JP2012216104A - モニタリングシステム、通信装置、通信制御方法 - Google Patents

モニタリングシステム、通信装置、通信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 広帯域の帯域制限を考慮した優先度制御を実現可能なモニタリングシステムを提供する。
【解決手段】 複数の通信端末が接続されるローカルネットワークと管理センタが接続される広域ネットワークとを相互接続するネットワーク相互接続装置を用い、監視対象を管理センタから遠隔監視するモニタリングシステムにおいて、
ネットワーク相互接続装置は、複数の通信端末から収集したデータを基にアラーム検出及びアラーム状況に応じたデータ統計処理を行い、
前記アラーム状況と、ローカルネットワークの通信状況と、広域ネットワークの通信状況とから、前記管理センタに送出するデータを選択することで、モニタリングシステムにおいてネットワークの容量を十分に活用しつつ、ネットワーク容量の不足時及び変動時にもアラーム判定処理に必要なデータ通信を確保することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モニタリングシステム、通信装置、及びその通信制御方法に関し、特に、複数のネットワーク間に接続される通信装置及びその通信制御方法に関する。
近年、ボイラーや火力タービンといった設備監視や保守、エネルギー消費のモニタリングを現場から離れたセンタ側から遠隔で行いたいという需要が高まっている。このようなモニタリングシステムの末端に設備されるセンサや監視カメラのデータは、全てセンタへ集約し、一元管理するのが理想である。しかし、センサやカメラの台数が増加するにつれて、ネットワークの伝送可能なトラフィック容量の関係から、常時全てのデータをセンタへ集約することが困難になってきている。
このような現状に対応するため、例えば特許文献1においては、カメラからの画像データの転送・表示の優先度を制御する技術を開示している。
特開2009−171471号公報
上述の全データ集約の困難性の要因としては、次の要因が考えられる。
・カメラの動画像等、データレートの高い端末が増え、端末台数も年々増加するため、ネットワーク内で生成されるデータの総容量が、ネットワークで伝送可能なトラフィック容量(通常、イーサネット(登録商標)で、100M〜10Gbps程度)を超えてしまう。
・ネットワーク端末数の増加により総トラフィック量の平均値と最大値の差異が大きく、ワースト条件でネットワークを設計するとオーバースペックになる。
・ネットワークにインターネット等の公衆網を利用する場合、同一ネットワーク配下で発生するトラフィック量が予想できない。
・特に無線を利用する場合、電波伝搬状況により伝送可能な容量が変動する。
さらに、ネットワークのトラフィック容量が足りていても、有料のネットワーク(特に従量課金制のもの)を利用する場合は、通信費用を必要最低限に抑えたいとのニーズもある。
上述のようにネットワークのトラフィック容量が足りない、或いは変動するため、常時全てのデータをセンタに集約することができない場合、例えば、監視対象があるローカルネットワークとセンタがある広域ネットワークの間を接続する通信装置では、
・ネットワークのワースト条件でも通信可能な量まで各センサ端末のデータを圧縮しセンタへ送信する
・優先度の高いセンサ端末のデータのみを選択しセンタへ送信する
といった方法が考えられる。
一方センタでは、受信したセンサデータに対し、統計処理やアラーム判定処理を行い、監視員がその結果を分析することにより、監視対象の状態を把握する。
しかし、前述の方法のうち前者の場合、センタでは、受信した各センサデータの圧縮率が高いと、十分な精度の統計処理結果を得られず、監視対象の状況を正しく判断することができない可能性がある。後者の場合、優先度の高いセンサ端末の数が多いと、通信装置はその中の一部の端末のデータしか送信することができない。そのため、センタは一部の端末のアラーム判定処理結果しか得られず、やはり監視対象の状況を正しく判断することができない可能性がある。
本発明の目的は、ネットワークの容量を十分に活用しつつ、ネットワーク容量の不足時及び変動時にもアラーム判定処理に必要なデータ通信を確保するモニタリングシステム、及び当該モニタリングシステムのための通信装置、及びその通信制御方法を提供することにある。
上述した種々の課題の少なくとも一を解決するために、本発明のモニタリングシステムは、複数の通信端末が接続される第一のネットワークと管理センタが接続される第二のネットワークとに接続される通信装置であって、通信装置は、前記複数の通信端末に接続された、複数のセンサにより、監視対象の周辺状況をセンシングしたデータを第一のネットワークを経由して収集し、処理を行った後に、第二のネットワークを経由して情報処理装置へと送出する、という態様である。
さらに、通信装置は、複数の通信端末から収集したデータを基にアラーム検出及びアラーム状況に応じたデータ統計処理を行い、前記アラーム状況と、第一のネットワークであるローカルネットワークの通信状況と、第二のネットワークである広域ネットワークの通信状況とから、情報処理装置に送出するデータを選択する、という態様である。
本発明によれば、モニタリングシステムにおいてネットワークの容量を十分に活用しつつ、ネットワーク容量の不足時及び変動時にもアラーム判定処理に必要なデータ通信を確保することができる。
本発明の実施例に係るモニタリングシステムの全体構成図である。 本発明の実施例に係るネットワーク相互接続装置の機能ブロック図である。 センサ測定情報を示す図である。 センサデータ記録テーブルに保持される情報を示す表である。 最新センサデータ記録テーブルに保持される情報を示す表である。 個別警告条件テーブルに保持される情報を示す表である。 個別警告判定結果テーブルに保持される情報を示す表である。 個別アラーム検出部における個別アラーム検出処理の流れの一例である。 グループ情報テーブルに保存される情報を示す表である。 グループセンサデータ記録テーブルに保存される情報を示す表である。 グループセンサデータ記録部におけるグループセンサデータ記録処理の流れの一例である。 グループ警告条件テーブルに保存される情報を示す表である。 グループ警告判定結果テーブルに保存される情報を示す表である。 グループアラーム検出部におけるグループアラーム検出処理の流れの一例である。 優先度指定テーブルに保存される情報を示す表である。 フィルタ選択部におけるフィルタ選択処理の流れの一例である。 グループ警告関連報告情報を示す図である。 個別警告関連報告情報を示す図である。 最新センサ測定状況報告情報を示す図である。 センサ時系列報告情報を示す図である。 優先度指定テーブルに保存される情報の一例を示す表である。 ネットワーク相互接続装置の別の構成例を示す図である。
以下、本発明の種々の実施形態を図面に従い説明する。
図1に第1の実施例に係る、モニタリングシステムの全体構成図を示す。本実施例におけるモニタリングシステムは、管理センタ130、広域ネットワーク150によって管理センタ130と接続される1ないしは複数のネットワーク相互接続装置110、及びローカルネットワーク140によってネットワーク相互接続装置110と接続される1ないしは複数の通信端末120からなる。管理センタ130によって、複数の通信端末120が取得する監視対象に関する情報を、ネットワーク相互接続装置110を介して取得し、監視対象を監視する。
