JP2003217396A - 多接点キーシート部材及びその製造方法 - Google Patents

多接点キーシート部材及びその製造方法

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JP2003217396A
JP2003217396A JP2002012643A JP2002012643A JP2003217396A JP 2003217396 A JP2003217396 A JP 2003217396A JP 2002012643 A JP2002012643 A JP 2002012643A JP 2002012643 A JP2002012643 A JP 2002012643A JP 2003217396 A JP2003217396 A JP 2003217396A
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Hiroyasu Shigeta
裕康 重田
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Nissha Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用時のキー入力特性および予備成形時の加
飾シートの成形性に優れた多接点キーシート部材及びそ
の製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリアミド、ポリイミド、オレフィン、
ウレタン、PC/PBT、PC/PETから選択される
樹脂フィルムである厚み50〜250μmの基体シート
及びその裏面に形成された加飾層から少なくともなる加
飾シートが、その表面側に突出するようにセンターキー
を独立して有する多接点キー形状の凸部が伸展率200
〜300%の範囲で伸展形成されており、該凸部の裏側
において樹脂部材と一体化して多接点キーシート部材と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話機等の多
点入力対応キーとして用いられる、使用時のキー入力特
性および予備成形時の加飾シートの成形性に優れた多接
点キーシート部材及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯電話機等には、上下左右
等の多方向入力が可能なマルチファンクションキーやマ
ルチスクロールキー等と呼ばれる多接点キーが採用され
ており、通常、奥方向への入力が可能なセンターキーを
中央に独立して有している。例えば、図6に示す多接点
キーは、筐体8の開口部より露出する、円形のセンター
キー4及びそれを同心円状に取り囲む枠状キー5とから
構成され、両キーの裏側に合計5箇所の接点押圧部7を
有している。
【0003】そして、従来の多接点キーは、図6のAA
断面図である図7に示すように、深絞り特性のないPE
T等を二軸延伸した基体シート及びその裏面に形成され
た加飾層から少なくともなる加飾シート1を用い、その
表面側に突出するように独立したセンターキー4を有す
る多接点キー形状の凸部2を伸展して形成し、該凸部2
の裏側において樹脂部材3と一体化してなる多接点キー
シート部材6を得、これを筐体8の開口部付近に裏側よ
り配置したものである。
【0004】上記筐体8の材料としてはマグネシウム合
金が用いられてきたが、マグネシウム合金からなる筐体
8への加飾は難しいため、最近では塗装による加飾を容
易に活用できるPC/ABSアロイ樹脂等の樹脂も筐体
8の材料として多く用いられるようになってきている。
そのため、樹脂からなる筐体8でも強度が確保できるよ
うにその厚みを厚くしたいという要望があり、これに合
せて多接点キーシート部材6のキーを高くする、すなわ
ち加飾シート1において凸部2を形成する際の伸展率を
高くする必要が生じている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多接点キーシート部材6では、加飾シート1の基体シー
トが予備成形時に無理に伸ばされて薄くなり破断するこ
とがあった。また、破断しないように単に厚みのある基
体シートを用いると、予備成形に最適状態に加熱するま
でに時間を要することになり、生産効率が悪くなった。
【0006】また、センターキー4を有する多接点キー
は、図6および図7からも明らかなようにセンターキー
4とこれを取り囲む枠状キー5とが極めて接近してお
り、キー入力時に、加飾シート1のセンターキー4と枠
