JP2003216264A - コンピュータ、制御方法、及びプログラム - Google Patents

コンピュータ、制御方法、及びプログラム

Info

Publication number
JP2003216264A
JP2003216264A JP2002003632A JP2002003632A JP2003216264A JP 2003216264 A JP2003216264 A JP 2003216264A JP 2002003632 A JP2002003632 A JP 2002003632A JP 2002003632 A JP2002003632 A JP 2002003632A JP 2003216264 A JP2003216264 A JP 2003216264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
state
function
selection
power
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002003632A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3784007B2 (ja
Inventor
Mikio Hagiwara
幹雄 萩原
Eitaro Kasamatsu
栄太郎 笠松
Mizuho Tadokoro
瑞穂 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP2002003632A priority Critical patent/JP3784007B2/ja
Priority to US10/337,674 priority patent/US7093142B2/en
Publication of JP2003216264A publication Critical patent/JP2003216264A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3784007B2 publication Critical patent/JP3784007B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F9/00Arrangements for program control, e.g. control units
    • G06F9/06Arrangements for program control, e.g. control units using stored programs, i.e. using an internal store of processing equipment to receive or retain programs
    • G06F9/44Arrangements for executing specific programs
    • G06F9/4401Bootstrapping
    • G06F9/4418Suspend and resume; Hibernate and awake

