JP2003202614A - 車両周辺視認装置 - Google Patents

車両周辺視認装置

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JP2003202614A
JP2003202614A JP2002002236A JP2002002236A JP2003202614A JP 2003202614 A JP2003202614 A JP 2003202614A JP 2002002236 A JP2002002236 A JP 2002002236A JP 2002002236 A JP2002002236 A JP 2002002236A JP 2003202614 A JP2003202614 A JP 2003202614A
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lens system
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image pickup
vehicle
light
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Masayoshi Imoto
政善 井本
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の撮像領域を単一の撮像手段で撮像する
ことができ、低コスト化が図れるとともに、車両周辺の
死角領域を的確に撮像することができる車両周辺視認装
置を提供する。 【解決手段】 この車両周辺視認装置では、車両前方側
の左右方向の撮像領域に対応した第1のレンズ系11か
らの光、及び車両前方側の斜め下方向の撮像領域に対応
した第2のレンズ系13からの光を可動式ミラー19に
よって選択して単一の撮像素子部15に入射させて撮像
し、表示装置に表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の周辺領域を
撮像し、撮像した映像を車内において表示する車両周辺
視認装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両周辺視認装置では、複数の撮
像領域を撮像する際、複数のカメラを用いて撮像を行っ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の車両
周辺視認装置では、複数のカメラを用いるため、高コス
トであるという問題がある。
【0004】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、複数
の撮像領域を単一の撮像手段で撮像することができ、低
コスト化が図れるとともに、車両周辺の死角領域を的確
に撮像することができる車両周辺視認装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の技術的手段は、車両の周辺領域を撮像し、撮像した映
像を車内において表示する車両周辺視認装置において、
互いに異なる撮像領域に対応して設けられた第1及び第
2のレンズ系と、前記第1のレンズ系及び前記第2のレ
ンズ系によって結像される映像を撮像する撮像手段と、
前記第1のレンズ系及び前記第2のレンズ系と前記撮像
手段との間の光学経路上に移動可能に設けられ、その移
動経路上における位置に応じて、前記第1のレンズ系及
び前記第2のレンズ系からの光を反射又は遮光して選択
的に前記撮像手段に入射させる可動式ミラーと、前記可
動式ミラーを駆動する駆動機構と、前記撮像手段によっ
て撮像された映像を表示する表示手段と、を備え、前記
第1のレンズ系は、その撮像領域が車両の前方側又は後
方側に設定され、前記第2のレンズ系は、その撮像領域
が前記第1のレンズ系に対応して車両の前方側又は後方
側に設定され、その撮像光軸が前記第1のレンズ系の撮
像光軸に対して斜め下方向に向くように設定されること
を特徴とする。
【0006】好ましくは、前記第1のレンズ系の撮像光
軸に対して略垂直であって互いに略逆向きである2方向
からの光を反射して前記第1のレンズ系に入射させる反
射手段を、さらに備えるのがよい。
【0007】また、好ましくは、前記反射手段は、断面
略二等辺三角形を有し、その頂角を前記第1のレンズ系
と離反する方向に向けて前記第1のレンズ系の前面側に
設けられ、入射した前記2方向からの光を、その内部で
それぞれ1回全反射させて前記第1のレンズ系に入射さ
せるプリズムであるのがよい。
【0008】さらに、好ましくは、前記駆動機構を駆動
制御して前記可動式ミラーを駆動するとともに、前記撮
像手段に入射する前記各レンズ系からの光が前記可動式
ミラーによって反射された光か否かに応じて、前記撮像
手段によって撮像された映像を反転し又は反転せずに前
記表示手段に表示させる制御手段をさらに備えるのがよ
い。
【0009】また、好ましくは、前記撮像手段は、撮像