状キー5との連絡部9となる部分に負担がかかるもので
ある。そのため、加飾シート1で凸部2を形成する際の
伸展率を高くした場合、長期使用時に上記連絡部9で破
断が起こったり、キーが元位置に復元されなくなったり
することがあった。
【0007】したがって、本発明は、使用時のキー入力
特性および予備成形時の加飾シートの成形性に優れた多
接点キーシート部材及びその製造方法を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の多接点キーシート部材は、ポリアミド、ポ
リイミド、オレフィン、ウレタン、PC/PBT、PC
/PETから選択される樹脂フィルムである厚み50〜
250μmの基体シート及びその裏面に形成された加飾
層から少なくともなる加飾シートが、その表面側に突出
するようにセンターキーを独立して有する多接点キー形
状の凸部が伸展率200〜300%の範囲で伸展形成さ
れており、該凸部の裏側において樹脂部材と一体化され
てなるように構成した。
【0009】また、本発明の多接点キーシート部材は、
ポリカーボネート、アクリルから選択される樹脂フィル
ムの裏面にポリアミド、ポリイミド、オレフィン、ウレ
タン、PC/PBT、PC/PETから選択される樹脂
フィルムが積層された総厚50〜250μmの基体シー
ト及びその裏面及び/又はフィルム間に形成された加飾
層から少なくともなる加飾シートが、その表面側に突出
するようにセンターキーを独立して有する多接点キー形
状の凸部が伸展率200〜300%の範囲で伸展形成さ
れており、該凸部の裏側において樹脂部材と一体化され
てなるように構成した。
【0010】本発明の多接点キーシート部材の製造方法
は、ポリアミド、ポリイミド、オレフィン、ウレタン、
PC/PBT、PC/PETから選択される樹脂フィル
ムである厚み50〜250μmの基体シート及びその裏
面に形成された加飾層から少なくともなる加飾シートを
射出成形用金型内に配置する前又はした後に予備成形す
ることにより、該加飾シートにその表面側に突出するよ
うにセンターキーを独立して有する多接点キー形状の凸
部を伸展率200〜300%の範囲で伸展形成し、型締
め後、溶融樹脂をキャビティ内に射出充満、冷却固化さ
せた後型開きし、上記伸展形成された凸部を有する加飾
シートが該凸部の裏側において樹脂部材と一体化されて
なる多接点キーシート部材を得るように構成した。
【0011】また、本発明の多接点キーシート部材の製
造方法は、ポリカーボネート、アクリルから選択される
樹脂フィルムの裏面にポリアミド、ポリイミド、オレフ
ィン、ウレタン、PC/PBT、PC/PETから選択
される樹脂フィルムが積層された総厚50〜250μm
の基体シート及びその裏面及び/又はフィルム間に形成
された加飾層から少なくともなる加飾シートを射出成形
用金型内に配置する前又はした後に予備成形することに
より、該加飾シートにその表面側に突出するようにセン
ターキーを独立して有する多接点キー形状の凸部を伸展
率200〜300%の範囲で伸展形成し、型締め後、溶
融樹脂をキャビティ内に射出充満、冷却固化させた後型
開きし、上記伸展形成された凸部を有する加飾シートが
該凸部の裏側において樹脂部材と一体化されてなる多接
点キーシート部材を得るように構成した。
【0012】
【発明の実施の形態】図面を参照しながら本発明の実施
の形態について詳しく説明する。
【0013】図1は本発明に係る多接点キーシート部材
の一実施例を示す断面図、図2は評価用キーシート部材
の作製に用いる評価サンプル作製用吸引型を説明する
図、図3及び図4は評価用キーシート部材の作製工程を
説明する断面図、図5は評価用キーシート部材を用いた
評価方法を説明する図である。図中、1は加飾シート、
2は凸部、3は樹脂部材、4はセンターキー、5は枠状
キー、6は多接点キーシート部材、9は連絡部、10は
評価用キーシート部材、11は評価サンプル作製用吸引
型、12は評価用治具、13はメタルドーム、14は打
鍵治具をそれぞれ示す。
【0014】本発明の多接点キーシート部材6(図1参
照)で用いる加飾シート1は、ポリアミド、ポリイミ
ド、オレフィン、ウレタン、PC/PBT、PC/PE
Tから選択される樹脂フィルムである厚み50〜250
μmの基体シート及びその裏面に形成された加飾層から
少なくともなるもの、あるいはポリカーボネート、アク
リルから選択される樹脂フィルムの裏面にポリアミド、
ポリイミド、オレフィン、ウレタン、PC/PBT、P
C/PETから選択される樹脂フィルムが積層された総
