JP2003201758A - パネルの固定構造 - Google Patents
パネルの固定構造Info
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Abstract
ことが出来ながら、しかもパネルが熱で膨張するなどし
ても、パネルが不用意に跳ね上がる虞のないパネルの固
定構造を提供する。 【解決手段】隣接するパネル間には、パネルの膨張を吸
収するための隙間が設けられると共に、固定具には、パ
ネルの膨張を許容するための吸収部が設けられまたパネ
ルの一端に凸部が、他端に前記凸部が嵌合可能な凹部が
それぞれ設けられる一方、固定具は、凹溝内の内側面に
係合する係合片と、ベース部材に固定するための固定片
と、係合片を固定片に連結する連結片とから構成され、
前記連結片がパネルの膨張力により弾性的に変形可能と
した。
Description
けるデッキのフロアを構成するパネルの固定構造に関す
る。
を立設して、これら束柱間にベース部材としての根太を
架設すると共に、この根太上に、長尺のパネルを複数
枚、並列状に並べて、これらパネルの上面から例えば釘
を打ち付けたり、あるいは螺子釘を螺締するなどして、
各パネルを根太に固定するようにしている。
パネルの固定構造では、釘の頭がパネルの上面に露呈し
て、外観を損なう問題があるし、またパネルが合成樹脂
材料から形成されている場合には、パネル自体に釘など
を打つと、パネルに割れが発生し易いと云う問題もあ
る。
部に係合する係合片とベース部材に固定するための固定
片とを備えた固定具を形成し、前記係合片をパネルの一
端部に係合させた状態で前記固定片をベース部材に止め
具を介して固定して、パネルをベース部材に固定するよ
うにした固定構造を開発して、従来のように釘などをパ
ネルに直接打たなくともパネルをベース部材に対して固
定出来るようにした。
設置されるデッキのように、特に夏場においてパネルが
太陽光線により熱せられて膨張したり、あるいは雨の水
分により膨張するなどして、隣接するバネル同士が衝突
し、パネルの膨張に伴う逃げ場のない力が上向きの方向
に働いて、パネルが跳ね上がる不具合が考えられる。
観に悪影響を及ぼすだけでなく、デッキのフロア面が波
打って危険でもある。
であって、目的とするところは、パネルをベース部材に
対して確実に固定することが出来ながら、パネルが熱で
膨張するなどしても、パネルが不用意に跳ね上がる虞の
ないパネルの固定構造を提供するにある。
めに、請求項1に記載の発明は、ベース部材に並べた複
数枚のパネルを固定具により前記ベース部材に固定する
ようにしたパネルの固定構造において、隣接するパネル
間には、パネルの膨張を吸収するための隙間が設けられ
ると共に、固定具には、パネルの膨張を許容するための
許容部が設けられていることを特徴とするものである。
のパネルの固定構造において、固定具の許容部が、パネ
ルの膨張力により弾性的に変形可能としたことを特徴と
するものである。
のパネルの固定構造において、パネルの一端に凸部が、
他端に前記凸部が嵌合可能な凹部がそれぞれ設けられる
一方、固定具が、凹部内の内側面に係合する係合片と、
ベース部材に固定するための固定片と、係合片を固定片
に連結する連結片とから構成され、前記連結片がパネル
の膨張力により弾性的に変形可能であることを特徴とす
るものである。
のパネルの固定構造において、パネルの外面には、固定
具の固定片を受け入れる固定片受け入れ部が設けられる
と共に、パネルにおける凹部のベース部材側内側面に
は、固定具の係合片を受け入れる係合片受け入れ部が設
けられていることを特徴とするものである。
のパネルの固定構造において、パネルの一端に凹部が設
けられ、固定具が、凹部内の側壁に係合する一対の係合
片と、ベース部材に固定するための固定片と、一対の係
合片を固定片に連結する連結片とから構成され、前記連
結片がパネルの膨張力により弾性的に変形可能であるこ
とを特徴とするものである。
のパネルの固定構造において、凹部内には、固定具がベ
ース部材から離脱する方向に斜動するのを許容するため
の許容空間が備えられていることを特徴とするものであ
る。
6に記載のパネルの固定構造において、パネルには凹部
と同方向に延びる空隙が備えられ、凹部内の側壁で且つ
固定具の係合片が係合する壁とは反対側の壁が傾斜壁か
ら構成されていることを特徴とするものである。
たは7に記載のパネルの固定構造において、係合片が係
合する凹部内の側壁部位が、所定以上の荷重が加わるに
伴い弾性変形可能であることを特徴とするものである。
屋外型のデッキを概略的に示したものであって、図に示