通信端末120はセンサ及び通信インターフェースを有する。通信端末120は、センサを用いて測定したセンサ測定情報を、通信インターフェースを介してローカルネットワーク140を通じてネットワーク相互接続装置110へ通知する。また、通信端末120は、ローカルネットワーク140を通じたネットワーク相互接続装置110からの制御に応じて、センサ及び通信インターフェースのいずれかもしくは両方の動作を変更してもよい。ここで、センサとは、例えば温度センサや湿度センサ、加速度センサといった独立動作可能なセンサであり、またはGPSを用いた位置センサ等の外部からの信号入力を利用するセンサであり、または音声や静止画、動画を取得する監視装置のいずれかないしは組み合わせを指す。
ネットワーク相互接続装置110はローカルネットワーク通信インタフェースと広域ネットワーク通信インタフェースとを有し、ローカルネットワーク140と広域ネットワーク150とに接続する通信装置である。ネットワーク相互接続装置110は、ローカルネットワーク140を通じて通信端末120から通知されたセンサ測定情報を集約し、広域ネットワーク150を通じて管理センタ130に対して通知する。またネットワーク相互接続装置110は広域ネットワーク150を通じた管理センタ130からの制御に応じて、ネットワーク相互接続装置110の動作を変更してもよい。またネットワーク相互接続装置110は広域ネットワーク150を通じた管理センタ130からの制御に応じて、ローカルネットワーク140を通じて通信端末120の動作を変更してもよい。
管理センタ130は広域ネットワーク通信インターフェースを有し、広域ネットワーク150を通じてネットワーク相互接続装置110にて集約されたセンサ測定情報を受け取る情報処理装置である。管理センタ130は受け取ったセンサ測定情報を記憶する記憶装置、センサ測定情報を解析する解析装置、センサ測定情報を表示する表示装置のいずれかもしくは複数を持っても良い。また管理センタ130はネットワーク相互接続装置110及び通信端末120の一方もしくは両方の動作を制御しても良い。
ローカルネットワーク140は例えば物理層にIEEE802.15.4を用いたPAN(Personal Area Network)であり、または例えば物理層にIEEE802.11やIEEE802.3を用いたLAN(Local Area Network)であり、またはセルラ網であり、或いはそれらの組み合わせからなる無線ないしは有線のネットワークである。
広域ネットワーク150は例えば物理層にIEEE802.11やIEEE802.3を用いたLANであり、または例えば物理層にIEEE802.16を用いたMAN(Metropolitan Area Network)であり、またはセルラ網であり、或いはそれらの組み合わせからなる無線ないしは有線のネットワークである。
図2に本実施例のモニタリングシステムにおける、ネットワーク相互接続装置の構成の一例を示す。
本実施例におけるネットワーク相互接続装置は、ネットワーク相互接続装置制御部200、ローカルネットワーク通信部201、広域ネットワーク通信部202、ネットワーク品質判定部203、センサデータ記録部211、最新センサデータ抽出部212、個別アラーム検出部213、グループセンサデータ記録部214、グループアラーム検出部215、フィルタ選択部221、及びフィルタ部222を有する。
ネットワーク相互接続装置制御部200はネットワーク相互接続装置の各部にて使用するパラメータを保持し、各部から制御情報を受け取り、各部に対して制御情報及びパラメータを提供し、また各部の動作タイミングを制御する。
ローカルネットワーク通信部201は、ローカルネットワーク140を介して1ないしは複数の通信端末120と通信を行う。通信端末120からネットワーク相互接続装置110に対して送信されたセンサ測定情報はローカルネットワーク通信部201において受信され、センサデータ記録部211に渡される。
図3はセンサ測定情報を示す図である。センサ測定情報は図3Aのように通信端末ID300及びセンサ値301を含む。通信端末ID300は通信端末を識別するための値である。センサ値301は通信端末のセンサを用いて測定したスカラ値あるいはベクトル値であり、例えば温度、湿度、圧力、加速度、位置、流量等の値の一つないしは複数の組み合わせからなる。
またセンサ測定情報は図3Bのように、通信端末ID300及びセンサ値301に加え、時刻情報302を含んでも良い。時刻情報302はセンサが測定を行った時刻、或いは通信端末がセンサ測定情報を送信した時刻を表す値である。
広域ネットワーク通信部202は、広域ネットワーク150を介して管理センタ130と通信を行う。広域ネットワーク通信部202は管理センタ130に対して報告すべき情報をフィルタ部222から受け取り、広域ネットワーク150を通じて管理センタ130に対して送信する。また広域ネットワーク通信部部202は管理センタ130から個別警告条件テーブルやグループ情報テーブル、グループ警告条件テーブル、優先度指定テーブル等のネットワーク相互接続装置の動作のために必要な情報を受け取り、ネットワーク相互接続装置制御部200に対して通知しても良い。また広域ネットワーク通信部202は広域ネットワーク150を介した通信に関する情報を収集し、ネットワーク品質判定部203に通知する。また広域ネットワーク通信部202は管理センタ130に対して送信した情報に関する受信応答を受け取り、ネットワーク相互接続装置制御部200に多対して通知しても良い。また広域ネットワーク通信部202は管理センタ130から送信信号指示を受け取り、フィルタ選択部221に通知する。
ネットワーク品質判定部203は、広域ネットワーク通信部202から受け取った広域ネットワーク150を介した通信に関する情報を元にネットワークの品質を判定し、フィルタ選択部221に対してネットワーク品質値を通知する。ネットワーク品質値とは、ネットワーク品質判定部203が判定したネットワークの品質と正の相関を持つ値である。ある状況におけるネットワーク品質Aよりも、別の状況におけるネットワーク品質Bが高い品質であると判断する場合、ネットワーク品質Aに対応するネットワーク品質値よりもネットワーク品質Bに対応するネットワーク品質値は小さない値を取る。
ネットワーク品質判定部203では、例えば広域ネットワーク150を通じた管理センタ130からの応答時間が短いほど、ネットワーク品質が高いと判断する。あるいは例えば管理センタ130からネットワーク品質が高いと通知されるほど、ネットワーク品質が高いと判断する。あるいは例えば広域ネットワーク通信部202が信号の送信を開始してから信号の送信を終了するまでの時間が短いほど、ネットワーク品質が高いと判断する。あるいは例えば信号送信のためのバッファに蓄積される信号量が少ないほどネットワーク品質が高いと判断する。あるいは例えば信号送信のためのバッファにおける信号の滞留時間が短いほどネットワーク品質が高いと判断する。
センサデータ記録部211は、センサデータ記録テーブル410を有し、ローカルネットワーク通信部201から渡された各センサからのセンサ測定情報を、必要に応じて時刻情報を付加してセンサデータ記録テーブルに蓄積する。センサデータ記録部211はまた、フィルタ部222や最新センサデータ抽出部212からの要求に応じてセンサデータ記録テーブル内の情報を要求元に対して出力する。
図4は本実施例におけるセンサデータ記録テーブルに保持される情報を示す表である。
センサデータ記録テーブルには、通信端末ID400及び通信端末ID400毎に複数、例えばNt個の時刻情報401、センサ値情報402、送信状況403が記録される。通信端末ID400はローカルネットワーク通信部201において受信されたセンサ測定情報の通信端末ID300に相当する。同様にセンサ値情報402はセンサ測定情報のセンサ値301に相当する。時刻情報401はセンサ測定情報の時刻情報302あるいはネットワーク相互接続装置が当該センサ測定情報を受信した時刻を表す情報である。送信状況403はネットワーク相互接続装置が管理センタに対して当該センサ測定情報を送信したか否かを示す情報である。送信状況403は当該センサ測定情報がセンサデータ記録テーブルに記録された時点で未送信を表す値、例えば0に設定される。また送信状況403はネットワーク相互接続装置200からの指示に応じて送信済みを表す値、例えば1に設定される。なお、通信端末ID毎のデータ数Ntを超えるデータをセンサデータ記録テーブルに保持する場合には、例えば時刻情報401が古い順にデータを削除する、あるいは送信状況403が送信済みを表しているデータを削除する。
