JP2003219532A - サポート、配線器具本体および配線器具 - Google Patents

サポート、配線器具本体および配線器具

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JP2003219532A
JP2003219532A JP2002013474A JP2002013474A JP2003219532A JP 2003219532 A JP2003219532 A JP 2003219532A JP 2002013474 A JP2002013474 A JP 2002013474A JP 2002013474 A JP2002013474 A JP 2002013474A JP 2003219532 A JP2003219532 A JP 2003219532A
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opening
support
wiring device
adapter
pair
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JP2002013474A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Torii
寛成 鳥居
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、施工性を容易に向上させるサポー
ト、配線器具本体および配線器具を提供する。 【解決手段】サポート1が開口部12、一対の器具支持
部13a、13bとを設け、一対の器具支持部13a、
13bのうち一方の器具支持部13aに開口部21の長
手方向の2箇所設けた目印部18a、18bとを具備す
ることにより、標準化されたサポート1の開口部12で
あってもワイド形の配線器具10の複数のスイッチカバ
ー5a、5b、5cを容易に取付けやすくすることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サポート、配線器
具本体および配線器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スイッチやコンセント等のような
配線器具は、配線器具本体を標準化されている取付枠で
あるサポートに取り付け、営造物である壁面に埋め込ま
れた配線ボックスから引き出された配線を配線器具本体
に接続した上でサポートを配線ボックスにねじ止めし、
配線器具の作用部を露出させた状態でサポート等を覆う
化粧プレートを取り付けることで壁面に設置されてい
る。なお、配線器具の「作用部」というのは、その配線
器具が壁面等に取付けられた状態で人が作用を奏する部
分を意味し、例えば、スイッチの場合であればスイッチ
操作部、コンセントの場合であればプラグ挿入部が「作
用部」に該当する。
【0003】また近年、切換え操作を行ない易く、か
つ、操作部の判別をより認識し易くできるワイドスイッ
チ形(以下、「ワイド形」という。)の配線器具も普及
している。
【0004】このワイド形の配線器具の取付けは、作用
部が設けられていない状態の配線器具本体を標準化され
ている取付枠であるサポートに取り付け、営造物である
壁面に埋め込まれた配線ボックスから引き出された配線
を配線器具本体に接続した上でサポートを配線ボックス
にねじ止めし、このサポートにアダプタを配設し、サポ
ート等を覆う化粧プレートをアダプタに取付ける。そし
て、化粧プレートの開口を閉塞するように作用部である
スイッチカバーを配線器具本体へ直接取付けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワイド
形の配線器具は、サポートの開口部よりも化粧プレート
の開口の方が大きく形成されるために、プレートに配線
器具本体を3個連設した場合のスイッチカバーの3連取
付けの際には、必ずしも配線器具本体のスイッチカバー
が取付けられる面の中心とスイッチカバーの中心とを照
合させて取付けを行うことができないので、複数のスイ
ッチカバーを適切に取付ける施工作業が大変煩雑である
という課題があった。
【0006】本発明は上記に鑑みなされたものであり、
施工性を容易に向上させるサポート、配線器具本体およ
び配線器具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のサポート