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノート型PC(ノート型パーソナルコンピュ
ータ)10をドッキングステーション14からアンドッ
クするときの非能率性を克服する。 【解決手段】 ユーザは、PC10をドッキングステー
ション14からアンドックするときの電源状態をあらか
じめ選択する。PC10のOS(オペレーティングシス
テム)は、PC10の実際のアンドック時では、PC1
0の電源状態を選択状態へ移行させる。例えば電源状態
をスタンバイに選択した場合には、PC10は、アンド
ックに伴い、スタンバイになり、PC10のハードドラ
イブ装置は停止し、PC10の移動時の保護を強化され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ、そ
の制御方法、及びプログラムに係り、特にドッキングス
テーション等の機能拡張装置を利用可能になっているコ
ンピュータ、その制御方法、及びプログラムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】ノート型パーソナルコンピュータ(以
下、「パーソナルコンピュータ」を適宜、「PC」と言
う。)は、小型化及び軽量化の要請上、装備機能が制約
される。このような制約に対処するために、ドッキング
ステーションが用意され、ユーザは、ノート型PCをド
ッキングステーションに装着して、ドッキングステーシ
ョンを介して種々の機器へ接続することにより、ノート
型PC単体では不足の機能を利用できるようになってい
る。
【0003】一方、ドッキングステーションからノート
型PCをアンドックするときのノート型PCの電源状態
には、一般に、ノート型PCの稼動状態、スタンバイ状
態、及びハイバネーション状態に対応するものがある。
なお、PCを稼動状態でドッキングステーションからア
ンドックすることを「ホットアンドック」、また、PC
をスリープ状態(スリープ状態については、後述の図4
で説明する。)でドッキングステーションからアンドッ
クすることを「ウォームアンドック」と、一般に呼んで
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ホットアンドックは、
ドッキングステーションを介する拡張機能の使用中止
後、直ちに、すなわちPCの稼動状態にしたまま、PC
をドッキングステーションからアンドックすることがで
きるので、便利である。しかしながら、或る場面では、
ホットアンドックが逆に非能率になることがある。例え
ば、ユーザが、ノート型PCをドッキングステーション
に装着し、外付けの大型のディスプレイ及びキーボード
を利用して作業を行い、その作業の終了に伴い、ノート
型PCをドッキングステーションから取り外して、ノー
ト型PCを携帯しつつ、別の場所へ移動しようとする場
面である。PCが稼動状態にあると、PCに装備される
ハードディスク装置も当然に稼動状態にあり、また、ハ
ードディスク装置は振動や衝撃に弱く、さらに、PCの
持ち運び時にはPCをぶつけたり、落としたりして、振
動や衝撃がかかる可能性が高まるので、ノート型PCの
持ち運び時はPCの稼動状態を避けるのが推奨される。
このため、ユーザは、ノート型PCをドッキングステー
ションからアンドックしても、その持ち運び前に、それ
をスリープ状態にして、ハードディスク装置を停止させ
る操作が必要になり、面倒となる。なお、通常のPC
は、ユーザが所定時間以上、キーを操作しないと、タイ
マーが作動して、自動的にスリープ状態になることもあ
るが、ノート型PCが自動的にスリープ状態になるのを
待つことは大変煩わしい。また、アンドックをウォーム
アンドックに固定してしまうことは、ユーザが、ノート
型PCをアンドック後に、ノート型PC自体の機能を使
って、作業を継続することもあり、不適切である。
【0005】一般のコンピュータに搭載されているマイ
クロソフト社製のWindows98、Windows
ME、Windows XP、及びWindows
2000のようなOS搭載のPCでは、ドッキングステ
ーションからのアンドック時のコンピュータの電源状態
は、OSにより自動的に決められてしまい、ユーザは関
与できない。
【0006】本発明の目的は、機能拡張装置からのコン
ピュータのアンドック時の使用性を向上したコンピュー
タ、その制御方法、及びプログラムを提供することであ
る。
【0007】なお、特開2001−167038号公報
は、ドッキングステーションからPCをスリープ状態で
サプライズアンドックした場合に、次のレジューム時の
不具合を解消する手段を開示し、特開2000−339
071号公報は、拡張装置をPCのサスペンド状態で離
脱させるために、PCがサスペンド状態にあることをユ
ーザへ通知するインジケータをPCに装備することを開
示する。本発明は、拡張装置からコンピュータを離脱す
る際のユーザ選択に関する点で、これら先行技術とは異
なっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のコンピュータ
は、機能拡張装置に着脱自在でありかつ少なくとも1個
の機器を装備する。該コンピュータは、機能拡張装置か
らのコンピュータの離脱時の機器の状態についてユーザ
にあらかじめ選択させる選択手段、及び機能拡張装置か
らのコンピュータの離脱時に所定の機器を選択手段にお
ける選択状態へ移行させる移行手段、を有している。
【0009】コンピュータには、パーソナルコンピュー
タ(PC)、特にノート型パーソナルコンピュータが含
まれる。機能拡張装置とは、コンピュータに着脱自在に
なっていて、コンピュータの機能を拡張(拡張には、付
加も含まれるものとする。)するものであれば、あらゆ
るものを含むものとし、例えばドッキングステーション
である。コンピュータの装備する機器とは、例えば、液
晶ディスプレイ装置やハードディスク装置である。機器
の状態とは、例えば機器の動作についての状態(例:動
作状態及び動作停止状態)とか、(b)機器の電源につ
いての状態(例:電源入状態、電源切状態、及び省電力
状態)である。ユーザは、コンピュータを機能拡張装置
から離脱したときの機器の状態について、該機器につい
ての例えば動作停止状態や電源切状態等を予め選択して
おくことができる。機能拡張装置がドッキングステーシ
ョンである場合は、ドッキングステーションからのパー
ソナルコンピュータの離脱は特に”アンドック”と呼ば
れる。
【0010】典型的なコンピュータでは、所定機器が移
行手段により選択手段における選択状態へ移行してか
ら、該コンピュータは機能拡張装置から離脱可能とされ
るが、移行手段による選択手段における選択状態への所
定機器の状態移行の終了は、コンピュータの離脱後であ
ってもよい。肝心なことは、移行手段による選択手段に
おける選択状態への所定機器の状態移行は、機能拡張装
置からのコンピュータの離脱に関連するイベントに依拠
するものであることである。この点で、本発明は、コン
ピュータへの無入力期間が所定時間以上になってコンピ
ュータがスタンバイ等のスリープ状態になるタイマー処
理とは相違する。
【0011】こうして、コンピュータが機能拡張装置か
ら離脱したときは、該コンピュータに装備される所定機
器は、ユーザによりあらかじめ選択した状態、例えば動
作スリープ状態とか、電力切状態とか、又は省電力状態
とかへ自動的に移行し、機能拡張装置からコンピュータ
の離脱時のコンピュータの使用性が高まる。
【0012】この発明のコンピュータは機能拡張装置に
着脱自在である。該コンピュータは、機能拡張装置から
のコンピュータの離脱時のコンピュータの電源状態につ
いてユーザにあらかじめ選択させる選択手段、及び機能
拡張装置からコンピュータの離脱時にコンピュータの電
源状態を選択手段における選択状態へ移行させる移行手
段、を有している。
【0013】好ましくは、コンピュータの電源状態に
は、コンピュータの稼動状態、スリープ状態、及び停止
状態に対応する電源状態が含まれる。コンピュータのス
リープ状態には、後述の図4の電源状態のS1〜S4
(例:スタンバイ状態、サスペンド、及び/又はハイバ
ネーション状態)が含まれる。スリープ状態には、さら
に、S1〜S4以外に、コンピュータの電源状態につい
ての種々の省電力状態が含まれてもよい。コンピュータ
の電源状態を所定のものにすることにより、コンピュー
タに装備されるハードディスク装置等の電気機器は、完
全稼動状態になったり、部分的な稼動状態になったり、
停止状態になったり、スリープ状態になったりする。例
えば、ハードディスク装置は、停止状態になることによ
り耐振動性や耐衝撃性が高まり、コンピュータの持ち運
び時の安全性が高まる。したがって、機能拡張装置から
コンピュータを離脱するのはコンピュータを携帯して別
の場所へ移動するのが通常のケースであるユーザにとっ
ては、機能拡張装置からコンピュータの離脱時のコンピ
ュータの電源状態をあらかじめスリープ状態等に選択す
るのが有利となる。
【0014】この発明のコンピュータは、BIOSと協
調して動作するオペレーティングシステムを装備し、機
能拡張装置に着脱自在である。該コンピュータは、機能
拡張装置からのコンピュータの離脱時のコンピュータの
電源状態についてユーザにあらかじめ選択させる選択手
段、及びオペレーティングシステムに提示される電源制
御関連用BIOSを選択手段における選択状態に基づい
て作成する作成手段、を有している。
【0015】コンピュータのオペレーティングシステム
(OS:Operating System)には、例
えば、マイクロソフト社のWindows 98、Wi
ndows ME、Windows XP、Windo
ws 2000、Windows NTだけでなく、A
IX、Unix、及びLynux等が含まれる。オペレ
ーティングシステム及び電源制御関連用BIOSは例え
ばACPI(Advanced Configurat
ion and Power Interface)規
格に準拠する。
【0016】オペレーティングシステムが、作成手段の
作成した電源制御関連用BIOS(Basic Inp
ut/Output System)を参照することに
より、オペレーティングシステムが、機能拡張装置から
のコンピュータの離脱時と判断したときには、電源制御
関連用BIOSに基づいてコンピュータの電源状態を変
更する。例えば、電源制御関連用BIOSにおける電源
状態の処理内容が、コンピュータをスリープ状態にする
ものとなっていると、コンピュータは、機能拡張装置か
らの離脱時に、スリープ状態になる。典型的なコンピュ
ータでは、コンピュータがスリープ状態になると、コン
ピュータに装備されているハードディスク装置等の電気
