JP2003197977A - 発光ダイオードの製造方法 - Google Patents
発光ダイオードの製造方法Info
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Abstract
小さな発光ダイオードの製造方法を実現する。 【解決手段】 先ず、第1のリードフレーム12のリフレ
クタ14底面上に、LEDチップ16をダイボンドした後、
ボンディングワイヤ20を介して第2のリードフレーム18
とLEDチップ16とを接続する。次に、リフレクタ14内
に、透光性無機材料で構成された未硬化状態のコーティ
ング材22を充填してLEDチップ16の上面及び側面をコ
ーティング材22で被覆する。その後、粉末状の蛍光体24
をマイナスの電荷に帯電させると共に、リフレクタ14内
に充填されたコーティング材22表面をプラスの電荷に帯
電させることにより、静電引力を用いて蛍光体24をコー
ティング材22表面に層状に付着させる。その後、所定温
度でコーティング材22を加熱、硬化させた後、LEDチ
ップ16、コーティング材22、蛍光体24、第1のリードフ
レーム12及び第2のリードフレーム18の上端部を、透光
性エポキシ樹脂等より成り、先端に凸レンズ部26を形成
した外装体28で被覆・封止する。
Description
チップの発光を、所定波長の光に変換する波長変換用の
蛍光体を備えた発光ダイオードの製造方法に係り、特
に、発光ダイオード毎における光度のばらつきの小さな
発光ダイオードの製造方法に関する。
ダイオード(以下、LEDと称する)60は、図5に示す
ように、発光ダイオードチップ搭載用の第1のリードフ
レーム62に、その底面から上方に向かって孔径が徐々に
拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を
反射面と成してリフレクタ64を形成し、該リフレクタ64
の底面に、例えば紫外光を発光する発光ダイオードチッ
プ(以下、LEDチップと称する)66をダイボンドする
ことにより、上記第1のリードフレーム62と、LEDチ
ップ66底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続
している。また、第2のリードフレーム68と、上記LE
Dチップ66上面の他方の電極(図示せず)とをボンディ
ングワイヤ70を介して電気的に接続して成る。
フレクタ64内に充填された透光性エポキシ樹脂等のコー
ティング材72によって被覆・封止されており、また、上
記コーティング材72中には、LEDチップ66から発光さ
れた紫外光を所定波長の可視光に変換する波長変換用の
蛍光体74が分散状態で混入されている。さらに、上記L
EDチップ66、コーティング材72、第1のリードフレー
ム62及び第2のリードフレーム68の上端部は、透光性エ
ポキシ樹脂等より成り、先端に凸レンズ部76を有する外
装体78によって被覆・封止されている。
第2のリードフレーム68を介してLEDチップ66に電圧
が印加されると、LEDチップ66が発光して紫外光が放
射され、該紫外光が上記コーティング材72中の蛍光体74
に照射されることにより、紫外光が所定色の可視光に波
長変換され、該可視光が外装体78の凸レンズ部76によっ
て集光されて外部へ放射されるようになっている。
LED60のように、蛍光体74をコーティング材72中に分
散状態で混入して製造する場合、コーティング材72中に
混入する蛍光体74の量や、蛍光体74の分散状態を正確に
制御することは困難であった。このため、製造される各
LED60毎に、蛍光体74の量や、蛍光体74の分散状態が
異なることとなり、その結果、製造されたLED60毎に
光度のばらつきを生じていた。
出されたものであり、その目的とするところは、発光ダ
イオード毎における光度のばらつきの小さな発光ダイオ
ードの製造方法を実現することにある。
め、この発明に係る発光ダイオードの製造方法は、基体
の一面上にLEDチップを配置すると共に、該LEDチ
ップを透光性材料で構成された未硬化状態のコーティン
グ材で被覆し、その後、マイナス又はプラスの電荷を帯
電させた粉末状の蛍光体を、該蛍光体に帯電させた電荷
とは逆の電荷で帯電させた上記コーティング材の表面
に、静電気を利用して被着させ、その後、上記コーティ
ング材を硬化させることを特徴とする。上記基体として
は、例えば、リードフレームが該当し、この場合、リー
ドフレームに設けた凹部内面を反射面と成して形成した
リフレクタの底面上に、上記LEDチップを配置すると
共に、該LEDチップを、上記リフレクタ内に充填した
上記コーティング材で被覆し、その後、マイナス又はプ