最新センサデータ抽出部212は、最新センサデータ記録テーブル510を有し、センサデータ記録部211から得たセンサデータを基に周期的に最新センサデータを作成し、最新センサデータ記録テーブルを作成する。最新センサデータ記録部212はまた、フィルタ部222や個別アラーム検出部213、グループセンサデータ記録部214からの要求に応じて最新センサデータ記録テーブル内の情報を要求元に対して出力する。
図5は最新センサデータ記録テーブル510に保持される情報を示す表である。
最新センサデータ記録テーブルには、通信端末ID500、最新センサ値情報501、差分センサ値情報502、無更新継続情報503が含まれる。通信端末ID500はセンサデータ記録テーブルにおける通信端末ID400に相当する。最新センサ値情報501はの最新センサデータ抽出部の動作時点における当該通信端末の直近のセンサデータを示す情報であり、例えばセンサデータ記録テーブルから時刻情報401が最も新しいセンサ値情報402を抽出した値である。あるいは例えばセンサデータ記録テーブルから時刻情報401が前回の最新センサデータ抽出部の動作時点以降のセンサ値情報402を全て抽出し、平均化した値である。
差分センサ値情報502は最新センサデータ抽出部の動作時点における当該通信端末のセンサ値の変動を示す情報であり、例えば最新センサ値情報501と、前回の最新センサデータ抽出部の動作時点における最新センサ値情報501との差分である。無更新継続情報503は通信端末ID500の最新センサ値情報501の更新状況を示す情報である。最新センサデータ抽出部によって最新センサ値情報501が更新された場合、無更新継続情報503は更新有りを示す値、例えば0に設定される。前回の最新センサデータ抽出部の動作時点から当該通信端末IDのセンサ値情報402に追加が無く、最新センサ値情報502が更新されない場合などには無更新継続情報503は無更新の継続を示すように、例えば値を1増加する。
図2に戻り、個別アラーム検出部213は、個別警告判定結果テーブル710を有し、個別アラーム検出処理を行う。個別アラーム検出処理はネットワーク相互接続装置制御部200から受け取った個別警告条件テーブル610の個別警告条件それぞれについて、最新センサデータ抽出部から得た最新センサデータをもとに条件判定を行い、判定結果から個別警告判定結果テーブル710を作成する。個別アラーム検出部213はまた、フィルタ部222やグループアラーム検出部215からの要求に応じて個別警告判定結果テーブル710内の情報を要求元に対して出力する。
図6は個別警告条件テーブル610に保持される情報を示す表である。
個別警告条件テーブルには、警告条件ID600、警告条件情報601、警告関連値指定情報602が含まれる。
警告条件ID600は警告条件毎に付与された番号である。警告条件情報601は個別アラーム検出部213が警告の判定に用いるための警告条件である。
警告条件とは、例えば最新センサ値が一定範囲内であること、最新センサ値が一定範囲外であること、差分センサ値が一定範囲内であること、差分センサ値が一定範囲外であること、無更新継続情報が一定範囲内であること、無更新継続情報が一定範囲外であること、最新センサ値と差分センサ値との差或いは比が一定範囲内であること、最新センサ値と差分センサ値との差或いは比が一定範囲外であることなどである。警告関連値指定情報602は個別アラーム検出部213によって警告条件を満たすと判定された場合に個別警告判定結果として記録するデータを指定する情報である。例えば最新センサ値、差分センサ値、無更新継続情報のいずれかあるいは組み合わせである。なお、個別警告条件テーブル610の内容はネットワーク相互接続装置の初期化時に設定されても良いし、広域ネットワークを通じて管理センタから設定されても良い。
図7は個別警告判定結果テーブル710に保存される情報を示す表である。
個別警告判定結果テーブルには、警告条件ID700、警告判定端末数情報701、警告判定端末ID情報702、警告関連値情報703が含まれる。
警告条件ID700は個別警告条件テーブルの警告条件ID600に対応する。警告判定端末数情報701は警告条件毎の、個別アラーム検出処理により検出された警告条件を満たした端末の数である。警告判定端末ID情報702は個別アラーム検出処理により、警告条件を満たしたと判断された端末のIDである。警告関連値情報703は個別アラーム検出処理により、警告条件を満たしたと判断された端末のセンサデータである。
図8は個別アラーム検出部213における個別アラーム検出処理の流れの一例である。
個別アラーム検出処理では、まず処理800において個別警告判定結果テーブルの初期化として、警告条件毎の警告判定端末数を0に設定し、警告判定端末情報及び警告関連値情報を削除する。次いで801から807まで、端末IDであるn=1からNまで(Nは全端末数)、警告条件IDであるc=1からCまで(Cは全警告条件数)についての繰り返し処理を行う。
繰り返し処理の内部ではまず処理802において、警告条件テーブルから警告条件ID=cの警告条件及び最新センサデータ記録テーブルから通信端末ID=nの最新センサデータとを取得する。次いで処理803において、処理802において取得した最新センサデータが同処理にて取得した警告条件を満足するか否かの判定を行い、警告条件を満足しない場合には警告条件ID=cかつ通信端末ID=nの繰り返し処理を終了する。処理803において警告条件を満足した場合、次いで処理804において個別警告判定結果テーブルの警告条件ID=cの警告判定端末数に1を加算する。次いで処理805において、個別警告判定結果テーブルの警告条件ID=cの警告判定端末情報に端末ID=nを追記する。次いで処理806において、警告関連値指定情報cに従って警告関連値に最新センサデータを記載して、警告条件ID=cかつ通信端末ID=nの繰り返し処理を終了する。例えば警告関連値指定情報cが差分センサ値という指定であれば、最新センサデータのうち差分センサ値を警告関連値として記載する。
図2に戻り、グループセンサデータ記録部214は、グループセンサデータ記録テーブル1010を有し、ネットワーク相互接続装置制御部200から受け取ったグループ情報テーブル910に基づいて、最新センサデータ抽出部212から得た最新センサデータをグループ化してグループセンサデータ記録テーブル910を作成する。グループセンサデータ記録部214はまた、グループアラーム検出部215からの要求に応じてグループセンサデータ記録テーブル910内の情報を要求元に対して出力する。
図9は、グループ情報テーブル910に保存される情報を示す表である。
グループ情報テーブル910には、グループID900、グループ通信端末数情報901、グループ通信端末リスト902が含まれる。グループID900は各グループ毎のIDであり、グループ通信端末数情報901は各グループに属する通信端末数、グループ通信端末リスト902は各グループに属する通信端末のIDのリストである。
例えば通信端末ID=n1、n2、n3の通信端末がグループID=gのグループに属する場合、グループID=gのグループ通信端末数は3、グループ通信端末リストはn1、n2、n3となる。