した映像を反転して出力する第1のモードと、映像を反
転させずに出力する第2のモードとを切り替え可能に有
し、前記車両周辺視認装置は、前記駆動機構を制御して
前記可動式ミラーを駆動するとともに、前記撮像手段に
入射する前記各レンズ系からの光が前記可動式ミラーに
よって反射された光か否かに応じて、前記撮像手段のモ
ードを前記第1のモードと前記第2のモードとの間で切
り替える制御手段をさらに備えるのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
車両周辺視認装置のブロック図であり、図2は図1の要
部構成をより詳細に示すブロック図であり、図3及び図
4は撮像ユニットの側面からみた断面構造を概略的に示
す図であり、図5は撮像ユニットの上面からみた断面構
造を概略的に示す図である。
【0011】この車両周辺視認装置は、図1及び図2に
示すように、車両前端部に設置され、車両前方側の領域
を撮像する撮像ユニット1と、車室内に設置され、撮像
ユニット1の撮像映像を表示する表示装置(表示手段)
3と、撮像ユニット1の撮像領域の切り替えを指示する
ための操作入力を受け付ける切替スイッチ5と、制御ユ
ニット(制御手段)7とを備える。
【0012】なお、本実施形態に係る車両周辺視認装置
は、ナビゲーション装置に組み込まれて実施される場合
を想定している。このため、表示装置3にはナビゲーシ
ョン映像も適宜表示される。また、制御ユニット7は、
ナビゲーションのための各種の情報処理を行う情報処理
装置に組み込まれている。
【0013】撮像ユニット1は、図3ないし図5に示す
ように、第1のレンズ系11と、第2のレンズ系13
と、撮像素子部(撮像手段)15と、固定ミラー17
と、可動式ミラー19と、駆動機構21(図6参照)
と、プリズム(反射手段)23と、これらを収容するケ
ース25とを備えている。
【0014】第1のレンズ系11は、その撮像光軸が車
両の進行方向(あるいは前方水平方向)と略平行に設定
されており、後述するプリズム23を介して入射する左
右の撮像領域A1,A2(図5及び図7参照)からの光
を、後述する固定ミラー17及び可動式ミラー19を介
して撮像素子部15上に結像させる。
【0015】プリズム23は、断面略二等辺三角形を有
し、その頂角を第1のレンズ系11と離反する方向に向
けてレンズ系11の前面側に設けられる。そして、プリ
ズム23は、第1のレンズ系11の撮像光軸に対して略
垂直であって互いに略逆向きである左右の2方向からの
光、すなわち左右の撮像領域A1,A2からの光を、そ
の内部でそれぞれ1回全反射させて、第1のレンズ系1
1に入射させる。
【0016】固定ミラー17は、第1のレンズ系11の
後方側に設置され、第1のレンズ系11から出射した光
を略下方側に、より具体的には、その光軸が第2のレン
ズ系13の出射側の光軸に交差するように反射させる。
【0017】第2のレンズ系13は、その光入射面が車
両の進行方向(すなわち、第1のレンズ系11の撮像光
軸)に対して斜め下方向(例えば、斜め下45度の方
向)を向くように設定されており、前方側斜め下方向の
撮像領域A3(図8参照)からの光を撮像素子部15上
に結像させる。なお、本実施形態では、両レンズ系1
1,13の撮像光軸は、上方からみたときに互いに重な
り合うように設定されている。
【0018】可動式ミラー19は、両レンズ系11,1
3と撮像素子部15との間の光学経路上に設けられ、図
3に示す下降位置と図4に示す上昇位置との間で略上下
方向に移動可能となっている。
【0019】可動式ミラー19が図3の下降位置に位置
する状態では、固定ミラー17によって反射された第1
のレンズ系11からの光が、可動式ミラー19によって
撮像素子部15側に反射されて撮像素子部15に入射さ
れる一方、第2のレンズ系13からの光が可動式ミラー
19によって遮光され、撮像素子部15への入射が阻止
される。すなわち、この状態では撮像素子部15によっ
て左右の撮像領域A1,A2が撮像される。
【0020】また、可動式ミラー19が図4の上昇位置
に位置する状態では、固定ミラー17によって反射され
た第1のレンズ系11からの光が、可動式ミラー19に
よって撮像素子部15以外の方向に反射されて撮像素子
部15への入射が阻止される一方、第2のレンズ系13
からの光が可動式ミラー19によって遮光されることな
く、撮像素子部15へ入射される。すなわち、この状態
では撮像素子部15によって前方側斜め下方向の撮像領
域A3が撮像される。
【0021】駆動機構21は、制御ユニット7の制御に
より、可動式ミラー19を図3の下降位置と図4の上昇
位置との間で昇降駆動する。駆動機構21の具体的構成
としては、種々のものが考えられ、その一例としては図
6に示すものが考えられる。この図6に示す構成では、
駆動機構21が、可動式ミラー19に連結されたラック
21aと、そのラック21aに噛合したピニオン21b
と、そのピニオン21bを制御ユニット7の制御により
