JP2003208217A - 機械状態管理システム - Google Patents

機械状態管理システム

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JP2003208217A
JP2003208217A JP2002003813A JP2002003813A JP2003208217A JP 2003208217 A JP2003208217 A JP 2003208217A JP 2002003813 A JP2002003813 A JP 2002003813A JP 2002003813 A JP2002003813 A JP 2002003813A JP 2003208217 A JP2003208217 A JP 2003208217A
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Tetsuya Nakayama
徹矢 中山
Michitaka Kikuchi
通貴 菊池
Kazuhiro Yoshida
和宏 吉田
Satoshi Hasegawa
聡 長谷川
Yutaka Kamata
豊 鎌田
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 建設車両など機械の状態を把握し、その機械
状態を各クライアントにそのクライアントの事情に応じ
た方法で通知する。 【解決手段】 車両監視システム1は、遠隔の車両1
7、17、…の最新の状態を監視して、監視結果(位
置、故障、部品交換時期など)の表示を随時にディーラ
やエンドユーザのシステム7、9に提供し、新らたな監
視結果を取得すると、ポップアップ・メッセージをユー
ザシステム7、9に送って自動表示させる。車両監視シ
ステム1は、ディーラシステム7から要求されると、機
械状態の報告書を作成してファクシミリ又は電子メール
でエンドユーザに送り、その旨のポップアップ・メッセ
ージをエンドユーザシステム9に自動表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、機械の状態をモニ
タし、モニタリングの結果をユーザに通知するための、
コンピュータ及びコンピュータ間通信を利用した機械状
態管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】様々な場所にいる自動車や建設車両など
の各機械から、その機械の現在状態を示すデータを、衛
星通信ネットワークのような無線通信ネットワークを通
じて遠隔のコンピュータに伝送し、そのコンピュータに
て、各機械の状態をディスプレイ画面に表示したり、各
機械の状態をその機械の所有者や管理者などに通知した
りする遠隔監視システムが知られている。このシステム
を利用することで、各機械の所有者や管理者は居ながら
にして、その機械の所在、エンジン状態、累積稼動時
間、消耗品状態などの動的状態を、実時間に近い態様で
知ることができる。それにより、機械に対するメンテナ
ンスや修理などのサービスを、タイムリーに実施するこ
とが容易になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】遠隔監視システムから
提供される機械状態の項目は多岐にわたる。しかし、機
械の所有者や管理者などのクライアント全員が、遠隔監
視システムからの機械状態の項目の全部を必要とするわ
けではなく、その全部を理解できるわけでもない。例え
ば、機械のメンテナンスや修理を担う専門家を擁するデ
ィーラは、機械状態の詳細な情報の提供を欲するであろ
う。一方、専門家ではないエンドユーザの多くは、例え
ば専門的なエラーコードなどを提供されても、理解でき
ずに困惑するかもしれない。
【0004】遠隔監視システムから提供される機械状態
を参照するためには、クライアントは自分のコンピュー
タ端末を遠隔監視システムに接続しなければならない。
ディーラのように機械の取扱いを専業とするクライアン
トは、遠隔監視システムに常時接続できるようにして、
機械状態を継続的に監視することが可能であろう。一
方、多くのエンドユーザにとっては、四六時中遠隔監視
システムに接続して機械状態を監視することは、困難で
あるに違いない。そのため、エンドユーザが機械状態を
タイムリーに把握できないことがある。
【0005】さらに、機械のメンテナンスや修理などを
タイムリーに円滑に進めるためには、エンドユーザとデ
ィーラの間で機械状態を伝える通信が不可欠である。し
かし、従来の遠隔監視システムは、このようなクライア
ント間で機械状態を伝える通信を援助するための手段を
もっていない。
【0006】従って、本発明の目的は、機械の状態を把
握し、各クライアントに対してそのクライアントの事情
に応じた適切な方法で機械状態を通知することにある。
【0007】本発明の別の目的は、機械の状態を把握
し、各クライアントに対し機械状態をタイムリーに通知
することにある。
【0008】本発明のまた別の目的は、同じ機械に関係
するクライアント間で機械状態を伝える通信を援助する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の一つの観点に従
う機械状態管理システムは、機械の状態を監視して、監
視により得られた機械状態の諸項目のデータを記憶する
データベースサーバと、データベースサーバに記憶され
た機械状態の諸項目のデータ中から選ばれた複数項目の
データの表示を、複数のクライアントのクライアントシ
ステムにオンラインで提供するクライアントサーバとを
備え、クライアントサーバは、第1種のクライアントの
クライアントシステムへ機械状態の第1組の複数項目の
データの表示をオンラインで提供する第1種クライアン
トサーバと、第2種のクライアントのクライアントシス
テムへ機械状態の所定の第2組の複数項目のデータの表
示をオンラインで提供する第2種クライアントサーバと
を有する。そして、前記第2組の複数項目は前記第1組
の複数項目中の一部分である。
【0010】好適な実施形態では、データベースサーバ
と第2種クライアントサーバとの間にアクセスバリアが
介在している。このアクセスバリアは、第2種クライア
ントサーバをして、データベースサーバ内の第2組の項
目の参照のみを可能ならしめ、データベースサーバ内の
他の項目へのアクセスを不可能ならしめる。
【0011】本発明の別の観点に従う機械状態管理シス
テムは、機械の状態を監視して、監視により得られた機
械状態の諸項目のデータを記憶するデータベースサーバ
と、データベースサーバに記憶された機械状態の諸項目
のデータ中から選ばれたクライアント所望の項目のデー
タの表示を、クライアントシステムにオンラインで提供