グループと通信端末とはどのような関係であってもよく、例えば全ての通信端末が属するグループがあっても良いし、1つの通信端末のみが属するグループがあっても良い。また、どのグループにも属さない端末があっても良いし、複数のグループに属する端末があっても良い。また例えば空間的に近い通信端末をまとめたグループや、環境が似た通信端末をまとめたグループ、あるいはランダムに通信端末を選択したグループ等があっても良い。なお、グループ情報テーブルの内容はネットワーク相互接続装置の初期化時に設定されても良いし、広域ネットワークを通じて管理センタから設定されても良い。
図10は、グループセンサデータ記録テーブル1010に保存される情報を示す表である。
グループセンサデータ記録テーブル1010には、グループID1000、グループ無更新端末数情報1001、グループ代表値情報1002、グループ変動値情報1003が含まれる。グループID1000はグループ情報テーブルにおけるグループID900に対応する。グループ無更新端末数情報1001は当該グループに所属する通信端末のうち、所定の期間データが更新されていない通信端末の数を示す情報である。グループ代表値情報1002は当該グループの統計的な性質を代表する値であり、例えば平均値や分散、最大値/最小値/中央値等の順位値、例えば最大値と中央値との差といったような順位値間の差分のいずれかもしくは組み合わせである。
グループ変動値情報1003は当該グループの統計的な性質の変動を表す値であり、例えば最新の代表値と以前の代表値との差分または比である。あるいはグループ変動値情報1003は最新の代表値と以前の代表値との差分または比と、最新の代表値との差分または比である。あるいはグループ変動値情報1003は最新の代表値と以前の代表値とのIIRを用いた平均値である。あるいはグループ変動値情報1003は最新の代表値と以前の代表値とのIIRを用いた平均値と、最新の代表値との差分または比である。
図11は、グループセンサデータ記録部におけるグループセンサデータ記録処理の流れの一例である。
グループセンサデータ記録処理では、まず処理1100において、ネットワーク相互接続装置制御部200からグループ情報テーブルを取得する。次いで1101から1106まで、グループIDであるg=1からGまで(Gは全グループ数)についての繰り返し処理を行う。
繰り返し処理の内部ではまず処理1102において、グループID=gに属する全通信端末の最新センサデータを最新センサデータ抽出部212から取得する。
次いで処理1103において、グループID=gに属する全通信端末のうち、最新センサデータの無更新継続情報503が更新有りを示していない通信端末の数をカウントし、グループセンサデータ記録テーブルのグループID
=gに対応するグループ無更新端末数情報1001に記載する。あるいは、処理1103では、グループID=gに属する全通信端末のうち、最新センサデータの無更新継続情報503が所定期間以上の更新無しを示している通信端末の数をカウントし、グループセンサデータ記録テーブルのグループID=gに対応するグループ無更新端末数情報1001に記載しても良い。
次いで処理1104において、グループID=gに属する全通信端末についての最新センサデータの最新センサ値501から統計処理を行って代表値を作成し、グループセンサ記録テーブルのグループID=gに対応するグループ代表値情報1002に記載する。ここで代表値とは例えば平均値や分散、最大値/最小値/中央値等の順位値、例えば最大値と中央値との差等の順位値間の差分のいずれかもしくは組み合わせである。なお、統計処理を行う対象としては、グループID=gに属する全通信端末ではなく、グループID=gに属する通信端末のうち、最新センサデータの無更新継続情報503が更新有りを示している通信端末のみとしてもよい。
次いで処理1105において、処理1104において作成した代表値と、処理1104を行う前にグループ代表値情報1002に記載されていた代表値とから変動情報を作成し、グループID=gに対応するグループ変動値情報1003を記載して、グループID=gの繰り返し処理を終了する。変動情報とは、例えば処理1104において作成した代表値と、処理1104を行う前にグループ代表値情報1002に記載されていた代表値との差または比である。あるいは変動情報とは処理1104を行う前にグループ代表値情報1002に記載されていた代表値との差または比と、処理1104において作成した代表値との差または比である。あるいはグループ代表値情報1002に記載されていた代表値と処理1104において作成した代表値とのIIRを用いた平均値である。あるいはグループ代表値情報1002に記載されていた代表値と処理1104において作成した代表値とのIIRを用いた平均値と、処理1104において作成した代表値との差または比である。以上が、図11の説明である。
図2に戻り、グループアラーム検出部215は、グループ警告判定結果テーブル1310を有し、グループアラーム検出処理を行う。グループアラーム検出処理はネットワーク相互接続装置制御部200から受け取ったグループ警告条件テーブル1210に含まれるグループ警告条件それぞれについて、ネットワーク相互接続装置制御部200から受け取ったグループ情報テーブル910、個別アラーム検出部213から得た個別警告判定結果、及びグループセンサデータ記録部214から得たグループセンサデータをもとに条件判定を行い、判定結果からグループ警告判定結果テーブルを作成する。グループアラーム検出部215はまた、フィルタ部222やフィルタ選択部221からの要求に応じてグループ警告判定結果テーブル内の情報を要求元に対して出力する。
図12は、グループ警告条件テーブル1210に保存される情報を示す表である。
グループ警告条件テーブルには、グループ警告条件ID1200、グループ警告条件情報1201、グループ警告関連値指定情報1202、条件対応グループリスト情報1203が含まれる。グループ警告条件ID1200は警告条件毎に付与された番号である。グループ警告条件情報1201はグループアラーム検出部215が警告の判定に用いるための警告条件である。警告条件には大別してグループセンサデータに関連する条件と個別警告判定結果に関する条件の2通りの条件がある。グループセンサデータに関する条件とは、例えばグループ無更新端末数が一定範囲内であること、グループ無更新端末数が一定範囲外であること、グループ代表値が一定範囲内であること、グループ代表値が一定範囲外であること、グループ変動値が一定範囲内であること、グループ変動値が一定範囲外であること等のいずれかあるいは組み合わせである。個別警告判定結果に関する条件とは、例えば個別警告条件の警告条件ID=cの条件を満たす端末数が一定範囲内であること、個別警告条件の警告条件ID=cの条件を満たす端末数が一定範囲外であること、個別警告条件の警告条件ID=cの条件を満たす端末数の割合が一定範囲内であること、個別警告条件の警告条件ID=cの条件を満たす端末数の割合が一定範囲外であること等のいずれかあるいは組み合わせである。
グループ警告関連値指定情報1202はグループアラーム検出部215において警告条件の判断に関連が深い情報を指定する情報である。警告条件の判断に関連が深い情報とは、例えば警告条件がグループセンサデータに関連する条件である場合のグループ無更新端末数やグループ代表値、グループ変動値であり、あるいは警告条件が個別警告判定結果に関する条件であった場合の警告判定端末数である。条件対応グループリスト情報1203は当該条件にて警告を判断するグループを指定する情報である。例えばグループ警告条件ID=sの条件対応グループリスト情報1203の内容がグループg1、グループg2及びグループg3であった場合、当該警告条件に基づいた判定はg1、g2、g3の3つのグループのみを対象として行う。
図13はグループ警告判定結果テーブル1310に保存される情報を示す表である。
