JP2003199325A - サージ電圧から電力コンポーネントを保護する装置 - Google Patents
サージ電圧から電力コンポーネントを保護する装置Info
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- Inverter Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造が簡単で経済的であって、仮に電力半導
体が不飽和になっても効果的であるサージ電圧保護回路
を提案する。 【解決手段】 コレクタ(C)とエミッタ(E)とゲー
ト(G)とを有する電力半導体コンポーネント(4)を
サージ電圧から保護する装置であって、前記装置は前記
コレクタ(C)と前記ゲート(G)との間に並列に接続
された保護回路を含んでおり、前記保護回路は、直列に
接続された少なくとも2個のツェナーダイオードを含む
主枝路(1)と、コンデンサ(5)を含み且つ、前記主
枝路(1)の前記ツェナーダイオードの少なくとも一つ
と並列に接続された二次枝路(2)とを有しており、前
記保護回路は前記コンデンサ(5)と並列に接続された
抵抗器(8)を含む追加の枝路(3)を含むことを特徴
とする前記装置。
体が不飽和になっても効果的であるサージ電圧保護回路
を提案する。 【解決手段】 コレクタ(C)とエミッタ(E)とゲー
ト(G)とを有する電力半導体コンポーネント(4)を
サージ電圧から保護する装置であって、前記装置は前記
コレクタ(C)と前記ゲート(G)との間に並列に接続
された保護回路を含んでおり、前記保護回路は、直列に
接続された少なくとも2個のツェナーダイオードを含む
主枝路(1)と、コンデンサ(5)を含み且つ、前記主
枝路(1)の前記ツェナーダイオードの少なくとも一つ
と並列に接続された二次枝路(2)とを有しており、前
記保護回路は前記コンデンサ(5)と並列に接続された
抵抗器(8)を含む追加の枝路(3)を含むことを特徴
とする前記装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サージ電圧から電
力半導体コンポーネントを保護する装置に関する。本発
明は、例えば鉄道電力コンバータに用途を見出す。
力半導体コンポーネントを保護する装置に関する。本発
明は、例えば鉄道電力コンバータに用途を見出す。
【0002】
【従来の技術】現在、鉄道トラクションモータに電力供
給するための大抵の電力コンバータは、IGBTを使用
している。図1は、この種のコンバータの一つのアーム
を示す図であって、このコンバータアームは、外部電位
+HVが印加されるコレクタCとトラクションモータ1
0に接続されたエミッタEとを有する第1のIGBT4
と、トラクションモータ10に接続されたコレクタCと
外部電位−HVが印加されるエミッタEとを有する第2
のIGBT4とからなることを示している。各IGBT
4は、図示されない制御回路に接続されたゲートGを持
っている。
給するための大抵の電力コンバータは、IGBTを使用
している。図1は、この種のコンバータの一つのアーム
を示す図であって、このコンバータアームは、外部電位
+HVが印加されるコレクタCとトラクションモータ1
0に接続されたエミッタEとを有する第1のIGBT4
と、トラクションモータ10に接続されたコレクタCと
外部電位−HVが印加されるエミッタEとを有する第2
のIGBT4とからなることを示している。各IGBT
4は、図示されない制御回路に接続されたゲートGを持
っている。
【0003】上述の種類のコンバータの正常動作時には
IGBT4は、このIGBT4のコレクタCとエミッタ
Eとの間の電圧VCEを時間の関数として表す図2に示
す仕方でスイッチされる。
IGBT4は、このIGBT4のコレクタCとエミッタ
Eとの間の電圧VCEを時間の関数として表す図2に示
す仕方でスイッチされる。
【0004】この図では、時刻t0とt1との間でIG
BTがオフになり、IGBTの端子にライン電圧VLが
印加される。時刻t1でIGBTはオンになり、これに
かかる電圧は実質的にゼロになる。時刻t2でIGBT
はオフになり、それからこれにかかる電圧VCEは極め
て急速に上昇し、サージ電圧Vpeakを発生させる。
IGBTの最大許容電圧より大きな電圧Vpeakは、
IGBTを破壊し、それによって電力コンバータに障害
を発生させる。
BTがオフになり、IGBTの端子にライン電圧VLが
印加される。時刻t1でIGBTはオンになり、これに
かかる電圧は実質的にゼロになる。時刻t2でIGBT
はオフになり、それからこれにかかる電圧VCEは極め