するクライアントサーバとを備え、クライアントサーバ
は、前記所望項目のデータの表示をクライアントシステ
ムにオンラインで提供した後に新しいデータがデータベ
ースサーバに追加されたとき、新しいデータが追加され
たことの通知の表示をクライアントシステムにオンライ
ンで提供する。それにより、クライアントシステムで
は、上記新しいデータがデータベースサーバに追加され
たことの通知の表示が自動的に出現する。
【0012】本発明のまた別の観点に従う機械状態管理
システムは、機械の状態を監視して、監視により得られ
た機械状態の諸項目のデータを記憶するデータベースサ
ーバと、データベースサーバに記憶された機械状態の諸
項目のデータの表示を、第1のクライアントのクライア
ントシステムにオンラインで提供するクライアントサー
バとを備え、クライアントサーバは、第1のクライアン
トのクアイアントシステムからの報告要求に応答して、
機械状態の諸項目の内の所定の項目のデータに関する報
告書を用意して、その報告書を所定の第2のクライアン
トが使用する所定の通信装置へ送信する。
【0013】好適な実施形態では、クライアントサーバ
は、前記報告書を送信したとき、報告書を送信したこと
を知らせる通知の表示を、第2のクライアントのクライ
アントシステムにオンラインで提供する。それにより、
第2のクライアントのクライアントシステムでは、上記
報告書を送信したことの通知の表示が自動的に出現す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態にか
かる機械状態管理システムの全体構成を示す。この実施
形態でサービスの対象となる機械は例えば建設車両であ
るが、この実施形態の説明を読めば建設車両だけでなく
他の様々な機械にも本発明が適用できることを、当業者
は容易に理解できるはずである。
【0015】図1に示すように、車両監視システム1、
部品管理システム3及びレンタルシステム5が、コンピ
ュータ間ネットワーク11を介して、相互通信可能に接
続されている。さらに、建設車両の販売やメンテナンス
や修理等の業務を営むディーラが使うディーラシステム
7、及び、個々の建設車両の所有者や利用者が使うエン
ドユーザシステム9が、コンピュータ間ネットワーク1
1を介して、車両監視システム1、部品管理システム3
及びレンタルシステム5と通信するできるようになって
いる。また更に、ディーラのサービス員が所持する携帯
電話13も、携帯電話ネットワーク15を通じて、上述
した各種システムと通信できるようになっている。ま
た、車両監視システム1は、エンドユーザが使用するフ
ァクシミリ装置10に対してファクシミリ画像を伝送で
きるようになっている。
【0016】この実施形態では、この機械状態管理シス
テムのクライアントとして、ディーラとエンドユーザと
いう2種類の者が存在するが、これは例示にすぎず、更
に別の種類のクライアントが居てもよい。ディーラシス
テム7、エンドユーザシステム9及び携帯電話13など
のクライアントシステムは、図1では各種類につき1台
しか示されていないが、実際にはどの種類についても多
数のクライアントシステムが存在するのが普通である。
【0017】車両監視システム1は、多数の建設車両1
7、17、…の動的状態を衛星通信ネットワーク19を
通じて監視する。すなわち、各車両17には、その車両
17の様々な動的状態(例えば、現在位置、各種部品の
温度や故障有無や使用時間など)を計測するセンサと、
それらのセンサの検出信号を収集し処理してメッセージ
を生成してそれらメッセージを無線送信する通信コンピ
ュータが搭載されている。車両監視システム1は、各車
両17の通信コンピュータから、その車両の各種状態を
示すメッセージを定期的又は随時に受信する。
【0018】車両監視システム1は、データベースサー
バ21、ディーラサーバ23及びエンドユーザサーバ2
5を有する。
【0019】データベースサーバ21は、多数の車両1
7、17、…から受信されたメッセージに含まれる車両
17、17、…の状態情報を、データベース(図示せず)
に蓄積して管理する。ディーラサーバ23は、ディーラ
システム7やサービス員の携帯電話13に対して上記デ
ータベース内の車両状態情報を提供するサービスを行
う。エンドユーザサーバ25は、エンドユーザシステム
9に対して上記データベース内の車両状態情報を提供す
るサービスを行う。さらに、ディーラサーバ23とエン
ドユーザサーバ25は、ディーラがエンドユーザに対し
て、そのエンドユーザの機械に関するレポートやその他
のメッセージをファクシミリ又は電子メールで送信する
場合における、そのレポートやメッセージの作成を支援
し且つ送信を仲介するサービスも行う。
【0020】ディーラサーバ23及びエンドユーザサー
バ25は、例えばWWWサーバを有し、それらのWWWサーバ
がディーラシステム7や携帯電話13やエンドユーザシ
ステム9に対するインタフェースを提供する。よって、
ディーラ及びエンドユーザは、ディーラシステム7、携
帯電話13及びエンドユーザシステム9にインストール
されたWWWブラウザを使って、ディーラサーバ23及び
エンドユーザサーバ25から提供される車両状態情報を
参照することができる。
【0021】部品管理システム3は、車両17、17、
…のあらゆる部品のデータ(例えば、品番、品名、適用
車両、販売価格、画像、図面、在庫状況など)を蓄積し
た部品データベース(図示せず)を有している。また、
部品管理システム3は、部品検索システム27と受注シ
ステム29を有している。
【0022】部品検索システム27は、ディーラサーバ
23、エンドユーザサーバ25及び携帯電話13から部
品検索の要求を受けて、要求された部品のデータを検索
してディーラサーバ23、エンドユーザサーバ25及び
携帯電話13に返す機能をもつ。受注システム29は、
部品検索システム27、ディーラサーバ23、エンドユ
ーザサーバ25及び携帯電話13から所望の部品の購入
注文を受けて、その部品をディーラ及びエンドユーザに
販売する処理を行なう機能を持つ。
【0023】レンタルシステム5は、建設車両のレンタ
ル会社が運営するコンピュータシステムであって、その
レンタル会社が保有する多数の建設車両のデータ(例え
ば、車種、機番、仕様、レンタル状況、レンタル価格な
ど)を蓄積している。レンタルシステム5は、車両検索
システム31及び受注システム33を有している。
【0024】車両検索システム31は、ディーラサーバ
23、エンドユーザサーバ25及び携帯電話13から車
両検索の要求を受けて、要求された車両のデータを検索
してディーラサーバ23、エンドユーザサーバ25及び
携帯電話13に返す機能をもつ。受注システム33は、
部品検索システム27、ディーラサーバ23、エンドユ