厚50〜250μmの基体シート及びその裏面及び/又
はフィルム間に形成された加飾層から少なくともなるも
のであり、且つその表面側に突出するようにセンターキ
ー4を独立して有する多接点キー形状の凸部2が伸展率
200〜300%の範囲で伸展形成されている。
【0015】このような材質及び厚みの基体シートを用
いた加飾シート1を予備成形することにより、該加飾シ
ート1にその表面側に突出するようにセンターキー4を
独立して有する多接点キー形状の凸部2を伸展率200
〜300%の範囲で伸展形成し、使用時のキー入力特性
および予備成形時の加飾シート1の成形性に優れた多接
点キーシート部材6を得ることができる。
【0016】予備成形時の加飾シート1の成形性を考え
ると、主構成である基体シート自体が予備成形に適した
ものでなければならない。本発明者が各種の基体シート
を有する加飾用フィルムについて予備成形を試みた結
果、本発明のように基体シートとしてポリアミド、ポリ
イミド、オレフィン、ウレタン、PC/PBT、PC/
PETから選択される樹脂フィルム、あるいはポリカー
ボネート、アクリルから選択される樹脂フィルムの裏面
にポリアミド、ポリイミド、オレフィン、ウレタン、P
C/PBT、PC/PETから選択される樹脂フィルム
が積層されたものを、樹脂フィルム分の総厚50〜25
0μmの範囲で基体シートとして用いれば、基体シート
が予備成形時に無理に伸ばされて破断する危険性がな
く、また予備成形に最適状態に加熱するまでに時間を要
することもないことがわかった。なお、積層フィルムに
おいて、ポリカーボネート、アクリルから選択される樹
脂フィルムを表面側とするのはポリカーボネートフィル
ム及びアクリルフィルムが表面硬度に優れるからであ
る。
【0017】また、上記のように基体シートの厚みが2
50μmを超えないようにすれば、センターキー4とそ
れを取り囲む枠状キー5とが互いに相手の入力摺動を阻
害することも防ぐこともできる。
【0018】一方、使用時のキー入力特性を考えると、
上記最適構成の基体シートを用いた加飾シート1であっ
ても、予備成形時の伸展率を高くしすぎて伸展に追従で
きず、センターキー4と枠状キー5との連絡部9等が薄
肉化して長期使用で破断したり、キーが元位置に復元さ
れなかったりすることがあるため、適正な伸展率で加飾
シート1を予備成形できるように多接点キーシート部材
6の形状が設計されなければならない。また、逆に伸展
率を抑えすぎても指でキーを押し込んだ際のクリック感
が硬くなるため、やはり適正な伸展率で加飾シート1を
予備成形できるように多接点キーシート部材6の形状が
設計されなければならない。本発明者が上記最適構成の
基体シートを用いた各種の伸展率で予備成形された加飾
シート1について多接点キーシート部材6を作製し、ク
リック感、打鍵性、復元性の評価を試みた結果、本発明
のように上記最適構成の基体シートを用いた加飾シート
1を伸展率200〜300%の範囲で伸展して多接点キ
ー形状の凸部2を形成すれば、キー部材として長期の使
用に耐え得ることを見出した。
【0019】上記クリック感、打鍵性、復元性の評価方
法は、それぞれ以下の通りである。なお、評価用キーシ
ート部材10は、前記した最適構成の基体シートを用い
た加飾シート1を評価サンプル作製用吸引型11(図2
参照)により吸引してセンターキー4を有する形状に予
備成形し(図3参照)、さらにセンターキー4周縁の連
絡部9を除いて加飾シート1と樹脂部材3とを一体化さ
せたもの(図4参照)である。
【0020】[クリック感の評価] メタルドーム13
を有する評価用治具12(図5参照)にセッティング
後、指で入力テストを実施、押し込んだ際のクリック感
を押し込み荷重400g±20gを基準として、その範
囲内に納まるものを良と判断した。クリック時荷重測定
方法は、評価用キーシート部材10を評価用治具12に
セッティング後、φ10mm押し込み治具でセンターキ
ー4に落とし込み量0.4mmで打鍵押し込み時の抵抗
荷重を測定した。
【0021】[打鍵性の評価] メタルドーム13を有
する評価用治具12に評価用キーシート部材10をセッ
ティング後、φ10の打鍵治具14でセンターキー4に
荷重400g/cm、落とし込み量0.4mm、2回
/秒で打鍵試験を実施、基準回数5万回を越えるまでに
センターキー4周縁の連絡部9が破断するか否かで判断
した。
【0022】[復元性の評価] 上記打鍵試験をクリア
後、センターキー4が元位置に復元されるか否かで判断
した。
【0023】評価結果を下記表1を示す。
