JP2003214827A - 画像処理によるひび割れの計測方法 - Google Patents

画像処理によるひび割れの計測方法

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JP2003214827A JP2002019536A JP2002019536A JP2003214827A JP 2003214827 A JP2003214827 A JP 2003214827A JP 2002019536 A JP2002019536 A JP 2002019536A JP 2002019536 A JP2002019536 A JP 2002019536A JP 2003214827 A JP2003214827 A JP 2003214827A
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Atsushi Takeda
篤史 武田
Mamoru Yamada
守 山田
Shuji Hashimoto
周司 橋本
Atsushi Ito
厚史 伊藤
Yoshimitsu Aoki
義満 青木
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Obayashi Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 精度よくひび割れを把握すること。 【解決手段】 計測方法の手順が開始されると、ステッ
プ1で、原画像データが作成される。次のステップ2で
は、得られた原像データのシェーディング補正が行われ
る。ステップ3では、原画像データの2値化処理が行わ
れ、ステップ4では、ひび割れ領域Bの抽出が行われ
る。次のステップ5では、ステップ4でひび割れである
と判断された領域Bの、各ピクセルの輝度値を加算し
て、輝度値合計を求め、これを見掛面積S'1とする。ス
テップ6では、見掛面積S'1に補正係数k1を乗算し
て、面積Sを求めて手順が終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理による
ひび割れの計測方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物などの表面に発生す
るひび割れの計測方法として、近時、CCDカメラなど
によりひび割れを撮像し、撮像によって得られるデジタ
ル画像データを画像処理することで、その幅や面積など
を把握する手法が開発されている。
【0003】この種のひび割れの計測方法では、シェー
ディング補正などを行った画像データを元に、閾値を複
数回設定することなどにより、精度を高めて画像を2値
化した後に、ひび割れ画素(ピクセル)を判定して、比
較的精度よくひび割れを把握することができる。
【0004】しかしながら、このようなひび割れの計測
方法には、以下に説明する技術的な課題が指摘されてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、前述したひ
び割れの計測方法では、画素数をカウントして面積や幅
を求めるので、画素単位でしかひび割れを把握すること
ができず、より高精度にひび割れを把握することが難し
いという問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、その目的とするところは、精
度よくひび割れを把握することができる画像処理による
ひび割れの計測方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、構造物表面などを撮像して、ひび割れ計
測の対象となる原画像データを作成し、得られた前記原
画像データを画像処理して、前記ひび割れの面積を求め
るひび割れの計測方法において、前記原画像データをピ
クセル毎に2値化した後に、ひび割れ領域を判定し、前
記ひび割れ領域内の各画素の輝度値合計を求めて、これ
を前記ひび割れの見掛面積とし、前記見掛面積から前記
ひび割れ面積を求めるようにした。
【0008】また、本発明は、構造物表面などを撮像し
て、ひび割れ計測の対象となる原画像データを作成し、
前記原画像データを画像処理して、前記ひび割れの面積
を求めるひび割れの計測方法において、前記原画像デー
タをピクセル毎に2値化した後に、ひび割れ領域を判定
し、前記ひび割れ領域の外周縁に沿って、その外側を周
回する1ピクセル分以上の外周回領域を設定し、前記ひ
び割れ領域内の各画素の輝度値合計と、前記外周回領域