ラスの電荷を帯電させた粉末状の蛍光体を、該蛍光体に
帯電させた電荷とは逆の電荷で帯電させた上記コーティ
ング材の表面に、静電気を利用して被着させ、その後、
上記コーティング材を硬化させれば良い。
あっては、蛍光体をマイナス又はプラスの電荷に帯電す
ると共に、コーティング材表面を上記蛍光体に帯電させ
た電荷とは逆の電荷で帯電した上で、静電気を利用して
蛍光体をコーティング材表面に被着するようにしたの
で、蛍光体の帯電量や、帯電した蛍光体とコーティング
材表面間の距離を制御することにより、所定量の蛍光体
を、コーティング材表面に同じ厚さで均一に被着するこ
とができる。このため、製造されたLED相互間におい
て、蛍光体の量や、蛍光体の厚さに差異を殆ど生じるこ
とがなく、光度のばらつきの小さな発光ダイオードを製
造することができる。
るのが望ましい。無機材料は、エポキシ樹脂等の有機材
料とは異なり、紫外光等のエネルギーの大きい短波長光
を殆ど吸収することがなく、また、短波長光を吸収した
としても、分子結合力が強いため劣化することが殆どな
い。従って、LEDチップを被覆するコーティング材を
無機材料で構成すれば、該コーティング材が、エネルギ
ーの大きい短波長光によって劣化・変色することが防止
され、その結果、コーティング材の劣化に起因したLE
Dの光度減少や色調変化を生じることがない。
得られたLED10を示す断面図であり、このLED10
は、LEDチップ搭載用の第1のリードフレーム12に、
その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏
斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成し
てリフレクタ14を形成し、該リフレクタ14の底面上に、
主発光波長が400nm以下のLEDチップ16をダイボ
ンドにより接続固定し、以て、上記第1のリードフレー
ム12と、LEDチップ16底面の一方の電極(図示せず)
とを電気的に接続している。また、第2のリードフレー
ム18と、上記LEDチップ16上面の他方の電極(図示せ
ず)とをボンディングワイヤ20を介して電気的に接続し
て成る。上記LEDチップ16は、例えば、窒化ガリウム
系半導体結晶で構成することができる。
面)は、リフレクタ14内に充填されたコーティング材22
によって被覆・封止されており、また、該コーティング
材22の表面上には、LEDチップ16から発光された40
0nm以下の紫外光を所定波長の可視光に変換する波長
変換用の蛍光体24が層状に被着形成されている。もっと
も上記蛍光体24は、紫外光を可視光に変換するものだけ
に限定されず、要するに、LEDチップ16の発光を所定
波長の光に変換できるものであれば良い。上記蛍光体24
としては、例えば以下の組成のものを用いることができ
る。赤色可視光に変換する赤色蛍光体として、例えばY
(PV)O4:Eu、YVO4:Eu、3.5MgO・
0.5MgF2・GeO2:Mg、(SrMg)3(P
O4):Sn、Y2O3:Eu、CaSiO3:Pb,
Mn、Y2O2S:Eu等が挙げられ、これら1種若し
くは2種以上の混合物として使用される。緑色可視光に
変換する緑色蛍光体として、例えばZn2SiO4:M
n、(CeTbMn)MgAl11O19、LaP
O4:Ce,Tb、(CeTb)MgAl11O19、
Y2SiO5:Ce,Tb、ZnS:Cu,Al、Zn
S:Cu:Au:Al、(Zn,Cd)S:Cu:A
l、SrAl2O4:Eu,Dy、Sr4Al14O
25:Eu,Dy等が挙げられ、これら1種若しくは2
種以上の混合物として使用される。更に、青色可視光に
変換する青色蛍光体としては、(SrMg)2P
2O7:Eu、Sr2P2O7:Eu、Sr2P2O7:
Sn、Sr5(PO4)3Cl:Eu、(SrCaB
a)5(PO4)3Cl:Eu、BaMg2Al16O
27:Eu、CaWO4、CaWO4:Pb青色蛍光体、
ZnS:Ag,Cl、ZnS:Ag,Al等が挙げら
れ、これら1種若しくは2種以上の混合物として使用さ
れる。これら3色の蛍光体を適宜選択・混合して用いる
ことで、種々の色の発色が可能となる。
材料で構成されている。コーティング材22をガラスで構
成する場合には、比較的低温でのガラス合成が可能なゾ
ルゲル法を用いて作製される、いわゆるゾルゲルガラス
を用いることができる。ゾルゲル法は、例えば、金属ア
ルコキシドや金属アセチルアセトネート、金属カルボキ
シレート等の金属有機化合物の加水分解、重合反応を利
用して金属−酸素の結合からできた重合体を作るもので
ある。例えば、一般式M(OR)n(M:金属元素、R:アルキル
