JP2003205527A - 合成樹脂シートの成形方法 - Google Patents

合成樹脂シートの成形方法

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JP2003205527A
JP2003205527A JP2002006523A JP2002006523A JP2003205527A JP 2003205527 A JP2003205527 A JP 2003205527A JP 2002006523 A JP2002006523 A JP 2002006523A JP 2002006523 A JP2002006523 A JP 2002006523A JP 2003205527 A JP2003205527 A JP 2003205527A
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molding
synthetic resin
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mold
sheet
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Hitoshi Inoue
等 井上
Kiyobumi Uchida
清文 内田
Hiroyoshi Oshiro
弘義 大城
Makoto Kikukawa
誠 菊川
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Yazaki Corp
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度の立体化加工ができると共に、加工設
備費の低減及び材料コストの低減を図ることができる良
好な合成樹脂シートの成形方法を提供する。 【解決手段】 下型10の型面10aに沿うようにして合成
樹脂シート30を成形用金型100内に装填した後、上型20
に設けたゲート22よりキャビティ内に成形用樹脂31を射
出成形することによって、合成樹脂シート30を成形用樹
脂31の熱量と成形圧力により型面10aの表面形状に沿っ
て押圧成形し、その後、成形用金型100内から取り出し
た合成樹脂シート30から成形用樹脂31の成形品を剥離す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は合成樹脂シートの成
形方法に関し、詳しくは、例えば絵柄や文字等の印刷意
匠が印刷された合成樹脂シートに立体化加工を施す合成
樹脂シートの成形方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のメータパネル(計器盤)
のように、絵柄や文字等の印刷意匠が印刷された合成樹
脂シートに立体化加工(一種のしぼり加工)を施して、
立体的な意匠効果をだすようにしたものがある。このよ
うに合成樹脂シートに立体的な成形を施す方法として
は、一般に真空成形法や圧空成形法が知られているが、
これらの成形方法では合成樹脂シートに印刷された印刷
意匠の位置や凹凸形状のばらつきが出やすいことから、
自動車のメータパネル等のように文字や目盛り等の位置
や凹凸形状の精度が重要な場合には、高圧成形法が用い
られることが多い。
【0003】図7乃至図10は、高圧成形法による合成
樹脂シートの成形方法の一例を示したものである。この
高圧成形法では、図7に示したように、先ず、所望の凹
凸形状(キャビティ表面形状)に応じた型面1aが形成
された下型1に、ポリカーボネート等の熱可塑性プラス
チックから成る合成樹脂シート2がセットされる。尚、
合成樹脂シート2には、文字や目盛り等の印刷意匠が予
め印刷されている。
【0004】次に、図8に示したように、上型3を下降
させて上下型3,1で合成樹脂シート2を挟み込み、該
合成樹脂シート2をガラス転移点以下の低い温度で予熱
する。そして、図9に示したように、合成樹脂シート2
と上型3との間の空間3aに、上型3の供給口5を介し
て高圧エアポンプ6から高圧空気(1MPa以上)が供
給されると、合成樹脂シート2が下型1の型面1aに押
し付けられ、該型面1aの凹凸形状に沿って成形され
る。
【0005】この際、合成樹脂シート2と下型1との間
の空気は、下型1の底部に穿設されたエア抜き用の穴4
から金型外へ排出される。かかる成形後、図10に示し
たように、上型3を上昇させて金型を開き、下型1の型