グループ警告判定結果テーブル1310には、グループ警告条件ID1300、警告判定グループID情報1301、グループ警告関連値情報1302、グループ警告判定結果情報1303が含まれる。グループ警告条件ID1300はグループ警告条件テーブルのグループ警告条件ID1200に相当する。一つのグループ警告条件ID1300毎に、グループ警告条件テーブルの条件対応グループリストに指定されるグループ数分の警告判定グループID情報1301、グループ警告関連値情報1302、グループ警告判定結果情報1303が記録される。例えばグループ警告条件テーブルの条件対応グループリストsにグループg1、グループg2、グループg3の3つのグループが指定されている場合、警告判定グループIDs−1にはグループg1が、警告判定グループIDs−2にはグループg2が、警告判定グループIDs−3にはグループg3が記録され、それぞれについてグループ警告関連値情報1302及びグループ警告判定結果情報1303が記録される。
グループ警告関連値情報1302はグループ警告条件テーブルのグループ警告関連値指定情報1202にて指定された情報が記録される。例えばグループ警告関連値指定sにてグループ代表値が指定され、警告判定グループIDs−1にグループg1が記録されている場合には、グループ警告関連値s−1には、グループセンサデータ記録テーブルに保存されていたグループ代表値g1が記録される。グループ警告判定結果情報1303はグループアラーム検出部215におけるグループアラーム検出部のアラーム検出結果が記録される。グループアラーム検出部により、当該グループ警告条件及び当該グループが警告条件を満たすと判断された場合、グループ警告判定結果には警告条件を満たすことを示す値、例えば1が記録される。またグループアラーム検出部により、当該グループ警告条件及び当該グループが警告条件を満たさないと判断された場合、グループ警告判定結果には警告条件を満たさないことを示す値、例えば0が記録される。
図14はグループアラーム検出部におけるグループアラーム検出処理の流れの一例である。
グループアラーム検出処理では、まず処理1400においてグループ警告判定結果テーブルの初期化処理として、テーブル内容の削除を行う。次いで1401から1413まで、グループ警告条件IDであるs=1からSまで(Sは全グループ警告条件数)、グループIDであるg=1からGまで(Gは全グループ数)についての繰り返し処理を行う。
繰り返し処理の内部ではまず処理1402においてグループ警告条件テーブルから条件対応グループリストsを取得する。ついで分岐処理1403においてグループID=gが処理1402にて取得したグループリストsに含まれるか否かを判定する。含まれていなかった場合にはグループ警告条件ID=sかつグループID=gについての繰り返し処理を終了し、含まれていた場合には次に処理1404を実行する。処理1404ではグループ警告条件テーブルからグループ警告条件sを取得する。次いで処理1405にて、グループ警告判定結果テーブルのグループ警告条件ID=sに対応する警告判定グループID情報にグループID=gを記録する。
次いで分岐1406においてグループ警告条件sがグループセンサデータに関連する条件であるか、個別警告判定結果に関する条件であるかを判断し、グループセンサデータに関連する条件であれば処理1407に、個別警告判定結果に関する条件であれば処理1408に移行する。処理1407では、グループセンサ記録テーブルからグループ無更新端末数g、グループ代表値g、グループ変動値gを取得し、処理1409に移行する。処理1408では、グループ情報テーブルのグループ通信端末リストgに含まれる端末IDと、個別警告判定結果テーブルのグループ警告条件sにて指定している警告条件cの警告判定端末ID情報とを比較し、両方に含まれている端末ID数をカウントし、処理1409に移行する。
処理1409では、グループ警告関連値指定にて指定された情報をグループ警告判定結果テーブルのグループ警告関連値情報に記録する。次いで分岐1410では、処理1407あるいは処理1408にて取得した値がグループ警告条件sを満たすか否かの判定を行い、条件を満たす場合には処理1411に、条件を満たさない場合には処理1412に分岐する。処理1411では、グループ警告判定結果テーブルのグループ警告判定結果に警告条件を満足することを表す値、例えば1を記録し、グループ警告条件ID=sかつグループID=gについての繰り返し処理を終了する。処理1412では、グループ警告判定結果テーブルのグループ警告判定結果に警告条件を満足しないことを表す値、例えば0を記録し、グループ警告条件ID=sかつグループID=gについての繰り返し処理を終了する。以上が図14の説明である。
図2に戻り、フィルタ選択部221は、ネットワーク相互接続装置制御部200から取得した優先度指定テーブル1510及びネットワーク品質判定部203から通知されたネットワーク品質値、広域ネットワーク通信部202から通知された送信信号指示、個別アラーム検出部213から取得する個別警告判定結果テーブル、グループアラーム検出部215から取得するグループ警告判定結果テーブルをもとに、広域ネットワーク150を通じて管理センタ130に対して報告する情報を決定し、フィルタ選択テーブルをフィルタ部222に対して通知する。
図15は優先度指定テーブル1510に保存される情報を示す表である。
優先度指定テーブルは、ネットワーク相互接続装置110から管理センタ130へ送信する情報の種類と優先度を指定するテーブルであり、報告優先度1500、報告種別情報1501、報告オプション情報1502が含まれる。報告優先度1500は対応する報告種別情報1501及び報告オプション情報1502にて指定する情報の優先度を指定する値である。なお、優先度が高い、すなわちネットワーク相互接続装置110から管理センタ130に対して優先して送信すべき情報ほど、優先度指定テーブルにおける報告優先度1500の値は小さい値となる。
報告種別情報1501は報告内容の種別を指定する情報である。例えば報告内容がグループ警告関連報告情報であるという指定とグループ警告条件ID、あるいは個別警告関連報告情報であるという指定と警告条件ID、あるいは最新センサ測定状況報告情報であるという指定と報告する通信端末IDもしくはID範囲の指定、あるいはセンサ時系列報告情報であるという指定と報告する通信端末IDもしくはID範囲の指定、あるいは管理センタ130からの要求情報であるという指定等である。報告オプション情報1502は各報告内容に含む情報及び情報を含む条件を指定する情報である。例えば報告にある情報を含むか否か、あるいは報告情報がリストの場合に全情報を報告するか特定の条件を満たす情報のみを報告するか否か、あるいは報告する値の桁数といった情報である。また報告オプション情報1502には、通常のデータ送信時の報告オプションに加え、データ量削減時に使用する縮小データ送信時用の報告オプションが含まれてもよい。
図16はフィルタ選択部におけるフィルタ選択処理の流れの一例である。
フィルタ選択処理では、まず処理1600においてネットワーク品質判定部203から通知されたネットワーク品質値から最大データ量Rを作成する。ここで、最大データ量Rとは、ネットワーク品質値と正の相関を持つ値である。例えばネットワーク品質値がおおよそx[bit/秒]程度の通信速度に対応し、前回のフィルタ選択部の動作から今回のフィルタ選択部の動作までの経過時間がy[秒]であった場合、Rはxとyとの積に1以下の定数を乗じた値として求めることが出来る。次いで処理1601では、報告データ量を示す変数rを0に初期化する。
ついでフィルタ選択処理では処理1602から1607まで、優先度指定テーブルの報告優先度であるp=1からPまで(Pは優先度指定テーブルの全報告優先度数)についての繰り返し処理を行う。ただし、本繰り返し処理は後述の条件分岐により繰り返し処理の途中にて処理を中断することがありうる。