す実施形態では、このデッキ1のフロアを構成するパネ
ル2に本発明を適用している。
した複数の束柱(図示せず)間にベース部材としての根
太10を掛け渡し、この根太10に幅の狭い長尺のパネ
ル2を複数枚並べて、これらパネル2を根太10に後記
する固定具3を介して固定するのである。
ミニウム製のものを用い、その上壁11にパネル2を固
定するようにしている。
(例えば60%重量)とポリプロピレンのペレット(例
えば40%重量)と有機強化剤とを溶融混合して押し出
し成形機により所定の形状に形成したものであって、こ
のパネルは、図2にも示すように、内部が中空状に形成
されている。
態では、前述のパネル2の幅方向両端部をそれぞれ切削
加工して、このパネル2の幅方向一端縁に、ほぞから成
る凸部21を一体形成すると共に、パネル2の幅方向他
端縁には、前記凸部21が嵌合可能なほぞ溝から成る凹
部22を形成している。
の長さ方向全長にわたって形成されており、凸部21の
高さと凹部22の深さはほぼ同一に形成されている。
部切り欠いて形成される水抜き部(図示せず)が複数個
形成されている。
側端部を階段状に切削して、パネル2の下面に、固定具
3の固定片31が受け入れられる固定片受け入れ部24
を設けると共に、パネル3における凹部22の根太10
側内側面も階段状に切削して、凹部22の根太10側内
側面に、固定具3の係合片32が受け入れられる係合片
受け入れ部25を形成している。
ら形成しているのであって、具体的には金属板を略クラ
ンク状に屈曲して、根太10の上壁11に固定するため
の固定片31と、凹部22の根太10側内側面に係合す
る係合片32と、固定片31と係合片32とを連結する
連結片33とを設け、連結片33がパネル2の膨張を許
容するための許容部としての役割を果たせるように、パ
ネル2の膨張力で連結片33が弾性的に変形可能となる
ように構成している。
クリュー4の挿通孔34を形成すると共に、固定片31
の一端には、上方に立ち上がるフランジ35を一体形成
している。
いてパネル2を根太10に固定するには、先ず一枚のパ
ネル2−1を根太10の上壁11の所定位置にセットす
る。
1における凹部22の根太10側内側面に設けた係合片
受け入れ部25に係合させ上で、固定具3における固定
片31の挿通孔34にタッピングスクリュー4の先端を
挿通すると共に、上壁11にタッピングスクリュー4を
螺締して、タッピングスクリュー4を介して固定片31
を根太10の上壁11に固定することで、パネル2−1
を固定具3を介して根太10に固定する。
11に載せて、その凸部21を、先に固定したパネル2
−1の凹部22に嵌合させるとともに、固定片受け入れ
部24の段部24aをフランジ35に当接させた上で、
前述と同様に、このパネル2−2における凹部22の係
合片受け入れ部25に固定具3の係合片32を係合さ
せ、固定具3における固定片31をタッピングスクリュ
ー4を介して根太10の上壁11に固定するのであり、
これにより、凸部21の先端と凹部22の内底面との間
に所定の隙間S1が開き、また相対向する両パネル2・
2の端面間にも所定の隙間S2が開くのである。
キでは、図3にも示すように、パネル2における固定片
受け入れ部24の段部24aが固定具3のフランジ35
で受け止められていることから、例えば太陽熱によりパ
ネル2が熱膨張するに伴い、パネル2が凹部22側に膨
張して、このパネル2の膨張により、係合片32が係合
受け入れ部25の段部25aで押され、これに伴い、固
定具3の連結片33が、図4に示すように斜めに撓ん
で、パネル2の膨張を許容すると共に、パネル2の膨張
が隙間S1・S2で吸収され、結果として、パネル2−
1・2−2同士が押し合って上向きに変形するような虞
がない。
ピングスクリュー4がパネル2の上面に露呈することが
ないので、外観が良好となるし、また樹脂製のパネル自
体に釘などが打ち付けられることもないので、パネル2
に亀裂が生じるようなこともない。
31を受け入れる固定片受け入れ部24を設けると共
に、パネル2における凹部22のベース部材側内側面
に、固定具3の係合片32を受け入れる係合片受け入れ
部25を設けているので、固定具3が根太10とパネル
2との間に合理的に介装され、複数のパネル2の上面を
面一に保つことが出来る。
施形態では、前述のパネル2の幅方向両端部をそれぞれ
切削加工して、このパネル2の幅方向両端にパネル2の
全長にわたって伸びる凹部220を形成している。
に、バネ特性を有する金属板を略逆ハット型にプレス成
形して、根太10の上壁11に固定するための固定片3
10と、凹部220内の根太10側に位置する側壁22