回転駆動するモータ21cとを備えて構成されている。
【0022】撮像素子部15は、少なくとも1つの撮像
素子を備えて構成されており、可動式ミラー19によっ
て選択的に入射される第1のレンズ系11又は第2のレ
ンズ系13からの光を受光し、左右の撮像領域A1,A
2又は前方側斜め下方向の撮像領域A3を撮像し、撮像
した映像(映像信号)を制御ユニット7に出力する。
【0023】ケース25には、左右の撮像領域A1,A
2からの光を取り込むための透孔部25a,25b(図
5参照)が設けられるとともに、撮像領域A3からの光
を取り込むための図示しない透孔部が設けられている。
【0024】制御ユニット7は、図2に示すように、制
御部7aと、映像処理部7bとを備えている。映像処理
部7bは、制御部7aの制御により、撮像ユニット1が
撮像した映像を処理(反転処理等)して表示装置3に表
示するとともに、その表示状態を後述する種々の態様で
切り替える。
【0025】制御部7aには、切替スイッチ5が受け付
けた撮像領域A1,A2と撮像領域A3との間の切り替
えのための操作入力が入力されるとともに、パーキング
ブレーキの作動状態を示すパーキングブレーキ信号、車
速センサ(図示せず)から出力される車速センサ信号、
シフトポジションの設定状態を示すシフトポジション信
号などが入力される。
【0026】これによって、制御部7aは、切替スイッ
チ5の入力内容と、これらの信号とに基づいて、撮像ユ
ニット1に撮像させる撮像領域A1,A2と撮像領域A
3との間の切替制御、及び映像処理部7bに対する撮像
ユニット1が撮像した映像の反転処理の要否に関する指
示などの各種制御を行っている。
【0027】なお、撮像領域A1,A2と撮像領域A3
との切替制御は、駆動機構21を駆動制御することによ
り、可動式ミラー19を上述のように昇降駆動すること
により行われる。
【0028】また、反転処理に関しては、撮像領域A
1,A2の撮像が行われる際には、撮像領域A1,A2
からの光が、撮像ユニット1内で3回鏡面反射(プリズ
ム23,固定ミラー17及び可動式ミラー19によるも
の)されて撮像素子部15に入射するため、撮像ユニッ
ト1から出力される映像を、映像処理部7bによって鏡
像反転して、その撮像映像の鏡像を表示装置3に表示さ
せる。撮像領域A3の撮像が行われる際には、撮像領域
A3からの光が、撮像ユニット1内で鏡面反射されずに
撮像素子部15に入射するため、撮像ユニット1から出
力される映像を、反転処理せずに正像のまま表示装置3
に表示させる。
【0029】このように、撮像ユニット1に撮像領域A
1,A2を撮像させることによって、例えば図7に示す
ように、左右の障害物31,33によって遮られた車両
前方側の左右の死角領域(図7において砂地ハッチング
を付した領域)B1,B2を表示装置3の表示内容によ
り容易に視認できる。また、撮像ユニット1に撮像領域
A3を撮像させることによって、例えば図8に示すよう
に、車両のフロントノーズによって遮られた車両前方側
における車両前端部近傍の死角領域(図8において砂地
ハッチングを付した領域)B3を表示装置3の表示内容
により容易に視認できる。
【0030】次に、本実施形態に係る車両周辺視認装置
の動作例を示す。エンジンがオンされるのに伴って表示
装置3には、図9(a)に示すようにナビゲーション映
像が表示され、シフトポジションがパーキングからドラ
イブに切り替えられると、これに伴って、制御ユニット
7の制御により可動式ミラー19が図4に示す上昇位置
にセットされ、撮像ユニット7によって撮像領域A3の
撮像が行われ、撮像領域A3の映像が、図9(b)に示
すように表示装置3によって表示され(この場合は反転
処理は行われない)、これに基づいて車両前方の死角領
域B3の状態の確認が行われる。
【0031】表示装置3に撮像領域A3の映像が表示さ
れている状態において、パーキングブレーキが解除され
ると、それに伴って、制御ユニット7の制御により可動
式ミラー19が図3に示す下降位置にセットされ、撮像
ユニット7によって左右の撮像領域A1,A2の撮像が
行われ、撮像領域A1,A2の映像が、反転処理された
後、図9(c)に示すように表示装置3によって表示さ
れ、これに基づいて車両前方の左右の死角領域B1,B
2の状態の確認が行われる。
【0032】そして、このように表示装置3に撮像領域
A1,A2の映像が表示されている状態において、車速
センサ信号により車両の前進発進後、車速が所定速度
(例えば、時速6km)以上になったことが検知された
時点で、表示装置3の表示内容が図9(a)に示すナビ
ゲーション映像に切り替えられる。
【0033】なお、この動作例では、撮像ユニット1が
撮像する撮像領域A1,A2と撮像領域A3との切り替
え、及びこれに伴う表示装置3の表示内容の切り替えを
自動的に行う例を示したが、この自動切替方式と、切替
スイッチ5からの操作入力に基づいて撮像領域A1,A
2,A3の切り替えを手動により強制的に行う手動切替