機器は停止状態になる。ハードディスク装置は、停止状
態になると、耐振動性及び耐衝撃性が高まり、ユーザの
携帯によるコンピュータの移動に適合する。
【0017】好ましくは、作成手段は、電源関連用BI
OSの元プログラムに定義されている各ファンクション
についてそれが実行すべきファンクションとしてオペレ
ーティングシステムに提示されるファンクションである
か否かを選択手段における選択状態に基づいて決定し、
該決定に基づいて元プログラムを変更し、該変更後の元
プログラムを電源制御関連用BIOSとする。作成手段
は、電源制御関連用BIOSを1から作成するのではな
く、適当に作成済みとなっているプログラムとしての元
プログラムを利用して、該元プログラムの所定個所を適
宜変更する方式で電源制御関連用BIOSを作成するの
で、作成が能率化される。
【0018】好ましくは、元プログラムは第1、第2、
及び第3のファンクションを含み、第1のファンクショ
ンはコンピュータの稼動状態でのコンピュータの離脱に
対応する電源関連処理を含み、第2のファンクションは
コンピュータのスタンバイ状態でのコンピュータの離脱
に対応する電源処理を含み、第3のファンクションはコ
ンピュータのハイバネーション状態でのコンピュータの
離脱に対応する電源処理を含み、作成手段は、各ファン
クションについてそれがオペレーティングシステムに実
行ファンクションとして提示されるファンクションであ
るか否かを選択手段における選択状態に基づいて決定す
る。所定のオペレーティングシステムでは、各ファンク
ションについてそれをオペレーティングシステムが実行
ファンクションとして参照しないようにするには、電源
制御関連用BIOSにおいて該当ファンクションを削除
する方式もあるが、例えば電源制御関連用BIOSに記
述されているファンクション名の先頭文字を変更するこ
とによっても、達成可能である。
【0019】注意すべきは、オペレーティングシステム
は、電源制御関連用BIOSのファンクションの内、実
行の必要なファンクションについてはそれを必ず参照し
なくてはならないが、実行しなくてもよいファンクショ
ンについては、それをBIOSから提示されたとして
も、実行しなくてもよいファンクションとして認識でき
るようになっていれば、該実行不要ファンクションを提
示されてもなんら差し支えない。
【0020】好ましくは、作成手段は、選択手段におけ
る選択状態がコンピュータの稼動状態に対応するもので
あるときは、オペレーティングシステムが、第1、第
2、及び第3のファンクションを参照できるように、電
源制御関連用BIOSを作成する。好ましくは、さら
に、作成手段は、選択手段における選択状態がコンピュ
ータのスタンバイ状態に対応するものであるときは、オ
ペレーティングシステムが第2及び第3のファンクショ
ンを参照できるように、電源制御関連用BIOSを作成
する。
【0021】機能拡張装置からのコンピュータの離脱時
のコンピュータについての電源制御処理は、典型的に
は、オペレーティングシステムが、BIOSの示す実装
の形態に従って決定している。典型的には、BIOSが
コンピュータの稼動状態での離脱(機能拡張装置がドッ
キングステーションである場合は、該離脱を「ホットア
ンドック」と言う。)に関するファンクションを実装し
ている場合は、OSはコンピュータの稼動状態での離脱
の処理を行う。また、BIOSがコンピュータのスリー
プ状態での離脱(機能拡張装置がドッキングステーショ
ンである場合は、該離脱を「ウォームアンドック」と言
う。)に関するファンクションを実装している場合は、
オペレーティングシステムはコンピュータのスリープ状
態での離脱の処理を行う。BIOSがコンピュータの稼
動状態に関する処理及びスリープ状態に関する処理の双
方のファンクションを実装していることを示している場
合の電源制御処理はオペレーティングシステムごとに異
なっている。例えば、オペレーティングシステムがWi
ndows 98、及びWindows MEである場
合は、常にコンピュータの稼動状態での離脱処理が行わ
れ、スリープ状態での離脱処理は行われない。一方、オ
ペレーティングシステムがWindows 2000及
びWindows XPである場合は、コンピュータの
稼動状態及びスリープ状態のどちらの処理が行われるか
はバッテリ残量に拠る。バッテリ残量が十分であるとき
は、稼動状態での離脱処理が行われ、バッテリ残量が僅
少、又は全く無い場合には、スリープ状態での離脱処理
が行われる。
【0022】このように、特定のオペレーティングシス
テムでは、例えばバッテリ残量に応じて機能拡張装置か
らのコンピュータの離脱時のコンピュータの電源状態を
制御しており、ユーザの選択に対応する電源制御処理と
は別の電源制御処理を実施しなければならないことがあ
る。このような場合に対処して、ユーザの選択に対応す
る電源制御処理のファンクションとともに、該別の電源
制御処理のファンクションを実行すべきファンクション
として備えるBIOSをOSに提示することにより、O
Sは、ユーザ選択とは異なる電源関連処理も状況に応じ
て実行可能になる。
【0023】この発明のコンピュータ用制御方法によれ
ば、コンピュータは、機能拡張装置に着脱自在でありか
つ少なくとも1個の機器を装備する。該コンピュータ用
制御方法は、機能拡張装置からのコンピュータの離脱時
の機器の状態についてユーザにあらかじめ選択させる選
択ステップ、及び機能拡張装置からのコンピュータの離
脱時に所定の機器を選択ステップにおける選択状態へ移
行させる移行ステップ、を有している。
【0024】この発明のプログラムが処理対象とするコ
ンピュータは、BIOSと協調して動作するオペレーテ
ィングシステムを装備し、機能拡張装置に着脱自在であ
る。該プログラムは、機能拡張装置からのコンピュータ
の離脱時のコンピュータの電源状態についてユーザがあ
らかじめ選択した状態としての選択状態を不揮発性記憶
装置から読み出す選択状態読み出しステップ、及び選択
状態読み出しステップにおいて該読み出した選択状態に
基づいて電源制御関連用BIOSを作成する作成ステッ
プ、をコンピュータに実行させる。
【0025】好ましくは、作成ステップは、電源関連用
BIOSの変更元としての元プログラムをROMから読
み出す元プログラム読み出しサブステップと、元プログ
ラム読み出しサブステップにおいて読み出した元プログ
ラムを、前記選択状態読み出しステップにおいて該読み
出した選択状態に基づいて変更したものを電源制御関連
用BIOSとする元プログラム変更サブステップと、を
有している。不揮発性記憶装置は例えばCMOSであ
り、元プログラムの書き込まれているROMは例えばフ
ラッシュROMである。該プログラムは例えば、コンピ
ュータの電源が入となってから、オペレーティングシス
テムが起動する前までのPOST(Power On
Self Test)の処理として実行される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。図1はドッキングステーショ
ン14の利用態様の説明図である。ノート型PC(「P
C」を「パーソナルコンピュータ」の略として適宜、使
用する。)10は、キーボード(図示せず)が上面側に
配備されかつ内部には図2に記載のハードウェア素子を
収容しているベース部11と、液晶ディスプレイ(図示
せず)を内面側に取り付けられベース部11の奥側の横
辺部に回動自在に結合し回動によりベース部11の上面
を開閉するカバー部12とを装備している。図1では、
カバー部12は、閉位置にあって、ベース部11の上面
側を覆っており、ノート型PC10は、カバー部12の
閉位置状態でドッキングステーション14に装着されて
いる。ドッキングステーション14は、ユーザがノート
型PC10をドッキングステーション14から取り外す
(アンドックする)ときに押下するイジェクトボタン1
5を装備している。ドッキングステーション14は、ま
た、各種コネクタ(図示せず)を十分な面積の背面及び
側面に装備し、これらコネクタには、外付けキーボード
16及び外付けディスプレイ17等が所定のケーブル1
8を介して接続される。ユーザは、例えば職場等では、
ノート型PC10自体に装備されるキーボード及びディ
スプレイの代わりに、それらより十分に大型でかつ高性
能の外付けキーボード16及び外付けディスプレイ17
を使用する。
【0027】ユーザは、ドッキングステーション14か
らノート型PC10をアンドックする場合に、イジェク
トボタン15を押下するか、又は外付けディスプレイ1
7の画面にスタートメニュー(図示せず)を開いて、そ
のスタートメニュー内のアンドックのプログラムを実行
するかする。ノート型PC10を稼動状態にしたまま、
ドッキングステーション14からアンドックする(以
下、適宜、「ホットアンドック」と言う。)場合、ユー
ザは、イジェクトボタン15の押下後、ノート型PC1
0におけるアンドックの処理終了後、直ちに、ドッキン
グステーション14からノート型PC10をアンドック
してよいが、ノート型PC10のアンドック時の電源状
態の設定が、後述のように、ノート型PC10のスリー
プ状態になっていて、ノート型PC10が稼動状態のと
きに、アンドックの指示を出した場合には、ノート型P
C10におけるアンドックの処理終了後も、ノート型P
C10が実際にスタンバイやハイバネーションのスリー
プ状態になるまで、ノート型PC10のアンドックを待
つ必要がある。なお、ドッキングステーション14は、
ユーザが、イジェクトボタン15を押下してから、ノー
ト型PC10がスリープ状態になる前に、ノート型PC
10をドッキングステーション14からアンドックする
のを阻止する阻止機構を装備している。
【0028】図2はノート型PC10に装備されるハー
ドウェアの概略構成図である。本発明を実現するノート
型PC10を含むPCの一例は、OADG(PC Op
enArchitecture Developer’
s Group)仕様に準拠し、オペレーティングシス
テム(OS)として米マイクロソフト社のWindow
s 98、ME、XP、又は2000を搭載している。
【0029】ノート型PC10全体の頭脳であるCPU
26は、OSの制御下で、各種プログラムを実行する。
CPU26は、例えば米インテル社製のCPUチップ”
Pentium”、”MMXテクノロジPentiu
m”、”Pentium Pro”や、AMD社等の他
社製のCPUでもよいし、IBM社製の”PowerP
C”でもよい。CPU26は、頻繁にアクセスするごく
限られたコードやデータを一時格納することで、メイン
メモリ27への総アクセス時間を短縮するための高速動
作メモリであるL2(レベル2)−キャッシュを含んで
構成されている。L2−キャッシュは、一般にSRAM
