JP2003229565A - 半導体素子及びその製造方法 - Google Patents

半導体素子及びその製造方法

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JP2003229565A
JP2003229565A JP2002027014A JP2002027014A JP2003229565A JP 2003229565 A JP2003229565 A JP 2003229565A JP 2002027014 A JP2002027014 A JP 2002027014A JP 2002027014 A JP2002027014 A JP 2002027014A JP 2003229565 A JP2003229565 A JP 2003229565A
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Hiroshi Sugimoto
博司 杉本
Kenichi Otsuka
健一 大塚
Yoichiro Tarui
陽一郎 樽井
Yoshinori Matsuno
吉徳 松野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光照射による加熱を利用した熱処理を行う電
極部の形成工程を含む、シリコンより広い禁制帯を持つ
半導体材料を基板に用いた半導体素子であって、光照射
熱処理における半導体素子の加熱温度分布の均一化を図
った半導体素子及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 オーミック電極部の形成工程時に、基板
の一方の面に電極金属のある部分とない部分とを混在し
て電極部を形成し、光照射加熱装置の被加熱試料を保持
しかつ加熱するための試料保持台に、この基板を設置し
て光照射することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリコンより広い
禁制帯を持つ半導体材料を基板に用いた半導体素子及び
その製造方法に関するものである。例えば、シリコンカ
ーバイドを基板に用いた半導体素子について、光照射に
よる加熱を利用した熱処理を行うオーミック電極部の形
成工程を含む製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリコンを基板に用いた半導体素
子では、オーミック電極部の形成工程において、シリコ
ン基板のオーミック電極部全面に電極金属を成膜し、熱
処理によって電極金属とシリコンとを反応させてオーミ
ック特性を示す電極を形成してきた。このときの熱処理
は、電極金属とシリコンの界面のみに反応を限定するた
め、赤外光を利用した光照射処理が行われている。この
光照射処理は、赤外光をシリコン基板に照射し、シリコ
ンが赤外光を吸収して加熱されることを利用した熱処理
である。この場合、シリコン基板が急速に昇温するた
め、熱処理時間が短いという長所がある。
【0003】ところで、最近は絶縁破壊電界が大きく、
高電圧耐圧、低損失のパワーエレクトロニクス用素子を
実現するため、シリコンカーバイドなどシリコンより広
い禁制帯を持つ半導体材料の応用が盛んである。赤外光
を利用した光照射処理を、シリコンより広い禁制帯を持
つ半導体材料を基板に用いた半導体素子のオーミック電
極部の形成工程にそのまま利用しようとすると、このよ
うな半導体基板では赤外光に対する吸収特性がシリコン
基板よりも劣るため、半導体基板の加熱が不十分であっ
た。すなわちシリコンは、赤外光を照射されると、赤外
光の光エネルギーを吸収した結晶内電子が禁制帯を超え
て励起準位に遷移し、次いでこの励起電子が元のエネル
ギー準位に戻る。励起電子が戻るときに熱エネルギーを
放出するためにシリコンは加熱される。一方、シリコン
カーバイドなどでは、赤外光の照射されても、結晶内電
子が広い禁制帯を超えて励起準位に遷移するのに十分な
エネルギーを得られないため、光エネルギーの吸収がで
きない。そのため、シリコンより広い禁制帯を持つ半導
体材料は、赤外光を照射してもほとんど吸収されずに透
過してしまい、十分な加熱ができない。
【0004】そのため、図5に示すように、赤外光に対