は、配線器具本体が一面から他面に向かって挿入される
開口部と、この開口部の長手方向において開口部を挟ん
で対向する一対の器具支持部とを設け、開口部に挿入さ
せた配線器具本体3個を一対の器具支持部で支持可能な
枠部と;枠部の長手方向上下に形成された一対のアダプ
タ取付用ねじ孔と;アダプタ取付用ねじ孔よりも開口部
側に形成された一対の壁面取付用ねじ孔と;一対の器具
支持部のうち少なくとも一方の器具支持部に開口部の長
手方向の2箇所設けた目印部と;を具備することを特徴
とするサポート。
【0008】請求項1のサポートは、配線器具本体を標
準化された開口部の一面から他面に向かって挿入して一
対の器具支持部間に取付け、これと同様に2個の配線器
具本体もサポートに取付けることによって、サポートの
開口部に3個の配線器具本体が連設して取付けられる。
そして、この状態のサポートの配線器具本体へスイッチ
カバーを取付ける場合には、まず、3個連設した配線器
具本体のうち中央部に位置する配線器具本体とスイッチ
カバーとは配線器具本体のスイッチカバーが取付けられ
る面の中心とスイッチカバーの中心とを照合させるよう
にして取付ける。そして、他の2個の配線器具本体へス
イッチカバーを取付けるには、一対の器具支持部のうち
少なくとも一方の器具支持部に開口部の長手方向に設け
られている目印部と予め定められているスイッチカバー
の箇所とを照合して取付ける。
【0009】請求項1の発明は、配線器具本体が一面か
ら他面に向かって挿入される開口部と、この開口部の長
手方向において開口部を挟んで対向する一対の器具支持
部とを設け、開口部に挿入させた配線器具本体3個を一
対の器具支持部で支持可能な枠部と;枠部の長手方向上
下に形成された一対のアダプタ取付用ねじ孔と;アダプ
タ取付用ねじ孔よりも開口部側に形成された一対の壁面
取付用ねじ孔と;一対の器具支持部のうち少なくとも一
方の器具支持部に開口部の長手方向の2箇所設けた目印
部と;を具備することにより、標準化されたサポートで
あってもワイド形の配線器具の複数のスイッチカバーを
容易に取付けやすくすることができるので、施工性を向
上することができる。
【0010】請求項2の配線器具本体は、端子金具が収
納される収納部を有するケース体と;ケース体の収納部
を閉塞するように設けられるカバー体と;ケース体とカ
バー体とを係止する係止手段と;カバー体のケース体と
は反対側に突出するように、かつ、揺動自在に支持され
るハンドルと;カバー体のケース体とは反対側の表面側
に設けられた目印部と;を具備することを特徴とする。
請求項2の配線器具本体は、まず、3個の配線器具本体
を標準化されたサポートへ取付ける。そして、この状態
の配線器具本体へ3個連設した配線器具本体のうち中央
部に位置する配線器具本体とスイッチカバーとを線器具
本体のスイッチカバーが取付けられる面の中心とスイッ
チカバーの中心とが照合させるようにして取付ける。そ
して、他の2個の配線器具本体へスイッチカバーを取付
けるには、カバー体のケース体とは反対側の表面側に設
けられた目印部と予め定められているスイッチカバーの
箇所とを照合して取付ける。
【0011】請求項2の発明は、端子金具が収納される
収納部を有するケース体と;ケース体の収納部を閉塞す
るように設けられるカバー体と;ケース体とカバー体と
を係止する係止手段と;カバー体のケース体とは反対側
に突出するように、かつ、揺動自在に支持されるハンド
ルと;カバー体のケース体とは反対側の表面側に設けら
れた目印部と;を具備することを特徴とすることによ
り、標準化されたサポートであってもワイド形の配線器
具の複数のスイッチカバーを容易に取付けやすくするこ
とができるので、施工性を向上することができる。請求
項3の配線器具は、配線器具本体と;請求項1記載のサ
ポートと;サポートの開口部と対向するように窓部が設
けられるとともに、サポートに設けられたアダプタ取付
用ねじ孔に螺合するアダプタ取付用ねじが挿入されるね
じ挿入孔が形成されたアダプタと;アダプタに取付けら
れる、窓部と対抗するように形成された開口を有する化
粧プレートと;配線器具本体へ係止するととに、化粧プ
レートの開口を閉塞するように設けられるスイッチカバ
ーと;を具備することを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1記載の発明と
同様の作用効果を有する。請求項4の配線器具は、請求
項2記載の配線器具本体と;スイッチが一面から他面に