(スタティックRAM)チップで構成されている。
【0030】CPU26は、自身の外部ピンに直結され
たプロセッサ直結バスとしてのFS(Front Si
de)バス20、高速のI/O装置用バスとしてのPC
I(Peripheral Component In
terconnect)バス22、及び低速のI/O装
置用バスとしてのISA(Industry Stan
dard Architecture)バス24という
3階層のバスを介して、後述の各ハードウェア構成要素
と相互接続されている。
【0031】FSバス20とPCIバス22は、一般に
メモリ/PCI制御チップと呼ばれるCPUブリッジ
(ホスト−PCIブリッジ)28によって連絡されてい
る。本実施形態のCPUブリッジ28は、メインメモリ
27へのアクセス動作を制御するためのメモリコントロ
ーラ機能や、FSバス20とPCIバス22の間のデー
タ転送速度の差を吸収するためのデータバッファ等を含
んだ構成となっており、例えばインテル社製の440B
X等を用いることができる。
【0032】メインメモリ27は、CPU26の実行プ
ログラムの読み込み領域として、或いは実行プログラム
の処理データを書き込む作業領域として利用される書き
込み可能メモリである。メインメモリ27は、例えば複
数個のDRAM(ダイナミックRAM)チップで構成さ
れている。
【0033】ここで言う実行プログラムには、図3に示
すようにAPI(Application Progr
am Interface)としてのWIN32、タス
ク管理やジョブ管理等を行うカーネル82及びACPI
に関する処理を行うためのドライバであるACPI.S
YS84などを含むWindows98等のOS86、
周辺機器類をハードウェア操作するための各種デバイス
ドライバ、特定業務に向けられたアプリケーションプロ
グラムや、フラッシュROM72に格納され、例えばA
CPI環境下でOS86に対して情報を提供したりOS
86からのリクエストに対する処理を行うACPI B
IOS88等の各種BIOS等のファームウェアが含ま
れる。
【0034】図3において、ACPI BIOS88
は、ノート型PC10の電源状態を管理する電源管理部
やドッキングステーションインタフェース34を含むハ
ードウェア89から、ドッキングステーション14から
のノート型PC10のイジェクト等の検知信号を受信
し、また、ハードウェア89に対してサスペンド等の制
御信号を送る。
【0035】なお、上記のOS86、各種デバイスドラ
イバ、アプリケーションプログラム、イベントドライバ
90、及びイベントサービス92の各ソフトウェアは、
通常HDD(ハードディスクドライブ)46に記憶され
ており、ノート型PC10が立ち上がると必要に応じて
メインメモリ27に読み込まれ、CPU26により実行
される。
【0036】PCIバス22は、比較的高速なデータ伝
送が可能なタイプのバスであり、カードバスコントロー
ラ30のような比較的高速で駆動するPCIデバイス類
がこれに接続される。なお、PCIアーキテクチャは、
米インテル社の提唱に端を発したものであり、いわゆる
PnP(Plug and Play:プラグ・アンド
・プレイ)機能を実現している。
【0037】ビデオサブシステム26は、ビデオに関連
する機能を実現するためのサブシステムであり、CPU
26からの描画命令を実際に処理し、処理した描画情報
をビデオメモリ(VRAM)に一旦書き込むと共に、V
RAMから描画情報を読み出して液晶ディスプレイ(L
CD)に描画データとして出力するビデオコントローラ
を含む。また、ビデオコントローラは、付設されたデジ
タル−アナログ変換器(DAC)によってデジタルのビ
デオ信号をアナログのビデオ信号へ変換することができ
る。アナログのビデオ信号は、信号線を介してCRTポ
ート(図示省略)へ出力される。
【0038】また、PCIバス22にはカードバスコン
トローラ30、オーディオサブシステム32、ドッキン
グステーションインタフェース(Dock I/F)3
4及びミニPCIスロット36が各々接続されている。
カードバスコントローラ30は、PCIバス22のバス
シグナルをPCカードバススロット38のインタフェー
スコネクタ(カードバス)に直結させるための専用コン
トローラである。カードバススロット38には、例えば
ノート型PC10本体の壁面に配設され、PCMCIA
(Personal Computer Memory
Association)/JEIDA(Japan
ElectronicIndustry Devel
opment Association)が策定した仕
様に準拠したPCカード40が装填される。
【0039】Dock I/F34は、ノート型PC1
0とドッキングステーション14を接続するためのハー
ドウェアであり、ノート型PC10がドッキングステー
ションにセットされると、ドッキングステーションの内
部バスがDock I/F34に接続され、ドッキング
ステーションの内部バスに接続された各種のハードウェ
ア構成要素がDockI/F34を介してPCIバス2
2に接続される。
【0040】なお、ドッキングステーション14からノ
ート型PC10を取り外したい場合には、図1に示すよ
うにドッキングステーション14に設けられたイジェク
トボタン15を押下すればよいが、この押下時点では、
ロック機構(図示せず)が働いていてドッキングステー
ション14からノート型PC10をアンドックすること
は不可能な状態である。そして、OS86がドッキング
ステーション14からノート型PC10を取り外しても
よい状態にするための事前処理を行い、これが終了した
後に図示しないロック機構が解除され取り外し可能な状
態となる。
【0041】また、ミニPCIスロット36には、例え
ばノート型PC10をネットワーク(例えばLAN)に
接続するためのネットワークアダプタ42が接続され
る。
【0042】PCIバス22とISAバス24はPCI
−ISAブリッジ44によって相互に接続されている。
PCI−ISAブリッジ44は、PCIバス22とIS
Aバス24とのブリッジ機能、DMAコントローラ機
能、プログラマブル割り込みコントローラ(PIC)機
能、及びプログラマブル・インターバル・タイマ(PI
T)機能、IDE(Integrated Drive
Electronics)インタフェース機能、US
B(Universal Serial Bus)機
能、SMB(System Management B
us)インタフェース機能を備えていると共に、リアル
タイムクロック(RTC)を内蔵しており、例えばイン
テル社製のPIIX4というチップを用いることができ
る。
【0043】なお、DMAコントローラ機能は、周辺機
器(例えばFDD)とメインメモリ27との間のデータ
転送をCPU26の介在なしに実行するための機能であ
る。またPIC機能は、周辺機器からの割り込み要求
(IRQ)に応答して所定のプログラム(割り込みハン
ドラ)を実行させる機能である。また、PIT機能はタ
イマ信号を所定周期で発生させる機能であり、その発生
周期はプログラマブルである。
【0044】また、IDEインタフェース機能によって
実現されるIDEインタフェースには、IDEハードデ
ィスクドライブ(HDD)46が接続される他、IDE
CD−ROMドライブ48がATAPI(AT At
tachment Packet Interfac
e)接続される。また、IDE CD−ROMドライブ
48の代わりに、DVD(Digital Video
Disc又はDigital Versatile
Disc)ドライブのような他のタイプのIDE装置が
接続されていてもよい。HDD46やCD−ROMドラ
イブ48等の外部記憶装置は、例えばノート型PC10
本体内の「スワッパブルベイ」と呼ばれる収納場所に格
納される。これら標準装備された外部記憶装置は、FD
Dやバッテリパックのような他の機器類と交換可能かつ
排他的に取り付けられる場合もある。
【0045】また、PCI−ISAブリッジ44にはU
SBポートが設けられており、このUSBポートは、例
えばノート型PC10本体の壁面等に設けられたUSB
コネクタ50と接続されている。USBは、電源投入の
まま新しい周辺機器(USBデバイス)を抜き差しする
機能(ホット・プラギング機能)や、新たに接続された
周辺機器を自動認識しシステムコンフィギュレーション
を再設定する機能(プラグアンドプレイ)機能)をサポ
ートしている。1つのUSBポートに対して、最大63
個のUSBデバイスをディジーチェーン接続することが
できる。USBデバイスの例は、キーボード、マウス、
ジョイスティック、スキャナ、プリンタ、モデム、ディ
スプレイモニタ、タブレットなど様々である。
【0046】更に、PCI−ISAブリッジ44にはS
Mバスを介してEEPROM94が接続されている。E
EPROM94はユーザによって登録されたパスワード
やスーパーバイザーパスワード、製品シリアル番号等の
情報を保持するためのメモリであり、不揮発性で記憶内
容を電気的に書き替え可能とされている。
【0047】また、PCI−ISAブリッジ44はシャ
ットダウンリセットロジック52を介して電源回路54
に接続されている。PCI−ISAブリッジ44を構成
するコアチップの内部には、ノート型PC10の電源状
態を管理する電源管理部を備えている。この電源管理部
と電源回路54はシャットダウンリセットロジック52
を介して各種の信号を送受し、この信号の送受により、
PCI−ISAブリッジ44の電源管理部は電源回路5
4からノート型PC10への実際の給電状態を認識し、
電源回路54はPCI−ISAブリッジ44の電源管理
部からの指示に応じてノート型PC10への電力供給を
制御する。
【0048】ISAバス24はPCIバス22よりもデ
ータ転送速度が低いバスであり、Super I/Oコ
ントローラ70、EEPROM等から成るフラッシュR
OM72、CMOS74に加え、キーボード/マウスコ
ントローラのような比較的低速で動作する周辺機器類
(何れも図示省略)を接続するのに用いられる。
【0049】Super I/Oコントローラ70には
I/Oポート78が接続されている。Super I/
Oコントローラ70は、フレキシブルディスクドライブ
(FDD)の駆動、パラレルポートを介したパラレルデ
ータの入出力(PIO)、シリアル・ポートを介したシ
リアル・データの入出力(SIO)を制御する。
【0050】フラッシュROM72は、各種BIOSの
プログラムを保持するためのメモリであり、不揮発性で
記憶内容を電気的に書き替え可能とされている。なお、
BIOSのプログラムは、ASL(ACPI Sour
ce Language)で記述され、それを変換した
AML(ACPI Machine Languag