基、n:金属の酸化数)の金属有機化合物、水(加水分
解のため)、溶媒としてメタノール、DMF(ヂメチルフ
ォルムアミド)、加水分解・重合反応の調整剤としてア
ンモニアなどを調合した均質な透明なゾル溶液を作り、
このゾル溶液を加水分解、重合反応させることにより、
ゲル化し、硬いガラス状の無機質膜形成が生じてゾルゲ
ルガラスが形成される。アルキル基(R)等の組成を適
宜選定することにより、コーティング材22に適したゾル
ゲルガラスが得られる。
蛍光体24、第1のリードフレーム12及び第2のリードフ
レーム18の上端部は、透光性エポキシ樹脂等より成り、
先端に凸レンズ部26を有する外装体28によって被覆・封
止されている。
第2のリードフレーム18を介してLEDチップ16に電圧
が印加されると、LEDチップ16が発光して紫外光が放
射され、該紫外光が上記コーティング材22の表面上に被
着された蛍光体24に照射されることにより、紫外光が所
定色の可視光に波長変換され、該可視光が外装体28の凸
レンズ部26によって集光されて外部へ放射されるのであ
る。
機材料で構成したのは、LEDチップ16から発光された
紫外光等の短波長光によるコーティング材22の劣化・変
色を防止し、コーティング材22の劣化に起因したLED
の光度減少や色調変化を防ぐためである。すなわち、コ
ーティング材22を、従来のLED60の如くエポキシ樹脂
等の有機材料で構成すると、有機材料はLEDチップ16
から発光された紫外光の一部を吸収してしまい、その結
果、エネルギーの大きい紫外光によってコーティング材
22が劣化・変色し、LED10の光度減少や色調の変化を
生じさせることとなる。そこで、本発明の第1のLED
10にあっては、エポキシ樹脂等の有機材料とは異なり、
紫外光等のエネルギーの大きい短波長光を殆ど吸収する
ことがなく、また、短波長光を吸収したとしても、分子
結合力が強いため劣化することが殆どない無機材料で上
記コーティング材22を構成することにより、紫外光によ
るコーティング材22の劣化・変色を防止し、以て、コー
ティング材22の劣化に起因したLED10の光度減少や色
調変化を防いでいるのである。尚、短波長光としては、
400nm以下の紫外光のみに限定されず、例えば41
0nmの青色可視光等、400nm近傍の可視光も含ま
れる。
ED10にあっては、コーティング材22の表面上に蛍光体
24を層状に被着形成したので、LEDチップ16から放射
されてコーティング材22を透過する紫外光は、コーティ
ング材22表面の蛍光体24に必ず当たるため、紫外光から
可視光への波長変換効率を向上させることができる。ま
た、蛍光体24で紫外光から波長変換された可視光は、直
ちに蛍光体24を出射して外装体28内部へ入射するため、
可視光の取出し効率も向上させることができる。この結
果、上記LED10は、従来のLED60に比べてその光度
を格段に高めることができる。さらに、上記の通り、紫
外光から可視光への波長変換効率が高くなるため、可視
光へ変換されない紫外光によって透光性エポキシ樹脂等
の有機材料で構成された外装体28が劣化することも防止
できる。
に基づいて説明する。先ず、第1のリードフレーム12の
リフレクタ14底面上に、LEDチップ16をダイボンドし
た後、ボンディングワイヤ20を介して第2のリードフレ
ーム18とLEDチップ16とを接続する(図示せず)。次
に、図2に示すように、リフレクタ14内に未硬化状態の
上記コーティング材22を充填することにより、LEDチ
ップ16の上面及び側面をコーティング材22で被覆する。
この未硬化状態のコーティング材22は、蛍光体24を接着
するための機能を果たす。尚、リフレクタ14内へのコー
ティング材22の充填には適宜な方法を用いることがで
き、例えば、リフレクタ14形成箇所以外の第1のリード
フレーム12及び第2のリードフレーム18表面をマスク
し、この状態で、コーティング材22の満たされた槽内に
浸漬したり、或いはコーティング材22をスプレー塗布す
れば良い。またマイクロディスペンサーを用いて、コー
ティング材22をリフレクタ14内に充填しても良い。
末状の蛍光体24を収納し、50kV〜90kVの電圧を
印加して帯電器30内を静電気帯電雰囲気と成すと共に、
蛍光体24を流動させることにより、蛍光体24にマイナス
の電荷を帯電させる。また、第1のリードフレーム12を
アースすることにより、リフレクタ14内に充填されたコ
ーティング材22表面をプラスの電荷に帯電させる。この
状態で、メッシュ状の蓋部材32が嵌着された帯電器30の
開口端30aを、コーティング材22表面に所定距離まで近
づけることにより、マイナスの電荷に帯電された蛍光体
24を、静電引力によってプラスの電荷に帯電されたコー