向かって挿入される開口部とこの開口部を挟んで対向す
るような一対の器具支持部とが設けられるように形成さ
れている枠部と、枠部の長手方向上下に形成された一対
のアダプタ取付用ねじ孔と;アダプタ取付用ねじ孔より
も開口部側に形成された一対の壁面取付用ねじ孔とダプ
タ取付用ねじ孔とを有するサポートと;サポートの開口
部と対向するように窓部が設けられるとともに、サポー
トに設けられたアダプタ取付用ねじ孔に螺合するアダプ
タ取付用ねじが挿入されるねじ挿入孔が形成されたアダ
プタと;アダプタに取付けられる、窓部と対抗するよう
に形成された開口を有する化粧プレートと;配線器具本
体へ係止するととに、化粧プレートの開口を閉塞するよ
うに設けられるスイッチカバーと;を具備することを特
徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項2記載の発明と
同様の作用効果を有する。
【発明の実施の形態】以下、本発明の配線器具の一実施
形態を図面を参照して説明する。
【0014】図1は第一実施形態のサポートを示す正面
図、図2は同じく配線器具本体を示す説明図、図3は同
じくアダプタを示す正面図、図4同じく化粧プレートを
示す正面図、図5は同じくスイッチカバーを示す説明
図、図8は配線器具を示す説明図である。
【0015】サポート1は、取付枠とも呼ばれるもの
で、図1に示すように、亜鉛クロマイトメッキを施した
鉄(SPCC)などの金属製の枠状をなす枠部11を備
えており、この枠部11の内側に、配線器具本体2を縦
に最大3個取付可能な開口部12及び一対の器具支持部
13が形成されている。
【0016】この器具支持部13は、開口部12を挟ん
で対向配置された2辺である。さらに、この枠部11の
長手方向上下には、アダプタ取付用ねじ孔14が形成さ
れ、このアダプタ取付用ねじ孔14に螺合するアダプタ
取付用ねじにて、後述するアダプタ3がサポート1に固
定される。さらに、アダプタ取付用ねじ孔14よりも開
口部12側に形成された一対の壁面取付用ねじ孔15が
形成され、この壁面取付用ねじ孔15に挿入される壁面
取付用ねじにて、サポート11が図示しない配線ボック
スにねじ止めされる。
【0017】また、サポート1は、一方の器具支持部1
3aには係合係止部16を備え、他方の器具支持部13
bに可動係止部17を備え、これらの係合係止部16と
可動係止部17とに配線器具本体2を係止させて固定す
る。
【0018】さらにまた、一方の器具支持部13aの他
面側である表面側の2箇所に溝が線状に切り込まれた目
印部18a、18bが設けられている。
【0019】係合係止部16は、この器具支持部13a
の裏面に支持される配線器具本体2の後述する係止爪2
4を係止孔16aで係止する。これらの係止孔16a
は、配線器具本体2が並列配置された場合、それらの配
線器具本体2の各々の係止爪24が挿入され得る位置に
形成されている。
【0020】可動係止部17は、係合係止部16と対向
する器具支持部13bに3箇所それぞれ設けられ、その
器具支持部13bの裏面に当接支持された配線器具本体
2の係止爪24を可動係止部17を弾性変形させること
によってできる器具支持部13bの裏面と可動係止部1
7との隙間に挿入し、可動係止部17の弾性変形を解除
することによって器具支持部13bの裏面と可動係止部
17との間で挟持する。
【0021】配線器具本体2は、図2の(a)に示すよ
うに、合成樹脂製であり内部に構造物を収納する収納部
を有するケース体21、このケース体31の収納部を閉
塞するように上側に合成樹脂製であるカバー体22とを
備え、これらこれらケース体21およびカバー体22の
内側に、端子金具などが収納される。また、ケース体2
1とカバー体22とがステンレスなどの金属製の前後一
対の係止手段である止め金具23をカシメて固定されて
いる。なお、この止め金具23は、止め金具23の側方
に突出するように係止爪24が設けられている。
【0022】また、配線器具本体2は、図2の(a)、
(b)に示すように、カバー体22から突出し、かつ、
揺動自在に支持されたハンドル25を備えており、この
ハンドル25には金属製のスイッチカバー受け26が取
付けられている。
【0023】なお、図2の(a)は配線器具本体の正面
図、(b)は配線器具本体の上面図である。
【0024】アダプタ3は、図3に示すように、合成樹
脂からなり、両端部31、31の内側にサポート1の開
口部12と対向するように窓部32が形成されている。