【0024】
【表1】
【0025】評価結果からわかるように、前記した最適
構成の基体シートを用いた加飾シート1であれば何れ
も、クリック感については伸展率200〜330%の範
囲、打鍵性については伸展率170〜310%の範囲、
復元性については伸展率170〜300%の範囲で多接
点キー形状の凸部2を伸展形成したものがそれぞれ良好
であった。つまり、全ての評価で良好な範囲は伸展率2
00〜300%である。
【0026】なお、本発明に用いる加飾シート1の基体
シートは、所望の意匠表現に合わせてヘイズ10%以下
で可視光線透過率80%以上となる高透明タイプや、ヘ
イズ範囲10%超〜60%で可視光線透過率50〜80
%未満の半透明タイプを用いても良い。
【0027】加飾層は、多接点キーシート部材6に加飾
を施すためのものであり、通常は印刷層として形成す
る。
【0028】印刷層からなる加飾層の材質としては、ポ
リ塩化ビニル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリエステル
系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポ
リビニルアセタール系樹脂、ポリエステルウレタン系樹
脂、セルロースエステル系樹脂、アルキド系樹脂などの
樹脂をバインダーとし、適切な色の顔料または染料を着
色剤として含有する着色インキを用いるとよい。特に、
2液硬化型のウレタン系樹脂またはポリエステル系樹
脂、あるいは1液仕様のポリカーボネート系樹脂であっ
て、耐熱性および可撓性に優れているものを用いるのが
好ましい。予備成形時の加熱により軟化しにくいインキ
層は、予備成形用金型へ付着しないので予備成形された
加飾シート1の立体形状を崩すことなく脱型が可能であ
り、また、予備成形時の急激かつ局部的な伸びに追従す
るので裏面に光源を配置したときでも光漏れが生じない
ものとなる。また、高温の溶融樹脂に接触する際、加飾
層が溶融して外観不良になるおそれも小さくなる。
【0029】印刷層からなる加飾層の形成方法として
は、オフセット印刷法、グラビア印刷法、スクリーン印
刷法などの通常の印刷法などを用いるとよい。特に、多
色刷りや階調表現を行うには、オフセット印刷法やグラ
ビア印刷法が適している。また、単色の場合には、グラ
ビアコート法、ロールコート法、コンマコート法などの
コート法を採用することもできる。印刷層は、表現した
い図柄に応じて、全面的に設ける場合や部分的に設ける
場合もある。
【0030】印刷層からなる加飾層の乾燥膜厚は、3.
0〜30μmとするのが好ましい。厚みが3.0μmに
満たないと、予備成形時の伸展により薄肉部となる箇所
で十分な遮光性が確保できなくなったり、高温溶融樹脂
の射出成形時の熱に負けて加飾層が溶け、外観不良とな
ったりする。また、30μmを越えると、残留溶剤が揮
発し難いため、予備成形時の脱型性が悪くなったり溶融
樹脂の射出時に加飾層が流れたりしやすい。
【0031】また 加飾層は、裏面から光源によって照
射することで文字や記号などの透光パターン部を光らせ
ることのできるものでもよい。たとえば、部分的に積層
された遮光性着色層と、全面的または部分的に積層され
た透光性着色層とを少なくとも有することによって、遮
光パターン部と透光パターン部とが形成されたものであ
る。
【0032】遮光性着色層は、光源からの光を遮るため
の層であり、部分的に積層されることによって遮光パタ
ーン部を表現する層である。遮光性着色層は、遮光性を
有するほかは、前記加飾層の説明で示したのと同様の材
質および形成方法を用いることができる。遮光性を付与
するには、加飾シート1の遮光パターン部の可視光線透
過率が0〜10%になるようバインダーに混合する着色
顔料の色味および膜厚を調整して透光性着色層を形成す
るとよい。
【0033】また、遮光性着色層として、単層では遮光
性に乏しい金属光沢色や淡色で形成したい場合は、遮光
性を有したカーボンブラック顔料などをバインダーに混
合してなる遮光性着色層を別途積層して2層以上の構成
にしてもよい。
【0034】また、1層でシャープなエッジを有した抜
き柄パターンを形成しても前述した範囲の可視光線透過
率を得ることができない場合、抜き柄パターンの再現性
を優先させるよう版線数を調整した版で第1の遮光性着
色層を形成し、その抜き柄パターンから更に0.2〜
0.5mm大きく逃げ代を取った抜き柄パターンを有
し、かつ遮光性を確保できる膜厚を持つように、第2あ
るいは第3以降の遮光性着色層を積層して形成するとよ