繰り返し処理の内部ではまず処理1603において、報告優先度pの報告内容のデータサイズであるrpを求める。次いで分岐1604にて、rとrpとの和がR以下であるか否かの判定を行う。rとrpとの和がR以下であった場合は処理1605に、それ以外の場合には分岐1608に分岐する。処理1605では、報告優先度pのデータ送信をフィルタ部222に通知する。次いで処理1606では報告データ量を示す変数rにrpを加算して、報告優先度=pについての繰り返し処理を終了する。
分岐1608では、報告優先度pの報告オプションpに縮小データ送信時用の報告オプションが含まれるか否かを判定し、含まれる場合には処理1609に、含まれない場合には処理1612に分岐する。処理1609では、報告優先度pの縮小データ送信時用の報告オプションを元に縮小データ送信時の報告内容のデータサイズであるrp’を求める。次いで分岐1610ではrとrp’との和がR以下で合った場合には処理1611に、それ以外の場合には処理1612に分岐する。処理1612では、報告優先度pの縮小データ送信をフィルタ部222に通知し、処理1612に移行する。処理1612では、優先度指定テーブルの報告優先度pに関する繰り返し処理の途中であっても繰り返し処理を中止し、フィルタ選択処理を終了する。以上が図16の説明である。
図2に戻り、フィルタ部222は、フィルタ選択部221から通知された情報を元に、センサデータ記録部211、最新センサデータ抽出部212、個別アラーム検出部213、グループアラーム検出部215から情報を収集し、グループ警告関連報告情報1710、個別警告関連報告情報1810、最新センサ測定状況報告情報1910、センサ時系列報告情報2010などを作成し、広域ネットワーク通信部202に対して送付する。
図17はグループ警告関連報告情報1710を示す図である。
グループ警告関連報告情報にはヘッダ1700、グループ警告条件ID1701が含まれ、さらにグループ警告判定数1702、グループ警告判定結果リスト1703、グループ警告関連値リスト1704の各フィールドいずれかもしくは組み合わせが含まれうる。
ヘッダ1700はグループ警告関連報告情報に含まれる情報を示す。グループ警告条件ID1701はグループ警告条件テーブルのグループ警告条件ID1200に対応する。グループ警告判定数1702は対応するグループ警告条件を満たすグループの数であり、グループ警告判定結果テーブルの当該グループ警告条件IDのグループ警告判定結果情報1303に警告条件を満たすと示されているグループの数である。グループ警告判定結果リスト1703は、グループ警告判定結果テーブルの当該グループ警告条件IDのグループ警告判定結果情報1303に対応する。グループ警告関連値リスト1704はグループ警告判定結果テーブルの当該グループ警告条件IDのグループ警告関連値情報1302に対応する。
グループ警告判定数1702に対しては、報告の有無の選択が指定可能である。グループ警告判定結果リスト1703に対しては、全グループの値をリストとして報告する、グループ警告判定条件を満足するグループのみをリストとして報告する、報告しない、のいずれかが指定可能である。グループ警告関連値リスト1704に対しては、全グループの値をリストとして報告する、グループ警告条件を満足するグループの値のみをリストとして報告する、報告しない、のいずれかが指定可能である。またグループ警告関連値リスト1704を報告しない場合以外には、報告値の桁数が指定可能である。
グループ警告関連報告情報の縮小データ送信時用には、通常のデータ送信時用のオプションよりも送信データ量が少なくなるようにオプション1715を選択する。例えば通常のデータ送信時よりも、縮小データ送信時にはグループ警告関連値リスト1704の報告値の桁数を小さくする。あるいは例えば通常のデータ送信時にはグループ警告判定結果リスト1703やグループ警告関連値リスト1704を全リスト送信とし、縮小データ送信時にはグループ警告判定条件を満足するグループのみ送信とするように、送信条件を変更することでデータ量を少なくする。あるいは例えば通常のデータ送信時にはグループ警告判定結果リスト1703を送信し、縮小データ送信時にはグループ警告判定数1702を送信するように、情報量を少ない項目を選択することでデータ量を少なくする。
図18は個別警告関連報告情報1810を示す図である。
個別警告関連報告情報には、ヘッダ1800、警告条件ID1801が含まれ、さらに警告判定端末数1802、警告判定結果リスト1803、警告関連値リスト1804の各フィールドいずれかもしくは組み合わせが含まれうる。
ヘッダ1800は個別警告関連報告情報に含まれる情報を示す。警告条件ID1801は個別警告条件テーブルの警告条件ID600に対応する。警告判定端末数1802は個別警告判定結果テーブルの当該警告条件IDの警告判定端末数情報701に対応する。警告判定結果リスト1803は個別警告判定結果テーブルの当該警告条件IDの警告判定端末ID情報702に対応する。警告関連値リスト1804は個別警告判定結果テーブルの当該警告条件IDの警告関連値情報703に対応する。
警告判定端末数1802に対しては、報告の有無の選択が指定可能である。警告判定結果リスト1803に対しては、全通信端末の値をリストとして報告する、警告判定条件を満足する通信端末のみをリストとして報告する、報告しない、のいずれかが指定可能である。警告関連値リスト1804に対しては、全通信端末の値をリストとして報告する、警告条件を満足する端末の値のみをリストとして報告する、報告しない、のいずれかが指定可能である。また警告関連値リスト1804を報告しない場合以外には、報告値の桁数が指定可能である。
個別警告関連報告情報の縮小データ送信時用には、通常のデータ送信時用のオプションよりも送信データ量が少なくなるように各フィールドのオプション1815を選択する。例えば通常のデータ送信時よりも、縮小データ送信時には警告関連値リスト1804の報告値の桁数を小さくする。あるいは例えば通常のデータ送信時には警告判定結果リスト1803や警告関連値リスト1804を全リスト送信とし、縮小データ送信時には警告判定条件を満足する通信端末のみ送信とするように、送信条件を変更することでデータ量を少なくする。あるいは例えば通常のデータ送信時には警告判定結果リスト1803を送信し、縮小データ送信時には警告判定端末数1802を送信するように、情報量を少ない項目を選択することでデータ量を少なくする。
図19は最新センサ測定状況報告情報1910を示す図である。
最新センサ測定状況報告情報には、ヘッダ1900、通信端末IDリスト1901が含まれ、最新センサ値リスト1902、差分センサ値リスト1903、無更新継続情報リスト1904の各フィールドいずれかもしくは組み合わせが含まれうる。
ヘッダ1900は最新センサ測定状況報告情報に含まれる情報を示す。通信端末IDリスト1901、最新センサ値リスト1902、差分センサ値リスト1903、無更新継続情報リスト1904はそれぞれ最新センサデータ記録テーブルの通信端末ID500、最新センサ値情報501、差分センサ値情報502、無更新継続情報503に対応する。
最新センサ値リスト1902、差分センサ値リスト1903、無更新継続情報リスト1904に対しては、報告の有無の選択が指定可能である。また最新センサ値リスト1902、差分センサ値リスト1903それぞれを報告しない場合以外には、報告値の桁数が指定可能である。無更新継続情報リスト1904に対しては、通常の値を報告するか、あるいは閾値以上であるか未満であるかの2値判定結果を報告するかの指定が可能である。