そして、アダプタ取付用ねじ孔14に螺合するアダプタ
取付用ねじが挿入されるねじ挿入孔33が設けられてい
るとともに、後述する化粧プレート4が嵌合して取付け
られるための取付孔34、34…が設けられている。
【0025】化粧プレート4は、図4に示すように合成
樹脂からなり、窓部32と対向するように開口41が形
成され、アダプタ3に設けられた化粧プレート取付孔3
4,34…に嵌合するように図示しない突起部を設けて
いる。
【0026】スイッチカバー5は、化粧プレートの開口
の略1/3の大きさに形成されており、図5の(b)に
示すように、裏側には配線器具本体2のスイッチカバー
受け26に係合保持される保持部51が形成されてい
る。
【0027】なお、図5の(a)はスイッチカバーの正
面図、(b)はスイッチカバーの平面図である。
【0028】本実施形態の配線器具10は、まず、配線
器具本体2を規格によって標準化されている開口部12
の一面側である背面側から器具支持部13aの係合係止
部16へ配線器具本体2の一方の係止爪24を係止させ
る。そして、係合係止部16に係止させた係止爪24を
支点として他方の器具支持部13bの可動係止部17に
係止させるようにサポート1の正面側へ回動させること
によって他方の係止爪24を可動係止部6へ係止させ
る。これにより、配線器具本体2をサポート1に取付け
る。これと同様に2個の配線器具本体2もサポート1に
取付けることによって、サポート1の開口部12に3個
の配線器具本体2,2,2が連設して取付けられる。次
に、配線器具本体2が取付けられたサポート1が壁面等
に埋め込まれた配線ボックスの図示しないねじ孔にサポ
ート取付用ねじを壁面取付用ねじ孔15を介して挿入さ
れることによって配線ボックスに取付けられる。
【0029】そして、壁面に取付けられたサポート1に
アダプタ3がアダプタ取付用ねじをアダプタ用ねじ孔1
4およびねじ挿入孔33に螺合させることによって取付
けられる。さらに、アダプタ3の化粧プレート取付孔3
4,34・・・に化粧プレート4の図示しない突起を挿
入して化粧プレート4を取付ける。そして、3個のスイ
ッチカバー5a、5b,5cを配線器具本体2に係合さ
せて取付けることによって、壁面に配線器具10が取付
けられる。(図8参照、なお図8の(a)は配線器具の
正面図、(b)は配線器具の断面図である。)
【0030】ここで、スイッチカバー5a,5b,5c
の取付について図6、7を参照して説明する。
【0031】図6は実施形態のスイッチカバーと配線器
具本体との係止状態を説明するための説明図で、図7は
同上3個のスイッチカバーと3個の配線器具本体との係
止状態を説明するための説明図である。
【0032】スイッチカバー5cは、図6に示したよう
に、目印部18bとスイッチカバー5cの上辺5c1と
を照合させることにより、対向するの配線器具本体5と
係止させる。同様にスイッチカバー5aも目印部18a
とスイッチカバー5aの下辺5a1とを照合させること
により、対向する配線器具本体2と係止させる。そして
スイッチカバー5bは、その中心と配線器具本体2のス
イッチカバー受け26とを照合させるようにして係止す
れば取付けが完了する。(図7参照)
【0033】なお、本実施形態は、スイッチカバー5
a、5cを配線器具本体2,2に係止させた後にできた
空間にスイッチカバー5bを挿入させるだけも配線器具
本体2のスイッチカバー受け26に係止させられ得るよ
うにも構成されている。
【0034】本実施形態によれば、サポート1が配線器
具本体2が背面側から正面側に向かって挿入される開口
部12、この開口部12の長手方向において開口部12
を挟んで対向する一対の器具支持部13a、13bとを
設け、開口部12に挿入させた配線器具本体2,2,2
を一対の器具支持部13a、13bで支持可能な枠部1
1と、枠部11の長手方向上下に形成された一対のアダ
プタ取付用ねじ孔14、14と、アダプタ取付用ねじ孔
14,14よりも開口部12側に形成された一対の壁面
取付用ねじ孔15,15と、一対の器具支持部13a、
13bのうち一方の器具支持部13aに開口部21の長
手方向の2箇所設けた目印部18a、18bとを具備す
ることにより、標準化されたサポート1の開口部12で
あってもワイド形の配線器具10の複数のスイッチカバ
ー5a、5b、5cを容易に取付けやすくすることがで
きる。
【0035】また、スイッチカバー5a、5cを配線器
具本体2,2に係止させた後にできた空間にスイッチカ
バー5bを挿入させるだけも配線器具本体2のスイッチ