い。
【0035】透光性着色層は、全面的または部分的に積
層されることで、遮光性着色層が存在しない箇所におい
て、着色された文字や記号などの透光パターン部を表現
する層である。透光性着色層は、透光性を有するほか
は、前記加飾層の説明で示したのと同様の材質および形
成方法を用いることができる。透光性を付与するには、
加飾シート1の透光パターン部の可視光線透過率が20
〜99%になるようバインダーに混合する着色顔料の色
味および膜厚を調整して透光性着色層を形成するとよ
い。透光性着色層は白色だけでなく上記した範囲の可視
光線透過率を満足するよう着色された色味を有する透明
または半透明の着色層であってもよい。
【0036】また、加飾層は、金属薄膜層からなるも
の、あるいは印刷層と金属薄膜層との組み合わせからな
るものでもよい。
【0037】金属薄膜層は、加飾層として金属光沢を表
現するためのものであり、真空蒸着法、スパッターリン
グ法、イオンプレーティング法などで形成する。この場
合、表現したい金属光沢色に応じて、アルミニウム、ニ
ッケル、金、白金、クロム、鉄、銅、スズ、インジウ
ム、銀、チタニウム、鉛、亜鉛などの金属、これらの合
金又は化合物を使用する。また、金属薄膜層を設ける際
に、他の層と金属薄膜層との密着性を向上させるため
に、前アンカー層や後アンカー層を設けるとよい。前ア
ンカー層や後アンカー層の材質としては、2液性硬化ウ
レタン樹脂、熱硬化ウレタン樹脂などを用いるとよい。
前アンカー層や後アンカー層の形成方法としては、グラ
ビアコート法、ロールコート法などのコート法、グラビ
アコート法、スクリーン印刷法などの印刷法がある。加
飾層としての金属薄膜層の膜厚は、0.01〜0.1μ
mとするのが一般的である。
【0038】また、本発明に係る加飾シート1は、接着
層が形成されていてもよい。接着層は、加飾シート1を
樹脂部材3に接着するための層である。
【0039】接着層としては、一体化する樹脂部材3の
材質に応じて適宜選択する。たとえば、樹脂部材3の材
質がポリアクリル系樹脂の場合はポリアクリル系樹脂を
用いるとよい。また、樹脂部材3の材質がポリフェニレ
ンオキシド・ポリスチレン系樹脂、ポリカーボネート系
樹脂、スチレン共重合体系樹脂、ポリスチレン系ブレン
ド樹脂の場合は、これらの樹脂と親和性のあるポリアク
リル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリアミド系樹脂、
塩化ビニル系樹脂などを使用すればよい。さらに、樹脂
部材3の材質がポリプロピレン樹脂の場合は、塩化ポリ
プロピレン系樹脂、エチレン酢酸ビニル系樹脂塩素化ポ
リオレフィン樹脂、塩素化エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、環化ゴム、クマロンインデン樹脂が使用可能で
ある。また、樹脂部材3の材質がシリコーンゴムのよう
な熱硬化性プラスチック樹脂と接着させる場合、チタン
酸エステル、炭素官能性シラン、あるいはこれらの混合
物の有機溶媒溶液、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル
系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリ塩
化ビニル系樹脂、アクリル系樹脂、ブチラール系樹脂、
アセタール系樹脂、あるいはこれらにシラン化合物とし
てアルコキシシラン、クロルシランなどを添加したもの
などを用いることができる。なお、接着層は透明または
半透明であるようにするとよい。また、接着層は加飾層
と兼用できるよう着色してもよい。
【0040】接着層の形成方法としては、グラビア印刷
法、スクリーン印刷法などの印刷方法や、グラビアコー
ト法、ロールコート法、スプレーコート法などのコート
法がある。
【0041】また、本発明に係る加飾シート1は、加飾
層の各層及び接着層のうち何れかの層間にゴム弾性層を
設けたものでもよい。ゴム弾性層は、層間密着力が弱い
箇所や、層内凝集力が弱い箇所に、引き剥がし応力が集
中しないように、加飾シート1全体に引き剥がし応力を
分散させることを目的として形成される層である。
【0042】ただし、ゴム弾性層は100%モジュラス
が0.1〜25.5×10N/m の樹脂からなる層
である。100%モジュラスが0.1より小さいと、弾
性が強くなるので印刷工程時の加熱乾燥による熱収縮が
発生し、寸法精度の確保が困難になる。一方、100%
モジュラスが25.5×10N/mを超える場合