して優れた吸収特性を示し加熱されやすい材料で光照射
加熱装置の試料保持台を形成するなどの工夫が、なされ
てきた。図5において、101はシリコンより広い禁制
帯を持つ半導体材料を用いた基板、102は全面に電極
金属を配したオーミック電極部、105は光源としての
赤外線ランプ、106は基板101を保持し、かつ赤外
線を吸収することにより加熱される試料保持台である。
この試料保持台106に基板101を設置し、赤外線ラ
ンプ105により光照射を行う。赤外線ランプ105の
赤外光は試料保持台106に吸収され、試料保持台10
6を加熱する。これによって加熱された試料保持台10
6の熱が基板101に伝わることによってオーミック電
極部の熱処理を行うものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなシリコンより広い禁制帯を持つ半導体材料を基板に
用いた半導体素子にあっては、オーミック電極部102
の電極金属によって赤外光が反射されてしまうため、試
料保持台106のうち電極金属が被さった部分に対して
は赤外光が遮蔽されてしまう。このため、試料保持台1
06は、電極金属が被さっていない部分では十分に加熱
されるものの、電極金属が被さった部分は十分に加熱で
きない。したがって、試料保持台の加熱温度分布が不均
一であり、これに起因して半導体素子の加熱温度分布も
不均一であるという問題があった。
【0006】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであり、光照射による加熱を利用
した熱処理を行う電極部の形成工程を含む、シリコンよ
り広い禁制帯を持つ半導体材料を基板に用いた半導体素
子であって、光照射熱処理における半導体素子の加熱温
度分布の均一化を図った半導体素子及びその製造方法を
提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる半導体
素子は、シリコンより広い禁制帯を持つ半導体材料を基
板に用いた半導体素子において、前記基板の一方の面に
オーミック電極部を備え、前記オーミック電極部は電極
金属のある部分とない部分とが混在して形成されたもの
である。
【0008】請求項2にかかる半導体素子は、前記電極
金属のある部分とない部分との配列が周期的であるもの
である。
【0009】請求項3にかかる半導体素子は、前記電極
金属のない部分の面積が、前記オーミック電極部の面積
の25〜90%を占めるものである。
【0010】請求項4にかかる半導体素子の製造方法
は、光照射による加熱を利用した熱処理を行う電極部の
形成工程を含む、シリコンより広い禁制帯を持つ半導体
材料を基板に用いた半導体素子の製造方法において、オ
ーミック電極部の形成工程時に、前記基板の一方の面に
電極金属のある部分とない部分とを混在して前記オーミ
ック電極部を形成し、光照射加熱装置の被加熱試料を保
持しかつ加熱するための試料保持台に、前記基板を設置
して光照射するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は本発明が適
用される実施の形態1を説明するための半導体素子の斜
視図である。具体的には、n型SiC基板の裏面オーミ
ック電極としてNiオーミック電極を備える構造の例で
ある。1は基板、2はオーミック電極部、3はオーミッ
ク電極部2のうち電極金属のある部分、4は電極金属の
ない部分である。基板1は、シリコンより広い禁制帯を
持つ半導体材料としてシリコンカーバイドを用いたSi
C基板である。SiC基板1の一方の面に、オーミック
電極部2を備えている。オーミック電極部2は電極金属
としてのNiのある部分3とNiのない部分4とが周期
的に配列して形成されている。ここで、Niのない部分
4の面積は、オーミック電極部2の面積のうち75%を
占めている。このNiの配列構造は、通常の感光レジス
トを用いた製版工程を利用しても作製でき、また、メタ
ルマスクを利用した位置選択的なNi成膜でも容易に形
成できる。
【0012】次に、シリコンより広い禁制帯を持つ半導
体材料を基板に用いた半導体素子の製造方法のうち、光
照射による加熱を利用した熱処理を行う電極部の形成工
程について述べる。半導体素子は一般に、半導体材料か