e)がフラッシュROM72に記憶される。CMOS7
4は揮発性の半導体メモリがバックアップ電源に接続さ
れて構成されており、不揮発性でかつ高速の記憶手段と
して機能する。
【0051】なお、ノート型PC10のハードウェアを
構成するためには、図2に示した以外にも多くのハード
ウェアが必要である。ただし、これらは当業者には周知
であり、また、本発明の要旨を構成するものではないの
で、本明細書中では説明を省略する。また、図面の錯綜
を回避するため、図中の各ハードウェアブロック間の接
続も一部しか図示していないことを付記しておく。
【0052】図4はノート型PC10における各電源状
態S0〜S5,G3とAPM(Advanced Po
wer Management)規格で規定されている
各電源状態との対応を表している。本発明では、S1〜
S3の状態を「スタンバイ」、S5,G3の状態を「シ
ャットダウン」と総称する。さらに、S1〜S4の状態
を「スリープ」と総称する。すなわち、「サスペンド」
は「スタンバイ」に含まれる。
【0053】図5はノート型PC10をドッキングステ
ーション14からアンドックするときのノート型PC1
0の電源状態をあらかじめユーザに選択させるユーティ
リティプログラムの選択画面である。該ユーティリティ
プログラムは、OS上で動作し、タブの切替により、ア
ンドック時のノート型PC10の電源状態(スリープ
等)の選択以外に、ノート型PC10の電源についての
種々の選択をユーザが行えるようになっている。この選
択画面では、ドッキングステーション14からのノート
型PC10のアンドック時のノート型PC10の電源状
態を規定するアンドックについて、次の(a)〜(c)
の3個の選択が可能になっている。ユーザは該選択画面
のラジオボタンを選択することにより(a)〜(c)の
いずれかのアンドック態様を選択する。 (a)ホットアンドック(Hot undockin
g)。 (b)スタンバイでのアンドック(Suspended
when undocking)。 (c)ハイバネーションでのアンドック(Hibern
ate when undocking)。
【0054】図6はドッキングステーション14からの
ノート型PC10のアンドック時の電源状態を規定する
ACPI BIOSの元プログラムを概略的に示してい
る。ユーザがノート型PC10の電源をオンにしてか
ら、ノート型PC10のOSが起動されるまでの期間に
POST(Power On Self Test)の
処理が実行される。元プログラムはフラッシュROM7
2に書き込まれており、ユーザが図5の選択画面により
選択した電源状態のデータはCMOS74に書き込まれ
る。POSTの処理を実行するプログラム自体は、元プ
ログラムと同様に、フラッシュROM72に書き込まれ
ている。POSTの処理を実行するプログラムは、フラ
ッシュROM72から図6の元プログラムを読み出し
て、その元プログラムを、CMOS74から読み出した
データ、すなわちユーザがあらかじめ選択したアンドッ
ク時のノート型PC10の電源状態に基づいて、変更
し、該変更により完成したACPI BIOSをメイン
メモリ27に書き込む。OSは、POST処理終了後の
起動時に、メインメモリ27上のACPI BIOSを
参照する。
【0055】図6のACPI BIOSのプログラムは
前述したようにASLで記述されている。図6のACP
I BIOSにおいて、ドッキングステーション14を
制御するノードのデバイス名は”DOCK”と定義され
ており、該プログラムにおいて先頭が”//”となって
いる行は、該行がコメント行であることを示している。
Method(メソド)の”( )”の中には2個のパ
ラメータが設定され、1番目のパラメータは関数名であ
り、2番目のパラメータは引数の個数を示す。元プログ
ラムは、_EJ0,_EJ3,_EJ4の3個のファン
クションがあらかじめ定義されている。OSは、デバイ
ス名”DOCK”のデバイスを参照し、該デバイスにお
いて、ファンクションの先頭文字が”_”である場合
は、該ファンクションについてはBIOSがOSに提示
した実行すべきファンクションと判断する。OSは、ま
た、ファンクションの先頭文字が”X”である場合は、
該ファンクションについては、BIOSが明示的にOS
に実行すべきであると提示していないファンクションと
判断する。元プログラムでは、_EJ0,_EJ3,_
EJ4の全部のファンクションが、実行すべきファンク
ションとしてOSに提示されるように、記述されてお
り、POST処理プログラムが、適宜、”_”を”X”
へ変更して、ACPI BIOSを完成することによ
り、所定のファンクションについてはOSに提示されて
も、実行しないファンクションとしてOSに認識され
る。ファンクション名の_EJ0,_EJ3,_EJ4
の4番目の文字は、それぞれ0,3,4となっており、
これらの数値は、図4の電源状態S0〜S5の2番目の
数値に対応している。
【0056】_EJ0,_EJ3,_EJ4の各ファン
クションは、図5のラジオボタンの選択に関連して説明
したアンドック時の電源状態選択の(a)〜(c)にそ
れぞれ対応している。図6の記載では、各ファンクショ
ンの詳細な処理内容の記述は省略されているが、ファン
クション_EJ0は、ドッキングステーション14から
ノート型PC10をホットアンドックするときの処理が
記述され、ファンクション_EJ3は、S3(図4参
照)移行後にドッキングステーション14からノート型
PC10をアンドックするときの、すなわちサスペンド
(該サスペンドは、前述したように、本発明の広義の”
スタンバイ”に含まれる。)でアンドックするときの処
理が記述され、ファンクション_EJ4は、S4(図4
参照)移行後にドッキングステーション14からノート
型PC10をアンドックするときの、すなわちハイバネ
ーションでアンドックするときの処理が記述される。
【0057】図7はノート型PC10のアンドック時の
ノート型PC10の電源状態についてユーザ選択に対し
てOSに実行すべきファンクションとしてBIOSが提
示するファンクションを示している。図7において、”
○”は、OSに実行すべきファンクションとして提示さ
れるファンクションであることを示し、”×”は、OS
に実行すべきでないファンクションとして提示されるフ
ァンクションであることを示す。POST処理プログラ
ムは、POST時に、図7において○となっているファ
ンクションについては、図6の元プログラムにおける該
ファンクションの名前を変更せず、すなわちファンクシ
ョン名の最初の文字を”_”に維持し、また、図7にお
いて×となっているファンクションについては、図6の
元プログラムにおける該ファンクションの名前の先頭文
字の”_”を”X(エックス)”へ変更し、これによ
り、OSに提示するACPI BIOSを確定する。
【0058】図5のラジオボタンの選択に関連して説明
した電源関連のアンドック態様についてのユーザ選択は
(a)〜(c)の3個があったが、(a)のユーザ選択
に対しては、_EJ0,_EJ3,_EJ4の3個のフ
ァンクションが実行すべきものとしてOSに提示され、
(b)のユーザ選択に対しては、_EJ3,_EJ4の
2個のファンクションが実行すべきものとしてOSに提
示され、(c)のユーザ選択に対しては、_EJ4のフ
ァンクションのみが実行すべきものとしてOSに確定す
る。
【0059】前述したように、ファンクション_EJ0
はドッキングステーション14からノート型PC10を
ホットアンドックするときの処理のみ、ァンクション_
EJ3はS3移行後にドッキングステーション14から
ノート型PC10をアンドックするときの処理のみ、フ
ァンクション_EJ4は、S4移行後にドッキングステ
ーション14からノート型PC10をアンドックすると
きの処理のみしか記述されていない。したがって、ユー
ザ選択(a)のときに_EJ3,_EJ4がOSに提示
され、及びユーザ選択(b)のときに_EJ4がOSに
提示されることは無駄なような感じを受ける。このよう
な一見無駄となりそうな提示をOSに対して行うのは次
の理由のためである。例えば、ユーザ選択が(a)、す
なわちホットアンドックであったと仮定する。例えばW
indows XPのようなOSは、ノート型PC10
のバッテリ残量が十分あるときは、ユーザ選択の(a)
に従ってホットアンドックに対応の電源制御処理を実施
するものの、ノート型PC10のバッテリ残量が少ない
ときは、ユーザ選択に関係なく、スタンバイでのウォー
ムアンドック又はハイバネーションでのウォームアンド
ックを実行しなければならない。ノート型PC10に搭
載するOSがWindows XPのようなOSである
ような場合に、OSが、ユーザ選択に関係なく所定のフ
ァンクションを実行することを確保するために、図7の
表では、ユーザ選択とは対応していないファンクション
も、○、すなわちOSに実行すべきファンクションとし
てOSに提示されるファンクションに設定されている。
【0060】まとめとして本発明の構成に関して以下の
事項を開示する。 (1)機能拡張装置に着脱自在でありかつ少なくとも1
個の機器を装備するコンピュータにおいて、前記機能拡
張装置からの前記コンピュータの離脱時の前記機器の状
態についてユーザにあらかじめ選択させる選択手段、及
び前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時に
前記所定の機器を前記選択手段における選択状態へ移行
させる移行手段、を有しているコンピュータ。 (2)前記機器の状態とは前記機器の動作についての状
態である上記(1)のコンピュータ。 (3)前記機器の状態とは前記機器の電源についての状
態である上記(1)のコンピュータ。 (4)機能拡張装置に着脱自在であるコンピュータにお
いて、前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱
時の前記コンピュータの電源状態についてユーザにあら
かじめ選択させる選択手段、及び前記機能拡張装置から
前記コンピュータの離脱時に前記コンピュータの電源状
態を前記選択手段における選択状態へ移行させる移行手
段、を有しているコンピュータ。 (5)前記コンピュータの電源状態は、前記コンピュー
タの稼動状態及びスリープ状態に対応する電源状態を含
む上記(4)のコンピュータ。
【0061】(6)BIOSと協調して動作するオペレ
ーティングシステムを装備し、機能拡張装置に着脱自在
であるコンピュータにおいて、前記機能拡張装置からの
前記コンピュータの離脱時の前記コンピュータの電源状
態についてユーザにあらかじめ選択させる選択手段、及
び前記オペレーティングシステムに提示される電源制御
関連用BIOSを前記選択手段における選択状態に基づ