方式とが併存した構成としてもよく、あるいはいずれか
一方の切替方式のみを採用した構成としてもよい。な
お、両切替方式を併存させる構成とした場合において、
両切替方式による切替状態が競合した場合には、手動切
替方式による切替状態が優先される。
【0034】以上のように、本実施形態によれば、撮像
領域A1,A2に対応した第1のレンズ系11からの
光、及び撮像領域A3に対応した第2のレンズ系13か
らの光を可動式ミラー19によって選択して単一の撮像
素子部15に入射させる構成であるため、複数の撮像領
域A1〜A3を単一の撮像素子部15で撮像することが
でき、低コスト化が図れる。
【0035】また、撮像領域A1,A2により車両前方
側における左右の障害物31,33によって遮られる左
右の死角領域B1,B2を的確に撮像して表示すること
ができるとともに、撮像領域A3により車両前方側にお
ける車両のフロントノーズによって遮られる車両前端部
近傍の死角領域B3を的確に撮像して表示することがで
き、その結果、車両周辺の死角領域を的確に撮像して表
示することができる。
【0036】さらに、左右方向の光を第1のレンズ系1
1に導入する反射手段として単一のプリズム23が用い
られているため、構成及び組立工程の簡単化等が図れ
る。
【0037】また、第1のレンズ系11からの光を可動
式ミラー19によって反射して撮像素子部15に入射さ
せた場合において、反転した映像である鏡像が表示され
てしまうのを映像処理部7bの反転処理により防止する
ことができる。
【0038】なお、本実施形態では、撮像ユニット1が
撮像した映像の反転処理を映像処理部7bによって行う
ようにしたが、撮像ユニット1の撮像素子部15に付与
された処理回路が、映像を出力する際のモードとして、
映像を反転させて出力する第1のモードと、映像を反転
させずに出力する第2のモードとを切替可能に備えてい
る場合には、撮像領域A1,A2の映像を表示する際の
反転処理を撮像ユニット1に行わせるようにしてもよ
い。あるいは、表示装置3に反転処理を行われるように
してもよい。
【0039】また、固定ミラー17及び可動式ミラー1
9に凹面ミラーを用いてもよい。
【0040】さらに、撮像ユニット1を車両前端部では
なく、車両後端部に設けるようにしてもよく、あるいは
前端部と後端部との両方に設けるようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1の
レンズ系及び第2のレンズ系からの光を可動式ミラーに
よって選択して単一の撮像手段に入射させる構成である
ため、複数の撮像領域を単一の撮像手段で撮像すること
ができ、低コスト化が図れる。
【0042】また、第2のレンズ系は、その撮像領域が
第1のレンズ系に対応して車両の前方側又は後方側に設
定され、その撮像光軸が第1のレンズ系の撮像光軸に対
して斜め下方向に向くように設定されるため、例えば第
1のレンズ系の撮像光軸を略水平方向に設定して第1の
レンズ系により車両前方側又は後方側における略水平方
向の撮像領域を撮像するとともに、第2のレンズ系によ
り車両前端部又は後端部の近傍の死角領域を撮像するこ
とができ、車両周辺の死角領域を的確に撮像することが
できる。
【0043】請求項2に記載の発明によれば、反射手段
が、第1のレンズ系の撮像光軸に対して略垂直であって
互いに略逆向きである2方向からの光を反射して第1の
レンズ系に入射させるため、第1のレンズ系及び反射手
段によって車両の前方側又は後方側における左右方向の
死角領域を撮像することができる。
【0044】請求項3に記載の発明によれば、反射手段
を単一のプリズムによって構成できるため、構成及び組
立工程の簡単化等が図れる。
【0045】請求項4及び5に記載の発明によれば、各
レンズ系からの光を可動式ミラーによって反射して撮像
手段に入射させた場合において、反転した映像である鏡
像が表示されてしまうのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両周辺視認装置の
ブロック図である。
【図2】図1の要部構成をより詳細に示すブロック図で
ある。
【図3】撮像ユニットの側面からみた断面構造を概略的
に示す図である。
【図4】撮像ユニットの側面からみた断面構造を概略的
に示す図である。
【図5】撮像ユニットの上面からみた断面構造を概略的
に示す図である。
【図6】駆動機構の構成を示す図である。
【図7】撮像ユニットの前方側の左右方向の撮像領域の
設定例を示す図である。
【図8】撮像ユニットの前方側の斜め下方向の撮像領域
の設定例を示す図である。
【図9】図9(a)ないし図9(c)は表示装置の表示
状態を示す図である。
【符号の説明】
