JP2003196363A - 記録媒体販売システム - Google Patents

記録媒体販売システム

Info

Publication number
JP2003196363A
JP2003196363A JP2001396326A JP2001396326A JP2003196363A JP 2003196363 A JP2003196363 A JP 2003196363A JP 2001396326 A JP2001396326 A JP 2001396326A JP 2001396326 A JP2001396326 A JP 2001396326A JP 2003196363 A JP2003196363 A JP 2003196363A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
customer
information
bar code
shop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001396326A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaya Komashiro
昌也 駒城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC Infrontia Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Infrontia Corp filed Critical NEC Infrontia Corp
Priority to JP2001396326A priority Critical patent/JP2003196363A/ja
Publication of JP2003196363A publication Critical patent/JP2003196363A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】時間的又は場所的な制約を受けることなく試聴
して、顧客が十分納得してCD等の記録媒体を購入可能
にする記録媒体販売システムを提供する。 【解決手段】CDショップは、顧客にIDカード10を
作成し、IDカードリーダ20で個人情報を読み取った
後にバーコードスキャナ30を貸与する。顧客は、この
バーコードスキャナ30で関心のあるCDのバーコード
情報を読み取り、店舗端末50へ送信する。この店舗端
末50は、バーコード情報および顧客情報をデータセン
ター60へ送信し、電子メールで顧客の携帯電話70に
送信し、適宜試聴した後に返信すると購入予約される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体販売システ
ムに関し、例えば、CDショップに陳列する多数のCD
(Compact Disc)を顧客が選択して、希望するCDを販
売する顧客満足度の高い記録媒体販売システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】音楽の記録媒体は、従来のアナログ式レ
コード盤又は磁気テープに代わって、現在では大半がデ
ジタル録音されたCD又はMD(Mini Disc)である。
CDショップには、多数のCDがパッケージに収めら
れ、ジャンル別に棚に陳列して販売されているのが一般
的である。
【0003】図6は、CDショップにおいて顧客にCD
を販売する従来の記録媒体販売システムの説明図であ
る。特に、顧客がCDショップでCDを選択して購入す
る一般的なCD購入過程を示すフローチャートである。
即ち、図6は、CDを購入しようとする客がCDショッ
プに来店(INPUT)してから、CDを購入する(O
UTPUT)するまでのステップを示す。先ず、客は、
店内を歩いてCDを探す(ステップB1)。気になるC
Dが見つかる(ステップB2)。その場合には、CDを
試聴機の場所へ持っていく(ステップB3)。
【0004】次に、そのCDが試聴可能か否か確認する
(ステップB4)。試聴可能な場合には、客は試聴し、
気に入る場合にはCDを購入し(ステップB5)、客は
満足したCD購入者となる。尚、試聴機を先客が使用中
の場合には、この先客の試聴が終了するまで待つことと
なる。一方、そのCDが試聴できない場合、即ちCDシ
ョップに用意している試聴機に客が試聴したいCDが入
っていない場合又は試聴機が使用中であり試聴する時間
的な余裕がない場合等には、欲しいCDであれば購入す
ることとなる(ステップB6)。このステップB6で購
入を決定した客の状態は、十分な満足度が得られず、購
入後に失望することもあり得る。
【0005】尚、当然のことながら、上述した各ステッ
プで、客の購買意欲がなくなった場合には、購入を断念
してCDショップを出ることになる。また、上述したス
テップB5およびB6において、CDの購入を断念した