面1aから成型後の合成樹脂シート2を離型することに
より、高精度の凹凸形状に仕上げられた合成樹脂シート
2が得られる。
【0006】又、例えば自動車のメータパネルのよう
に、バックライテイングして使用される合成樹脂成形品
を製造する方法としては、特公平5−21051号公報
等に開示された「合成樹脂成形品及びその製造方法」が
知られている。上記特公平5−21051号公報に開示
された合成樹脂成形品の製造方法によれば、合成樹脂シ
ートにインキ膜層を印刷し、これを金型内に装填するこ
とができる形状に加工した後、金型内表面に隣接するよ
うに装填し、しかる後、金型を閉じてから成形品成形用
溶融樹脂を該金型内に射出して異質な表面層又は裏面層
を有するバックライテイング可能な合成樹脂成形品を製
造することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た如き従来の高圧成形法では、金型内に1MPa以上の
高圧空気を供給する為の高価な高圧エアポンプが必要に
なると共に、専用の加工設備(高圧成形機)が必要とな
り、設備費が高騰するという問題がある。
【0008】又、上記特公平5−21051号公報に開
示された製造方法においては、合成樹脂シートと成形用
樹脂とが一体となったバックライテイング可能な合成樹
脂成形品が製品とされるため、製品の肉厚が厚くなり軽
量化を妨げるとと共に、高圧成形法に比べて成形用樹脂
の分だけ材料コストが高くつくという問題がある。
【0009】従って、本発明の目的は上記課題を解消す
ることに係り、高精度の立体化加工ができると共に、加
工設備費の低減及び材料コストの低減を図ることができ
る良好な合成樹脂シートの成形方法を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、一
方のキャビティ表面に沿うようにして合成樹脂シートを
成形用金型内に装填した後、他方のキャビティ表面に対
応する前記成形用金型内で成形用樹脂を射出成形又は圧
縮成形することによって、前記合成樹脂シートを前記成
形用樹脂の熱量と成形圧力により前記一方のキャビティ
表面形状に沿って押圧成形し、その後、前記成形用金型
内から取り出した前記合成樹脂シートから前記成形用樹
脂の成形品を剥離することを特徴とする合成樹脂シート
の成形方法により達成される。
【0011】上記構成によれば、成形用金型内で成形用
樹脂を射出成形又は圧縮成形することによって、該成形
用樹脂の熱量と成形圧力により合成樹脂シートを押圧成
形するので、高圧空気を利用した従来の高圧成形法より
も加工圧力を高くできる。そこで、押圧成形された合成
樹脂シートは、押圧される一方のキャビティ表面形状の
再現性が良く、高精度の凹凸形状を得ることができる。
【0012】更に、気体を利用する従来の真空成形法、
圧空成形法及び高圧成形法等の場合は、気体が漏れてし
まうので成形用金型内に装填する合成樹脂シートに穴を
設けることができないが、成形用樹脂を用いて合成樹脂
シートを押圧成形する場合には、前記合成樹脂シートに
位置決め用のガイド穴を設けることができる。そこで、
成形用金型に合成樹脂シートの位置決め用突起を突設
し、該位置決め用突起を合成樹脂シートのガイド穴に係
合させることで、該成形用金型に対する合成樹脂シート
の正確な位置決めが容易となる。
【0013】又、上記成形用金型としては、射出成形機
や圧縮成形機等の汎用設備を用いることができ、1MP
a以上の高圧空気を供給する高圧エアポンプ等の高価な
設備が必要なくなる。又、成形用金型内より取り出した
合成樹脂シートから成形用樹脂の成形品を剥離し、製品
として合成樹脂シートのみを用いるので、成形用樹脂の
成形品分だけ肉厚を薄くして軽量化を図ることができ
る。更に、剥離後の成形用樹脂の成形品は、再生加工に
より繰り返し使用することが出来る。
【0014】尚、好ましくは前記合成樹脂シートが非結
晶性樹脂材料から成ると共に、前記成形用樹脂が結晶性
樹脂材料から成る。又、好ましくは前記成形用樹脂が、
前記合成樹脂シートのシート材料の溶融温度よりも低い
溶融温度の成形用樹脂材料から成る。これらの場合、成
形後の合成樹脂シートと成形用樹脂の成形品とは、溶着
することがなく、容易に合成樹脂シートから成形用樹脂
の成形品を剥離することができる。
【0015】又、好ましくは前記合成樹脂シートにおけ
る前記一方のキャビティ表面側又は裏面側には、予め印