最新センサ測定状況報告情報の縮小データ送信時用には、通常のデータ送信時用のID範囲及びオプションよりも送信データ量が少なくなるようにID範囲1901及び各フィールドのオプション1915を選択する。例えば通常のデータ送信時よりも、縮小データ送信時には最新センサ値リスト1902及び差分センサ値リスト1903の報告値の桁数を小さくする。あるいは例えば差分センサ値リスト1903や無更新継続情報リスト1904を通常のデータ送信時には送信し、縮小データ送信時には送信しないように、送信する項目を削減する。あるいは例えば通常のデータ送信時には全ての通信端末のデータを送信し、縮小データ送信時には一部のIDの通信端末に関するデータのみを送信するように、データを送信する通信端末数を削減する。
図20はセンサ時系列報告情報2010を示す図である。
センサ時系列報告情報には、ヘッダ2000、通信端末IDリスト2001、時刻情報リスト2002、センサ値リスト2003が含まれる。
ヘッダ2000はセンサ時系列報告情報に含まれる情報を示す。通信端末IDリスト2001、時刻情報リスト2002、センサ値リスト2003はそれぞれセンサデータ記録テーブルの通信端末ID400、時刻情報401、センサ値情報402に対応する。
センサ値リスト2003は報告値の桁数が指定可能である。センサ時系列報告情報の縮小データ送信時用には、通常のデータ送信時用のID範囲及びオプションよりも送信データ量が少なくなるようにID範囲及びオプション2015を選択する。例えば通常のデータ送信時よりも、縮小データ送信時にはセンサ値リスト2003の報告値の桁数を小さくする。あるいは例えば通常のデータ送信時には全ての通信端末のデータを送信し、縮小データ送信時には一部のIDの通信端末に関するデータのみを送信するように、データを送信する通信端末数を削減する。
なお、グループ警告関連報告情報、個別警告関連報告情報、最新センサ測定状況報告情報、センサ時系列報告情報のいずれについても、データの順序についてはどのような順番であってもよい。また同一の送信条件にて複数のリストを送信する場合には複数の報告値をまとめた情報をリストとして送信してもよい。
上述の制御のほか、ネットワーク相互接続装置制御部200ではまた、送信状況を用いて未送信信号の自発的な送信を制御してもよい。この場合、優先度指定テーブルに報告優先度1500の値が大きい、すなわち優先度の低い報告情報として、報告種別情報1501に未送信データの送信を登録する。フィルタ選択処理にて未送信データの送信をフィルタ部222に通知するという判断が行われた場合には、フィルタ部222ではセンサデータ記録部211からセンサデータ記録テーブルの送信状況403が未送信を表す値となっているデータを取得し、センサ時系列報告情報を作成して送信する。また、ネットワーク相互接続装置制御部200は信号送信済みと判断した場合、センサデータ記録部211に対して当該データ信号の送信済みを通知し、センサデータ記録部211ではセンサデータ記録テーブルの当該データに関する送信状況を送信済みを表す値、例えば1に設定する。
またネットワーク相互接続装置制御部は、データ信号をフィルタ部222または広域ネットワーク通信部202から送信した時点で、あるいはデータ信号に対する受信応答を広域ネットワーク通信部202にて受信した時点で、当該データ信号を送信済みと判断する。また、センサデータ記録テーブルの送信状況判断には、直接センサ時系列報告情報として送信した信号のみを用いてもよい。あるいはセンサデータ記録テーブルを元に作られた情報、例えば最新センサ測定状況報告情報として送信した信号をもとに、1ないしは複数のセンサデータ記録テーブルの送信状況を送信済みと判断してもよい。
図21は優先度指定テーブル2110に保存される情報の一例を示す表である。
ネットワーク品質判定部203にて判定したネットワーク品質が十分高い場合には表中全ての優先度の情報がネットワーク相互接続装置110から管理センタ130に対して送信される。ネットワーク品質が十分ではない場合には、当該ネットワーク品質にて送信可能な情報のみが、優先度が高い、即ち報告優先度の値が小さい順に選択され、送信される。
報告優先度1として2100に記載される報告種別情報及び報告オプション情報により、ネットワーク相互接続装置110はグループ警告条件ID=1に指定される警告条件を満たすグループ数を最も高い優先度で管理センタ130に対して送信する。
報告優先度2として2200に記載される報告種別情報及び報告オプション情報により、ネットワーク相互接続装置110はグループ警告条件ID=2に指定される警告条件によるグループ判定結果及びグループ警告関連値を2番目に高い優先度で管理センタ130に対して送信する。またネットワーク品質が十分ではない場合には、警告条件を満たすグループのみについての情報を管理センタ130に対して送信する。
報告優先度3として2300に記載される報告種別情報及び報告オプション情報により、ネットワーク相互接続装置110は管理センタからの要求に応じた情報を3番目に高い優先度で管理センタ130に対して送信する。
報告優先度4として2400に記載される報告種別情報及び報告オプション情報により、ネットワーク相互接続装置110は個別警告条件ID=1に指定される警告条件を満たす通信端末数及び警告条件を満たす通信端末のID及び警告関連値情報を4番目に高い優先度で管理センタ130に対して送信する。またネットワーク品質が十分ではない場合には、警告関連値の桁数を削減して管理センタ130に対して送信する。
報告優先度5として2500に記載される報告種別情報及び報告オプション情報により、ネットワーク相互接続装置110は全通信端末の最新センサ測定状況を5番目に高い優先度で管理センタ130に対して送信する。
報告優先度6として2600に記載される報告種別情報及び報告オプション情報により、ネットワーク相互接続装置110はセンサデータ記録テーブルの情報のうち、未送信の情報を6番目に高い優先度で管理センタ130に対して送信する。
ネットワーク品質が低い等の理由により管理センタ130において優先度が低い情報が得られない場合には、管理センタ130では優先度が低い情報の中から、例えばすでに受信したグループ警告に関連する個別の通信端末の最新センサ測定状況や、長期間継続して報告がない通信端末の最新センサ測定状況の報告をネットワーク相互接続装置110に対して要求する事が可能である。
上記のように警告条件に関わる情報を高い優先度で報告することでネットワーク品質の変動があった場合でも重要な情報は遅滞なく送信することができる。また管理センタ要求事項報告及び未送信データ送信を行うことにより、ネットワーク品質に余裕がある場合に品質低下時の送信不可であった情報の補償を行うことが出来る。
なお上記実施例に示した部の切り分けとテーブルに記録する情報についてはあくまで一例であり、ネットワーク相互接続装置全体として同等の部を実現できるのであれば他の構成であってもよい。
また上記実施例において、ある部から他の部へデータを渡すとは渡される側の部が当該データを参照可能な状態になりさえすれば良いため、渡されるデータはデータの値そのものであっても良いし、データの所在を示すポインタであっても良い。同様に、各部におけるテーブル内のデータはデータの値そのものであっても良いし、データへのポインタであっても良い。
また上記実施例において、テーブルや通信内容に各種IDを含んでいるが、例えばデータ構造上順番等から区別可能な場合には明示的にIDを示すフィールドを含む必要はない。
また上記実施例において、センサデータ記録テーブルに送信状況を示すフィールドを設け、未送信のデータを別途送信する構成について示しているが、最新センサデータ記録テーブルや個別警告判定結果テーブル、グループ警告判定結果テーブルといった他のテーブルについても同様の送信状況を示すフィールドを設けて別途未送信のデータを送信する構成としてもよい。