らなる基板にトランジスタ、ダイオードなどの素子を複
雑な工程を経て形成して製造される。このなかで、電極
部の形成工程における熱処理において、半導体材料と電
極金属との界面での接触抵抗の低減を図ることは重要な
技術のひとつである。
【0013】図2は、半導体素子を熱処理するための光
照射加熱装置の要部模式図である。この半導体素子は、
SiC基板1の一方の面にNiのある部分3とない部分
4とを配列してオーミック電極部を形成したものであ
り、熱処理によってSiCとNiとの界面での接触抵抗
の低減が図られる。5は光源としての赤外線ランプ、6
はSiC基板1を保持し、かつ赤外光を吸収することに
より加熱される試料保持台である。SiC基板1は、光
照射加熱装置の試料保持台6に設置されている。この実
施の形態では、オーミック電極部が試料保持台6に接し
ている。SiC基板1のオーミック電極部を形成してい
ない面は赤外線ランプに面しており、この面に赤外光が
照射される。ただし、基板の面の向き、または赤外光の
照射方向は、これに限定するものではない。
【0014】試料保持台6のうち、SiC基板1が被さ
っていない部分では、赤外光を吸収して加熱される。一
方、SiC基板1が被さっている部分では、まず赤外光
はシリコンカーバイドを透過する。そして、Niのない
部分4では、赤外光は試料保持台6に到達し、赤外光を
吸収して加熱される。しかし、Niのある部分3では、
赤外光はNiに遮蔽されてしまうために試料保持台6に
到達できず、赤外光を吸収できない。したがって、試料
保持台6には、赤外光を吸収した部分と吸収できなかっ
た部分が存在する。赤外光を吸収できなかった部分は、
加熱された赤外光を吸収した部分からの熱伝導によって
加熱される。赤外光を吸収した部分と吸収できなかった
部分が近接しているほど、オーミック電極部の加熱温度
分布は均一化される。このため、熱処理によるSiCと
Niとの界面でのオーミック接触抵抗も均一に低減され
る。
【0015】図1に示した半導体素子を例として説明す
ると、オーミック電極部2の面積のうち、25%はNi
のある部分3、75%はNiのない部分4で構成されて
いる。この場合、赤外光のうち25%はNiにより遮蔽
されるが、75%はNiのない部分4を通過し、試料保
持台6に到達する。試料保持台6は、透過してきた75
%の赤外光を吸収して加熱される。
【0016】このように、この実施の形態におけるNi
による赤外光遮蔽面積は、従来のオーミック電極部が全
面Niに覆われた場合と比較して、4分の1に低減され
る。このため、全面Niに覆われた場合と比較しNiに
よって赤外光を遮蔽された部分の温度が上昇し、遮蔽さ
れた部分と遮蔽されない部分の温度差が低減する。この
結果、従来に比べ、加熱温度の均一性が大幅に改善され
る効果がある。なお、Niのある部分3の面積を従来の
4分の1にすることにより、実効的な電極面積は4分の
1に減少する。しかしながら、半導体素子の加熱温度分
布が均一となって赤外光を遮蔽された部分の温度が上昇
し、SiCとNiとの界面における単位面積当たりのオ
ーミック接触抵抗が十分に低減されれば、オーミック電
極として満足する特性が得られる。
【0017】ここで、図3は、半導体素子の加熱温度と
オーミック接触抵抗の一般的な関係を示した図である。
Rcはオーミック接触抵抗値である。一般に、加熱温度
が高くなるにつれて、オーミック接触抵抗値は図中の曲
線のように低減される。したがって、この実施の形態の
ようなオーミック電極部の構造をとることにより、半導
体素子の加熱温度分布が均一となって赤外光を遮蔽され
た部分の温度が上昇すれば、赤外光を遮蔽された部分で
もオーミック接触抵抗は十分に低減できる。このため、
実効的な電極面積が減少しても、オーミック電極の特性
を満足した半導体素子が得られる。
【0018】ここまで、n型SiC基板の裏面オーミッ
ク電極の例を示したが、これに限定するものではない。
赤外光を透過しやすく吸収が少ない、すなわちシリコン
より広い禁制帯を持つn型またはp型の半導体材料を用
いた基板に対する、表面または裏面のオーミック電極と
して適用可能である。シリコンより広い禁制帯を持つ半
導体材料として、他にGaN、AlGaNが例示される