は、層自体が硬くなり、柔軟性が損なわれるので、ゴム
弾性が不足し、引き剥がし応力を分散させる効果が低く
なる。また、加飾シート1を予備成形するときや長期間
使用したときに可撓性を損ない、加飾層が割れる現象を
引き起こしやすくなる。なお、100%モジュラスと
は、一定の試料片における標線(つかみ部)間が100
%(長さが2倍)に伸展した時点での応力(引き剥がし
応力)を歪み(伸展した分)で割った値のことである。
なお、試料片は、ゴム弾性層を形成する樹脂を射出成形
法によりシートとしたものを用いる。
【0043】ゴム弾性層の厚みは、1〜20μmからな
るのが好ましい。厚みが1μm未満の場合、引き剥がし
応力が分散しにくくなり、また、加飾シート1を予備成
形するときや長期間使用したときに可撓性を損ない、加
飾層が割れる現象を引き起こしやすくなる。一方、厚み
が20μmを超える場合は、キー入力時の押し込みが重
くなり摺動性が悪くなる。
【0044】ゴム弾性層は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹
脂などの樹脂を用いるとよい。熱可塑性樹脂としては、
一液硬化型仕様のウレタン樹脂やポリエステル樹脂など
がある。熱硬化性樹脂としては、二液硬化型仕様のウレ
タン樹脂やポリエステル樹脂などがある。また、ウレタ
ン樹脂、オレフィン樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン
樹脂の中から選択される熱可塑性または熱硬化性樹脂エ
ラストマーまたはシリコーン樹脂を用いるとよい。な
お、ゴム弾性層を着色することで加飾層の着色層と兼用
させても良い。また接着層と兼用しても良い。
【0045】ゴム弾性層の形成方法としては、グラビア
印刷法、スクリーン印刷法などの印刷方法や、グラビア
コート法、ロールコート法、スプレーコート法などのコ
ート法、樹脂の押し出しラミネート法、熱ラミネート
法、ドライラミネート法、コーティングラミネート法な
どのラミネート法がある。
【0046】以上のような構成からなる加飾シート1
が、その表面側に突出するようにセンターキー4を独立
して有する多接点キー形状の凸部2を前記伸展率の範囲
で伸展形成され、該凸部2の裏側において樹脂部材3と
一体化されて多接点キーシート部材6となる。
【0047】加飾シート1と一体化される樹脂部材3と
しては、たとえばポリカーボネート樹脂、ABS樹脂な
どを使用することができる。これらの樹脂部材3は、透
明、半透明、不透明のいずれでもよいが、裏面から光源
によって照射することで文字や記号などの透光パターン
部を光らせる場合には透明又は半透明のものを用いる。
また、樹脂部材3は、着色されていても、着色されてい
なくてもよい。
【0048】次に、前記した加飾シート1を用い、イン
サート成形法を利用して多接点キーシート部材6を製造
する方法について説明する。
【0049】まず、加飾シート1を、射出成形用金型内
に配置する前又はした後に、金型形状、すなわち加飾シ
ート1の表面側に突出するようにセンターキー4を独立
して有する多接点キー形状の凸部2を伸展率200〜3
00%の範囲で伸展形成した形状に合致するように予備
成形する。予備成形は、予備成形方法として一般的に知
られている真空圧空成形法、真空成形法、水圧成形法、
高圧成形法、金型プレス成形法などにより行うとよい。
【0050】次いで、射出成形用金型の型締め後、溶融
樹脂をキャビティ内に射出充満、冷却固化させた後型開
きし、上記伸展形成された凸部2を有する加飾シート1
が該凸部の裏側において樹脂部材3と一体化されてなる
多接点キーシート部材6を得る。
【0051】
【実施例】(実施例1) 厚み125μmのPC/PB
Tフィルムを基体シートとし、その裏面に次のようにし
て透光パターン部及び遮光パターン部を有する加飾層を
形成した。すなわち、スミ色に調色された2液硬化型ウ
レタン樹脂系インキを用いスクリーン印刷法にて膜厚5
μmの抜き柄パターン部を有する遮光性着色層を形成
し、次いで白色に調色された2液硬化型ウレタン樹脂系
インキを用い前記抜き柄パターン部を覆うようにスクリ
ーン印刷法にて膜厚3μmの透光性着色層を形成した。
次いで上記加飾層上に2液硬化型ウレタンエラストマー
系インキを用い厚み1μmでスクリーン印刷してゴム弾
性層を形成し、さらに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
系インキを用い膜厚5μmでスクリーン印刷して接着層
を形成した。最後に85℃×2時間の乾燥を経て加飾シ