ーザサーバ25及び携帯電話13から所望の車両のレン
タル注文を受けて、その車両をディーラ及びエンドユー
ザに貸し出す機能を持つ。ディーラ又はエンドユーザ
は、例えば、メンテナンス又は修理のために使用不能と
なる車両の代車を手配するとき等に、このレンタルシス
テム5を利用する。なお、そのレンタル会社も、上述し
たディーラ又はエンドユーザの一人となり得るものであ
り、その会社が保有しているレンタル用の車両も、車両
監視システム1の監視下に置かれ得る。
【0025】上述した部品管理システム3及びレンタル
システム5が持つ、ディーラシステム7やエンドユーザ
システム9や携帯電話13に対するインタフェースは、
この実施形態では、車両監視システム1と同様に、WWW
サーバ(図示せず)である。それにより、ディーラ及び
エンドユーザは、それぞれのシステム内のWWWブラウザ
を用いるだけで、車両監視システム1にも部品管理シス
テム3にもレンタルシステム5にも接続することができ
る。しかし、部品管理システム3及びレンタルシステム
5が、WWWサーバとは別の独自のインタフェースを持つ
ことも、勿論、可能である。その場合には、当然、ディ
ーラシステム7、エンドユーザシステム9及び携帯電話
13は、その独自のインタフェースに適合したブラウザ
又はビューワを、WWWブラウザとは別に持つ必要があ
る。
【0026】図2は、図1に示した複数のコンピュータ
システム1、3、5、7、9、13間のデータの流れを
示す。
【0027】車両監視システム21が車両17、17、
…から受信した車両状態データは、データベースサーバ
21内のデータベースの車両毎に分類されたマスタテー
ブル35に蓄積される。各車両のマスタテーブル35内
の車両状態データは、ディーラサーバ23によって適時
に読み出され(矢印41)て、ウェブページの形式で、
その車両を担当するディーラのディーラシステム7又は
そのディーラのサービス員の携帯電話13に提供される
(矢印47、49)。ディーラサーバ23は、マスタテ
ーブル35内の車両状態データの全項目を読むことがで
きる。
【0028】また、各車両のマスタテーブル35内の車
両状態データは、エンドユーザサーバ25によっても適
時に読み出され(矢印43、45)て、ウェブページの
形式で、その車両のエンドユーザのエンドユーザシステ
ム9に提供される(矢印51)。この場合、アクセスバ
リア37が、マスタテーブル35とエンドユーザサーバ
25の間に介在していて、マスタテーブル35内の車両
状態データの全項目中、予め設定された項目のみについ
て、エンドユザサーバ25に読み出しを許可する。他の
項目については、アクセスバリア37は、エンドユーザ
サーバ25をシャットアウトする。エンドユーザサーバ
25が読める所定の項目とは、例えば、各種交換部品の
残り時間や、エンジンやブレーキなどの主要部品の正常
/異常などのように、エンドユーザにとって役立つ項目
である。一方、エンドユーザサーバ25が読めない項目
とは、例えば、詳細なエラーコードや通信状態などのよ
うに、エンドユーザにとって理解し難いであろう項目で
ある。また、アクセスバリア37は、マスタテーブル3
5内の車両状態データの参照だけを行い、参照以外のア
クセスはマスタテーブル35に対して行わない。これに
より、ディーラとして本システムに登録されるには厳密
な条件をパスしなけらばならないのに対し、エンドユー
ザの登録は緩い条件だけである程度自由に行えるように
したとしても、マスタテーブル35の不正アクセスに対
するセキュリティは確保される。
【0029】ディーラシステム7は、ディーラサーバ2
3から車両状態を示したウェブページを受ける(矢印4
7)と、そのウェブページを表示する。ディーラシステ
ム7は、表示されたウェブページを利用して、部品管理
システム3やレンタルシステム5に接続することができ
る(矢印53、55、57、59)。
【0030】例えば、ディーラシステム7は、ディーラ
サーバ47から受信した車両状態を表示したウェブペー
ジに予め埋め込まれている部品検索システム27への接
続を可能ならしめるリンクデータ又は制御データを利用
して、部品検索システム27に接続して、そのウェブペ
ージ上に表示されているその車両の特定の部品の検索を
要求し、検索された部品情報を部品検索システム27か
ら受信して表示することができる(矢印53)。さら
に、ディーラシステム7は、検索された部品の中から特
定の部品を選んで、その選ばれた部品の購入注文を受注
システム29に送ることができる(矢印55)。これに
より、車両の状態を把握し、その状態に応じて、その車
両のメンテナンスや修理に必要な部品を購入するという
複雑な作業が、ディーラシステム7を使った一連の画面
操作により簡単かつ効率的に行える。
【0031】また、例えば、ディーラシステム7は、デ
ィーラサーバ47から受信したウェブページに予め埋め
込まれている車両検索システム31への接続を可能なら
しめるリンクデータ又は制御データを利用して、車両検
索システム31に接続して所望車種のレンタル車両の検
索を要求し、検索された車両情報を車両検索システム3
3から受信して表示することができる(矢印57)。さ
らに、ディーラシステム7は、検索された特定の車両に
対するレンタル注文を受注システム33に送ることがで
きる(矢印55)。これにより、車両の状態を把握し、
その状態に応じて必要ならば、その車両の代車を手配す
るという複雑な作業が、ディーラシステム7を使った一
連の画面操作により簡単かつ効率的に行える。
【0032】上述したディーラシステム7と同様に、エ
ンドユーザシステム9も、エンドユーザサーバ25から
車両状態を示したウェブページを受ける(矢印51)
と、そのウェブページを表示し、そして、そのウェブペ
ージを利用して、部品管理システム3やレンタルシステ
ム5に接続して、部品検索や部品購入注文や車両検索や
車両レンタル注文などをオンラインで行うことができる
(矢印61、63、65、67)。
【0033】同様に、サービスマンの携帯電話13も、
ディーラサーバ23から車両状態を示したウェブページ
を受ける(矢印49)と、そのウェブページを表示し、
そして、そのウェブページを利用して、部品管理システ
ム3やレンタルシステム5に接続して、部品検索や部品
購入注文や車両検索や車両レンタル注文などをオンライ
ンで行うことができる(矢印71、73、75、7
7)。
【0034】さらに、ディーラシステム7は、随時に、
ディーラサーバ23から受信した(矢印47)車両状態
を示したウェブページを利用して、その車両の最新の状
態やディーラ側のコメントなどを表した報告書(モニタ
リングレポート)を作成し、そのモニタリングレポート
を、ディーラサーバ23及びエンドユーザサーバ25を