カバー受け26に係止させられ得るので、3個のスイッ
チカバー5a、5b、5cの取付に特別な順序や手間を
必要とすることがない。
【0036】また、サポート1が壁面に取付られた状態
であり、かつ、アダプタ3または化粧プレート4をサポ
ート1へ取付ける前に3個のスイッチカバー5a、5
b、5cを適切に取り付けることもできるので、配線器
具10の壁面への取り付け作業に特別な順序や手間を必
要とすることがない。
【0037】次に第二実施形態について図9、10を参
照して説明する。なお、第一実施形態のものと同一構造
であり、同一構成については同一符号を付してその説明
は省略する。
【0038】配線器具本体20は、図9に示すように、
スイッチカバー5と対向する面側であるカバー体22の
表面に溝が線状に切り込まれた目印部27が4箇所形成
されている。
【0039】そして、本実施形態のスイッチカバー5c
は、図10に示したように、目印部27とスイッチカバ
ー5cの上辺5c1とを照合させることにより、対向す
るの配線器具本体20と係止させる。同様にスイッチカ
バー5aも目印部27とスイッチカバー5aの下辺とを
照合させることにより、対向する配線器具本体20と係
止させる。そしてスイッチカバー5bは、その中心と配
線器具本体20のスイッチカバー受け26とを照合させ
るようにして係止すれば取付けが完了する。(図7参
照)
【0040】本実施形態によれば、配線器具本体20の
表面側に目印部27を設けたので、標準化されたサポー
ト1の開口部12であってもワイド形の配線器具10の
複数のスイッチカバー5a、5b、5cを容易に取付け
やすくすることができる。
【0041】また、スイッチカバー5a、5cを配線器
具本体20,20に係止させた後にできた空間にスイッ
チカバー5bを挿入させるだけも配線器具本体20のス
イッチカバー受け26に係止させられ得るので、3個の
スイッチカバー5a、5b、5cの取付に特別な順序や
手間を必要とすることがない。
【0042】また、サポート1が壁面に取付られた状態
であり、かつ、アダプタ3または化粧プレート4をサポ
ート1へ取付ける前に3個のスイッチカバー5a、5
b、5cを適切に取り付けることもできるので、配線器
具10の壁面への取り付け作業に特別な順序や手間を必
要とすることがない。
【0043】なお、上記第一、第二実施形態のサポート
1は、例えば、一枚の板金にプレス加工、押し抜き加
工、曲げ加工等を施すことによって形成される。その材
料としては、例えば、亜鉛クロマイトメッキを施した鉄
(SPCC)等が用いられるがこれに限定されるわけで
はない。
【0044】また、本発明は上記第一、第二実施形態に
限定されることはなく、本発明の作用効果を有していれ
ば、その実施形態はいかなる形態でもよい。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明は、サポートの開口部に
3個の配線器具本体が連設して取付けられた状態のサポ
ートの配線器具本体へスイッチカバーを取付ける場合に
は、3個連設した配線器具本体のうち中央部に位置する
配線器具本体とスイッチカバーとは配線器具本体のスイ
ッチカバーが取付けられる面の中心とスイッチカバーの
中心とを照合させるようにして取付け、他の2個の配線
器具本体へスイッチカバーの取付けは、一対の器具支持
部のうち少なくとも一方の器具支持部に開口部の長手方
向に設けられている目印部と予め定められているスイッ
チカバーの箇所とを照合して取付けることにより、標準
化されたサポートであってもワイド形の配線器具の複数
のスイッチカバーを容易に取付けやすくすることができ
るので、施工性を向上することができる。
【0046】請求項2の発明は、サポートの開口部に3
個の配線器具本体が連設して取付けられた状態のサポー
トの配線器具本体へスイッチカバーを取付ける場合に
は、3個連設した配線器具本体のうち中央部に位置する
配線器具本体とスイッチカバーとは線器具本体のスイッ
チカバーが取付けられる面の中心とスイッチカバーの中
心とが照合させるようにして取付け、他の2個の配線器
具本体へスイッチカバーを取付けるには、カバー体のケ
ース体とは反対側の表面側に設けられた目印部と予め定
められているスイッチカバーの箇所とを照合して取付け
ることにより、標準化されたサポートであってもワイド
形の配線器具の複数のスイッチカバーを容易に取付けや
すくすることができるので、施工性を向上することがで
きる。
