JP2003198371A - A/dコンバータ - Google Patents

A/dコンバータ

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JP2003198371A
JP2003198371A JP2001395353A JP2001395353A JP2003198371A JP 2003198371 A JP2003198371 A JP 2003198371A JP 2001395353 A JP2001395353 A JP 2001395353A JP 2001395353 A JP2001395353 A JP 2001395353A JP 2003198371 A JP2003198371 A JP 2003198371A
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JP
Japan
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voltage
input
switch
capacitor
resistor
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JP2001395353A
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Jiro Kanamaru
二郎 金丸
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Renesas Micro Systems Co Ltd
Original Assignee
Renesas Micro Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高周波クロックを必要とすることなく、変換時
間の高速化、高分解能化及び大入力電圧電圧範囲を実現
する。 【解決手段】容量C1の充電電圧Vcの供給を受けこの
充電電圧Vcの値の検出値に応じた値の基準電圧Vrf
を生成してコンパレータ2の基準電圧入力端に供給する
入力レベル検出回路6を備える。入力レベルに応じて適
切な基準電圧を設定することで変換時間は分割電圧範囲
の変換時間で済み、入力電圧Vinの範囲を大きくして
も変換時間が分割電圧範囲の最大変換時間を超えること
がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はA/Dコンバータ
(アナログ・ディジタル変換器)に関し、特に、積分型
のA/Dコンバータに関する。
【0002】
【従来の技術】積分型のA/Dコンバータは、他方式の
A/Dコンバータに比べ簡単な回路構成で、高精度が実
現できるという特長がある。
【0003】特開2001−160756号公報記載の
この種の従来のA/Dコンバータをブロックで示す図4
を参照すると、この従来のA/Dコンバータは、被測定
電圧である入力電圧Vinをインピーダンス変換するボ
ルテージフォロワ1と、一端がボルテージフォロワ1の
出力端に他端が後述の容量C1の一端にそれぞれ接続さ
れた充電用のスイッチS1と、一端がスイッチS1の他
端に他端が接地電位にそれぞれ接続されスイッチS1が
閉じた(オン)時ボルテージフォロワ1の出力電圧によ
り充電される容量C1と、一端が容量C1の一端に他端
が後述の定電流回路I1の一端にそれぞれ接続された放
電用のスイッチS2と、一端がスイッチS2の他端に他
端が接地電位にそれぞれ接続されスイッチS2が閉じた
(オン)時に容量C1に充電された電荷を接地電位へ放
電する定電流回路I1と、被比較入力端に容量C1の端
子電圧(充電電圧)を入力するコンパレータ2と、クロ
ックパルスを出力するクロック発生回路3と、このクロ
ックパルスをコンパレータ2が反転するまでカウントす
るカウンタ4と、充電スイッチS1と放電スイッチS2
の開閉を制御する制御回路5と、基準電圧Vrを出力し
コンパレータ2に供給する基準電圧源106とを備え
る。
【0004】次に、図4及び容量C1の一端の電圧波形
(以下、充電電圧波形)を波形図で示す図5を参照し
て、従来のA/Dコンバータの動作について説明する