1に係合する一対の係合片320a・320bと、これ
ら両係合片320a・320bを固定片310に連結す
る一対の連結片330a・330bとを設け、固定片3
10にタッピングスクリュー4の挿通孔340を複数形
成すると共に、図6にも示すように、係合片320a・
320bの先端が凹部220の内底面222に当接した
時点で、連結片330a・330bと、これら連結片3
30a・330bと対向するパネル2の端縁20との間
に所定の隙間Tが開くように構成されている。
は、先ず二枚のパネル2−1・2−2を根太10の上壁
11に載置して、パネル2−1・2−2同士を所定の隙
間S3を開けた状態にセットする。
両パネル2−1・2−2間に介装して、係合片320a
・320bを両パネル2−1・2−2の相対向する凹部
220内の側壁221に係合させた上で、パネル2−1
・2−2間の隙間S3にタッピングスクリュー4を挿入
して、その先端を固定片310の挿通孔340に挿通す
ると共に、上壁11にタッピングスクリュー4を螺締し
て、タッピングスクリュー4を介して固定片310を根
太10の上壁11に固定することで、両パネル2−1・
2−2を固定具3を介して根太10に固定するのであ
る。
採用したデッキでは、例えば太陽熱によりパネル2が熱
膨張するに伴い、係合片320a・320bが凹部22
0の内底面222で押され、これにより、固定具3の両
連結片330a・330bが、図7に示すように互いに
近接する方向に弾性的に撓んで、パネル2−1・2−2
の膨張を許容すると共に、パネル2−1・2−2の膨張
が隙間S3で吸収され、結果として、パネル2−1・2
−2同士が押し合って上向きに変形するような虞がない
のである。
実施形態では、前述の実施形態2を更に改良したもので
あって、パネル2には、後記する凹部250と同方向に
延びる複数の空隙240が形成されており、このパネル
2の幅方向両端部には凹部250が切削加工されてい
る。
具350が根太10から離脱する方向に斜動するのを許
容するための許容空間260が設けられているのであっ
て、またこの許容空間260内の上側側壁251、即
ち、凹部内250の側壁で且つ固定具350の係合片3
70a370bが係合する側壁252とは反対側の側壁
251が、凹部250の開口に向かうに伴い斜め上方を
向くように傾斜している。
うに、バネ特性を有する金属板を略逆ハット型にプレス
成形して、根太10の上壁11に固定するための固定片
360と、凹部220の根太10側内側面に係合する一
対の係合片370a・370bと、これら両係合片37
0a・370bを固定片310に連結する一対の連結片
380a・380bとを設け、固定片360にタッピン
グスクリュー4の挿通孔390を形成している。
0a・370bの先端が凹部250の内底面252に当
接した時に、連結片380a・380bと、これら連結
片380a・380bと対向するパネル2の端縁20と
の間に所定の隙間Tが開くように構成されており、これ
ら係合片370a・370bの先端部下面には、断面半
円形の凸条371が突設されている以上のパネル2を根
太10に固定するには、先ず一枚のパネル2−1を根太
10の上壁11の所定位置にセットする。
ネル2−1における凹部250内の側壁252に係合さ
せた上で、固定具350における固定片360の挿通孔
390にタッピングスクリュー4の先端を挿通すると共
に、上壁11にタッピングスクリュー4を螺締して、タ
ッピングスクリュー4を介して固定片360を根太10
の上壁11に固定することで、パネル2−1を固定具3
50を介して根太10に固定する。
11に載せて、先のパネル2−1側にスライドさせ、固
定具350のもう一方の係合片370bと根太10の上
壁11との間に パネル2−2の側壁252部位を強制
的に圧入することで、パネル2−1の一端側を固定具3
50を介して根太10に固定するのであって、以上の作
業を繰り返すことにより、複数のパネル2を根太10上
に組み付けられ、またまた隣接するパネル2・2の端面
間にも所定の隙間S2が開くのである。
用したデッキでは、例えば太陽熱によりパネル2が熱膨
張するに伴い、係合片370a・370bが凹部250
の内底面で押され、これにより、固定具350の両連結
片380a・380bが互いに近接する方向に弾性的に
撓んで、パネル2−1・2−2の膨張を許容すると共
に、パネル2−1・2−2の膨張が隙間S4で吸収さ
れ、結果として、パネル2−1・2−2同士が押し合っ
て上向きに変形するような虞がないのである。
の一枚を取り替える場合には、先ず、図11に示すよう
に、ドライバーDによりタッピングスクリュー4を取り