刷意匠が印刷されている。この場合、印刷意匠の位置や
所望の凹凸形状が高精度に仕上げられた合成樹脂シート
を得ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の一実施形態に係る合成樹脂シートの成形方法を詳細に
説明する。図1乃至図6は、本発明の一実施形態に係る
合成樹脂シートの成形方法を説明するための成形用金型
の概略断面図である。尚、本実施形態における合成樹脂
シート30は、絵柄や文字等の印刷意匠が予め印刷され
た熱可塑性プラスチックから成る合成樹脂シートであ
る。
【0017】本実施形態に係る合成樹脂シートの成形方
法に使用する成形用金型100は、図1に示したよう
に、下型10と上型20により形成されたキャビティ内
に溶融した成形用樹脂31を射出する射出成形用金型で
ある。前記下型10の上面には、所望の凹凸形状に応じ
た型面(一方のキャビティ表面)10aが形成されてい
る。この下型10の上面には、印刷された合成樹脂シー
ト30の周縁を押える環状のシート押え部材15が、図
示しないボルト等により固定される。また、前記下型1
0の底部には、前記型面10aに連通するエア抜き用の
穴13が穿設されている。
【0018】一方、図示しない可動盤に取付けられて上
下駆動される可動型である前記上型20における凹部2
1の底部(他方のキャビティ表面)には、ゲート22が
貫通して設けられている。このゲート22は、ランナ部
23を介して図示しない射出成形機のノズルに連通して
おり、溶融した成形用樹脂31を上下型10,20によ
り形成されるキャビティ内に射出する。
【0019】また、本実施形態における合成樹脂シート
30の材料としては、ポリカーボネート、ABS樹脂等
の非結晶性樹脂材料が用いられると共に、ゲート22か
らキャビティ内に射出される成形用樹脂31の材料とし
ては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアセター
ル、及びこれらの複合材等の結晶性樹脂材料が用いられ
る。
【0020】更に、上記成形用樹脂31の成形条件(射
出速度及び溶融温度等)や、前記凹部21の形状及び容
積等は、該成形用樹脂31の熱量や合成樹脂シート30
の成形性等を考慮して適宜設定される。又、前記合成樹
脂シート30の材料によっては、合成樹脂シート30を
ガラス転移点以下の低い温度で予熱することもある。
【0021】次に、上述した成形用金型100を用いて
所望の凹凸形状に加圧成形する合成樹脂シートの成形方
法を説明する。先ず、図2に示したように、前記下型1
0の上面に合成樹脂シート30を装填し、周縁をシート
押え部材15により押えてセットする。
【0022】次に、図3に示したように、前記上型20
を下降させて上下型10,20を型締めし、キャビティ
25を形成する。そして、図4に示したように、前記凹
部21の底部に対応する前記キャビティ25内に、前記
ゲート22から溶融した成形樹脂31を射出することに
よって、前記合成樹脂シート30を前記成形用樹脂31
の熱量と成形圧力により前記下型10の型面10aに押
し付け、該型面10aに沿って加圧成形する。
【0023】この際、前記合成樹脂シート30と前記型
面10aとの間の空間内の空気は、下型10の底部に穿
設されたエア抜き用の穴13から金型外へ排出される。
又、前記エア抜き用の穴13の代わりに、金型分割面に
エアベント(浅い溝)を設けても良い。
【0024】次に、図5に示したように、前記上型20
を上昇させて上下型10,20を型開きし、図6に示す
ように前記シート押え部材15を外して下型10の型面
10aから成形後の合成樹脂シート30と成形品40と
を離型した後、前記合成樹脂シート30から前記成形品
40を剥離することにより、印刷意匠の位置や凹凸形状
が高精度に仕上げられた合成樹脂シート30が得られ
る。
【0025】この際、前記合成樹脂シート30は、ポリ
カーボネート、ABS樹脂等の非結晶性樹脂材料から成
ると共に、前記成形品40は、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリアセタール、及びこれらの複合材等の結晶
性樹脂材料が用いられるので、成形後のこれら合成樹脂
シート30と成形品40とは、溶着することがなく、容
易に合成樹脂シート30から成形用樹脂の成形品40を
剥離することができる。
【0026】即ち、本実施形態の成形用金型100を用