と、ここでは説明の便宜上入力電圧Vinが正電圧であ
るものとする。まず始めに、制御回路5によってスイッ
チS1,S2を開き、カウンタ4をリセットする(時刻
t1)。
【0005】次に、スイッチS1を閉じ、入力電圧Vi
nを容量C1に充電する(時刻t2)。入力電圧Vin
は、ボルテージフォロワ1によりインピーダンス変換さ
れ、容量C1に入力電圧Vinに応じた電荷が瞬時に蓄
積され、容量C1のコンパレータ2側電圧(以下、充電
電圧)Vcは入力電圧Vinと等しくなる。
【0006】 Vc=Vin(V)・・・・・・・・・・・・・・・・(1) スイッチS1を開き、入力電圧Vinと容量C1の充電
電圧を分離する(時刻t3)。
【0007】次に、カウンタ4をセットしてスイッチS
2を閉じ、容量C1の充電電圧を定電流回路I1で放電
する(時刻t4)。定電流回路I1の放電電流iによっ
て容量C1より一定量の電荷が放電され、容量C1のコ
ンパレータ側電圧は減少する。容量C1の充電電圧Vc
は時間に対し一定の比率、すなわち、積分時定数Kd=
C・Vc/iで減少する。
【0008】カウンタ4は、容量C1の充電電圧Vcが
基準電圧Vrに達するまで(コンパレータ2の出力が反
転するまで)クロックをカウントしカウント値nを求め
る(時刻t5)。すなわち、時刻t4から時刻t5まで
の時間tをカウントする。
【0009】容量C1からの定電流回路I1の放電電流
iを一定とすると、カウント値nは入力電圧Vinに比
例する。すなわち、入力電圧Vinがカウント値nにデ
ジタル変換されることになる。
【0010】Tをクロック周期とすると、時間tは、t
=T×n(sec)であるから、入力電圧Vinは次式
で表される。
【0011】 Vin=T×n×i÷C1(V)・・・・・・・・・・・・・・(2) 例えば、入力電圧範囲0.0〜3.0V、分解能12ビ
ット、クロック周波数1MHzの場合、入力電圧0.1
Vの変換時間は136.5μsec(小数点2位以下切
捨)である。従って、例えば、入力電圧2.5Vの場合
は、変換時間は3413.3μsec必要となる。
【0012】このように、積分型のA/Dコンバータで
は、入力電圧分解能は入力電圧測定範囲の最大値をビッ
ト数で表現した分解能対応の数で除算した電圧値、すな
わち、上記の例では12ビット=4096の1カウント
分に対応する電圧値となり、この例では、3.0/40
96=0.00073242(V)(小数点9位以下切
捨)となる。一方、変換時間は、クロック周期とカウン
ト値との積であるので、入力電圧が変化するとカウント
値も変化し、従ってクロック周期を一定とした場合、変
換時間も変化する。すなわち、入力電圧によって変換時
間が大きく異なる。最大変換時間は最大カウント値に対
応し、入力電圧測定範囲を大きくすると最大カウント値
も大きくなるので変換時間が長くなる。
【0013】また、カウント値を電圧換算するため、入
力電圧分解能を高くすると1カウント分に対応する電圧
値が小さくなり、同一電圧変換に要するカウント値が大
きくなりので、クロック周期を一定とした場合、入力電
圧分解能を高くする程変換時間が長くなる。
【0014】従って、高分解能、大入力電圧測定範囲の
実現には、高周波クロックを使用する必要があり、これ
に付随するノイズ対策等のため、A/Dコンバータ回路
のコストが増加する。
【0015】上述したように、積分型A/Dコンバータ
は、比較的簡単な回路で高分解能が得られる反面、変換
時間が分解能、クロック周波数及び被測定電圧に依存し
変換効率が悪いため高速化には不向きであるとされてい
た。しかしながら、近年、上記特長が評価され、回路技
術の進歩に伴って高分解能でさらなる高速化要求も強く
なってきている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のA/D
コンバータは、変換時間が分解能、クロック周波数及び
被測定電圧に依存するため、被測定電圧である入力電圧
が変化すると変換時間が変動し、分解能を高くし入力電
圧測定範囲を大きくすると入力電圧の最大値近傍で変換
時間が長くなり、変換時間の高速化、高分解能化及び大
入力電圧測定範囲を実現するためには、高周波クロック