て急速に上昇し、サージ電圧Vpeakを発生させる。
IGBTの最大許容電圧より大きな電圧Vpeakは、
IGBTを破壊し、それによって電力コンバータに障害
を発生させる。
【0005】図1に示すIGBT4のコレクタCとゲー
トGとの間に図3に示すような保護回路を接続すること
によってサージ電圧から電力コンバータのIGBTを保
護することは、本技術では既知である。図3に示す従来
技術の保護回路は、直列に接続されたn+N個のツェナ
ーダイオードZ1からZn+Nを含む主枝路1を有して
おり、各ツェナーダイオードのカソードはIGBTのコ
レクタCの方を向いている。この主枝路1は、前述のn
+N個のツェナーダイオードに直列に接続された抵抗器
6と保護ダイオード7とを更に含んでおり、この保護ダ
イオード7はツェナーダイオードZ1からZn+Nと比
較して逆向きに接続されている。
トGとの間に図3に示すような保護回路を接続すること
によってサージ電圧から電力コンバータのIGBTを保
護することは、本技術では既知である。図3に示す従来
技術の保護回路は、直列に接続されたn+N個のツェナ
ーダイオードZ1からZn+Nを含む主枝路1を有して
おり、各ツェナーダイオードのカソードはIGBTのコ
レクタCの方を向いている。この主枝路1は、前述のn
+N個のツェナーダイオードに直列に接続された抵抗器
6と保護ダイオード7とを更に含んでおり、この保護ダ
イオード7はツェナーダイオードZ1からZn+Nと比
較して逆向きに接続されている。
【0006】この保護回路はまた、主枝路1のN個のツ
ェナーダイオードZn+1からZn +Nに並列に接続さ
れたコンデンサ5からなる二次枝路2を含んでいる。
ェナーダイオードZn+1からZn +Nに並列に接続さ
れたコンデンサ5からなる二次枝路2を含んでいる。
【0007】電圧をピーク制限するこの種の保護回路
は、主枝路1のツェナーダイオードZ 1からZn+Nが
同じ特性を持っていると仮定して、下記の方程式を満た
す静的導通しきい値電圧Vstaticと動的導通しき
い値電圧Vdynamicとを有しており、この動的し
きい値電圧はN個のツェナーダイオードZn+1からZ
n+Nに並列に接続されたコンデンサから得られ、これ
は保護回路が接続されたIGBTの状態の急激な変化の
場合にこれらのダイオードを短絡させる。
は、主枝路1のツェナーダイオードZ 1からZn+Nが
同じ特性を持っていると仮定して、下記の方程式を満た
す静的導通しきい値電圧Vstaticと動的導通しき
い値電圧Vdynamicとを有しており、この動的し
きい値電圧はN個のツェナーダイオードZn+1からZ
n+Nに並列に接続されたコンデンサから得られ、これ
は保護回路が接続されたIGBTの状態の急激な変化の
場合にこれらのダイオードを短絡させる。
【数1】
【数2】
ここで、Vzは、ツェナーダイオードが導通となる主枝
路の1個のツェナーダイオードの両端子に印加されるし
きい値電圧である。
路の1個のツェナーダイオードの両端子に印加されるし
きい値電圧である。
【0008】しきい値電圧Vstaticは、IGBT
の定格に合わせて選択され、一般に正常動作時のコンバ
ータアームの最大ライン電圧VLより大きい。
の定格に合わせて選択され、一般に正常動作時のコンバ
ータアームの最大ライン電圧VLより大きい。
【0009】しきい値電圧Vdynamicは、IGB
Tの定格に合わせて選択され、ある幾つかの場合には正
常動作時のアームの最大ライン電圧より低くできる。
Tの定格に合わせて選択され、ある幾つかの場合には正
常動作時のアームの最大ライン電圧より低くできる。
【0010】上記の種類の保護回路は、正常状態でのI
GBTにおけるサージ電圧の問題を解決する。IGBT
4のゲートGでの電位はそのエミッタEでの電位に近い
ので、IGBT4のエミッタEとコレクタCとの間の電
圧のいかなる急激な変化もコレクタCとゲートGとの間
に接続された保護回路の端子に現れる。この種の保護回
路によって、もしIGBT4が時刻t2でオフになった
後に電圧VCEがしきい値電圧Vdynamicに到達
すれば、n個のツェナーダイオードZ1からZ nは導通
し始めて、N個のダイオードZn+1からZn+Nを分
路してコンデンサ5を流れる電流を分路し、コンデンサ
5はIGBT4がオンになっている期間中、最初に放電
する。この電流は、IGBT4のゲートGに再注入さ
れ、このIGBT4はその状態変化を緩慢にし、それに
よってその端子におけるサージ電圧を制限する。
GBTにおけるサージ電圧の問題を解決する。IGBT
4のゲートGでの電位はそのエミッタEでの電位に近い