いた合成樹脂シートの成形方法によれば、該成形用金型
100内で成形用樹脂31を射出成形することによっ
て、該成形用樹脂31の熱量と成形圧力により合成樹脂
シート30を押圧成形するので、図7乃至図10に示し
たような従来の高圧空気を利用した高圧成形法よりも加
工圧力を高くできる。そこで、押圧成形された合成樹脂
シート30は、押圧される前記型面10aの表面形状の
再現性が良く、高精度の凹凸形状を得ることができる。
【0027】更に、気体を利用する従来の真空成形法、
圧空成形法及び高圧成形法等の場合は、気体が漏れてし
まうので成形用金型内に装填する合成樹脂シート30に
穴を設けることができないが、成形用樹脂31を用いて
合成樹脂シート30を押圧成形する場合には、前記合成
樹脂シート30に位置決め用のガイド穴を設けることが
できる。
【0028】そこで、成形用金型100に合成樹脂シー
ト30の位置決め用突起を突設し、該位置決め用突起を
合成樹脂シート30に設けたガイド穴に係合させること
で、該成形用金型100に対する合成樹脂シート30の
正確な位置決めを容易とすることができる。従って、例
えば自動車のメータパネル等のように、合成樹脂シート
30に文字や目盛り等の印刷意匠を予め印刷した場合に
も、これら印刷意匠の位置や凹凸形状の精度を更に安
定、向上させることができる。
【0029】又、上記成形用金型100としては、汎用
設備である射出成形機を用いることができ、1MPa以
上の高圧空気を供給する高圧エアポンプ等の高価な設備
は必要なくなる。又、上記成形用金型100内より取り
出した合成樹脂シート30から成形品40を剥離し、製
品として合成樹脂シート30のみを用いるので、前記成
形品40分だけ肉厚を薄くして軽量化を図ることができ
る。更に、剥離後の成形品40は、再生加工により繰り
返し使用することが出来る。
【0030】尚、本発明に係る合成樹脂シートの成形方
法における成形用金型の構成や合成樹脂シートの種類
は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の形態を採りうることは言うまでも
ない。例えば、上記実施形態では、成形後に合成樹脂シ
ート30と成形品40とが溶着することがないように、
合成樹脂シート30を非結晶性樹脂材料とし、成形用樹
脂31を結晶性樹脂材料としたが、これに代えて、例え
ば合成樹脂シート30をポリカーボネート等の高温溶融
樹脂材料とし、成形用樹脂31を前記ポリカーボネート
等よりも低い溶融温度のABS樹脂やAS樹脂等の低温
溶融樹脂材料とすることにより、成形後に合成樹脂シー
ト30と成形品40とが溶着しないように構成してもよ
い。
【0031】又、上記実施形態では、印刷面を有する合
成樹脂シート30の成形方法を例に採ったが、印刷面を
有していない合成樹脂シートにも本発明を適用できるこ
とは勿論である。更に、上記実施形態では、射出成形に
よる成形用樹脂31の熱量と成形圧力により合成樹脂シ
ート30を押圧成形した場合を例に採ったが、これに代
えて、例えば成形金型内に溶融した成形用樹脂31を装
入し、圧縮成形することにより、成形金型内で溶融した
成形用樹脂31の熱量と成形圧力により合成樹脂シート
30を押圧成形することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上、上述した本発明の合成樹脂シート
の成形方法によれば、成形用金型内で成形用樹脂を射出
成形又は圧縮成形することによって、該成形用樹脂の熱
量と成形圧力により合成樹脂シートを押圧成形するの
で、高圧空気を利用した従来の高圧成形法よりも加工圧
力を高くできる。そこで、押圧成形された合成樹脂シー
トは、押圧される一方のキャビティ表面形状の再現性が
良く、高精度の凹凸形状を得ることができる。
【0033】更に、気体を利用する従来の真空成形法、
圧空成形法及び高圧成形法等の場合は、気体が漏れてし
まうので成形用金型内に装填する合成樹脂シートに穴を
設けることができないが、成形用樹脂を用いて合成樹脂
シートを押圧成形する場合には、前記合成樹脂シートに
位置決め用のガイド穴を設けることができる。そこで、
成形用金型に合成樹脂シートの位置決め用突起を突設
し、該位置決め用突起を合成樹脂シートのガイド穴に係
合させることで、該成形用金型に対する合成樹脂シート
の正確な位置決めが容易となる。
【0034】又、上記成形用金型としては、射出成形機
や圧縮成形機等の汎用設備を用いることができ、1MP