ティング材22表面へ導き(図3の矢印参照)、蛍光体24
をコーティング材22表面に層状に付着させるのである
(図4)。この際、蛍光体24の帯電量を調整したり、或
いは、帯電器30の開口端30aに位置す蛍光体24とコーテ
ィング材22表面間の距離を調整することで、コーティン
グ材22表面に付着させる蛍光体24の量を容易に制御する
ことができる。また、プラスの電荷に帯電されたコーテ
ィング材22表面には、マイナスの電荷に帯電された蛍光
体24が静電引力によって確実に被着されるため、コーテ
ィング材22表面には蛍光体24が同じ厚さで均一に被着さ
れる。
熱、硬化させることにより、蛍光体24はコーティング材
22表面へ強固に被着される。尚、コーティング材22の加
熱、硬化の際、コーティング材22中の溶剤が蒸発するた
め、コーティング材22は若干収縮する。コーティング材
22の硬化後、LEDチップ16、コーティング材22、蛍光
体24、第1のリードフレーム12及び第2のリードフレー
ム18の上端部を、透光性エポキシ樹脂等より成り、先端
に凸レンズ部26を形成した外装体28で被覆・封止するこ
とにより、図1に示すLED10が得られる。
は、蛍光体24をマイナスの電荷に帯電すると共にコーテ
ィング材22表面をプラスの電荷に帯電した上で、静電気
を利用して蛍光体24をコーティング材22表面に被着する
ようにしたので、蛍光体24の帯電量や、帯電した蛍光体
24とコーティング材22表面間の距離を制御することによ
り、所定量の蛍光体24を、コーティング材22表面に同じ
厚さで均一に被着することができる。このため、製造さ
れたLED10相互間において、蛍光体24の量や、蛍光体
24の厚さに差異を殆ど生じることがなく、光度のばらつ
きの小さなLED10を製造することができる。
ポキシ樹脂等の有機材料で構成した場合を例に挙げて説
明したが、上記外装体28をコーティング材22と同じ無機
材料で構成しても良い。また、上記実施形態において
は、リフレクタ14内に充填したコーティング材22の上端
部が、リフレクタ14の上端より下方に配置されている場
合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定され
ず、コーティング材22の上端部をリフレクタ14外へ突出
させ、コーティング材22の上端部を、リフレクタ14の上
端より上方に配置させても良い。
にあっては、蛍光体をマイナス又はプラスの電荷に帯電
すると共に、コーティング材表面を上記蛍光体に帯電さ
せた電荷とは逆の電荷で帯電した上で、静電気を利用し
て蛍光体をコーティング材表面に被着するようにしたの
で、蛍光体の帯電量や、帯電した蛍光体とコーティング
材表面間の距離を制御することにより、所定量の蛍光体
を、コーティング材表面に同じ厚さで均一に被着するこ
とができる。このため、製造されたLED相互間におい
て、蛍光体の量や、蛍光体の厚さに差異を殆ど生じるこ
とがなく、光度のばらつきの小さな発光ダイオードを製
造することができる。
である。
Claims (3)
- 【請求項1】 基体の一面上にLEDチップを配置する
と共に、該LEDチップを透光性材料で構成された未硬
化状態のコーティング材で被覆し、その後、マイナス又
はプラスの電荷を帯電させた粉末状の蛍光体を、該蛍光
体に帯電させた電荷とは逆の電荷で帯電させた上記コー
ティング材の表面に、静電気を利用して被着させ、その
後、上記コーティング材を硬化させることを特徴とする
発光ダイオードの製造方法。 - 【請求項2】 上記基体が、リードフレームであり、該
リードフレームに設けた凹部内面を反射面と成して形成
したリフレクタの底面上に、上記LEDチップを配置す
ると共に、該LEDチップを、上記リフレクタ内に充填
した未硬化状態の上記コーティング材で被覆し、その
後、マイナス又はプラスの電荷を帯電させた粉末状の蛍
光体を、該蛍光体に帯電させた電荷とは逆の電荷で帯電
させた上記コーティング材の表面に、静電気を利用して
被着させ、その後、上記コーティング材を硬化させるこ
とを特徴とする請求項1に記載の発光ダイオードの製造
方法。 - 【請求項3】 上記コーティング材を、無機材料で構成
したことを特徴とする請求項1又は2に記載の発光ダイ
オードの製造方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001396277A JP2003197977A (ja) | 2001-12-27 | 2001-12-27 | 発光ダイオードの製造方法 |
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