に係るケース本体
12に基板22を固定した際の基板固定用爪部1に作用
する応力の測定値を示す。尚、同図において、基板挿入
時の最大許容応力とは、瞬間的な曲げ応力に対する許容
値であり、他の最大許容応力とは、継続的な応力(繰り
返し応力)に対する許容値である。また、固定後の応力
は、振動試験によって発生する応力に加算すべき値であ
る。
【0028】同図に示すように、この実施の形態に係る
基板固定用爪部1にあっては、その強度特性に対し、実
際に作用し得る応力値に余裕があることが分かる。この
結果は、基板固定用爪部1の各部の寸法によって左右さ
れるものであるのは言うまでもないが、基板22を固定
した後の上端面24aと基板接触面1b1のなす角度が
所定の角度をなすように構成したことにより、基板固定
用爪部1に作用する応力が上下方向と左右方向に分解さ
れたことによることが大きい。
【0029】また、振動試験によって発生する応力が小
さいことから、振動によって基板22が共振することな
く、基板固定用爪部1によって確実に固定されているこ
とが分かる。
【0030】また、周囲の温度環境によって基板22が
膨張、収縮しても、基板固定用爪部1、具体的には基板
接触面1b1がその変化に追従するので、常にガタツキ
なく基板22を固定することができる。
【0031】図2から図6の説明に戻ると、第1の開口
部18の外周には環状凹部30が形成される。また、ケ
ース本体12の側壁12aの外側(外壁)には、上面視
略三角形状の2個のフランジ部32が形成される。各フ
ランジ部32には、ボルト(図示せず)が挿入されるボ
ルト孔34が穿設されると共に、後述するカバー固定用
爪部が挿入され、その突起部と係合する第1の係合孔3
6が2個穿設される。
【0032】また、ケース本体12の外方側の側壁(よ
り詳しくは外壁)には、その側壁から突出するようにコ
ネクタ38が一体的に形成される。尚、この実施の形態
において、コネクタ38をケース本体12に一体的に形
成したが、上記した目的を奏する位置に設けるのであれ
ば、コネクタ38を別体に設けケース本体12にボルト
などにより固定しても良い。
【0033】また、ケース本体12の底面側において、
第2の開口部20の外周には、第1の環状凸部40が形
成される。さらに、前記した第1の係合孔36に近傍に
は、前記したヒートシンク10を固定するためのヒート
シンク固定用爪部(固定部材)42が形成される。尚、
ヒートシンク固定用爪部42は、基板固定用爪部1と同
様に、弾性変形可能な足部42aとそれに連続する突起
部42bからなり、ヒートシンク10を固定する際に接
触する面42b2およびヒートシンク10を固定した際
にヒートシンク10の所定の部位(後述)と所定の角度
をなして線接触する面(以下「ヒートシンク接触面」と
いう)42b1を備える。
【0034】ここで、ケース本体12の上面側の説明に
戻ると、第1の係合孔36の上方には、カバー固定用爪
部(後述)の足部を覆設する覆設部44が形成される。
これについては後に詳説する。
【0035】次いでカバー14について説明する。図1
0はカバー14の底面図(裏側から見た図)であり、図
11はその側面図である。また、図12は、図11のXI
I −XII 線拡大断面図である。以下、図2および図10
から図12を参照して説明する。
【0036】カバー14は底面視略矩形に形成され、そ
の側壁の下面は、ケース12の第1の開口部18を規定
する開口端と相対する。また、上面の一部が上方に突出
され、カバー14をケース本体12に取付けた際の電子
部品の収容スペースを確保する。この上方に突出された
上面の一部は、網目状リブ46で補強される。
【0037】カバー14の側壁において、前記したその
下面には、前記したケース本体12の第1の環状凹部3
0に対応する位置に前記第1の環状凹部30に嵌合すべ
き第2の環状凸部48が形成される。また、側壁の内部
空間側(内壁)の適宜位置には、複数個、具体的には4
個の第2のリブ50が形成される。
【0038】ここで、第2のリブ50は、その下端面5
0aが、カバー14をケース本体12に取付けた際に、
前記した第1のリブ24の上端面24aから基板22の
厚みだけ上方に離間した上位位置となるように形成され
る。即ち、カバー14をケース本体12に取付けた際
に、前記した第1のリブ24の上端面24aと第2のリ
ブ50の下端面50aで基板22を挟持するように構成
する。下端面50aのカバー外方側の位置には、基板2
2の位置決めのための第2のストッパ50bが形成され
る。
【0039】また、カバー14の外方側の側壁14a
(より詳しくは外壁)には、前記したケース本体12の
第1の係合孔36に対応する位置において、カバー固定
用爪部(固定部材)52が形成される。カバー固定用爪
部52もヒートシンク固定用爪部42同様、弾性変形可
能な足部52aとそれに連続する突起部52bからな
り、突起部52bは、カバー14をケース本体12に固
定する際に接触する面52b2と、カバー14を固定し
た際にケース本体12の所定の部位(後述)に所定の角
度をなして線接触する面(以下「ケース本体接触面」)