が、これらに限定するものでない。当然金属としては、
半導体種、伝導型に応じ、Al、Ni、Ti、Cr、
W、Mo、Ta、Coなどすべての金属に適用可能であ
る。
【0019】また、オーミック電極部の面積のうち、電
極金属のない部分の面積が75%を占める例を示した
が、素子特性仕様に必要なオーミック接触抵抗の条件を
満たす範囲で設定することが可能である。半導体素子の
加熱温度の均一性とオーミック接触抵抗との観点から、
電極金属のない部分の面積はオーミック電極部の面積の
25〜90%を占めることが望ましい。
【0020】例えば、n型導電性SiC基板の裏面への
Niを用いたオーミック電極部に、n型オーミックコン
タクトを形成する場合、一般に700℃から1000℃
程度で1分間の熱処理を行うと、5×10−5Ωcm
以下の接触抵抗が得られる。順方向抵抗5×10−3Ω
cm程度の素子を設計する場合、裏面抵抗はその10
%程度の5×10−4Ωcmが望まれる。これより、
このようなn型オーミックコンタクトを形成する場合、
Niのない部分の面積がオーミック電極部の90%を占
め、実効的な電極面積が10分の1になっても、5×1
−4Ωcmの設計条件を満たすことが可能である。
【0021】オーミック電極部のうち電極金属のない部
分の面積の比率が小さくなると、加熱温度の均一性を図
ったこの発明の効果は小さくなる。ここで、加熱温度が
完全に均一でない場合、高温側と低温側との差が300
℃程度までは許容範囲として得られており、Niのない
部分の面積が25%以上であれば、許容範囲に収まる温
度分布を実現可能である。
【0022】また、オーミック電極部の配列構造は、電
極金属のある部分が島状に配列されている例を示した
が、縞状あるいはメッシュ状であっても構わない。各電
極金属がある部分または各電極金属がない部分の寸法
は、最小は都合のよいパターンの作製条件が制限する寸
法から、最大は半導体コンタクト層の膜厚とほぼ等しい
範囲まで設定することができる。
【0023】なお、オーミック電極部の素材金属によっ
ては、赤外光を完全に遮蔽しないこともありうる。この
ような場合、同一基板の面内あるいは作製ロッドの異な
る基板のオーミック電極部において、電極膜の緻密性が
不均一であると、それに起因して赤外光の透過性の不均
一が生じる。また、透過の度合いは電極膜厚にも依存す
る。このような透過性の不均一は、加熱温度の面内不均
一や作製ロッドごとの加熱温度の非再現性をもたらすお
それがある。また、比較的赤外光を透過しやすい電極金
属の部分では、半導体材料との界面での反応が進行しや
すく、反応によって界面層が赤外光の吸収を示すように
なり、ますます加熱温度の不均一性が増してしまう。熱
処理条件は、これらを考慮して冗長的に設定する必要が
あり、過剰に加熱している傾向があった。
【0024】上記のような問題に対しても、この実施の
形態のようなオーミック電極部に電極金属がない部分を
配列すれば、加熱温度の面内均一性向上、作製ロッドご
との加熱温度の再現性向上を図ることができる。これ
は、電極金属のない部分を透過した赤外光によって加熱
される試料保持台の温度が熱処理条件の最も支配的な因
子であり、電極の膜厚や緻密性の不均一がもたらす悪影
響を低減できるためである。したがって、加熱処理条件
の冗長性が不要となる。また製造した半導体装置の特性
の均一性、製造再現性が向上する利点が大きい。
【0025】実施の形態2.図4は実施の形態2を説明
するための半導体素子の断面図である。この実施の形態
における半導体素子は、実施の形態1で説明した半導体
素子と同様にして裏面にオーミック電極を形成した後、
表面にも別の電極を形成したもので、例えばショットキ
ーダイオードなどに適用できる。11はSiC基板、1
3はオーミック電極部のうち電極金属のある部分、14
は電極金属のない部分、17はアノード電極である。こ
のとき、SiC基板11はn型SiCウエハー上にn型
SiCエピタキシャル層を形成したものであってもよ
い。アノード電極17は蒸着法などによって形成され
る。アノード電極7には、Al、Ni、Ti、Cr、
W、Mo、Ta、Coなどすべての金属が適用可能であ
る。
【0026】この実施の形態のように、半導体素子の裏