いて作成する作成手段、を有しているコンピュータ。 (7)前記作成手段は、電源関連用BIOSの元プログ
ラムに定義されている各ファンクションについてそれが
実行すべきファンクションとしてオペレーティングシス
テムに提示されるファンクションであるか否かを前記選
択手段における選択状態に基づいて決定し、該決定に基
づいて前記元プログラムを変更し、該変更後の元プログ
ラムを電源制御関連用BIOSとする上記(6)のコン
ピュータ。 (8)前記元プログラムは第1、第2、及び第3のファ
ンクションを含み、前記第1のファンクションは前記コ
ンピュータの稼動状態での前記コンピュータの離脱に対
応する電源関連処理を含み、前記第2のファンクション
は前記コンピュータのスタンバイ状態での前記コンピュ
ータの離脱に対応する電源処理を含み、前記第3のファ
ンクションは前記コンピュータのハイバネーション状態
での前記コンピュータの離脱に対応する電源処理を含
み、前記作成手段は、各ファンクションについてそれが
前記オペレーティングシステムに実行ファンクションと
して提示されるファンクションであるか否かを前記選択
手段における選択状態に基づいて決定する上記(7)の
コンピュータ。 (9)前記作成手段は、前記選択手段における選択状態
が前記コンピュータの稼動状態に対応するものであると
きは、前記オペレーティングシステムが、前記第1、前
記第2、及び前記第3のファンクションを参照できるよ
うに、前記電源制御関連用BIOSを作成する上記
(8)のコンピュータ。 (10)前記作成手段は、前記選択手段における選択状
態が前記コンピュータのスタンバイ状態に対応するもの
であるときは、前記オペレーティングシステムが前記第
2及び前記第3のファンクションを参照できるように、
前記電源制御関連用BIOSを作成する上記(9)のコ
ンピュータ。
【0062】(11)前記オペレーティングシステム及
び前記電源制御関連用BIOSはACPI規格に準拠し
たものである上記(7)〜(10)のいずれかのコンピ
ュータ。 (12)機能拡張装置に着脱自在でありかつ少なくとも
1個の機器を装備するコンピュータの制御方法におい
て、前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時
の前記機器の状態についてユーザにあらかじめ選択させ
る選択ステップ、及び前記機能拡張装置からの前記コン
ピュータの離脱時に前記所定の機器を前記選択ステップ
における選択状態へ移行させる移行ステップ、を有して
いるコンピュータ用制御方法。 (13)前記機器の状態とは前記機器の動作についての
状態である上記(12)のコンピュータ用制御方法。 (14)前記機器の状態とは前記機器の電源についての
状態である上記(12)のコンピュータ用制御方法。 (15)機能拡張装置に着脱自在であるコンピュータの
制御方法において、前記機能拡張装置からの前記コンピ
ュータの離脱時の前記コンピュータの電源状態について
ユーザにあらかじめ選択させる選択ステップ、及び前記
機能拡張装置から前記コンピュータの離脱時に前記コン
ピュータの電源状態を前記選択ステップにおける選択状
態へ移行させる移行ステップ、を有しているコンピュー
タ用制御方法。
【0063】(16)前記コンピュータの電源状態は、
前記コンピュータの稼動状態及びスリープ状態に対応す
る電源状態を含む上記(15)のコンピュータ用制御方
法。 (17)BIOSと協調して動作するオペレーティング
システムを装備し、機能拡張装置に着脱自在であるコン
ピュータの制御方法において、前記機能拡張装置からの
前記コンピュータの離脱時の前記コンピュータの電源状
態についてユーザにあらかじめ選択させる選択ステッ
プ、及び前記オペレーティングシステムに提示される電
源制御関連用BIOSを前記選択ステップにおける選択
状態に基づいて作成する作成ステップ、を有しているコ
ンピュータ用制御方法。 (18)前記作成ステップは、電源関連用BIOSの元
プログラムに定義されている各ファンクションについて
それが実行すべきファンクションとしてオペレーティン
グシステムに提示されるファンクションであるか否かを
前記選択ステップにおける選択状態に基づいて決定し、
該決定に基づいて前記元プログラムを変更し、該変更後
の元プログラムを電源制御関連用BIOSとする上記
(17)のコンピュータ用制御方法。 (19)前記元プログラムは第1、第2、及び第3のフ
ァンクションを含み、前記第1のファンクションは前記
コンピュータの稼動状態での前記コンピュータの離脱に
対応する電源関連処理を含み、前記第2のファンクショ
ンは前記コンピュータのスタンバイ状態での前記コンピ
ュータの離脱に対応する電源処理を含み、前記第3のフ
ァンクションは前記コンピュータのハイバネーション状
態での前記コンピュータの離脱に対応する電源処理を含
み、前記作成ステップは、各ファンクションについてそ
れが前記オペレーティングシステムに実行ファンクショ
ンとして提示されるファンクションであるか否かを前記
選択ステップにおける選択状態に基づいて決定する上記
(18)のコンピュータ用制御方法。 (20)前記作成ステップは、前記選択ステップにおけ
る選択状態が前記コンピュータの稼動状態に対応するも
のであるときは、前記オペレーティングシステムが、前
記第1、前記第2、及び前記第3のファンクションを参
照できるように、前記電源制御関連用BIOSを作成す
る上記(19)のコンピュータ。
【0064】(21)前記作成ステップは、前記選択ス
テップにおける選択状態が前記コンピュータのスタンバ
イ状態に対応するものであるときは、前記オペレーティ
ングシステムが前記第2及び前記第3のファンクション
を参照できるように、前記電源制御関連用BIOSを作
成する上記(20)のコンピュータ。 (22)前記オペレーティングシステム及び前記電源制
御関連用BIOSはACPI規格に準拠したものである
上記(18)〜(20)のいずれかのコンピュータ用制
御方法。 (23)BIOSと協調して動作するオペレーティング
システムを装備し、機能拡張装置に着脱自在であるコン
ピュータのプログラムにおいて、前記機能拡張装置から
の前記コンピュータの離脱時の前記コンピュータの電源
状態についてユーザがあらかじめ選択した状態としての
選択状態を不揮発性記憶装置から読み出す選択状態読み
出しステップ、及び前記選択状態読み出しステップにお
いて該読み出した選択状態に基づいて電源制御関連用B
IOSを作成する作成ステップ、をコンピュータに実行
させるためのプログラム。 (24)前記作成ステップは、電源関連用BIOSの変
更元としての元プログラムをROMから読み出す元プロ
グラム読み出しサブステップと、元プログラム読み出し
サブステップにおいて読み出した元プログラムを、前記
選択状態読み出しステップにおいて該読み出した選択状
態に基づいて変更したものを電源制御関連用BIOSと
する元プログラム変更サブステップと、を有している上
記(23)のプログラム。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、機能拡張装置からコン
ピュータを離脱させるときのコンピュータの装備機器の
動作及び電源についての状態、並びにコンピュータの電
源状態をユーザが選択できるようにしたことにより、コ
ンピュータの使用性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ドッキングステーションの利用態様の説明図で
ある。
【図2】図1のノート型PCに装備されるハードウェア
の概略構成図である。
【図3】図1のノート型PCのシステム構成図である。
【図4】ノート型PCにおける各電源状態S0〜S5,
G3とAPM規格で規定されている各電源状態との対応
を表している。
【図5】ノート型PCをドッキングステーションからア
ンドックするときのノート型PCの電源状態をあらかじ
めユーザに選択させるユーティリティプログラムの選択
画面である。
【図6】ドッキングステーションからのノート型PCの
アンドック時の電源状態を規定するACPI BIOS
の元プログラムを概略的に示す図である。
【図7】ノート型PCのアンドック時のノート型PCの
電源状態についてユーザ選択に対してOSに実行すべき
ファンクションとしてBIOSが提示するファンクショ
ンを示す図である。
【符号の説明】
10 ノート型PC(コンピュータ) 14 ドッキングステーション(機能拡張装置) 15 イジェクトボタン 72 フラッシュROM(別の記憶装置) 74 CMOS(不揮発性記憶装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 幹雄 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 笠松 栄太郎 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 田所 瑞穂 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能拡張装置に着脱自在でありかつ少な
    くとも1個の機器を装備するコンピュータにおいて、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記機器の状態についてユーザにあらかじめ選択させる選
    択手段、及び前記機能拡張装置からの前記コンピュータ
    の離脱時に前記所定の機器を前記選択手段における選択
    状態へ移行させる移行手段、を有していることを特徴と
    するコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記機器の状態とは前記機器の動作につ
    いての状態であることを特徴とする請求項1記載のコン
    ピュータ。
  3. 【請求項3】 前記機器の状態とは前記機器の電源につ
    いての状態であることを特徴とする請求項1記載のコン
    ピュータ。
  4. 【請求項4】 機能拡張装置に着脱自在であるコンピュ
    ータにおいて、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記コンピュータの電源状態についてユーザにあらかじめ
    選択させる選択手段、及び前記機能拡張装置から前記コ
    ンピュータの離脱時に前記コンピュータの電源状態を前
    記選択手段における選択状態へ移行させる移行手段、を
    有していることを特徴とするコンピュータ。
  5. 【請求項5】 前記コンピュータの電源状態は、前記コ
    ンピュータの稼動状態及びスリープ状態に対応する電源
    状態を含むことを特徴とする請求項4記載のコンピュー
    タ。