52b1を備える。
【0040】図13はヒートシンク16の上面図であ
り、図14は図13のXIV −XIV 線拡大断面図である。
以下、図2および図13ならびに図14を参照してヒー
トシンク16について詳説する。
【0041】ヒートシンク16は上面視略六角形に形成
され、両側に略三角形のヒートシンク側フランジ部56
を備える。このヒートシンク側フランジ部56のそれぞ
れには、前記したケース本体12のボルト孔34に対応
する位置において、ヒートシンク側ボルト孔58が穿設
されると共に、前記したヒートシンク固定用爪部42が
挿入され、その突起部42aと係合する第2の係合孔6
0が2個穿設される。
【0042】また、前記したケース本体12の第1の環
状凸部40に対応する位置には、それに嵌合されるべき
第2の環状凹部62が形成される。尚、ヒートシンク1
6の適宜位置には電子部品固定用ボルト孔64が複数
個、具体的には4個穿設され、図2に示す如く、高発熱
性の電子部品、例えばパワートランジスタ66がボルト
68によって締結固定される。
【0043】図15は、収容ケース10に基板22を収
容して完成した状態の断面図(図3,図4,図10およ
び図13と同じ切断線による断面図)である。
【0044】同図に示すように、基板22は第1のリブ
24の上端面24aと基板固定用爪部1の突起部1b
(より具体的にはその基板接触面1b1)で挟持されて
収容ケース10内の所定位置に固定される。また、カバ
ー固定用爪部52の突起部52bが第1の係合孔36、
より具体的にはそれに連続するフランジ部32の下面3
2a(前記した所定の部位)に係合することにより、カ
バー14がケース本体12に取付けられる。
【0045】カバー14がケース本体12に取付けられ
ることにより、基板22はさらに、第1のリブ24の上
端面24aと第2のリブ50の下端面50aで挟持され
る。これにより、基板22をより一層確実に所定位置に
固定することができる。
【0046】また、ヒートシンク16へのケース本体1
2の取付けは、ヒートシンク16に形成された第2の係
合孔60、より具体的にはその内部に形成される係合部
60a(前記した所定の部位)にケース本体12に形成
されたヒートシンク用固定用爪部42の突起部42bを
係合させることにより行われる。
【0047】また、前述したように、覆設部44はカバ
ー固定用爪部52の足部52a全長あるいは略全長を覆
うように形成されるので、作業者などが足部52aに接
触する、即ち、足部52aをケース内方(第1の係合孔
36から突起部52bを抜く方向)へ向かう力が働くこ
とを防ぐことができるので、ケース本体からカバー14
が外れるのを防止することができる。
【0048】また、ケース本体12に形成された第1の
環状凹部30にカバー14に形成された第2の環状凸部
48が嵌合されると共に、第1の環状凹部30に予め塗
布された熱硬化性の接着剤が第1の環状凹部30と第2
の環状凸部48の間に形成された第1の間隙70に延伸
される。これにより、収容ケース10の強度ならびに防
水性を向上させることができる。
【0049】さらに、カバー固定用爪部52と第1の係
合孔36が係合することによってケース本体12とカバ
ー14が固定されていることから、接着剤が硬化するま
での間も治具を必要としない。尚、さほど強度ならびに
防水性を必要としない場合においては、接着剤を用いな
くとも良い。
【0050】また、ヒートシンク16に形成された第2
の環状凹部62に予め塗布された熱硬化性の接着剤が第
2の環状凹部62と第1の環状凸部40の間に形成され
た第2の間隙72に延伸される。これにより、収容ケー
ス10の強度ならびに防水性を向上させる。
【0051】この際、ヒートシンク固定用爪部42と第
2の係合孔60が係合することによってケース本体12
とヒートシンク16が固定されていることから、接着剤
が硬化するまでの間も治具などを必要としない。尚、さ
ほど強度ならびに防水性を必要としない場合において
は、接着剤を用いなくとも良い。
【0052】また、ヒートシンク用固定爪部42の足部
42aは、ケース本体12の側壁、より具体的にはフラ
ンジ部32の側壁32aよりもケース内方に形成するよ
うにしたので、作業者などが足部42aに接触すること
を防ぐことができるので、ケース本体12からヒートシ
ンク16が外れることを防止できる。
【0053】また、突起部42bが係合される係合部6
0aは、ヒートシンク16に穿設された第2の係合孔6
0の内部に形成される、別言すれば、ヒートシンク16
の外形で規定される空間内であり、かつ外部空間に連続
する位置に形成されるので、ケース本体12からヒート
シンク16が外れることを防止しつつ、取り外す必要の
あるときは、突起部42bを摘むことができるため、任
意にその取り外しができる。
【0054】尚、完成した収容ケース10は、ケース本
体12のフランジ部36に穿設されたボルト孔34、お
よび、ヒートシンク16のヒートシンク側フランジ部5
6に穿設されたヒートシンク側ボルト孔58に図示しな