の使用が必要であり、これに付随するノイズ対策等のた
めコストが増加するという欠点があった。
【0017】本発明の目的は、上記欠点を解決し、高周
波クロックを必要とすることなく、変換時間の高速化、
高分解能化及び大入力電圧測定範囲を実現した積分型の
A/Dコンバータを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のA
/Dコンバータは、被測定電圧である入力電圧に応じた
電荷を蓄積する容量と、蓄積した前記電荷を一定の放電
電流値で放電させる定電流回路と、前記放電の開始時刻
から前記容量の両端電位が設定した基準電圧に到達する
時刻までクロックパルスをカウントしカウント値を生成
するカウンタとを備え、前記カウント値が前記入力電圧
のディジタル変換値を表すよう構成した積分型のA/D
コンバータにおいて、前記入力電圧を検出し検出した前
記入力電圧に応じた電圧値の前記基準電圧を設定する入
力レベル検出手段を備えて構成されている。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のA/Dコンバータにおいて、前記入力レベル検出手
段が、前記入力電圧の最小値から最大値までの範囲であ
る最大入力電圧範囲を予め定めた複数の分割電圧範囲に
分割し、前記複数の分割電圧範囲の各々毎に対応する前
記基準電圧を設定することを特徴とするものである。
【0020】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載のA/Dコンバータにおいて、被測定電圧である入力
電圧値をインピーダンス変換するインピーダンス変換手
段を備えて構成されている。
【0021】請求項4記載の発明のA/Dコンバータ
は、被測定電圧である入力電圧をインピーダンス変換す
るボルテージフォロワと、 一端が前記ボルテージフォロワの出力端に他端が後述の
容量の一端にそれぞれ接続された充電用の第1のスイッ
チと、 一端が前記第1のスイッチの他端に他端が接地電位にそ
れぞれ接続され前記第1のスイッチが閉じた時前記ボル
テージフォロワの出力電圧により充電される前記容量
と、 一端が前記第1の容量の一端に他端が後述の定電流回路
の一端にそれぞれ接続された放電用の第2のスイッチ
と、 一端が前記第2のスイッチの他端に他端が接地電位にそ
れぞれ接続され前記第2のスイッチが閉じた時に前記容
量に充電された電荷を前記接地電位又は負電位の電源に
放電する前記定電流回路と、被比較電圧入力端に前記容
量の端子電圧である充電電圧の供給を受けるコンパレー
タと、クロックパルスを出力するクロック発生回路と、
前記クロックパルスを前記コンパレータが反転するまで
カウントしカウント値を生成するカウンタと、前記第1
及び第2のスイッチを制御する制御回路と、前記容量の
前記充電電圧の供給を受けこの充電電圧の値の検出値に
応じた値の基準電圧を生成して前記コンパレータの基準
電圧入力端に供給する入力レベル検出回路とを備えて構
成されている。
【0022】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載のA/Dコンバータにおいて、前記入力レベル検出回
路が、前記入力電圧の最小値から最大値までの範囲であ
る最大入力電圧範囲を予め定めた第1及び第2の分割電
圧範囲に分割し、前記基準電圧として前記第1,第2の
分割電圧範囲の各々毎に対応する第1及び第2の基準電
圧を設定することを特徴とするものである。
【0023】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載のA/Dコンバータにおいて、前記入力レベル検出回
路が、一端が前記容量の一端に接続された第3のスイッ
チと、 一端が前記第3のスイッチの他端に他端が接地電位に接
続され前記第3のスイッチと開閉が逆動作で連動する第
4のスイッチと、 一端が前記第3のスイッチの他端に他端が接地電位に接
続された第1の容量と、第1及び第2の基準電圧をそれ
ぞれ出力する第1及び第2の電圧源と、 一端が第2の電圧源の出力端に接続された第2の容量
と、 一端が第2の容量の他端に接続された第3の容量と、各
々の被比較入力端が前記第1の容量の一端に接続され各