通じて、その車両のエンドユーザのファクシミリ装置1
0又は電子メールボックスに送信することができる(矢
印81、83、85、51)。
【0035】図3及び図4は、車両監視システム1の動
作の流れの一例を示す。
【0036】図3に示すように、ステップS1で、車両監
視システム1のデータベースサーバ21は、車両17、
17、…から衛星通信ネットワーク19を通じて、それ
ぞれの車両の現在の各種状態を表したデータを受信し、
受信した車両状態データを車両毎に分類されたマスタテ
ーブル35に格納する(ステップS1)。
【0037】ここで、車両状態データは幾つかの種類、
例えば、基本事項データ、エラーデータ、コーションデ
ータ及び交換時期データなどに大別できる。基本事項デ
ータは、例えば、その車両の現在位置(例えば緯度と経
度)のデータや、サービスメータ値(累積稼動時間)の
データなど、所定の基本的な状態の項目を報じるもので
ある。エラーデータは、その車両の多数の部品や部位の
故障や不調子などのエラーを報じるものであり、更に機
械部品のエラーを報じる機械系エラーコードと電気部品
のエラーを報じる電気系エラーコードに分類される。コ
ーションデータは、例えば、エンジン水温のオーバヒー
ト、エンジン油圧の異常低下、バッテリ充電電圧の異常
低下などのような、所定の異常現象が発生したことを警
告するデータである。交換時期データは、定期的に交換
されるべき所定の消耗部品の次の交換時期、例えば使用
可能な残り時間、を報じるものである。
【0038】データベースサーバ21は、上述したデー
タの種類に応じて、各データを受信するタイミング又は
スケジュールをアレンジすることができる。例えば、現
在位置データ及びコーションデータは定期的(例えば、
毎日定時)に、エラーデータは各エラーの発生都度に直
ちに、また、交換時期データはエンジン始動時又は定期
的(毎日定時)に受信するというようにすることができ
る。
【0039】データベースサーバ21は、また、受信し
た車両状態データをデータベースに単に保存するだけで
なく、受信した車両状態データを使って、より高レベル
の車両状態を判断して、その判断結果として、高レベル
の車両状態を表すデータを生成してマスタテーブル35
に保存する。そのような高レベルの車両状態データとし
ては、例えば、稼動履歴データ、負荷率などの統計値デ
ータ、移動履歴データ、セキュリティ面での異常(例え
ば、設定地域外に移動した、夜間又はロック中にエンジ
ン始動があった、など)を表すセキュリティデータや、
通信状況の異常(例えば、長期間位置測定ができない、
常時電源ラインが外れた、など)を表す通信状況データ
などがある。
【0040】車両監視システム1のディーラサーバ23
は、各ディーラのディラーシステム7のログインを受け
ると(S2)、そのディーラ向けの「お知らせ画面」と
いうウェブページを作成してディラーシステム7に送る
(S3)。お知らせ画面には、そのディーラが担当する
1台以上の車両の最新の状態の概要が表示される。
【0041】図5は、お知らせ画面の一例を示してい
る。
【0042】図5に示すように、お知らせ画面内には、
お知らせ表109があり、そこには、そのディーラが担
当する1台以上の車両について、このお知らせ画面を前
回表示した時から現在までに発生したエラーデータ、コ
ーションデータ、セキュリティデータ及び通信状況デー
タのレコード数が表示される。お知らせ画面内には、ま
た、車両状態表113があり、そこには、そのディーラ
が担当する1台以上の車両の各々の詳細な状態が示され
る。例えば、車両状態データの最新の更新時刻、ユーザ
名、機種、機械番号(機番)、サービスメータ値、最新
位置、エラーデータの有無、コーションデータの有無、
セキュリティデータの有無、通信状況データの有無など
が、各車両ごとに表示される。エラー、コーション、セ
キュリティ及び通信状況データの有無はそれぞれ感嘆符
で示され、その感嘆符が操作される(例えば、マウスで
クリックされる)と、そのデータの内容が表示される。
【0043】お知らせ画面内の表示範囲指定エリア11
1内の「お知らせ項目」及び「対象車両」のコンボボッ
クスでは、上述したお知らせ表109及び車両状態表1
13にそれぞれ表示したい情報の対象となる車両の範囲
が選択できるようになっている。例えば、図示のよう
に、お知らせ項目コンボボックスで「コマツ車両サービ
ス」のような当該ディーラの名称を指定すれば、そのデ
ィーラが担当する全ての車両についての情報が、お知ら
せ表109に表示される。また、例えば、図示のよう
に、対象車両コンボボックスで「コマツ組」のような特
定のエンドユーザを指定すれば、そのエンドユーザが使
っている車両のうち当該ディーラが担当する全ての車両
の情報が車両状態表113に表示される。これらのコン
ボボックスで指定できる範囲は、ディーラによって異な
る。すなわち、当該ディーラが担当する範囲だけが指定
でき、当該ディーラが担当しない範囲(例えば、当該デ
ィーラの担当外であるエンドユーザ名など)は指定でき
ない。
【0044】車両状態表113に表示された各車両の行
の左端には選択ボックスがあり、そこにチェックマーク
を入れと、その車両が選択される。或る車両が選択され
た後、「お知らせ内容を読む」ボタン115が操作され
る(例えば、マウスでクリックされる)と、その選択さ
れた車両について現在存在するエラー、コーション、セ
キュリティ及び通信状況データの内容が表示される。
【0045】また、車両状態表113で或る車両が選択
された後、機械情報管理エリア101内の「マシンモニ
タリング」ボタン103が操作されると、「マシンモニ
タ画面」というウェブページが新たに開いて、そこに、
その選択された車両の詳細な最新状態が表示される。ま
た、或る車両が選択された後、「車両稼動状況」ボタン
105が操作されると、その選択車両について、稼動履
歴や負荷率などの稼動に関する具体的な情報が参照でき
る。さらに、或る車両が選択された後、「セキュリテ
ィ」ボタン103が操作されると、その選択車両につい
て、移動履歴のようなセキュリティ関連の各種情報を参
照したり、エンジンロック設定のようなセキュリティ関
連の設定を行なったりすることができる。
【0046】再び図3を参照する。上述のお知らせ画面
にて、或る車両が選択された後に「マシンモニタリン
グ」ボタン103が操作されると(ステップS4)、ディ
ーラサーバ23は、その選択車両について「マシンモニ
タ画面」というウェブページを作成してディーラシステ
ム7に返送する(S5)。マシンモニタ画面では、その選
択車両の最新の状態が詳細に表示される。
【0047】図6は、マシンモニタ画面の一例を示す。
【0048】図6に示すように、マシンモニタ画面の最