ートを得た。
【0052】上記加飾シートを高圧成形にて予備成形
し、その表面側、すなわち基体シートの加飾層を形成し
ていない側に突出させ、センターキーを独立して有する
同心円状の多接点キー形状の凸部を伸展率250%とな
るように形成した。これを射出成形用金型内に配置し、
型締め後、溶融樹脂(バイエル製PC樹脂「マクロロン
2205」)をキャビティ内に射出充満、冷却固化させ
た後型開きし、上記伸展形成された凸部を有する加飾シ
ートが該凸部の裏側において樹脂部材と一体化されてな
る多接点キーシート部材を得た。
【0053】(実施例2) 厚み100μmのポリアミ
ドフィルムを基体シートとし、その裏面に次のようにし
て透光パターン部及び遮光パターン部を有する加飾層を
形成した。すなわち、スミ色に調色された2液硬化型ウ
レタン樹脂系インキを用いスクリーン印刷法にて膜厚5
μmの抜き柄パターン部を有する遮光性着色層を形成
し、次いで白色に調色された2液硬化型ウレタン樹脂系
インキを用い前記抜きパターン部を覆うようにスクリー
ン印刷法にて膜厚3μmの透光性着色層を形成した。次
いで上記加飾層上に2液硬化型ウレタンエラストマー系
インキを用い厚み1μmでスクリーン印刷してゴム弾性
層を形成し、さらに塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系
インキを用い膜厚5μmでスクリーン印刷して接着層を
形成した。最後に85℃×2時間の乾燥を経て加飾シー
トを得た。
【0054】上記加飾シートを高圧成形にて予備成形
し、その表面側、すなわち基体シートの加飾層を形成し
ていない側に突出させ、センターキーを独立して有する
同心円状の多接点キー形状の凸部を伸展率300%とな
るように形成した。これを射出成形用金型内に配置し、
型締め後、溶融樹脂(光石油化学製PC樹脂「タフロ
ン」)をキャビティ内に射出充満、冷却固化させた後型
開きし、上記伸展形成された凸部を有する加飾シートが
該凸部の裏側において樹脂部材と一体化されてなる多接
点キーシート部材を得た。
【0055】(実施例3) 厚み25μmのポリカーボ
ネートフィルムと厚み100μmのウレタンフィルムと
の積層フィルムを基体シートとし、そのウレタンフィル
ム側の面に次のようにして透光パターン部及び遮光パタ
ーン部を有する加飾層を形成した。すなわち、メタリッ
クシルバー色に調色された2液硬化型ウレタン樹脂系イ
ンキを用いロールコート法にて膜厚2μmの透光性着色
層を全面に形成し、次いで黒色に調色された2液硬化型
ウレタン樹脂系インキを用いスクリーン印刷法にて膜厚
5μmの抜き柄パターンを有する遮光性着色層を形成し
た。次いで塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体系インキを
用い膜厚5μmでスクリーン印刷して接着層を形成し
た。最後に85℃×2時間の乾燥を経て加飾シートを得
た。
【0056】上記加飾シートを高圧成形にて予備成形
し、その表面側、すなわち基体シートの加飾層を形成し
ていない側に突出するように、センターキーを独立して
有する同心円状の多接点キー形状の凸部を伸展率200
%となるように形成した。これを射出成形用金型内に配
置し、型締め後、溶融樹脂(出光石油化学製PC樹脂
「タフロン」)をキャビティ内に射出充満、冷却固化さ
せた後型開きし、上記伸展形成された凸部を有する加飾
シートが該凸部の裏側において樹脂部材と一体化されて
なる多接点キーシート部材を得た。
【0057】実施例1〜3の多接点キーシート部材は、
前記したように、いずれも使用時のキー入力特性および
予備成形時の加飾シートの成形性に優れたものであっ
た。
【0058】
【発明の効果】本発明の多接点キーシート部材及びその
製造方法は、前記した構成からなるので、次のような効
果を有する。
【0059】すなわち、本発明の多接点キーシート部材
で用いる加飾シートは、ポリアミド、ポリイミド、オレ
フィン、ウレタン、PC/PBT、PC/PETから選
択される樹脂フィルムである厚み50〜250μmの基
体シート及びその裏面に形成された加飾層から少なくと
もなるもの、あるいはポリカーボネート、アクリルから
選択される樹脂フィルムの裏面にポリアミド、ポリイミ
ド、オレフィン、ウレタン、PC/PBT、PC/PE
Tから選択される樹脂フィルムが積層された総厚50〜
250μmの基体シート及びその裏面及び/又はフィル
ム間に形成された加飾層から少なくともなるものであ
り、且つその表面側に突出するようにセンターキーを独