いボルトを挿通させることにより、車両のエンジンルー
ム内などの所望な位置に取付けられる。尚、その場合に
おいては、前記したようにヒートシンク16およびケー
ス本体12およびカバー14の組み付け固定を各爪部に
よる固定に加えて接着剤によって固定することにより、
組付け強度および防水性を向上させることが望ましい。
他方、車両の車室内などの比較的環境の良い位置に取付
ける場合においては、ヒートシンク16およびケース本
体12およびカバー14の組み付け固定を各爪部のみで
行っても、充分な信頼性を得ることができる。
【0055】上記の如く、この実施の形態に係る電子回
路基板の固定部材においては、電子回路基板(基板)2
2の収容ケース10に形成された弾性変形可能な足部1
aと、前記足部1aに連続し、かつ前記電子回路基板2
2の方向に突出する突起部1bを備えると共に、前記突
起部1bを前記電子回路基板22に係合させることによ
って前記電子回路基板22を所定の載置面(上端面)2
4aに固定する部材(基板固定用爪部)1において、前
記電子回路基板22を前記載置面24aに固定したと
き、前記突起部1bの前記電子回路基板22に接する面
(基板接触面)1b1と前記電子回路基板22が所定の
角度(具体的には31度から33度)をなすように構成
した。
【0056】また、前記所定の角度が、前記電子回路基
板22を固定した際に前記電子回路基板22および固定
部材1に加わる応力に応じて設定されるように構成し
た。
【0057】
【発明の効果】請求項1項にあっては、電子回路基板を
前記載置面に固定したとき、突起部の電子回路基板に接
する面(基板接触面)と電子回路基板が所定の角度をな
すように構成した、具体的には、基板接触面と電子回路
基板が所定の角度をなして線接触する、即ち、基板接触
面と電子回路基板の接線が、基板接触面の範囲内におい
て可変となるように構成したので、成形誤差を許容する
ことができると共に、温度変化による体積変化にも良く
対応することができる。
【0058】請求項2項にあっては、所定の角度が、電
子回路基板を固定した際に電子回路基板および固定部材
に加わる応力、例えば体積変化による応力や振動による
応力に応じて設定されるように構成したので、上記した
効果を一層得ることができると共に、使用環境を問わず
に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一つの実施の形態に係る固定部材を
示す拡大図である。
【図2】図1に示す固定部材が形成される収容ケースの
各構成を示す斜視図である。
【図3】図2に示す収容ケースのケース本体の上面図で
ある。
【図4】図2に示す収容ケースのケース本体の底面図で
ある。
【図5】図2に示す収容ケースのケース本体の側面図で
ある。
【図6】図3のVI−VI線拡大断面図である。
【図7】図6を簡略化して基板の幅および基板固定用爪
部の離間距離を示す説明図である。
【図8】図2に示す基板を、固定した状態を示す図6と
同様の説明図である。
【図9】図2に示す基板を、固定した際に基板固定用爪
部に加わる応力を示す表である。
【図10】図2に示す収容ケースのカバーの底面図であ
る。
【図11】図2に示す収容ケースのカバーの側面図であ
る。
【図12】図10のXII −XII 線拡大断面図である。
【図13】図2に示す収容ケースのヒートシンクの上面
図である。
【図14】図13のXIV −XIV 線拡大断面図である。
【図15】図2に示す収容ケースの拡大断面図である。
【図16】従来技術に係る固定部材を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 基板固定用爪部(固定部材) 1a 足部 1b 突起部 1b1 基板接触面 10 収容ケース 12 ケース本体 14 カバー 16 ヒートシンク 22 電子回路基板(基板) 24 第1のリブ(載置部) 24a 上端面(載置面)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月4日(2002.12.
4)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】同図に示すように、この実施の形態に係る
固定部材1は、足部1aとそれに連続する突起部1bか
らなる爪状のフックである。同図の説明を続ける前に、
先ず図2以降を参照して固定部材1が形成される電子回
路基板の収容ケース(以下単に「収容ケース」という)
について説明する。図2は、収容ケースを各構成ごとに
示す斜視図である。同図に示すように、収容ケース1
は樹脂製(具体的にはPBT)のケース本体1と、同
じく樹脂製(PBT)のカバー1と、熱伝導性の高い
金属(具体的にはアルミニウム)からなるヒートシンク
とから構成される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】基板22を固定した際にそれと接する面
(以下「基板接触面」という)1b1は、上端面24a
とのなす角度が30度となるように、前記内部空間側に
向けてテーパ状に形成される。また、基板22を挿入す