上段には、車両状態表121があり、そこには、その選
択車両の属性情報と状態、例えば、メーカ、機種、機
番、型式、管理番号、最新の稼動マップの日付、最新の
位置、最新の稼動マップと稼働時間、最新のサービスメ
ータ値と日付などが表示される。車両状態表121内の
位置の項目の「履歴」ボタン133を操作すると、その
選択車両の過去の移動履歴が地図上に表示され、また、
稼動マップの項目の「履歴」ボタン135を操作する
と、過去の稼動履歴がグラフで表示され、また、サービ
スメータの項目の「履歴」ボタン137を操作すると、
過去のサービスメータ値の履歴が表示されるようになっ
ている。
【0049】マシンモニタ画面には、また、ゲージレベ
ルボックス123とモニタ表示コードボックス125が
ある。ゲージレベルボックス123には、その選択車両
の最新のエンジン水温ゲージと燃料ゲージ、及び、それ
らのゲージの日付が表示される。また、モニタ表示コー
ドボックス125には、例えば当日ような非常に最近の
所定期間内に発生したエラーの有無がアイコンで表示さ
れるとともに、その発生日時を表示する。
【0050】マシンモニタ画面には、さらに、コーショ
ンボックス127があり、ここには、最新の所定期間、
例えば最新72時間以内における、その選択車両での所
定の複数のコーションデータの発生の有無が表示され
る。3日以内にそのコーションデータが発生して無けれ
ば例えば「正常」が表示され、発生していれ例えばアイ
コンと発生日付が表示される。コーションボックス12
7内の「履歴」ボタン139を操作すると、その選択車
両の過去のコーションデータの履歴が表示されるように
なっている。
【0051】マシンモニタ画面には、さらに、機械系エ
ラーコードボックス128及び電気系エラーコードボッ
クス129があり、これらのボックスにはそれぞれ、最
新の所定期間、例えば最新過去72時間以内における、
その選択車両で発生した全ての機械系エラーと電気系エ
ラーのエラーコードとエラー名称のリストが表示され
る。機械系エラーコードボックス128及び電気系エラ
ーコードボックス129内の「履歴」ボタン143、1
44を操作すると、その選択車両の過去の機械系エラー
と電気系エラーの履歴が表示されるようになっている。
【0052】マシンモニタ画面には、さらに、交換時期
ボックス130があり、ここには、最新の所定期間、例
えば最新72時間以内にその選択車両で検出された、各
種の交換部品の標準的な次の交換時期までの残り使用時
間のリストが表示される。交換時期ボックス130内の
「履歴」ボタン145を操作すると、その選択車両の過
去の各種部品の交換の履歴が表示されるようになってい
る。なお、交換時期ボックス130では、全ての交換部
品についての交換時期情報を表示するようにしてもよい
し、或いは、残り時間が所定の閾値を下回った部品につ
いてのみ表示してもよいし、或いは、ディーラが指定し
た部品いついてのみ表示するようにしてもよい。
【0053】さらに、マシンモニタ画面には、メモボッ
クス131があり、そこには、ディーラが任意のコメン
トをタイプ入力することができるようになっている。メ
モボックス131内の「履歴」ボタン146を操作する
と、その選択車両の過去のコメントの履歴が表示される
ようになっている。
【0054】さらに、マシンモニタ画面には、「メンテ
ナンス情報」ボタン145と、「モニタリングレポー
ト」ボタン147がある。「メンテナンス情報」ボタン
145が操作されると、「メンテナンス情報画面」とい
うウェブページが新た開いて、そこに、その選択車両に
対しメンテナンスや修理を行うためのガイド情報、特
に、部品の交換や修理を行うためのガイド情報が表示さ
れる。また、「モニタリングレポート」ボタン147が
操作されると、「モニタリングレポート画面」というウ
ェブページが新たに開いて、そこでは、その選択車両の
エンドユーザに対して車両状態を報告するための報告書
が作成できるようになっている。
【0055】さらに、マシンモニタ画面には、「画面更
新」ボタン149があり、これが操作されると、マシン
モニタ画面の表示内容が最新の内容に更新される。
【0056】再び図3を参照する。上述のマシンモニタ
画面にて、「メンテナンス情報」ボタン145が操作さ
れると(ステップS7)、ディーラサーバ23は、その選
択車両について「メンテナンス情報画面」というウェブ
ページを作成してディーラシステム7に返送する(S
8)。メンテナンス情報画面では、その選択車両に対し
メンテナンスや修理を行うためのガイド情報、特に、部
品の交換や修理を行うためのガイド情報が表示される。
【0057】図7は、メンテナンス情報画面の一例を示
す。
【0058】図7に示すように、メンテナンス情報画面
には、車両状態表153があり、そこには、図6に示し
たマシンモニタ画面内の車両状態表121と同様の内容
が表示される。
【0059】メンテナンス情報画面には、また、故障部
品表155があり、そこには、図6に示したマシンモニ
タ画面内のエラーボックス127に表示された全てのエ
ラーの対象の部品の属性情報やエラー内容、例えば、部
品コード、部品名、取付け日時、現象コード、故障モー
ド(故障名)、発生日時、発生タイミング、コメントな
どが表示される。図7には、1つの部品の故障部品表1
55しか表示されていないが、複数の部品でエラーが発
生していれば、それら全ての部品の故障部品表155が
表示される。また、全ての部品が正常であれば、故障部
品表155は表示されない。
【0060】メンテナンス情報画面には、また、交換部
品表157があり、そこには、図6に示したマシンモニ
タ画面内の交換時期ボックス131に表示された全ての
交換部品の属性情報と使用可能な残り時間とコメントが
表示される。図7では、2つの交換部品の交換部品表1
57が表示されているが、もっと多く表示されることも
あるし、もっと少ないこともある。
【0061】さらに、メンテナンス情報画面には、「サ
ービス履歴」ボタン151があり、これが操作される
と、「サービス履歴画面」というウェブページが新たに
開いて、そこに、その選択車両に対して過去に実施され
たメンテナンスや修理などのサービスの履歴が表示され
る。このサービス履歴を見ることで、その選択車両が適
切にサービスされているか否か、特定部品に故障が集中
していないか、などが判断しやすくなる。
【0062】さらに、メンテナンス情報画面には、「部
品手配」ボタン159と、「代車手配」ボタン161が
ある。「部品手配」ボタン159が操作されると、ディ
ーラシステム7は部品管理システム3に新たに接続し
て、新しい部品を手配するためオンライン処理を開始す
ることになる。また、「代車手配」ボタン161が操作
されると、ディーラシステム7はレンタルシステム5に