場合および他にも購入したいCDがある場合には、上述
したステップB1へ戻り、再度CDを探して店内を歩き
回ることとなる。
【0006】また、CDに記録された音楽等の著作物の
利用に関する又は通信手段により伝送して利用する従来
技術は、例えば特開2000−163488号公報の
「デジタル著作物の利用監視方法、利用監視システム、
デジタル著作物記録装置およびデジタル著作物再生装
置」、特開2000−349726号公報の「音楽配信
システム用の携帯電話」、特開2001−231027
号公報の「音楽映像データの利用方法及び利用システ
ム、音楽映像参照用情報の提供方法及び情報提供者への
販売手数料の支払システム」、特開2001−2360
82号公報の「携帯電話・PHSによるインターネット
を活用したカラオケシステム」、特開平7−18283
7号公報の「記録媒体商品の試用サービスシステム」、
特開平10−232690号公報の「録音された音楽を
リスナーに試聴させる装置」および特開平11−168
464号公報の「ディジタル情報配信システム」等に開
示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のCD販
売システムでは、顧客はCD試聴機の場所でしかCDの
試聴ができない。即ち、CDの試聴場所が限定されてい
た。このため、1つのCDを試聴しながら他のCDを探
すことは不可能であった。また、CD試聴機で試聴でき
るのは、CDショップで選択してCD試聴機内に格納さ
れているCDのみに制限されている。従って、CDショ
ップ内に揃えている全てのCDを試聴することはできな
い。その結果、CDを購入後に初めて聴いて、満足でき
ない場合もある。更に、上述の如く、CD試聴機を先客
が使用中の場合には、試聴機が空くまで待たされ、時間
を浪費することとなった。気になるCDが見つかり試聴
したい場合でも、時間的な余裕がない場合には、そのC
Dを試聴することなく購入するか否かの決断をしなけれ
ばならなかった。従って、従来のCD販売システムは、
顧客満足度の点で不十分であった。
【0008】
【発明の目的】本発明は、従来技術の上述した課題に鑑
みなされたものであり、客が場所や時間に制限されるこ
となく、真に希望するCD等の記録媒体を購入すること
を可能にし、顧客満足度の高い記録媒体販売システムを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による記録媒体販売システムは、次のような
特徴的な構成を採用している。
【0010】(1)音声情報が格納された記録媒体ショ
ップ内に陳列された多数の記録媒体から顧客が希望する
記録媒体を選択してレジカウンタで販売する記録媒体販
売システムにおいて、顧客は、前記記録媒体ショップ内
で関心のある記録媒体を見つけたとき、該記録媒体のジ
ャケットに添付されたバーコード情報を読み込むバーコ
ードスキャナと、該バーコードスキャナで読み込まれた
前記バーコード情報および顧客情報データセンターへ送
信する店舗端末とを備え、前記データセンターから前記
顧客の携帯端末に前記記録媒体に関する情報を含む電子
メールを送信し、前記顧客は前記電子メールで試聴して
購入希望を返信することにより前記記録媒体ショップに
予約注文する記録媒体販売システム。
【0011】(2)前記記録媒体ショップは、前記顧客
に個人情報を含むIDカードを作成して提供する上記
(1)の記録媒体販売システム。
【0012】(3)前記バーコードスキャナは、前記顧
客が前記IDカードを前記記録媒体ショップのIDカー
ドリーダにて読み込んだ後に貸与される上記(1)又は
(2)の記録媒体販売システム。
【0013】(4)前記バーコードスキャナは、前記記
録媒体に添付されたバーコード情報の読取ボタンおよび
前記読み取ったバーコード情報を前記店舗端末に送信す
る送信ボタンを有する上記(1)、(2)又は(3)の
記録媒体販売システム。
【0014】(5)前記データセンターからの電子メー
ルを受信する前記顧客の携帯端末は、電子メール機能を
有する携帯電話である上記(1)の記録媒体販売システ
ム。
【0015】(6)前記IDカードには、顧客の電子メ
ールアドレスと共に好きな音楽ジャンルおよび好きなア
ーティスト名等の付帯情報を含み、前記店舗端末又は前
記データセンターから選択された記録媒体情報を送信可
能にする上記(2)の記録媒体販売システム。
【0016】(7)前記記録媒体はCDである上記
(1)乃至(6)のいずれかの記録媒体販売システム。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、一例として記録媒体をCD
とした本発明による記録媒体販売システムの好適実施形
態の構成および動作を、添付図面を参照して詳細に説明
する。尚、本明細書中、CDとは、デジタル的に音楽情
報を記録した記録媒体一般を意味するものとする。
【0018】先ず、図1は、本発明による記録媒体販売
システムの好適実施形態の全体システム構成図である。