立して有する多接点キー形状の凸部が伸展率200〜3
00%の範囲で伸展形成されているものである。したが
って、得られる多接点キーシート部材は、使用時のキー
入力特性および予備成形時の加飾シートの成形性に優れ
たものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多接点キーシート部材の一実施例
を示す断面図である。
【図2】評価用キーシート部材の作製に用いる評価サン
プル作製用吸引型を説明する図である。
【図3】評価用キーシート部材の作製工程を説明する断
面図である。
【図4】評価用キーシート部材の作製工程を説明する断
面図である。
【図5】評価用キーシート部材を用いた評価方法を説明
する図である。
【図6】多接点キーの一例を示す平面図である。
【図7】図6の多接点キーのAA線断面図である。
【符号の説明】
1 加飾シート 2 凸部 3 樹脂部材 4 センターキー 5 枠状キー 6 多接点キーシート部材 7 接点押圧部 8 筐体 9 連絡部 10 評価用キーシート部材 11 評価サンプル作製用吸引型 12 評価用治具 13 メタルドーム 14 打鍵治具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド、ポリイミド、オレフィン、
    ウレタン、PC/PBT、PC/PETから選択される
    樹脂フィルムである厚み50〜250μmの基体シート
    及びその裏面に形成された加飾層から少なくともなる加
    飾シートが、その表面側に突出するようにセンターキー
    を独立して有する多接点キー形状の凸部が伸展率200
    〜300%の範囲で伸展形成されており、該凸部の裏側
    において樹脂部材と一体化されてなることを特徴とする
    多接点キーシート部材。
  2. 【請求項2】 ポリカーボネート、アクリルから選択さ
    れる樹脂フィルムの裏面にポリアミド、ポリイミド、オ
    レフィン、ウレタン、PC/PBT、PC/PETから
    選択される樹脂フィルムが積層された総厚50〜250
    μmの基体シート及びその裏面及び/又はフィルム間に
    形成された加飾層から少なくともなる加飾シートが、そ
    の表面側に突出するようにセンターキーを独立して有す
    る多接点キー形状の凸部が伸展率200〜300%の範
    囲で伸展形成されており、該凸部の裏側において樹脂部
    材と一体化されてなることを特徴とする多接点キーシー
    ト部材。
  3. 【請求項3】 ポリアミド、ポリイミド、オレフィン、
    ウレタン、PC/PBT、PC/PETから選択される
    樹脂フィルムである厚み50〜250μmの基体シート
    及びその裏面に形成された加飾層から少なくともなる加
    飾シートを射出成形用金型内に配置する前又はした後に
    予備成形することにより、該加飾シートにその表面側に
    突出するようにセンターキーを独立して有する多接点キ
    ー形状の凸部を伸展率200〜300%の範囲で伸展形
    成し、型締め後、溶融樹脂をキャビティ内に射出充満、
    冷却固化させた後型開きし、上記伸展形成された凸部を
    有する加飾シートが該凸部の裏側において樹脂部材と一
    体化されてなる多接点キーシート部材を得ることを特徴
    とする多接点キーシート部材の製造方法。
  4. 【請求項4】 ポリカーボネート、アクリルから選択さ
    れる樹脂フィルムの裏面にポリアミド、ポリイミド、オ
    レフィン、ウレタン、PC/PBT、PC/PETから
    選択される樹脂フィルムが積層された総厚50〜250
    μmの基体シート及びその裏面及び/又はフィルム間に
    形成された加飾層から少なくともなる加飾シートを射出
    成形用金型内に配置する前又はした後に予備成形するこ
    とにより、該加飾シートにその表面側に突出するように
    センターキーを独立して有する多接点キー形状の凸部を
    伸展率200〜300%の範囲で伸展形成し、型締め
    後、溶融樹脂をキャビティ内に射出充満、冷却固化させ
    た後型開きし、上記伸展形成された凸部を有する加飾シ
    ートが該凸部の裏側において樹脂部材と一体化されてな
    る多接点キーシート部材を得ることを特徴とする多接点
    キーシート部材の製造方法。
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