ので、IGBT4のエミッタEとコレクタCとの間の電
圧のいかなる急激な変化もコレクタCとゲートGとの間
に接続された保護回路の端子に現れる。この種の保護回
路によって、もしIGBT4が時刻t2でオフになった
後に電圧VCEがしきい値電圧Vdynamicに到達
すれば、n個のツェナーダイオードZ1からZ nは導通
し始めて、N個のダイオードZn+1からZn+Nを分
路してコンデンサ5を流れる電流を分路し、コンデンサ
5はIGBT4がオンになっている期間中、最初に放電
する。この電流は、IGBT4のゲートGに再注入さ
れ、このIGBT4はその状態変化を緩慢にし、それに
よってその端子におけるサージ電圧を制限する。
【0011】それにもかかわらず本出願者は、上記の種
類の保護回路は正常動作時にはIGBTを効果的に保護
するが、IGBTが不飽和になったときにはサージ電圧
を防止する効果がないという欠点を持っていることを理
解している。IGBTは、それがオンになって公称電流
の約6から7倍に等しい電流を伝導するときに不飽和に
なるが、これは例えばIGBTに接続された負荷の障害
によって、あるいはアームを短絡させることによって引
き起こされ得る。
類の保護回路は正常動作時にはIGBTを効果的に保護
するが、IGBTが不飽和になったときにはサージ電圧
を防止する効果がないという欠点を持っていることを理
解している。IGBTは、それがオンになって公称電流
の約6から7倍に等しい電流を伝導するときに不飽和に
なるが、これは例えばIGBTに接続された負荷の障害
によって、あるいはアームを短絡させることによって引
き起こされ得る。
【0012】この場合、IGBTはオンになるが、その
端子の電圧は図4に示すように、急速にライン電圧VL
に等しくなる。それからIGBTは、極めて迅速にそれ
を破壊し得る非常に高い瞬間的電力を放散させる。した
がってこの種の状況ではIGBTからなるスイッチを開
いてサージ電圧を制限しようとすることが急務となる。
端子の電圧は図4に示すように、急速にライン電圧VL
に等しくなる。それからIGBTは、極めて迅速にそれ
を破壊し得る非常に高い瞬間的電力を放散させる。した
がってこの種の状況ではIGBTからなるスイッチを開
いてサージ電圧を制限しようとすることが急務となる。
【0013】しかしながら不飽和にすることはIGBT
の端子の高い電圧を伴うので、従来技術の保護回路のコ
ンデンサ5は、IGBTがオフになる時刻t2まで充電
状態にあり、もはや保護回路の動的しきい値電圧V
dynamicを超えて電流を流すことはできないの
で、その期待される役割を果たせない。それからこの保
護回路は、サージ電圧が極めて僅かしか減少しないの
で、より高いしきい値電圧Vs taticからだけIG
BTの端子の電圧をピーク制限し、それがIGBTにと
って致命的になり得て、これがコンバータに障害を発生
させ得る。
の端子の高い電圧を伴うので、従来技術の保護回路のコ
ンデンサ5は、IGBTがオフになる時刻t2まで充電
状態にあり、もはや保護回路の動的しきい値電圧V
dynamicを超えて電流を流すことはできないの
で、その期待される役割を果たせない。それからこの保
護回路は、サージ電圧が極めて僅かしか減少しないの
で、より高いしきい値電圧Vs taticからだけIG
BTの端子の電圧をピーク制限し、それがIGBTにと
って致命的になり得て、これがコンバータに障害を発生
させ得る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】また、本発明の目的
は、製造が簡単で経済的であって、仮に電力半導体が不
飽和になっても効果的であるサージ電圧保護回路を提案
することである。
は、製造が簡単で経済的であって、仮に電力半導体が不
飽和になっても効果的であるサージ電圧保護回路を提案
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、コ
レクタとエミッタとゲートとを有する電力半導体コンポ
ーネントをサージ電圧から保護する装置であって、前記
装置は前記コレクタとゲートとの間に並列に接続された
保護回路を含んでおり、前記保護回路は直列に接続され
た少なくとも2個のツェナーダイオードを含む主枝路
と、コンデンサを含み、前記主枝路の前記ツェナーダイ
オードの少なくとも一つと並列に接続された二次枝路と
を有しており、前記保護回路は前記コンデンサと並列に
接続された抵抗器を含む追加の枝路を含むことを特徴と
する装置を提供する。
レクタとエミッタとゲートとを有する電力半導体コンポ
ーネントをサージ電圧から保護する装置であって、前記