a以上の高圧空気を供給する高圧エアポンプ等の高価な
設備が必要なくなる。又、成形用金型内より取り出した
合成樹脂シートから成形用樹脂の成形品を剥離し、製品
として合成樹脂シートのみを用いるので、成形用樹脂の
成形品分だけ肉厚を薄くして軽量化を図ることができ
る。更に、剥離後の成形用樹脂の成形品は、再生加工に
より繰り返し使用することが出来る。従って、高精度の
立体化加工ができると共に、加工設備費の低減及び材料
コストの低減を図ることができる良好な合成樹脂シート
の成形方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る合成樹脂シートの成
形方法を説明するための成形金型の概略断面図である。
【図2】図1に示した成形金型に合成樹脂シートをセッ
トした状態を示す。
【図3】図2に示した成形金型の上下型を型締めした状
態を示す。
【図4】図3に示した成形金型のキャビティ内に溶融し
た成形樹脂材料を射出した状態を示す。
【図5】図4に示した成形金型の上下型を型開きした状
態を示す。
【図6】図5に示した下型から成形後の合成樹脂シート
を離型すると共に、該合成樹脂シートから成形用樹脂の
成形品を剥離した状態を示す。
【図7】従来の高圧成形法による合成樹脂シートの成形
方法を説明するための成形型の概略断面図であり、下型
に合成樹脂シートをセットした状態を示す。
【図8】図7に示した成形型を型締めした状態を示す。
【図9】図8に示した合成樹脂シートと上型との間の空
間に高圧空気を供給した状態を示す。
【図10】図9に示した成形型を型開きして成形後の合
成樹脂シートを離型した状態を示す。
【符号の説明】
10 下型 10a 型面 20 上型 30 合成樹脂シート 31 成形用樹脂 40 成形用樹脂の成形品 100 成形用金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大城 弘義 静岡県島田市横井1−7−1 矢崎計器株 式会社内 (72)発明者 菊川 誠 静岡県島田市横井1−7−1 矢崎計器株 式会社内 Fターム(参考) 4F204 FA01 FA15 FB01 FF01 FQ38 4F206 AC03 AD09 AG03 AG05 JA07 JB13 JL02 JM04 JN11 JQ81 JW21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のキャビティ表面に沿うようにして
    合成樹脂シートを成形用金型内に装填した後、他方のキ
    ャビティ表面に対応する前記成形用金型内で成形用樹脂
    を射出成形又は圧縮成形することによって、前記合成樹
    脂シートを前記成形用樹脂の熱量と成形圧力により前記
    一方のキャビティ表面形状に沿って押圧成形し、その
    後、前記成形用金型内から取り出した前記合成樹脂シー
    トから前記成形用樹脂の成形品を剥離することを特徴と
    する合成樹脂シートの成形方法。
  2. 【請求項2】 前記合成樹脂シートが非結晶性樹脂材料
    から成ると共に、前記成形用樹脂が結晶性樹脂材料から
    成ることを特徴とする請求項1に記載の合成樹脂シート
    の成形方法。
  3. 【請求項3】 前記成形用樹脂が、前記合成樹脂シート
    のシート材料の溶融温度よりも低い溶融温度の成形用樹
    脂材料から成ることを特徴とする請求項1に記載の合成
    樹脂シートの成形方法。
  4. 【請求項4】 前記合成樹脂シートにおける前記一方の
    キャビティ表面側又は裏面側には、予め印刷意匠が印刷
    されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一
    項に記載の合成樹脂シートの成形方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011088344A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Yoshida Technoworks Co Ltd プレス成形と同時に熱転写する方法
CN101745566B (zh) * 2008-12-12 2012-07-18 北京航空航天大学 高精度金属非晶管制备方法和装置

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