面にオーミック電極を形成した後、表面にも別の電極を
形成することにより、ショットキーダイオード、pnダ
イオードなどに適用でき、用途が拡大する。なお、実施
の形態1で説明した半導体素子のように裏面のみにオー
ミック電極を形成した場合にも、測温素子などの用途が
ある。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、基板の一方の面にオ
ーミック電極部を備え、このオーミック電極部は電極金
属のある部分とない部分とが混在して形成されたため、
オーミック電極部の形成工程時に光照射熱処理をする
際、半導体素子の加熱温度分布が均一化する。
【0028】また、電極金属のある部分とない部分との
配列が周期的であるため、半導体素子の加熱温度分布の
均一性が一層向上する。
【0029】また、電極金属のない部分の面積が、オー
ミック電極部の面積の25〜90%を占めるため、半導
体素子の加熱温度が均一化することに加え、適切なオー
ミック接触抵抗値が得られる。
【0030】この発明によれば、オーミック電極部の形
成工程時に、この基板の一方の面に電極金属のある部分
とない部分とを混在してオーミック電極部を形成し、光
照射加熱装置の被加熱試料を保持しかつ加熱するための
試料保持台に、この基板を設置して光照射するため、半
導体素子の加熱温度分布が均一化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1を説明するための半導体素子の
斜視図である。
【図2】 半導体素子を熱処理するための光照射加熱装
置の要部模式図である。
【図3】 半導体素子の加熱温度とオーミック接触抵抗
の一般的な関係を示した図である。
【図4】 実施の形態2を説明するための半導体素子の
断面図である。
【図5】 従来技術を説明するための光照射加熱装置の
要部模式図である。
【符号の説明】
1 基板、2 オーミック電極部、3 電極金属のある
部分、4 電極金属のない部分、5 赤外線ランプ、6
試料保持台、11 SiC基板、13 電極金属のあ
る部分、14 電極金属のない部分、17 アノード電
極、101 基板、102 オーミック電極部、105
赤外線ランプ、106 試料保持台
フロントページの続き (72)発明者 樽井 陽一郎 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松野 吉徳 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 4M104 AA03 AA04 BB02 BB04 BB05 BB13 BB14 BB16 BB17 BB18 CC01 CC03 DD34 DD80 DD83 FF02 FF11 GG03 GG18 HH15 HH20

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリコンより広い禁制帯を持つ半導体材
    料を基板に用いた半導体素子において、前記基板の一方
    の面にオーミック電極部を備え、前記オーミック電極部
    は電極金属のある部分とない部分とが混在して形成され
    たことを特徴とする半導体素子。
  2. 【請求項2】 前記電極金属のある部分とない部分との
    配列が周期的であることを特徴とする請求項1記載の半
    導体素子。
  3. 【請求項3】 前記電極金属のない部分の面積が、前記
    オーミック電極部の面積の25〜90%を占めることを
    特徴とする請求項1記載の半導体素子。
  4. 【請求項4】 光照射による加熱を利用した熱処理を行
    う電極部の形成工程を含む、シリコンより広い禁制帯を
    持つ半導体材料を基板に用いた半導体素子の製造方法に
    おいて、オーミック電極部の形成工程時に、前記基板の
    一方の面に電極金属のある部分とない部分とを混在して
    前記オーミック電極部を形成し、光照射加熱装置の被加
    熱試料を保持しかつ加熱するための試料保持台に、前記
    基板を設置して光照射することを特徴とする半導体素子
    の製造方法。
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