々の基準電圧入力端が前記第1,第2,第3の容量の各
々の一端にそれぞれ接続された第1,第2,第3のコン
パレータと、 一端が前記コンパレータの基準電圧入力端に接続された
第1の抵抗と、 一端が前記第1の抵抗の他端に接続された第2の抵抗
と、 一端が前記第2の抵抗の他端に接続された第3の抵抗
と、 一端が前記第3の抵抗抵抗の他端に接続された第4の抵
抗と、 一端が前記第4の抵抗の他端に他端が接地にそれぞれ接
続された第5の抵抗と、ドレインが前記第1,第2の抵
抗の共通接続点にソースが前記第2,第3の抵抗の共通
接続点にゲートが前記第1のコンパレータの出力端にそ
れぞれ接続された第1のトランジスタと、ドレインが前
記第2,第3の抵抗の共通接続点にソースが前記第3,
第4の抵抗の共通接続点にゲートが前記第2のコンパレ
ータの出力端にそれぞれ接続された第2のトランジスタ
と、ドレインが前記第3,第4の抵抗の共通接続点にソ
ースが前記第4,第5の抵抗の共通接続点にゲートが前
記第3のコンパレータの出力端にそれぞれ接続された第
3のトランジスタと、入力端が前記第4,第5の抵抗の
共通接続点に基準電圧入力端が前記第1の電圧を出力す
る演算増幅器とを備えて構成されている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0025】本実施の形態のA/Dコンバータは、被測
定電圧である入力電圧に応じた電荷を蓄積する容量と、
蓄積した前記電荷を一定の放電電流値で放電させる定電
流回路と、前記放電の開始時刻から前記容量の両端電位
が設定した基準電圧に到達する時刻までクロックパルス
をカウントしカウント値を生成するカウンタとを備え、
上記カウント値が上記入力電圧のディジタル変換値を表
すよう構成した積分型のA/Dコンバータにおいて、入
力電圧の最小値から最大値までの範囲である最大入力電
圧範囲を予め定めた複数の分割電圧範囲に分割しその分
割電圧範囲の各々毎に基準電圧を設け、上記入力電圧を
検出し検出した上記入力電圧に対応する分割電圧範囲に
応じた電圧値の上記基準電圧を設定する入力レベル検出
手段を備え、入力レベルにより上記コンパレータの基準
電圧を可変することにより、変換時間が分割電圧範囲の
変換時間で済むので、入力電圧電圧範囲を大きくしても
変換時間が分割電圧範囲の最大変換時間を超えることが
ないことを特徴とするものである。
【0026】次に、本発明の実施の形態を図4と共通の
構成要素には共通の参照文字/数字を付して同様にブロ
ックで示す図1を参照すると、この図に示す本実施の形
態のA/Dコンバータは、従来と共通の被測定電圧であ
る入力電圧Vinをインピーダンス変換するボルテージ
フォロワ1と、一端がボルテージフォロワ1の出力端に
他端が後述の容量C1の一端にそれぞれ接続された充電
用のスイッチS1と、一端がスイッチS1の他端に他端
が接地電位にそれぞれ接続されスイッチS1が閉じた時
ボルテージフォロワ1の出力電圧により充電される容量
C1と、一端が容量C1の一端に他端が後述の定電流回
路I1の一端にそれぞれ接続された放電用のスイッチS
2と、一端がスイッチS2の他端に他端が接地電位にそ
れぞれ接続されスイッチS2が閉じた時に容量C1に充
電された電荷を負電位(ここでは、説明の便宜上接地電
位)電源に放電する定電流回路I1と、被比較電圧入力
端に容量C1の端子電圧である充電電圧Vcの供給を受
けるコンパレータ2と、クロックパルスを出力するクロ
ック発生回路3と、このクロックパルスをコンパレータ
2が反転するまでカウントしカウント値nを生成するカ
ウンタ4と、充電スイッチS1と放電スイッチS2の開
閉を制御する制御回路5とに加えて、電圧源106の代
わりに容量C1の充電電圧Vcの供給を受けこの充電電
圧Vcの値の検出値に応じた値の基準電圧Vrfを生成
してコンパレータ2の基準電圧入力端に供給する入力レ
ベル検出回路6を備える。
【0027】入力レベル検出回路6の構成の一例を回路
図で示す図2を参照すると、この入力レベル検出回路6
は、一端が容量C1の一端に接続されたスイッチS61
と、一端がスイッチS61の他端に他端が接地電位に接
続されスイッチS61がオンの場合はオフしスイッチS
61がオフの場合はオンするというように開閉が逆動作