【0047】請求項3の発明は、請求項1記載の発明と
同様の作用効果を有する。
【0048】請求項4の発明は、請求項1記載の発明と
同様の作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態のサポートを示す正面図
【図2】同じく配線器具本体を示す説明図
【図3】同じくアダプタを示す正面図
【図4】同じく化粧プレートを示す正面図
【図5】同じくスイッチカバーを示す説明図
【図6】同じくスイッチカバーと配線器具本体との係止
状態を示す説明図
【図7】同じく3個のスイッチカバーと3個の配線器具
本体との係止状態を示す説明図
【図8】配線器具を示す説明図
【図9】第二実施形態の配線器具本体を示す上面図
【図10】同じくスイッチカバーと配線器具本体との係
止状態を示す説明図
【符号の説明】
1…サポート、2…配線器具本体、3…アダプタ、4…
化粧プレート、5・・・スイッチカバー、10…配線器
具、11・・・枠部、18a、18b、27・・・目印部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線器具本体が一面から他面に向かって挿
    入される開口部と、この開口部の長手方向において開口
    部を挟んで対向する一対の器具支持部とを設け、開口部
    に挿入させた配線器具本体3個を一対の器具支持部で支
    持可能な枠部と;枠部の長手方向上下に形成された一対
    のアダプタ取付用ねじ孔と;アダプタ取付用ねじ孔より
    も開口部側に形成された一対の壁面取付用ねじ孔と;一
    対の器具支持部のうち少なくとも一方の器具支持に開口
    部の長手方向の2箇所に設けた目印部と;を具備するこ
    とを特徴とするサポート。
  2. 【請求項2】端子金具が収納される収納部を有するケー
    ス体と;ケース体の収納部を閉塞するように設けられる
    カバー体と;ケース体とカバー体とを係止する係止手段
    と;カバー体のケース体とは反対側に突出するように、
    かつ、揺動自在に支持されるハンドルと;カバー体のケ
    ース体とは反対側の表面側に設けられた目印部と;を具
    備することを特徴とする配線器具本体。
  3. 【請求項3】配線器具本体と;請求項1記載のサポート
    と;サポートの開口部と対向するように窓部が設けられ
    るとともに、サポートに設けられたアダプタ取付用ねじ
    孔に螺合するアダプタ取付用ねじが挿入されるねじ挿入
    孔が形成されたアダプタと;アダプタに取付けられる、
    窓部と対抗するように形成された開口を有する化粧プレ
    ートと;配線器具本体へ係止するととに、化粧プレート
    の開口を閉塞するように設けられるスイッチカバーと;
    を具備することを特徴とする配線器具。
  4. 【請求項4】請求項2記載の配線器具本体と;スイッチ
    が一面から他面に向かって挿入される開口部とこの開口
    部を挟んで対向するような一対の器具支持部とが設けら
    れるように形成されている枠部と、枠部の長手方向上下
    に形成された一対のアダプタ取付用ねじ孔と;アダプタ
    取付用ねじ孔よりも開口部側に形成された一対の壁面取
    付用ねじ孔とダプタ取付用ねじ孔とを有するサポート
    と;サポートの開口部と対向するように窓部が設けられ
    るとともに、サポートに設けられたアダプタ取付用ねじ
    孔に螺合するアダプタ取付用ねじが挿入されるねじ挿入
    孔が形成されたアダプタと;アダプタに取付けられる、
    窓部と対抗するように形成された開口を有する化粧プレ
    ートと;配線器具本体へ係止するととに、化粧プレート
    の開口を閉塞するように設けられるスイッチカバーと;
    を具備することを特徴とする配線器具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009261224A (ja) * 2008-03-21 2009-11-05 Toshiba Lighting & Technology Corp 配線装置およびその取付枠
KR101189211B1 (ko) * 2004-12-23 2012-10-09 레그랑 에스엔세 기기 장치 기부의 설치 지점을 표지하는 멀티스테이션전기기기용 소켓

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