外し、続いて、取り替えたいパネル2−2を上方に持ち
上げればよいのであって、パネル2−2の持ち上げに伴
い、固定具350が、図12〜図14に示すように、固
定されているパネル2−1・2−3おける凹部250の
許容空間260内で順次傾動して、根太10に固定され
ている複数のパネル2中の一つを取り外すに際して、固
定具350がその取外し作業の障害となることがなく、
全体としてパネル2の交換作業が容易に行なえる。
るに際しては、新しいパネルネル2を根太10の所定部
位にセットした後、パネル2の長さ方向端縁に開口する
凹部250の開口端から固定具350を挿入して、この
固定具350を再度タッピングスクリュー4を介して根
太10に固定すればよい。
する側壁251により、パネル2の端部の剛性が確保さ
れて、パネル2の端部の上面に大きな荷重が作用して
も、パネル2の端部が不用意に下方に変形するのが抑制
される。
施形態3の変形例であって、基本的には、前述の実施形
態3と同一の構成からなるものであり、異なる部分のみ
を説明すると、係合片370a・370bが係合する凹
部250内の側壁252部位が、所定以上の荷重が加わ
るに伴い弾性変形可能に形成されている。
6に示すように、断面コ字状に形成して、側壁252と
パネル2の底壁253との間に空隙254を設け、所定
以上の荷重が加わると、側壁252部位が空隙254を
介して底壁253側に撓むようにしている。
パネルの製作誤差や熱変形などにより、パネル2によっ
て側壁252と底壁253との間の厚さにばらつきがあ
っても、固定具350によりパネル2を固定するに際し
て、タッピングスクリュー4の締め付け荷重により、側
壁252部位が弾性変形して、パネル2を根太10に強
固に固定することが出来、パネル2の根太10への固定
がより一層確実に行なえる。
脂材料から形成したが、これに限定されるものではな
く、例えば木製としてもよい。
ルミニウム材材から形成したが、これに限定されるもの
ではなく、例えばステンレス材から形成してもよいし、
あるいは合成樹脂材料から形成してもよいし、木製とし
てもよい。
太10に固定するのにタッピングスクリュー4を用いた
が、これに限定されるものではなく、例えばボルトナッ
トを用いてもよい。
るデッキのフロアパネルに本発明を適用したが、これに
限定されるものではなく、屋内に設置するデッキのフロ
アパネルに本発明を適用してもよい。
アを構成するパネルに本発明を適用したが、これに限定
されるものではなく、例えば家屋の部屋のフロアを構成
するパネルに適用してもよいし、あるいは家屋の壁面や
天井面を構成するパネルに適用してもよい。
れば、ベース部材に並べた複数枚のパネルを固定具によ
り前記ベース部材に固定するようにしたパネルの固定構
造において、隣接するパネル間には、パネルの膨張を吸
収するための隙間が設けられると共に、固定具には、パ
ネルの膨張を許容するための許容部が設けられているこ
とにより、パネルをベース部材に対して固定具で確実に
固定することが出来ながら、しかもパネルが熱で膨張す
るなどしても、パネルが不用意に跳ね上がるのを抑制す
ることが出来る。
に記載の固定具の許容部が、パネルの膨張力により弾性
的に変形可能としたことにより、請求項1に記載の発明
の効果に加え、パネルの膨張乃至圧縮が繰り返されるこ
とがあっても、パネルをベース部材に対して固定具で確
実に固定することが出来ながら、パネルが熱で膨張する
などしても、パネルが不用意に跳ね上がるのを抑制する
ことが出来る。
に記載の固定構造において、パネルの一端に凸部が、他
端に前記凸部が嵌合可能な凹部がそれぞれ設けられる一
方、固定具が、凹部内の内側面に係合する係合片と、ベ
ース部材に固定するための固定片と、係合片を固定片に
連結する連結片とから構成され、前記連結片がパネルの
膨張力により弾性的に変形可能としたことにより、請求
項2に記載の発明の効果に加えて、固定具がパネルの上
面に露呈することがないので、外観が良好となる。
に記載の固定構造において、パネルの外面には、固定具
の固定片を受け入れる固定片受け入れ部が設けられると
共に、パネルにおける凹部のベース部材側内側面には、
固定具の係合片を受け入れる係合片受け入れ部が設けら
れたことにより、請求項3に記載の発明の効果に加え、
固定具がベース部材とパネルとの間に合理的に介装さ
れ、複数のパネルの上面を面一に保つことが出来る。
項2に記載のパネルの固定構造において、パネルの一端
に凹部が設けられる一方、固定具が、凹部内の内側面に
係合する一対の係合片と、ベース部材に固定するための
固定片と、一対の係合片を固定片に連結する連結片とか