で連動するスイッチS62と、一端がスイッチS61の
他端に他端が接地電位に接続された容量C61と、基準
電圧Vr61,Vr62をそれぞれ出力する電圧源6
5,66と、一端が電圧源66の出力端に接続された容
量C62と、一端が容量C62の他端に接続された容量
C63と、一端が容量C63の他端に他端が接地にそれ
ぞれ接続された容量C64と、各々の被比較入力端が容
量C61の一端に接続され各々の基準電圧入力端が容量
C62,C63,C64の各々の一端にそれぞれ接続さ
れたコンパレータ61,62,63と、一端がコンパレ
ータ2の基準電圧入力端に接続された抵抗R61と、一
端が抵抗R61の他端に接続された抵抗R62と、一端
が抵抗R62の他端に接続された抵抗R63と、一端が
抵抗R63の他端に接続された抵抗R64と、一端が抵
抗R64の他端に他端が接地にそれぞれ接続された抵抗
R65と、ドレインが抵抗R61,R62の共通接続点
にソースが抵抗R62,R63の共通接続点にゲートが
コンパレータ61の出力端にそれぞれ接続されたNチャ
ネルMOS型のトランジスタQ61と、ドレインが抵抗
R62,R63の共通接続点にソースが抵抗R63,R
64の共通接続点にゲートがコンパレータ62の出力端
にそれぞれ接続されたNチャネルMOS型のトランジス
タQ62と、ドレインが抵抗R63,R64の共通接続
点にソースが抵抗R64,R65の共通接続点にゲート
がコンパレータ63の出力端にそれぞれ接続されたNチ
ャネルMOS型のトランジスタQ63と、入力端が抵抗
R64,R65の共通接続点に基準電圧入力端が電圧源
65の出力端に出力端が抵抗R61の一端にそれぞれ接
続され基準電圧Vrfを出力する演算増幅器(以下、ア
ンプ)64とを備える。
【0028】次に、図1、図2及び及び容量C1の一端
の電圧波形(以下、充電電圧波形)を波形図で示す図3
を参照して本実施の形態の動作について説明すると、こ
こでは説明の便宜上入力電圧Vinが正電圧であるもの
とする。まず始めに、制御回路5によってスイッチS
1,S2を開き、カウンタ4をリセットする(時刻t
1)。
【0029】次に、スイッチS1を閉じ、入力電圧Vi
nを容量C1に充電する(時刻t2)。入力電圧Vin
は、ボルテージフォロワ1によりインピーダンス変換さ
れ、容量C1に入力電圧Vinに応じた電荷が瞬時に蓄
積され、容量C1のコンパレータ2側電圧(以下、充電
電圧)Vcは入力電圧Vinと等しくなる。
【0030】 Vc=Vin(V)・・・・・・・・・・・・・・・・(1) 次に、スイッチS1を開き、入力電圧Vinと容量C1
の充電電圧を分離する(時刻t3)。ここまでの動作
は、上述した従来技術と同様である。
【0031】次に、入力レベル検出回路6により、入力
レベルに対応する基準電圧Vrfを選択する(時刻t
3)。ここでは、説明の便宜上、Vrfを0V,1.0
V,2.0Vの3段階とし、入力レベル0V〜1.0V
未満では基準電圧Vrf=0V、入力レベル1.0V〜
2.0V未満では基準電圧Vrf=1.0V、入力レベ
ル2.0V〜3.0V未満では基準電圧Vrf=2.0
Vをそれぞれ選択するものとする。すなわち、入力電圧
範囲を複数、この例では3分割し、この3分割した分割
電圧範囲の各々毎に適切な基準電圧Vrfを設定する。
【0032】次に、カウンタ4をセットしてスイッチS
2を閉じ、容量C1の充電電圧を定電流回路I1で放電
する(時刻t4)。定電流回路I1の放電電流iによっ
て容量C1より一定量の電荷が放電され、容量C1のコ
ンパレータ側電圧は減少する。すなわち、容量C1の充
電電圧Vcは時間に対し一定の比率、すなわち、積分の
時定数Kd=C・Vc/iで減少する。
【0033】カウンタ4は、容量C1の充電電圧Vcが
基準電圧Vrfに達するまで(コンパレータ2の出力が
反転するまで)クロックをカウントしカウント値nを求
める(時刻時刻t5)。すなわち、時刻t4から時刻t
5までの時間時刻tをカウントする。
【0034】容量C1からの定電流回路I1の放電電流
iを一定とすると、カウント値nは入力電圧Vinに比
例する。すなわち、入力電圧Vinがカウント値nにデ
ジタル変換されることになる。
【0035】時刻tをクロック周期とすると、時間時刻