装置は前記コレクタとゲートとの間に並列に接続された
保護回路を含んでおり、前記保護回路は直列に接続され
た少なくとも2個のツェナーダイオードを含む主枝路
と、コンデンサを含み、前記主枝路の前記ツェナーダイ
オードの少なくとも一つと並列に接続された二次枝路と
を有しており、前記保護回路は前記コンデンサと並列に
接続された抵抗器を含む追加の枝路を含むことを特徴と
する装置を提供する。
【0016】本発明による装置の特定の実施形態は、単
独でか、あるいは技術的に実施可能な任意の組合せとし
て、下記の特徴のいずれをとることもできる。
独でか、あるいは技術的に実施可能な任意の組合せとし
て、下記の特徴のいずれをとることもできる。
【0017】前記抵抗器は前記コンデンサの端子に直接
接続される。
接続される。
【0018】前記保護回路の主枝路は直列に接続された
一連のツェナーダイオードを含んでおり、それらの一連
のツェナーダイオードの幾つかは前記コンデンサを含む
前記二次枝路によって分路される。
一連のツェナーダイオードを含んでおり、それらの一連
のツェナーダイオードの幾つかは前記コンデンサを含む
前記二次枝路によって分路される。
【0019】前記電力半導体コンポーネントはIGBT
である。
である。
【0020】本発明はまた、本発明によるサージ電圧保
護装置を含む少なくとも一つの電力半導体コンポーネン
トを含むことを特徴とする、鉄道車両用の電力コンバー
タに関する。
護装置を含む少なくとも一つの電力半導体コンポーネン
トを含むことを特徴とする、鉄道車両用の電力コンバー
タに関する。
【0021】本発明の目的と態様と利点は、非限定的例
示により、また付属図面の参照により下記に与えられる
本発明の一つの特定の実施形態の説明から、更に良く理
解されるであろう。
示により、また付属図面の参照により下記に与えられる
本発明の一つの特定の実施形態の説明から、更に良く理
解されるであろう。
【0022】
【発明の実施の形態】図面を分かり易くするために、本
発明の理解に必要なコンポーネントだけが図示されてい
る。同じコンポーネントには、全ての図に渡って同じ番
号が付けてある。
発明の理解に必要なコンポーネントだけが図示されてい
る。同じコンポーネントには、全ての図に渡って同じ番
号が付けてある。
【0023】図5は、従来技術の欠点を改善する、そし
て図1に示す各IGBT4のコレクタCとゲートGとの
間に接続されることを意図した本発明によるサージ電圧
保護装置を示す。
て図1に示す各IGBT4のコレクタCとゲートGとの
間に接続されることを意図した本発明によるサージ電圧
保護装置を示す。
【0024】図5に示す本発明の特定の実施形態では、
本保護装置は、図3に示す従来技術の回路のものと類似
の主枝路1と二次枝路2とを含む保護回路からなってい
る。
本保護装置は、図3に示す従来技術の回路のものと類似
の主枝路1と二次枝路2とを含む保護回路からなってい
る。
【0025】本発明の本質的な特徴によれば、この保護
回路は、二次枝路2のコンデンサ5と並列に接続された
抵抗器8からなる追加枝路3を更に含んでいる。
回路は、二次枝路2のコンデンサ5と並列に接続された
抵抗器8からなる追加枝路3を更に含んでいる。
【0026】この種の保護装置は、IGBT4が不飽和
になるときに反応しやすい状態でいるような動的しきい
値電圧の利点を持っている。この抵抗器8は、並列に接
続されたN個のツェナーダイオードZnからZn+Nの
漏洩電流に追加される極めて低い電流を分路し、IGB
T4が不飽和になる段階の期間中、コンデンサ5を放電
する。したがってIGBT4が不飽和になるとき、コン
デンサ5はまったく充電されないか、IGBT4がオフ
になる直前に僅かに充電されるだけである。それからこ
の保護回路は、電圧VCEがしきい値電圧V
dynamicに到達すると直ちにアクティブになり、
アームの正常動作時と同じ仕方でIGBT4のサージ電
圧を減少させる。1200Vに設定された静的しきい値
電圧Vstaticと900Vに設定された動的しきい
値電圧Vdynamicとを有する保護回路を使用した
900VのDCライン電圧によるテストは、これが図5
の装置のサージ電圧を従来技術の装置と比較して32%
より多く減少させたことを示している。
になるときに反応しやすい状態でいるような動的しきい
値電圧の利点を持っている。この抵抗器8は、並列に接
続されたN個のツェナーダイオードZnからZn+Nの
漏洩電流に追加される極めて低い電流を分路し、IGB
T4が不飽和になる段階の期間中、コンデンサ5を放電
する。したがってIGBT4が不飽和になるとき、コン