新たに接続して、代車を手配するためのオンライン処理
を開始することになる。
【0063】再び図3を参照する。図6に示したマシン
モニタ画面にて、「モニタリングレポート」ボタン14
5が操作されると(ステップS9)、ディーラサーバ23
は、その選択車両について「モニタリングレポート画
面」というウェブページを作成してディーラシステム7
に返送する(S10)。モニタリングレポート画面では、
その選択車両のエンドユーザに対して車両状態を報告す
るための報告書が作成できるようになっている。
【0064】図8は、モニタリングレポート画面の一例
を示す。
【0065】図8に示すように、モニタリンレポート画
面には、図6に示したマシンモニタ画面の車両状態表1
21、コーションボックス129及び交換時期ボックス
131に表示されたと基本的に同様の車両の基本状態、
コーションデータ及び交換部品の残り時間が、エンドユ
ーザにとって分かり易い形式で表示される。マシンモニ
タ画面では表示されていたエラーデータは、エンドユー
ザにとって分かり難いであろうという理由から、モニタ
リンレポート画面には記載されていない。
【0066】さらに、モニタリングレポート画面の最上
段には宛先エリア171、メモエリア173及び報告者
エリア175がある。宛先エリア171には、その選択
車両のエンドユーザ名(報告の宛先)が自動的に表示さ
れるか、又はタイプ入力される。また、メモエリア17
3には、自由なコメントがタイプ入力され得る。報告者
エリア175には、ディーラの名称や担当者の氏名など
が、自動的に表示されるか、又はタイプ入力される。デ
ィーラシステム7では、モニタリングレポート画面のメ
モエリア173にコメントを入力したり、報告者エリア
175に担当者名を入力したりして、モニタリンレポー
トを作成することができる。
【0067】モニタリングレポート画面内には、また、
モニタリングレポート画面と同内容のモニタリングレポ
ートをエンドユーザに送信するための「送信」ボタン1
77がある。
【0068】再び図3を参照する。ディーラシステム7
にて上述の「モニタリングレポート画面」を用いたモニ
タリングレポートの作成が完了して「送信」ボタン17
7が操作されると、ディーラサーバ23は、作成された
モニタリングレポートを、エンドユーザサーバ25に渡
し、エンドユーザサーバ25は、そのモニタリングレポ
ートを、その選択車両のエンドユーザのファクシミリ装
置10又は電子メールボックスへ自動的に送信する(S1
1)。なお、エンドユーザのファクシミリ装置10の電
話番号や電子メールアドレスは、エンドユーザがエンド
ユーザサーバ25に登録されたときに、そのエンドユー
ザの登録情報に含まれているものである。エンドユーザ
サーバ25は、エンドユーザの希望に応じて、ファクシ
ミリと電子メールの双方でモニタリングレポートを送る
こともできるし、ファクシミリか電子メールのいずれか
一方でのみモニタリングレポートを送ることもでき、そ
の選択はエンドユーザの登録情報に含まれている通知方
法の指定に基づいて行う。このディーラからエンドユー
ザへの適宜なモニタリングレポート送信により、エンド
ユーザは、エンドユーザシステム9を車両監視システム
1に四六時中接続できる状態にしていなくても、自分の
車両の状態をある程度タイムリーに知ることができる。
しかも、このモニタリングレポートの送信は、車両のメ
ンテナンスや修理などを円滑且つタイムリーに行うため
に必要なディーラとエンドユーザとの通信としての機能
も果たすことになる。
【0069】上述したように、ステップS2でディーラシ
ステム7がログインした後、ディーラサーバ23は、上
述した様々な画面をディーラシステム7に送ることで、
そのディーラが取り扱う車両の状態情報のあらゆる項目
を、リアルタイム又はそれに近い状態でタイムリーにデ
ィーラに通知することができる。
【0070】更に、図3のステップS12に示すように、
ディーラサーバ23は、ディーラシステム7がログイン
してからログアウトするまでの間、定期的に又はディー
ラシステム7からデータ要求を受けたとき、最新の車両
状態データに基づいて、現在ディーラシステム7に表示
されている画面の内容を、最新の車両状態データに基づ
いて更新する。この機能により、ディーラサーバ23
は、リアルタイム又はそれに近い態様でタイムリーに、
車両の状態をディーラに通知することができる。
【0071】また更に、図3のステップS13に示すよう
に、ディーラサーバ23は、ディーラシステム7がログ
インしてからログアウトするまでの間、新しい車両状態
のデータがデータベースサーバ21に到着すると、その
都度リアルタイムで又は10分間隔のような短い時間間
隔で、その新しい車両状態データの到着を伝えるための
ポップアップ画面を作成してディーラシステム9に送信
する。それにより、そのポップアップ画面が、ディーラ
システム9で自動的に出現する。
【0072】図9は、この自動的に出現するポップアッ
プ画面の一例を示す。
【0073】図9に示すように、このポップアップ画面
上には、「エラー系の新しいお知らせがあります。」等
というような、車両状態データの新着とその新着データ
の種類を知らせるメッセージ109が表示される。「ウ
ィンドウを閉じる」ボタン303が操作されると、その
ポップアップ画面は閉じる。
【0074】ディーラは、このポップアップ画面が出現
した後、図5に示したお知らせ画面、或いはその他の上
述した適当な画面を開くことで、その新らしい車両情報
の内容を見ることができる。また、現在開いている画面
に表示されるべき車両情報が新着した場合、例えば、或
る車両のマシンモニタ画面が現在開いているときにその
車両のエラー情報が新着したような場合には、その現在
開いている画面に自動的にその新着の車両情報の内容が
表示される。このように、上記ポップアップ画面のタイ
ムリーな自動的出現により、ディーラは、随時に到来す
る新らしい車両情報を、見落とすことなく確実に且つ遅
滞無くタイムリーに、把握することができる。
【0075】以上が、車両監視システム1のディーラサ
ーバ23の動作である。サービスマンの携帯電話13か
らのログインを受けた場合にも、ディーラサーバ23
は、上記と同様の動作を、その携帯電話13に対して行
う。
【0076】次に、図4を参照する。図4には、車両監
視システム1のエンドユーザサーバ25の動作流れが示
されている。
【0077】エンドユーザサーバ25も、基本的には、
上述したディーラサーバ23と同様な動作を行う。しか
し、エンドユーザサーバ25の動作には、エンドユーザ
にとって使いやすくするための幾つかの改変が加えられ
ている。
【0078】すなわち、図4に示すように、エンドユー
ザサーバ25は、各エンドユーザのエンドユーザシステ