tは、時刻t=時刻t×n(sec)であるから、入力
電圧Vinは次式で表される。 Vin=時刻t×n×i÷C1+Vrf(V)・・・・・・・・・・・(3) 例えば、従来と同様に、入力電圧範囲0.0〜3.0
V、分解能12ビット、クロック周波数1MHzとす
る。
【0036】ここで、説明の便宜上、Vrfを0V,
1.0V,2.0Vの3段階とし、また、入力電圧範囲
を3分割し、入力レベル第0V〜1.0V未満では基準
電圧Vrf=0V、入力レベル1.0V〜2.0V未満
では基準電圧Vrf=1.0V、入力レベル2.0V〜
3.0V未満では基準電圧Vrf=2.0Vをそれぞれ
選択するものとする。
【0037】入力電圧Vin=0.1Vの場合、入力レ
ベル第0V〜1.0V未満であるので基準電圧Vrfは
0Vであり、この場合の変換時間は従来と同様に13
6.5μsec(小数点2位以下切捨)である。
【0038】次に、入力電圧Vin=2.5Vの場合、
入力レベル2.0V〜3.0V未満であるので基準電圧
Vrfは2.0Vとなる。従って、コンパレータ2は充
電電圧Vcが2.5Vから2.0Vまで変化する時間す
なわち0.5V分の変化に相当する時間だけカウントす
る。従って、この場合は、136.5×5=682.5
μsecとなる。これは上述した従来技術による変換時
間3413.3μsecに比較すると、約1/5であ
る。
【0039】なお、基準電圧1.0V及び2.0Vの場
合は、変換したカウント値nに基準電圧1.0V及び
2.0Vの各々に対応する固定カウント値を加算して、
最終的なディジタル値を得る。
【0040】次に、図2を参照して、本実施の形態を特
徴付ける入力レベル検出回路6の動作について説明する
と、アンプ64はコンパレータ2の基準電圧Vrfを生
成する。この基準電圧Vrfは、電圧源65から供給さ
れる基準電圧Vr61と抵抗R61,R62,R63,
R64,R65で決定される。
【0041】アンプ64の出力端と接地間に直列接続さ
れた抵抗R61,R62,R63,R64,R65は基
準電圧Vrfの分圧回路を構成している。
【0042】Nチャネル型のトランジスタQ61,Q6
2,Q63の各々は、コンパレータ61,62,63の
各々の出力の供給に応じて上記分圧回路の分圧抵抗R6
2,R63,R64の各々を短絡するスイッチとして機
能する。
【0043】一方、入力電圧Vinは、スイッチS6
1,S62により容量C61に充電され、充電電圧Vc
61を生成する。コンパレータ61,62,63の各々
はこの充電電圧Vc61を、電圧源66から供給される
基準電圧Vr62とこの基準電圧Vr62を容量C6
2,C63及びC64から成る分圧回路で分圧された分
電圧Vr63,Vr64の各々と比較し、この比較結果
の出力の各々でトランジスタQ61,Q62,Q63の
各々のオン/オフを制御する。
【0044】入力電圧Vinが低く、従って充電電圧V
c62が低い場合コンパレータ61,62,63の全て
の出力がLレベルとなる。この場合は、トランジスタQ
61,Q62,Q63の全てが遮断(オフ)状態とな
り、分圧回路の分圧比はR65/(R61+R62+R
63+R64+R65)であり、最も高い。従ってこの
場合の出力の基準電圧Vrfは次式で表される。 Vrf=Vr61{1+(R61+R62+R63+R
64)/R65} この場合は、基準電圧Vrfは最低値を出力する。
【0045】入力電圧Vinが上昇し、例えば、充電電
圧Vc61が基準電圧Vr62を超えるとコンパレータ
61が反転してHレベルを出力し、トランジスタQ61
をオンする。さらに、入力電圧Vinがさらに上昇し、
分圧した基準電圧Vr63が基準電圧Vr62を超える
とコンパレータ62が反転してHレベルを出力し、トラ
ンジスタQ62をオンする。同様に、入力電圧Vinが
さらに上昇すると、分圧した基準電圧Vr64が基準電
圧Vr62を超えるとコンパレータ63が反転してHレ
ベルを出力し、トランジスタQ63をオンする。
【0046】このように、トランジスタQ61,Q6
2,Q63の各々が導通(オン)することにより、抵抗
R61,R62,R63,R64,R65から成る分圧
回路の分圧比が変化し、従って、出力の基準電圧Vrf