る際にそれと接する1b2は、基板22の挿入方向に
対してなす角度が30度となるようにテーパ状に形成さ
れ、基板22の挿入を容易にする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】尚、基板22上端面24aに固定するこ
とによって基板固定用爪部1、より具体的には足部1a
が弾性変形し、上端面24aと基板接触面1b1のなす
角度が変化する(変化後の角度、別言すれば、基板22
と基板接触面1b1のなす角度を30度+α度とす
る)。それに伴い、基板接触面1b1の左右方向の幅と
上下方向の幅、ならびに上端面24aと基板接触面1b
1の上下方向における最大離間距離が変化する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】また、ケース本体12の底面側において、
第2の開口部20の外周には、第1の環状凸部40が形
成される。さらに、前記した第1の係合孔36近傍に
は、前記したヒートシンク1を固定するためのヒート
シンク固定用爪部(固定部材)42が形成される。尚、
ヒートシンク固定用爪部42は、基板固定用爪部1と同
様に、弾性変形可能な足部42aとそれに連続する突起
部42bからなり、ヒートシンク1を固定する際に接
触する面42b2およびヒートシンク1を固定した際
にヒートシンク1の所定の部位(後述)と所定の角度
をなして線接触する面(以下「ヒートシンク接触面」と
いう)42b1を備える。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0035
【補正方法】変更
【補正内容】
【0035】次いでカバー14について説明する。図1
0はカバー14の底面図(裏側から見た図)であり、図
11はその側面図である。また、図12は、図1のXI
I −XII 線拡大断面図である。以下、図2および図10
から図12を参照して説明する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0047
【補正方法】変更
【補正内容】
【0047】また、覆設部44はカバー固定用爪部52
の足部52a全長あるいは略全長を覆うように形成され
るので、作業者などが足部52aに接触する、即ち、足
部52aをケース内方(第1の係合孔36から突起部5
2bを抜く方向)へ向かう力が働くことを防ぐことがで
きるので、ケース本体からカバー14が外れるのを防止
することができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】図2に示す基板を、固定した状態を示す図
同様の説明図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路基板の収容ケースに形成された
    弾性変形可能な足部と、前記足部に連続し、かつ前記電
    子回路基板の方向に突出する突起部を備えると共に、前
    記突起部を前記電子回路基板に係合させることによって
    前記電子回路基板を所定の載置面に固定する部材におい
    て、前記電子回路基板を前記載置面に固定したとき、前
    記突起部の前記電子回路基板に接する面と前記電子回路
    基板が所定の角度をなすように構成したことを特徴とす
    る電子回路基板の固定部材。
  2. 【請求項2】 前記所定の角度が、前記電子回路基板を
    固定した際に前記電子回路基板および固定部材に加わる
    応力に応じて設定されることを特徴とする請求項1項記
    載の電子回路基板の固定部材。
JP2002028963A 2002-02-06 2002-02-06 電子回路基板の固定部材 Pending JP2003229682A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002028963A JP2003229682A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電子回路基板の固定部材
US10/358,221 US6785146B2 (en) 2002-02-06 2003-02-05 Electronic circuit board fastening member
DE10304887A DE10304887A1 (de) 2002-02-06 2003-02-06 Befestigungselement einer elektronischen Schaltplatine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002028963A JP2003229682A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電子回路基板の固定部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003229682A true JP2003229682A (ja) 2003-08-15