この記録媒体販売システムは、ID(個人識別)カード
10、IDカードリーダ20、バーコードスキャナ3
0、CDショップ内に陳列された複数のCD40a〜4
0n、店舗端末50、データセンター60および携帯電
話70により構成される。
【0019】顧客は、CDショップ店内を、自分の持つ
IDカード10と交換に、CDショップから受け取った
(貸与された)バーコードスキャナ30を持ち、店内に
陳列されたCD40a〜40nから自分が希望するCD
を探す。関心のあるCD40が見つかれば、顧客は、そ
のCD(CDジャケット)40に添付されているバーコ
ードラベル41を、バーコードスキャナ30でスキャン
して読み取る。このバーコードラベル41の情報(CD
識別情報)は、無線通信110を介して店舗端末50に
送られる。
【0020】また、IDカード10よりIDカードリー
ダ20が読み取った個人識別情報も、通信ネットワーク
100を介して、店舗端末50に送られる。店舗端末5
0は、これらの送られてきた2つの情報(バーコード情
報と客の個人情報)を1つに統合し、通信ネットワーク
120を介してデータセンター60に送信する。データ
センター60は、送られてきた情報に基づき、顧客の携
帯電話70の電子メールに、客が選んだCD40の音楽
データを添付した電子メールを、通信ネットワーク13
0を介して送信する。
【0021】顧客は、自分の持つ携帯電話70で受信し
た電子メールの音楽データを再生することにより、何時
でも、何処でもCD40の試聴が可能である。顧客は、
このようにしてCD40を試聴した後に、CD40を購
入するか否か決断する。このCD40の購入を決める
と、携帯電話70で受信した電子メールを、通信ネット
ワーク130を介してデータセンター60に返信する。
その情報が、データセンター60から店舗端末50に通
信ネットワーク120を介して送られ、CD40の購入
予約ができる。CDショップ内では、店舗端末50がデ
ータセンター60からのCD購入予約情報を受信する
と、そのCD40をレジカウンタに用意しておき、客が
購入のために来店した際に販売する。
【0022】次に、図3に示す如く、顧客の持つIDカ
ード10は、顧客の個人情報が格納されているカードで
あり、顧客がCDショップで作る。IDカード10に
は、顧客の携帯電話の電子メールアドレス、好きな音楽
ジャンル、好きなアーティスト名等が格納されている。
また、必要に応じて個人名、住所、電話番号等も格納可
能である。IDカードリーダ20は、顧客の持つIDカ
ード10に格納されている個人情報を、読み込むことの
できる装置である。また、IDカードリーダ20は、店
舗端末50と通信ネットワーク100により接続されて
いる。IDカードリーダ20は、IDカード10より読
み取った情報を店舗端末50に送信する機能も備えてい
る。
【0023】図4に示す如く、バーコードスキャナ30
は、CDショップ店よりIDカード10と交換に貸与さ
れ、店内のCD40に添付されているバーコードラベル
41のバーコード情報(CD識別情報)を読み取ること
ができる装置である。このバーコードスキャナ30は、
本体31に読取ボタン32を持ち、この読取ボタン32
を押下することにより、バーコードデータ読取位置35
でバーコードラベル41をスキャン(走査)する。そし
て、読み取ったバーコード情報を内部メモリに保持可能
である。保持しているデータを消去する必要があれば、
取消ボタン33を押下することにより、保持しているバ
ーコード情報を消去できる。
【0024】また、バーコードスキャナ30は、店舗端
末50と無線通信110で接続されており、読み取った
バーコード情報を店舗端末50に送信する機能も備えて
いる。本体31に送信ボタン34を有し、この送信ボタ
ン34を押下することにより、内部に保持しているバー
コード情報を店舗端末50に送信する。バーコードスキ
ャナ30は、店舗端末50と無線通信110で接続され
ているので、バーコードスキャナ30は店内を自由に持
ち歩くことができる。
【0025】CD40a〜40nは、CDショップの店
内に商品として陳列された多数の音楽CDである。CD
40には、各CDを識別するためのバーコードラベル4
1が添付されている。尚、CD40は、各CDを識別で
きるバーコードラベルさえあればよいので、CDジャケ
ットだけでもよい(即ち、音楽が記録された記録媒体を
含まなくてもよい)。
【0026】店舗端末50は、情報処理装置であり、例
えばパーソナルコンピュータ(PC)又はワークステー
ション(WS)サーバ等である。店舗端末50は、ID
カードリーダ20から通信ネットワーク100を介して
送信されてくる顧客の個人情報(図3参照)を処理する
機能およびバーコードスキャナ30から無線通信110
を介して送信されてくるバーコード情報を処理する機能
も備えている。また、店舗端末50は、自らが受信した
顧客の個人情報と、バーコード情報(CD識別情報)を
統合し1つの情報として、通信ネットワーク120を介