ら構成され、前記連結片がパネルの膨張力により弾性的
に変形可能としたことにより、請求項2に記載の発意の
効果に加えて、固定具がパネルの上面に露呈することが
ないので、外観が良好となる。
に記載のパネルの固定構造において、凹部内には、固定
具がベース部材から離脱する方向に斜動するのを許容す
るための許容空間が備えられたことにより、請求項5に
記載の発明の効果に加え、例えばベース部材に並べて固
定された複数枚のパネル中の任意のパネルを取り換える
に際して、そのパネルをベース部材から簡単且つ容易に
取り外すことが出来る。
項5または6に記載のパネルの固定構造において、パネ
ルには凹部と同方向に延びる空隙が備えられ、凹部内の
側壁で且つ固定具の係合片が係合する壁とは反対側の壁
が傾斜壁から構成されていることにより、請求項5又は
6に記載の発明の効果に加え、パネルの端部の剛性が確
保されて、パネルの端部の上面に大きな荷重が作用して
も、パネルの端部が不用意に下方に変形するのを抑制す
ることが出来る。
項5、6または7に記載のパネルの固定構造において、
係合片が係合する凹部内の側壁部位が、所定以上の荷重
が加わるに伴い弾性変形可能としたことにより、請求項
5,6または7に記載の発明の効果に加え、例えば、パ
ネルの製作誤差や熱変形などにより、例えばパネルの固
定部位の厚さにばらつきがあっても、固定具によりパネ
ルを固定するに際して、凹部内の側壁部位が弾性変形し
て、パネルをベース部材に強固にに固定することが出
来、パネルのベース部材への固定が確実に行なえる。
態を適用したデッキの概略斜視図。
拡大断面図。
2の実施形態を適用したデッキの要部を拡大して示す断
面図。
した状態を示す要部の拡大断面図。
示す斜視図。
形態を適用したデッキの要部の側面図。
ッキの要部の側面図。
ッキの要部の側面図図。
ッキの要部の側面図。
ッキの要部の側面図。
第3の実施形態を適用したデッキの要部を拡大して示す
側面図。
合片 33・330a・330b・380a・380b 連
結片(許容部) 4 タッピングスクリュー(止め具)
Claims (8)
- 【請求項1】ベース部材に並べた複数枚のパネルを固定
具により前記ベース部材に固定するようにしたパネルの
固定構造であって、隣接するパネル間には、パネルの膨
張を吸収するための隙間が設けられると共に、固定具に
は、パネルの膨張を許容するための許容部が設けられて
いることを特徴とするパネルの固定構造。 - 【請求項2】固定具の許容部が、パネルの膨張力により
弾性的に変形可能とした請求項1に記載のパネルの固定
構造。 - 【請求項3】パネルの一端に凸部が、他端に前記凸部が
嵌合可能な凹部がそれぞれ設けられる一方、固定具が、
凹部内の内側面に係合する係合片と、ベース部材に固定
するための固定片と、係合片を固定片に連結する連結片
とから構成され、前記連結片がパネルの膨張力により弾
性的に変形可能であることを特徴とする請求項2に記載
のパネルの固定構造。 - 【請求項4】パネルの外面には、固定具の固定片を受け
入れる固定片受け入れ部が設けられると共に、パネルに
おける凹部のベース部材側内側面には、固定具の係合片
を受け入れる係合片受け入れ部が設けられている請求項
3に記載のパネルの固定構造。 - 【請求項5】パネルの一端に凹部が設けられ、固定具
が、凹部内の側壁に係合する一対の係合片と、ベース部
材に固定するための固定片と、一対の係合片を固定片に
連結する連結片とから構成され、前記連結片がパネルの
膨張力により弾性的に変形可能であることを特徴とする
請求項2に記載のパネルの固定構造。 - 【請求項6】凹部内には、固定具がベース部材から離脱
する方向に斜動するのを許容するための許容空間が備え
られている請求項5に記載のパネルの固定構造。 - 【請求項7】パネルには、凹部と同方向に延びる複数の
空隙が備えられ、凹部内の側壁で且つ固定具の係合片が
係合する側壁とは反対側の壁が傾斜壁から構成されてい
ることを特徴とする請求項5または6に記載のパネルの
固定構造。 - 【請求項8】係合片が係合する凹部内の側壁部位が、所
定以上の荷重が加わるに伴い弾性変形可能である請求項
5、6または7に記載のパネルの固定構造。
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---|---|---|---|
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---|---|---|---|
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