が変化する。従って、入力電圧Vinの最低値からの上
昇に伴い、基準電圧Vrfは最低値から順次段階的に上
昇し、入力電圧Vinの最高値に対応したトランジスタ
Q61,Q62,Q63の全てがオン状態のとき基準電
圧Vrfは最高値となる。
【0047】上述したように、本実施の形態のA/Dコ
ンバータは、入力電圧分解能は入力電圧測定範囲の最大
値をビット数で表現した分解能対応の数で除算した電圧
値すなわち分解能を表現するビット値対応の数の1カウ
ント分に対応する電圧値となり、一方、入力電圧測定範
囲を分割してその分割測定範囲の各々毎に基準電圧を設
け、入力レベルを検出して対応する分割測定範囲を求め
てその分割測定範囲に対し最適な基準電圧を生成する入
力レベル検出回路を備えることにより、入力レベルに応
じた分割測定範囲に対し適切な基準電圧を設定すること
で変換時間は分割測定範囲の変換時間で済むので、入力
電圧測定範囲を大きくしても変換時間が分割測定範囲の
最大変換時間を超えることがない。
【0048】従って、高分解能化及び大入力電圧測定範
囲の実現のために、コスト増大要因となる高周波クロッ
クを使用しなくてもよいため低価格化を図れる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のA/Dコ
ンバータは、最大入力電圧範囲を予め定めた複数の分割
電圧範囲に分割しその分割電圧範囲の各々毎に基準電圧
を設け、入力電圧を検出し検出した上記入力電圧対応の
分割電圧範囲に応じた電圧値の基準電圧を設定する入力
レベル検出手段を備え、入力レベルに応じて適切な基準
電圧を設定することで変換時間は分割電圧範囲の変換時
間で済むので、入力電圧電圧範囲を大きくしても変換時
間が分割電圧範囲の最大変換時間を超えることがないと
いう効果がある。
【0050】また、高分解能化及び大入力電圧電圧範囲
の実現のために、コスト増大要因となる高周波クロック
を使用しなくてもよいため低価格化を図れるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のA/Dコンバータの一実施の形態を示
すブロック図である。
【図2】図1の入力レベル検出回路の構成の一例を示す
回路図である。
【図3】本実施の形態のA/Dコンバータにおける動作
の一例を示す波形図である。
【図4】従来のA/Dコンバータの一例を示すブロック
図である。
【図5】従来のA/Dコンバータにおける動作の一例を
示す充電電圧波形の波形図である。
【符号の説明】
1 ボルテージフォロワ 2,61,62,63 コンパレータ 3 クロック発生回路 4 カウンタ 5 制御回路 6 入力レベル検出回路 64 アンプ 65,66,106 電圧源 C1,C61,C62,C63,C64 容量 I1 定電流回路 Q61,Q62,Q63 トランジスタ R61,R62,R63,R64,R65 抵抗 S1,S2,S61,S62 スイッチ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定電圧である入力電圧に応じた電荷
    を蓄積する容量と、蓄積した前記電荷を一定の放電電流
    値で放電させる定電流回路と、前記放電の開始時刻から
    前記容量の両端電位が設定した基準電圧に到達する時刻
    までクロックパルスをカウントしカウント値を生成する
    カウンタとを備え、前記カウント値が前記入力電圧のデ
    ィジタル変換値を表すよう構成した積分型のA/Dコン
    バータにおいて、 前記入力電圧を検出し検出した前記入力電圧に応じた電
    圧値の前記基準電圧を設定する入力レベル検出手段を備
    えることを特徴とするA/Dコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記入力レベル検出手段が、前記入力電
    圧の最小値から最大値までの範囲である最大入力電圧範
    囲を予め定めた複数の分割電圧範囲に分割し、前記複数
    の分割電圧範囲の各々毎に対応する前記基準電圧を設定
    することを特徴とする請求項1記載のA/Dコンバー
    タ。
  3. 【請求項3】 被測定電圧である入力電圧値をインピー