Family

ID=27654675

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002028963A Pending JP2003229682A (ja) 2002-02-06 2002-02-06 電子回路基板の固定部材

Country Status (3)

Country Link
US (1) US6785146B2 (ja)
JP (1) JP2003229682A (ja)
DE (1) DE10304887A1 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134485A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Toyota Motor Corp 車両用電子制御装置
JP2012064722A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Mitsubishi Electric Corp 基板ホルダー及びこれを備えた空気調和機
JP2013029764A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2013229414A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2013229413A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2019083281A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 ファナック株式会社 電子装置
KR20230141865A (ko) 2021-02-08 2023-10-10 니덱 컴포넌츠 가부시키가이샤 전자 부품

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7134905B1 (en) 2005-03-31 2006-11-14 Yazaki North America, Inc. Connection system with electronic circuit board
US7040905B1 (en) * 2005-05-18 2006-05-09 Epo Science & Technology Inc. Structure for combining printing circuit board with rack
JP2007073125A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気記録再生装置
US7211743B1 (en) * 2005-12-14 2007-05-01 General Instrument Corporation Apparatus for supporting printed wiring assemblies in a device housing
US7861708B1 (en) * 2006-02-03 2011-01-04 Fasco Industries, Inc. Draft inducer blower mounting feature which reduces overall system vibration
JP4151717B2 (ja) * 2006-07-21 2008-09-17 ソニー株式会社 光源モジュール、光源装置及び液晶表示装置
DE102006040686B4 (de) * 2006-08-30 2013-01-31 Insta Elektro Gmbh Elektrisches/elektronisches Installationsgerät
KR100959427B1 (ko) * 2006-09-13 2010-05-25 파나소닉 주식회사 압축기용 전자 회로 장치
FR2906623B1 (fr) * 2006-10-02 2009-01-16 Sagem Monetel Soc Par Actions Dispositif de protection pour carte electronique
JP2008141076A (ja) * 2006-12-04 2008-06-19 Fujitsu Ten Ltd 携帯電子機器の着脱装置
TW200835028A (en) * 2007-02-15 2008-08-16 Simplo Technology Co Ltd Closed packing process of extra thin battery and product thereof
CN201042115Y (zh) * 2007-04-04 2008-03-26 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电路板锁固件
DE102007051335A1 (de) * 2007-10-26 2009-04-30 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Bedienblende für ein Elektrogerät
ATE544326T1 (de) * 2007-12-03 2012-02-15 Osram Ag Gehäuse für elektrische komponenten
KR20100030126A (ko) * 2008-09-09 2010-03-18 삼성전자주식회사 메모리 장치 및 그를 포함하는 전자 장치
US7746655B1 (en) * 2008-12-16 2010-06-29 Dell Products L.P. System and method for assembly of a processor and socket on an information handling system printed circuit board
JP2012151380A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Sony Corp 表示装置および電子機器
CN102645762A (zh) * 2011-02-18 2012-08-22 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 显示装置
JP2013070028A (ja) * 2011-09-07 2013-04-18 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
US9351420B2 (en) * 2011-11-14 2016-05-24 Rockwell Automation Technologies, Inc. Systems and methods for manufacturing industrial automation drives
CN103313542A (zh) * 2012-03-07 2013-09-18 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 固定结构及带有该固定结构的电子装置
US9713274B2 (en) * 2013-09-18 2017-07-18 Sony Corporation Electronic apparatus
CN105992481B (zh) * 2015-02-10 2018-12-04 纬创资通股份有限公司 固定机构及具有电路板快拆功能的电子装置
US10165377B2 (en) * 2015-09-21 2018-12-25 Oticon A/S Hearing device
US10757828B2 (en) * 2017-01-05 2020-08-25 Signify Holding B.V. Attachment member and system
DE102017113508A1 (de) * 2017-06-20 2018-12-20 HELLA GmbH & Co. KGaA Vorrichtung zum Befestigen einer Platte
US10917991B1 (en) * 2019-10-14 2021-02-09 Halliburton Energy Services, Inc. Circuit board mounting in confined space
CN113917983B (zh) * 2020-07-08 2023-12-01 纬联电子科技(中山)有限公司 服务器设备及其前盖结构
JP7273090B2 (ja) * 2021-04-07 2023-05-12 矢崎総業株式会社 電気接続箱
CN217712849U (zh) * 2021-10-25 2022-11-01 思科普有限责任公司 用于封装式制冷剂压缩机的电子控制单元和包括其的***