デンサ5はまったく充電されないか、IGBT4がオフ
になる直前に僅かに充電されるだけである。それからこ
の保護回路は、電圧VCEがしきい値電圧V
dynamicに到達すると直ちにアクティブになり、
アームの正常動作時と同じ仕方でIGBT4のサージ電
圧を減少させる。1200Vに設定された静的しきい値
電圧Vstaticと900Vに設定された動的しきい
値電圧Vdynamicとを有する保護回路を使用した
900VのDCライン電圧によるテストは、これが図5
の装置のサージ電圧を従来技術の装置と比較して32%
より多く減少させたことを示している。
【0027】本発明は、単に例として説明され図示され
た実施形態に決して限定されないことは無論であり、ま
た本発明に与えられる保護の範囲を逸脱することなく、
特に種々のコンポーネントの構成に関して、あるいは技
術的な同等物を代用することにより本発明が変形可能で
あることは言うまでもない。
た実施形態に決して限定されないことは無論であり、ま
た本発明に与えられる保護の範囲を逸脱することなく、
特に種々のコンポーネントの構成に関して、あるいは技
術的な同等物を代用することにより本発明が変形可能で
あることは言うまでもない。
【図1】既に説明された図であって、従来技術による電
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
【図2】既に説明された図であって、従来技術による電
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
【図3】既に説明された図であって、従来技術による電
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
【図4】既に説明された図であって、従来技術による電
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
力コンバータアームと、この種のアームにおけるIGB
Tの動作と、サージ電圧保護装置とを示す図である。
【図5】図1からのコンバータアームのIGBTのコレ
クタとゲートとの間に接続される、図1に示されない、
本発明によるサージ電圧保護装置を示す図である。
クタとゲートとの間に接続される、図1に示されない、
本発明によるサージ電圧保護装置を示す図である。
1 主枝路
2 二次枝路
3 追加の枝路
4 電力半導体コンポーネント
5 コンデンサ
6、8 抵抗器
7 保護ダイオード
10 トラクションモータ
C コレクタ
E エミッタ
G ゲート
+HV、−HV 外部電位
VCE 電圧
Vstatic 静的導通しきい値電圧
Vdynamic 動的導通しきい値電圧
t0とt1、t2 時刻
VL ライン電圧
Vpeak サージ電圧
Z1からZn+N ツェナーダイオード
Claims (5)
- 【請求項1】 コレクタ(C)とエミッタ(E)とゲー
ト(G)とを有する電力半導体コンポーネント(4)を
サージ電圧から保護する装置であって、前記装置は前記
コレクタ(C)と前記ゲート(G)との間に並列に接続
された保護回路を含んでおり、前記保護回路は直列に接
続された少なくとも2個のツェナーダイオードを含む主
枝路(1)と、コンデンサ(5)を含み且つ、前記主枝
路(1)の前記ツェナーダイオードの少なくとも一つと
並列に接続された二次枝路(2)とを有しており、前記
保護回路は前記コンデンサ(5)と並列に接続された抵
抗器(8)を含む追加の枝路(3)を含むことを特徴と
する、前記装置。 - 【請求項2】 前記抵抗器(8)は前記コンデンサ
(5)の端子に直接接続されることを特徴とする、請求
項1に記載のサージ電圧から電力半導体コンポーネント
を保護する装置。 - 【請求項3】 前記保護回路の主枝路(1)は直列に接
続された一連のツェナーダイオードを含んでおり、それ
らの一連のツェナーダイオードの幾つかは前記コンデン
サ(5)を含む前記二次枝路(2)によって分路される
ことを特徴とする、請求項1に記載のサージ電圧保護装
置。 - 【請求項4】 前記電力半導体コンポーネント(4)は
IGBTであることを特徴とする、請求項1または2に
記載のサージ電圧保護装置。 - 【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載の
サージ電圧保護装置を含む少なくとも一つの電力半導体
コンポーネントを含むことを特徴とする、鉄道車両用の
電力コンバータ。
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