    ダンス変換するインピーダンス変換手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載のA/Dコンバータ。
  4. 【請求項4】 被測定電圧である入力電圧をインピーダ
    ンス変換するボルテージフォロワと、 一端が前記ボルテージフォロワの出力端に他端が後述の
    容量の一端にそれぞれ接続された充電用の第1のスイッ
    チと、 一端が前記第1のスイッチの他端に他端が接地電位にそ
    れぞれ接続され前記第1のスイッチが閉じた時前記ボル
    テージフォロワの出力電圧により充電される前記容量
    と、 一端が前記第1の容量の一端に他端が後述の定電流回路
    の一端にそれぞれ接続された放電用の第2のスイッチ
    と、 一端が前記第2のスイッチの他端に他端が接地電位にそ
    れぞれ接続され前記第2のスイッチが閉じた時に前記容
    量に充電された電荷を前記接地電位又は負電位の電源に
    放電する前記定電流回路と、 被比較電圧入力端に前記容量の端子電圧である充電電圧
    の供給を受けるコンパレータと、 クロックパルスを出力するクロック発生回路と、 前記クロックパルスを前記コンパレータが反転するまで
    カウントしカウント値を生成するカウンタと、 前記第1及び第2のスイッチを制御する制御回路と、 前記容量の前記充電電圧の供給を受けこの充電電圧の値
    の検出値に応じた値の基準電圧を生成して前記コンパレ
    ータの基準電圧入力端に供給する入力レベル検出回路と
    を備えることを特徴とするA/Dコンバータ。
  5. 【請求項5】 前記入力レベル検出回路が、前記入力電
    圧の最小値から最大値までの範囲である最大入力電圧範
    囲を予め定めた第1及び第2の分割電圧範囲に分割し、 前記基準電圧として前記第1,第2の分割電圧範囲の各
    々毎に対応する第1及び第2の基準電圧を設定すること
    を特徴とする請求項4記載のA/Dコンバータ。
  6. 【請求項6】 前記入力レベル検出回路が、一端が前記
    容量の一端に接続された第3のスイッチと、 一端が前記第3のスイッチの他端に他端が接地電位に接
    続され前記第3のスイッチと開閉が逆動作で連動する第
    4のスイッチと、 一端が前記第3のスイッチの他端に他端が接地電位に接
    続された第1の容量と、 第1及び第2の基準電圧をそれぞれ出力する第1及び第
    2の電圧源と、 一端が第2の電圧源の出力端に接続された第2の容量
    と、 一端が第2の容量の他端に接続された第3の容量と、 各々の被比較入力端が前記第1の容量の一端に接続され
    各々の基準電圧入力端が前記第1,第2,第3の容量の
    各々の一端にそれぞれ接続された第1,第2,第3のコ
    ンパレータと、 一端が前記コンパレータの基準電圧入力端に接続された
    第1の抵抗と、 一端が前記第1の抵抗の他端に接続された第2の抵抗
    と、 一端が前記第2の抵抗の他端に接続された第3の抵抗
    と、 一端が前記第3の抵抗抵抗の他端に接続された第4の抵
    抗と、 一端が前記第4の抵抗の他端に他端が接地にそれぞれ接
    続された第5の抵抗と、 ドレインが前記第1,第2の抵抗の共通接続点にソース
    が前記第2,第3の抵抗の共通接続点にゲートが前記第
    1のコンパレータの出力端にそれぞれ接続された第1の
    トランジスタと、 ドレインが前記第2,第3の抵抗の共通接続点にソース
    が前記第3,第4の抵抗の共通接続点にゲートが前記第
    2のコンパレータの出力端にそれぞれ接続された第2の
    トランジスタと、 ドレインが前記第3,第4の抵抗の共通接続点にソース
    が前記第4,第5の抵抗の共通接続点にゲートが前記第
    3のコンパレータの出力端にそれぞれ接続された第3の
    トランジスタと、 入力端が前記第4,第5の抵抗の共通接続点に基準電圧
    入力端が前記第1の電圧を出力する演算増幅器とを備え
    ることを特徴とする請求項4記載のA/Dコンバータ。
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