また上記実施例において、広域ネットワーク150を経由するネットワーク相互接続装置110から管理センタ130への通信をいずれかの通信レイヤで複数化してもよい。この場合、広域ネットワーク通信部202では管理センタ130との間に複数のリンクを張り、送信データによってリンクを使い分ける。例えば複数のリンクとして異なる物理層を持つ通信リンクを2つ用意し、優先度指定テーブルで優先度が一定以上の報告と優先度が一定未満の報告とで異なる通信リンクを用いることができる。
図22は、ネットワーク相互接続装置110のハードウェア構成例である。ネットワーク相互接続装置110は、広域ネットワーク通信インターフェース2202、ローカルネットワーク通信インターフェース2201、制御部2260、メモリ2250、データメモリ2270を有する。
広域ネットワーク通信インターフェース2202は、図2の202に対応し広域ネットワーク150に接続され、管理センタとのデータ送受信を行う。 ローカルネットワーク通信インターフェース2201は、図2の201に対応し広域ネットワーク140に接続され、管理センタとのデータ送受信を行う。
メモリは、図2の各部203、212,213,214,215,200,211,221,222に対応するプログラム2203,2212,2213,2214,2215,2200,2211,2221,2222が格納されている。データメモリ2270は、図2と同様のテーブルが保持されている。
制御部2260は、メモリ2250から各プログラムを読み出し、図2の各部に対応する処理を実行し、ローカルネットワーク140を介して収集される監視対象に関するデータを集計し、集計結果と、広域ネットワーク150の状況とに基づいて、集計されたデータあるいは収集データの少なくとも一方を、広域ネットワーク通信インターフェース2202を介して管理センタに送出する。
本実施例によれば、モニタリングシステムにおいてネットワークの容量を十分に活用しつつ、ネットワーク容量の不足時及び変動時にもアラーム判定処理に必要なデータ通信を確保することができる。
また、従量課金制のネットワークを使用する場合にはその通信コストを抑えることができる。
本実施例は、センサや監視カメラを利用したモニタリングシステム、特に広帯域網の帯域制限を考慮した優先度制御を行うモニタリング技術として有用である。
110 ネットワーク相互接続装置
120 通信端末
130 管理センタ
140 ローカルネットワーク
150 広域ネットワーク
200 ネットワーク相互接続装置制御部
201 ローカルネットワーク通信部
202 広域ネットワーク通信部
203 ネットワーク品質判定部
211 センサデータ記録部
212 最新センサデータ抽出部
213 個別アラーム検出部
214 グループセンサデータ記録部
215 グループアラーム検出部
221 フィルタ選択部
222 フィルタ部

Claims (14)

  1. 監視対象に関する情報をセンシングにより情報を取得し、第一のネットワークへ前記情報を送出する端末と、
    前記監視対象を管理する情報処理装置と、
    前記第一のネットワークに接続され、前記情報を複数の前記端末から収集し、前記収集された情報に対して集計処理を行い、集計処理結果に基づいて前記監視対象の状況に関するアラートを出すべきか判別し、前記判別結果と、第二のネットワークの通信状況とに基づいて、前記アラートを含む前記収集された情報を第2のネットワークを介して前記情報処理装置に送出する、通信装置と、を有することを特徴とするモニタリングシステム。
  2. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記情報処理装置は、前記第2のネットワークの通信状況を測定し、前記通信装置に対して前記測定した通信状況を通知する、ことを特徴とするモニタリングシステム。
  3. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記通信装置が前記第2のネットワークの通信状況を測定することを特徴とするモニタリングシステム。
  4. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記端末は、前記センシングを行うセンサを有し、前記複数のセンサの一部ないしは全てが属する1ないしは複数のグループを作成し、前記集計は、統計処理であって、前記複数のグループごとに統計処理を行うことを特徴とするモニタリングシステム。
  5. 請求項4に記載のモニタリングシステムであって、前記1ないしは複数のグループは、前記複数のセンサの位置情報に基づいて作成することを特徴とするモニタリングシステム。
  6. 請求項4に記載のモニタリングシステムであって、前記1ないしは複数のグループはモニタリングシステムの動作開始時に前記通信装置及び前記情報処理装置に設定することを特徴とするモニタリングシステム。
  7. 請求項4に記載のモニタリングシステムであって、前記1ないしは複数のグループは前記情報処理装置が作成し、前記第2のネットワークを通じて前記通信装置に対して設定することを特徴とするモニタリングシステム。
  8. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記前記通信装置は、前記センシングしたデータの値範囲に基づいて前記アラームと出すべきか判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  9. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記通信装置は、前記センシングしたデータの値の変動に基づいて前記アラートを出すべきかを判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  10. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記通信装置は、前記複数のセンサのセンシングしたデータの値の相互関係に基づいて前記アラートを出すべきかを判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  11. 請求項1に記載のモニタリングシステムであって、前記通信装置は、前記複数の通信端末と前記ネットワーク相互接続装置との間の通信状況に基づいて前記アラートを出すべきか判断することを特徴とするモニタリングシステム。
  12. ネットワーク相互接続装置であって、
    複数の通信端末からセンサによるセンシング結果をローカルネットワークを介して収集する収集部と、
    複数の通信端末から収集したデータを集計する集計部と、
    前記集計部による集計処理結果判断したアラーム状況及び広域ネットワークの通信状況とから、送出するデータを選択するデータ選択部と、
    前記選択されたデータを広域ネットワークを経由して管理センタに対して送出する送出部と、を有することを特徴とするネットワーク相互接続装置。
  13. 請求項12に記載のネットワーク相互接続装置であって、複数のローカルネットワークとに接続される、ことを特徴とするネットワーク相互接続装置。
  14. 監視対象に対してセンシングを行う複数の端末と第一のネットワークを介して接続され、前記監視対象を管理する情報処理装置と第2のネットワークを介して接続される通信装置における通信制御方法であって、
    前記センシングによる前記監視対象に関する情報を複数の前記端末から収集し、
    前記収集された情報に対して集計処理を行い、
    集計処理結果に基づいて前記監視対象の状況に関するアラートを出すべきか判別し、
    前記判別結果と、第二のネットワークの通信状況とに基づいて、前記アラートを含む前記収集された情報を第2のネットワークを介して前記情報処理装置に送出する、ことを特徴とする通信制御方法。
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