の輝度値合計との加算値を求めて、これを前記ひび割れ
の見掛面積とし、前記見掛面積から前記ひび割れ面積を
求めるようにした。
【0009】さらに、本発明は、構造物表面などを撮像
して、ひび割れ計測の対象となる原画像データを作成
し、前記原画像データを画像処理して、前記ひび割れの
面積を求めるひび割れの計測方法において、前記原画像
データをピクセル毎に2値化した後に、ひび割れ領域を
判定し、前記ひび割れ領域の外周縁に沿って、その外側
を周回する1ピクセル分以上の外周回領域を設定すると
ともに、前記ひび割れ領域の内側を周回する1ピクセル
分の内周回領域を設定して、前記ひび割れ領域から前記
内周回領域を除去した完全ひび割れ領域を設定し、前記
完全ひび割れ領域内の各画素の実測輝度値にかかわら
ず、その全輝度値が一定輝度値とみなして、前記完全ひ
び割れ領域内の輝度値合計を求め、この輝度値合計と、
前記内,外周回領域の輝度値合計との加算値を求めて、
これを前記ひび割れの見掛面積とし、前記見掛面積から
前記ひび割れ面積を求めるようにした。
【0010】以上のように構成した画像処理によるひび
割れの計測方法では、ひび割れ領域を判定して、各ピク
セルの輝度値に基づいてひび割れ面積を求めるので、ピ
クセル単位で求める場合に比べて、精度よくひび割れを
把握することができる。
【0011】前記ひび割れ面積は、予め値が既知面積の
ひび割れを撮像して、前記見掛面積との間の関連値を求
めて、この関連値に基づいて前記見掛面積を校正するこ
とができる。
【0012】前記ひび割れ測定対象を撮像する際に、長
さが既知の複数のマークが表示されたクラックスケール
を同時撮影し、前記原画像データに撮像された前記クラ
ックスケールから前記ひび割れの長さを求め、前記ひび
割れ面積を前記ひび割れ長さで除算することにより、前
記ひび割れ幅を求めることができる。
【0013】前記輝度値には、白ピクセルの平均輝度値
を減算する補正を施すことができる。また、前記完全ひ
び割れ領域の一定輝度値は、黒ピクセルの輝度値の平均
値とすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1か
ら図6は、本発明にかかる画像処理によるひび割れの計
測方法の第1実施例を示している。
【0015】これらの図に示したひび割れの計測方法
は、図1に示した手順に従って行われ、手順が開始され
ると、まず、ステップ1で、原画像データが作成され
る。この原画像データは、例えば、CCDカメラを用い
て、ひび割れ計測の対象物、例えば、コンクリート構造
物の表面を撮像することによって得られる。
【0016】次のステップ2では、得られた原像データ
のシェーディング補正が行われる。この補正は、濃度む
らの除去などであり、この補正に合わせて、レベル補正
も行われる。
【0017】続くステップ3では、原画像データの2値
化処理が行われる。この場合、2値化の閾値は、可能な
限りノイズなどを除去して、閾値を複数回設定するなど
の手段により、精度を上げで、ピクセル毎に2値化す
る。
【0018】図2から図4は、原画像データから2値化
処理に至るまでの過程を模式的に示している。図2にお
いて、外周の四角が撮像範囲で、その内部に格子状に示
したほぼ正方形の枡が1ピクセル(画素)を示してお
り、多数のピクセルは、縦横方向に整列された状態で隣
接配置されている。
【0019】また、同図に仮想線で示した長方形の部分
が実際のひび割れAである。ひび割れAを撮像した原画
像データでは、ひび割れAの周縁と、ピクセルを区画す
る隔成線とが一致することがなく、図2,3に示すよう
に、ひび割れAの外周縁は、ピクセル間に位置すること
が多い。
【0020】つまり、実際に得られる原画像データは、
図3に斜線で示すように、ひび割れAの内部に位置し
て、完全にひび割れと思われる部分と、この斜線部分の
外周に位置し、ひび割れかどうか不明のグレーゾーンと
が存在する。
【0021】図3に示した例では、このグレーゾーン
を、斜線部分の外周縁に沿って周回する1ピクセルで示
している。2値化する際には、主としてこのグレーゾー
ンを、閾値を設定してひび割れか否かに分別する。
【0022】図4は、2値化された後の原画像データを
示している。同図においては、斜線を施した部分が、一
応ひび割れであると判断された領域である。先行技術と
して説明した計測方法では、このようにして2値化され
た領域内のピクセル数をカウントして、ひび割れを把握
していた。
【0023】ところが、このような計測方法では、ピク
セル単位でしかひび割れを把握することができず、高精
度にひび割れを把握することが難しいという問題があっ
た。そこで、本実施例では、以下に説明するステップ4
以降の手順を採用した。
【0024】すなわち、ステップ3で2値化処理が終了
すると、次のステップ4で、2値化された原画像データ
からひび割れを抽出する。このひび割れの抽出には、例
えば、2値化されたデータにおいて、ひび割れであると
判断された部分のピクセル間の連続性を求めて、ピクセ
ルが前後左右,斜め方向のいずれにも連続していない場
合や、連続性が短く断続的である場合などは、ひび割れ
ではないと判断して、これを除外する。
【0025】図5に斜線で示した部分が、本実施例でひ
び割れであると判断されたひび割れ領域Bである。次の
ステップ5では、ステップ4でひび割れであると判断さ
れた領域Bの、各ピクセルの輝度値を加算して、輝度値
合計を求め、これを見掛面積S'1とする。
【0026】続くステップ6では、見掛面積S'1に補正
係数k1を乗算して、面積Sを求めて手順が終了する。
なお、この場合の補正係数k1は、予め値が既知面積の
ひび割れを撮像して、見掛面積S'1との関連値、すなわ
ち補正係数k1を求めておく。
【0027】図6は、ある測定対象物に対して、本実施
例の手法でひび割れ計測を行った際の測定結果である。
この例では、ひび割れ測定対象を撮像する際に、長さが
既知の複数のマークが表示されたクラックスケールを同
時撮影し、その撮像データとの関連を求めたものであ
る。
【0028】図6においては、縦軸がひび割れと判断さ
れた領域の輝度値合計であり、横軸がクラックスケール
の値を示している。図6からいえることは、輝度値合計
とブラックスケールの値とが、良好な直線性の関係が保
たれていることが判る。
【0029】従って、原画像データに撮像されたクラッ
クスケールからひび割れの長さを求め、ステップ6で求
めたひび割れ面積Sを、ひび割れ長さで除算することに
より、ひび割れ幅を求めることができる。
【0030】図7から図9は、本発明に係る画像処理に
よるひび割れの計測方法の第2実施例を示しており、実
施例と同一もしくは相当する部分には、同一符号を付し
てその説明を省略するとともに、以下にその特徴点につ
いてのみ説明する。
【0031】同図に示した例では、第1実施例と同様
に、ステップ1〜4で、原画像データの作成およびひび
割れ領域Bの判定抽出が行われる。次のステップ7で
は、ひび割れ領域B内の各ピクセルの輝度値を加算し
て、領域Bの輝度値合計が求められる。
【0032】また、これと同時に、ステップ8で、図8
に示すように、ひび割れ領域Bの外側を周回する1ピク
セル分の外周回領域Cが設定される。なお、この場合、
外周回領域Cのピクセル数は、1に限ることはなく、2
以上の複数のピクセル数に設定しても良い。
【0033】外周回領域Cが設定されると、この領域C
内に含まれている各ピクセルの輝度値を加算して、輝度
値合計が演算される。続くステップ9では、ステップ7
と同8とで求められた輝度値合計の加算が行われ、この
加算により得られた輝度値合計輝度値合計を求め、これ
を見掛面積S'2とする。
【0034】続くステップ10では、見掛面積S'2に
補正係数k2を乗算して、面積Sを求めて手順が終了す
る。なお、この場合の補正係数k2は、予め値が既知面
積のひび割れを撮像して、見掛面積S'2との関連値、
すなわち補正係数k2を求めておく。以上のように構成
した第2実施例においても、上記実施例と同等の作用効
果が得られる。
【0035】図9は、上記第1実施例の図6と同様に、
ある測定対象物に対して、本実施例の手法でひび割れ計
測を行った際の測定結果である。この例では、ひび割れ
測定対象を撮像する際に、長さが既知の複数のマークが
表示されたクラックスケールを同時撮影し、その撮像デ
ータとの関連を求めたものである。
【0036】第2実施例においても、図9の結果から、
輝度値合計とクラックスケールの値とが、良好な直線性
の関係が保たれていることが判る。なお、図10は、上
記第2実施例で、ステップ7および8で輝度値合計を求
める際に、白ピクセルの平均輝度値である60を、各ピ
クセルの輝度値から減算して、輝度値の補正を施して、
輝度値合計を求めた場合の測定結果である。
【0037】このような輝度値の補正を行うと、より一
層直線性の改善が大きくなることが判った。
【0038】図11から図13は、本発明に係る画像処
理によるひび割れの計測方法の第3実施例を示してお
り、実施例と同一もしくは相当する部分には、同一符号
を付してその説明を省略するとともに、以下にその特徴
点についてのみ説明する。
【0039】同図に示した例では、第1実施例と同様
に、ステップ1〜4で、原画像データの作成およびひび
割れ領域Bの判定抽出が行われる。次のステップ11で
は、第2実施例と同様に、図12に示すように、ひび割
れ領域Bの外側を周回する1ピクセル分の外周回領域C
が設定される。なお、この場合、外周回領域Cのピクセ
ル数は、1に限ることはなく、2以上の複数のピクセル
数に設定しても良い。
【0040】外周回領域Cが設定されると、この領域C
内に含まれている各ピクセルの輝度値を加算して、輝度
値合計が演算される。一方、前記ステップ11と同時
に、ステップ12で、図12に示すように、ひび割れ領
域Bの内側を周回する1ピクセル分の内周回領域Dが設
定される。
【0041】そして、ひび割れ領域Bから内周回領域D
を除去した部分は、完全ひび割れ領域Eとされる。この
ような領域が設定されると、各領域D,E内に含まれて
いるピクセルの輝度値合計が演算されるが、この際に、
内周回領域D内の輝度値は、各ピクセル毎の単純合計と
される。
【0042】一方、完全ひび割れ領域E内の輝度値合計
は、各ピクセルの実測輝度値にかかわらず、その全輝度
値が一定であるとみなして、輝度値合計が求められる。
この場合の一定輝度値は、例えば、黒ピクセルの輝度値
の平均値を採用することができる。
【0043】続くステップ13では、ステップ11と同
12とで求められた輝度値合計の加算が行われ、この加
算により得られた輝度値合計輝度値合計を求め、これを
見掛面積S'3とする。
【0044】続くステップ14では、見掛面積S'3に
補正係数k3を乗算して、面積Sを求めて手順が終了す
る。なお、この場合の補正係数k3は、上記実施例と同
様な手法により予め求めておく。以上のように構成した
第3実施例においても、上記実施例と同等の作用効果が
得られる。
【0045】図13は、上記第1実施例の図6と同様
に、ある測定対象物に対して、本実施例の手法でひび割
れ計測を行った際の測定結果である。この例では、ひび
割れ測定対象を撮像する際に、長さが既知の複数のマー
クが表示されたクラックスケールを同時撮影し、その撮
像データとの関連を求めたものである。
【0046】第3実施例においても、図13の結果か
ら、輝度値合計とブラックスケールの値とが、良好な直
線性の関係が保たれていることが判る。
【0047】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
かかる画像処理によるひび割れの計測方法によれば、精
度よくひび割れを把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる画像処理によるひび割れの計測
方法の第1実施例の計測手順のフローチャート図であ
る。
【図2】図1の原画像データの模式説明図ある。
【図3】図2に示した原画像データとピクセルとの関係
を示す模式説明図である。
【図4】図1に示した原画像データの2値化を行った後
に模式説明図である。
【図5】図1で示した手順で見掛面積を求める際の模式
説明図である。
【図6】図1に示した第1実施例で得られる計測結果の
グラフである。
【図7】本発明にかかる画像処理によるひび割れの計測
方法の第2実施例の計測手順のフローチャート図であ
る。
【図8】図7で示した手順で見掛面積を求める際の模式
説明図である。
【図9】図7に示した第2実施例で得られる計測結果の
グラフである。
【図10】図7に示した第2実施例の変形例で得られる
計測結果のグラフである。
【図11】本発明にかかる画像処理によるひび割れの計
測方法の第3実施例の計測手順のフローチャート図であ
る。
【図12】図11で示した手順で見掛面積を求める際の
模式説明図である。
【図13】図11に示した第3実施例で得られる計測結
果のグラフである。
【符号の説明】
A 実際のひび割れ B ひび割れ領域 C 外周回領域 D 内周回領域 E 完全ひび割れ領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 守 東京都清瀬市下清戸4−640 株式会社大 林組技術研究所内 (72)発明者 橋本 周司 東京都新宿区大久保3−4−1 早稲田大 学理工学部内 (72)発明者 伊藤 厚史 東京都新宿区大久保3−4−1 早稲田大 学理工学部内 (72)発明者 青木 義満 東京都新宿区大久保3−4−1 早稲田大 学理工学部内 Fターム(参考) 2F065 AA21 AA58 BB02 BB26 CC14 FF04 FF41 JJ03 JJ26 QQ06 QQ24 QQ25 QQ26 QQ27 QQ28 QQ31 QQ32 2G051 AA90 AB07 CA04 EA11 EA12 EA16 ED03 ED30 5B057 AA20 BA29 CA08 CA12 CA16 CB06 CB12 CB16 CE12 CH01 DC04 DC16 DC22 5L096 BA03 CA02 EA05 EA43 FA02 FA59

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造物表面などを撮像して、ひび割れ計
    測の対象となる原画像データを作成し、前記原画像デー
    タを画像処理して、前記ひび割れの面積を求めるひび割
    れの計測方法において、 前記原画像データをピクセル毎に2値化した後に、ひび
    割れ領域を判定し、 前記ひび割れ領域内の各画素の輝度値合計を求めて、こ
    れを前記ひび割れの見掛面積とし、 前記見掛面積から前記ひび割れ面積を求めることを特徴
    とする画像処理によるひび割れの計測方法。
  2. 【請求項2】 構造物表面などを撮像して、ひび割れ計
    測の対象となる原画像データを作成し、前記原画像デー
    タを画像処理して、前記ひび割れの面積を求めるひび割
    れの計測方法において、 前記原画像データをピクセル毎に2値化した後に、ひび
    割れ領域を判定し、 前記ひび割れ領域の外周縁に沿って、その外側を周回す
    る1ピクセル分以上の外周回領域を設定し、 前記ひび割れ領域内の各画素の輝度値合計と、前記外周
    回領域の輝度値合計との加算値を求めて、これを前記ひ
    び割れの見掛面積とし、 前記見掛面積から前記ひび割れ面積を求めることを特徴
    とする請求項1記載の画像処理によるひび割れの計測方
    法。
  3. 【請求項3】 構造物表面などを撮像して、ひび割れ計
    測の対象となる原画像データを作成し、得られた前記原
    画像データを画像処理して、前記ひび割れの面積を求め
    るひび割れの計測方法において、 前記原画像データをピクセル毎に2値化した後に、ひび
    割れ領域を判定し、 前記ひび割れ領域の外周縁に沿って、その外側を周回す
    る1ピクセル分以上の外周回領域を設定するとともに、 前記ひび割れ領域の内側を周回する1ピクセル分の内周
    回領域を設定して、前記ひび割れ領域から前記内周回領
    域を除去した完全ひび割れ領域を設定し、 前記完全ひび割れ領域内の各画素の実測輝度値にかかわ
    らず、その全輝度値が一定輝度値とみなして、前記完全
    ひび割れ領域内の輝度値合計を求め、この輝度値合計
    と、前記内,外周回領域の輝度値合計との加算値を求め
    て、これを前記ひび割れの見掛面積とし、 前記見掛面積から前記ひび割れ面積を求めることを特徴
    とする請求項1記載の画像処理によるひび割れの計測方
    法。
  4. 【請求項4】 前記ひび割れ面積は、予め値が既知面積
    のひび割れを撮像して、前記見掛面積との間の関連値を
    求めて、この関連値に基づいて前記見掛面積を校正する
    ことで求めることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    1項記載の画像処理によるひび割れの計測方法。
  5. 【請求項5】 前記ひび割れ測定対象を撮像する際に、
    長さが既知の複数のマークが表示されたクラックスケー
    ルを同時撮影し、前記原画像データに撮像された前記ク
    ラックスケールから前記ひび割れの長さを求め、前記ひ
    び割れ面積を前記ひび割れ長さで除算することにより、
    前記ひび割れ幅を求めることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項記載の画像処理によるひび割れの計測方
    法。
  6. 【請求項6】 前記輝度値は、白ピクセルの平均輝度値
    を減算する補正を施すことを特徴とする請求項1〜3の
    いずれか1項記載の画像処理によるひび割れの計測方
    法。
  7. 【請求項7】 前記完全ひび割れ領域の一定輝度値は、
    黒ピクセルの輝度値の平均値とすることを特徴とする請
    求項3記載の画像処理によるひび割れの計測方法。
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