してデータセンター60に送信する機能を備えている。
【0027】更に、店舗端末50は、データセンター6
0から送信されてくる情報を受信する機能も備えてい
る。データセンター60から送信されてくる情報は、顧
客が購入すると決めたCD40の情報であり、その購入
するCD40の情報を表示できる画面(ディスプレイ)
も備えている。データセンター60は、WSサーバ等の
情報処理装置から構成される。データセンター60は、
一般的に販売されている音楽CDに入っている曲の、音
楽データの一部又は全部をデータベース化して保有して
いる。データセンター60は、店舗端末50から通信ネ
ットワーク120を介して送信されてくる顧客の個人情
報およびバーコード情報(CD識別情報)を統合した情
報を受け取り、それを処理する機能を備えている。
【0028】データセンター60は、その情報に基づき
顧客が選択した音楽CD40の情報を、音楽データを添
付した電子メールの形式で、顧客の持つ携帯電話70
に、通信ネットワーク130を介して送信できる機能も
備えている。携帯電話70の表示画面(電子メール表示
画面)には、図5に示す如く、例えばアーティスト名、
CDタイトル、ジャンルおよび曲名(音楽ファイル)等
が表示される。また、データセンター60は、顧客が音
楽データを試聴後に、CDを購入する場合に送信されて
くる電子メールを受信可能である。その電子メールに基
づき顧客のCD購入予約情報を作成し、店舗端末50に
通信ネットワーク120を介して送信する機能も備えて
いる。
【0029】携帯電話70は、電子メール機能を有する
携帯電話である(又は電子メール機能を有する他の携帯
端末であってもよい)。携帯電話70は、図5に示す如
く、データセンター60から通信ネットワーク130を
介して送信されてくる電子メールを受信して表示画面に
表示する機能を備えている。更に、この携帯電話70
は、受信した電子メールに対する返信機能も備えてい
る。携帯電話70が受信した電子メールは、図5に示す
如く、音楽データが添付されているので、携帯電話70
は、その音楽データを再生して聴くことのできる再生機
能も備えている。
【0030】次に、図1〜図5を参照して、本発明によ
る記録媒体(例えば,CD)購入システムの動作を説明
する。図2は、CD購入システムの動作を示すフローチ
ャートである。CD40の購入を意図してCDショップ
に来た顧客(INPUT)は、先ずCDショップで作成
したIDカード10をIDカードリーダ(端末)20に
挿入する(ステップA1)。IDカード10に格納され
ている情報は、図3に示すとおりである。このIDカー
ド10に格納されている顧客の個人情報は、IDカード
リーダ20が読み取って、通信ネットワーク100を介
して店舗端末50に送られる。
【0031】次に、客は、そのIDカード10と交換に
店員から携帯型のバーコードスキャナ30を受け取る
(ステップA2)。顧客は、そのバーコードスキャナ3
0を持って店内に陳列されたCD40a〜40nを見て
回り、関心のあるCDを探す(ステップA3)。関心の
あるCD40を見つけると、CD40に添付されている
バーコードラベル41を、バーコードスキャナ30でス
キャンして読み取る(ステップA4)。バーコードスキ
ャナ30は、図4に示す如く、読取ボタン32を備えて
いる。CD40に添付されているバーコードラベル41
に、データ読取位置35を向け、読取ボタン32を押下
すれば、バーコード情報を読み取る。読み取ったバーコ
ード情報を消去するには、取消ボタン33を押下すれ
ば、バーコードスキャナ30が保持しているデータを消
去する。
【0032】次に、顧客は、バーコードスキャナ30で
読み取ったCD40に添付されたバーコードラベル41
のバーコード情報を、店舗端末50に送信する(ステッ
プA5)。送信は、図4に示すバーコードスキャナ30
の送信ボタン34を押下すればよい。このバーコード情
報(CD識別情報)およびIDカード10に格納されて
いる情報が、店舗端末50で統合され1つの情報とし
て、データセンター60へ送信される。これにより、デ
ータセンター60は、内部に所有する音楽データベース
から、顧客が選んだCD40の音楽データを抽出し、図
5に示す如き音楽データが添付された電子メールにし
て、通信ネットワーク130を介して顧客の携帯電話7
0に音楽データが届く(ステップA6)。
【0033】以下、顧客の状況により2通りに分かれ
る。顧客は、その後の時間に余裕があるなら、携帯電話
70に届けられた電子メールを開き、図5に示す如く、
添付されている音楽データを、その場で携帯電話70を
使用して再生し試聴する(ステップA7)。この場合
に、携帯電話70で試聴するので、顧客は店内を歩き回
って他のCDを探したり又は他の場所へ移動しても何ら
支障はない。もし、顧客がその場で試聴する時間的余裕
がないなら、携帯電話70に音楽データの添付された電
子メールを受信しているので、店を出て、時間的余裕の
できた適当な時に音楽データを携帯電話70で再生して
試聴可能である(ステップA8)。
【0034】上述したステップA7又はA8の何れを選
んでも、音楽データを携帯電話70で試聴し、そのCD
40が気に入って購入したいのであれば、図5に示す如
く、データセンター60から通信ネットワーク130を
介して送信されてきた電子メールに返信する(ステップ
A9)。この返信は、通信ネットワーク130、データ
センター60および通信ネットワーク120を通して店
舗端末50にCD購入予約情報が送信される。そこで、
CDショップは、レジカウンタに購入したいCD40を
用意する。その後、顧客は、都合の良い時にCDショッ
プのレジカウンタに行けば、CD40を購入できる(ス
テップA10)。
【0035】上述したステップでCD40を購入した客
の心理状態は、試聴を経ているので、大半が満足状態で
あることが期待できる(OUTPUT)。当然のことで
あるが、上述した各ステップにおいて顧客の購買意欲が
なくなった場合には、顧客はCDを購入することなく店
をでることになる。また、ステップA7において、関心
があり且つ試聴したCD40を購入しない場合や、他に
も購入したいCDがある場合には、ステップA3に戻
り、再び店内のCD40a〜40nを見て回ることとな
る。
【0036】尚、図3に示す如く、IDカード10に好
きな音楽ジャンルおよび好きなアーティストを登録して
おくと、その情報に基づき、定期的にデータセンター6
0から、図5に示す如き新着CD情報メールを顧客の携
帯電話70に送信可能である。これにより、CD40の
販売促進を行うことが可能である。
【0037】以上、本発明による記録媒体販売システム
の好適実施形態の構成および動作を詳述した。しかし、
斯かる実施形態は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら
本発明を限定するものではない。本発明の要旨を逸脱す
ることなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能で
あること、当業者には容易に理解できよう。例えば,記
録媒体としてはCDやMDに限らず他の任意の記録媒体
を用いることができることは勿論である。
【0038】
【効果の説明】以上の説明から理解される如く、本発明
の記録媒体販売システムによると、次の如き実用上の顕
著な効果が得られる。第1に、顧客がCD等の記録媒体
を試聴する場合に、時間的制約を受けないことである。
その理由は、顧客が関心を持った記録媒体(例えば,C
D)に添付されているバーコードラベルを、バーコード
リーダで読み取るだけで、自分の携帯電話に音楽データ
の添付された電子メールが送信されてくるので、その電
子メールを受信すれば、携帯電話を使用して何時でも記
録媒体(例えば,CD)を試聴できるからである。これ
により、記録媒体(例えば,CD)の試聴に時間的制約
がなくなり、時間的余裕がない顧客が記録媒体(例え
ば,CD)を試聴せずに購入するケースは減少する。
【0039】第2に、顧客が記録媒体(例えば,CD)
を試聴する場合に、場所の制約がなくなることである。
その理由は、第1の効果と同様で、顧客は音楽データの
添付された電子メールを受信すれば、その音楽データを
自分の携帯電話で再生するのみで記録媒体(例えば,C
D)の試聴ができるので、記録媒体(例えば,CD)試
聴機の場所を限定されることなく、また歩きながらでも
記録媒体(例えば,CD)の試聴が可能である。これに
より、関心のある記録媒体(例えば,CD)を試聴しな
がら、他の記録媒体(例えば,CD)を探す又は他の用
事をこなすことも可能である。
【0040】第3に、顧客が試聴可能な記録媒体(例え
ば,CD)が限定されなくなることである。その理由
は、これまで記録媒体(例えば,CD)ショップの記録
媒体(例えば,CD)試聴機に収納されている記録媒体
(例えば,CD)は、店側の選択により決められていた
が、データセンターは音楽データを大量に保有するの
で、記録媒体(例えば,CD)に添付されているバーコ
ードラベルをバーコードスキャナで読み込ませるのみ
で、その音楽データが携帯電話の電子メールに送信され
て、記録媒体(例えば,CD)を試聴できるからであ
る。これにより、客は、理論上、店にある全ての記録媒
体(例えば,CD)を試聴でき、記録媒体(例えば,C
D)を購入後に、その記録媒体(例えば,CD)を初め
て聴くことは減少する。
【0041】第4に、記録媒体(例えば,CD)試聴機
が使用中で記録媒体(例えば,CD)を試聴できない又
は待ち時間がなくなることである。その理由は、上述し
た第1および第2の効果と同様に、自分の携帯電話を試
聴機として使用し、電子メールで送信されてくる音楽デ
ータを試聴すればよいので、記録媒体(例えば,CD)
試聴機が使用中で待たされることはなくなるからであ
る。これにより、顧客が記録媒体(例えば,CD)を試
聴する際に、他の顧客の行動に左右されることはなくな
る。
【0042】第5に、記録媒体(例えば,CD)を購入
する際に、記録媒体(例えば,CD)を持ち歩かなくて
良いことである。その理由は、関心のある記録媒体(例
えば,CD)のバーコード情報を読み取り、携帯電話で
CD試聴後に、その音楽データが送信されてきた電子メ
ールに返信するだけで、記録媒体(例えば,CD)ショ
ップのレジカウンタに購入したいCDが用意されるから
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による記録媒体販売システムの好適実施
形態の全体を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示す記録媒体販売システムで、客がCD
購入する場合のフローチャートである。
【図3】客に発行されるIDカードの個人情報の1例を
示す図である。
【図4】図1中に示すバーコードリーダおよびCDに添
付されているバーコード情報を示す図である。
【図5】データセンターから携帯電話に送信される電子
メールの表示画面の1例を示す図である。
【図6】従来の記録媒体販売システムのフローチャート
である。
【符号の説明】
10 IDカード 20 IDカードリーダ 30 バーコードスキャナ 40a〜40n CD 41 バーコードラベル 50 店舗端末 60 データセンター 70 携帯電話

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】音声情報が格納された記録媒体ショップ内
    に陳列された多数の記録媒体から顧客が希望する記録媒
    体を選択してレジカウンタで販売する記録媒体販売シス
    テムにおいて、 顧客は、前記記録媒体ショップ内で関心のある記録媒体
    を見つけたとき、該記録媒体のジャケットに添付された
    バーコード情報を読み込むバーコードスキャナと、該バ
    ーコードスキャナで読み込まれた前記バーコード情報お
    よび顧客情報データセンターへ送信する店舗端末とを備
    え、前記データセンターから前記顧客の携帯端末に前記
    記録媒体に関する情報を含む電子メールを送信し、前記
    顧客は前記電子メールで試聴して購入希望を返信するこ
    とにより前記記録媒体ショップに予約注文することを特
    徴とする記録媒体販売システム。
  2. 【請求項2】前記記録媒体ショップは、前記顧客に個人
    情報を含むIDカードを作成して提供することを特徴と
    する請求項1に記載の記録媒体販売システム。
  3. 【請求項3】前記バーコードスキャナは、前記顧客が前
    記IDカードを前記記録媒体ショップのIDカードリー
    ダにて読み込んだ後に貸与されることを特徴とする請求
    項1又は2に記載の記録媒体販売システム。
  4. 【請求項4】前記バーコードスキャナは、前記記録媒体
    に添付されたバーコード情報の読取ボタンおよび前記読
    み取ったバーコード情報を前記店舗端末に送信する送信
    ボタンを有することを特徴とする請求項1、2又は3に
    記載の記録媒体販売システム。
  5. 【請求項5】前記データセンターからの電子メールを受
    信する前記顧客の携帯端末は、電子メール機能を有する
    携帯電話であることを特徴とする請求項1に記載の記録
    媒体販売システム。
  6. 【請求項6】前記IDカードには、顧客の電子メールア
    ドレスと共に好きな音楽ジャンルおよび好きなアーティ
    スト名等の付帯情報を含み、前記店舗端末又は前記デー
    タセンターから選択された記録媒体情報を送信可能にす
    ることを特徴とする請求項2に記載の記録媒体販売シス
    テム。
  7. 【請求項7】前記記録媒体はCDであることを特徴とす
    る請求項1乃至6のいずれかに記載の記録媒体販売シス
    テム。
JP2001396326A 2001-12-27 2001-12-27 記録媒体販売システム Pending JP2003196363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396326A JP2003196363A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 記録媒体販売システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001396326A JP2003196363A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 記録媒体販売システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003196363A true JP2003196363A (ja) 2003-07-11

Family

ID=27602452

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001396326A Pending JP2003196363A (ja) 2001-12-27 2001-12-27 記録媒体販売システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003196363A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292927A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Daiichikosho Co Ltd 音楽販売店において客の携帯情報端末を利用した試聴サービスを提供する方法、システム、試聴プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007292927A (ja) * 2006-04-24 2007-11-08 Daiichikosho Co Ltd 音楽販売店において客の携帯情報端末を利用した試聴サービスを提供する方法、システム、試聴プログラム
JP4584180B2 (ja) * 2006-04-24 2010-11-17 株式会社第一興商 音楽販売店において客の携帯情報端末を利用した試聴サービスを提供する方法、システム、試聴プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101055758B (zh) 存储设备
US8484087B2 (en) Systems and methods for the selection and purchase of digital assets
US10101959B2 (en) Systems and methods for the identification and/or distribuition of music and other forms of useful information
US7050790B2 (en) Information retrieval system
RU2573777C2 (ru) Устройство управления содержимым
US20100121741A1 (en) Audio sampling and acquisition system
KR100912565B1 (ko) 통신 장치, 통신 시스템, 통신 방법 및 기록 매체
WO2002091267A1 (en) Method and system for distributing intelligent content
JP2003196363A (ja) 記録媒体販売システム
US20020004756A1 (en) Direct electronic purchase of online information
KR20010018364A (ko) 주문형 멀티미디어 컨텐츠를 기록한 기록매체 제작 방법 및 그유통방법
JP2002007750A (ja) 商品販売システム
JP2004133625A (ja) 情報提供システム及び方法等
JP2002049377A (ja) 視聴コンテンツ再生装置及び視聴コンテンツ配信システム
JP2002328684A (ja) マルチメディアコンテンツ販売装置および販売方法
JP2004199590A (ja) コンテンツ管理システム、コンテンツ管理サーバ、コンテンツ管理方法、及び、コンピュータプログラム
JP2006259907A (ja) 音楽コンテンツ販売方法、システム、配信装置、配信事業者装置、端末、プログラム、及び記録媒体
JP2005134730A (ja) 着信メロディ配信システム、オリジナル楽曲アルバム製作装置、オリジナル楽曲アルバム製作プログラムおよびオリジナル楽曲アルバム製作方法
JP2003006494A (ja) 試聴システム及び販売方法
JP2004078916A (ja) 記録媒体商品の試用サービスシステム
JP2002297155A (ja) 電子記録媒体およびこれを用いた曲配信方法
JP2006235902A (ja) コンテンツ商品販売装置
JP2003005757A (ja) 試聴システム及び販売方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050328

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060615

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060629

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060728

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080129