1 撮像ユニット 3 表示装置 5 切替スイッチ 7 制御ユニット 11 第1のレンズ系 13 第2のレンズ系 15 撮像素子部 17 固定ミラー 19 可動式ミラー 21 駆動機構 23 プリズム 25 ケース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 5/225 H04N 5/225 D 7/18 7/18 J (72)発明者 井本 政善 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 2H054 BB02 BB05 2H101 FF00 5C022 AA04 AB43 AB62 AC54 AC74 5C054 AA01 HA30

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の周辺領域を撮像し、撮像した映像
    を車内において表示する車両周辺視認装置において、 互いに異なる撮像領域に対応して設けられた第1及び第
    2のレンズ系と、 前記第1のレンズ系及び前記第2のレンズ系によって結
    像される映像を撮像する撮像手段と、 前記第1のレンズ系及び前記第2のレンズ系と前記撮像
    手段との間の光学経路上に移動可能に設けられ、その移
    動経路上における位置に応じて、前記第1のレンズ系及
    び前記第2のレンズ系からの光を反射又は遮光して選択
    的に前記撮像手段に入射させる可動式ミラーと、 前記可動式ミラーを駆動する駆動機構と、 前記撮像手段によって撮像された映像を表示する表示手
    段と、を備え、 前記第1のレンズ系は、その撮像領域が車両の前方側又
    は後方側に設定され、 前記第2のレンズ系は、その撮像領域が前記第1のレン
    ズ系に対応して車両の前方側又は後方側に設定され、そ
    の撮像光軸が前記第1のレンズ系の撮像光軸に対して斜
    め下方向に向くように設定されることを特徴とする車両
    周辺視認装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の車両周辺視認装置にお
    いて、 前記第1のレンズ系の撮像光軸に対して略垂直であって
    互いに略逆向きである2方向からの光を反射して前記第
    1のレンズ系に入射させる反射手段を、さらに備えるこ
    とを特徴とする車両周辺視認装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の車両周辺視認装置にお
    いて、 前記反射手段は、 断面略二等辺三角形を有し、その頂角を前記第1のレン
    ズ系と離反する方向に向けて前記第1のレンズ系の前面
    側に設けられ、入射した前記2方向からの光を、その内
    部でそれぞれ1回全反射させて前記第1のレンズ系に入
    射させるプリズムであることを特徴とする車両周辺視認
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両周辺視認装置において、 前記駆動機構を駆動制御して前記可動式ミラーを駆動す
    るとともに、前記撮像手段に入射する前記各レンズ系か
    らの光が前記可動式ミラーによって反射された光か否か
    に応じて、前記撮像手段によって撮像された映像を反転
    し又は反転せずに前記表示手段に表示させる制御手段を
    さらに備えることを特徴とする車両周辺視認装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両周辺視認装置において、 前記撮像手段は、 撮像した映像を反転して出力する第1のモードと、映像
    を反転させずに出力する第2のモードとを切り替え可能
    に有し、 前記車両周辺視認装置は、 前記駆動機構を制御して前記可動式ミラーを駆動すると
    ともに、前記撮像手段に入射する前記各レンズ系からの
    光が前記可動式ミラーによって反射された光か否かに応
    じて、前記撮像手段のモードを前記第1のモードと前記
    第2のモードとの間で切り替える制御手段をさらに備え
    ることを特徴とする車両周辺視認装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007079615A1 (en) * 2006-01-13 2007-07-19 Appro Technology Inc. Driving module with bidirectional lenses and screen for displaying images
JP2008001179A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Mitsubishi Electric Corp 車載運転支援カメラ装置
CN109786300A (zh) * 2017-11-13 2019-05-21 平田机工株式会社 输送腔室
WO2021258908A1 (zh) * 2020-06-22 2021-12-30 中兴通讯股份有限公司 摄像头模组及其控制方法以及终端设备

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