ム9のログインを受けると(S14)、そのエンドユーザ
向けのお知らせ画面を作成してエンドユーザシステム9
に送る(S15)。このエンドユーザ向けのお知らせ画面
は、基本的には、図5に示したディーラ向けのお知らせ
画面と同様である。ただし、このこのエンドユーザ向け
のお知らせ画面に表示されるものは、そのエンドユーザ
が使用する車両の情報のみに限定され、他のエンドユー
ザの車両の情報は表示されない。
【0079】以後、エンドユーザサーバ25は、図9で
は図示省略してあるが、エンドユーザシステム9での画
面操作に応じて、そのエンドユーザが選択した車両に関
して、図6に示したものと基本的に同様の構成のマシン
モニタ画面や、図7に示したものと基本的に同様の構成
のメンテナンス情報画面をエンドユーザシステム9に送
る。
【0080】ただし、エンドユーザ向けのマシンモニタ
画面やメンテナンス情報画面では、エンドユーザサーバ
25がデータベースから読み出せない項目、例えばエラ
ーデータ、は表示されない。また、エンドユーザ向けの
メンテナンス情報画面には、「モニタリングレポート」
ボタンは無い。
【0081】さらに、エンドユーザシステム9にて、メ
ンテナンス情報画面上で「部品手配」ボタンが操作され
ると、ディーラシステム7の場合と同様に、エンドユー
ザシステム9は部品管理システム3に接続してオンライ
ンでの部品手配の処理を開始する。また、エンドユーザ
システム9にて、メンテナンス情報画面上で「代車手
配」ボタンが操作されると、ディーラシステム7の場合
と同様に、エンドユーザシステム9はレンタルシステム
5に接続してオンラインでの代車手配の処理を開始す
る。或いは、「部品手配」ボタンや「代車手配」ボタン
はエンドユーザ向けのメンテナンス情報画面では無くし
て、エンドユーザに対しては、部品管理システム3やレ
ンタルシステム5への接続サービスを提供しなくてもよ
い。
【0082】また、エンドユーザシステム9は、エンド
ユーザシステム9がログインしてからログアウトするま
での間、そのエンドユーザの車両について新しい車両情
報が到来した場合には、ディーラシステム7の場合と同
様に、図9に示したようなポップアップ画面をエンドユ
ーザシステム9に送って自動的に出現させることができ
る。ただし、このポップアップ画面には、エンドユーザ
に提供されないエラー系のお知らせのメッセージはな
い。
【0083】また更に、エンドユーザシステム9は、図
9のステップS16に示すように、エンドユーザシステム
9がログインしてからログアウトするまでの間、ディー
ラからのモニタリングレポートをエンドユーザにファク
シミリ又は電子メールで送信した場合(図3、ステップ
S11)には、直ちに、そのことをエンドユーザに通知す
るためのポップアップ画面を作成してエンドユーザシス
テム9に送信する。これにより、そのポップアップ画面
が、エンドユーザシステム9にて自動的に出現する。
【0084】図10は、この自動出現するポップアップ
画面の一例を示す。
【0085】図10に示すように、このポップアップ画
面上には、モニタリングレポートが送られたこと、レポ
ートの対象車両と、レポートの発信者と宛先とを表した
メッセージ311が表示される。「ウィンドウを閉じ
る」ボタン313が操作されると、このポップアップ画
面は閉じる。
【0086】このポップアップ画面の自動出現により、
エンドユーザは、モニタリングレポートを見落とすこと
なく確実に且つ遅滞無くタイムリーに確認することがで
きる。
【0087】以上、本発明の実施形態を説明したが、こ
れは本発明の説明のための例示であり、この実施形態の
みに本発明の範囲を限定する趣旨ではない。従って、本
発明は、その要旨を逸脱することなく、他の様々な形態
で実施することが可能である。
【0088】例えば、上記実施形態では、新らしいデー
タやレポートの到着をタイムリーにクライアントに伝え
るために、自動的に出現するポップアップ画面を用いて
いる。しかし、別の方法を用いることもできる。例え
ば、上述したお知らせ画面やマシンモニタ画面などのク
ライアントが参照している画面内に、例えばアイコン又
はバナーのような表示器を追加して、新らしいデータ又
はレポートが到着すると、その表示器の表示態様の変化
(例えば点滅)を自動出現させたり、或いはその表示器
内に所定メッセージを自動出現させたりするようにして
もよい。
【0089】また、上記実施形態では、車両監視システ
ム1が、マシンモニタリングレポートをエンドユーザに
送信するための便宜をディーラシステム9に与えてい
る。しかし、他の様々な用途のクライアント間の通信の
ための便宜も、車両監視システム1からそれぞれのクラ
イアントに与えられるようにしてもよい。例えば、エン
ドユーザが車両の不具合をディーラに伝える場合や、デ
ィーラが車両のメンテナンスや修理の結果報告をエンド
ユーザに送る場合などにも、車両監視システム1が、そ
のエンドユーザ又はディーラに画面上でメッセージを編
集させて、その編集されたメッセージを、対象の車両の
現在の状態情報又はその履歴と共に、相手に伝達するよ
うにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる機械状態管理シ
ステムの全体構成を示すブロック図。
【図2】 図1に示した複数のコンピュータシステム
1、3、5、7、9、13間の通信の流れを示す。
【図3】 車両監視システム1の動作の流れの一例を示
すフローチャート。
【図4】 図3のフローチャートからの分岐Aの流れの
一例を示すフローチャート。
【図5】 お知らせ画面の一例を示す図。
【図6】 マシンモニタ画面の一例を示す図。
【図7】 メンテナンス情報画面の一例を示す図。
【図8】 モニタリングレポート画面の一例を示す図。
【図9】 データ新着を知らせるポップアップ画面の一
例を示す図。
【図10】 モニタリングレポートの到着を知らせるポ
ップアップ画面の一例を示す図。
【符号の説明】 1 車両監視システム 3 部品管理システム 5 レンタルシステム 7 ディーラシステム 9 エンドユーザシステム 13 携帯電話 17 車両 21 データベースサーバ 23 ディーラサーバ 25 エンドユーザサーバ 27 部品検索システム 29 受注システム 31 車両検索システム 33 受注システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 和宏 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所内 (72)発明者 長谷川 聡 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所内 (72)発明者 鎌田 豊 東京都港区赤坂2−3−6 株式会社小松 製作所内 Fターム(参考) 5H223 AA17 CC08 CC09 DD07 DD09 FF08