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4692571A (en) * 1986-09-02 1987-09-08 Motorola, Inc. Panel assembly with easily detachable switch actuators
US5452184A (en) * 1994-02-22 1995-09-19 Dell Usa, L.P. Multi-position PC board fastener with grounding element
US5973926A (en) * 1996-02-29 1999-10-26 Palo Alto Design Group, Inc. Method and apparatus for attaching circuit board to chassis and forming solid ground connection using a single screw
TW449233U (en) * 1999-12-31 2001-08-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd Guided positioning device of PCB
US6445588B1 (en) * 2001-01-02 2002-09-03 Motorola, Inc. Apparatus and method for securing a printed circuit board to a base plate

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134485A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Toyota Motor Corp 車両用電子制御装置
JP4626492B2 (ja) * 2005-11-10 2011-02-09 トヨタ自動車株式会社 車両用電子制御装置
JP2012064722A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Mitsubishi Electric Corp 基板ホルダー及びこれを備えた空気調和機
JP2013029764A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP2013229414A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2013229413A (ja) * 2012-04-25 2013-11-07 Hitachi Automotive Systems Ltd 電子制御装置
JP2019083281A (ja) * 2017-10-31 2019-05-30 ファナック株式会社 電子装置
US10499538B2 (en) 2017-10-31 2019-12-03 Fanuc Corporation Electronic device
KR20230141865A (ko) 2021-02-08 2023-10-10 니덱 컴포넌츠 가부시키가이샤 전자 부품

Also Published As

Publication number Publication date
DE10304887A1 (de) 2003-10-30
US6785146B2 (en) 2004-08-31
US20030147228A1 (en) 2003-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003229682A (ja) 電子回路基板の固定部材
JP2003229516A (ja) 電子回路基板の収容ケース
JP4322752B2 (ja) 電気接続箱
JP2002316597A (ja) 車両用制御ユニット構造
KR100800216B1 (ko) 커넥터
JP4095307B2 (ja) 電子回路ユニットおよびその製造方法
JP2007329413A (ja) 電子装置
JP4291215B2 (ja) 電子機器の密閉筐体
JP4013378B2 (ja) 電子制御機器及びその治具構造
JP2837391B2 (ja) 樹脂ケース嵌合構造
JP2007201283A (ja) 電子制御装置及び電子制御装置の筐体
JP2006211776A (ja) 電気接続箱
JP2001237577A (ja) 筐体の放熱構造
US7119430B2 (en) Spacer for mounting a chip package to a substrate
JPH11261254A (ja) プリント基板の取付構造
JPH08222011A (ja) 電気装置用防水ケース
JP2002320313A (ja) 車両用制御ユニット構造
JP2021190564A (ja) 基板固定構造
JP2002319780A (ja) 電子制御ユニットのパワートランジスタの取り付け構造
JP6319115B2 (ja) 電子装置
TWI287322B (en) Socket for electronic module
JP3001135U (ja) 照明器具の部品固定構造
JPH09207683A (ja) 筐体構造
JP2005327981A (ja) 電子機器装置の板金筐体構造
JP2002246780A (ja) プリント基板へのヒートシンク取付方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050126

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050419

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050616

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050624

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20050715