  6. 【請求項6】 BIOSと協調して動作するオペレーテ
    ィングシステムを装備し、機能拡張装置に着脱自在であ
    るコンピュータにおいて、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記コンピュータの電源状態についてユーザにあらかじめ
    選択させる選択手段、及び前記オペレーティングシステ
    ムに提示される電源制御関連用BIOSを前記選択手段
    における選択状態に基づいて作成する作成手段、 を有していることを特徴とするコンピュータ。
  7. 【請求項7】 前記作成手段は、電源関連用BIOSの
    元プログラムに定義されている各ファンクションについ
    てそれが実行すべきファンクションとしてオペレーティ
    ングシステムに提示されるファンクションであるか否か
    を前記選択手段における選択状態に基づいて決定し、該
    決定に基づいて前記元プログラムを変更し、該変更後の
    元プログラムを電源制御関連用BIOSとすることを特
    徴とする請求項6記載のコンピュータ。
  8. 【請求項8】 前記元プログラムは第1、第2、及び第
    3のファンクションを含み、 前記第1のファンクションは前記コンピュータの稼動状
    態での前記コンピュータの離脱に対応する電源関連処理
    を含み、 前記第2のファンクションは前記コンピュータのスタン
    バイ状態での前記コンピュータの離脱に対応する電源処
    理を含み、 前記第3のファンクションは前記コンピュータのハイバ
    ネーション状態での前記コンピュータの離脱に対応する
    電源処理を含み、 前記作成手段は、各ファンクションについてそれが前記
    オペレーティングシステムに実行ファンクションとして
    提示されるファンクションであるか否かを前記選択手段
    における選択状態に基づいて決定することを特徴とする
    請求項7記載のコンピュータ。
  9. 【請求項9】 前記作成手段は、前記選択手段における
    選択状態が前記コンピュータの稼動状態に対応するもの
    であるときは、前記オペレーティングシステムが、前記
    第1、前記第2、及び前記第3のファンクションを参照
    できるように、前記電源制御関連用BIOSを作成する
    ことを特徴とする請求項8記載のコンピュータ。
  10. 【請求項10】 前記作成手段は、前記選択手段におけ
    る選択状態が前記コンピュータのスタンバイ状態に対応
    するものであるときは、前記オペレーティングシステム
    が前記第2及び前記第3のファンクションを参照できる
    ように、前記電源制御関連用BIOSを作成することを
    特徴とする請求項9記載のコンピュータ。
  11. 【請求項11】 前記オペレーティングシステム及び前
    記電源制御関連用BIOSはACPI規格に準拠したも
    のであることを特徴とする請求項7記載のコンピュー
    タ。
  12. 【請求項12】 機能拡張装置に着脱自在でありかつ少
    なくとも1個の機器を装備するコンピュータの制御方法
    において、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記機器の状態についてユーザにあらかじめ選択させる選
    択ステップ、及び前記機能拡張装置からの前記コンピュ
    ータの離脱時に前記所定の機器を前記選択ステップにお
    ける選択状態へ移行させる移行ステップ、を有している
    ことを特徴とするコンピュータ用制御方法。
  13. 【請求項13】 前記機器の状態とは前記機器の動作に
    ついての状態であることを特徴とする請求項12記載の
    コンピュータ用制御方法。
  14. 【請求項14】 前記機器の状態とは前記機器の電源に
    ついての状態であることを特徴とする請求項12記載の
    コンピュータ用制御方法。
  15. 【請求項15】 機能拡張装置に着脱自在であるコンピ
    ュータの制御方法において、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記コンピュータの電源状態についてユーザにあらかじめ
    選択させる選択ステップ、及び前記機能拡張装置から前
    記コンピュータの離脱時に前記コンピュータの電源状態
    を前記選択ステップにおける選択状態へ移行させる移行
    ステップ、を有していることを特徴とするコンピュータ
    用制御方法。
  16. 【請求項16】 前記コンピュータの電源状態は、前記
    コンピュータの稼動状態及びスリープ状態に対応する電
    源状態を含むことを特徴とする請求項15記載のコンピ
    ュータ用制御方法。
  17. 【請求項17】 BIOSと協調して動作するオペレー
    ティングシステムを装備し、機能拡張装置に着脱自在で
    あるコンピュータの制御方法において、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記コンピュータの電源状態についてユーザにあらかじめ
    選択させる選択ステップ、及び前記オペレーティングシ
    ステムに提示される電源制御関連用BIOSを前記選択
    ステップにおける選択状態に基づいて作成する作成ステ
    ップ、を有していることを特徴とするコンピュータ用制
    御方法。
  18. 【請求項18】 前記作成ステップは、電源関連用BI
    OSの元プログラムに定義されている各ファンクション
    についてそれが実行すべきファンクションとしてオペレ
    ーティングシステムに提示されるファンクションである
    か否かを前記選択ステップにおける選択状態に基づいて
    決定し、該決定に基づいて前記元プログラムを変更し、
    該変更後の元プログラムを電源制御関連用BIOSとす
    ることを特徴とする請求項17記載のコンピュータ用制
    御方法。
  19. 【請求項19】 前記元プログラムは第1、第2、及び
    第3のファンクションを含み、 前記第1のファンクションは前記コンピュータの稼動状
    態での前記コンピュータの離脱に対応する電源関連処理
    を含み、 前記第2のファンクションは前記コンピュータのスタン
    バイ状態での前記コンピュータの離脱に対応する電源処
    理を含み、 前記第3のファンクションは前記コンピュータのハイバ
    ネーション状態での前記コンピュータの離脱に対応する
    電源処理を含み、 前記作成ステップは、各ファンクションについてそれが
    前記オペレーティングシステムに実行ファンクションと
    して提示されるファンクションであるか否かを前記選択
    ステップにおける選択状態に基づいて決定することを特
    徴とする請求項18記載のコンピュータ用制御方法。
  20. 【請求項20】 前記作成ステップは、前記選択ステッ
    プにおける選択状態が前記コンピュータの稼動状態に対
    応するものであるときは、前記オペレーティングシステ
    ムが、前記第1、前記第2、及び前記第3のファンクシ
    ョンを参照できるように、前記電源制御関連用BIOS
    を作成することを特徴とする請求項19記載のコンピュ
    ータ。
  21. 【請求項21】 前記作成ステップは、前記選択ステッ
    プにおける選択状態が前記コンピュータのスタンバイ状
    態に対応するものであるときは、前記オペレーティング
    システムが前記第2及び前記第3のファンクションを参
    照できるように、前記電源制御関連用BIOSを作成す
    ることを特徴とする請求項20記載のコンピュータ。
  22. 【請求項22】 前記オペレーティングシステム及び前
    記電源制御関連用BIOSはACPI規格に準拠したも
    のであることを特徴とする請求項18記載のコンピュー
    タ用制御方法。
  23. 【請求項23】 BIOSと協調して動作するオペレー
    ティングシステムを装備し、機能拡張装置に着脱自在で
    あるコンピュータのプログラムにおいて、 前記機能拡張装置からの前記コンピュータの離脱時の前
    記コンピュータの電源状態についてユーザがあらかじめ
    選択した状態としての選択状態を不揮発性記憶装置から
    読み出す選択状態読み出しステップ、及び前記選択状態
    読み出しステップにおいて該読み出した選択状態に基づ
    いて電源制御関連用BIOSを作成する作成ステップ、
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  24. 【請求項24】 前記作成ステップは、 電源関連用BIOSの変更元としての元プログラムをR
    OMから読み出す元プログラム読み出しサブステップ
    と、 元プログラム読み出しサブステップにおいて読み出した
    元プログラムを、前記選択状態読み出しステップにおい
    て該読み出した選択状態に基づいて変更したものを電源
    制御関連用BIOSとする元プログラム変更サブステッ
    プと、を有していることを特徴とする請求項23記載の
    プログラム。
JP2002003632A 2002-01-10 2002-01-10 コンピュータ、制御方法、及びプログラム Expired - Fee Related JP3784007B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002003632A JP3784007B2 (ja) 2002-01-10 2002-01-10 コンピュータ、制御方法、及びプログラム
US10/337,674 US7093142B2 (en) 2002-01-10 2003-01-07 Method, apparatus and program for user-determined operational state of a portable computer prior to detachment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002003632A JP3784007B2 (ja) 2002-01-10 2002-01-10 コンピュータ、制御方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003216264A true JP2003216264A (ja) 2003-07-31
JP3784007B2 JP3784007B2 (ja) 2006-06-07