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械の状態を監視して、監視により得ら
    れた機械状態の諸項目のデータを記憶するデータベース
    サーバ(21)と、 前記データベースサーバ(21)に記憶された前記機械
    状態の諸項目のデータ中から選ばれた複数項目のデータ
    の表示を、複数のクライアントのクライアントシステム
    (7、9、13)にオンラインで提供するクライアント
    サーバ(23、25)と、を備え、 前記クライアントサーバ(23、25)は、第1種のク
    ライアントのクライアントシステム(7)へ前記機械状
    態の第1組の複数項目のデータの表示をオンラインで提
    供する第1種クライアントサーバ(23)と、第2種の
    クライアントのクライアントシステム(9)へ前記機械
    状態の所定の第2組の複数項目のデータの表示をオンラ
    インで提供する第2種クライアントサーバ(25)とを
    有し、前記第2組の複数項目は前記第1組の複数項目中
    の一部分である、機械状態管理システム。
  2. 【請求項2】 前記データベースサーバ(21)と前記
    第2種クライアントサーバ(25)との間に介在し、前
    記第2種クライアントサーバ(25)をして、前記デー
    タベースサーバ(21)内の前記第2組の項目の参照の
    みを可能ならしめ、前記データベースサーバ(21)内
    の他の項目へのアクセスを不可能ならしめる、アクセス
    バリア(37)を更に備えた請求項1記載の機械状態管
    理システム。
  3. 【請求項3】 機械の状態を監視して、監視により得ら
    れた機械状態の諸項目のデータを記憶するデータベース
    サーバ(21)と、 前記データベースサーバ(21)に記憶された前記機械
    状態の諸項目のデータ中から選ばれたクライアント所望
    の項目のデータの表示を、クライアントシステム(7、
    9、13)にオンラインで提供するクライアントサーバ
    (23、25)と、 を備え、 前記クライアントサーバ(23、25)は、前記所望項
    目のデータの表示を前記クライアントシステム(7、
    9、13)にオンラインで提供した後に新しいデータが
    前記データベースサーバ(21)に追加されたとき、新
    しいデータが追加されたことの通知の表示を前記クライ
    アントシステム(7、9、13)にオンラインで提供
    し、それにより、クライアントシステム(7、9、1
    3)にて前記通知の表示を自動的に出現させる、機械状
    態管理システム。
  4. 【請求項4】 機械の状態を監視して、監視により得ら
    れた機械状態の諸項目のデータを記憶するデータベース
    サーバ(21)と、 前記データベースサーバ(21)に記憶された前記機械
    状態の諸項目のデータの表示を、第1のクライアントの
    クライアントシステム(7)にオンラインで提供するク
    ライアントサーバ(23、25)と、を備え、 前記クライアントサーバ(23、25)は、前記第1の
    クライアントのクアイアントシステムからの報告要求に
    応答して、前記機械状態の諸項目の内の所定の項目のデ
    ータに関する報告書を用意して、前記報告書を所定の第
    2のクライアントが使用する所定の通信装置(10)へ
    送信する、機械状態管理システム。
  5. 【請求項5】 前記クライアントサーバ(23、25)
    は、前記報告書を送信したとき、前記報告書を送信した
    ことを知らせる通知の表示を、前記第2のクライアント
    のクライアントシステム(9)にオンラインで提供し、
    それにより、前記第2のクライアントのクライアントシ
    ステム(9)にて前記通知の表示を自動的に出現させ
    る、請求項4記載の機械状態管理システム。
  6. 【請求項6】 機械の状態を監視して、監視により得ら
    れた機械状態の諸項目のデータをデータベース(21)
    で記憶するステップと、 前記データベースに記憶された前記機械状態の諸項目の
    データ中から選ばれた第1組の複数項目のデータの表示
    を第1種のクライアントのクライアントシステム(7)
    へオンラインで提供するステップと、 前記データベースに記憶された前記機械状態の諸項目の
    データ中から選ばれた第2組の複数項目のデータの表示
    を第2種のクライアントのクライアントシステム(9)
    へオンラインで提供するステップと、を備え、前記第2
    組の複数項目は前記第1組の複数項目中の一部分であ
    る、機械状態管理方法。
  7. 【請求項7】 機械の状態を監視して、監視により得ら
    れた機械状態の諸項目のデータをデータベース(21)
    で記憶するステップと、前記データベースに記憶された
    前記機械状態の諸項目のデータ中から選ばれたクライア
    ント所望の項目のデータの表示を、クライアントシステ
    ム(7、9、13)にオンラインで提供するステップ
    と、 前記所望項目のデータの表示を前記クライアントシステ
    ム(7、9、13)にオンラインで提供した後に新しい
    データが前記データベース(21)に追加されたとき、
    新しいデータが追加されたことの通知の表示を前記クラ
    イアントシステム(7、9、13)にオンラインで提供
    し、それにより、クライアントシステム(7、9、1
    3)にて前記通知の表示を自動的に出現させるステップ
    と、を備えた機械状態管理方法。
  8. 【請求項8】 機械の状態を監視して、監視により得ら
    れた機械状態の諸項目のデータをデータベース(21)
    にて記憶するステップと、 前記データベース(21)に記憶された前記機械状態の
    諸項目のデータの表示を、第1のクライアントのクライ
    アントシステム(7)にオンラインで提供するステップ
    と、 前記第1のクライアントのクアイアントシステム(7)
    からの報告要求に応答して、前記機械状態の諸項目の内
    の所定の項目のデータに関する報告書を用意して、前記
    報告書を所定の第2のクライアントが使用する所定の通
    信装置(10)へ送信するステップと、を備えた機械状
    態管理方法。
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