JP2003212709A - 機能性化粧料組成物 - Google Patents
機能性化粧料組成物Info
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- JP2003212709A JP2003212709A JP2002012618A JP2002012618A JP2003212709A JP 2003212709 A JP2003212709 A JP 2003212709A JP 2002012618 A JP2002012618 A JP 2002012618A JP 2002012618 A JP2002012618 A JP 2002012618A JP 2003212709 A JP2003212709 A JP 2003212709A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 化粧品、薬用化粧品等に利用可能であって、
あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改善効果、しわ改
善効果等を有する機能性化粧料組成物を提供する。 【解決手段】 本発明の機能性化粧料組成物は、リコピ
ンとトルマリンを配合することを特徴とする。
あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改善効果、しわ改
善効果等を有する機能性化粧料組成物を提供する。 【解決手段】 本発明の機能性化粧料組成物は、リコピ
ンとトルマリンを配合することを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧品、薬用化粧品
等に利用可能であって、あれ肌改善効果、保湿効果、色
素沈着改善効果、しわ改善効果等を有する機能性化粧料
組成物に関する。
等に利用可能であって、あれ肌改善効果、保湿効果、色
素沈着改善効果、しわ改善効果等を有する機能性化粧料
組成物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、化粧品分野ではその薬効を期待し
て各種の成分が化粧料中に配合されている。例えばリコ
ピンは、トマトから得られる橙赤色の天然色素であり、
同じカロチン類であるβ−カロチンよりも優れた抗酸化
作用を有するものとして知られ、活性酸素の除去作用を
期待する物質として化粧料に配合する例が例えば特開２
０００−１０３７３３公報などに開示されている。ま
た、トルマリンは極性結晶体であり、電場の中におかれ
なくても、始めから電気分極しており、一方にプラス電
極、他方にマイナス電極を自然に永久的に発生させる特
性を待っている。このトルマリンのプラス電極とマイナ
ス電極は必ずしもバランスが取れているのでなく常に不
安定な状態にある。そのアンバランスを電位と言い、こ
の電位があるためにマイナス電極から絶えずプラス電極
に向けて電子が流れるのである。この電子の流れが静電
気である。トルマリンが絶えず直流の静電気を発生し続
けているのは、宇宙から電子（素粒子）が絶えず降り注
がれている。この電子にはプラスイオンとマイナスイオ
ンがあるが、プロトンと呼ばれるプラスイオンは大気を
通過しないで、太陽風とよばれるマイナスイオンだけが
通過するのは周知のことである。この降り注ぐマイナス
イオンがトルマリンのプラス電極に吸い付けられ、次々
にマイナスイオンに運ばれる。すると、自然にマイナス
電極側からマイナスイオン電子１個がはじき出される方
となり、それがプラス電極に電気力線に沿って飛んで行
き、永久的な電気の流れとなるのである。このようなト
ルマリンにて処理した天然水を化粧料に配合する例が例
えば特開２００１−１２２７６２公報などに開示されて
いる。
て各種の成分が化粧料中に配合されている。例えばリコ
ピンは、トマトから得られる橙赤色の天然色素であり、
同じカロチン類であるβ−カロチンよりも優れた抗酸化
作用を有するものとして知られ、活性酸素の除去作用を
期待する物質として化粧料に配合する例が例えば特開２
０００−１０３７３３公報などに開示されている。ま
た、トルマリンは極性結晶体であり、電場の中におかれ
なくても、始めから電気分極しており、一方にプラス電
極、他方にマイナス電極を自然に永久的に発生させる特
性を待っている。このトルマリンのプラス電極とマイナ
ス電極は必ずしもバランスが取れているのでなく常に不
安定な状態にある。そのアンバランスを電位と言い、こ
の電位があるためにマイナス電極から絶えずプラス電極
に向けて電子が流れるのである。この電子の流れが静電
気である。トルマリンが絶えず直流の静電気を発生し続
けているのは、宇宙から電子（素粒子）が絶えず降り注
がれている。この電子にはプラスイオンとマイナスイオ
ンがあるが、プロトンと呼ばれるプラスイオンは大気を
通過しないで、太陽風とよばれるマイナスイオンだけが
通過するのは周知のことである。この降り注ぐマイナス
イオンがトルマリンのプラス電極に吸い付けられ、次々
にマイナスイオンに運ばれる。すると、自然にマイナス
電極側からマイナスイオン電子１個がはじき出される方
となり、それがプラス電極に電気力線に沿って飛んで行
き、永久的な電気の流れとなるのである。このようなト
ルマリンにて処理した天然水を化粧料に配合する例が例
えば特開２００１−１２２７６２公報などに開示されて
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような各種の成分が配合された化粧料は極めて多種に及
んでおり、個々人の肌の状態も千差万別であるから、一
種の化粧料にて十分な効果が得られることはほとんど無
く、複数の化粧料を使用する必要があり、コストと手間
が膨大にかかるものであった。しかも、一つの化粧料を
使用した後にそれを除去する処理も必要となるため、か
えって肌を痛めることもあった。そこで、本発明は、肌
に優しい天然由来の成分を用い、あれ肌改善効果、保湿
効果、色素沈着改善効果、しわ改善効果等の各種の効果
を得ることができる機能性化粧料組成物を提供すること
を目的とする。
ような各種の成分が配合された化粧料は極めて多種に及
んでおり、個々人の肌の状態も千差万別であるから、一
種の化粧料にて十分な効果が得られることはほとんど無
く、複数の化粧料を使用する必要があり、コストと手間
が膨大にかかるものであった。しかも、一つの化粧料を
使用した後にそれを除去する処理も必要となるため、か
えって肌を痛めることもあった。そこで、本発明は、肌
に優しい天然由来の成分を用い、あれ肌改善効果、保湿
効果、色素沈着改善効果、しわ改善効果等の各種の効果
を得ることができる機能性化粧料組成物を提供すること
を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記に鑑み提案
されたものであり、リコピンとトルマリンを配合するこ
とを特徴とする機能性化粧料組成物に関するものであ
る。また、上記機能性化粧料組成物においては、リコピ
ン及びトルマリンの配合重量比が０．１〜１：１である
ことが望ましい。
されたものであり、リコピンとトルマリンを配合するこ
とを特徴とする機能性化粧料組成物に関するものであ
る。また、上記機能性化粧料組成物においては、リコピ
ン及びトルマリンの配合重量比が０．１〜１：１である
ことが望ましい。
【０００５】
【発明の実施の形態】本発明の機能性化粧料組成物に使
用するリコピンとトルマリンは、何れも従来より公知の
材料（素材）であって、何れも容易に入手することがで
きる。これらリコピンとトルマリンの配合は、トルマリ
ン１に対し、リコピン０．１〜１の比率の範囲が好まし
い。トルマリン１に対してリコピンが０．１より低い比
率になると、肌の改善効果は、さほど変わらないのに、
トルマリンの配合量が多くなるため化粧品の使用感が悪
くなる。また、トルマリン１に対してリコピンが１より
高い比率になると、肌の改善効果がそれ以上は向上しな
くなる。また、これらリコピンとトルマリン以外の成分
については、目的とする化粧料に応じて公知の各種の成
分を配合することができる。
用するリコピンとトルマリンは、何れも従来より公知の
材料（素材）であって、何れも容易に入手することがで
きる。これらリコピンとトルマリンの配合は、トルマリ
ン１に対し、リコピン０．１〜１の比率の範囲が好まし
い。トルマリン１に対してリコピンが０．１より低い比
率になると、肌の改善効果は、さほど変わらないのに、
トルマリンの配合量が多くなるため化粧品の使用感が悪
くなる。また、トルマリン１に対してリコピンが１より
高い比率になると、肌の改善効果がそれ以上は向上しな
くなる。また、これらリコピンとトルマリン以外の成分
については、目的とする化粧料に応じて公知の各種の成
分を配合することができる。
【０００６】本発明において、リコピンとトルマリンを
併用することにより、リコピンの活性酸素除去作用・紫
外線吸収作用がトルマリンのマイナスイオン効果・遠赤
外効果にて活性化される相互作用により肌の角質内によ
く浸透し、あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改善効
果、しわ改善効果等に極めて優れ、安全性、使用感にお
いても極めて優れたものとなる。また、リコピンは有機
材料（カロチン類）であってトルマリンは無機材料（鉱
物）であるから、二種以上の有機材料を用いた場合のよ
うに反応や分離、変質等を生ずることが無く安定な組成
物となる。
併用することにより、リコピンの活性酸素除去作用・紫
外線吸収作用がトルマリンのマイナスイオン効果・遠赤
外効果にて活性化される相互作用により肌の角質内によ
く浸透し、あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改善効
果、しわ改善効果等に極めて優れ、安全性、使用感にお
いても極めて優れたものとなる。また、リコピンは有機
材料（カロチン類）であってトルマリンは無機材料（鉱
物）であるから、二種以上の有機材料を用いた場合のよ
うに反応や分離、変質等を生ずることが無く安定な組成
物となる。
【０００７】
【実施例】以下に、本発明の機能性化粧料組成物の実施
例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
尚、実施例中の［％］とあるものは何れも重量％を示
す。
例を示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
尚、実施例中の［％］とあるものは何れも重量％を示
す。
【０００８】〈調整方法〉表１に示した配合成分の
（１）〜（８）を４０℃に加温溶解する。このものに同
温に調整した（９）〜（１２）を加え、均一になったら
３０℃まで冷却する。得られた美容液の配合割合と官能
評価を表１に示した。また、比較のため、リコピンとト
ルマリンを添加しない以外は全く同じ組成の美容液を調
整し、同様に評価して表１に併せて示した。
（１）〜（８）を４０℃に加温溶解する。このものに同
温に調整した（９）〜（１２）を加え、均一になったら
３０℃まで冷却する。得られた美容液の配合割合と官能
評価を表１に示した。また、比較のため、リコピンとト
ルマリンを添加しない以外は全く同じ組成の美容液を調
整し、同様に評価して表１に併せて示した。
【０００９】《官能評価》８０人の健常人に３０日間、
毎日、朝夕２回実施例及び比較例の美容液を左右の両顔
に分けて使用してもらい、５段階評価により美肌効果
（あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改善効果、しわ
改善効果等を総称して美肌効果とした。）の官能評価を
行なった。また、その他の条件についても以下に記載し
た。 試験期間：２００１．１０．１〜３０日の３０日間 スキンタイプ ：ドライスキン５８名／ノーマルスキン
２２名の計８０名 年齢：３０〜４５才 性別：女性
毎日、朝夕２回実施例及び比較例の美容液を左右の両顔
に分けて使用してもらい、５段階評価により美肌効果
（あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改善効果、しわ
改善効果等を総称して美肌効果とした。）の官能評価を
行なった。また、その他の条件についても以下に記載し
た。 試験期間：２００１．１０．１〜３０日の３０日間 スキンタイプ ：ドライスキン５８名／ノーマルスキン
２２名の計８０名 年齢：３０〜４５才 性別：女性
【００１０】
【表１】
【００１１】上表１からも明らかなように本発明の実施
例の機能性化粧料組成物は、あれ肌改善効果、保湿効
果、色素沈着改善効果、しわ改善効果等を総称とする美
肌効果が極めて優れているものであった。
例の機能性化粧料組成物は、あれ肌改善効果、保湿効
果、色素沈着改善効果、しわ改善効果等を総称とする美
肌効果が極めて優れているものであった。
【００１２】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
の機能性化粧料組成物はリコピンの活性酸素除去作用・
紫外線吸収作用がトルマリンのマイナスイオン効果・遠
赤外効果にて活性化される相互作用により、肌の角質内
によく浸透し、あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改
善効果、しわ改善効果等に極めて優れ、安全性、使用感
においても極めて優れたものであり、実用的価値並びに
意義は極めて大きいものと言える。
の機能性化粧料組成物はリコピンの活性酸素除去作用・
紫外線吸収作用がトルマリンのマイナスイオン効果・遠
赤外効果にて活性化される相互作用により、肌の角質内
によく浸透し、あれ肌改善効果、保湿効果、色素沈着改
善効果、しわ改善効果等に極めて優れ、安全性、使用感
においても極めて優れたものであり、実用的価値並びに
意義は極めて大きいものと言える。
Claims (2)
- 【請求項１】 リコピンとトルマリンを配合することを
特徴とする機能性化粧料組成物。 - 【請求項２】 リコピン及びトルマリンの配合重量比が
０．１〜１：１である請求項１記載の機能性化粧料組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002012618A JP2003212709A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 機能性化粧料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002012618A JP2003212709A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 機能性化粧料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003212709A true JP2003212709A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27649781
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002012618A Pending JP2003212709A (ja) | 2002-01-22 | 2002-01-22 | 機能性化粧料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003212709A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013125291A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2013-08-29 | 富士フイルム株式会社 | 水中油型エマルション組成物 |
Citations (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05320036A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-03 | Shiseido Co Ltd | 一重項酸素除去組成物 |
| JPH08283136A (ja) * | 1995-04-12 | 1996-10-29 | Kao Corp | しわ形成抑制剤 |
| JPH10120520A (ja) * | 1996-10-21 | 1998-05-12 | Teruko Matsubara | 鉱物入り化粧品 |
| JPH10234337A (ja) * | 1997-02-28 | 1998-09-08 | Best Fuyuujohn Kk | トルマリン鉱石含有食品及び外用剤 |
| JPH11292737A (ja) * | 1998-02-16 | 1999-10-26 | Shiseido Co Ltd | 免疫賦活剤 |
| JP2000226326A (ja) * | 1999-02-02 | 2000-08-15 | Takashi Sato | 入浴剤 |
| JP2001122753A (ja) * | 1999-10-22 | 2001-05-08 | Norihisa Matsunaga | 紫外線防御剤及びそれを配合してなる外用製剤 |
| JP2001122762A (ja) * | 1999-10-26 | 2001-05-08 | Ribateepu Seiyaku Kk | 化粧料 |
| JP2001151686A (ja) * | 1999-11-22 | 2001-06-05 | Keiko Tanaka | グルコースのゾル状化における塗付剤としての天然色素成分の作用性の高さの発見とそれに基づきすももを代表とする赤く薄い果皮を形成する果実の色素群から造る抗アレルギー剤及び肌細胞の補修剤 |
-
2002
- 2002-01-22 JP JP2002012618A patent/JP2003212709A/ja active Pending
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Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013125291A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2013-08-29 | 富士フイルム株式会社 | 水中油型エマルション組成物 |
| JPWO2013125291A1 (ja) * | 2012-02-24 | 2015-07-30 | 富士フイルム株式会社 | 水中油型エマルション組成物 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040210 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040309 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040706 |