Family

ID=27643179

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002003632A Expired - Fee Related JP3784007B2 (ja) 2002-01-10 2002-01-10 コンピュータ、制御方法、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7093142B2 (ja)
JP (1) JP3784007B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123442A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Toshiba Corp 情報処理装置、および情報処理装置の制御方法
JP2011090660A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Giga-Byte Technology Co Ltd マルチメディアシステム
KR101441683B1 (ko) * 2007-10-05 2014-09-17 엘지전자 주식회사 보조출력장치를 구비한 휴대용 컴퓨터 및 휴대용 컴퓨터와보조 출력장치의 시스템 설정 방법

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7363485B1 (en) * 2004-10-28 2008-04-22 American Megatrends, Inc. Controlling advanced configuration and power interface control methods
US7512718B2 (en) * 2005-04-20 2009-03-31 Lawrence J. Dickson Reconfigurable computing array without chassis
JP2007148633A (ja) * 2005-11-25 2007-06-14 Toshiba Corp 情報処理装置およびシステム制御方法
US20100001699A1 (en) * 2008-07-02 2010-01-07 Murata Power Solutions Output voltage control circuit for modular power supplies
TWI598734B (zh) * 2014-02-20 2017-09-11 宏碁股份有限公司 可攜式電子裝置的擴充座與其安全插拔方法

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62251863A (ja) * 1986-04-24 1987-11-02 Canon Inc システムの起動方式
JPH07287624A (ja) * 1994-03-25 1995-10-31 Advanced Micro Devicds Inc ドッキング可能なコンピュータシステム、データ通信方法、ポータブルコンピュータ、およびドッキング可能なコンピュータシステムに通知信号を与える方法
JPH07295683A (ja) * 1994-03-25 1995-11-10 Advanced Micro Devicds Inc ドッキング可能なコンピュータシステム
JPH08179856A (ja) * 1994-07-26 1996-07-12 Advanced Micro Devicds Inc ドッキング可能なコンピュータシステムに用いるためのポータブルコンピュータ、およびドッキングまたはドッキング解除する方法
JPH09163043A (ja) * 1995-12-11 1997-06-20 Ricoh Co Ltd 複写機システム
JPH09237229A (ja) * 1996-03-02 1997-09-09 Toshiba Corp コンピュータシステム
JPH10198469A (ja) * 1997-01-06 1998-07-31 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびそのシステムにおけるハイバネーション制御方法
JPH1165720A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Toshiba Corp コンピュータおよびコンピュータシステム
JPH1173330A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toshiba Corp コンピュータシステム
JPH1185326A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報処理システム用拡張ユニット、拡張ユニットに搭載される情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
JP2000081921A (ja) * 1999-07-12 2000-03-21 Toshiba Corp コンピュ―タシステム
JP2000357079A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Toshiba Corp コンピュータシステムおよび同システムの制御方法
JP2001005661A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびそのcpu性能制御方法
JP2001209466A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータの制御方法、コンピュータ、及び記録媒体

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3075957B2 (ja) 1995-05-30 2000-08-14 株式会社東芝 コンピュータシステム
JP3684054B2 (ja) 1996-11-26 2005-08-17 株式会社東芝 コンピュータシステム
JP2000298537A (ja) 1999-04-15 2000-10-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 携帯端末およびドッキング装置
US6823516B1 (en) * 1999-08-10 2004-11-23 Intel Corporation System and method for dynamically adjusting to CPU performance changes
US6636912B2 (en) * 1999-10-07 2003-10-21 Intel Corporation Method and apparatus for mode selection in a computer system
US6665765B1 (en) * 2000-02-29 2003-12-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Hot docking drive wedge and port replicator
JP2001255961A (ja) * 2000-03-01 2001-09-21 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータ及び冷却ファンの制御方法
US6883105B2 (en) * 2001-10-25 2005-04-19 Standard Microsystems Corporation Method and apparatus for configuration control and power management through special signaling

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62251863A (ja) * 1986-04-24 1987-11-02 Canon Inc システムの起動方式
JPH07287624A (ja) * 1994-03-25 1995-10-31 Advanced Micro Devicds Inc ドッキング可能なコンピュータシステム、データ通信方法、ポータブルコンピュータ、およびドッキング可能なコンピュータシステムに通知信号を与える方法
JPH07295683A (ja) * 1994-03-25 1995-11-10 Advanced Micro Devicds Inc ドッキング可能なコンピュータシステム
JPH08179856A (ja) * 1994-07-26 1996-07-12 Advanced Micro Devicds Inc ドッキング可能なコンピュータシステムに用いるためのポータブルコンピュータ、およびドッキングまたはドッキング解除する方法
JPH09163043A (ja) * 1995-12-11 1997-06-20 Ricoh Co Ltd 複写機システム
JPH09237229A (ja) * 1996-03-02 1997-09-09 Toshiba Corp コンピュータシステム
JPH10198469A (ja) * 1997-01-06 1998-07-31 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびそのシステムにおけるハイバネーション制御方法
JPH1165720A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Toshiba Corp コンピュータおよびコンピュータシステム
JPH1173330A (ja) * 1997-08-29 1999-03-16 Toshiba Corp コンピュータシステム
JPH1185326A (ja) * 1997-09-04 1999-03-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報処理システム用拡張ユニット、拡張ユニットに搭載される情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
JP2000357079A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Toshiba Corp コンピュータシステムおよび同システムの制御方法
JP2001005661A (ja) * 1999-06-18 2001-01-12 Toshiba Corp コンピュータシステムおよびそのcpu性能制御方法
JP2000081921A (ja) * 1999-07-12 2000-03-21 Toshiba Corp コンピュ―タシステム
JP2001209466A (ja) * 2000-01-26 2001-08-03 Internatl Business Mach Corp <Ibm> コンピュータの制御方法、コンピュータ、及び記録媒体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008123442A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Toshiba Corp 情報処理装置、および情報処理装置の制御方法
KR101441683B1 (ko) * 2007-10-05 2014-09-17 엘지전자 주식회사 보조출력장치를 구비한 휴대용 컴퓨터 및 휴대용 컴퓨터와보조 출력장치의 시스템 설정 방법
JP2011090660A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Giga-Byte Technology Co Ltd マルチメディアシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US20040133715A1 (en) 2004-07-08
US7093142B2 (en) 2006-08-15
JP3784007B2 (ja) 2006-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3264272B2 (ja) コンピュータ及びコンピュータの電源制御方法
JP3474139B2 (ja) コンピュータの電源制御方法、電源制御装置及びコンピュータ
US6826703B2 (en) System for notifying operating system of additional event for restoring suspend mode after a hardware device event switches computer to normal mode
JP3959159B2 (ja) 情報処理システム用拡張ユニット、拡張ユニットに搭載される情報処理システム、及び情報処理システムの制御方法
US6665163B2 (en) Method for controlling fan in computer system
US6064566A (en) Peripheral device for use in a computer as an internal and external device
US6594721B1 (en) Surprise hot bay swapping of IDE/ATAPI devices
JP3266560B2 (ja) 情報処理システム及びその制御方法
US6704808B2 (en) Expansion unit setup control method that allocates predetermined I/O resources not currently used in processing and later deallocates said I/O resources upon completion of setup
US6505258B1 (en) Comprehensive interface between bios and device drivers to signal events
US6516374B1 (en) Method for docking/undocking a portable computer to/from an expansion unit
JP2001197682A (ja) 電源切換装置及びコンピュータ
JP2008287505A (ja) 情報処理装置およびレガシーエミュレーション処理停止制御方法
JP3448244B2 (ja) コンピュータの不正使用防止方法、及びコンピュータ
JP3707410B2 (ja) コンピュータ装置、拡張デバイスの管理方法、コンピュータプログラム
JP3784007B2 (ja) コンピュータ、制御方法、及びプログラム
JP2002168926A (ja) インテリジェント電池の容量計算方法、インテリジェント電池及び携帯型電子機器
JP2000259546A (ja) 情報処理装置および情報処理方法、並びに提供媒体
JPH11194847A (ja) コンピュータシステムおよび初期化制御装置
JP4616763B2 (ja) デバイス・コントローラの設定方法およびコンピュータ・システム
JP2004133542A (ja) 情報処理装置
JPWO2002073384A1 (ja) コンピュータ装置、拡張カード、miniPCIカード、自動電源オン回路、自動立ち上げ方法および信号アクティブ方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050314

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050511

RD14 Notification of resignation of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7434

Effective date: 20050516

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20050704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050706

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050722

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050705

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051130

RD12 Notification of acceptance of power of sub attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7432

Effective date: 20051130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060310

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S202 Request for registration of non-exclusive licence

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R315201

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090324

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100324

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110324

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120324

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130324

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140324

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees