JP2003193366A - 絹の加工方法 - Google Patents

絹の加工方法

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JP2003193366A
JP2003193366A JP2001390044A JP2001390044A JP2003193366A JP 2003193366 A JP2003193366 A JP 2003193366A JP 2001390044 A JP2001390044 A JP 2001390044A JP 2001390044 A JP2001390044 A JP 2001390044A JP 2003193366 A JP2003193366 A JP 2003193366A
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washing
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Soichiro Goto
総一郎 後藤
Tsukumo Horigome
九十九 堀米
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HAKATA YUSHUTSU KINUORI KK
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HAKATA YUSHUTSU KINUORI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 絹特有の長所である通気性、保温性、帯電防
止性、感触などを保持しながら、摩擦耐久性、弾力性、
染色堅牢度、抗菌性および繊維表面の光沢維持などを大
幅に改善する。 【解決手段】 柿渋の成分であるタンニン酸類と絹の構
成成分であるたんぱく質との反応による絹製品の改質を
図った。すなわち、絹の製造工程において、精練、水
洗、染色、水洗及び乾燥した生糸、またはその生糸で織
られた絹製品を柿渋の水溶液に浸漬することにより改質
処理を行い、水洗、酢酸等による染料の定着処理を行
い、乾燥する工程、または、精練、水洗及び乾燥した生
糸、またはその生糸で織られた絹製品を柿渋の水溶液に
浸漬することにより改質処理を行い、水洗、乾燥、染
色、水洗及び酢酸等による染料の定着処理を行い、乾燥
する工程とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生糸または生糸で
織られた絹製品の品質を改善する加工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】古来から、絹製品は木綿、麻などの天然
繊維と共に日常の生活に使われてきた。天然繊維の中で
も、絹はその光沢による高級感、通気性、保温性、肌触
りの良さ、帯電性が小さいなどの利点から、高級靴下、
高級ストッキング、スカーフ、シャツ、下着などに使用
されてきた。
【0003】特に、1920年頃までは、ストッキング
といえば絹製であったが、原料である繭を大量に生産す
るためには生物である蚕を飼育し、蚕の餌である桑を栽
培するなどの手間がかかり、生産性が悪いという問題が
あった。さらに、養蚕の地域、蚕から繭ができる季節な
どが限られている。これらの理由により、絹製品は高級
品で、高価であった。
【0004】このような絹製品に対抗するために、絹糸
に代わるものとして、光沢が絹に似たレーヨン(人絹)
が1920年代から海外で大量生産されるようになり、
その価格の点から、絹製品を席巻するに至った。その生
糸代替繊維であるレーヨン(人絹)を嚆矢として、天然
繊維は次第に合成繊維に切り替わってきた。
【0005】特に、ナイロン(商標)、テトロン(商
標)、ビニロンなどが開発されるに及んで、その機能性
向上もあり、通気、吸汗性のよい木綿製の衣類、保温性
のよい羊毛製品及び高級品志向の麻、絹製品以外の天然
繊維商品は市場から姿を消してきた。現在、ナイロン、
テトロン、ビニロンなどの合成繊維はそれぞれの特性を
生かして世界中で最も多く使用されている。その特性は
耐磨耗性、機械的強度、耐化学薬品性などの物性に優れ
ている他、大量生産可能という点である。
【0006】一方、天然繊維の中で、従来、絹繊維の加
工工程においては、染色効果促進の目的で、五倍子を精
製して得られるタンニン酸を用いたり、酸性染料等の化
学染色法があるが、前者はその製品の摩擦耐久性が低
く、洗濯等により容易に繊維表面が劣化し、光沢、毛羽
立ち等の品質低下をきたしていたし、後者は、染色法が
複雑でコストが高い難点があった。
【0007】このような欠点と価格などの面から一部高
級品の用途を残して絹製品市場は衰退してきた。しか
し、合成繊維が天然繊維に比べて全ての面で優れている
わけではない。合成繊維は、一般に、通気性が悪い、保
温性が低い、帯電性がある。またそれによるアトピー性
皮膚炎などの原因になりやすいなどの弱点がある。
【0008】とりわけ、婦人用のパンティストッキング
や、紳士用の靴下では、ナイロン製が主流であり、耐久
性に優れ、安価で提供されているものの、通気性が悪い
という欠点がある。このため、長時間着用していると人
体の局部が雑菌や水虫の温床になりかねず、健康の点で
問題となることが指摘されている。また、ナイロン製の
パンティストッキングの場合、衣服との摩擦で静電気が
生じやすく、放電時の衝撃が嫌われている。
【0009】ここで、人類の長い歴史、文化の中で共存
してきた天然繊維が、合成繊維万能と言われてきた中
で、人間に優しい素材として見直されている。
【0010】従来の絹製品の精練以降の製造工程はおよ
そ次の通りである。 精練 製造した生糸を、精練する。 水洗い→染色 精練後、水洗いし、草木染めや化学染料で染色する。 酢酸等の仕上げ→乾燥 色を定着させるために酢酸溶液中に漬け、乾燥させる。 これらの工程により製造された生糸を素材として、織物
を作ることにより、高級感のある多様な製品ができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、絹製品は、繊
維の織り方を工夫しても、摩擦耐久性は低く、ストッキ
ングや靴下の場合、使用回数5〜10回で繊維が損耗
し、身につけてもダレやすいなど弾力性に乏しく、色が
褪せやすいなど染色堅牢度も悪く、洗濯による表面光沢
の欠如による品質低下などが弱点として存在する。
【0012】さらに、天然繊維の中でも、特に絹におい
ては、価格が高い割合に強度が弱く、本質的に弾力がな
い、抗菌性がない、洗濯により繊維表面の光沢がなくな
るなどの弱点がある。
【0013】そこで本発明が解決しようとする課題は、
絹特有の長所である通気性、保温性、帯電防止性、感触
などを保持しながら、摩擦耐久性、弾力性、染色堅牢
度、抗菌性および繊維表面の光沢維持などを大幅に改善
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の絹の加工方法は、精練、水洗、染色、水洗
及び乾燥した生糸、またはその生糸で織られた絹製品を
柿渋の水溶液に浸漬することにより改質処理を行い、水
洗、酢酸等による染料の定着処理を行い、乾燥する工
程、または、精練、水洗及び乾燥した生糸、またはその
生糸で織られた絹製品を柿渋の水溶液に浸漬することに
より改質処理を行い、水洗、乾燥、染色、水洗及び酢酸
等による染料の定着処理を行い、乾燥する工程とした。
【0015】柿渋の水溶液の濃度は、1〜100%につ
いて強度と着用感を試験した結果、3〜45%、望まし
くは5〜40%が好適であることが判明した。柿渋の水
溶液の温度は、常温から水の沸点以下、望ましくは常温
〜60℃が好適である。ここで、常温とは、環境温度に
対して特に冷やしたり熱したりしない温度であり、平均
的には15℃である。柿渋の水溶液への浸漬時間は、3
〜60分、好ましくは5〜30分とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明の特徴は、柿渋の成分であるタンニ
ン酸類と絹の構成成分であるたんぱく質との反応による
絹糸の改質法である。その反応条件と絹の特性とは密接
な関係があり、その適正反応条件の下に本発明は成し遂
げられたものである。
【0017】生糸処理工程は、生糸→精練→水洗→染色
→水洗→乾燥→柿渋による改質処理→水洗→酢酸等によ
る染料の定着処理→乾燥、または生糸→精練→水洗→乾
燥→柿渋による改質処理→水洗→乾燥→染色→水洗→酢
酸等による染料の定着処理→乾燥からなるが、本発明で
の特徴は柿渋による改質にある。
【0018】・柿渋 タンニン酸類が出やすいように、渋柿を砕いたのでも、
またそれを熟成したものでもよい。または濃度さえ制御
できれば、タンニン酸類そのものでもよい。本明細書に
おいて、「柿渋」には、タンニン酸類をも含むものとす
る。 ・浸漬溶液濃度 柿渋の水溶液中の原液の濃度は3〜45%まで許容され
るが、望ましいのは5〜40%の濃度範囲である。3%
未満であると、改質効果のうち摩擦耐久性、弾力性が十
分得られず、45%を超えると絹特有のしなやかさ、光
沢などが柿渋成分により失われる。 ・浸漬温度 絹繊維の浸漬温度は常温〜水の沸点以下であればよい
が、作業性、コストなどを考慮すれば、理想的には常温
〜60℃が望ましい。 ・浸漬時間 溶液濃度と浸漬温度により変わるが、作業の生産性を考
慮すれば、3分〜60分、望ましいのは5〜30分であ
る。3分未満であると柿渋のタンニン酸と絹のたんぱく
質との化学反応が十分に行われず、30分程度で化学反
応は十分進行しているので、60分を超えても時間の無
駄となる。
【0019】本発明の作用について説明すると、従来法
の五倍子を精製して得られるタンニン酸処理による絹繊
維の処理法の目的は、染色効果促進であったが、摩擦耐
久性など絹本来の弱点を補うことはできなかった。これ
に対して本発明は柿渋を使用し、浸漬濃度、浸漬温度、
浸漬時間を適正に制御することにより、絹繊維の構成成
分であるたんぱく質の改質を化学反応により行い、絹特
有のしなやかさ、腰感、絹鳴りなどを保持し、コストを
抑えながら、従来法では得られなかった摩擦耐久性を2
〜3倍と大幅に向上させ、収縮力の強い弾力性を付与
し、洗濯後の光沢保持および抗菌性を持たせたものであ
る。
【0020】本発明は、驚くべきことに、従来改善でき
ないと思われた上記絹の弱点、つまり、摩擦耐久性、弾
力性、洗濯による洗浄堅牢度の欠如解消などの大幅な改
善を実現したばかりでなく、従来の加工工程では達成で
きなかった、洗濯後の絹特有のしなやかさ、腰感、絹鳴
りなどの保持が可能となり、さらに、水虫、アトピー性
皮膚炎にも効果的な抗菌性も付与される。
【0021】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。絹
製品(靴下)および染色、乾燥後の生糸を、柿渋の水溶
液A,B,Cに浸漬させた。比較例Dとして、柿渋によ
り改質処理を行わない従来法の生糸を用いた。
【0022】1.摩擦試験 試験法は、摩擦試験機II型を用い、サンドペーパー80
0CW、2.5×23cm、3枚を使用し、荷重200
gを掛け、絹製品(靴下)が破断するまでの回数の3回
平均を採った。
【0023】2.着用試験 任意に抽出した20名の成人男性に対し、実施例A,
B,C及び比較例Dの絹製品の着用試験を実施した。1
日8時間着用し、破れるまでの耐用回数を調べ、また弾
力性、着用感について回答を求めた。その結果を表1に
示す。
【0024】
【表1】
【0025】以上の試験結果より、柿渋の水溶液濃度は
5〜40%が適していることが見いだされた。
【0026】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば次の効
果を奏する。
【0027】1.物性の向上 (1)摩擦耐久性を従来法より、2〜3倍に向上させる
ことができた。 (2)染色堅牢度も従来法より2度から3度向上でき
た。 (3)従来法で見かけられた、毛羽立ちにより絹製品の
表面が白く見える現象が防止できた。 (4)洗濯(クリーニング)による品質劣化の防止(従
来法では染色堅牢度が低下する)を図ることができた。 (5)繊維の弾力性を付与できた(従来法ではダレ
る)。 (6)絹鳴りが増し、従来法では3級品が1級品とな
る。
【0028】2.感触の向上 (1)光沢等は失わずに、すべりが従来法より少ない。 (2)絹の特性である光沢と艶が従来法より出る。 (3)風合いが従来法より良い。 (4)衣類の場合、履き心地、着心地が従来法より良
く、爽快感を覚える。
【0029】3.機能性付加 (1)従来法のものにない抗菌性が付与される。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精練、水洗、染色、水洗及び乾燥した生
    糸、またはその生糸で織られた絹製品を柿渋の水溶液に
    浸漬することにより改質処理を行い、水洗、酢酸等によ
    る染料の定着処理を行い、乾燥することを特徴とする絹
    の加工方法。
  2. 【請求項2】 精練、水洗及び乾燥した生糸、またはそ
    の生糸で織られた絹製品を柿渋の水溶液に浸漬すること
    により改質処理を行い、水洗、乾燥、染色、水洗及び酢
    酸等による染料の定着処理を行い、乾燥することを特徴
    とする絹の加工方法。
  3. 【請求項3】 柿渋の水溶液の濃度を3〜45%、好ま
    しくは5〜40%とした請求項1または2に記載の絹の
    加工方法。
  4. 【請求項4】 柿渋の水溶液の温度を常温から水の沸点
    以下、好ましくは常温〜60℃とした請求項1から3の
    いずれかの項に記載の絹の加工方法。
  5. 【請求項5】 柿渋の水溶液への浸漬時間を3〜60
    分、好ましくは5〜30分とした請求項1から4のいず
    れかの項に記載の絹の加工方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011012379A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Soo Man Choi 柿染色布を利用した染色方法
KR101072126B1 (ko) 2009-10-26 2011-10-10 김부연 매실식초가 함유된 감염색 조성물 및 이를 사용하여 직물을 염색하는 방법
CN103225217A (zh) * 2013-04-28 2013-07-31 佛山市名洲纺织有限公司 一种蚕丝纤维针织物获得荧光色的染色方法

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